JP2019199265A - スイングボトル - Google Patents
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Abstract
Description
一般に、ガラス製容器の底部には、製造直後の高温状態でベルトコンベアー等の載置面に載置された際に、容器と載置面との温度差による容器の割れを防止するため、ナーリングと呼ばれると凸条が施されるところ、特許文献1にかかる食品用容器900(図13参照)では、球面状の底部91に複数の同心円からなるナーリング96が施されている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、スイングさせた際にナーリングによる音が発生しにくいスイングボトルの提供を目的とする。
ここで、「水平断面」とは、当該スイングボトルを底部外面を下側にして水平面上に静置した状態における水平断面をいうものとする。
図1は、本発明の第1実施形態に係るスイングボトル100を示している。スイングボトル100は、ガラスにより形成され、下方へ突出する凸湾曲面状の底部1と、上端に設けられる瓶口2と、底部1の上方に連続する胴部3と、胴部3と瓶口2の間に設けられる首部4とを備えている。
スイングボトル100は、形成直後の高温状態(例えば、800度C程度)のまま低温のベルトコンベアー等の上に載置された際の割れを防止するため、凸条からなるナーリング6が底部1の外面(底部外面)11に設けられている。
スイングボトル100は、胴部3を除き、底部1、瓶口2、及び首部4が、仮想の鉛直軸線Aを軸とする回転体形状を有しており、以下、これらの回転体形状の径方向、及び周方向を、それぞれ単に「径方向」、「周方向」という。また、瓶口2側を上側、底部1側を下側という。
首部4は、図2に示すように、胴部3から瓶口2に向かって徐々に縮径するとともに、やや径方向内側に湾曲した円錐状をなし、下端が胴部3に倣って略正八角形に形成されている。瓶口2は、外形が首部4の上端よりやや大径に設けられた円環状をなしている。
また、スイングボトル100の傾動は、傾動抑制線63,64の他に傾斜方向線62の下側の端点62bによっても抑制される。
次に、本発明の第2実施形態に係るスイングボトル200について説明する。ただし、第2実施形態以降の実施形態において、先に説明した実施形態と同じ部材は同一符号を付して説明を省略する。スイングボトル200のナーリング206は、図8に示すように、第1実施形態と同じ傾斜方向線62と、底点211aで交差する複数本(図示の例では8本)の傾斜方向線261のみからなり、傾動抑制線を備えない。本実施形態の底点211aは、傾斜方向線261が交わることにより形成される円形の凸部265上に位置する。
第3実施形態に係るスイングボトル300のナーリング306は、図9に示すように、複数本(図示の例では8本)の傾斜方向線261のみからなる。
第4実施形態に係るスイングボトル400のナーリング406は、図10に示すように、第1実施形態と同じ傾斜方向線61のみからなる。この傾斜方向線61の下側の端点61b近傍は、スイングボトル400を水平面上に静置した際に、底部外面11の下敷きになって水平面に当接するよう設けられている。また端点61bは、スイングボトル400の傾斜を抑制する効果を有すると同時に、円形に並ぶことで、スイングボトル400を安定的に支持している。
第5実施形態に係るスイングボトル500のナーリング506は、図11に示すように、第1実施形態と同じ複数本(図示の例では16本)の傾斜方向線61と同数の傾斜方向線62のみからなる。
図12は、本発明の第6実施形態に係るスイングボトル600を示している。スイングボトル600は、下方に湾凸する底部601と、正面視扇型の胴部603と円筒状の首部604と、円環形の瓶口602とを備えている。
一方で、スイングボトル600を底部601の湾曲形状に沿って、スイングさせる際には、傾動抑制線663と底部外面611からの突出高さを同じに設けた傾斜方向線661が、ナーリング606と水平面との当接箇所が、傾動抑制線663を乗り越えるのを助けるため、スイングボトル600が揺動することにより水平面上での音の発生を抑制することができる。
傾動抑制線は、傾斜方向線と交差していればよく、スイングボトルを水平面上に静置した状態において水平面内に収まるよう設けられていなくともよい。
底部外面11
ナーリング6
傾斜方向線(放射状線)61,62,261
傾動抑制線63,64,663
傾斜方向線661
Claims (4)
- 下方に突出する凸湾曲面からなる底部外面を水平面上で転動させることにより揺動可能に構成されたスイングボトルであって、
前記底部外面に複数の凸条からなるナーリングを備え、
前記ナーリングは、前記底部外面の傾斜方向に沿って延びる傾斜方向線を有することを特徴とするスイングボトル。 - 前記底部外面の水平断面が環状をなし、前記傾斜方向線が、底面視で放射状に延びる複数の放射状線を含む請求項1に記載のスイングボトル。
- 底部を下にして水平面に載置した際に、前記傾斜方向線の少なくとも一部が前記水平面に当接するよう設けられている請求項1、又は請求項2に記載のスイングボトル。
- 前記ナーリングは、前記傾斜方向と交差する傾動抑制線を有する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のスイングボトル。
Priority Applications (1)
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JP2018093624A JP2019199265A (ja) | 2018-05-15 | 2018-05-15 | スイングボトル |
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JP2018093624A JP2019199265A (ja) | 2018-05-15 | 2018-05-15 | スイングボトル |
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JP2019199265A true JP2019199265A (ja) | 2019-11-21 |
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Family Applications (1)
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JP2018093624A Pending JP2019199265A (ja) | 2018-05-15 | 2018-05-15 | スイングボトル |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7455602B2 (ja) | 2020-02-10 | 2024-03-26 | 日本山村硝子株式会社 | ガラスびん |
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2018
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