JP2019198951A - 電動工具 - Google Patents

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Takuya Yoshinari
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Abstract

【課題】ブラシレスモータを備えた電動工具において、作業者の意図しない動作を抑制可能な電動工具を提供する。【解決手段】6つのスイッチング手段62A〜62Fと、6つのスイッチング手段62A〜62FをON状態にする駆動信号をそれぞれ異なる2つ以上のスイッチング手段に出力する第1ドライバIC73A及び第2ドライバIC73Bと、第1ドライバIC73A及び第2ドライバIC73Bへ電力を供給する制御用電源回路部71と、第1ドライバIC73Aと制御用電源回路部71とが電気的に接続された第1状態と第1ドライバIC73Aと制御用電源回路部71との間の電気的な接続が遮断された第2状態との間で切替可能なスイッチ74と、作業者が外部から操作可能且つ前記操作に連動してスイッチ74を第1状態と第2状態との間で切替可能な駆動スイッチ21Dと、を有することを特徴とする電動工具。【選択図】図3

Description

本発明は電動工具に関する。
従来から、モータの回転力(ロータの回転力)により先端工具を回転又は振動させ、当該先端工具の回転又は振動によって研磨、切削、切断等を行う電動工具が広く用いられている。特許文献1には、このような電動工具の一例として、駆動源に3相ブラシレスモータを採用したディスクグラインダが開示されている。このように、従来の整流子モータよりも小型化されたブラシレスモータを用いることにより電動工具の軽量化を図ることができ、且つ、メンテナンスフリーな電動工具を提供することができるという利点があった。
特開2017−100224号公報
しかしながら、ブラシレスモータは、一般に、制御回路(マイコン等)によって駆動制御されるが、万が一制御回路に不具合が生じたときに、作業者の意図しない動作が実行されてしまう可能性があった。
そこで本発明は、ブラシレスモータを備えた電動工具において、作業者の意図しない動作を抑制可能な電動工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、3相のコイルを有する3相ブラシレスモータと、前記3相ブラシレスモータの電源となる外部電源と接続可能な外部電源接続部と、ON状態で前記外部電源接続部と前記3相のコイルのそれぞれの相とを電気的に接続可能、且つ、OFF状態で前記外部電源接続部と前記3相のコイルのそれぞれの相との電気的な接続を遮断可能に構成された複数のスイッチング手段と、前記複数のスイッチング手段をON状態にする駆動信号を前記複数のスイッチング手段の内それぞれ異なる2つ以上のスイッチング手段に出力する複数のドライバ回路部と、前記複数のドライバ回路と接続線を介して電気的に接続され、前記複数のドライバ回路部へ電力を供給する供給回路部と、前記接続線上に設けられ、前記複数のドライバ回路部と前記供給回路部との電気的な接続状態を前記複数のドライバ回路部の内一部のドライバ回路部と前記供給回路部とが電気的に接続された第1状態と前記一部のドライバ回路部と前記供給回路部との間の電気的な接続が遮断された第2状態との間で切替可能なスイッチと、作業者が外部から操作可能且つ前記操作に連動して前記スイッチを前記第1状態と前記第2状態との間で切替可能な操作部と、を有することを特徴とする電動工具を提供している。
上記構成の電動工具によれば、作業者が外部から操作部を操作することに連動して、複数のドライバ回路部と供給回路部との電気的な接続状態が、一部のドライバ回路部と供給回路部とが電気的に接続された第1状態と、一部のドライバ回路部と供給回路部との間の電気的な接続が遮断された第2状態との間で電力供給状態が切替わるため、モータの駆動を好適に停止させることができ、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。また、一部のドライバ回路部への電力供給が遮断された場合においても、残りのドライバ回路部への電力供給は遮断されないため、残りのドライバ回路部を用いてモータに対する種々の制御を行うことが可能となる。
上記構成において、前記外部電源接続部と前記複数のスイッチング手段とを電気的に接続するプラスライン及びマイナスラインを有する電力供給ライン部を、さらに有し、前記複数のスイッチング手段は、前記プラスライン及び前記マイナスラインのそれぞれと前記3相のコイルのそれぞれの相との間に設けられ、ON状態で前記プラスライン及び前記マイナスラインのそれぞれと前記3相のコイルのそれぞれの相とを電気的に接続可能、且つ、OFF状態で前記プラスライン及び前記マイナスラインのそれぞれと前記3相のコイルのそれぞれの相との間の電気的な接続を遮断可能に構成されていることが好ましい。
このような構成によれば、モータの駆動を好適に停止させることができ、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。
また、前記一部のドライバ回路部は、前記プラスラインと前記3相のコイルの相の内少なくとも1相との間に設けられるスイッチング手段、及び、前記マイナスラインと前記3相のコイルの相の内前記少なくとも1相との間に設けられるスイッチング手段と電気的に接続されていることが好ましい。
このような構成によれば、モータの駆動を好適に停止させることができ、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。
また、前記一部のドライバ回路部は、前記複数のスイッチング手段の内前記プラスラインと前記3相のコイルのそれぞれの相との間に設けられる少なくとも2つのスイッチング手段と電気的に接続されていることが好ましい。
このような構成によれば、モータの駆動を好適に停止させることができ、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。
また、前記一部のドライバ回路部は、前記マイナスラインと前記3相のコイルのそれぞれの相との間に設けられる少なくとも2つのスイッチング手段と電気的に接続されていることが好ましい。
このような構成によれば、モータの駆動を好適に停止させることができ、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。
また、前記一部のドライバ回路部は、前記プラスラインと前記3相のコイルのそれぞれの相との間に設けられる全てのスイッチング手段と電気的に接続されていることが好ましい。
このような構成によれば、モータの駆動を好適に停止させることができ、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。
また、前記一部のドライバ回路部は、前記マイナスラインと前記3相のコイルのそれぞれの相との間に設けられる全てのスイッチング手段と電気的に接続されていることが好ましい。
このような構成によれば、モータの駆動を好適に停止させることができ、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。
また、前記複数のスイッチング手段のそれぞれは、スイッチング素子であり、前記複数のドライバ回路部を介して前記スイッチング素子を制御する制御部を有し、前記制御部は、前記複数のドライバ回路部と前記供給回路部との電気的な接続状態が前記第2状態である場合において、前記一部のドライバ回路部以外のドライバ回路部と電気的に接続されているスイッチング素子の内少なくとも1つを短絡することが好ましい。
このような構成によれば、モータの駆動を停止させる場合において、一部のドライバ回路部以外のドライバ回路部と電気的に接続されたスイッチング素子の少なくとも1つを短絡することにより、モータの回転軸の回転を好適に制動することが可能となる。
本発明は、さらに、ブラシレスモータと、複数のスイッチング素子を有し、前記ブレシレスモータへ電力供給を制御するインバータ回路と、前記複数のスイッチング素子をスイッチングする複数のドライバ回路部と、前記複数のドライバ回路部へ電力を供給する供給回路部と、前記複数のドライバ回路を制御するマイコンと、前記供給回路部に設けられ、前記複数のドライバ回路部のうち一部のドライバ回路部への電力供給有無を作業者の操作に基づき切替可能なスイッチと、を有し、前記マイコンは、前記一部のドライバ回路部以外の前記ドライバ回路部を使用して前記ブラシレスモータに制動力を掛けられることを特徴とする電動工具を提供している。
本発明の電動工具によれば、ブラシレスモータを備えつつ、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るディスクグラインダの全体を示す部分断面側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るディスクグラインダの外観を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るディスクグラインダの電気的構成を示すブロック図を含む回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係るディスクグラインダの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るディスクグラインダの電気的構成を示すブロック図を含む回路図である。 本発明の第3の実施の形態に係るディスクグラインダの電気的構成を示すブロック図を含む回路図である。
本発明の第1の実施の形態による電動工具の一例であるディスクグラインダ1について、図1乃至図4を参照しながら説明する。ディスクグラインダ1は、円盤状に形成された先端工具(砥石等)を用いて被加工材の研削、切断等を行うための電動式の電動工具である。
以下の説明においては、図1に示されている「上」を上方向、「下」を下方向、「前」を前方向、「後」を後方向と定義する。また、ディスクグラインダ1を後から見た場合の「右」を右方向、「左」を左方向と定義する。本明細書において寸法、数値等について言及した場合には、当該寸法及び数値等と完全に一致する寸法及び数値だけでなく、略一致する寸法及び数値等(例えば、製造誤差の範囲内である場合)を含むものとする。「同一」、「直交」、「平行」、「一致」、「面一」等についても同様に「略同一」、「略直交」、「略平行」、「略一致」、「略面一」等を含むものとする。
図1に示されているように、ディスクグラインダ1は、ハウジング2、モータ3、動力伝達機構4、砥石T(先端工具)を着脱可能に保持する出力軸部5、インバータ回路基板部6、制御回路基板部7、及び、交流電源に接続可能な電源コード8を備えている。ディスクグラインダ1は、出力軸部5に保持された状態で回転する砥石Tを用いて研磨、研削等の作業を行う携帯用電動工具である。
図1及び図2に示されているように、ハウジング2は、ディスクグラインダ1の外郭をなす部分であり、モータハウジング21と、モータハウジング21の前方に設けられたギヤハウジング22と、モータハウジング21の後方に設けられたリアハウジング23とを備えている。本実施の形態においては、ハウジング2は、前後方向に並んだ3つの部分により構成されているが、これに限られない。例えば、モータハウジング21とリアハウジング23とを一体に構成しても良いし、その他の分割形状でも良い。
モータハウジング21は、樹脂製又は金属製であり、外郭部21A及び軸受ホルダ部21Bを有しており、モータ3を収容している。また、図2に示されているように、モータハウジング21の左側面には駆動スイッチ21Dが設けられている。
図1に示されているように、外郭部21Aは、ディスクグラインダ1が使用される際にユーザによって把持される部分であり、前後方向に延びる略円筒形状をなしている。軸受ホルダ部21Bは、外郭部21A内部の後端部に設けられており、ボールベアリング21Cの外輪を支持する前後方向に延びる円筒部分及び当該円筒部分の周面と外郭部21Aとを接続する複数の支柱を有している。複数の支柱は、当該円筒部分の周面から当該円筒部分の径方向外方に延出しており、当該円筒部分の周面において周方向に所定間隔で配置されている。また、互いに隣合う2本の支柱の間には、隙間が形成されており、当該隙間によって、モータハウジング21の内部空間とリアハウジング23の内部空間とが連通している。
図1に示されているモータ3は、3相ブラシレスモータであり、回転軸31と、ロータ32と、ステータ33とを有している。回転軸31は前後方向に延びる軸であって、ボールベアリング21Cとギヤハウジング22の後部に設けられたボールベアリング22Aとによって回転可能に支承されている。また、回転軸31の前部には、冷却ファン31Aが設けられている。また、回転軸31の後端部には、回転軸31(ロータ32)の回転位置の検出のためのセンサ磁石31Bが設けられている。センサ磁石31Bは、薄い円柱形状をなす永久磁石であり、回転軸31の周方向において90度間隔でN極、S極、N極、S極の順に形成されるように配置されている。
冷却ファン31Aは、例えば、プラスチック製の遠心ファンであり、回転軸31と一体に回転し、ハウジング2内に冷却風を発生させる。冷却ファン31Aの回転によって発生した冷却風は、リアハウジング23の後部に形成された複数の吸気口23aからリアハウジング23内に流入し、インバータ回路基板部6、制御回路基板部7に実装された回路を冷却した後、軸受ホルダ部21Bの複数の支柱の間の隙間を通過してモータハウジング21内に流入する。モータハウジング21内に流入した冷却風は、モータ3を冷却した後、モータハウジング21の前端部側面に形成された図示せぬ排気孔から排出される。
ロータ32は、円環状の薄い鉄板を前後方向に多数枚積層形成された回転子であり、複数の永久磁石32Aを有している。また、ロータ32は、回転軸31に固定されており、回転軸31と一体回転するように構成されている。ステータ33は、円環状の薄い鉄板の積層構造を有する固定子であり、ステータ巻線33Aを有している。ステータ巻線33Aは、ステータ33の内周部に形成されたティースに巻回されている。なお、モータ3の電気的構成については、後述する。
図2に示されている駆動スイッチ21Dは、モータ3の駆動をオン/オフするための作業者が外部から操作可能なスイッチである。駆動スイッチ21Dは、オフ位置(図2に示されている位置)とオン位置(オフ位置から所定距離後方に移動した位置)との間をスライド可能に構成されている。本実施の形態においては、モータ3は、駆動スイッチ21Dがオン位置にある場合に駆動し、駆動スイッチ21Dがオフ位置にある場合に停止する。なお、駆動スイッチ21Dは、制御回路基板部7と接続されている。
図1に示されているギヤハウジング22は、例えば、アルミニウム等の金属の一体成型によって製造されており、動力伝達機構4を収容するとともに出力軸部5を回転可能に支承している。
動力伝達機構4は、回転軸31の回転を減速して出力軸部5に伝達する機構であり、互いに噛合するピニオンギヤ41とベベルギヤ42とを有している。ピニオンギヤ41は、回転軸31の前端に固定され、回転軸31と同軸一体回転するように構成されている。ベベルギヤ42は、ピニオンギヤ41の回転軸心と直交する方向(上下方向)に延びる軸線を中心に回転するように構成されている。
出力軸部5は、軸部5Aと、砥石Tを着脱可能に保持する取付ベース5B及びワッシャナット5Cとを有している。軸部5Aは、動力伝達機構4のベベルギヤ42に固定された上下方向に延びる軸であり、ベベルギヤ42と同軸一体回転するように構成されている。軸部5Aは、その上端部においてメタル22Bを介して、上下方向略中央においてボールベアリング22Cを介してギヤハウジング22に回転可能に支承されている。
取付ベース5Bは、軸部5Aの下端部に設けられており、底面視において略円形状をなす円板部と当該円板部の底面視略中央から下方に延出するネジ部とを有している。ワッシャナット5Cは、取付ベース5Bのネジ部に螺合可能に構成されている。砥石Tの出力軸部5への固定は、砥石Tの平面視略中央に形成された貫通孔に取付ベース5Bのネジ部を挿通させ、砥石Tの上面を取付ベース5Bの円板部の底面に当接させた状態で、取付ベース5Bのネジ部にワッシャナット5Cを螺合することにより行う。また、砥石Tの出力軸部5からの取外しは、取付ベース5Bのネジ部とワッシャナット5Cとの螺合を解除することにより行う。
砥石Tは、例えば、平面視略円形状の直径100mmのレジノイドフレキシブルトイシ、フレキシブルトイシ、レジノイドトイシ、サンディングディスク等であり、用いる砥粒の種類の選択により金属、合成樹脂、大理石、コンクリート等の表面研磨、曲面研磨が可能である。砥石Tの後方側の径方向外方は、砥石Tが出力軸部5に固定された状態で、ギヤハウジング22の下端部後部に設けられたホイールガード22Dに覆われる。なお、本実施の形態においては、出力軸部5に砥石Tを取付けたが、これに限られない。例えば、ベベルワイヤブラシ、不織布ブラシ、ダイヤモンドホイール等のその他の先端工具も出力軸部5に取付け可能である。
図1に示されているリアハウジング23は、樹脂製であり、前後方向に延びる略円筒形状をなしている。リアハウジング23の内部には、基板収容ケース23A、センサ基板23B、インバータ回路基板部6及び制御回路基板部7が配置されている。また、リアハウジング23の後端部からは電源コード8が後方に延出している。さらに、図2に示されているように、リアハウジング23の後端部において電源コード8の左側には変速ダイヤル部9が設けられている。
図1に示されているように、基板収容ケース23Aは、下方が開口した箱形状をなしており、センサ基板23B、インバータ回路基板部6及び制御回路基板部7を収容している。センサ基板23B、インバータ回路基板部6及び制御回路基板部7のそれぞれは、基板収容ケース23Aの内部に収容された状態で、硬化性樹脂によってその全体が覆われている。
センサ基板23Bは、後面視において半円形状をなす基板であって、基板収容ケース23Aの前側の壁の後面においてセンサ磁石31Bの近傍に設けられている。センサ基板23Bには、センサ磁石31Bの位置すなわち回転軸31(ロータ32)の回転位置(回転角度)を検出するための3個のホールIC23C、23D、23Eが実装されている。3つのホールIC23C、23D、23Eは、後面視において、回転軸31の周方向(回転方向)に所定角度の間隔で配置されている。本実施の形態においては、60度間隔で配置されている。また、3個のホールIC23C、23D、23Eは、回転するセンサ磁石31Bの磁界の変化に応じて、すなわち、回転軸31の回転位置に応じてハイ信号又はロー信号を制御回路基板部に出力する。
インバータ回路基板部6は、平板形状の回路基板60を有している。回路基板60は、上下方向に直交する仮想平面と略平行に配置されている。回路基板60には、整流回路61A及び平滑コンデンサ61Bを含む電源変換回路61と、6個のスイッチング素子62A〜62Fを有するインバータ回路62とが実装されている。6個のスイッチング素子62A〜62F、整流回路61A及び平滑コンデンサ61Bのそれぞれは、回路基板60から下方に延びるように設けられている。本実施の形態において、スイッチング素子62A〜62Fは、例えば、大容量のFET(電解効果トランジスタ)又はIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)のような出力用トランジスタである。
制御回路基板部7は、平板形状の回路基板70を有している。回路基板70は、上下方向に直交する仮想平面と略平行に配置されている。回路基板70には、制御用電源回路部71、マイコン72及びドライバ部73(図3参照)が実装されている。なお、インバータ回路基板部6及び制御回路基板部7に実装された各回路の電気的構成については、後述する。
図1及び図2に示されている電源コード8は、図示せぬ先端接続部とケーブル部81とを有している。先端接続部は、交流電源(例えば、図3に示されている商用交流電源P)に接続可能な第1接続端子8A及び第2接続端子8B(図3参照)を備えている。ケーブル部81は、第1接続端子8A及び第2接続端子8Bと電源変換回路61とを接続する配線を有している。電源コード8は、本発明における「外部電源接続部」の一例である。商用交流電源Pは、「外部電源」の一例である。
図2に示されている変速ダイヤル部9は、ユーザが回転軸31(ロータ32)の回転数を設定するための手動操作可能な操作部であり、ダイヤル9Aと、図示せぬ可変抵抗と、図示せぬ分圧抵抗とを含んで構成されている。ダイヤル9Aは、円板形状の手動操作可能なダイヤルであり、左右方向に延びる軸心を中心として回動可能にリアハウジング23に支持されている。
次に、図3を参照しながら、ディスクグラインダ1の電気的構成について説明する。図3は、ディスクグラインダ1の電気的構成を示すブロック図を含む回路図である。
図3に示されているように、モータ3は、3相ブラシレスモータであり、ロータ32は、N極及びS極を1組とした永久磁石32Aを2組備えている。また、ステータ33のステータ巻線33Aは、スター結線された3相のコイルU、V、Wを有し、コイルU、V、Wは、それぞれインバータ回路62に接続されている。
電源変換回路61は、商用交流電源Pから出力される交流電圧を変動する直流電圧(変動直流電圧)に変換して出力する回路であり、整流回路61A及び平滑コンデンサ61Bを有している。整流回路61Aは、第1接続端子8A及び第2接続端子8Bに接続されており、商用交流電源Pから出力される交流電圧を全波整流する、すなわち、全波整流波形を有する直流電圧に当該交流電圧を変換して出力する回路である。平滑コンデンサ61Bは、整流回路61Aから出力された全波整流波形の直流電圧を平滑する電解コンデンサである。なお、本実施の形態における平滑コンデンサ61Bは、小容量(180μF程度)であるため、整流回路61Aから出力された全波整流波形の直流電圧は完全には平滑されず、電源変換回路61から出力される電圧は、商用交流電源Pの周波数の2倍の周波数で変動する直流電圧(変動直流電圧)となる。
インバータ回路62は、電源変換回路61が出力する変動直流電圧をモータ3に印加する回路であり、第1接続端子8A及び第2接続端子8Bとモータ3との間に接続されている。インバータ回路62の6個のスイッチング素子62A〜62Fは、3相ブリッジ形式に接続されており、各ゲートは、ドライバ部73に接続され、各ドレイン又は各ソースは、モータ3のコイルU、V、Wに接続されている。また、6個のスイッチング素子62A〜62Fのそれぞれは、ON状態(短絡状態)で第1接続端子8A及び第2接続端子8Bとモータ3の3相のコイルU、V、Wのそれぞれの相とを電気的に接続可能に構成されている。また、6個のスイッチング素子62A〜62Fのそれぞれは、OFF状態(開放状態)で第1接続端子8A及び第2接続端子8Bとモータ3の3相のコイルU、V、Wのそれぞれの相との電気的な接続を遮断可能に構成されている。スイッチング素子62A〜62Fは、本発明における「複数のスイッチング手段」の一例である。
なお、本実施の形態においては、6個のスイッチング素子62A〜62Fの内導通させるスイッチング素子の組み合わせを順次切替えることにより、ロータ32を回転させる。具体的には、スイッチング素子62Aと62Fとの組み合わせ、スイッチング素子62Aと62Eとの組み合わせ、スイッチング素子62Cと62Eとの組み合わせ、スイッチング素子62Cと62Dとの組み合わせ、スイッチング素子62Bと62Dとの組み合わせ、スイッチング素子62Bと62Fとの組み合わせを順次導通させることにより、ロータ32を回転させる。つまり、本実施の形態においては、上記のスイッチング素子の組み合わせが形成する6パターンからなる界磁によって、ロータ32を回転させるように構成されている。なお、以下の説明においては、スイッチング素子62Aと62Fとの組み合わせ、62Aと62Eとの組み合わせ、62Cと62Eとの組み合わせ、62Cと62Dとの組み合わせ、62Bと62Dとの組み合わせ及び62Bと62Fとの組み合わせを導通させることにより形成される界磁パターンを、それぞれ、「第1パターン」、「第2パターン」、「第3パターン」、「第4パターン」、「第5パターン」、「第6パターン」と呼ぶ。
また、本実施の形態においては、電源変換回路61とインバータ回路62とは、電力供給ライン部10を介して電気的に接続されている。電力供給ライン部10は、プラスライン10Aと、マイナスライン10Bとを有している。電力供給ライン部10は、本発明における「電力供給ライン部」の一例である。
プラスライン10Aは、6個のスイッチング素子62A〜62Fの内、62A、62B、62Cのドレインと電源変換回路61とを接続している。言い換えると、プラスライン10Aは、スイッチング素子62A、62B、62Cと第1接続端子8A及び第2接続端子8B(商用交流電源P)とを電源変換回路61を介して電気的に接続している。また、スイッチング素子62A、62B、62Cは、プラスラインと3相のコイルのそれぞれの相との間に設けられ、ON状態でプラスラインと3相のコイルのそれぞれの相とを電気的に接続可能に構成されている。プラスライン10Aは、本発明における「プラスライン」の一例である。
マイナスライン10Bは、複数のスイッチング素子62A〜62Fの内、62D、62E、62Fのソースと電源変換回路61とを接続している。言い換えると、マイナスライン10Bは、スイッチング素子62D、62E、62Fと第1接続端子8A及び第2接続端子8B(商用交流電源P)とを電源変換回路61を介して電気的に接続している。また、スイッチング素子62D、62E、62Fは、マイナスライン10Bと3相のコイルのそれぞれの相との間に設けられ、ON状態でプラスラインと3相のコイルのそれぞれの相とを電気的に接続可能に構成されている。マイナスライン10Bは、本発明における「マイナスライン」の一例である。
制御用電源回路部71は、マイコン72及びドライバ部73その他の回路の電源となる基準電圧を生成する回路部であり、電源変換回路61が出力する変動直流電圧を定電圧化するIPD回路71A、IPD回路71Aによって定電圧化された電圧をマイコン72のための基準電圧VCC(本実施の形態においては、5V)に変換するレギュレータ71B及びサージ吸収用のコンデンサ等を含んで構成されている。また、本実施の形態においては、制御用電源回路部71は、レギュレータ71Bを介さずにIPD回路71Aによって低電圧化された電圧(本実施の形態においては、15V)を直接ドライバ部73のための基準電圧として出力する。つまり、制御用電源回路部は、マイコン72及びドライバ部73へ電力を供給している。制御用電源回路部71は、本発明における「供給回路部」の一例である。マイコン72は、本発明における「制御部」の一例である。
マイコン72は、モータ3の駆動制御に用いる駆動制御プログラム、各種データに基づいて演算を行う中央処理装置(CPU)と、駆動制御プログラム、ユーザ設定回転数とユーザ設定信号との対応を示す設定テーブル、各種データ各種閾値等を記憶するためのROMと、データを一時記憶するためのRAMとを主に備えており、当該駆動制御プログラムに従ったモータ3の駆動制御を行う。
また、マイコン72は、モータ3の駆動制御において、モータ3に流れる電流すなわちモータ電流の検出、回転軸31の回転位置及び回転数(実回転数)の検出、及び、ユーザ設定回転数の検出を行う。なお、本実施の形態においては、回転軸31の回転位置及び実回転数は、ロータ32の回転位置及び実回転数とそれぞれ一致する。
また、モータ電流の検出は、マイナスライン10B上に設けられたシャント抵抗6Aの電圧降下値を読み取り、当該電圧降下値から算出することで行われる。回転軸31の回転位置の検出は、3個のホールIC23C、23D、23Eから出力されるハイ信号又はロー信号に基づいて算出することで行われる。回転軸31の実回転数の検出は、検出した回転軸31の回転位置から算出することで行われる。ユーザ設定回転数の検出は、変速ダイヤル部9から出力されるユーザ設定信号の値を読み取り、設定テーブルを参照することで行われる。
また、マイコン72は、検出した回転軸31の回転位置に基づいて、6個のスイッチング素子62A〜62Fの内の導通させるスイッチング素子を順次切替えるための駆動信号を形成し、ドライバ部73へ出力する。この場合、マイナスライン10Bに接続されているスイッチング素子62D、62E、62Fを駆動する(導通させる)ための駆動信号は、パルス幅変調信号(PWM信号)として出力される。なお、PWM信号は、デューティ比を変更可能な信号である。
さらに、マイコン72は、目標回転数を決定し、回転軸31の実回転数が目標回転数となるように、モータ3を制御する。すなわち、定回転数制御を行う。より詳細には、目標回転数と検出された回転軸31の実回転数とを比較し、当該比較結果に応じてスイッチング素子62D〜62Fに出力するPWM信号のデューティ比を変更することで、回転軸31の実回転数を目標回転数に近づけるフィードバック制御を行う。
ドライバ部73は、6個のスイッチング素子62A〜62Fのゲートにマイコン72からの駆動信号を増幅して出力する回路部である。ドライバ部73は、第1ドライバIC73Aと、第2ドライバIC73Bとを有している。
第1ドライバIC73Aは、6個のスイッチング素子62A〜62Fの内、62A、62B、62Cのゲートにマイコン72からの駆動信号を増幅して出力する。第2ドライバIC73Bは、6個のスイッチング素子62A〜62Fの内、62D、62E、62Fのゲートにマイコン72からの駆動信号を増幅して出力する。このように、第1ドライバIC73A及び第2ドライバIC73Bは、スイッチング素子62A〜62FをON状態にする駆動信号を6個のスイッチング素子62A〜62Fの内それぞれ異なる2つ以上のスイッチング素子に出力するように構成されている。言い換えると、第1ドライバIC73Aは、プラスライン10AとU相及びV相との間に設けられるスイッチング素子62A、及び、マイナスライン10BとU相及びV相との間に設けられるスイッチング素子62Dと電気的に接続されている。第1ドライバIC73A及び第2ドライバIC73Bは、本発明における「ドライバ回路部」の一例である。
また、図3に示されているように、制御回路基板部7は、ドライバ部73と制御用電源回路部71とを電気的に接続する第1接続線74A及び第2接続線74Bを有している。第1接続線74Aは、第1ドライバIC73Aと制御用電源回路部71とを電気的に接続し、第2接続線74Bは、第2ドライバIC73Bと制御用電源回路部71とを電気的に接続している。
また、第1接続線74A上には、第1ドライバIC73Aと制御用電源回路部71との電気的な接続を遮断可能なスイッチ74が設けられている。スイッチ74は、モータハウジング21の側面に設けられた駆動スイッチ21Dに対する作業者の操作に連動して開閉するように構成されている。本実施の形態においては、スイッチ74は、駆動スイッチ21Dがオン位置にある場合に閉状態(短絡状態)となり、駆動スイッチ21Dがオフ位置にある場合に開状態(開放状態)となる。言い換えると、スイッチ74は、作業者の駆動スイッチ21Dに対する操作に連動して、第1ドライバIC73Aと制御用電源回路部71との電気的な接続状態を、第1ドライバIC73Aと制御用電源回路部71とが電気的に接続された第1状態と、第1ドライバIC73Aと制御用電源回路部71との電気的な接続が遮断された第2状態との間で切替可能に構成されている。なお、本実施の形態において、各スイッチング素子62〜62Fのゲート電圧は、15Vであり、各スイッチング素子62A〜62Fに接続された各ドライバICへの電力供給が遮断されることにより、駆動不能となるように構成されている。第1状態は本発明における「第1状態」の一例であり、第2状態は本発明における「第2状態」の一例である。
次に、図4に示すフローチャートを参照しながら、マイコン72によるモータ3の駆動制御の具体的な処理について説明する。
ディスクグラインダ1の電源コード8を商用交流電源Pに接続すると、マイコン72による駆動制御が開始され、S101において、駆動スイッチ21Dがオン位置に位置するか否かを判断する。当該判断は、駆動スイッチ21Dから始動信号が出力されているか否かで判断する。
駆動スイッチ21Dがオン位置に位置する場合(S101:No)、再び、S101で駆動スイッチ21Dがオン位置に位置するか否かを判断する。すなわち、マイコン72は、駆動スイッチ21Dがオン位置に位置すると判断されるまでS101の処理を繰り返しながら待機する。
一方、駆動スイッチ21Dがオン位置に位置すると判断する場合(S101:Yes)、マイコン72は、S102において、モータ3の駆動を開始する。具体的には、モータ3の回転軸31が目標回転数で回転するようにモータ3の制御(定回転制御)を開始する。
モータ3が駆動されると、ロータ32、回転軸31及びピニオンギヤ41が一体に回転し、ピニオンギヤ41の回転によりベベルギヤ42及び砥石Tを保持している出力軸部5が一体に回転し、作業可能な状態となる。より具体的には、ステータ巻線33Aに電流が流れることによって発生する磁場によって、ロータ32を後面視において時計回り方向に回転させる方向の力が働く。つまり、ロータ32の永久磁石32Aに働く電磁力によりロータ32は、後面視において時計回り方向に回転を開始する。回転軸31が回転すると、回転軸31に固定されたピニオンギヤも同軸回転する。この状態において、ピニオンギヤ41の複数のギヤ歯とベベルギヤ42の複数のギヤ歯とが噛合しているため、ベベルギヤ42が平面視において時計回り方向に回転する。
モータ3の駆動を開始した後、マイコン72は、S103において、駆動スイッチ21Dがオン位置に位置するか否かを判断する。駆動スイッチ21Dがオン位置に位置しない(オフ位置に位置する)と判断する場合(S103:No)、マイコン72は、S104において、スイッチング素子62Fを制御することにより回転軸31の回転にブレーキを掛ける。具体的には、スイッチング素子62Fを短絡(ON)する。すると、ロータ32が慣性により回転を続けることによって、ステータ巻線33Aに電流(誘導電流)が発生する。このとき、回転軸31の回転エネルギーが電気エネルギーに変換され、回転エネルギーが減少するので、回転軸31にブレーキを掛けることができる。なお、ブレーキを掛ける場合において、モータの駆動が停止するまで、スイッチング素子62Fを常に短絡状態(ON状態)となるように制御しても良いし、スイッチング素子62FをPWM制御しても良い。
これと同時に、本実施の形態においては、駆動スイッチ21Dをオフ位置に位置させる作業者の操作に連動してスイッチ74が開状態(開放状態)となるため、第1ドライバIC73への電力供給が遮断されることに伴い、第1ドライバIC73と電気的に接続されたスイッチング素子62A、62B、62D、62Eへの電力供給が遮断される。この状態において、上記したロータ32を回転させるための6つの界磁パターンの全て、つまり第1パターン〜第6パターンの成立が阻害され、モータ3の駆動は好適に停止する(S106)。
一方で、S103において、駆動スイッチ21Dがオン位置に位置すると判断した場合(S103:Yes)、マイコン72は、S104において、ディスクグラインダ1が異常状態にあるか否かを判断する。具体的には、マイコン72は、S104において、ディスクグラインダ1本体にキックバックが生じたか否かを判断する。ここで、「キックバック」とは、作業時に先端工具が被加工材の固い箇所に引っ掛かり先端工具がロックしてしまった際などに、ディスクグラインダ1のハウジング2が砥石Tの駆動によって大きく振り回されることをいう。本実施の形態においては、モータ3の回転軸31の回転数の減少率が所定の閾値を超えた場合に、マイコン72は、キックバックが発生した、あるいはキックバックが生じる可能性が高いと判断する。なお、ここでの異常状態とはキックバックのみならず、例えばインバータ回路などの電子部品の高温状態や、モータ3に流れる電流の大きさが過剰な状態(過電流状態)などを含む。すなわち、ここでの異常状態とは、直ちにモータ3の駆動を停止すべき状態を指す。
S105において、ディスクグラインダ1が異常状態にないと判断する場合(S105:No)、マイコン72は、再び、S103で駆動スイッチ21Dがオン位置に位置するか否かを判断する。その後、マイコン72は、S103及びS105の処理を繰り返す。
一方、S105において、ディスクグラインダ1が異常状態にあると判断する場合(S105:Yes)、マイコン72は、S107において、マイコン72は、S107において、スイッチング素子62D、62E、62Fを制御することにより回転軸31の回転にブレーキを掛ける。具体的には、スイッチング素子62D、62E、62Fを短絡(ON)する。すると、ロータ32が慣性により回転を続けることによって、ステータ巻線33Aに電流(誘導電流)が発生し、ロータ32の回転エネルギーが電気エネルギーに変換されることでモータ3の駆動は停止する(S108)。なお、ブレーキを掛ける場合において、モータ3の駆動が停止するまで、スイッチング素子62D、62E、62Fを常に短絡状態(ON状態)となるように制御しても良いし、スイッチング素子62D、62E、62FをPWM制御しても良い。また、スイッチング素子62A、62B、62Cを制御することにより、ブレーキを掛けるように構成されていても良い。異常状態の際は駆動スイッチ21Dがオンされた状態であり、第1ドライバIC73に電力が供給されているため、スイッチング素子62D、62E、62Fを使用したブレーキが可能となる。スイッチング素子62D、62E、62Fを使用することで、ブレーキ時に使用可能なコイルの数を増やせるため、S104における通常のブレーキよりも強いブレーキを掛けることができる。すなわち、通常時は作業者への反動を抑えた弱ブレーキとし、異常時は迅速に停止させる強ブレーキとすることで、作業性を向上させることができるとともに、通常時(S104)では強ブレーキが実行不能となっているので、誤作動による意図しない反動の発生を抑制することができる。
上述のように、本実施の形態に係るディスクグラインダ1によれば、作業者が外部から駆動スイッチ21Dを操作することに連動して、第1ドライバIC73Aと制御用電源回路部71とが電気的に接続された第1状態と、第1ドライバIC73Aと制御用電源回路部71との間の電気的な接続が遮断された第2状態との間で電力供給状態が切替わるため、モータの駆動を好適に停止させることができ、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。また、第1ドライバIC73Aへの電力供給が遮断された場合においても、第2ドライバIC73Bへの電力供給は遮断されないため、第2ドライバIC73Bを用いてモータ3に対する種々の制御を行うことが可能となる。
以上、本発明を第1の実施の形態をもとに説明した。上記第1の実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
第1ドライバIC73Aが6個のスイッチング素子62A〜62Fの内プラスライン10Aとステータ巻線33Aのそれぞれの相(U相、V相、W相)との間に設けられる少なくとも2つのスイッチング素子と電気的に接続されるように構成されていても良い。例えば、第1ドライバIC73Aがスイッチング素子62A、62Bと電気的に接続されるように構成する場合には、駆動スイッチ21Dをオフ位置に位置させる作業者の操作に連動してスイッチ74が開状態(開放状態)となることに伴い、第1ドライバIC73への電力供給が遮断され、第1ドライバIC73と電気的に接続されたスイッチング素子62A、62Bへの電力供給が遮断される。この状態において、上記したロータ32を回転させるための6つの界磁パターンの内4パターン(第1パターン、第2パターン、第5パターン、第6パターン)の成立が阻害され、モータ3の駆動は好適に停止する。これにより、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。
また、第1ドライバIC73Aが6個のスイッチング素子62A〜62Fの内マイナスライン10Bとステータ巻線33Aのそれぞれの相(U相、V相、W相)との間に設けられる少なくとも2つのスイッチング素子と電気的に接続されるように構成されていても良い。例えば、第1ドライバIC73Aがスイッチング素子62D、62Eと電気的に接続されるように構成する場合には、駆動スイッチ21Dをオフ位置に位置させる作業者の操作に連動してスイッチ74が開状態(開放状態)となることに伴い、第1ドライバIC73への電力供給が遮断され、第1ドライバIC73と電気的に接続されたスイッチング素子62D、62Eへの電力供給が遮断される。この状態において、上記したロータ32を回転させるための6つの界磁パターンの内4パターン(第2パターン、第3パターン、第4パターン、第5パターン)の成立が阻害され、モータ3の駆動は好適に停止する。これにより、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。
また、第1接続線74A上及び第2接続線74B上のどちらにもスイッチを設けておいて、状況に応じて、どちらかのスイッチを開状態とするように構成されていても良い。
次に、図5を参照しながら、本発明の第2の実施の形態に係る電動工具の一例であるディスクグラインダ100の電気的構成について説明する。ディスクグラインダ100は、基本的に第1の実施の形態に係るディスクグラインダ1と同一の電気的構成を有しており、ディスクグラインダ1と同一の構成については同一の参照番号を付し説明を適宜省略し、相違する構成について主に説明する。また、ディスクグラインダ1と同一の構成については、上記において説明した効果と同様の効果を奏する。
図5に示されているように、第2の実施の形態に係るディスクグラインダ100のドライバ部173は、第1ドライバIC173Aと、第2ドライバIC173Bとを有している。
第1ドライバIC173Aは、6個のスイッチング素子62A〜62Fの内、62A、62Dのゲートにマイコン72からの駆動信号を増幅して出力する。第2ドライバIC173Bは、6個のスイッチング素子62A〜62Fの内、62B、62C、62E、62Fのゲートにマイコンからの駆動信号を増幅して出力する。このように、第1ドライバIC173A及び第2ドライバIC173Bは、スイッチング素子62A〜62FをON状態にする駆動信号を6個のスイッチング素子62A〜62Fの内それぞれ異なる2つ以上のスイッチング素子に出力するように構成さえている。言い換えると、第1ドライバIC173Aは、プラスライン10AとU相との間に設けられるスイッチング素子62A、及び、マイナスライン10BとU相との間に設けられるスイッチング素子62Dと電気的に接続されている。第1ドライバIC173A及び第2ドライバIC173Bは、本発明における「ドライバ回路部」の一例である。
また、図5に示されているように、制御回路基板部7は、制御回路基板部7は、ドライバ部173と制御用電源回路部71とを電気的に接続する第1接続線174A及び第2接続線174Bを有している。第1接続線174Aは、第1ドライバIC173Aと制御用電源回路部71とを電気的に接続し、第2接続線174Bは、第2ドライバIC173Bと制御用電源回路部71とを電気的に接続している。
また、第1接続線174A上には、第1ドライバIC173Aと制御用電源回路部71との電気的な接続を遮断可能なスイッチ74が設けられている。スイッチ74は、モータハウジング21の側面に設けられた駆動スイッチ21Dに対する作業者の操作に連動して開閉するように構成されている。本実施の形態においては、スイッチ74は、駆動スイッチ21Dがオン位置にある場合に閉状態(短絡状態)となり、駆動スイッチ21Dがオフ位置にある場合に開状態(開放状態)となる。言い換えると、スイッチ74は、作業者の駆動スイッチ21Dに対する操作に連動して、第1ドライバIC173Aと制御用電源回路部71との電気的な接続状態を、第1ドライバIC173Aと制御用電源回路部71とが電気的に接続された第1状態と、第1ドライバIC173Aと制御用電源回路部71との電気的な接続が遮断された第2状態との間で切替可能に構成されている。第1状態は本発明における「第1状態」の一例であり、第2状態は本発明における「第2状態」の一例である。
本実施の形態においても、各スイッチング素子62A〜62Fのゲート電圧は、15Vであり、各スイッチング素子62A〜62Fに接続された各ドライバICへの電力供給が遮断されることにより、駆動不能となるように構成されている。具体的には、駆動スイッチ21Dをオフ位置に位置させる作業者の操作に連動してスイッチ174が開状態(開放状態)となるため、第1ドライバIC173への電力供給が遮断されることに伴い、第1ドライバIC173と電気的に接続されたスイッチング素子62A、62Dへの電力供給が遮断される。この状態において、上記したロータ32を回転させるための6つの界磁パターンの内4パターンの成立が阻害され、モータ3の駆動は好適に停止する。これにより、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。
また、第2の実施の形態に係るディスクグラインダ100においては、スイッチ174が開状態となったことにより、第1ドライバIC173Aへの電力供給が遮断された場合において、第2ドライバIC173Bと電気的に接続されたスイッチング素子62B、62C、62E、62Fを制御することにより、種々の制御をすることが可能である。例えば、スイッチング素子62B、62Cを開放状態(OFF状態)としたうえで、スイッチング素子62E、62Fを短絡(ON)することにより、回転するロータ32(回転軸31)に対して制動力を働かせることが可能である。この場合において、第2の実施の形態に係るディスクグラインダ100においては、スイッチング素子62Cを開放状態(OFF状態)としたうえで、スイッチング素子62Fを短絡(ON)することにより制動力を働かせる場合と比較して、つまり、6個のスイッチング素子62A〜62Fの内の1つを制御することにより制動力を働かせる場合に比較して、より強い制動力を働かせることが可能である。
以上、本発明を第2の実施の形態をもとに説明した。上記第2の実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
第1接続線174A上及び第2接続線174B上のどちらにもスイッチを設けておいて、状況に応じて、どちらかのスイッチを開状態とするように構成されていても良い。
次に、図6を参照しながら、本発明の第3の実施の形態に係る電動工具の一例であるディスクグラインダ200の電気的構成について説明する。ディスクグラインダ200は、基本的に第1の実施の形態に係るディスクグラインダ1及び第2の実施の形態に係るディスクグラインダ100と同一の電気的構成を有しており、ディスクグラインダ1、100と同一の構成については同一の参照番号を付し説明を適宜省略し、相違する構成について主に説明する。また、ディスクグラインダ1、100と同一の構成については、上記において説明した効果と同様の効果を奏する。
図6に示されているように、第3の実施の形態に係るディスクグラインダ200のドライバ部273は、第1ドライバIC273Aと、第2ドライバIC273Bとを有している。
第1ドライバIC273Aは、6個のスイッチング素子62A〜62Fの内、62A、62B、62Cのゲートにマイコン72からの駆動信号を増幅して出力する。第2ドライバIC273Bは、6個のスイッチング素子62A〜62Fの内、62D、62E、62Fのゲートにマイコン72からの駆動信号を増幅して出力する。このように、第1ドライバIC273A及び第2ドライバIC273Bは、スイッチング素子62A〜62FをON状態にする駆動信号を6個のスイッチング素子62A〜62Fの内それぞれ異なる2つ以上のスイッチング素子に出力するように構成されている。言い換えると、第1ドライバIC273Aは、プラスライン10Aとステータ巻線33Aのそれぞれの相(U相、V相、W相)との間に設けられる全てのスイッチング素子62A、62B、62Cと電気的に接続されている。第1ドライバIC273A及び第2ドライバIC273Bは、本発明における「ドライバ回路部」の一例である。
また、図6に示されているように、制御回路基板部7は、ドライバ部273と制御用電源回路部71とを電気的に接続する第1接続線274A及び第2接続線274Bを有している。第1接続線274Aは、第1ドライバIC273Aと制御用電源回路部71とを電気的に接続し、第2接続線274Bは、第2ドライバIC273Bと制御用電源回路部71とを電気的に接続している。
また、第1接続線274A上には、第1ドライバIC273Aと制御用電源回路部71との電気的な接続を遮断可能なスイッチ74が設けられている。スイッチ74は、モータハウジング21の側面に設けられた駆動スイッチ21Dに対する作業者の操作に連動して開閉するように構成されている。本実施の形態においては、スイッチ74は、駆動スイッチ21Dがオン位置にある場合に閉状態(短絡状態)となり、駆動スイッチ21Dがオフ位置にある場合に開状態(開放状態)となる。言い換えると、スイッチ74は、作業者の駆動スイッチ21Dに対する操作に連動して、第1ドライバIC273Aと制御用電源回路部71との電気的な接続状態を、第1ドライバIC273Aと制御用電源回路部71との電気的な接続が遮断された第2状態との間で切替可能に構成されている。第1状態は本発明における「第1状態」の一例であり、第2状態は本発明における「第2状態」の一例である。
本実施の形態においても、各スイッチング素子62A〜62Fのゲート電圧は、15Vであり、各スイッチング素子62A〜62Fに接続された各ドライバICへの電力供給が遮断されることにより、駆動不能となるように構成されている。具体的には、駆動スイッチ21Dをオフ位置に位置させる作業者の操作に連動してスイッチ274が開状態(開放状態)となるため、第1ドライバIC273への電力供給が遮断されることに伴い、第1ドライバIC273と電気的に接続されたスイッチング素子62A、62B、62Cへの電力供給が遮断される。この状態において、上記したロータ32を回転させるための6つの界磁パターンの全て、つまり第1パターン〜第6パターンの成立が阻害され、モータ3の駆動は好適に停止する。これにより、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。
また、第3の実施の形態に係るディスクグラインダ200においては、スイッチ274が開状態となったことにより、第1ドライバIC273Aへの電力供給が遮断された場合において、第2ドライバIC273Bと電気的に接続されたスイッチング素子62D、62E、62Fを制御することにより、種々の制御をすることが可能である。例えば、スイッチング素子62D、62E、62Fを短絡(ON)することにより、回転するロータ32(回転軸31)に対して制動力を働かせることが可能である。この場合において、第3の実施の形態に係るディスクグラインダ200においては、6個のスイッチング素子62A〜62Fの内の3つのスイッチング素子を制御することにより制動力を働かせることができるため、1つ又は2つのスイッチング素子を制御することにより制動力を働かせる場合に比較して、より強い制動力を働かせることが可能である。
以上、本発明を第3の実施の形態をもとに説明した。上記第3の実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
スイッチ274を第2接続線274B上に設け、第2ドライバIC273Bへの電力供給を遮断することにより、第2ドライバIC273Bと電気的に接続されているスイッチング素子62D、62E、62Fへの電力供給を遮断可能に構成されていても良い。このような構成によれば、駆動スイッチ21Dをオフ位置に位置させる作業者の操作に連動してスイッチ274が開状態(開放状態)となることに伴い、第2ドライバIC273Bへの電力供給が遮断され、第2ドライバIC273Bと電気的に接続されたスイッチング素子62D、62E、62Fへの電力供給が遮断される。この状態において、上記したロータ32を回転させるための6つの界磁パターンの全て、つまり第1パターン〜第6パターンの成立が阻害され、モータ3の駆動は好適に停止する。これにより、作業者の意図しない動作を抑制することが可能である。
本実施の形態においては、電動工具としてディスクグラインダを例に説明したが、本発明はディスクグラインダ以外のモータで駆動される電動工具、例えば、丸鋸やジグソー、ハンマドリル等の電動工具にも適用可能である。
また、本実施の形態においては、外部電源接続部は商用交流電源に接続される電源コードであったが、電池に接続される接続端子でもよい。
1…ディスクグラインダ 2…ハウジング 3…モータ 4…動力伝達機構 5…出力軸部 6…インバータ回路基板部 7…制御回路基板部 8…電源コード 9…変速ダイヤル部 10…電力供給ライン部

Claims (9)

  1. 3相のコイルを有する3相ブラシレスモータと、
    前記3相ブラシレスモータの電源となる外部電源と接続可能な外部電源接続部と、
    ON状態で前記外部電源接続部と前記3相のコイルのそれぞれの相とを電気的に接続可能、且つ、OFF状態で前記外部電源接続部と前記3相のコイルのそれぞれの相との電気的な接続を遮断可能に構成された複数のスイッチング手段と、
    前記複数のスイッチング手段をON状態にする駆動信号を前記複数のスイッチング手段の内それぞれ異なる2つ以上のスイッチング手段に出力する複数のドライバ回路部と、
    前記複数のドライバ回路部と接続線を介して電気的に接続され、前記複数のドライバ回路部へ電力を供給する供給回路部と、
    前記接続線上に設けられ、前記複数のドライバ回路部と前記供給回路部との電気的な接続状態を前記複数のドライバ回路部の内一部のドライバ回路部と前記供給回路部とが電気的に接続された第1状態と前記一部のドライバ回路部と前記供給回路部との間の電気的な接続が遮断された第2状態との間で切替可能なスイッチと、
    作業者が外部から操作可能且つ前記操作に連動して前記スイッチを前記第1状態と前記第2状態との間で切替可能な操作部と、を有することを特徴とする電動工具。
  2. 前記外部電源接続部と前記複数のスイッチング手段とを電気的に接続するプラスライン及びマイナスラインを有する電力供給ライン部を、さらに有し、
    前記複数のスイッチング手段は、前記プラスライン及び前記マイナスラインのそれぞれと前記3相のコイルのそれぞれの相との間に設けられ、ON状態で前記プラスライン及び前記マイナスラインのそれぞれと前記3相のコイルのそれぞれの相とを電気的に接続可能、且つ、OFF状態で前記プラスライン及び前記マイナスラインのそれぞれと前記3相のコイルのそれぞれの相との間の電気的な接続を遮断可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記一部のドライバ回路部は、前記プラスラインと前記3相のコイルの相の内少なくとも1相との間に設けられるスイッチング手段、及び、前記マイナスラインと前記3相のコイルの相の内前記少なくとも1相との間に設けられるスイッチング手段と電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記一部のドライバ回路部は、前記複数のスイッチング手段の内前記プラスラインと前記3相のコイルのそれぞれの相との間に設けられる少なくとも2つのスイッチング手段と電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  5. 前記一部のドライバ回路部は、前記マイナスラインと前記3相のコイルのそれぞれの相との間に設けられる少なくとも2つのスイッチング手段と電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  6. 前記一部のドライバ回路部は、前記プラスラインと前記3相のコイルのそれぞれの相との間に設けられる全てのスイッチング手段と電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  7. 前記一部のドライバ回路部は、前記マイナスラインと前記3相のコイルのそれぞれの相との間に設けられる全てのスイッチング手段と電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  8. 前記複数のスイッチング手段のそれぞれは、スイッチング素子であり、
    前記複数のドライバ回路部を介して前記スイッチング素子を制御する制御部を有し、
    前記制御部は、前記複数のドライバ回路部と前記供給回路部との電気的な接続状態が前記第2状態である場合において、前記一部のドライバ回路部以外のドライバ回路部と電気的に接続されているスイッチング素子の内少なくとも1つを短絡することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電動工具。
  9. ブラシレスモータと、
    複数のスイッチング素子を有し、前記ブラシレスモータへ電力供給を制御するインバータ回路と、
    前記複数のスイッチング素子をスイッチングする複数のドライバ回路部と、
    前記複数のドライバ回路部へ電力を供給する供給回路部と、
    前記複数のドライバ回路部を制御するマイコンと、
    前記供給回路部に設けられ、前記複数のドライバ回路部のうち一部のドライバ回路部への電力供給有無を作業者の操作に基づき切替可能なスイッチと、を有し、
    前記マイコンは、前記一部のドライバ回路部以外の前記ドライバ回路部を使用して前記ブラシレスモータに制動力を掛けられることを特徴とする電動工具。
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