JP2019200584A - 設備管理装置、ユーザ端末、設備管理システム、設備管理方法及び設備管理プログラム - Google Patents

設備管理装置、ユーザ端末、設備管理システム、設備管理方法及び設備管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】住宅の供給側及び居住者の双方に係る負担を軽減することが可能な説明書の管理を実現する。【解決手段】設備管理装置10は、対象住戸に設置された設備の説明書データを特定する。設備管理装置10は、問合せ内容に対応するキーワードによって、特定された説明書データを検索して、問合せ内容に対応する説明書データの対応箇所を特定する。設備管理装置10は、特定された対応箇所のデータを対象住戸に対応するユーザ端末30に送信する。【選択図】図1

Description

この発明は、住宅の設備の取扱説明書(以下、説明書)の管理技術に関する。
キッチンとインターフォンと追い炊き機能付きのお風呂と温水便座とエアコンと建具といった様々な設備が住宅には設置される。特に、住戸によって異なる設備が設置される。1つの集合住宅であっても、住戸によって異なる設備が設置される場合がある。
従来は、住戸毎に、その住戸に設置された各設備についての説明書が印刷され、まとめられて、その住戸の居住者に配布されている。居住者は、必要に応じて説明書を参照して、設備の使用方法等を確認している。
特許文献1には、住宅の設備に関する説明書をオンラインで閲覧可能にすることが記載されている。
特開2001−306668号公報
説明書を印刷して配布する場合には、住宅の供給側は、住戸毎に設置された設備の説明書をまとめる必要があり、手間がかかる。居住者側も、配布された説明書を管理する必要があり、手間がかかる。また、配布される説明書の分量が多いため、居住者側に保管するためのスペースが必要になる。
特許文献1に記載されたように、説明書をオンラインで閲覧可能にした場合には、印刷して配布する場合の課題は解決される。しかし、居住者は住戸に設置された設備についての説明書を探すことから始める必要があり、必要な記載にたどり着くまでに時間がかかってしまう。
この発明は、住宅の供給側及び居住者の双方に係る負担を軽減することが可能な説明書の管理を実現することを目的とする。
この発明に係る設備管理装置は、
対象住戸に設置された設備の説明書データを特定する説明書特定部と、
問合せ内容に対応するキーワードによって、前記説明書特定部によって特定された前記説明書データを検索して、前記問合せ内容に対応する前記説明書データの対応箇所を特定する対応箇所特定部と、
前記対応箇所特定部によって特定された前記対応箇所のデータを前記対象住戸に対応するユーザ端末に送信する説明書送信部と
を備える。
この発明では、対象住戸についての説明書データが特定され、特定された説明書データから問合せ内容に対応する対応箇所が特定され、提供される。これにより、住宅の供給側は、説明書データを登録しておくだけで済み、居住者は、問合せをするだけで必要な情報を得ることが可能である。そのため、住宅の供給側及び居住者の双方に係る負担を軽減することが可能である。
実施の形態1に係る設備管理システム1の構成図。 実施の形態1に係る設備管理装置10の構成図。 実施の形態1に係る説明書保管装置20の構成図。 実施の形態1に係るユーザ端末30の構成図。 実施の形態1に係る説明書登録処理のフローチャート。 実施の形態1に係る説明書データ25のヘッダ情報の説明図。 実施の形態1に係る住戸登録処理のフローチャート。 実施の形態1に係る住戸対応データ26の説明図。 実施の形態1に係る端末登録処理のフローチャート。 実施の形態1に係る説明書取得処理のフローチャート。 実施の形態1に係るキーワード辞書の説明図。 実施の形態1に係るユーザ端末30に送信されるデータの説明図。 変形例2に係る設備管理装置10の構成図。 変形例2に係るユーザ端末30の構成図。 実施の形態2に係る設備管理装置10の構成図。 実施の形態2に係るプッシュ通知処理のフローチャート。 実施の形態3に係る設備管理システム1の構成図。 実施の形態3に係るログ管理装置40の構成図。 実施の形態3に係るログデータ45の説明図。 実施の形態4に係る説明書取得処理のフローチャート。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係る設備管理システム1の構成を説明する。
設備管理システム1は、設備管理装置10と、説明書保管装置20と、1台以上のユーザ端末30とを備える。
設備管理装置10と説明書保管装置20とは、LAN(Local Area Network)といったネットワーク50を介して接続されている。また、設備管理装置10とユーザ端末30とは、インターネット60を介して接続されている。なお、説明書保管装置20は、インターネット60に接続されていており、設備管理装置10と説明書保管装置20とがインターネット60を介して接続されていてもよい。
図2を参照して、実施の形態1に係る設備管理装置10の構成を説明する。
設備管理装置10は、設備の説明書のデータをユーザ端末30に提供するためのコンピュータである。設備管理装置10は、具体例としては、アプリケーションサーバである。
設備管理装置10は、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージ13と、通信インタフェース14とのハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
設備管理装置10は、機能構成要素として、メッセージ取得部15と、説明書特定部16と、対応箇所特定部17と、説明書送信部18とを備える。設備管理装置10の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ13には、設備管理装置10の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが格納されている。このプログラムは、プロセッサ11によりメモリ12に読み込まれ、プロセッサ11によって実行される。これにより、設備管理装置10の各機能構成要素の機能が実現される。
図3を参照して、実施の形態1に係る説明書保管装置20の構成を説明する。
説明書保管装置20は、説明書の電子データである説明書データを保管するコンピュータである。説明書保管装置20は、具体例としては、データベースサーバである。
説明書保管装置20は、プロセッサ21と、メモリ22と、ストレージ23と、通信インタフェース24とのハードウェアを備える。プロセッサ21は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
ストレージ23には、全ての住戸に設置された設備についての説明書データ25と、住戸毎に、設置された設備が示された住戸対応データ26とが記憶される。
図4を参照して、実施の形態1に係るユーザ端末30の構成を説明する。
ユーザ端末30は、居住者によって説明書データを取得するために使用されるコンピュータである。ユーザ端末30は、具体例としては、スマートフォン及びPC(Personal Computer)といった端末である。
ユーザ端末30は、プロセッサ31と、メモリ32と、ストレージ33と、通信インタフェース34とのハードウェアを備える。プロセッサ31は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
ユーザ端末30は、機能構成要素として、メッセージ送信部35と、説明書取得部36と、出力部37とを備える。ユーザ端末30の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ33には、ユーザ端末30の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが格納されている。このプログラムは、プロセッサ31によりメモリ32に読み込まれ、プロセッサ31によって実行される。これにより、ユーザ端末30の各機能構成要素の機能が実現される。
プロセッサ11,21,31は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ11,21,31は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ12,22,32は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ12,22,32は、具体例としては、SRAM(Static Random Access
Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
ストレージ13,23,33は、データを保管する記憶装置である。ストレージ13,23,33は、具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)である。また、ストレージ13,23,33は、SD(登録商標,Secure Digital)メモリカード、CF(CompactFlash,登録商標)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記録媒体であってもよい。
通信インタフェース14,24,34は、外部の装置と通信するためのインタフェースである。通信インタフェース14,24,34は、具体例としては、Ethernet(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標,High−Definition Multimedia Interface)のポートである。
図2では、プロセッサ11は、1つだけ示されていた。しかし、プロセッサ11は、複数であってもよく、複数のプロセッサ11が、各機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。同様に、図4では、プロセッサ31は、1つだけ示されていた。しかし、プロセッサ31は、複数であってもよく、複数のプロセッサ31が、各機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
***動作の説明***
図5から図12を参照して、実施の形態1に係る設備管理システム1の動作を説明する。
実施の形態1に係る設備管理システム1の動作は、実施の形態1に係る設備管理方法に相当する。また、実施の形態1に係る設備管理システム1の動作は、実施の形態1に係る設備管理プログラムの処理に相当する。
実施の形態1に係る設備管理システム1の動作は、説明書登録処理と、住戸登録処理と、端末登録処理と、説明書取得処理とを含む。
図5を参照して、実施の形態1に係る説明書登録処理を説明する。
説明書登録処理は、説明書データ25を説明書保管装置20に登録する処理である。説明書登録処理は、新しい設備が設置された場合のように、新たに説明書データ25の登録が必要になる度に実行される。
(ステップS11:説明書登録処理)
住宅の供給側の企業の社員等である管理者によって、PCといった端末が操作され、いずれかの住戸に設置される設備の説明書の電子データが説明書保管装置20に送信される。すると、送信された説明書の電子データが、説明書データ25として書き込まれる。
具体的には、図6に示すように、説明書データ25が登録されると、ヘッダ情報として、種別と、品番と、格納場所とが登録される。種別は、キッチン及びインターフォンといった設備の種類を示す。品番は、設備の識別子である。格納場所は、説明書データ25が格納されたストレージ13の位置を示す。格納場所は、具体的には、説明書データ25が格納されたフォルダ又はディレクトリである。そして、格納場所が示す位置に、説明書データ25が記憶される。
図7を参照して、実施の形態1に係る住戸登録処理を説明する。
住戸登録処理は、住戸対応データ26を説明書保管装置20に登録する処理である。住戸登録処理は、新しい住戸が建築された場合のように、新たに住戸対応データ26の登録が必要になる度に実行される。
(ステップS21:住戸登録処理)
住宅の供給側の企業の社員等である管理者によって、PCといった端末が操作され、住戸の部屋番号と、その住戸に設置された各設備の品番とが説明書保管装置20に送信される。すると、送信された部屋番号と各設備の品番とが住戸対応データ26に書き込まれる。
具体的には、図8に示すように、住戸対応データ26は、部屋番号毎に、各設備の品番を示す。
図9を参照して、実施の形態1に係る端末登録処理を説明する。
端末登録処理は、住戸と端末とを対応付けする処理である。端末登録処理は、住戸に新しい端末を対応付けする場合に実行される。
(ステップS31:ダウンロード処理)
ユーザ端末30のユーザである居住者によって、ユーザ端末30に設備管理用のアプリケーションがダウンロードされる。すると、ユーザ端末30の機能構成要素を実現するためのプログラムを含むアプリケーションがユーザ端末30にインストールされる。
(ステップS32:端末設定処理)
ユーザ端末30のユーザである居住者によって、ステップS31でダウンロードされたアプリケーションが実行される。すると、部屋番号を入力する初期登録画面が表示される。初期登録画面に部屋番号が入力されると、部屋番号とともにユーザ端末30の識別情報が説明書保管装置20に送信される。すると、図8に示すように、住戸対応データ26における、送信された部屋番号のレコードにユーザ端末30の識別情報が登録される。
ユーザ端末30の識別情報は、ユーザ端末30のIP(Internet Protocol)アドレス、又は、クッキーで取得可能なユーザ端末30の固有情報である。
なお図8では、1つの部屋番号に対応して1つの識別情報が登録されている例を示しているが、1つの部屋番号に対応して複数の識別情報を登録してもよい。その場合は、複数のユーザ端末30に同じ情報を送信することができる。
図10を参照して、実施の形態1に係る説明書取得処理を説明する。
説明書取得処理は、居住者が説明書を参照する処理である。説明書取得処理は、居住者が説明書を参照したいときに実行される。
(ステップS41:問合せ処理)
ユーザ端末30のユーザである居住者によって、ステップS31でダウンロードされたアプリケーションが実行される。そして、居住者によって問合せ内容を示すメッセージが入力される。問合せ内容は、設備の使用方法に関するものである。問合せ内容は、エアコンのタイマーの設定方法というような設備を指定した具体的な内容だけでなく、節電方法というような設備を限定しない内容でもよい。メッセージは、キーボード及びタッチパネルといった文字入力装置により入力されてもよいし、マイクといった音声入力装置により入力され、音声認識されてもよい。
すると、ユーザ端末30のメッセージ送信部35が、ユーザ端末30の識別情報と、入力された問合せ内容を示すメッセージとを、通信インタフェース34を介して設備管理装置10に送信する。そして、設備管理装置10のメッセージ取得部15は、ユーザ端末30の識別情報と問合せ内容を示すメッセージとを取得する。
(ステップS42:キーワード特定処理)
設備管理装置10の対応箇所特定部17は、ステップS41で取得されたメッセージを単語単位に分割する。例えば、メッセージが“節電対策”である場合には、メッセージは“節電”と“対策”との2つの単語に分割される。
対応箇所特定部17は、得られた各単語によって、単語とキーワードとを対応付けたキーワード辞書を検索して、各単語に対応するキーワードを、問合せ内容に対応するキーワードとして特定する。つまり、メッセージが“節電対策”である場合には、“節電”と“対策”との2つの単語それぞれにより、キーワード辞書が検索されて、2つの単語それぞれに対応するキーワードが特定される。図11に示すように、キーワード辞書は、単語毎に、1つ以上のキーワードが登録されている。単語によっては、キーワード辞書に登録されていない場合もある。キーワード辞書は、設備管理装置10のストレージ13に事前に設定される。
(ステップS43:キーワード判定処理)
設備管理装置10の対応箇所特定部17は、ステップS42でキーワードが特定されたか否かを判定する。
対応箇所特定部17は、キーワードが特定された場合には、処理をステップS44に進める。一方、対応箇所特定部17は、キーワードが特定されなかった場合には、説明書の対応箇所を特定できない旨のメッセージをユーザ端末30に送信して、処理を終了する。
(ステップS44:設備特定処理)
設備管理装置10の説明書特定部16は、ステップS41で取得された識別情報が示すユーザ端末30に対応する住戸を対象住戸として特定する。具体的には、説明書特定部16は、住戸対応データ26からステップS41で取得された識別情報が登録されたレコードを検索し、検索されたレコードの部屋番号が示す住戸を対象住戸として特定する。
説明書特定部16は、対象住戸に設置された設備の説明書データを特定する。具体的には、説明書特定部16は、住戸対応データ26を参照して、対象住戸に設置された各設備の品番を特定する。
(ステップS45:説明書特定処理)
設備管理装置10の説明書特定部16は、ステップS44で特定された各設備の品番で説明書データ25のヘッダ情報を検索して、各設備の説明書データ25の格納場所を特定する。説明書特定部16は、特定された格納場所から説明書データ25を読み出す。
(ステップS46:対応箇所特定処理)
設備管理装置10の対応箇所特定部17は、ステップS42で特定されたキーワードによって、ステップS45で読み出された説明書データ25を検索して、問合せ内容に対応する説明書データ25の対応箇所を特定する。
対応箇所は、説明書データ25において、検索された箇所を含む項又は章といった一定の範囲である。
対応箇所特定部17による対応箇所の具体的な特定方法としては、キーワードを含むページと行番で特定する方法が考えられる(後述する図19の品番「B−01」の例示では、ページ、開始行および終了行を15ページの上から5〜9行目と特定)。
またページとタグとで特定する方法も考えられる(図19の品番「E−01」の例示では、33ページ(a)タグと特定)。タグは特定の事項を説明する文章の固まりを示すものであり、このタグによる特定は、対応箇所特定部17が文字認識により対応箇所を特定するときに、合わせてページのいずれかの箇所に記載されたタグを文字認識することにより実現できる。
(ステップS47:説明書送信処理)
設備管理装置10の説明書送信部18は、ステップS46で特定された説明書データ25の対応箇所のデータを対象住戸に対応するユーザ端末30に送信する。
すると、ユーザ端末30の説明書取得部36は、送信された説明書データ25の対応箇所のデータを取得する。そして、ユーザ端末30の出力部37は、説明書データ25の対応箇所のデータを出力する。具体的には、出力部37は、対応箇所のデータを表示装置に出力して、表示装置に表示させる。あるいは、出力部37は、対応箇所のデータを音声出力装置に出力して、音声データとして出力させる。
例えば、メッセージが“節電対策”である場合には、図12に示すように、追い炊き機能付きのお風呂についての説明書データ25の対応箇所のデータと、エアコンについての説明書データ25の対応箇所のデータとが出力される。
なお、ステップS46で対応箇所が特定されない可能性もある。ステップS46で対応箇所が特定されなかった場合には、説明書送信部18は、説明書の対応箇所を特定できない旨のメッセージをユーザ端末30に送信する。
***実施の形態1の効果***
以上のように、実施の形態1に係る設備管理システム1は、ユーザ端末30がメッセージを設備管理装置10に送信すると、設備管理装置10が対象住戸についての説明書データを特定し、特定された説明書データから問合せ内容に対応する対応箇所を特定して、ユーザ端末30に提供する。
これにより、住宅の供給側は、説明書データを登録しておくだけで済み、居住者は、問合せ内容を示すメッセージを送信するだけで必要な情報を得ることが可能である。そのため、住宅の供給側及び居住者の双方に係る負担を軽減することが可能である。
***他の構成***
<変形例1>
設備管理装置10の説明書送信部18は、説明書データ25の対応箇所のデータとともに、居住者に通知したい他の情報を送信してもよい。例えば、住戸がある集合住宅の住戸である場合には、その集合住宅に関するアンケート等を合わせて送信してもよい。この場合には、説明書送信部18は、ネットワークを介して接続された情報管理サーバから情報を取得し、取得された情報を説明書データ25の対応箇所のデータとともにユーザ端末30に送信する。すると、ユーザ端末30は、説明書データ25の対応箇所のデータとともに他の情報を出力する。
これにより、他の情報についても、説明書データ25と合わせて居住者に知らせることが可能である。
<変形例2>
設備管理装置10の説明書送信部18は、説明書データ25の対応箇所のデータを送信するとき、説明書のテキスト等の情報そのものではなく、説明書保管装置20に保管された説明書の対応箇所を示す参照情報を送信するように構成してもよい。参照情報とは、例えばURL(Uniform Resource Locator)等、アドレスと呼ばれるもので構成される。
<変形例3>
実施の形態1では、各機能構成要素がソフトウェアで実現された。しかし、変形例2として、各機能構成要素はハードウェアで実現されてもよい。この変形例2について、実施の形態1と異なる点を説明する。
図13を参照して、変形例2に係る設備管理装置10の構成を説明する。
各機能構成要素がハードウェアで実現される場合には、設備管理装置10は、プロセッサ11とメモリ12とストレージ13とに代えて、電子回路111を備える。電子回路111は、各機能構成要素と、メモリ12と、ストレージ13との機能とを実現する専用の回路である。
図14を参照して、変形例2に係るユーザ端末30の構成を説明する。
各機能構成要素がハードウェアで実現される場合には、ユーザ端末30は、プロセッサ31とメモリ32とストレージ33とに代えて、電子回路311を備える。電子回路311は、各機能構成要素と、メモリ32と、ストレージ33との機能とを実現する専用の回路である。
電子回路111,311としては、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)が想定される。
各機能構成要素を1つの電子回路111,311で実現してもよいし、各機能構成要素を複数の電子回路111,311に分散させて実現してもよい。
<変形例3>
変形例3として、一部の各機能構成要素がハードウェアで実現され、他の各機能構成要素がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ11,21,31とメモリ12,22,32とストレージ13,23,33と電子回路111,311とを処理回路という。つまり、各機能構成要素の機能は、処理回路により実現される。
実施の形態2.
実施の形態2は、設備管理装置10からユーザ端末30へ設備に関するプッシュ通知をする点が実施の形態1と異なる。実施の形態2では、この異なる点を説明し、同一の点については説明を省略する。
***構成の説明***
図15を参照して、実施の形態2に係る設備管理装置10の構成を説明する。
設備管理装置10は、外部情報取得部19を備える点が図2に示す設備管理装置10と異なる。
***動作の説明***
実施の形態2に係る設備管理システム1の動作は、プッシュ通知処理を含む点が実施の形態1に係る設備管理システム1の動作と異なる。
図16を参照して、実施の形態2に係るプッシュ通知処理を説明する。
プッシュ通知処理は、定期的に実行される。
(ステップS51:外部情報取得処理)
設備管理装置10の外部情報取得部19は、通信インタフェース14を介して、外部のサーバ等から外部情報を取得する。外部情報は、天候及び気温といった気象情報と、停電の発生有無とのような、住宅の設備の設定に影響を与える可能性のある情報である。
外部情報取得部19は、外部情報が気象情報であれば、気象情報を管理するサーバから外部情報を取得する。外部情報取得部19は、外部情報が停電の発生有無であれば、電力を管理するサーバから外部情報を取得する。
(ステップS52:外部情報判定処理)
設備管理装置10の外部情報取得部19は、ステップS51で取得された外部情報にプッシュ通知のトリガとなる特定の単語が含まれるか否かを判定する。特定の単語は、事前に設定されているものとする。例えば、台風及び停電といった単語が特定の単語として設定されている。
外部情報取得部19は、外部情報に特定の単語が含まれている場合には、特定の単語を抽出した上で、処理をステップS53に進める。一方、外部情報取得部19は、外部情報に特定の単語が含まれていない場合には、処理を終了する。
(ステップS53:キーワード特定処理)
設備管理装置10の対応箇所特定部17は、ステップS52で抽出された特定の単語によって、キーワード辞書を検索して、特定の単語に対応するキーワードを特定する。例えば、“停電”が特定の単語として抽出された場合には、“停電”という単語により、キーワード辞書が検索されて、キーワードが特定される。
ステップ54からステップS58の処理は、図10のステップS43からステップS47の処理とほぼ同じであるが、ステップS55で、図8で示した住戸対応データ26を参照し、住戸ごとに設備を特定する。
その結果、例えば、“停電”が特定の単語として抽出された場合には、住戸ごとに設置された設備に対応して、停電が発生した場合に必要な設備の設定内容等がユーザ端末30に送信される。
***実施の形態2の効果***
以上のように、実施の形態2に係る設備管理システム1では、設備管理装置10からユーザ端末30へ設備に関するプッシュ通知がされる。これにより、居住者から問合せを受けることなく、設備に関する有効な情報を居住者に提供することが可能である。
実施の形態3.
実施の形態3は、特定された対応箇所をログとして記憶しておき、ログに基づき対応箇所のデータの出力順序を決定する点が実施の形態1,2と異なる。実施の形態3では、この異なる点を説明し、同一の点については説明を省略する。
実施の形態3では、実施の形態1に機能を追加した場合を説明する。しかし、実施の形態2に機能を追加することも可能である。
***構成の説明***
図17を参照して、実施の形態3に係る設備管理システム1の構成を説明する。
設備管理システム1は、ログ管理装置40を備える点が、図1に示す設備管理システム1と異なる。設備管理装置10とログ管理装置40とは、LANといったネットワーク70を介して接続されている。
図18を参照して、実施の形態3に係るログ管理装置40の構成を説明する。
ログ管理装置40は、対応箇所をログとして記憶するコンピュータである。ログ管理装置40は、具体例としては、データベースサーバである。
ログ管理装置40は、プロセッサ41と、メモリ42と、ストレージ43と、通信インタフェース44とのハードウェアを備える。プロセッサ41は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
ストレージ43には、対応箇所のデータを含むログデータ45が記憶される。
図19に示すように、ログデータ45は、住戸の部屋番号毎に、メッセージと、キーワードと、回答フラグと、品番と、対象箇所と、回答内容とを含む。
***動作の説明***
実施の形態3に係る設備管理システム1の動作は、説明書取得処理が実施の形態1に係る設備管理システム1の動作と異なる。
図10を参照して、実施の形態3に係る説明書取得処理を説明する。
ステップS43及びステップS47の処理が実施の形態1と異なる。
(ステップS43:キーワード判定処理)
実施の形態1と同様に、設備管理装置10の対応箇所特定部17は、ステップS42でキーワードが特定されたか否かを判定する。
対応箇所特定部17は、キーワードが特定された場合には、処理をステップS44に進める。一方、対応箇所特定部17は、キーワードが特定されなかった場合には、説明書の対応箇所を特定できない旨のメッセージをユーザ端末30に送信する。
その後、対応箇所特定部17は、キーワードが特定されなかったことを示すログ情報をログ管理装置40のログデータ45に追加する。具体的には、対応箇所特定部17は、住戸の部屋番号の欄に、ステップS41で取得された識別情報が示すユーザ端末30に対応する住戸の部屋番号を書き込む。対応箇所特定部17は、メッセージの欄に、ステップS41で取得されたメッセージを書き込む。対応箇所特定部17は、回答フラグの欄に、回答が得られなかったことを示す値を書き込む。他の欄は、空欄になる。処理を終了する。
図19に示したログデータ45では、部屋番号102から送信された、メッセージ「キレイに使う」に対して、キーワードが特定されず、よって対応箇所のデータを送信できなかったこと(回答フラグが「0」)を示している。
(ステップS47:説明書送信処理)
実施の形態1と同様に、設備管理装置10の説明書送信部18は、ステップS46で特定された説明書データ25の対応箇所のデータを対象住戸に対応するユーザ端末30に、通信インタフェース14を介して送信する。
この際、説明書送信部18は、ログ管理装置40のログデータ45にデータを追加する。具体的には、説明書送信部18は、住戸の部屋番号の欄に、ステップS41で取得された識別情報が示すユーザ端末30に対応する住戸の部屋番号を書き込む。説明書送信部18は、メッセージの欄に、ステップS41で取得されたメッセージを書き込む。説明書送信部18は、キーワードの欄に、ステップS42で特定されたキーワードを書き込む。説明書送信部18は、品番の欄に、ステップS44で特定された品番を書き込む。説明書送信部18は、ステップS46で対応箇所が特定された場合には回答フラグの欄に、回答が得られたことを示す値(回答フラグが「1」)と、対応箇所の欄に、特定された対応箇所を書き込み、ステップS46で対応箇所が特定されなかった場合には回答フラグの欄に、回答が得られなかったことを示す値(回答フラグが「0」)を書き込む。この場合、対応箇所の欄は空欄になる。説明書送信部18は、回答内容の欄に、ステップS46で対応箇所が特定された場合にはステップS46で特定された説明書データ25の対応箇所のデータを書き込む。ステップS46で対応箇所が特定されなかった場合には、回答内容の欄は空欄になる。
説明書データ25の対応箇所の特定方法としては、図19の品番「B−01」について例示したように、ページと行番(開始行と終了行、例示では5〜9行目)で特定する方法が考えられる。また品番「E−01」について例示したように、ページとタグ(例示では(a)タグ)で特定する方法が考えられる。タグは特定の事項を説明する文章の固まりを示すものであり、このタグによる特定は、対応箇所特定部17が文字認識により対応箇所を特定するときに、合わせてページのいずれかの箇所に記載されたタグを文字認識することにより実現できる。
ここで、複数の対応箇所が特定された場合には、説明書送信部18は、ログデータ45を参照して、過去に送信した対応箇所のデータの履歴情報に基づき、複数の対応箇所のデータについての出力順序を決定する。そして、説明書送信部18は、ユーザ端末30に決定された出力順序で複数の対応箇所のデータを出力させる。
例えば、説明書送信部18は、過去に送信した回数の多い対応箇所のデータほど優先して出力されるように出力順位を決定する。具体例としては、複数の品番についての対応箇所が特定されたとする。この場合には、説明書送信部18は、ステップS41で取得された識別情報が示すユーザ端末30に対応する住戸の部屋番号についてのログデータ45を参照して、過去に対応箇所のデータを送信した回数の多い品番についての対応箇所ほど優先して出力されるように出力順位を特定する。図12に示すように、追い炊き機能付きのお風呂についての対応箇所と、エアコンについての対応箇所とが特定されたとする。この場合には、追い炊き機能付きのお風呂についての対応箇所とエアコンについての対応箇所とのうち、過去に対応箇所のデータを送信した回数の多い方の対応箇所のデータを優先して出力されるようにされる。これにより、よく参照する設備についての説明書データ25のデータが優先して出力されることになる。
逆に、説明書送信部18は、過去に送信した回数の少ない対応箇所のデータほど優先して出力されるように出力順位を決定してもよい。過去に送信した回数の多い対応箇所のデータは居住者の役に立たなかった可能性があるためである。
優先して出力するとは、対応箇所のデータを表示する場合には、上位に表示することであり、対応箇所のデータを音声で出力する場合には、先に出力することである。
あるいは、複数の対応箇所が特定された場合、出力順序を定めた上で、出力順序の早い一定数だけ出力するように構成してもよい。例えば、出力順序の早い1つの対応箇所のみ出力するように定めてもよい。
なお、上記例では、説明書送信部18は、ステップS41で取得された識別情報が示すユーザ端末30に対応する住戸の部屋番号についてのログデータ45を参照した。しかし、説明書送信部18は、他の住戸についてのログデータ45も参照してもよい。例えば、説明書送信部18は、ユーザ端末30に対応する住戸が集合住宅に属している場合には、同じ集合住宅に属する他の住戸についてのログデータ45も参照してもよい。また、説明書送信部18は、近隣の地域の住戸についてのログデータ45も参照してもよい。
***実施の形態3の効果***
以上のように、実施の形態3に係る設備管理システム1では、ログに基づき対応箇所のデータの出力順序を決定する。これにより、居住者が必要とするデータを優先的に出力することが可能となり、居住者の利便性を高くすることができる。
なお、キーワードが特定されなかった場合にログとして記憶されたメッセージを参照して、キーワード辞書を改善することも可能である。
実施の形態4.
実施の形態4は、特定された対応箇所をログとして記憶しておき、ログから対応箇所のデータを検索する点が実施の形態1〜3と異なる。実施の形態4では、この異なる点を説明し、同一の点については説明を省略する。
実施の形態4では、実施の形態3に機能を追加した場合を説明する。しかし、実施の形態1,2に機能を追加することも可能である。
***動作の説明***
実施の形態4に係る設備管理システム1の動作は、説明書取得処理が実施の形態3に係る設備管理システム1の動作と異なる。
図20を参照して、実施の形態4に係る説明書取得処理を説明する。
ステップS61からステップS64の処理は、図10に示す実施の形態3に係るステップS41からステップS44の処理と同じである。また、ステップS66からステップS67の処理は、図10に示す実施の形態3に係るステップS45からステップS46の処理と同じである。
(ステップS65:ログ検索処理)
対応箇所特定部17は、ステップS62で特定されたキーワードと、ステップS64で特定された品番とによって、ログデータ45が示す過去に送信した対応箇所のデータを検索する。具体的には、対応箇所特定部17は、ステップS62で特定されたキーワードと、ステップS64で特定された品番とをAND条件として、ログデータ45を検索する。対応箇所特定部17は、検索されたレコードのうち、回答フラグが対応箇所が特定されたことを示す値が設定されたレコードの回答内容を対応箇所のデータとして取得する。
対応箇所特定部17は、対応箇所のデータが検索された場合には、処理をステップS68に進める。一方、対応箇所特定部17は、対応箇所のデータが検索されなかった場合には、処理をステップS66に進める。
(ステップS68:説明書送信処理)
ステップS67から処理が遷移した場合には、実施の形態3と同様に、設備管理装置10の説明書送信部18は、ステップS66で特定された説明書データ25の対応箇所のデータを対象住戸に対応するユーザ端末30に送信する。
一方、ステップS65から処理が遷移した場合には、説明書送信部18は、ステップS65で取得された対応箇所のデータを対象住戸に対応するユーザ端末30に送信する。
***実施の形態4の効果***
以上のように、実施の形態4に係る設備管理システム1では、ログデータ45を検索して対象箇所のデータを取得する。ログデータ45はデータベース化されており、高速に検索可能である。そのため、対象箇所のデータをユーザ端末30に送信するまでにかかる時間を短くすることが可能である。
以上、この発明の実施の形態及び変形例について説明した。これらの実施の形態及び変形例のうち、いくつかを組み合わせて実施してもよい。また、いずれか1つ又はいくつかを部分的に実施してもよい。なお、この発明は、以上の実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
1 設備管理システム、10 設備管理装置、11 プロセッサ、12 メモリ、13 ストレージ、14 通信インタフェース、15 メッセージ取得部、16 説明書特定部、17 対応箇所特定部、18 説明書送信部、19 外部情報取得部、111 電子回路、20 説明書保管装置、21 プロセッサ、22 メモリ、23 ストレージ、24 通信インタフェース、25 説明書データ、26 住戸対応データ、30 ユーザ端末、31 プロセッサ、32 メモリ、33 ストレージ、34 通信インタフェース、35 メッセージ送信部、36 説明書取得部、37 出力部、311 電子回路、40 ログ管理装置、41 プロセッサ、42 メモリ、43 ストレージ、44 通信インタフェース、45 ログデータ、50,70 ネットワーク、60 インターネット。

Claims (10)

  1. 対象住戸に設置された設備の説明書データを特定する説明書特定部と、
    キーワードによって、前記説明書特定部によって特定された前記説明書データを検索して、前記キーワードに対応する前記説明書データの対応箇所を特定する対応箇所特定部と、
    前記対応箇所特定部によって特定された前記対応箇所のデータを前記対象住戸に対応するユーザ端末に送信する説明書送信部と
    を備える設備管理装置。
  2. 前記設備管理装置は、さらに、
    ユーザ端末の識別情報と問合せ内容を示すメッセージとを取得するメッセージ取得部
    を備え、
    前記説明書特定部は、前記メッセージ取得部によって取得された前記識別情報が示すユーザ端末に対応する住戸を前記対象住戸とし、
    前記対応箇所特定部は、前記メッセージに含まれる単語によって、単語とキーワードとを対応付けたキーワード辞書を検索して、前記問合せ内容に対応するキーワードを特定する
    請求項1に記載の設備管理装置。
  3. 前記設備管理装置は、さらに、
    外部情報を取得する外部情報取得部
    を備え、
    前記対応箇所特定部は、前記外部情報取得部によって取得された前記外部情報に含まれる単語によって、単語とキーワードとを対応付けたキーワード辞書を検索して、前記外部情報に対応するキーワードを特定する
    請求項1又は2に記載の設備管理装置。
  4. 前記説明書送信部は、前記対応箇所特定部によって複数の対応箇所が特定された場合には、過去に送信した対応箇所のデータの履歴情報に基づき、前記複数の対応箇所のデータについての出力順序を決定し、前記ユーザ端末に前記出力順序が早い少なくとも一部の対応箇所のデータを出力させる
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の設備管理装置。
  5. 前記説明書送信部は、過去に送信した回数が多い対応箇所のデータほど優先的に出力されるように、前記出力順序を決定する
    請求項4に記載の設備管理装置。
  6. 前記対応箇所特定部は、前記キーワードによって、過去に送信した対応箇所のデータを検索し、ヒットしない場合に、前記キーワードによって、前記説明書特定部によって特定された前記説明書データを検索する
    請求項1から5までのいずれか1項に記載の設備管理装置。
  7. キーワードによって、設備管理装置に登録された識別情報から特定される住戸である対象住戸に設置された設備の説明書データを検索して特定された、前記キーワードに対応する前記説明書データの対応箇所のデータを前記設備管理装置から取得する説明書取得部と、
    前記説明書取得部によって取得された前記対応箇所に関する情報を出力する出力部と
    を備えるユーザ端末。
  8. ユーザ端末と設備管理装置とを備える設備管理システムであり、
    前記設備管理装置は、対象住戸に設置された設備の説明書データを特定する説明書特定部と、キーワードによって、前記説明書特定部によって特定された前記説明書データを検索して、前記キーワードに対応する前記説明書データの対応箇所を特定する対応箇所特定部と、
    前記対応箇所特定部によって特定された前記対応箇所のデータを前記対象住戸に対応するユーザ端末に送信する説明書送信部と
    を備え、
    前記ユーザ端末は、
    前記説明書送信部によって送信された前記対応箇所に関する情報を出力する出力部
    を備える設備管理システム。
  9. 説明書特定部が、対象住戸に設置された設備の説明書データを特定し、
    対応箇所特定部が、キーワードによって、前記説明書データを検索して、前記キーワードに対応する前記説明書データの対応箇所を特定し、
    説明書送信部が、前記対応箇所のデータを前記対象住戸に対応するユーザ端末に送信する設備管理方法。
  10. 対象住戸に設置された設備の説明書データを特定する説明書特定処理と、
    キーワードによって、前記説明書特定処理によって特定された前記説明書データを検索して、前記キーワードに対応する前記説明書データの対応箇所を特定する対応箇所特定処理と、
    前記対応箇所特定処理によって特定された前記対応箇所のデータを前記対象住戸に対応するユーザ端末に送信する説明書送信処理と
    をコンピュータに実行させる設備管理プログラム。
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