JP2019199514A - コンタクト接着剤、接着物品及び接着キット、接着物品の接着方法、並びにコンタクト接着層を含む構造体 - Google Patents

コンタクト接着剤、接着物品及び接着キット、接着物品の接着方法、並びにコンタクト接着層を含む構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】オープンタイムが長く、ライナーの使用を省略可能な程度の低粘着性表面を有するコンタクト接着剤を提供する。【解決手段】一実施態様のコンタクト接着剤は、ガラス転移温度が0〜25℃である飽和非晶性ポリエステルを含む。別の実施態様のコンタクト接着剤は、重量平均分子量が40,000〜100,000である飽和非晶性ポリエステルを含む。【選択図】図1

Description

本開示は、コンタクト接着剤、接着物品及び接着キット、接着物品の接着方法、及びコンタクト接着層を含む構造体に関する。
感圧接着剤とは異なる種類の接着剤として、コンタクト接着剤が知られている。一般に、コンタクト接着剤は2つの基材のそれぞれの接着面に適用される。コンタクト接着剤を乾燥又は硬化してコンタクト接着層を形成した後、2つの基材のコンタクト接着層を対向させて単に押し付けるだけで、これらの基材を即座に接着することができる。コンタクト接着剤は一般に室温で非粘着性であり、高いせん断強度と即接着性を有している。コンタクト接着剤として、クロロプレンゴム(CR)を含むコンタクト接着剤が知られている。
特許文献1(特許第4049450号公報)は、「室温で固体であり軟化点100℃以下である低酸価の粘着付与樹脂を、アルカリ物質の存在下で、ポリビニルアルコールの存在下でクロロプレンと共重合可能なエチレン系不飽和カルボン酸とクロロプレンとを共重合して得られるクロロプレンゴムラテックス、又はポリビニルアルコールとグリコールエーテル類の存在下でクロロプレンと共重合可能なエチレン系不飽和カルボン酸とクロロプレンとを共重合して得られるクロロプレンゴムラテックスを含む液中で加熱溶融配合してなる水性コンタクト接着剤」を記載している。
特許文献2(特開2001−279205号公報)は、「クロロプレンゴムラテックス、粘着付与樹脂エマルジョン並びに再乳化性樹脂粉末が少なくとも配合されていることを特徴とする水分散コンタクト型接着剤」を記載している。
特許第4049450号公報 特開2001−279205号公報
クロロプレンゴム系コンタクト接着剤のオープンタイム(可使時間)は限られている。具体的には、コンタクト接着剤を基材又は被着体の表面に塗布し、乾燥又は硬化して形成されるコンタクト接着層が接着性を示す時間は例えば乾燥又は硬化後5分〜数時間であり、その時間を経過するとコンタクト接着層はもはや接着性を示さない。そのため、コンタクト接着剤は基材又は被着体の表面に現場で塗布されることが一般的であり、コンタクト接着層を基材上に予め形成した装飾フィルム、保護シートなどの接着物品を供給することは従来困難であった。
コンタクト接着剤は、低粘着性を有しつつも、固定後は高い接着性を発揮することが望ましい。低粘着性のコンタクト接着層を有する接着物品では、コンタクト接着層表面を保護するためのライナーの使用を省略することができる。このことは、コンタクト接着層を基材上に予め形成したグラフィックシート、保護フィルムなどの接着物品を提供する際に有利である。
本開示は、オープンタイムが長く、ライナーの使用を省略可能な程度の低粘着性表面を有するコンタクト接着層を形成することができるコンタクト接着剤を提供する。また、本開示はコンタクト接着剤を含む接着物品及び接着キット、コンタクト接着剤を用いた接着物品の接着方法、及びコンタクト接着層を含む構造体を提供する。
本発明者は特定のポリエステルがコンタクト接着剤として機能することを見出して本発明を完成した。
本開示の一実施態様によれば、ガラス転移温度が0〜25℃である飽和非晶性ポリエステルを含むコンタクト接着剤が提供される。
本開示の別の実施態様によれば、重量平均分子量が40,000〜100,000である飽和非晶性ポリエステルを含むコンタクト接着剤が提供される。
本開示の別の実施態様によれば、基材及びコンタクト接着層を含む接着物品であって、前記コンタクト接着層が上記コンタクト接着剤を含む、接着物品が提供される。
本開示の別の実施態様によれば、上記接着物品と、プライマー剤とを含むキットであって、前記プライマー剤が上記コンタクト接着剤を含む、接着キットが提供される。
本開示の別の実施態様によれば、設置表面の上に接着物品を接着する方法であって、上記接着物品を準備すること、前記設置表面に、上記コンタクト接着剤を含むプライマー剤を適用し、第2のコンタクト接着層を形成すること、前記接着物品を前記第2のコンタクト接着層の上に配置すること、及び前記接着物品に圧力を加えることにより前記接着物品の前記コンタクト接着層を前記第2のコンタクト接着層に接着することを含む、方法が提供される。
本開示の別の実施態様によれば、設置表面の上に形成された構造体であって、上記接着物品と、前記設置表面を被覆する第2のコンタクト接着層とを有し、前記接着物品の前記コンタクト接着層と前記第2のコンタクト接着層の両方が互いに接着されており、前記第2のコンタクト接着層が、上記コンタクト接着剤を含む、構造体が提供される。
本開示のコンタクト接着剤のオープンタイムは非常に長く、例えば15日以上、1か月以上、又は6か月以上である。そのため、コンタクト接着層を有し、長期間の保管及び現場での即時使用が可能な接着物品、例えばグラフィックシートなどの積層体を提供することができる。
本開示のコンタクト接着剤は低粘着性であるため、コンタクト接着層の表面に保護ライナーを不要とすることもできる。ライナーを使用しない場合は、コンタクト接着層を含む接着物品が積層体である場合は連続ロールとして、又は複数の接着物品を積み重ねて、製造、保管及び輸送することができ、接着物品の施工時に廃棄ライナーも生じない。
なお、上述の記載は、本発明の全ての実施態様及び本発明に関する全ての利点を開示したものとみなしてはならない。
本開示の一実施態様の接着物品の概略断面図である。 本開示の一実施態様の設置表面の上に形成された構造体の概略断面図である。
以下、本発明の代表的な実施態様を例示する目的でより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施態様に限定されない。
本開示において「コンタクト接着剤」とは、典型的には一緒に接着される2つの表面に適用され、乾燥されて皮膜状の接着層を形成し、2つの接着層を接触させて圧力を加えると即時的で耐久性のある接着を形成することができる接着剤を意味し、コンタクト接着層を形成するために使用される材料又は組成物と、コンタクト接着層に含まれる材料又は組成物の両方を包含する。
本開示において「微小球」とは、平均粒径が数百μm以下の粒子を意味する。いくつかの好適な実施態様では、微小球は実質的に球状である。実質的に球状とは、円形又は楕円に対応する断面形状を有すること、あるいは球面を有することをいう。
コンタクト接着剤はコンタクト接着層のベースとなる成分である。コンタクト接着剤は、大幅に温度を上昇させなくても(例えば50℃を上回る温度を必要とせずに)、圧力を加えることによりそれ自体又は化学的に類似する材料に接着するため、感圧接着剤とは異なり、一般に約10℃〜約50℃の温度において、化学的に異なる材料とは接着しないか、あるいはそのような材料に対してごくわずかな接着力しか示さない。一方、感圧接着剤は、室温(23±0.5℃)において粘着性を示し、異種材料に対しても適度な圧力(指先の圧力など)を加えることにより接着する。
コンタクト接着剤は、接着成分として飽和非晶性ポリエステルを含む。飽和非晶性ポリエステルは、エチレン性不飽和基を有さず、ガラス転移点(Tg、ガラス転移温度)を有するが融点(Tm、融解温度)を有さないポリマーである。飽和非晶性ポリエステルが非晶性であることから、コンタクト接着剤のコンタクト接着性の経時変化が抑制されて、長いオープンタイムを有するコンタクト接着層を提供することができる。
一実施態様では、飽和非晶性ポリエステルは多価カルボン酸とポリオールとの縮重合物である。
多価カルボン酸として、テレフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、5−スルホイソフタル酸ナトリウム、5−スルホイソフタル酸リチウム、スルホテレフタル酸ナトリウム、4,4’−ジフェニルメタンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸、4,4’−ビフェニルジカルボン酸、4,4’−スチルベンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸;トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸などの3官能以上の芳香族多価カルボン酸;コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,10−デカンジカルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸;ヘキサヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、トリシクロデカンジカルボン酸などの脂環式ジカルボン酸などが挙げられる。
ポリオールとして、エチレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオールなどの直鎖脂肪族ジオール;1,2−プロピレングリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、ネオペンチルグリコールなどの分岐脂肪族ジオール;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコールなどのポリアルキレングリコール;シクロヘキサンジメタノール、トリシクロデカンジメタノールなどの脂環式ジオール;グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの3官能以上の脂肪族多価アルコール;ビスフェノールAのエチレンオキシド付加物及びプロピレンオキシド付加物などの芳香族多価アルコールなどが挙げられる。
一実施態様では、飽和非晶性ポリエステルは、2種以上の多価カルボン酸と1種のポリオールの共重合体、1種の多価カルボン酸と2種以上のポリオールの共重合体、又は2種以上の多価カルボン酸と2種以上のポリオールの共重合体である。
一実施態様では、多価カルボン酸はテレフタル酸及びイソフタル酸を含む。
一実施態様では、多価カルボン酸は芳香族カルボン酸及び脂肪族カルボン酸を含む。芳香族カルボン酸はテレフタル酸及びイソフタル酸を含むことが有利であり、脂肪族カルボン酸はアジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、若しくは1,10−デカンジカルボン酸又はこれらの組み合わせを含むことが有利である。
一実施態様では、ポリオールは直鎖脂肪族ジオール及び分岐脂肪族ジオールを含む。直鎖脂肪ジオールはエチレングリコールであることが有利であり、分岐脂肪族ジオールはネオペンチルグリコールであることが有利である。
一実施態様では、飽和非晶性ポリエステルは、ポリグリコール酸、ポリ(δ−バレロラクトン)、ポリ(ε−カプロラクトン)、ポリ乳酸などのポリ(ヒドロキシアルカノエート)すなわちヒドロキシカルボン酸の縮重合物を含まない。
一実施態様では、飽和非晶性ポリエステルは溶剤に可溶である。「可溶」とは、飽和非晶性ポリエステルが約1質量%以上、約5質量%以上、又は約10質量%以上の量で溶剤中に溶解又は分散することを意味する。溶剤として、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン;酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル;トルエン、キシレンなどの芳香族化合物;及びこれらの混合物が挙げられる。
一実施態様では、飽和非晶性ポリエステルのガラス転移温度(Tg)は、約0℃以上、約2℃以上、又は約4℃以上、約25℃以下、約20℃以下、又は約15℃以下である。飽和非晶性ポリエステルのガラス転移温度を上記範囲とすることで、コンタクト接着剤の非タック性とコンタクト接着性のより良好なバランスを達成することができる。ガラス転移温度が過度に低いと粘着性が強くなるおそれがある。ガラス転移温度が過度に高いとコンタクト接着性が低下するおそれがある。Tg値はASTM D4092−07に従って定義される。
一実施態様では、飽和非晶性ポリエステルの重量平均分子量は、40,000以上、45,000以上、又は50,000以上、100,000以下、80,000以下、又は70,000以下である。飽和非晶性ポリエステルの重量平均分子量を上記範囲とすることで、コンタクト接着剤の非タック性とコンタクト接着性のより良好なバランスを達成することができる。重量平均分子量が過度に低いと粘着性が強くなるおそれがある。重量平均分子量が過度に高いとコンタクト接着性が低下するおそれがある。重量平均分子量は標準ポリスチレンを基準としたゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)により決定される。
多価カルボン酸とポリオールとの縮重合は従来知られた方法により行うことができる。例えば、所定量の多価カルボン酸及びポリオールを、同時又は段階的に直接エステル化する方法、エステル交換反応後に重合する方法などが挙げられる。重合又はエステル交換反応の際に公知の触媒を使用してもよく、安定剤、改質剤などの添加剤などを使用してもよい。重合又はエステル交換反応を溶媒中で行ってもよい。溶媒として、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン;酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル;トルエン、キシレンなどの芳香族化合物;又はこれらの混合物を用いることができ、これらの溶媒がコンタクト接着剤の溶剤の一部又は全てを構成してもよい。
コンタクト接着剤は微小球を含んでもよい。コンタクト接着剤に微小球を含めることで、コンタクト接着層の表面に微小球の存在に起因する突起を形成して、その表面のスライド性を高めることができる。コンタクト接着層において、微小球は飽和非晶性ポリエステルに完全に被覆されてもよく、微小球の一部が外部に露出していてもよい。また、コンタクト接着層において、微小球が規則的に配置された個別の粒子として存在してもよく、複数の微小球が凝集していてもよく、一個の又は複数の凝集した微小球がコンタクト接着層表面に不規則に配置されてもよい。スライド性に優れたコンタクト接着層を有する接着物品は、施工時に位置合わせ及び再配置が容易であり取り扱い性に優れている。コンタクト接着層を有する設置表面上での位置合わせ又は再配置が完了した後、接着物品を設置表面に対して加圧することで容易に高い接着力でコンタクト接着を行うことができる。
いくつかの実施態様において、微小球の平均粒径は、約0.3μm以上、約0.5μm以上、又は約0.7μm以上、約100μm以下、約70μm以下、又は約50μm以下である。微小球の平均粒径は、レーザー回折散乱式粒度分布計により測定することができる体積平均粒径(Dv)として定義される。微小球が約0.3μm以上の平均粒径を有するものとすることで、コンタクト接着層の表面から外側に向かって延在する接着剤の複数の突起が生じ、それによってコンタクト接着層表面をいくらか隆起させて、(意図的な圧力が存在する場合を除いて)設置表面と密着することを防ぎ、その表面のスライド性を高めることができる。微小球の平均粒径が約0.3μm未満であると、コンタクト接着層表面に微小球による突起を形成することが困難になる。一方、微小球の平均粒径が約100μmを超えると、突起部が不適当な程度まで粗くなり、そのため最終用途で目立つことがある。
いくつかの実施態様では、微小球は有機樹脂であることが好ましい。無機粒子に比べ比較的軽量であり、飽和非晶性ポリエステルと混合した際に沈降する傾向が小さく、良好な分散性を維持することが可能である。結果として、コンタクト接着剤中により均一に微小球を分散させることが可能になる。
いくつかの実施態様では、微小球の比重は約0.90以上、約1.00以上、又は約1.05以上、約1.50以下、約1.40以下、又は約1.35以下であることが好ましい。微小球の比重を上記範囲で選択することにより、コンタクト接着層の形成時に微小球がコンタクト接着層中で極度に偏在(例えば沈降)することを防止して、コンタクト接着層の表面全体により均一なスライド性を付与することができる。
いくつかの実施態様では、微小球は非粘着性であることが好ましい。「非粘着性」とは、使用温度、典型的には室温(23℃±0.5℃)で微小球が流動性を有する状態を意味する。非粘着性の微小球を用いることで、個々の微小球が流動性を確保できるので、コンタクト接着層の形成時に微小球がコンタクト接着層中で極度に偏在(例えば沈降)することを防止して、コンタクト接着層の表面全体により均一なスライド性を付与することができる。
微小球は、例えばポリエステル、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリカーボネート、アクリル系ポリマー(例えばポリメチルメタクリレート、n−ブチルアクリレートなどのアルキルアクリレートの単独重合体及び共重合体など)などのポリマーを含んでもよい。これらのポリマーは架橋されていてもよい。コンタクト接着剤中で適度な分散性を示すことから、微小球はポリエステルを含むことが望ましい。架橋されたポリエステルの微小球は、硬度が高く変形しにくいためコンタクト接着層により高いスライド性を付与することができる。また、耐溶剤性、広い温度域で安定した弾性率を得るためにも微小球として架橋樹脂を使用することが好ましい。
微小球は中実微小球であってもよく、中空微小球であってもよい。シェル/コア型、例えばシェルにウレタン樹脂、コアにアクリル樹脂を持つ微小球を使用することができる。粒子は顔料や染料で着色されていても良い。微小球は好ましくは中実微小球である。一般に荷重を加えても変形しにくい中実微小球を用いることにより、コンタクト接着層により高いスライド性を付与することができる。
一実施態様では微小球の形状は実質的に球状又は球状である。実質的に球状又は球状の微小球を用いることにより、非球状のものと比較して、コンタクト接着層のスライド性をより高めることができる。
微小球は高弾性体で変形しにくいことが望ましい。いくつかの実施態様では、微小球の弾性率は、約2×10Pa以上、約5×10Pa以上、又は約1×10Pa以上、約5×1011Pa以下、約1×1011Pa以下、又は約5×1010Pa以下である。
いくつかの実施態様では、微小球は、飽和非晶性ポリエステル100質量部を基準として、約2質量部以上、約5質量部以上、又は約8質量部以上、約550質量部以下、約500質量部以下、又は約450質量部以下の量でコンタクト接着剤に含まれる。微小球の配合量を上記範囲とすることにより、コンタクト接着層の表面に複数の突起部が形成される。このようにして形成された複数の突起部による被着体との初期接触面積の低減と、コンタクト接着剤の本来有する非粘着性との組み合わせにより、コンタクト接着層の表面に、接着物品の施工時に十分なスライド性を付与することができる。
コンタクト接着剤は、追加のポリマー成分を含んでもよい。追加のポリマー成分として、天然ゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ酢酸ビニル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ポリウレタン、ポリ塩化ビニリデン、クロロプレンゴム、アクリル系重合体、及びそれらの組み合わせが挙げられる。いくつかの実施態様では、追加のポリマー成分は、コンタクト接着剤の固形分を基準として、約5質量%以上、約10質量%以上、又は約15質量%以上、約60質量%以下、約50質量%以下、又は約40質量%以下の量でコンタクト接着剤に含まれる。
コンタクト接着剤は粘着付与剤を含んでもよい。粘着付与剤として、例えば重合ロジン、水添ロジンなどのロジン誘導体、テルペン系樹脂、テルペンフェノール樹脂などのテルペン変性体、クマロンインデン樹脂、脂肪族系炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、フェノール系樹脂、スチレン系樹脂、キシレン樹脂などを用いることができる。いくつかの実施態様では、粘着付与剤は、コンタクト接着剤の固形分を基準として、約1質量%以上、約2質量%以上、又は約5質量%以上、約50質量%以下、約30質量%以下、又は約20質量%以下の量でコンタクト接着剤に含まれる。
コンタクト接着剤は架橋剤を含んでもよい。架橋剤として、飽和非晶性ポリエステルの末端に存在しうる水酸基又はカルボキシル基と反応性を有する多官能性化合物、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネートのビウレット体、イソシアヌレート体、アダクト体、トリレンジイソシアネートのビウレット体、イソシアヌレート体、アダクト体などのポリイソシアネート化合物、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂などの多官能性エポキシ化合物、メラミン樹脂などが挙げられる。架橋剤を用いて飽和非晶性ポリエステルを架橋することにより、高温におけるせん断強度、耐クリープ性などに優れたコンタクト接着層を形成することができる。飽和非晶性ポリエステルはコンタクト接着剤中に架橋された状態で含まれてもよく、コンタクト接着層の形成時に加熱などにより架橋されてもよい。
コンタクト接着剤は、任意成分として、可塑剤、酸化防止剤、粘度調節剤、界面活性剤、湿潤剤、紫外線吸収剤、光安定剤、顔料、殺生物剤、防腐剤、防錆剤、無機フィラーなどをさらに含んでもよい。
コンタクト接着剤は、接着成分として飽和非晶性ポリエステル、及びその他の任意成分、例えば微小球、追加のポリマー成分、粘着付与剤、架橋剤などを含む、溶剤系又はエマルション系の組成物であってよい。コンタクト接着剤は上記成分を混合することによって得ることができる。
コンタクト接着剤の固形分は、例えば約10質量%以上、約20質量%以上、又は約30質量%以上、約80質量%以下、約70質量%以下、又は約60質量%以下とすることができる。固形分を上記範囲とすることにより、塗工性及び乾燥性に優れた組成物を得ることができる。
コンタクト接着剤を基材の表面に適用し、必要に応じて乾燥又は硬化してコンタクト接着層を基材の上に形成することにより、基材及びコンタクト接着層を含む接着物品を製造することができる。コンタクト接着剤の基材表面への適用は、例えば、ナイフコート、バーコート、ブレードコート、ドクターコート、ロールコート、キャストコート、噴霧、スクリーン印刷、ステンシル印刷、はけ塗りなどを用いて行うことができる。
一実施態様では、コンタクト接着層は20℃で実質的に非粘着性である。「実質的に非粘着性」とは、コンタクト接着層の表面を設置表面に軽い力で押し付けた後、手で感知できる抵抗を受けないか又は実質的に受けないで設置表面からコンタクト接着層を除去できる状態であることを意味する。この場合、接着物品の設置中で仮位置合わせの際に行われるように、コンタクト接着層を設置表面に直接軽く押し付けても、コンタクト接着層は設置表面に全く付着しないか、仮に付着があっても非常に軽度であり、施工者のさらなる操作により容易に付着を解除することができる。
一実施態様では、コンタクト接着層のせん断強度は、20℃で約0.3MPa以上、約0.5MPa以上、又は約1MPa以上、約10MPa以下、約8MPa以下、又は約6MPa以下である。コンタクト接着層のせん断強度は、引張速度50mm/分でコンタクト接着層を介して接着された2つの基材を反対方向に引っ張ったときに測定される値である。
一実施態様では、コンタクト接着層のオープンタイムは、コンタクト接着層の形成後、15日以上、1か月以上、又は6か月以上である。
一実施態様では接着物品は積層体である。図1に概略断面図で示される接着物品10は、コンタクト接着層12と、基材14とを含み、接着物品10は積層体として示されている。
基材は、用途に応じて様々な材料及び形状であってよい。基材として、例えば紙、透明フィルム、装飾フィルム、化粧板、壁紙、床材、金属板、織布、不織布、フォーム、プラスチック成形品、木材、金属部品などが挙げられる。
基材が複数の層から構成される積層体であってもよい。基材がある物品の一部、例えばグラフィックシートの一部であってもよい。例えば封筒のフラップとその対向面のように、基材と被着体である設置表面がそれぞれ一つの物品の一部であってもよい。基材は、コンタクト接着層との結合面にプライマー処理、コロナ処理などの表面処理を有してもよい。以下、被着体については設置表面ともいうものとする。
設置表面に接触するコンタクト接着層の一部が、コンタクト接着剤の性能に過度に影響しない程度まで、他の材料、例えば印刷インク、金属薄膜などで覆われていてもよい。一実施態様では、コンタクト接着層が印刷インク、例えばインクジェット用インクの受容層としても機能する。一実施態様では、コンタクト接着層の表面にライナーが配置されていてもよい。このような実施態様では、例えば中間製品として接着物品を用い、接着物品にさらに加工又は処理をする場合に、コンタクト接着層の表面を油脂、粉塵などから保護することができる。
コンタクト接着剤を、コンタクト接着層の単位面積あたりの質量が、約5g/m以上、約10g/m以上、又は約15g/m以上、約100g/m以下、約80g/m以下、又は約60g/m以下となるように、基材表面に適用することが望ましい。
コンタクト接着層の厚さは、一般に約5μm以上、約10μm以上、又は約15μm以上、約100μm以下、約80μm以下、又は約60μm以下とすることができる。
本開示の別の実施態様では、上記接着物品とプライマー剤とを組み合わせた接着キットが提供される。キットは顧客に販売することができる。プライマー剤は設置表面に第2のコンタクト接着層を形成するために使用され、本開示のコンタクト接着剤を含む。
本開示のさらに別の実施態様では、設置表面の上に接着物品を接着する方法が提供される。この方法は、上記接着物品を準備し、設置表面にプライマー剤を適用して、第2のコンタクト接着層を形成し、接着物品を第2のコンタクト接着層の上に配置し、接着物品に圧力を加えることにより接着物品のコンタクト接着層を第2のコンタクト接着層に接着することを含む。
設置表面は、例えば、本棚、食器棚、チェストなどの家具の表面、建築物の内壁及び床面、自動車及び鉄道の車両の内壁及び外壁、路面、家庭用品の表面などであってよい。
プライマー剤の設置表面への適用は、上述したように、コンタクト接着剤の基材表面への適用と同様に行うことができる。その例として、ナイフコート、バーコート、ブレードコート、ドクターコート、ロールコート、キャストコート、噴霧、スクリーン印刷、ステンシル印刷、はけ塗りなどの使用が挙げられる。プライマー剤の設置表面への適用後、必要に応じて乾燥又は硬化を行ってもよい。
第2のコンタクト接着層の表面に、接着物品のコンタクト接着層の表面が向かい合うように接着物品を設置表面の上に配置した後、押し付けて接着するときに、接着物品に加える圧力は、例えば約1kPa以上、約5kPa以上、又は約10kPa以上、約1000kPa以下、約600kPa以下、又は約200kPa以下とすることができる。圧力は、本技術分野で周知の技術、例えば手、ローラーなどで押し付けることにより加えることができる。上記圧力を加える前であれば、接着物品を設置表面上でスライドさせて、接着物品の位置合わせ又は再配置を行うことができる。接着は一般に約10℃以上、又は約20℃以上、約100℃以下、又は約50℃以下で、約1秒以上、又は約3秒以上、約60分以下、又は約30分以下の時間をかけて行われる。
このようにして、基材と、第1のコンタクト接着層(接着物品のコンタクト接着層)と、(設置表面に適用された)第2のコンタクト接着層と、設置表面とをこの順で含む構造体を形成することができる。第1のコンタクト接着層と第2のコンタクト接着層が同一の化学組成を有する場合、2つの接着層を一緒に押し付けた後は、これらの接着層の間の界面を容易に観察できない場合がある。
図2に設置表面30の上に形成された構造体40の概略断面図を示す。構造体40は、コンタクト接着層12及び基材14を含む接着物品10と、設置表面30を被覆する第2のコンタクト層20とを有し、接着物品10のコンタクト接着層12と第2のコンタクト接着層20の両方が互いに接着されている。
本開示のコンタクト接着剤、接着物品、及び接着キットは、本棚、食器棚、チェストなどの家具又は建築物内壁へのグラフィックシート、化粧板などの取り付け、建築物床面へのフローリング材などの建築内装材の設置などを含む住宅及び建築用途に加えて、自動車、鉄道などの車両の内外装などの工業用途、アスファルト又はコンクリートを含む路面、封筒などの一般家庭用途などに広く使用することができる。また、いくつかの実施態様では、本開示の接着物品を用いることによって、保護ライナー、工程紙、工程フィルムなどの使用を省略することもできる。
以下の実施例において、本開示の具体的な実施態様を例示するが、本発明はこれに限定されるものではない。部及びパーセントは全て、特に明記しない限り質量による。
本実施例において使用した材料を表1に示す。
Figure 2019199514
例1
接着剤1(ADH1)の溶液をシリコーン処理した50μm厚ポリエステルフィルムにナイフコーターを用いて塗布し、95℃で5分間乾燥した。乾燥後、厚み27μmのコンタクト接着層を得た。
例2
接着層の厚みを54μmにした以外は例1と同様にしてコンタクト接着層を得た。
例3
接着剤1を接着剤2(ADH2)に変更して、乾燥後のコンタクト接着層の厚みを28μmとなるように塗布した以外は、例1と同様にしてコンタクト接着層を得た。
例4
乾燥後のコンタクト接着層の厚みを56μmにした以外は例3と同様にしてコンタクト接着層を得た。
例5
例1と同様にしてコンタクト接着層を得て、23℃で21日間放置した。
例6
接着剤1を接着剤3(ADH3)に変更して、乾燥後のコンタクト接着層の厚みを30μmとなるように塗布した以外は、例1と同様にしてコンタクト接着層を得た。
例7
接着剤1を接着剤4(ADH4)に変更して、乾燥後のコンタクト接着層の厚みを28μmとなるように塗布した以外は、例1と同様にしてコンタクト接着層を得た。
例8
例1と同様にしてコンタクト接着層を得て、23℃で189日間(約6か月)放置した。
例9
例3と同様にしてコンタクト接着層を得て、23℃で189日間(約6か月)放置した。
比較例1
接着剤1を接着剤5(ADH5)に変更して、乾燥後の接着層の厚みを52μmとなるように塗布した以外は、例1と同様にして接着層を得た。
粘着性
温度20℃において、ポリエステルフィルムに支持された接着層を平面に置き、接着層の表面を指で軽く触り、その後直ぐに指を接着層表面から上方に向かって離したときに、接着層が指に付着してその重量が感知されたものを粘着性「あり」、付着せずに即座に指から接着層が離れたものを粘着性「なし」とした。
せん断強度
接着層を長さ約25mm、幅約25mmの正方形に切断してサンプルを作製した。1mm厚アルミニウム板の上に接着層を貼り付けてサンプルを作製した。2つのサンプルからポリエステルフィルムを除去し、接着層の接触面積が約12mm×25mmとなるように2つのサンプルを押し付けて接着した。23℃で24時間放置後に引張試験機(テンシロン万能試験機、型番:RTC−1210A、株式会社エー・アンド・デイ、日本国東京都豊島区)を用い、温度20℃、40℃、65℃、引張速度を50mm/分で2つのサンプルのアルミニウム板を互いに反対方向に引っ張ったときのせん断強度を測定した。
例10
例1と同様にしてコンタクト接着層を得た。2つのサンプルを貼り付けた直後のせん断強度を測定した。
例1〜例10及び比較例1の接着層を評価した結果を表2に示す。
Figure 2019199514
10 接着物品
12 コンタクト接着層
14 基材
20 第2のコンタクト接着層
30 設置表面
40 構造体

Claims (10)

  1. ガラス転移温度が0〜25℃である飽和非晶性ポリエステルを含むコンタクト接着剤。
  2. 重量平均分子量が40,000〜100,000である飽和非晶性ポリエステルを含むコンタクト接着剤。
  3. 前記飽和非晶性ポリエステルが多価カルボン酸とポリオールの縮重合物である、請求項1又は2のいずれかに記載のコンタクト接着剤。
  4. 前記多価カルボン酸がテレフタル酸及びイソフタル酸を含む、請求項3に記載のコンタクト接着剤。
  5. 前記多価カルボン酸が芳香族カルボン酸及び脂肪族カルボン酸を含み、前記ポリオールが直鎖脂肪族ジオール及び分岐脂肪族ジオールを含む、請求項3又は4のいずれかに記載のコンタクト接着剤。
  6. 基材及びコンタクト接着層を含む接着物品であって、
    前記コンタクト接着層が、請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンタクト接着剤を含む、接着物品。
  7. 前記コンタクト接着層が20℃で実質的に非粘着性である、請求項6に記載の接着物品。
  8. 請求項6又は7のいずれかに記載の接着物品と、プライマー剤とを含むキットであって、前記プライマー剤が請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンタクト接着剤を含む、接着キット。
  9. 設置表面の上に接着物品を接着する方法であって、
    請求項6又は7のいずれかに記載の接着物品を準備すること、
    前記設置表面に、請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンタクト接着剤を含むプライマー剤を適用し、第2のコンタクト接着層を形成すること、
    前記接着物品を前記第2のコンタクト接着層の上に配置すること、及び
    前記接着物品に圧力を加えることにより前記接着物品の前記コンタクト接着層を前記第2のコンタクト接着層に接着すること
    を含む、方法。
  10. 設置表面の上に形成された構造体であって、
    請求項6又は7のいずれかに記載の接着物品と、
    前記設置表面を被覆する第2のコンタクト接着層と
    を有し、
    前記接着物品の前記コンタクト接着層と前記第2のコンタクト接着層の両方が互いに接着されており、
    前記第2のコンタクト接着層が、請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンタクト接着剤を含む、構造体。
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