JP2006204567A - 遊技設備機器監視システム - Google Patents

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JP2006204567A JP2005020776A JP2005020776A JP2006204567A JP 2006204567 A JP2006204567 A JP 2006204567A JP 2005020776 A JP2005020776 A JP 2005020776A JP 2005020776 A JP2005020776 A JP 2005020776A JP 2006204567 A JP2006204567 A JP 2006204567A
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Toshiyuki Aoki
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Kozo Handa
幸三 半田
Nobuyuki Fujisawa
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Abstract

【課題】遊技店に設置された各遊技設備機器の稼動状況や異常状況を統括的に把握して管理することのできる遊技設備機器監視システムを提供する。
【解決手段】各遊技店の店舗側装置20は店内の各種遊技設備機器からその稼動状況や異常状況などを表わす状態情報を収集し、これらの情報を遠隔監視装置40やサービスマン3が携帯する携帯端末12のウェブブラウザから閲覧可能に公開する。また、収集した状態情報に基づいて各遊技設備機器で障害が発生しているか否かを判定し、その障害レベルが所定の通報レベルに達する場合に、電子メールなどで携帯端末12に障害発生を自動通報する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技店に設置された各種の遊技設備機器の稼動状況や異常状況を監視する遊技設備機器監視システムに係わり、特に、遠隔のサービスセンタなどからの異常対処や機器管理を支援するための技術に関する。
パチンコ店などの遊技店には、各遊技機から排出された遊技球を回収し研磨して再び各遊技機に供給して循環させるための設備や、景品球を計数する設備などの各種遊技設備機器が設置されている。
従来は、これら遊技設備機器で発生した異常は遊技機島の上部に設置された警報ランプなどで店員に報知され、異常の発生を知った店員は、島端の表示部などに表示されたエラーコードを頼りに異常内容を判断して対処していた。また、いろいろ対処を試みても店員では復旧できないときに初めてサービスセンタへ連絡するのが常であった。
しかしながら、このような方法では、警報ランプの監視やエラーコードによる異常内容の判断などに関する店員の負担が大きく、遊技設備機器の異常に対する適切かつ迅速な対応が難しい。そこで、各遊技設備機器での異常発生を検知し、異常の発生およびその詳細内容を各店員が携帯する携帯端末に通報するようにした遊技関連装置管理システムが提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2004−65501号公報
上記のシステムでは、異常の発生を各店員の携帯端末にその都度単発的に通報するだけなので、どの異常がどの程度の頻度で発生しているかなどを統括的に管理することができなかった。
また、上記のシステムでは異常発生を遊技店内の各店員に通報するだけなので、店員では対処できない場合のサービスセンタへの連絡は、従来同様に店員自身で行なわなければならない。しかし、サービスセンタに連絡すべきか否かを様々な異常に対して的確かつ迅速に店員が判断することは難しい。このため、サービスセンタに連絡する前の店員による初期対処が事態をかえって悪化させたりサービスセンタへの連絡を遅らせたりする要因になる。そして、最終的に店員の手に負えなかった場合には、遊技者に多大な迷惑をかけると共に、遊技者から見た遊技店への信頼や遊技店から見た遊技設備機器メーカへの信頼を失墜させることになる。
仮に、上記のシステムにおける通報先をサービスマンの携帯端末に置き換えれば、サービスマンへの迅速な連絡は確保される。しかし、すべての異常発生をサービスマンに自動的に通報すると、店員でも対処可能な簡単な異常の場合にもサービスマンが出動することになって無駄が発生する。さらに、このシステムでは複数のサービスマンに同時通報されるが、その後の対処状況については携帯端末から確認できないので、異常発生の通報を受けた複数のサービスマンが重複して現場に出動してしまい、時間と労力に多大な無駄が生じてしまう。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、遊技店に設置された各遊技設備機器の稼動状況や異常状況を統括的に把握して管理することのできる遊技設備機器監視システムを提供することを目的としている。
また、本発明は、無駄なサービスマンの出動を排除しつつ、遊技設備機器の異常発生に対する迅速かつ的確な対処を可能にする遊技設備機器監視システムを提供することを目的としている。
請求項1に係わる発明は、遊技店に設置された各種の遊技設備機器(61、62、66、68など)からその稼動状況や異常状況などを表わす状態情報を収集し、これらの状態情報をウェブブラウザから閲覧可能に公開する
ことを特徴とする遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、遊技店に設置された各遊技設備機器(61、62、66、68など)の状態をウェブブラウザから閲覧可能になる。たとえば、各遊技設備機器(61、62、66、68など)から状態情報を収集し、これをウェブブラウザから閲覧可能なHTML(HyperText Markup Language)形式のファイルに変換し、このファイルをウェブサーバやその機能を有する端末装置などでウェブ上に公開する。遊技設備機器(61、62、66、68など)には、遊技機島(60)内で各遊技機から排出された遊技球を回収・研磨し再び各遊技機に供給して循環させるための設備や遊技機島(60)同士の間で遊技球を転送するための設備、景品球を回収して計数する景品球計数機、遊技機、遊技球貸出装置などを含めることができる。
請求項2に係わる発明は、特定者のみが閲覧可能に公開する
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、遊技店に設置された各遊技設備機器(61、62、66、68など)の状態をサービスマンなどの特定者のみが閲覧可能に公開する。閲覧を特定者に制限する方法は、たとえば、IDとパスワードによる認証などがある。
請求項3に係わる発明は、遊技機島(60)に備えられた遊技設備機器(61、62、66、68など)に係わる状態情報を遊技機島(60)別に収集する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、遊技設備機器(61、62、66、68など)の状態情報が遊技機島(60)別に収集される。遊技機島(60)に備えられた遊技設備機器(61、62、66、68など)には、たとえば、遊技球を島の下部から上部へ揚送する揚送装置(63)、遊技球を貯留する貯留タンクや遊技機(61)から排出された遊技球を回収して揚送装置(63)へ搬送する搬送装置(62)などがある。収集した情報を遊技機島(60)別に分類して閲覧可能にするとよい。
請求項4に係わる発明は、前記状態情報を、項目や機種、障害レベルなどを基準に分類し、分類別に状態情報を閲覧可能にした
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、状態情報を分類別に閲覧することができ、閲覧を希望する分類の情報を選択的に表示することが可能になる。
請求項5に係わる発明は、収集した状態情報に基づいて各遊技設備機器(61、62、66、68など)で障害が発生しているか否かを判定し、障害が発生しているときはその障害の発生を特定者に通報する
ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、各遊技設備機器(61、62、66、68など)での障害発生が特定者に自動的に通報される。通報の方法は、特定者の携帯端末への電子メールの送信のほか携帯端末への特定信号の送信や音声メッセージの自動電話発呼など各種の方法を利用することができる。
請求項6に係わる発明は、収集した状態情報に基づいて各遊技設備機器(61、62、66、68など)で障害が発生しているか否かを判定し、障害が発生しているときはその障害レベルが所定の通報レベルに達しているか否かを判定し、達している場合にその障害の発生を特定者に通報する
ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、各種障害のうち所定の障害レベルに達する障害の発生がサービスマンなどの特定者に通報される。店員で対処可能な簡単な障害を通報対象から除外することが可能になる。
請求項7に係わる発明は、収集した状態情報に基づいて各遊技設備機器(61、62、66、68など)で障害が発生しているか否かを判定し、障害が発生しているときは、所定時間が経過するまでにその障害が復旧するか否かを監視し、復旧しない場合に、その障害の発生を特定者に通報する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、障害発生から所定時間が経過してもその障害が復旧しない場合に通報が行なわれる。障害に対処する猶予時間を店員に与えると共に、店員の対処が円滑に進まない場合には自動で通報が行なわれる。
請求項8に係わる発明は、収集した状態情報に基づいて各遊技設備機器(61、62、66、68など)で障害が発生しているか否かを判定し、障害が発生しているときはその障害レベルが所定の通報レベルに達しているか否かを判定し、達していない場合は、所定時間が経過するまでにその障害が復旧するか否かを監視し、復旧しない場合に、その障害の発生を特定者に通報する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、各種障害のうち所定の障害レベルに達していない障害の発生については、障害発生から所定時間が経過してもその障害が復旧しない場合に通報が行なわれる。軽度の障害については即座に特定者に通報せず、店員がその障害に対処するための猶予時間を与える。また、店員の対処が円滑に進まず所定時間内にその障害が復旧しない場合には自動で通報が行なわれる。
請求項9に係わる発明は、前記所定時間を障害毎に設定し得る
ことを特徴とする請求項7または8に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、障害の発生が特定者に通報されるまでの猶予時間を障害毎に設定することができる。この設定を、特定者の携帯端末やサービスセンサの端末装置から可能に構成するとよい。
請求項10に係わる発明は、前記通報に対する確認を受け付けると共に、通報に対する確認状況をウェブブラウザから閲覧可能に公開する
ことを特徴とする請求項5、6、7、8または9に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、通報に対する確認状況がウェブブラウザから閲覧可能に公開される。通報の確認は、ウェブページを通じて受け付けてもよいし、電子メール、電話での音声応答やダイヤルトーン入力などで受け付けてもよく、受け付け方法は問わない。さらに、通報に対する確認を誰から、いつ受けたかなどについても公開するとよい。
請求項11に係わる発明は、前記通報に対する確認を受け付けると共に、通報から所定時間が経過しても前記確認を受けていない場合に再通報する
ことを特徴とする請求項5、6、7、8、9または10に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、通報に対する確認がない場合は、所定時間の経過後に再通報される。通報時に通報先の特定者が電波の届かない場所にいたような場合にも、再通報により通報の確実性が確保される。再通報までの所定時間を外部端末(12、40)から設定変更可能にするとよい。
請求項12に係わる発明は、各障害の障害レベルおよびまたは前記通報レベルを外部端末(12、40)から設定可能にした
ことを特徴とする請求項6、7、8、9、10または11に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、障害発生を通報するか否かの判断基準となる通報条件を外部端末(12、40)から設定することができる。障害レベルの設定変更により個々の障害について通報すべきか否かの判断基準の変更が可能になる。また、通報レベルの設定変更により通報すべきか否かの判断基準をすべての障害を対象に全体的に変更することが可能になる。
請求項13に係わる発明は、複数の障害を組み合わせた複合障害を設定でき、かつその複合障害に対する障害レベルを設定し得る
ことを特徴とする請求項6、7、8、9、10、11または12に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、複数の障害を組み合わせた複合障害を設定して、その複合障害に対して障害レベルを設定することができる。個々の障害は障害レベル(営業への影響度)の低いものであっても、それらが重なると重大な障害になる場合があるので、複合障害を設定しておくことで、そのような場合への適切な対処が可能になる。
請求項14に係わる発明は、前記通報は、特定者への電子メールの送信で行なう
ことを特徴とする請求項5、6、7、8、9、10、11、12または13に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、電子メールで特定者への通報が行なわれる。特に、特定者の携帯電話のメールアドレスを通報先にすれば、外出中の特定者に対する迅速な通知が可能になる。
請求項15に係わる発明は、各遊技店に設置された遊技設備機器監視システムからネットワークを通じて状態情報を収集する遠隔監視装置(40)を有する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13または14に記載の遊技設備機器監視システムである。
上記発明によれば、遠隔監視装置(40)は、各遊技店における遊技設備機器(61、62、66、68など)の状態情報をそれぞれの遊技店に設置された遊技設備機器監視システムの端末装置(23)などから収集する。状態情報の収集方法は、各遊技店に設置した遊技設備機器監視システムの端末装置(23)が公開するウェブページへのアクセスでも、FTP(File Transfer Protocol)転送など、公衆回線を通じた通信でもよく、要するに遠隔から通信を利用して収集する方法であればよい。遠隔監視装置(40)は、たとえば、メーカの拠点やサービスセンタに設置される。また、収集した状態情報を分析して各種の統計データや有用な情報を生成する機能を持たせるとよい。
本発明に係わる遊技設備機器監視システムによれば、遊技店に設置された各種の遊技設備機器からその稼動状況や異常状況などを表わす状態情報を収集し、これらの状態情報をウェブブラウザから閲覧可能に公開するので、遊技店に設置された遊技設備機器の稼動状況や異常状況を、ウェブ環境さえあれば、如何なる場所からでも、また如何なるときでも把握することができ、遠隔からの管理を円滑に行なうことが可能になる。
また、特定者のみが閲覧可能にしたものでは、不特定のものに遊技店の稼動状況などを知られる虞がない。
また、各遊技店に設置された遊技設備機器監視システムから状態情報を遠隔監視装置が収集するようにしたものでは、複数の遊技店に係わる状態情報を遠隔監視装置で集中管理することができ、さらに収集した状態情報を解析して有用な情報を生成したり、異常の対処や異常の発生防止に役立てたりすることができる。
遊技設備機器の状態情報を遊技機島別に収集するものでは、収集した情報を遊技機島別に分類して管理したり閲覧可能にしたりすることができる。また、状態情報を、項目や機種、障害レベルなどを基準に分類して閲覧し得るものでは、閲覧を希望する分類の情報を選択的に表示させることが可能になり、携帯端末などの小さな表示画面でも目的の情報を円滑に表示することができると共に、通信時間の節約にも貢献する。
また、障害の発生を特定者に通報するようにしたので、ウェブブラウザを閲覧するまでもなく、障害発生がサービスマンなどの特定者に迅速に通知される。
また、発生した障害の障害レベルを判定し、所定の障害レベルに達する場合にサービスマンなどの特定者に障害発生を通報するものでは、店員で対処可能な簡単な障害を通報対象から除外して、特定者の無駄な出動を防止することができる。また、所定の障害レベルに達する場合は障害発生が自動通報されるので、店員の手に負えない障害が発生しているのにサービスマンがいつまでも来ないなどのトラブル発生が防止され、過不足のない適切な出動が可能になる。
障害発生から所定時間が経過してもその障害が復旧しない場合に通報を行なうようにしたものでは、店員がその障害に対処するための猶予時間を与えると共に、所定時間内に復旧できない場合には特定者への通報が自動的に行なわれるので、店員の誤判断で通報が過度に遅延することもない。上記の所定時間を外部端末から設定変更できるようにしたものでは、その遊技店の店員の異常対処に対する経験や技量レベルに応じた適切な猶予時間を外部のサービスセンタなどから設定することができる。
通報に対する確認を受け付け、この確認状況をウェブブラウザから閲覧可能にしたものでは、発生した障害に対して既に誰かが対応しているか否かをウェブ環境さえあれば何時でも何処からでも確認できるので、複数のサービスマンが重複して出向くような無駄の発生を防止できる。
通報から所定時間が経過しても確認がない場合に再通報するものでは、移動中で通報を受信できなかった場合や受信に気づかなかった場合などに再通報されるので、不測の通報漏れがなくなる。
各障害の障害レベルおよびまたは通報レベルを外部端末から設定可能にしたものでは、通報するか否かの判断基準を各遊技店の店員の経験や技量レベルの向上に応じて適宜変更することができ、その店の現時点でのレベルに応じた適切な保守サービスを提供することが可能になる。
複数の障害を組み合わせた複合障害を設定し、その複合障害に個別の障害レベルを設定できるものでは、単体では問題のない軽度の障害が複数集まって重度の障害となるような場合にも適切な対応が可能になる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係わる遊技設備機器監視システム10の全体構成を示している。遊技設備機器監視システム10は、パチンコ店などの遊技店2に設置される各種遊技設備機器の製造メーカや販売会社が、各遊技店2に納めた遊技設備機器の稼動状況や異常状況を監視したり、発生した異常に対して迅速かつ適切な対応を可能にするための支援機能を果たす。
遊技設備機器監視システム10は、各遊技店2に設置される店舗側装置20と、製造メーカの営業所やフィールド情報収集センタなどに設置される遠隔監視装置40と、営業所のサービスマン3などが携帯する携帯端末12などで構成される。店舗側装置20および遠隔監視装置40はそれぞれ広域ネットワークであるインターネット5に接続されている。携帯端末12は、図示省略の無線基地局を介してインターネット5に接続される。
店舗側装置20は、遊技店2に設置されている各遊技設備機器からその稼動状況や異常状況を表わした状態情報を収集し、これをサービスマン3の所持する携帯端末12や営業所に設置した遠隔監視装置40のウェブブラウザから閲覧可能にインターネット5上に公開する機能を備えている。また、異常の発生をサービスマン3などの特定者の携帯端末12に通報する機能を備えている。
携帯端末12は、無線通信でインターネット5と接続する機能、ウェブページの閲覧機能、店舗側装置20からの通報を受信する機能を備えている。携帯端末12には、たとえば、汎用の携帯電話を利用することができる。遠隔監視装置40は、各遊技店2の店舗側装置20が公開する情報を閲覧して収集したり、遊技店2の店舗側装置20に対して遠隔から各種の設定をしたりする機能を有する装置である。
図2は、遊技設備機器監視システム10が監視対象とする各種遊技設備機器を備えた遊技機島60の内部構造の一例を示している。遊技機島60は、パチンコ機などの遊技機61を複数並設して収容しており、これらの遊技機61で遊技に供する遊技球を遊技機島60の中で循環させて繰り返し使用するように構成されている。詳細には、各遊技機61から排出された遊技球を遊技機島60の下部に配置した回収コンベア62で回収し、これを遊技機島60の中央に立設された揚送装置63へ搬送する。揚送装置63は、搬送されてきた遊技球を研磨しながら遊技機島60の上部貯留タンク64へ揚送し、研磨後の遊技球は上部貯留タンク64から補給樋65を通じて各遊技機61に再度供給される。
また、上部貯留タンク64から溢れた遊技球や予備の遊技球を、遊技機島60の下部に配置した複数の下部貯留タンク66に貯留しておき、上部貯留タンク64の貯留量が少なくなったときに、下部貯留タンク66の排出口に設けた開閉装置68を開いて遊技球を回収コンベア62上に排出することで、遊技機島60内で循環する遊技球を適正量に維持するように制御している。
また、隣接する遊技機島60の上部貯留タンク64同士の間には、図示省略の移送樋が往復に掛け渡してあり、各遊技機島60における遊技球の貯流量がバランスするように、隣接する遊技機島60間で遊技球を受け渡しするようになっている。この受け渡しは上部貯留タンク64に設けた島間球搬送装置69のシャッタを開閉することで制御される。
このような機能を果たすために、上部貯留タンク64や下部貯留タンク66には遊技球の貯留量を検知する貯留量センサ66a(図3参照)が設けてある。また、回収コンベア62や揚送装置63、開閉装置68には、それぞれの稼動状態や異常の発生を検知するための各種センサ(図示省略)が設けてある。
このほか、遊技球を遊技者に貸し出す台間球貨機61aが各遊技機61に並設されている。また、遊技機島60の表裏両面に並設された遊技機61の背面間には、台間球貨機61aに取り込まれた紙幣を島端まで搬送する紙幣搬送装置71と、同じく台間球貨機61aに取り込まれた硬貨を島端まで搬送する硬貨搬送装置72とが、それぞれ遊技機島60の長手方向に延びるように配設されている。
また、遊技機島60の一端(図2では右端)には、紙幣搬送装置71や硬貨搬送装置72によって搬送されてきた紙幣や硬貨を分別して収納する紙幣金庫73および硬貨金庫74が設置されている。さらに、遊技機島60の他端には、遊技者が獲得した遊技球を計数しながら回収する球計数機75が設置されている。
このように遊技機島60には多数の遊技設備機器が設置されている。このうち、遊技設備機器監視システム10は、遊技機61、回収コンベア62、下部貯留タンク66、開閉装置68、島間球搬送装置69、紙幣搬送装置71、硬貨搬送装置72、球計数機75などを監視対象の遊技設備機器にしている。すなわち、樋のように固定的なものを除き、能動的に動作する各種の機器を監視対象の遊技設備機器にしている。
図3は、遊技店2に設置される店舗側装置20のシステム構成を示している。店舗側装置20は、店内の各遊技機島60に設置される島内監視装置21と、店舗に1台の中継装置22と店舗内統括装置23とから構成される。中継装置22は店舗内統括装置23の配下に接続されている。この中継装置22の配下には店内のネットワークを通じて各島内監視装置21が接続されている。
島内監視装置21は、遊技機島60に設置された各種の遊技設備機器からその稼動状況や異常状況を表わす状態情報を収集する機能を果たす。島内監視装置21には台間球貨機61a、球計数機75、サブコントローラ76、回収コンベア62、揚送装置63、島間球搬送装置69、紙幣搬送装置71、硬貨搬送装置72などが接続されている。サブコントローラ76の配下には下部貯留タンク66の貯留量センサ66aや開閉装置68が接続されている。
島内監視装置21は、図示省略のCPU(中央演算処理装置)やROM(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、入出力回路、通信部などを主要とする回路で構成される。中継装置22も同様である。中継装置22には、コンピュータ装置を利用してもよい。
図4は、店舗内統括装置23の機能構成を示している。店舗内統括装置23は通信部24と、サーバ部25と、通報処理部26と、設定管理部27と、監視処理部28と、設定ファイル31と、データベース32とを備えている。
監視処理部28は、中継装置22および島内監視装置21を通じて各遊技設備機器から状態情報を収集し、それらの稼動状態や異常の発生を監視する機能を果たす。収集する状態情報は、異常情報と、警告情報と、機器状態情報に大別される。異常情報は、遊技設備機器の破損、動作停止、破損の虞のある状態などを表わす。警告情報は、遊技設備機器に搭載されたソレノイドやモータなどの部品の耐用期間が迫った場合や、消耗部品の交換時期が迫った状態などを表わす。機器状態情報は、遊技設備機器の電源オン・オフや稼動の有無などを表わす。消耗部品には、たとえば、揚送装置の研磨ベルトや回収コンベアの無端ベルト(補給ベルト)がある。各機器や部品の使用時間、使用回数などを監視することにより、保守点検や部品交換の時期、装置各部の清掃時期などが管理される。
監視処理部28は、収集した状態情報をデータベース32に蓄積するほか、これらの状態情報に基づいてウェブ公開用のデータを作成してデータベース32に保存する機能を果たす。具体的には、ウェブブラウザから閲覧可能なHTML形式のファイルを作成するためのデータをデータベース32に保存する。データベース32には、設定した複数日分の状態情報を記憶するようになっている。通信部24は、インターネット5を通じて遠隔監視装置40や携帯端末12と通信する機能を果たす。
サーバ部25は、データベース32に保存されているウェブ公開用のデータを特定者にのみウェブブラウザから閲覧可能に公開するウェブサーバとしての機能を果たす。データベース32に保存された状態情報は項目や機種、障害レベルなどを基準に分類されており、分類別に状態情報をウェブブラウザから閲覧し得るようになっている。たとえば、携帯端末12や遠隔監視装置40から閲覧希望の項目情報を受け付け、その項目に該当するデータをデータベース32から検索し、検索結果を表示するための閲覧用データを作成し、これを閲覧要求元の携帯端末12や遠隔監視装置40に公開する機能を備えている。
通報処理部26は、遊技設備機器に発生した異常を特定者に通報する機能を果たす。通報は、電子メールの送信で行なう。また、通報先から確認の応答を受け付ける機能と、通報毎に確認済みか否かを記録する機能とを有している。さらに、障害毎に、その障害が発生してから通報を実行するまでの保留時間を設定でき、障害発生から保留時間が経過する前にその障害が復旧した場合には通報を中止するようになっている。
設定ファイル31は、通報処理部26が通報の要否を判断するための通報条件や通報先のアドレスなどを記憶するものであり、設定管理部27は、通信部24を通じて外部の遠隔監視装置40や携帯端末12から受け取った指示や内容を設定ファイル31に登録する。たとえば、遠隔監視装置40からFTPを用いて設定データを受け取り、この設定データに従って設定ファイル31の内容を更新する機能を果たす。携帯端末12から通報条件などの設定変更を受け付けることも可能になっている。
通報条件を満たすか否かは、障害レベルと通報レベルなどに基づいて判断される。障害レベルは、障害の重軽を複数段階に区分した指標で、遊技設備機器で発生し得る障害毎にその障害の障害レベルを定義してある。たとえば、障害レベル「0」は正常を表わし、「1」は自動復帰可能な程度のエラーを表わし、「2」は障害発生の可能性のあるエラーを表わし、「3」は営業に支障はないが点検・交換の必要な軽故障を表わし、「4」は営業が停止する重故障を表わすように定義する。
通報レベルは、通報すべき障害レベルを表わしており、発生した障害の障害レベルと通報レベルとを比較することでその障害発生時における通報の要否や通報の態様、通報の保留などを決定するようになっている。
設定ファイル31には、障害名とその障害レベルの定義、各障害の保留時間、通報レベルなどを外部から設定し得るようになっている。また設定ファイル31には、単独の障害を複数組み合わせた複合障害およびその複合障害の障害レベルを定義して外部から設定登録し得るようになっている。たとえば、障害レベルが「1」の障害Aと同じく障害レベルが「1」の障害Bとを組み合わせた複合障害Cを設定でき、その障害レベルを「3」に設定するようなことができる。
図5は、島内監視装置21と中継装置22と店舗内統括装置23との間における情報伝送のタイミングを例示したものである。島内監視装置21は、その配下に接続された遊技設備機器の状態情報を逐次収集し、最新の状態情報を内部のメモリに保存している。中継装置22は各遊技機島60の島内監視装置21に対して状態情報の送信要求81を周期的に送信し、その応答82として各島内監視装置21からその内部のメモリに保存されている状態情報を受信し、これらをデータベース化して保存する。同様に、店舗内統括装置23の監視処理部28は中継装置22に対して状態情報の送信要求83を周期的に送信し、その応答84として中継装置22から状態情報を受信するようになっている。
図6は、遠隔監視装置40の機能構成を示している。遠隔監視装置40は通信部41と、情報収集部42と、遠隔設定部43と、解析部44と、初期設定ファイル45と、データベース46とを備えている。通信部41は、インターネット5を通じて店舗側装置20の店舗内統括装置23と通信する機能を果たす。情報収集部42は、各店舗側装置20の店舗内統括装置23のデータベース32にアクセスして状態情報を収集し、収集した状態情報をデータベース46に保存する機能を果たす。情報の収集はFTP転送などで行なう。さらに情報収集部42は、予め設定された複数の店舗側装置20を予め設定された時刻に巡回して状態情報を自動収集する機能を備えている。なお、情報収集部42は、店舗側装置20の店舗内統括装置23が提供するウェブページを閲覧する機能も有している。
遠隔設定部43は、初期設定ファイル45に記憶されている設定内容を指定された店舗の店舗内統括装置23にFTP転送することで、その店舗内統括装置23が有する設定ファイル31の内容を遠隔から設定変更する機能を果たす。初期設定ファイル45の内容は、遠隔監視装置40の操作部や通信ポートからのデータ入力により書き替え可能になっている。
解析部44は、データベース46に保存されている状態情報を解析する機能を果たす。たとえば、異常の発生状況や復旧状況(店員のみで復旧できたか否かや復旧に要した時間など)を解析し、各店舗の店員が有する障害対処の技量レベルを判定し、その技量レベルに応じた適切な通報レベルや障害レベルを自動的に導出したり、現在設定されている通報レベルや障害レベルが不適正と判断した場合にその変更を促したり、自動変更したりする機能などがある。
図7は、店舗側装置20の島内監視装置21が各遊技設備機器から状態情報を収集する処理の流れを示している。この処理は周期的に繰り返し実行される。島内監視装置21は配下に接続されている各遊技設備機器から状態情報を取得し(ステップS101)、前回収集した状態情報との差を変更箇所として記録すると共にメモリに保存している状態情報を今回取得したものに更新する。
詳細には、今回取得した状態情報が異常検出ありを示しているか否かを判定し(ステップS102)、異常検出ありの場合は(ステップS102;Y)、前回の状態情報収集時にも同じ異常検出があったか否かをチェックする(ステップS103)。前回が異常検出なしのときは(ステップS103;N)、新規の異常検出として状態情報の変更箇所を記録し(ステップS104)、さらにメモリに保存してある状態情報を今回取得したものに更新して(ステップS107)処理を終了する(エンド)。
一方、今回取得した状態情報が異常検出なしを示している場合は(ステップS102;N)、前回の状態情報収集時も異常検出なしか否かをチェックする(ステップS105)。前回が異常検出ありのときは(ステップS105;Y)、異常検出ありから異常検出なしへの変化なので異常復旧として状態情報の変更箇所を記録し(ステップS106)、さらにメモリに保存してある状態情報を今回取得したものに更新して(ステップS107)処理を終了する(エンド)。
異常検出の状態が前回から変化していない場合(ステップS103;YまたはステップS105;N)は、メモリに保存してある状態情報を今回取得したものに更新して(ステップS107)処理を終了する(エンド)。メモリに保存してある最新の状態情報は、図5に示したように、中継装置22からの送信要求81に対する応答82として中継装置22に送信される。
図8は、店舗側装置20の中継装置22が島内監視装置21から状態情報を収集する処理の流れを示している。この処理は周期的に繰り返し実行される。中継装置22は配下に接続されているすべての島内監視装置21から順に状態情報を取得し、島内監視装置21毎に前回その島内監視装置21から収集した状態情報と今回収集した状態情報との差を変更箇所として記録すると共に、図示省略のデータベースに登録してある状態情報を今回取得したものに更新する。
詳細には、カウンタとしての変数Nを「1」に初期化し(ステップS201)、N番目の島内監視装置21から状態情報を取得する(ステップS202)。取得した状態情報が異常検出ありを示しているか否かを判定し(ステップS203)、異常検出ありの場合は(ステップS203;Y)、N番目の島内監視装置21から前回収集した状態情報にも同じ異常検出があったか否かをチェックする(ステップS204)。前回が異常検出なしのときは(ステップS204;N)、N番目の島内監視装置21が管轄する遊技機島60における新規の異常検出として状態情報の変更箇所を記録する(ステップS205)。前回が異常検出ありのときは(ステップS204;Y)、状態情報に変化がないので変更箇所は記録しない。
N番目の島内監視装置21から今回取得した状態情報が異常検出なしを示している場合は(ステップS203;N)、N番目の島内監視装置21から前回収集した状態情報における異常検出の有無をチェックし(ステップS206)、前回が異常検出ありのときは(ステップS206;Y)、N番目の島内監視装置21が管轄する遊技機島60における異常復旧として状態情報の変更箇所を記録する(ステップS207)。前回が異常検出なしのときは(ステップS206;N)、状態情報に変化がないので変更箇所は記録しない。
これらの処理(ステップS205、ステップS207、ステップS206;N、S204;Y)の次に、データベースに保存されているN番目の島内監視装置21の状態情報を今回取得した状態情報で更新する(ステップS208)。そしてNを「+1」する(ステップS209)。加算後のNが島内監視装置21の全数以下の場合は(ステップS210;N)、ステップS202に戻って同様の処理を実行し、加算後のNが島内監視装置21の全数を超える場合は(ステップS210;Y)、全部の島内監視装置21を一巡したので本処理を終了する(エンド)。データベースに保存してある最新の状態情報は、図5に示したように、店舗内統括装置23から到来する送信要求83に対する応答84として店舗内統括装置23に送信される。
図9は、店舗内統括装置23が行なう処理の概略を示している。この処理は周期的に繰り返し行なわれる。店舗内統括装置23は、中継装置22から状態情報を取得してデータベース32に蓄積する (ステップS301) 。そして、収集した状態情報からウェブ公開用のデータを作成し保存する閲覧用データ更新処理(ステップS302)と、異常の発生を特定者に通報する通報処理(ステップS303)とを実行して処理を終了する(エンド)。
図10は、店舗内統括装置23が行なう閲覧用データ更新処理の流れを示している。まず、図9のステップS301で取得した状態情報が異常検出ありを示しているか否かを判定し(ステップS310)、異常検出ありの場合は(ステップS310;Y)、前回の状態情報収集時にも同じ異常検出があったか否かをチェックする(ステップS311)。前回が異常検出なしのときは(ステップS311;N)、新規の障害発生を記録し(ステップS312)、前回も同じ異常検出ありのときは(ステップS311;Y)、障害発生を記録しない。なお、同じ異常検出とは、同じ遊技機島での同じ異常をいう。
ステップS301で取得した状態情報が異常検出なしを示している場合は(ステップS310;N)、前回の状態情報収集時も異常検出なしか否かをチェックする(ステップS313)。前回も同じ異常検出ありのときは(ステップS313;Y)、障害復旧を記録し(ステップS314)、前回が同じ異常検出なしのときは(ステップS313;N)、障害復旧を記録しない。
これらの処理(ステップS312、ステップS314、ステップS311;Y、S313;N)の次に、データベース32に前回の稼動データが登録されているか否かを調べ(ステップS315)、前回分が無いときは(ステップS315;N)、新規に稼動データをデータベース32に作成する(ステップS316)。前回分が有るときは(ステップS315;Y)、稼動データをデータベース32に追加登録する(ステップS317)。追加登録により、稼動履歴が記録されることになる。
その後、これまでの処理で作成した障害発生/障害復旧の記録および更新後の稼動データに基づいてウェブ閲覧用データ(HTMLファイル)を作成し、このウェブ閲覧用データでデータベース32を更新して(ステップS318)処理を終了する(リターン)。
データベース32に保存されているウェブ閲覧用データは、遠隔監視装置40や携帯端末12からアクセス要求があると、データベース32から読み出されてそのアクセス要求元の遠隔監視装置40や携帯端末12に送信されてそのウェブブラウザに表示される。なお、店舗内統括装置23は、外部からアクセス要求があると、特定者を認証するためのパスワードの入力を求め、正しいパスワードが入力された場合に限り要求されたウェブ閲覧用データを送信するようになっている。
図11は、店舗内統括装置23の通報処理部26が行なう通報処理の流れを示している。まず、図9のステップS301で取得した状態情報が異常検出ありを示しているか否かを判定し(ステップS320)、異常検出ありの場合は(ステップS320;Y)、前回の状態情報収集時にも同じ異常検出があったか否かをチェックする(ステップS321)。前回が異常検出なしのときは(ステップS321;N)、新たな障害発生となるので、その障害が通報条件を満たしているか否かを判断する(ステップS322)。なお、同じ異常検出とは、同じ遊技機島での同じ異常をいう。
通報条件は、障害レベルと通報レベルとの比較などで行なわれる。通報条件を満たしているときは(ステップS322;Y)、通報のための電子メールの本文を作成し(ステップS324)、これを該当する通報先の携帯端末12に送信して(ステップS325)本処理を終了する(リターン)。通報条件を満たしていない場合は(ステップS322;N)通報せずに本処理を終了する(リターン)。
今回検出された異常と同じ異常が前回の状態情報収集時にも発生していたときは(ステップS321;Y)、再通報条件を満たしているか否かを判断する(ステップS323)。再通報条件は、前回の通報から所定時間が経過し、かつその通報に対する確認の応答を受けていない場合に成立する。過剰な再通報を避けるために、再通報を設定回数までに制限してもよい。
再通報条件を満たしているときは(ステップS323;Y)、電子メールの本文を作成し(ステップS324)、これを該当する通報先の携帯端末12へ送信して(ステップS325)本処理を終了する(リターン)。再通報条件を満たしていない場合は(ステップS323;N)通報せずに本処理を終了する(リターン)。
図11に示す通報処理は、通報の保留に対応していない。図12は、保留時間に対応した場合の通報処理の流れを示している。この通報処理では、図9のステップS301で取得した状態情報が異常検出ありを示しているか否かを判定し(ステップS340)、異常検出ありの場合は(ステップS340;Y)、前回の状態情報収集時にも同じ異常検出があったか否かをチェックする(ステップS341)。前回が異常検出なしのときは(ステップS341;N)、新たな障害発生となるので、その障害の障害レベルが第1通報レベル以上か否かを判断する(ステップS342)。第1通報レベルは、たとえば、障害レベル「4」など、重故障に相当する障害レベルにするとよい。
第1通報レベル以上の場合は(ステップS342;Y)、サービスマンを即座に呼び出すべき障害と判断し、電子メールの本文を作成して(ステップS344)これを該当する通報先の携帯端末12へ送信する(ステップS345)。
障害レベルが第1通報レベル未満の場合は(ステップS342;N)、第1通報レベルより障害レベルの低い第2通報レベル以上か否かを判断し(ステップS346)、第2通報レベル以上の場合は(ステップS346;Y)、その障害に関する通報を保留にする(ステップS347)。保留時間は、その障害について予め設定ファイル31に定義されている保留時間を使用する。通報保留により、通報の前に障害の復旧作業を店員が行なうための猶予時間が与えられる。障害レベルが第2通報レベル未満の場合は(ステップS346;N)、通報および通報保留を行なわない。これにより、店員だけでその障害に十分対処可能な場合には通報が行なわれなくなり、無駄な通報が抑制される。
今回検出された異常と同じ異常が前回の状態情報収集時にも発生していたときは(ステップS341;Y)、再通報条件を判断し(ステップS343)、再通報条件を満たしているときは(ステップS343;Y)再通報し(ステップS344、S345)、再通報条件を満たしていない場合は(ステップS343;N)再通報しない。
上記の処理(ステップS345、S347、S343;N、S346;N)の後、通報保留がタイムアップしているか否かを調べる(ステップS348)。タイムアップしている場合は(ステップS348;Y)、保留時間を経過しても障害が復旧しなかったことになるので、電子メールによる通報を実行して(ステップS349、S350)本処理を終了する、(リターン)。タイムアップしていない場合はそのまま本処理を終了する(リターン)。
図9のステップS301で取得した状態情報が異常検出なしを示している場合は(ステップS340;N)、以前に発生していた障害が復旧したことになるので、その復旧した障害に対して通報保留が設定されているか否かを調べる(ステップS351)。通報保留が設定されている場合は(ステップS351;Y)、その通報保留を取り消して(ステップS352)本処理を終了する(リターン)。すなわち、通報保留されていた障害がタイムアップ前に復旧したので、通報すること自体を取り消す。通報保留なしの場合は(ステップS351;N)そのまま本処理を終了する(リターン)。
なお、上記の処理では障害レベルに応じて通報保留するか否かを判定したが、障害レベルに係わらず、障害が発生した場合には必ずその障害に対して設定されている保留時間で通報保留するように構成してもよい。この場合、保留時間を「0」にすれば即時通報と同じ結果になる。
図13は、障害発生の通報として送信された電子メールが携帯端末12の画面に表示された状態の一例を示している。通報の電子メール400には、障害の発生時刻と、障害の発生した遊技機島を示す島番号と、障害内容を表わす障害ログと、障害詳細画面のURL(Uniform Resource Locator)とが表示されている。
障害詳細画面のURLはこの通報を発した店舗側装置20の店舗内統括装置23が管理するウェブ閲覧用データ(ウェブページ)を示している。携帯端末12において障害詳細画面のURLを選択して実行操作を行なうと、携帯端末12はウェブブラウザを起動して店舗内統括装置23のサーバ部25にアクセスし、該当する障害詳細画面のウェブ閲覧用データを取得してウェブブラウザ上に障害詳細画面を表示する。
図14は、障害詳細画面410の一例を示している。障害詳細画面410には、通報された障害についての詳細情報が表示されている。図14の障害詳細画面410には、上から店舗名、障害の発生日、発生時刻、障害の発生した島番号、障害ログ、復旧時刻、通報の確認者名などが表示されている。確認者名が空欄の場合は、この障害の通報が未確認であることを示している。なお、障害ログの内容表示部分(アンダーライン箇所)は、その障害に係わるヘルプ情報を表示するための操作釦411になっている。図14の例では、「補給ベルトL1」の部分が操作釦411になっており、ここを選択すると、その障害の解決方法やその障害に関するその他の情報が画面に表示されるようになっている。
障害詳細画面410の下部には操作メニュー412が表示されている。このうち「次」釦413を選択すると、この障害に関するその他の詳細情報が表示される。「確認」釦414を選択すると、この障害の通報に対する確認の応答が行なわれたことになる。「送信制限」釦415を選択すると、障害発生の通報を制限するための画面に移行する。「検索条件変更」釦416を選択すると、項目や機種を指定して状態情報を検索し、その結果を携帯端末12に表示させることができるようになっている。たとえば、特定の遊技機島、機種、障害レベル、監視項目などを指定して稼動情報や障害情報を表示できる。すなわち、店舗内統括装置23は状態情報を項目や機種、障害レベルなどを基準に分類管理しており、要求された分類に係わるウェブ閲覧用データを携帯端末12へ送信するようになっている。
図15は、「送信制限」釦415を選択したことにより、店舗内統括装置23のサーバ部25から提供されて携帯端末12に表示される送信制限設定画面420の一例を示している。この画面の「障害種別」欄421は、通報を禁止する障害名を入力するための入力欄であり、「残り制限時間」欄422は、「障害種別」欄421に表示された障害に係わる通報を禁止する残り時間を入力するための入力欄である。「残り強制制限時間」欄423は、画面上部に表示された店舗に対してすべての障害の通報を禁止する残り時間を入力するための入力欄である。
各欄421、422、423に希望の障害や時間を入力してから画面下部の「設定」釦424を選択すると、各欄421、422、423の入力内容が該当する店舗の店舗内統括装置23に送信されてその設定ファイル31に設定登録される。この設定に従ってその店舗の店舗内統括装置23は通報の実行を制限するようになる。このほか、図示省略の設定画面を通じて携帯端末12から各種の設定変更を行なうことができるようになっている。たとえば、障害レベルの変更、通報レベルの変更、通報保留時間の変更などができる。
このほか、店舗側装置20は、障害の通報を行なったか否かや通報に対する確認を受けたか否かを店員が確認可能に表示する機能を備えている。たとえば、障害の発生状況、その障害に対する通報の有無、通報確認の有無などを中継装置22や店内の壁面などに設置した表示装置の画面にメッセージやアイコンなどで表示したり、所定の表示板に設けたLEDの点灯色や点滅状態によって表示したりするようになっている。LEDの色で表わす場合には、障害の発生は赤色LEDで、通報済みは緑色LEDで、通報に対する確認を受けたことは黄色LEDで表わすなどとすればよい。また、障害の発生はLEDの早い点滅で、通報済みは遅い点滅で、確認を受けたことは点灯で表わすように構成してもよい。
このように、障害の発生をサービスマンに通報したか否かおよび通報に対する確認を受けているか否かを店員が確認可能に表示するので、店員はこの表示に基づいて障害に対する適切な対応を採ることができる。すなわち、通報済みが表示されたときは、店員自身でサービスマンに通報する必要のないことがわかる。また、通報確認ありが表示されたときは、やがてサービスマンが来るので、これ以上その障害の復旧に店員自身で対処する必要のないことが分かり、遊技者に対する他のサービスに労力を振り向けることができる。一方、障害は発生したが通報していないことが表示されたときは、店員は、その障害に対する初期対処を店員自身で行なうべきことやその障害が自動復旧するような障害であることを認識することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、実施の形態では携帯端末12を携帯電話としたが、無線でインターネットに接続可能であれば、他の種類の携帯端末でもかまわない。
また、実施の形態では、店舗側装置20を、島内監視装置21と中継装置22と店舗内統括装置23とに分けて構成したが、店舗側装置20としての機能を果たせば、装置構成はこれに限定されない。たとえば、中継装置22と店舗内統括装置23とを一体構成にしてもよい。
また、実施の形態では遊技機島60に設置される遊技設備機器を監視対象にしたが、遊技店2に設置される遊技設備機器であればよく、遊技者への情報提供装置など遊技機島60に属しない他の遊技設備機器を監視対象に含めてもよい。
このほか、遠隔監視装置40や携帯端末12から、状態情報の収集周期や島レイアウトを設定することができるようになっている。島レイアウトから店内での障害発生場所を即座に特定することができる。
本発明の実施の形態に係わる遊技設備機器監視システムの全体構成を示す説明図である。 各種の遊技設備機器を含む遊技機島の内部構造の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる遊技設備機器監視システムの店舗側装置の概略構成を示す説明図である。 店舗内統括装置の機能構成を示すブロック図である。 店舗側装置を構成する島内監視装置と中継装置と店舗内統括装置との間における情報伝送のタイミングを例示した説明図である。 遠隔監視装置の機能構成を示すブロック図である。 店舗側装置の島内監視装置が各遊技設備機器から状態情報を収集する処理を示す流れ図である。 店舗側装置の中継装置が各島内監視装置から状態情報を収集する処理を示す流れ図である。 店舗側装置の店舗内統括装置が行なう概略処理を示す流れ図である。 店舗内統括装置が行なう閲覧用データ更新処理を示す流れ図である。 店舗内統括装置が行なう通報処理を示す流れ図である。 保留時間に対応した通報処理を示す流れ図である。 障害発生を通報する電子メールの一例を示す説明図である。 携帯端末に表示される障害詳細画面の一例を示す説明図である。 携帯端末に表示される送信制限設定画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
3…サービスマン
5…インターネット
10…遊技設備機器監視システム
12…携帯端末
20…店舗側装置
21…島内監視装置
22…中継装置
23…店舗内統括装置
24…通信部
25…サーバ部
26…通報処理部
27…設定管理部
28…監視処理部
31…設定ファイル
32…データベース
40…遠隔監視装置
41…通信部
42…情報収集部
43…遠隔設定部
44…解析部
45…初期設定ファイル
46…データベース
60…遊技機島
61…遊技機
61a…台間球貨機
62…回収コンベア
63…揚送装置
64…上部貯留タンク
65…補給樋
66…下部貯留タンク
66a…貯留量センサ
68…開閉装置
69…島間球搬送装置
71…紙幣搬送装置
72…硬貨搬送装置
73…紙幣金庫
74…硬貨金庫
75…球計数機
76…サブコントローラ
81…中継装置からの送信要求
82…中継装置への応答
83…店舗内統括装置からの送信要求
84…店舗内統括装置への応答
400…通報の電子メール
410…障害詳細画面
411…ヘルプ画面表示用の操作釦
412…操作メニュー
413…「次」釦
414…「確認」釦
415…「送信制限」釦
416…「検索条件変更」釦
420…送信制限設定画面
421…「障害種別」欄
422…「残り制限時間」欄
423…「残り強制制限時間」欄
424…「設定」釦

Claims (15)

  1. 遊技店に設置された各種の遊技設備機器からその稼動状況や異常状況などを表わす状態情報を収集し、これらの状態情報をウェブブラウザから閲覧可能に公開する
    ことを特徴とする遊技設備機器監視システム。
  2. 特定者のみが閲覧可能に公開する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技設備機器監視システム。
  3. 遊技機島に備えられた遊技設備機器に係わる状態情報を遊技機島別に収集する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技設備機器監視システム。
  4. 前記状態情報を、項目や機種、障害レベルなどを基準に分類し、分類別に状態情報を閲覧可能にした
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の遊技設備機器監視システム。
  5. 収集した状態情報に基づいて各遊技設備機器で障害が発生しているか否かを判定し、障害が発生しているときはその障害の発生を特定者に通報する
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の遊技設備機器監視システム。
  6. 収集した状態情報に基づいて各遊技設備機器で障害が発生しているか否かを判定し、障害が発生しているときはその障害レベルが所定の通報レベルに達しているか否かを判定し、達している場合にその障害の発生を特定者に通報する
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の遊技設備機器監視システム。
  7. 収集した状態情報に基づいて各遊技設備機器で障害が発生しているか否かを判定し、障害が発生しているときは、所定時間が経過するまでにその障害が復旧するか否かを監視し、復旧しない場合に、その障害の発生を特定者に通報する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の遊技設備機器監視システム。
  8. 収集した状態情報に基づいて各遊技設備機器で障害が発生しているか否かを判定し、障害が発生しているときはその障害レベルが所定の通報レベルに達しているか否かを判定し、達していない場合は、所定時間が経過するまでにその障害が復旧するか否かを監視し、復旧しない場合に、その障害の発生を特定者に通報する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の遊技設備機器監視システム。
  9. 前記所定時間を障害毎に設定し得る
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の遊技設備機器監視システム。
  10. 前記通報に対する確認を受け付けると共に、通報に対する確認状況をウェブブラウザから閲覧可能に公開する
    ことを特徴とする請求項5、6、7、8または9に記載の遊技設備機器監視システム。
  11. 前記通報に対する確認を受け付けると共に、通報から所定時間が経過しても前記確認を受けていない場合に再通報する
    ことを特徴とする請求項5、6、7、8、9または10に記載の遊技設備機器監視システム。
  12. 各障害の障害レベルおよびまたは前記通報レベルを外部端末から設定可能にした
    ことを特徴とする請求項6、7、8、9、10または11に記載の遊技設備機器監視システム。
  13. 複数の障害を組み合わせた複合障害を設定でき、かつその複合障害に対する障害レベルを設定し得る
    ことを特徴とする請求項6、7、8、9、10、11または12に記載の遊技設備機器監視システム。
  14. 前記通報は、特定者への電子メールの送信で行なう
    ことを特徴とする請求項5、6、7、8、9、10、11、12または13に記載の遊技設備機器監視システム。
  15. 各遊技店に設置された遊技設備機器監視システムからネットワークを通じて状態情報を収集する遠隔監視装置を有する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13または14に記載の遊技設備機器監視システム。
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