JP2019196178A - 乗物用シート - Google Patents
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Description
上記の構成では、突出部分が第三部分の一部を隆起させることで構成されている。このような構成であれば、第三部分の一部を隆起させて突出部分を設けることで、第三部分自体の剛性も向上させることが可能となる。
上記の構成では、第三部分において突出部分の周りに位置する部分に貫通孔が設けられている。このような構成であれば、突出部分を設け易くなり、突出部分の突出量を容易に調整することが可能となる。
上記の構成では、突出部分の後端が第一部分の後端及び第二部分の後端よりも前側に位置している。換言すると、第一部分及び第二部分の各々の前端から後端までの間に突出部分が収まっている。このような構成であれば、突出部分の形成によってシートサイズが大きくなるのを抑えることが可能となる。
上記の構成では、第一部分及び第二部分の各々において挿入孔周りの縁部が下方に向かうように折り曲げ加工(厳密には、バーリング加工)されている。また、突出部分は、第一部分及び第二部分の各々において折り曲げ加工された縁部よりも前側に位置している。このような構成であれば、第一部分及び第二部分の各々の剛性を高めつつ、縁部の前方に突出部分を設けることでシートサイズの大型化を抑えることが可能となる。
上記の構成では、第一部分と第三部分との境界部分に、当該境界部分を部分的に窪ませることで形成された補強部が設けられている。また、補強部は、乗物用シートの幅方向において、第一突出部分及び第二突出部分の間に位置している。ここで、補強部は、第一突出部分及び第二突出部分と同じ向きに窪んで形成されている。これにより、補強部の設置によるシートサイズの大型化を抑えつつ、補強部による補強効果を得ることが可能となる。
上記の構成では、第一部分と第三部分との境界部分に設けられた第一補強部と、第二部分と第三部分との境界部分に設けられた第二補強部と、が乗物用シートの幅方向において同じ位置又は略同じ位置にある。このような構成であれば、各補強部(第一補強部及び第二補強部)の設置によるシートサイズの大型化を抑えつつ、各補強部による補強効果を得ることが可能となる。
上記の構成では、第一部分の後端部に設けられた上方屈曲部の角部分に第三補強部が設けられている。また、第三補強部は、乗物用シートの幅方向において第一補強部及び第二補強部よりも外側に位置し、かつ、第一突出部分及び第二突出部分の間に位置している。このような位置関係であれば、第三補強部の設置によるシートサイズの大型化を抑えつつ、第三補強部による補強効果を得ることが可能となる。
上記の構成では、第二部分の後端部に設けられた下方屈曲部の角部分に第四補強部が設けられている。また、第四補強部は、乗物用シートの幅方向において第三補強部と同じ位置又は略同じ位置にある。このような構成であれば、第四補強部の設置によるシートサイズの大型化を抑えつつ、第四補強部による補強効果を得ることが可能となる。
上記の構成では、第三部分が正面視で逆U字状に湾曲している。このような構成であれば、第三部分を含む連結部材の剛性を向上させることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、第三部分の一部を隆起させて突出部分を設けることで、保持部材のガタツキを抑えつつ、第三部分自体の剛性を向上させることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、突出部分を設け易くなり、突出部分の突出量を容易に調整することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、突出部分の形成によるシートサイズの大型化を抑えることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、第一部分及び第二部分の各々の剛性を高めつつ、シートサイズの大型化を抑制することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、補強部の設置によるシートサイズの大型化を抑えつつ、補強部による補強効果を得ることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、第一補強部及び第二補強部の設置によるシートサイズの大型化を抑えつつ、各補強部による補強効果を得ることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、第三補強部の設置によるシートサイズの大型化を抑えつつ、第三補強部による補強効果を得ることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、第四補強部の設置によるシートサイズの大型化を抑えつつ、第四補強部による補強効果を得ることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、第三部分が正面視で逆U字状に湾曲していることで、第三部分を含む連結部材の剛性を向上させることが可能となる。
車両用シートSは、図1に示すように、シートバックS1とシートクッションS2とヘッドレストS3とを有する。シートバックS1は、その内部に図2に図示のシートバックフレームF1を有する。シートバックS1は、シートバックフレームF1の前方にウレタン等のパッド材を配置して当該パッド材を表皮材で覆うことにより構成されている。
シートバックフレームF1の構成について、図2乃至図5を参照しながら説明する。なお、図4及び図5では、図示の便宜上、ピラーガイドGを省略している。
連結フレーム50の形状を含め、連結フレーム50の構成について図2乃至図8を参照しながら説明する。なお、図6及び図7では、図示の便宜上、ピラーガイドGを省略している。
以上までに説明してきた実施形態(以下、第一実施例)に係るシートバックフレームF1では、図4乃至図6に示すように、連結フレーム50がシート幅方向に沿って略真っ直ぐ延出していることとした。ただし、これに限定されるものではなく、図9に図示するような形状の連結フレーム150が設けられている実施形態(以下、第二実施例)も考えられる。図9は、第二実施例に係るシートバックフレームF1を示す図である。なお、図9では、図示の便宜上、ピラーガイドGが省略されている。また、図9に図示したシートバックフレームF1の構成機器のうち、第一実施例と共通する機器については、第一実施例と同じ符号(具体的には図1乃至図8において用いられた符号)が付されている。
第一実施例に係る連結フレーム50では、図3及び図7に示すように、凸ボタン状に隆起した突出部分58が形成されていることとした。ただし、これに限定されるものではなく、図10及び図11に図示するような形状の突出部分258が前壁部253(第三部分に相当)に形成されている実施形態(以下、第三実施例)も考えられる。図10は、第三実施例に係るシートバックフレームF1の上端部を示す図である。図11は、図10のY−Y断面を示す図である。なお、図10及び図11に図示したシートバックフレームF1の構成機器のうち、第一実施例と共通する機器については、第一実施例と同じ符号(具体的には図1乃至図8において用いられた符号)が付されている。
20 第一サイドフレーム片
20a 側壁
20b 後壁
20c 前壁
30 第二サイドフレーム片
50 連結フレーム(連結部材)
51 上壁部(第一部分)
51a 上方屈曲部
52 下壁部(第二部分)
52a 下方屈曲部
53 前壁部(第三部分)
54 挿入孔
55 挿入孔
56 縁部
57 縁部
58 突出部分
58a 第一突出部分
58b 第二突出部分
61 第一補強部(補強部)
62 第二補強部
63 第三補強部
64 第四補強部
150 連結フレーム(連結部材)
151 上壁部(第一部分)
152 下壁部(第二部分)
153 前壁部(第三部分)
250 連結フレーム(連結部材)
253 前壁部(第三部分)
258 突出部分
259 貫通孔
F1 シートバックフレーム
G ピラーガイド(保持部材)
Ga 鍔部
hp ヘッドレストピラー
S 車両用シート(乗物用シート)
S1 シートバック
S2 シートクッション
S3 ヘッドレスト
Claims (10)
- シートバックフレームを有するシートバックと、該シートバックの上方に配置されたヘッドレストと、を備えた乗物用シートであって、
前記シートバックフレームは、該シートバックフレームの両側部に設けられたサイドフレームと、前記サイドフレーム同士を連結している板状の連結部材と、前記ヘッドレストを保持するために前記連結部材に設けられた保持部材と、を有し、
該連結部材は、
前記保持部材と交差した状態で該保持部材が取り付けられている第一部分と、
該第一部分よりも下方に位置し、前記保持部材と交差した状態で該保持部材が取り付けられている第二部分と、
前記第一部分及び前記第二部分の双方と交差し、当該双方を連結している第三部分と、
該第三部分において前記保持部材と対向する部分に設けられ、前記保持部材に向かって突出している突出部分と、を有することを特徴する乗物用シート。 - 前記突出部分は、前記第三部分の一部を前記保持部材に向かって隆起させることで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
- 前記第三部分において前記突出部分の周りに位置する部分には貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用シート。
- 前記第三部分は、前記第一部分の前端及び前記第二部分の前端を連結し、かつ、前記保持部材よりも前方に位置し、
前記突出部分は、後方に向かって突出し、
前記突出部分の後端は、前記第一部分の後端及び前記第二部分の後端よりも前側に位置していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記第一部分及び前記第二部分には、前記保持部材を取り付けるために形成された挿入孔が設けられており、
前記保持部材は、前記第一部分及び前記第二部分の各々の前記挿入孔に挿入されており、
前記第一部分及び前記第二部分の各々における前記挿入孔周りの縁部は、下方に向かうように折れ曲っており、
前記突出部分は、後方に向かって突出し、
前記突出部分の後端は、前記第一部分及び前記第二部分の各々の前記縁部よりも前側に位置していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記突出部分は、前記乗物用シートの幅方向において互いに離れた位置にある第一突出部分及び第二突出部分を有し、
前記第一部分と前記第三部分との境界部分には、該境界部分を部分的に窪ませることで形成された補強部が設けられており、
該補強部は、前記幅方向において前記第一突出部分及び前記第二突出部分の間に位置していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記補強部は、第一補強部であり、
前記第二部分と前記第三部分との境界部分には、該境界部分を部分的に窪ませることで形成された第二補強部が設けられており、
前記幅方向において、前記第一補強部が設けられている範囲と、前記第二補強部が設けられている範囲とが重なっていることを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。 - 前記第一部分の後端部は、上方に向かうように屈曲した上方屈曲部をなしており、
該上方屈曲部には、該上方屈曲部の角部分を部分的に窪ませることで形成された第三補強部が設けられており、
該第三補強部は、前記幅方向において前記第一補強部及び前記第二補強部よりも外側に位置し、かつ、前記第一突出部分及び前記第二突出部分の間に位置していることを特徴とする請求項7に記載の乗物用シート。 - 前記第二部分の後端部は、下方に向かうように屈曲した下方屈曲部をなしており、
該下方屈曲部には、該下方屈曲部の角部分を部分的に窪ませることで形成された第四補強部が設けられており、
前記幅方向において、前記第三補強部が設けられている範囲と、前記第四補強部が設けられている範囲とが重なっていることを特徴とする請求項8に記載の乗物用シート。 - 前記第三部分は、前記乗物用シートの幅方向において外側に向かうにつれて下方に位置するように湾曲していることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の乗物用シート。
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DE102011114546A1 (de) * | 2011-07-14 | 2013-01-17 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Querelement für integrierte und separateKopfstützen |
JP2014189061A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Nihon Technica Co Ltd | シートバックのアッパーフレーム |
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