JP2017017770A - 電動工具 - Google Patents

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谷本 英之
Hideyuki Tanimoto
英之 谷本
祐貴 武田
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Abstract

【課題】高トルク、低振動、低騒音なモータを有する電動工具を提供する。【解決手段】複数の巻線が巻回されたステータ103と、ステータ103に対して回転可能で複数の磁石8が設置されたロータ106と、ロータ106に設けられロータ106の軸方向断面から見て磁石8の端部に対向する端部空隙105と、を有するモータ5を備え、磁石端部109のN極側端部109bとS極側端部110がロータコアで磁気的に短絡されている。【選択図】図5

Description

本発明はモータによって駆動される電動工具に関し、特に、高トルク、低振動、低騒音なモータに関するものである。
電動工具は手持ち工具のため、搭載されるブラシレスモータには小形、軽量、高出力、高トルク、低振動、低騒音が要望されている。なかでも高トルクを達成するために、モータのロータが有するロータコア形状、磁石形状、磁石の短絡磁束を減らすための空隙形状が工夫されてきた。
また、モータを低振動、低騒音にするためには、ロータの回転角度に応じて発生するトルクの変動値(以下、コギングトルクと呼ぶ)を小さくするために、上記と同様の工夫がされてきた。
特開平01−157253号 特開2007−28857号 特開平09−224338号
特許文献1の技術では、短絡磁束流を抑えるためにロータコアの外周にスリットを設けている。しかしながら、磁石両端部はロータコアで短絡されている状態なので短絡磁束が大きくなり、モータトルクは低いという課題があった。
特許文献2の技術では、コギングトルクを低減するために、磁石の両端に傾斜を設け、隣り合う磁石の間のロータコア外周部に凹部を設けている。しかしながら、磁石両端部はロータコアで短絡されている状態なので短絡磁束が大きくなり、モータトルクは低くなるという課題があった。
特許文献3の技術では、板形磁石の両端全体を空隙で覆い、短絡磁束を減らして高トルクなモータを構成している。しかしながら、ロータが回転したときにステータに流れる磁束分布の変化が大きくコギングトルクが大きいため、振動・騒音が大きいという課題があった。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、高トルク、低振動、低騒音なモータを有する電動工具を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、複数の巻線が巻回されたステータと、前記ステータに対して回転可能で複数の磁石が設置されたロータと、前記ロータの軸方向断面から見て前記磁石の端部に対向する前記ロータに設けられた端部空隙と、を有するモータを備え、前記磁石端部のN極とS極がロータコアで磁気的に短絡されていることを特徴とする電動工具を提供する。
このような構成によると、N極とS極の短絡磁束を適正な範囲で調整できるため、高トルクで低コギングトルク・低振動・低騒音なモータを有する電動工具を提供できる。
上記構成において、前記磁石はロータ外周方向に弓形状を有することが望ましい。
このような構成によると、端部空隙の寸法によって磁石両端の短絡磁束を調整しやすくなり、より高トルクで低コギングトルク、低振動、低騒音なモータを有する電動工具を提供できる。
上記構成において、前記端部空隙は、前記ロータの軸方向断面から見て磁石端部の中央付近に配置することが望ましい。
このような構成によると、端部空隙の寸法によって磁石両端の短絡磁束を調整しやすくなり、より高トルクで低コギングトルク、低振動、低騒音なモータを有する電動工具を提供できる。
上記構成において、前記磁石両端部を二面幅で形成されていることが望ましい。
このような構成によると、端部空隙の寸法によって磁石両端の短絡磁束を調整しやすくなり、より高トルクで低コギングトルク、低振動、低騒音なモータを有する電動工具を提供できる。
上記構成において、隣り合う前記磁石の間でロータ外周部が凹部を有することが望ましい。
このような構成によると、端部空隙の寸法によって磁石両端の短絡磁束を調整しやすくなり、より高トルクで低コギングトルク、低振動、低騒音なモータを有する電動工具を提供できる。
本発明によれば、高トルク、低コギングトルクで低振動、低騒音なモータを搭載した電動工具を提供できる。
本発明の実施例に係る電動工具1の全体構造を示す縦断面図であり、黒矢印はトリガスイッチをオンにした状態における冷却風の流れを示す。 図1のA方向から見た矢視図であり、ケース40と回路基板60を示す図である。 図2のB−B部の断面図である。 図1のモータ5の駆動制御系の回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態によるモータ正面図である。 本発明の実施の形態による反対側のモータ正面図である。 本発明の実施の形態によるステータ側面図である。 本発明の実施の形態によるコイル結線図である。 本発明の実施の形態によるロータ正面図である。 本発明の実施の形態による磁束変化図である。 本発明の実施の形態による、図10(a)の状態からロータを回転させた状態の磁束変化図である。 本発明の実施の形態による、図10(b)の状態からロータを回転させた状態の磁束変化図である。 ロータの比較例1を示したロータ断面図である。 ロータの比較例2を示したロータ断面図である。 ロータの比較例3を示したロータ断面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、同一の機能を有する部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後左右、上下の方向は図中に示す方向であるとして説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電動工具1の縦断面図である。ここでは電動工具1の一例として、モータ5の回転軸6と直交方向に回転するスピンドル24を設け、スピンドル24に接続される作業機器が円形の砥石30であるディスクグラインダを示している。電動工具1のハウジング(外枠又は筐体)は、動力伝達機構を収容するギヤケース21と、モータ5を収容するモータハウジング2と、モータハウジング2の後方に取り付けられ電気機器類を収容するリヤカバー3の3つの主要部品により構成される。ハウジングの形成の仕方は任意であり、本実施の形態のように前後方向に3つに分割された部分により構成しても良いし、その他の分割形状で形成しても良い。モータハウジング2は樹脂又は金属の一体構成であって、前方側に開口を有する略円筒形に構成される。モータハウジング2の内径はモータ5のステータコア9の外径よりも僅かに大きい径を有し、モータハウジング2の外面側は作業者が片手で把持する部分(把持部)を構成する。
モータハウジング2の後方には、リヤカバー3が取り付けられる。リヤカバー3は、長手方向中心軸(モータ5の回転軸6の延長線)を通る鉛直面で左右方向に分割可能に構成され、モータハウジング2の後方側開口部を挟む位置にて左右の部品が図示しないネジによって固定される。また、リヤカバー3の外径はモータハウジング2の外径と比較して、ほぼ同等もしくは僅かに小さい外径となっている。
モータ5はモータハウジング2の中心軸方向(前後方向)に沿うように回転軸6が配置され、後述する演算部がロータコア7の回転位置をホールICから構成される回転位置検出素子69にて検出し、複数のスイッチング素子Q1〜Q6(後述する図2参照)で構成されるインバータ回路80を制御することにより、モータ5の所定のコイル13に順次駆動電力を供給することにより回転磁界を形成してロータ(ロータコア7)を回転させる。モータ5は3相ブラシレスDCモータであり、略円筒状の外形をもつステータコア9の内周側空間内にてロータが回転するもので、いわゆるインナーロータタイプである。ステータコア9は、プレス加工によって製造された円環状の薄い鉄板を軸方向に多数枚積層した積層構造で製造される。ステータコア9の内周側には6つのティースが形成され、各ティースの軸方向前後方向には、樹脂製のインシュレータ11、12が装着され、インシュレータ11、12間にティースを挟んだ形で銅線が巻かれてコイル13が形成される。本実施の形態では、コイル13をU、V、W相の3相を有するスター結線とすることが好ましく、コイル13へ駆動電力を供給するためのU、V、W相用の3本のリード線(図示せず)が回路基板60に接続される。ステータコア9の内周側では、回転軸6にロータコア7が固定される。ロータコア7はプレス加工にて製造した円環状の薄い鉄板を軸方向に多数枚積層したロータコアに、軸方向と平行して形成され、その断面形状が長方形のスロット部分にN極およびS極を有する平板状の永久磁石8が挿入される。
回転軸6は、モータハウジング2に固定される後方側の軸受(第一の軸受)14aと、ギヤケース21とモータハウジング2との接続部付近で固定される前方側の軸受(第二の軸受)14bとにより回転可能に保持される。回転軸6の軸方向に見て軸受14bとモータ5の間には冷却ファン15が設けられる。冷却ファン15は例えばプラスチック製の遠心ファンであって、モータ5が回転すると回転軸6と同期して回転することにより、ハウジングの内部において複数の黒矢印で示す方向に、モータ5や制御回路等を冷却するための風の流れ(冷却風)を発生させる。冷却風は、回路基板60の後端付近においてリヤカバー3の左右両側面に設けられた吸入口(図1では断面位置の関係で図示されない)から吸引され、回路基板60を収容するケース40の周囲を後方から前方側に流れて、モータハウジング2の軸受ホルダ部20に設けられた開口(後述する図3参照)を通過して、モータ5の収容空間内に流入する。モータ5の収容空間に流入した冷却風は、ステータコア9の外周側であってモータハウジング2との間の隙間(図中の黒矢印参照)やステータコア9の内側空間を通って冷却ファン15によって吸引され、ファンカバー16の貫通穴を通ってギヤケース21の貫通穴21bから前方側に、又はファンカバー16の下側の穴21cから前方に排出される。本実施の形態では、モータ5の回転軸6の軸線上に見て、後方(風上側)から前方側にかけて、回路基板60、センサ磁石18、軸受14a、モータ5、冷却ファン15、及び、軸受14bが軸方向に直列(一直線上)に配置される。そして、外気の吸入口となる風窓(図示せず)は、回路基板60の周囲であって発熱の大きい素子、特にダイオードブリッジ71やスイッチング素子Q1〜Q6(後述する図2参照)よりも後方側に配置される。このように、本実施の形態ではモータ5の回転軸方向にみて、ハウジングの後方側から前方側の全外周面にほぼ接するようにして冷却風が流れるものである。
ギヤケース21は、例えばアルミニウム等の金属の一体成形により構成され、1組の傘歯車機構(22、23)を収容すると共に、出力軸となるスピンドル24を回転可能に保持する。スピンドル24は、モータ5の回転軸の軸線方向(ここでは前後方向)とは略直交方向(ここでは上下方向)に延びるように配置され、回転軸6の前端部分には第1の傘歯車22が設けられ、第1の傘歯車22はスピンドル24の上側端部に取り付けられた第2の傘歯車23に噛合する。第2の傘歯車23は直径が大きく、第1の傘歯車22に比べて歯車数が多いので、これらの動力伝達手段は減速機構として作用する。スピンドル24の上端側はメタル25によって回転可能にギヤケース21に軸支され、中央付近にはボールベアリングによる軸受26によって軸支される。軸受26はスピンドルカバー27を介してギヤケース21に固定される。
スピンドル24の先端には取付ベース28が設けられ、ワッシャナット31によって砥石30等の先端工具が装着される。砥石30は、例えば直径100mmのレジノイドフレキシブルトイシ、フレキシブルトイシ、レジノイドトイシ、サンディングディスク等であり、用いる砥粒の種類の選択により金属、合成樹脂、大理石、コンクリートなどの表面研磨、曲面研磨が可能である。砥石30の後方側の径方向外側及び上側はホイールガード32にて覆われる。尚、電動工具1に装着される先端工具としては、砥石30だけに限られず、ベベルワイヤブラシ、不織布ブラシ、ダイヤモンドホイール等のその他の工具を取り付けるようにしても良い。
モータ5の回転軸6の後端には、回転方向に磁極が異なる磁性体であるセンサ磁石18が取り付けられる。センサ磁石18はロータコア7の回転位置の検出のために取り付けられる薄い円柱形の永久磁石であって、周方向に90度ずつ隔ててN極とS極が順(NSNS)に形成される。センサ磁石18の後ろ側であってケース40の内側部分には、回転軸6と垂直方向に配置される略半円形のセンサ基板68が設けられ、センサ基板68にはセンサ磁石18の位置を検出する回転位置検出素子69が設けられる。回転位置検出素子69は、回転するセンサ磁石18の磁界の変化を検出することにより、ロータコア7の回転位置を検出するものであり、回転方向に所定角度毎、ここでは60°毎に3つ設けられる。
略円筒形に形成されるリヤカバー3の内部には、モータ5の回転制御を行う演算部(制御部)100と、モータ5を駆動させるためのインバータ回路80と、外部から図示しない電源コードにて供給される交流を直流に変換するための電源回路70が収容される。本実施の形態では、これらの回路を共通する回路基板60に搭載しているが、これらを分割した回路基板に搭載するようにしても良い。回路基板60は電動工具1の長手方向中心軸(モータ5の回転軸6と同軸)に対して平行になるように配置される。ここでは、基板の表及び裏面が、前後及び左右方向に延びるように配置される。回路基板60は、一面が開口部40aとなっている容器状のケース40の内部に配置され、液体状の樹脂を硬化させる硬化性樹脂によって全体が固められる。ここでは電動工具1の砥石30が下になる時(図1の向きの時)に、ケース40の開口部40aが下側を向くように配置され、インバータ回路80に含まれる複数のスイッチング素子Q1〜Q6が、回路基板60から下側に延びるように配置される。硬化した後の樹脂の液面は矢印48の位置となり、スイッチング素子Q1〜Q6は略半分程度が樹脂の内部に位置し、半分程度が樹脂に覆われずに露出する。
インバータ回路80は、コイル13に大駆動電流を通電する必要があるため、スイッチング素子Q1〜Q6として、例えばFET(電界効果トランジスタ)やIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)のような大容量の出力トランジスタが用いられる。これらスイッチング素子Q1〜Q6は発熱が大きいので冷却効果を向上させるための放熱構造が考慮され、本実施の形態ではスイッチング素子Q1〜Q6の放熱板に冷却用の金属板が更に取り付けられる。放熱板と金属板は、吸入口となる図示しない風窓よりも風下側(モータ側)に配置されるので、黒矢印で示す冷却風に直接晒されることになる。スイッチング素子Q1〜Q6の後方側には電源回路が設けられる。本実施の形態の電源回路70は、外部から供給される商用電源(交流)を直流に変換する整流回路を含んで構成される。整流回路は配線の効率性から、リヤカバー3の後端面から外部に伸びるように配線される電源コード(図示せず)に近いようにケース40の後方側であって、スイッチング素子Q1〜Q6よりも後方側(モータ5から遠い反モータ側)に搭載される。
回路基板60にはさらに、モータ5の回転制御を行う演算部100(図4参照)が搭載される。演算部100は、マイクロコンピュータ101(以下、「マイコン」と称する)を含んで構成されるものであって、インバータ回路80を駆動することによりモータ5の起動及び停止と回転速度の制御を行う。ケース40により画定される空間内(容器内)には、回路基板60に加えてさらに、回転位置検出素子69を搭載するセンサ基板68が設けられる。また、ケース40の容器部分の外側であって後方側にはスイッチ基板65が搭載され、変速ダイヤル17により調整される可変抵抗66が設けられる。センサ基板68はモータ5の回転軸方向と直交するように配置され、スイッチ基板65は回転軸方向と平行になるように配置される。
図2は図1の矢印Aの方向から見た矢視図であって、ケース40及び回路基板60を示す図である。ケース40の内部に収容される回路基板60の形状は、ケース40の内形とほぼ同等の外側輪郭をもって形成される。図では示していないが、回路基板60は液体状態から硬化させて固める樹脂48にて浸漬される。回路基板60に搭載されるのは、主に、整流回路と平滑回路74を含む電源回路70と、6個のスイッチング素子Q1〜Q6を含むインバータ回路80と、インバータ回路80を制御するものであってマイコン101を含む制御部と、制御部用の定電圧の直流を生成する定電圧電源回路である。回路基板60の入力側には、電動工具1の外部から図示しない電源コードが接続され、商用交流が電源回路70に入力される。電源コードは電源コード保持部43によって固定される。回路基板60の出力側は、端子84a〜84cであって、モータ5のコイル13に接続される3本の図示しないリード線(V相、U相、W相)がそれぞれ半田付けされる。
回路基板60は、単層又は多層のプリント基板であって、ここでは多層のガラスコンポジット基板が用いられる。電源回路70は、整流回路と平滑回路を含んで構成され、整流回路はダイオードブリッジ71と、チョークコイル72と、バリスタ73と、を有し、平滑回路74は電解コンデンサ75aと、フィルムコンデンサ75bと、を有している。
インバータ回路80は3個のスイッチング素子Q1〜Q3、Q4〜Q6がそれぞれ軸方向に一列に並ぶように配置される。スイッチング素子Q1〜Q6は、3本の金属端子が略直方体のセラミック等のパッケージの下側から延びるものであって、パッケージの背面側には金属製の放熱板が埋め込まれる。この放熱板は面状であって面の広がり方向が、回路基板60の長手方向(図2では前後方向)と水平かつ直交方向となるようにスイッチング素子Q1〜Q6が配置される。また、パッケージ背面の放熱板には、放熱用の金属板82がさらに設けられる。通常、IGBTのコレクタ端子、FETのドレイン端子がパッケージ背面側の放熱板と導通されているので、回路構成上、コレクタ端子又はドレイン端子が共通接続の場合には、複数のスイッチング素子Q1〜Q3に共通の金属板82、83a〜83cが設けられる。他方、インバータ回路80の残りの3個のスイッチング素子Q4〜Q6は一列に並ぶように配置され、かつ、スイッチング素子Q1〜Q3と平行になるように配置される。スイッチング素子Q4〜Q6のパッケージ背面の放熱板には、放熱用の金属板が設けられるが、これらのコレクタ端子又はドレイン端子は共通接続ではないため、互いに独立した金属板83a〜83cが設けられる。この金属板83a〜83cの面は、回路基板60の長手方向(前後方向、モータの回転軸方向)と水平かつ直交方向となるように配置される。このように配置したため、金属板83a〜83cのスイッチグ素子と反対側の面が冷却風の流れる方向(図1中の黒矢印参照)と平行に向くために、放熱効果を高めることができる。
回路基板60には更にマイコン101や、後述する定電圧電源回路、図示しないトリガレバーと連動して動作するトリガスイッチ64が搭載される。これらは回路基板60上の任意のスペースに搭載することができる。本実施の形態ではマイコン101は、電解コンデンサ75aと回路基板60の間付近に搭載される。回路基板60の前方側には、3つの回転位置検出素子69(図1参照)を搭載するセンサ基板68が、回路基板60と直交するように配置される。回路基板60とセンサ基板68は、仕切り部材50によって固定される。仕切り部材50は、回路基板60をケース40に保持させるための固定部材と、スイッチング素子Q1〜Q6の間にスイッチング素子同士の短絡を抑制する仕切り板を設けるための区画部材を兼ねるものであって、左右方向に延びる両端側のネジボス59a、59b部分で、2つのネジによってケース40にネジ止めされる。回路基板60はケース40に対して後方側のネジ穴67にてネジ止めされ、前方側にて仕切り部材50によって挟持されることによりケース40に保持される。
ケース40の後方側には可変抵抗66を搭載するスイッチ基板65が設けられる。スイッチ基板65はケース40の容器状の部分から後方側に突出する独立した部分に設けられ、可変抵抗66の回転軸にはリヤカバー3の開口部3b(図1参照)から一部が露出する変速ダイヤル17が設けられる。回路基板60とスイッチ基板65は、リード線63によって配線される。
図3は図2のB−B部の断面図である。リヤカバー3の図示は書略している。ケース40は開口面40aを有する容器状であって、内部空間に液体を入れてもこぼれないように形成されるが、電動工具1に配置した際には開口面40aの法線方向が下側を向くように倒立した状態で配置される。これは、冷却風と共に内部に水滴や塵埃が流入した際に、ケース40の内部にたまることを極力防止するためである。このように容器状のケース40が倒立した状態で電動工具のハウジング内に配置したことで、スイッチング素子Q1〜Q6等を樹脂で完全に覆わないで、半分程度だけ覆うようにしても耐久性を高めることが可能となった。特に、スイッチング素子Q1〜Q6の間にたまった鉄粉等が、電動工具1を図1の方向に置く際に、その衝撃によってゴミや水滴がリヤカバー3の内部の下面に落ちやすくなる。
ケース40の前方側の端部には、モータハウジング2に図示しないネジにて固定するためのネジ穴42a、42bが形成される。モータハウジング2の軸受ホルダ20は、軸受14a(図1参照)の外輪部分を保持する円筒部分から外側に向けて複数の支柱20a〜20fが形成され、支柱以外の場所では空洞となっているので、ケース40が収容される空間からモータ5側が収容される空間へ冷却風が流れる構造となっている。回路基板60は両面基板であって、その表側(図3でみると下面)にはダイオードブリッジ71とその放熱板71a、チョークコイル72等が搭載される。フィルムコンデンサ75a、75bは略直方体状であって、ここでは長手方向の断面形状が正方形状のものを用いている。フィルムコンデンサ75a、75bは回路基板60の表面(電子素子が搭載されている場合はその電子素子より)に絶縁シート98を介して固定される。この固定はケース40内に充填されるウレタン等の樹脂48によって固定される。フィルムコンデンサ75a、75bは、図2のように開口部3aの法線方向矢視図で見た際にケース40の内側領域に収まるように配置され、好ましくは、回路基板60の基板平面の寸法内に配置される。また、図3のようにハウジングの軸方向断面図で見た際には、ハウジングの内部であって、ハウジングの内壁(リヤカバー3の内壁)と所定の距離を隔てるように配置される。この際、フィルムコンデンサ75a、75bの配置により冷却風の流れを乱さないように配慮すると良い。樹脂48はケース40の開口面40aが上側になるように載置して、その内部に固まる前の液体状の樹脂を満たして硬化させるもので、その硬化が完了する前にフィルムコンデンサ75a、75bを樹脂48の液面から部分的に浸すように半没させてから樹脂48を硬化させる。従って、ケース40内は底面41e部分から液面(矢印48)まで全ての部分が樹脂で満たされており、硬化後は樹脂が強固に固まるのでフィルムコンデンサ75a、75bが安定して保持される。通常、フィルムコンデンサ75a、75bのパッケージは非絶縁体であり、樹脂48自体も非導電材であるが、ここでは絶縁状態をより完全に保つためにさらなる絶縁部材、ここでは絶縁シート98を介在させている(省略しても良い)。このようにフィルムコンデンサ75a、75bを回路基板60に対して離間さえて樹脂48にて固定するように搭載すれば、回路基板60の上に搭載される高さの低い電子素子、例えばLSIやマイコン等の素子の上側部分に、フィルムコンデンサを搭載させることが可能となる。
回路基板60の裏面には定電圧電源回路90で用いられる電解コンデンサ94aが搭載される。電解コンデンサ94aは樹脂にて完全に浸されることになる。回路基板60と電解コンデンサ94aの間には絶縁シート97aを介在させて、その絶縁性を高めているが、絶縁シート97aを省略しても良い。ケース40の底面41eの形状は、回路基板60のすぐ下に僅かな距離を隔ててほぼ平行になるようにしても良い。しかしながら、本実施の形態では下側に円筒形の電解コンデンサ94aを収容できるようなスペースを確保した。電解コンデンサ94aは左側にだけ配置されているが、右側の空間にもコンデンサを配置するようにしても良い。また、回路基板60の表面(下側)に配置したコンデンサ75a、75bを、回路基板60の裏面に配置するように構成しても良い。但し、回路基板60と底面41eとの間の空間は、樹脂48が充填されて硬化する部分なので、発熱の度合いや冷却効果を考えてその搭載位置やその搭載方法を決定することが好ましい。
次に図4を用いてモータ5の駆動制御系の回路構成を説明する。電源回路70にはダイオードブリッジ71が搭載される。電源回路70の出力側であって、インバータ回路80との間には平滑回路74が接続される。インバータ回路80は6つのスイッチング素子Q1〜Q6を含んで構成され、演算部100から供給されるゲート信号H1〜H6によってスイッチング動作が制御される。インバータ回路80の出力は、モータ5のコイル13のU相、V相、W相に接続される。電源回路70の出力側には定電圧電源回路90が接続される。ここでは、電源回路70、平滑回路74、インバータ回路80、定電圧電源回路90、演算部100の回路を同一の回路基板60上にまとめて搭載した。
電源回路70は、ダイオードブリッジ71によって主に構成される整流回路を含み、入力側が例えば商用交流電源35に接続され、出力側が平滑回路74に接続される。電源回路70は、商用交流電源35から入力される交流を全波整流し、平滑回路74へ出力する。平滑回路74は、電源回路70とインバータ回路80との間に配置され、電源回路70によって整流された電流の中に含まれている脈流を、直流に近い状態に平滑化してインバータ回路80へ出力する。平滑回路74は、電解コンデンサ75aと電解コンデンサ75a及びフィルムコンデンサ75bと放電用の抵抗78を含んで構成される。電動工具1がディスクグラインダの場合は、他の電動工具(例えばインパクトドライバ等)に比較して大きな出力が必要となることから、電源回路70から平滑回路74に入力される電圧値も高くなっている。従って、平滑回路74に設けられるコンデンサ(電解コンデンサ75a及びフィルムコンデンサ75b)は静電容量が大きいものが要求される。
電解コンデンサ75a及びフィルムコンデンサ75bは無極性のコンデンサであり、電解コンデンサ75aと並列に接続することで回路の平滑性能を向上させている。これらは平滑回路74の入力側である電源回路70と出力側であるインバータ回路80との間に配置される。インバータ回路80は、3相ブリッジ形式に接続された6個のスイッチング素子Q1〜Q6を含んで構成される。ここで、スイッチング素子Ql〜Q6は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であるが、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いても良い。
モータ5のステータコア9の内側では、永久磁石8を有するロータが回転する。ロータの回転軸6には位置検出用のセンサ磁石18が接続され、センサ磁石18の位置をホールIC等の回転位置検出素子69にて検出することにより演算部100はモータ5の回転位置を検出する。
演算部100は、モータのオン・オフ及び回転制御を行うための制御手段であって、マイクロコンピュータ(マイコン)101を用いて主に構成される。演算部100は回路基板60に搭載され、トリガスイッチ64の操作に伴い入力される起動信号と、変速ダイヤル17によって設定された速度信号に基づき、モータ5の回転速度を制御し、コイルU、V、Wへの通電時間と駆動電圧を制御する。演算部100は、インバータ回路80の6個のスイッチング素子Q1〜Q6の各ゲートに接続され、各スイッチング素子Q1〜Q6をオン・オフするための駆動信号H1〜H6を供給する。
インバータ回路80の6個のスイッチング素子Q1〜Q6の各ドレイン又は各ソースは、スター接続されたコイル13のU相、V相、W相に接続される。
インバータ回路80の6個のスイッチング素子Q1〜Q6の各ドレイン又は各ソースは、スター接続されたコイル13のU相、V相、W相に接続される。スイッチング素子Ql〜Q3のドレイン端子が電源回路70の正極側に共通に接続されているので、これらには共通の放熱用の金属板82を設けることができる。一方、スイッチング素子Q4〜Q6のドレイン端子はモータのV相、U相、W相の端子にそれぞれ接続されるため、スイッチング素子Q4〜Q6用の放熱用の金属板83a〜83cは個別に設けられる。
スイッチング素子Q1〜Q6は、演算部100から入力される駆動信号H1〜H6に基づきスイッチング動作を行い、商用交流電源35から電源回路70及び平滑回路74を介して供給された直流電圧を、3相(U相、V相、W相)電圧Vu、Vv、Vwとして、モータ5に供給する。モータ5に供給される電流の大きさは、平滑回路74とインバータ回路80との間に接続された電流検出抵抗102の両端の電圧値を検出することにより演算部100によって検出される。演算部100には、モータ5の設定回転に応じた所定の電流閾値が予め設定されており、検出した電流値が閾値を超えると、モータ5の駆動を停止すべく、インバータ回路80のスイッチング動作を停止させる。これにより、過電流がモータ5に流れることによる焼損等の発生が防止される。
定電圧電源回路90は、電源回路70の出力側に直接接続され、マイコン等により構成される演算部100への低電圧の直流を供給するための電源回路である。定電圧電源回路90は、ダイオード96、平滑用の電解コンデンサ94a、94b、IPD回路91、コンデンサ93及びレギュレータ92を含んで構成される。定電圧電源回路90は、電源回路70からの出力に基づいて、演算部100等へ安定化した基準電圧を供給するための回路である。定電圧電源回路90の各部は、図2には図示していないが回路基板60に搭載される。また、電解コンデンサ94a、94bは回路基板60の裏面側に搭載される。
次に図5〜図9を用いてモータ5の構成について説明する。モータ5はステータ103とロータ106とを有する。ロータ106は、ロータコア7と、磁石8とを有している。磁石8はロータ外周に弓形形状を有し、磁石8の端部109に対向するロータコア7には端部空隙105が設けられ、隣り合う磁石8の間のロータコア7の外周には凹部107が設けられている。ステータ103は、ステータコア9と複数のコイル13を有する。図8はコイル13の結線状態を示しており、複数のコイル13は並列巻のスター結線となるよう接続されている。回路の中性点104は、ハンダで3本の渡りコイルを短絡している。
ロータコア7に設けた端部空隙105は磁石端部109の径方向中央付近、すなわちN極側端部109bの端部とS極側端部110の端部とを径方向に跨ぐように配置されている。このためN極側端部109bの端部とS極側端部110の端部はロータコア7で磁気的に短絡している。なお、磁石端部109は二面幅を形成している。すなわち、磁石端部109は略直線状に形成されている。
次に図10(a)〜図10(c)を用いて端部空隙105によるコギングトルクの低減効果について説明する。図10(a)では磁極114(ティース)に磁束A111が流れている。その状態からロータ106が回転すると図10(b)において磁極114には磁束C113が大きく流れる。この時、磁極114に流れる磁束の変化が大きいほどコギングトルクが大きくなる。しかしながら、N極側端部109bが端部空隙105によって露出しているため、磁極114には磁束B112も流れ、磁極114に流れる磁束の変化を緩和する。さらにロータ106が回転すると、磁極114には磁束B112が徐々に流れなくなり、磁束C113へとスムーズに切り替わる(図10(c))。
このように、端部空隙105を設けることによってコギングトルクを低減し、低振動、低騒音のモータ5、及びそのモータ5を備えた電動工具1を提供することができる。さらに、端部空隙105によって、N極側端部109b、S極側端部110を適度に短絡しているため、高トルクなモータ5とすることができる。もし仮に、図11のように端部空隙105が磁石端部109の内周側(磁石8の径方向中心よりも内周側)に偏っていると、磁石端部109から発生する磁束D(図中の矢印)が強くなり過ぎてしまい、コギングトルクが増加するという問題が発生する。逆に、図12のように端部空隙105が磁石端部109の外周側(磁石8の径方向中心よりも外周側)に偏っていると、図10(b)の磁束B112が著しく減少するため、やはりコギングトルクが増加する。また、図13のように端部空隙105が無いと、N極側端部109bとS極側端部110がロータコア7によって磁気的に完全に短絡するため、ステータコア9に磁束が流れにくくなり、モータトルクが低下してしまう。
以上、本実施の形態によれば、N極側端部109bとS極側端部110が露出するようにロータコア7に端部空隙105を設けることによって、高トルク、低振動、低騒音な電動工具を実現することができる。
さらに隣り合う磁石8の間でロータコア7の外周に凹部107を設けることで、N極側端部109bとS極側端部110の磁気的な短絡状態を微調整することができるので、最適に高トルク、低振動、低騒音なモータ5を有する電動工具1を実現することができる。
1 電動工具、2 モータハウジング、2b 軸受ホルダ部、3 リヤカバー、3b 開口部、5 モータ、6 回転軸、7 ロータコア、8 永久磁石、9 ステータコア、11、12 インシュレータ、13 コイル、14a、14b 軸受、15 冷却ファン、16 ファンカバー、17 変速ダイヤル、18 センサ磁石、20 軸受ホルダ、20a〜20d 支柱、21 ギヤケース、21b 貫通穴、21c 穴、22 傘歯車、23 傘歯車、24 スピンドル、25 メタル、26 軸受、27 スピンドルカバー、28 取付ベース、30 砥石、31 ワッシャナット、32 ホイールガード、35 商用交流電源、40 ケース、40a 開口面、41a 前面、41b 後面、41c、41d 側面、41e 底面、42 筒部、42a、42b ネジ穴、43 電源コード保持部、44 スイッチ基板保持部、45a、45b 段差部、46a ネジボス、47 案内レール部、48 樹脂、50 仕切り部材、51 長手方向仕切り板、52a、52b 横方向仕切り板、53 押さえ板、54a、54b アーム部、55a、55b ネジ穴、
56 押さえ片、59a、59b ネジ、60 回路基板、61 端子、62a、62b リード線、63、64 端子、64 トリガスイッチ、65 スイッチ基板、66 可変抵抗、67 ネジ穴、68 センサ基板、69 回転位置検出素子、70 電源回路、71 ダイオードブリッジ、71a 放熱板、72 チョークコイル、73 バリスタ、74 平滑回路、75a、75b フィルムコンデンサ、77a、77b 半田付け、78 抵抗、79 電解コンデンサ、80 インバータ回路、82 金属板、83a〜83c 金属板、84a〜84c 端子、90 定電圧電源回路、91 IPD回路、92 レギュレータ、93 コンデンサ、94a、94b 電解コンデンサ、95a、95b リード線、96 ダイオード、97a、97b、98 絶縁シート、100 演算部、101 マイコン、102 電流検出抵抗、Q1〜Q6 スイッチング素子、103 ステータ、104 中性点、105 端部空隙、106 ロータ、107 凹部、108 渡りコイル、109 磁石端部、109b N極側端部、110 S極側端部、111 磁束A、112 磁束B、113 磁束C、114 磁極、115 磁束D、116 短絡磁束

Claims (5)

  1. 複数の巻線が巻回されたステータと、前記ステータに対して回転可能で複数の磁石が設置されたロータと、前記ロータに設けられ前記ロータの軸方向断面から見て前記磁石の端部に対向する端部空隙と、を有するモータを備え、
    前記磁石端部のN極とS極がロータコアで磁気的に短絡されていることを特徴とする電動工具。
  2. 前記磁石はロータ外周方向に弓形状を有することを特徴とする請求項1記載の電動工具。
  3. 前記端部空隙は、前記ロータの軸方向断面から見て磁石端部の径方向中央付近に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具。
  4. 前記磁石両端部を二面幅で形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電動工具。
  5. 隣り合う前記磁石の間で前記ロータの外周部が凹部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電動工具。
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