JP2019195971A - 転写用紙 - Google Patents

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Koji Igarashi
宏二 五十嵐
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Abstract

【課題】課題は、発色性、効率均一性および耐付着性が良好である転写用紙を提供することである。
【解決手段】課題は、原紙と、前記原紙の少なくとも片面上に1層以上の塗工層とを有し、原紙を基準として最外に位置する最外塗工層が、アルミナ水和物、ポリビニルアルコール、ホウ酸化合物およびアミド硫酸を少なくとも含有する、転写捺染法に使用する転写用紙によって達成される。
【選択図】なし

Description

本発明は、繊維材料などの被印刷物に図柄を形成する転写捺染法において、図柄を転写するために使用される転写用紙に関する。特に、顔料インクを転写する転写捺染法に好適な転写用紙に関する。
繊維材料などの被印刷物に図柄を形成させる方法として、昇華性の染料から成る昇華型捺染インクで図柄を形成した転写紙のインクが付着した面と被印刷物の捺染する面とを対向させた状態で加熱し、図柄を被印刷物に転写する転写捺染法が公知である(例えば、特許文献1参照)。転写紙の図柄は、グラビア印刷方式、スクリーン印刷方式、電子写真印刷方式およびインクジェット印刷方式などの印刷方式で形成する。図柄は、使用するインクの自由度が比較的高いことから、インクジェット印刷方式で形成される場合が多い。
転写捺染法に関し、インクジェットプリンタと分散染料インクとを使用して、転写媒体に図柄を印刷し、続いて転写媒体から物体に図柄を転写することによって物体上に図柄を形成する方法が公知である(例えば、特許文献2参照)。
インクジェット印刷方式に対応する様々な転写用紙が既に公知である。例えば、裏抜け防止性と転写適性に優れる昇華型インクジェット捺染用転写紙として、木材パルプを主成分とする基紙と、顔料とバインダーを含有するインク受容層とを有し、前記基紙の透気度が30秒以上であることを特徴とする昇華型インクジェット捺染用転写紙が公知である(例えば、特許文献3参照)。
転写において昇華可能色素が転写紙から布に転写される程度、すなわち転写効率を改善した昇華インクジェット印刷用の転写用紙であって、転写用紙の印刷される面に色素のみを転写するように、色素を離れ易くするリリースの層または色素を浸透させ過ぎないようにするバリヤの層が設けられ、該層がISO規格5636−3により決定される最高100ml/minの多孔度を持ち、前記リリースの層またはバリヤの層が充填剤を15%まで含有する昇華インクジェット印刷用転写紙が公知である(例えば、特許文献4参照)。
電子写真用トナーを用いて濃度が高く、地汚れがなく、高解像の画像が得られる捺染方法として、少なくとも着色剤と樹脂とからなるトナーを用いて、転写性付与性を有し、かつ、水洗工程で除去可能な前処理剤が塗工された布に電子写真方式により直接捺染する方法であって、前記前処理剤がアルギン酸ソーダ、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、トラガンドゴム、ローカストビンゴム、水溶性ウレタン樹脂、水溶性ポリエステル樹脂、水溶性アクリル樹脂、シリカ、カオリン、アルミナのいずれか少なくとも一つである捺染方法が公知である(例えば、特許文献5参照)。
特開2015−124324号公報 特表2008−532794号公報 特開2017−185728号公報 特許第4008663号公報 特開2005−023477号公報
昇華型捺染インクで捺染できる被印刷物は、ポリエステル繊維からなるものに限られ、コットンおよびナイロンなどその他の繊維からなる被印刷物を捺染することができない。通常、分散染料インクで捺染できる被印刷物は、ポリエステル、アセテート、トリアセテートなどの疎水性繊維からなるものにほぼ限られる。また、被印刷物に染料で形成した図柄は一般的に耐候性に劣る。
例えば特許文献5のトナーのように、色材として顔料を含有するインク組成物のような顔料インクを直接被印刷物に付着させる方法は、染料に比べて耐候性に優れるものの発色に劣る。また、顔料インクを直接被印刷物に付着させる方法は、顔料に対する被印刷物の受理能力を向上させるために、あらかじめ被印刷物に前処理が必要である場合が多い。そのために、前処理の手間、処理コストおよび被印刷物の風合い変化という問題を有する。
ファッション分野およびサイン分野では、従来以上に、目的の色で且つ鮮やかな図柄を有する被印刷物を要求する傾向にある。目的の色で且つ鮮やかな図柄を得るためには、転写紙から被印刷物へ図柄の転写において、色毎の転写効率に差が無く且つ発色が良くなければならない。特に、イエロー、マゼンタおよびシアンの色インクにおいて転写効率に差があると、被印刷物に形成される図柄の色は、目的の色と異なるものになる。
また特許文献4に記載されるが如くの樹脂を主成分とする塗工層を有する転写用紙は、一般的に、転写紙を被印刷物から剥離する際に塗工層の樹脂が被印刷物に付着する問題を有する。転写紙と被印刷物とが容易に剥離できた場合であっても、微かに樹脂が被印刷物に付着して、その結果、被印刷物の変色の原因になる場合がある。
顔料インクを直接被印刷物に付着させる方法ではなく、転写用紙に顔料インクで図柄を形成して転写紙を得て、続いて転写紙と被印刷物とを密着させて図柄を被印刷物に転写する方法が検討される。この方法では、被印刷物の種類を選ばず、また被印刷物の前処理が不要になる。しかしながら、染料インクに比べて、顔料インクは、転写紙から被印刷物への転写が困難であり、結果として被印刷物において発色に劣る。この理由は、顔料が、安定した固体物質のためと考えられる。
上記を鑑みて本発明の目的は、下記の項目が良好である転写捺染法に使用する転写用紙を提供することである。
(1)被印刷物において発色が良好であること(発色性)。
(2)シアン、マゼンタおよびイエローの色インクの転写効率において差が抑制
されること(効率均一性)。
(3)転写用紙の塗工層成分の被印刷物への付着が抑制されること(耐付着性)。
本発明者は、上記の課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、本発明の目的は、以下により達成される。
[1]原紙と、前記原紙の少なくとも片面上に1層以上の塗工層とを有し、原紙を基準として最外に位置する最外塗工層が、アルミナ水和物、ポリビニルアルコール、ホウ酸化合物およびアミド硫酸を少なくとも含有する、転写捺染法に使用する転写用紙。
[2]前記ホウ酸化合物の少なくとも一種がホウ砂である前記[1]に記載の転写用紙。
本発明により、発色性、効率均一性および耐付着性が良好である転写用紙を提供することができる。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明において、「転写用紙」とは、転写する図柄が印刷される前の白紙状態にある用紙をいう。「転写紙」とは、転写用紙に対して転写する図柄が印刷された状態にある用紙をいう。
また本発明において、「塗工層を有する」とは、転写用紙の断面を電子顕微鏡によって観察した際に、原紙と区別できる明確な層を有する用紙を指す。例えば、樹脂成分やポリマー成分を塗工し、塗工された前記成分が少量であって原紙に吸収され、結果として、転写用紙の断面を電子顕微鏡によって観察した際に原紙と区別できる明確な層を有しない場合、「塗工層を有する」に該当しない。
転写用紙は、原紙と、前記原紙の少なくとも片面上に1層以上の塗工層とを有する。塗工層中、原紙を基準として最も外側に位置する塗工層を最外塗工層という。塗工層が1層の場合は該塗工層が最外塗工層になる。
最外塗工層は、アルミナ水和物、ポリビニルアルコール、ホウ酸化合物およびアミド硫酸を少なくとも含有する。塗工層が2層以上である場合において、原紙と最外塗工層との間に存在する塗工層は、アルミナ水和物などの白色顔料を含有する塗工層または白色顔料を含有しない塗工層のいずれであってよく、また、バインダーおよびホウ酸化合物の有無および種類、並びにアミド硫酸の有無など特に限定しない。
転写用紙の製造コストの観点から、塗工層は1層が好ましい。また塗工層は、原紙の片面上または両面上に有してよい。転写用紙は、本発明に係る最外塗工層が原紙の片面上に有する場合、原紙の裏面に従来公知のバックコート層を有してよい。
塗工層の塗工量は特に限定されない。転写用紙の製造コストおよび取り扱い易さの観点から、塗工量は、片面あたり乾燥固形分量で2g/m以上70g/m以下が好ましい。塗工量の上限は30g/m以下がより好ましく、20g/m以下がさらに好ましい。さらに、製造コストを削減する観点および転写紙と被印刷物との密着時における塗工層の欠落を防止する観点から、塗工量は、片面あたり5g/m以上15g/m以下が最も好ましい。塗工量は、片面あたり塗工層が複数存在する場合、それら合計の値である。
原紙は、LBKP(Leaf Bleached Kraft Pulp)、NBKP(Needle Bleached Kraft Pulp)などの化学パルプ、GP(Groundwood Pulp)、PGW(Pressure GroundWood pulp)、RMP(Refiner Mechanical Pulp)、TMP(ThermoMechanical Pulp)、CTMP(ChemiThermoMechanical Pulp)、CMP(ChemiMechanical Pulp)、CGP(ChemiGroundwood Pulp)などの機械パルプ、およびDIP(DeInked Pulp)などの古紙パルプから選ばれる少なくとも一種のパルプに、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、タルク、クレー、カオリンおよび焼成カオリンなどの各種填料、さらに、サイズ剤、定着剤、歩留まり剤、カチオン化剤、紙力剤などの各種添加剤を必要に応じて配合した紙料を抄造した抄造紙である。さらに原紙には、抄造紙にカレンダー処理、並びに澱粉やポリビニルアルコール等で表面サイズ処理若しくは表面処理等を施した上質紙が含まれる。さらに原紙には、表面サイズ処理や表面処理を施した後にカレンダー処理した上質紙が含まれる。
抄造は、紙料を酸性、中性またはアルカリ性に調整して、従来公知の抄紙機を用いて行われる。抄紙機の例としては、長網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機、コンビネーション抄紙機、円網抄紙機、ヤンキー抄紙機等を挙げることができる。
原紙の坪量は特に限定されない。用紙の取り扱い易さの観点から、原紙の坪量は10g/m以上100g/m以下が好ましく、30g/m以上100g/m以下がさらに好ましい。また、転写用紙の厚さは特に限定されない。被印刷物への転写に対する取り扱い易さの点から、転写用紙の厚さは0.01mm以上0.5mm以下が好ましく、0.05mm以上0.3mm以下がさらに好ましい。
紙料中には、その他の添加剤としてバインダー、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色剤、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤などから選ばれる一種または二種以上を、本発明の所望の効果を損なわない範囲で、適宜配合することができる。
塗工層は、原紙上または塗工層上に塗工層塗工液を塗工および乾燥することによって原紙上または塗工層上に設けることができる。
塗工層を設ける方法は特に限定されない。例えば、製紙分野で従来公知の塗工装置および乾燥装置を用いて塗工および乾燥する方法を挙げることができる。塗工装置の例としては、サイズプレス、ゲートロールコーター、フィルムトランスファーコーター、ブレードコーター、ロッドコーター、エアナイフコーター、コンマコーター、グラビアコーター、バーコーター、Eバーコーター、カーテンコーター等を挙げることができる。乾燥装置の例としては、直線トンネル乾燥機、アーチドライヤー、エアループドライヤー、サインカーブエアフロートドライヤー等の熱風乾燥機、赤外線加熱ドライヤー、マイクロ波を利用した乾燥機等を挙げることができる。
また、塗工層は、塗工および乾燥後にカレンダー処理を施すことができる。
最外塗工層は、アルミナ水和物、ポリビニルアルコール、ホウ酸化合物およびアミド硫酸を少なくとも含有する。
アルミナ水和物は、一般式Al・nHOで表すことができる化合物である。アルミナ水和物は、組成や結晶形態の違いによってさらに、ジプサイト、バイアライト、ノルストランダイト、ベーマイト、ベーマイトゲル(擬ベーマイト)、ジアスポア、無定形非晶質等に分類することができる。中でも、上記の一般式中のnの値が1である場合はベーマイト構造のアルミナ水和物を表し、nが1を超え3未満である場合は擬ベーマイト構造のアルミナ水和物を表し、nが3以上では非晶質構造のアルミナ水和物を表す。アルミナ水和物は、上記から成る群から選ばれる一種または二種以上が好ましい。アルミナ水和物の少なくとも一種は、上記の一般式中のnの値が、1であるベーマイト構造のアルミナ水和物または1超3未満の擬ベーマイト構造のアルミナ水和物であることが好ましい。
アルミナ水和物は、アルミニウムイソプロポキシド等のアルミニウムアルコキシドの加水分解、アルミニウム塩のアルカリによる中和、アルミン酸塩の加水分解等の公知の方法によって製造することができる。アルミニウムアルコキシドからアルミナ水和物を製造する方法の例としては、特開昭57−88074号公報、同62−56321号公報、特開平4−275917号公報、同6−64918号公報、同7−10535号公報、同7−267633号公報および米国特許第2,656,321号明細書等に記載される方法を挙げることができる。アルミニウムアルコキシドの例としては、イソプロポキシドおよび2−ブトキシド等を挙げることができる。
更に具体的なアルミナ水和物の製造は、例えば、以下の方法がある。ガラス製反応器(セパラブル平底バッフル付きフラスコ、容量2000cm、撹拌翼、温度計および凝縮器付き)に、イオン交換水とイソプロピルアルコールを仕込み、マントルヒーターにより液温を75℃に加熱する。撹拌しながらアルミニウムイソプロポキシドを添加し、撹拌500rpm、液温75〜80℃で20時間加水分解する。次いで、イオン交換水を添加しながら溶媒として用いたイソプロピルアルコールおよび加水分解で生成したイソプロピルアルコールを留去する。次いで、希硝酸等の酸水溶液を添加して数時間から十数時間100℃前後に保持して、解膠を行う。さらにこの液を濃縮していき固形分濃度が10質量%前後になったところで濃縮をやめ、乳白色のゾルを得る。アルミナ水和物の平均凝集粒子径、細孔径、細孔容積および比表面積等の物性は、解膠の液の濃度、析出温度、熟成温度、熟成時間、液のpHおよび共存化合物等の条件によって制御することができる。
また、アルミナ水和物は、日産化学工業社、SASOL社、川研ファインケミカル社等から市販され、入手することができる。
最外塗工層のアルミナ水和物は、平均凝集粒子径が50nm以上300nm以下であることが好ましい。平均凝集粒子径は、最外塗工層の電子顕微鏡観察により一定面積内に観察される任意のアルミナ水和物100個の粒子から、各々投影面積が等しくなる球体と見なして計算される直径を粒子径として求め、これら100個の粒子の平均値である。
最外塗工層は、アルミナ水和物以外に従来公知の白色顔料を含有することができる。従来公知の白色顔料としては、例えば、シリカ、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、ケイソウ土、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、コロイダルアルミナ、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム等を挙げることができる。
最外塗工層において、最外塗工層中の白色顔料に占めるアルミナ水和物の割合は、80質量%以上であることが好ましい。
ポリビニルアルコールとは、一般的なポリビニルアルコールおよび各種変性のポリビニルアルコールを含む総称を指す。ポリビニルアルコールは、従来公知のポリビニルアルコールおよびその各種変性ポリビニルアルコールである。ポリビニルアルコールとしては、例えば、各種ケン化度および各種平均重合度のポリビニルアルコール、並びにシリル基、カルボキシル基、アミノ基、アセトアセチル基等種々の官能基を導入した変性ポリビニルアルコール、並びにエチレン等他の単量体をランダム的、グラフト的またはブロック的に導入した変性ポリビニルアルコール等を挙げることができる。ポリビニルアルコールは、上記から成る群から選ばれる一種または二種以上が好ましい。
ポリビニルアルコールは、JIS K6726:1994によって測定されるケン化度が86モル%以上97モル%以下であることが好ましい。また、ポリビニルアルコールは、20℃のポリビニルアルコール4質量%水溶液のウベローデ粘度計で求められる粘度が40mPa・秒以上350mPa・秒以下であることが好ましい。さらに、ポリビニルアルコールは、JIS K6726:1994によって測定されるケン化度が86モル%以上97モル%以下および20℃のポリビニルアルコール4質量%水溶液のウベローデ粘度計で求められる粘度が40mPa・秒以上110mPa・秒以下であることが好ましい。ケン化度および粘度がこれら範囲であることによって、耐付着性が良化するからである。
ポリビニルアルコールは、三菱ケミカル社、クラレ社、デンカ社等から市販され、入手することができる。
最外塗工層におけるポリビニルアルコールの含有量は、最外塗工層中のアルミナ水和物100質量部に対して3質量部以上15質量部以下が好ましい。
最外塗工層は、ポリビニルアルコール以外に従来公知のバインダーを含有することができる。従来公知のバインダーとしては、例えば、澱粉、酸化澱粉、エーテル化澱粉およびリン酸エステル化澱粉等の澱粉誘導体;メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体;カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、プルラン、アラビアゴム、カラヤゴム、アルブミン等の天然高分子樹脂又はその誘導体;ポリビニルピロリドン;ポリプロピレングリコール;ポリエチレングリコール;アクリル酸系樹脂;無水マレイン酸系樹脂;スチレン−ブタジエン共重合体、メタクリル酸エステル−ブタジエン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体およびこれらの各種共重合体のカルボキシ基等の官能基含有単量体による官能基変性共重合体;メラミン樹脂および尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂;ポリウレタン系樹脂;不飽和ポリエステル系樹脂;ポリビニルブチラール;並びにアルキッド樹脂等を挙げることができる。
最外塗工層において、最外塗工層中のバインダーに占めるポリビニルアルコールの割合は、80質量%以上であることが好ましい。
ホウ酸化合物とは、一般的なホウ酸化合物およびホウ酸塩化合物を含む総称を指す。ホウ酸化合物は、従来公知の一般的なホウ酸化合物およびホウ酸塩化合物である。一般的なホウ酸化合物としては、三酸化二ホウ素がハイドレーションして生ずる酸素酸であって、例えば、オルトホウ酸、メタホウ酸、次ホウ酸、四ホウ酸、五ホウ酸等を挙げることができる。ホウ酸塩化合物としては、ホウ素を中心原子とする酸素酸の塩であって、下記の代表式で示される化合物である。
xM O・yB・zH
ここで、Mは1価の金属イオンの場合であり、zは0を含む。
y/xが1/3、1/2、1、2、5/2、4に相当する場合を、それぞれオルトホウ酸塩、二ホウ酸塩、メタホウ酸塩、四ホウ酸塩、五ホウ酸塩、八ホウ酸塩という。ホウ酸塩化合物としては、例えば、ホウ酸コバルト、ホウ酸亜鉛(四ホウ酸亜鉛,メタホウ酸亜鉛等)、ホウ酸アルミニウム・カリウム、ホウ酸アンモニウム(メタホウ酸アンモニウム、四ホウ酸アンモニウム、五ホウ酸アンモニウム、八ホウ酸アンモニウム等)、ホウ酸カドミウム(オルトホウ酸カドミウム、四ホウ酸カドミウム等)、ホウ酸カリウム(メタホウ酸カリウム、四ホウ酸カリウム、五ホウ酸カリウム、六ホウ酸カリウム、八ホウ酸カリウム等)、ホウ酸銀(メタホウ酸銀、四ホウ酸銀等)、ホウ酸銅(ホウ酸第2銅、メタホウ酸銅、四ホウ酸銅等)、ホウ酸ナトリウム(メタホウ酸ナトリウム、二ホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム、五ホウ酸ナトリウム、六ホウ酸ナトリウム、八ホウ酸ナトリウム等)、ホウ酸鉛(メタホウ酸鉛、六ホウ酸鉛等)、ホウ酸ニッケル(オルトホウ酸ニッケル、二ホウ酸ニッケル、四ホウ酸ニッケル、八ホウ酸ニッケル等)、ホウ酸バリウム(オルトホウ酸バリウム、メタホウ酸バリウム、二ホウ酸バリウム、四ホウ酸バリウム等)、ホウ酸ビスマス、ホウ酸マグネシウム(オルトホウ酸マグネシウム、二ホウ酸マグネシウム、メタホウ酸マグネシウム、四ホウ酸三マグネシウム、四ホウ酸五マグネシウム等)、ホウ酸マンガン(ホウ酸第1マンガン、メタホウ酸マンガン、四ホウ酸マンガン等)、ホウ酸リチウム(メタホウ酸リチウム、四ホウ酸リチウム、五ホウ酸リチウム等)等を挙げることができる。これら以外に、ホウ酸塩化合物の例としては、ホウ砂、カーナイト、インヨーアイト、コトウ石、スイアン石、ザイベリ石等のホウ酸塩鉱物を挙げることができる。
ホウ酸化合物は、上記から成る群から選ばれる一種または二種以上が好ましい。ホウ酸化合物は、少なくとも一種がホウ砂であることが好ましい。
最外塗工層においてホウ酸化合物の含有量は、最外塗工層中のアルミナ水和物100質量部に対して0.5質量部以上3質量部以下が好ましい。
アミド硫酸は、別名スルファミン酸であって、示性式:HSO で表される化合物である。
最外塗工層におけるアミド硫酸の含有量は、最外塗工層中のアルミナ水和物100質量部に対して0.6質量部以上2.4質量部以下が好ましい。
最外塗工層は、アルミナ水和物等の白色顔料、ポリビニルアルコール等のバインダー、ホウ酸化合物およびアミド硫酸以外に、必要に応じて塗工紙分野で従来公知の各種添加剤を含有することができる。添加剤の例としては、分散剤、定着剤、カチオン化剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、発泡剤、浸透剤、着色剤、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤等を挙げることができる。
また、最外塗工層は、転写捺染法で従来公知の各種助剤を含有することができる。助剤は、最外塗工層塗工液の各種物性を最適化する、あるいは被印刷物への染着性を向上させるため等に加えられるものである。助剤は、例えば、各種界面活性剤、pH調整剤、アルカリ剤、濃染化剤、脱気剤および還元防止剤等を挙げることができる。
転写捺染法に使用するインクは、染料インクと顔料インクとを挙げることができる。
染料インクは、捺染分野で従来公知の染料インクであって、例えば、反応染料、酸性染料、金属錯塩型染料、直接染料、分散染料、カチオン染料、昇華性染料等を色材として用いる染料インクを挙げることができる。染料インクは、これらの染料と水およびアルコールなどの各種溶媒とに対して必要に応じて浸透剤、保湿剤、増粘剤、pH調整剤、酸化防止剤および還元剤などの各種助剤を加えて溶解および/または分散して調製される。
顔料インクは、色材が顔料であるインクである。色材の顔料は、一般に、顔料インクの溶媒に対して分散状態にある。顔料インクは、色材である顔料と、水およびアルコールなどの各種溶媒とに対して顔料分散剤、および必要に応じて樹脂、浸透剤、保湿剤、増粘剤、pH調整剤、酸化防止剤および還元剤などの各種助剤を加えて分散あるいは溶解して調製される。
色材としての顔料は、無機着色顔料および有機着色顔料に大別できる。色材としては、これらのいずれでもよい。色材としての顔料は、カラーインデックスインターナショナルなどのデータベースに「C.I.Pigment」として登録されているものである。色材の顔料は、一般的な例として、カーボンブラック、金属酸化物、金属水酸化物、金属硫化物、フェロシアン化物および金属塩化物などを挙げることができる。さらに有機着色顔料については、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、イソインドリノン顔料、ジオキサジン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、チオインジゴ顔料、アンスラキノン顔料およびキノフタロン顔料などを挙げることができる。
インクジェット印刷方式において一般的に使用される4原色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)の顔料の例としては、ブラックインクとしてC.I.PigmentBlack7など、シアンインクとしてC.I.PigmentBlue1、C.I.PigmentBlue2、C.I.PigmentBlue15:3、C.I.PigmentBlue16など、マゼンタインクとしてC.I.PigmentRed5、C.I.PigmentRed48:2、C.I.PigmentRed57:1、C.I.PigmentRed112、C.I.PigmentRed122、C.I.PigmentViolet19など、イエローインクとしてC.I.PigmentYellow1、C.I.PigmentYellow3、C.I.PigmentYellow13、C.I.PigmentYellow74、C.I.PigmentYellow83、C.I.PigmentYellow128などを挙げることができる。
なお、カラーインデックスインターナショナルなどのデータベースに「C.I.Disperse」に該当する分散染料から成る分散染料インクは、顔料インクに該当しない。
色材としての顔料は、図柄の精細性の点から、平均粒子径が50nm以上300nm以下であることが好ましい。顔料分散剤は、一般に分散液を調製するのに用いられる分散剤、例えば、高分子分散剤または界面活性剤である。樹脂は、例えば、アクリル酸系樹脂、スチレン−アクリル酸共重合体、フルオレン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ロジン変性樹脂、テルペン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などを挙げることができる。
転写紙は、従来公知の各種印刷方法を用いて、転写用紙の最外塗工層を有する面側に図柄を印刷することによって得ることができる。
各種印刷方法は、従来公知の印刷方法であって、特に限定されない。印刷方法は、例えば、グラビア印刷方式、インクジェット印刷方式、電子写真印刷方式およびスクリーン印刷方式などを挙げることができる。中でも、画質の高精細化およびインクに対する汎用性の点でインクジェット印刷方式が好ましい。
転写捺染法は、転写紙を被印刷物に密着させて加熱、または転写紙を被印刷物に密着させて加熱および加圧(以下、「加熱加圧」と記す。)して、インクを被印刷物に転写する方法である。密着時における加熱または加熱加圧の条件は、転写捺染法で従来公知の条件である。密着させて加熱または加熱加圧する方法は、例えば、プレス機や加熱ドラムなどを用いて転写紙を被印刷物に密着させて加熱または加熱加圧する方法を挙げることができる。
密着させて加熱または加熱加圧の後に、定着処理を施すことが好ましい。定着処理は、捺染分野で従来公知の方法であって、例えば、加熱処理およびスチーミング処理などを挙げることができる。
被印刷物は、繊維材料であって、特に限定されない。繊維材料は、天然繊維材料および合成繊維材料のいずれでも構わない。天然繊維材料は、例えば、綿、麻、リヨセル、レーヨン、アセテート等のセルロース系繊維材料、絹、羊毛、獣毛等の蛋白質系繊維材料等を挙げることができる。合成繊維材料は、例えば、ポリアミド繊維(ナイロン)、ビニロン、ポリエスエル、ポリアクリル等を挙げることができる。繊維材料の構成としては、織物、編物、不織布等の単独、混紡、混繊または交織などを挙げることができる。さらに、これらの構成が複合化してもよい。また、必要に応じて、染着促進に効果のある薬剤などで被印刷物を前処理してもよい。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。なお、本発明は、これらの実施例に限定されない。ここで「質量部」および「質量%」は、乾燥固形分量あるいは実質成分量の各々「質量部」および「質量%」を表す。塗工層の塗工量は乾燥固形分量を表す。
<原紙>
濾水度380mlcsfのLBKP100質量部からなるパルプスラリーに、填料として炭酸カルシウム10質量部、両性澱粉1.2質量部、硫酸バンド0.8質量部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤0.1質量部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で両面に、酸化澱粉を片面あたり1.5g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量80g/mの原紙を作製した。
<最外塗工層塗工液>
水を媒体として、下記の配合で最外塗工層塗工液を調製した。最終的に、最外塗工層塗工液の濃度は12質量%とした。
アルミナ水和物 部数を表1に記載
シリカ 部数を表1に記載
タルク 部数を表1に記載
ポリビニルアルコール 部数を表1に記載
メチルセルロース 部数を表1に記載
アクリル酸系樹脂 部数を表1に記載
ホウ酸化合物 種類および部数を表1に記載
アミド硫酸 部数を表1に記載
炭酸水素ナトリウム(染料インクでコットン転写時のみ配合) 20質量部
ここで、アルミナ水和物にはSASOL社のDISPERAL(登録商標) HP14を、シリカにはOSCジャパン社のファインシール(登録商標)X−37Bを、タルクには日本タルク社のSG95を用いた。ポリビニルアルコールにはクラレ社のPVA235を、メチルセルロースには信越セルロース社のメトローズ(登録商標)60SH15(ヒドロキシプロピルメチルセルロース)を、アクリル酸系樹脂には日信化学工業社のビニブラン(登録商標)2684を用いた。
<転写用紙>
最外塗工層塗工液を、原紙の片面上に塗工量10g/mとなるようにエアナイフコーターを用いて塗工および熱風乾燥機を用いて乾燥し、ロール状の転写用紙を作製した。
<転写紙>
ロール状の転写用紙に、顔料インクまたは染料インクをセットしたインクジェットプリンタ(VJ−1628TD、武藤工業社製)を用いて、顔料インク(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)または染料インク(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)による評価用図柄を印刷し、最終的に、ロール状の転写紙を得た。印刷は、転写用紙の前記最外塗工層を有する側とした。
顔料インクには、Huntsman製LYOSPERSEインクを用いた。
被印刷物がコットン布の場合の染料インクとしては反応染料を含む反応インクを用いた。反応インクにはHuntsman製NOVACRON(登録商標) MIインクを用いた。
Figure 2019195971
<転写捺染>
被印刷物として、前処理をしていないポリエステル布、コットン布およびナイロン布を用いた。得られたロール状の転写紙と巻き物の被印刷物とを合わせ、以下の方法で加熱加圧をしながら密着した。
方法:ロールニップ方式
温度:180℃
圧力:70kg/cm
時間:0.5秒
<定着処理(加熱処理)>
転写紙と被印刷物とが密着状態を維持したままで、以下の方法で加熱処理をした。
方法:ヒートロール接触方式
温度:180℃
時間:60秒
<転写紙の除去および水洗>
定着処理後に、転写紙を被印刷物から剥離した。得られた被印刷物に対して定着に関する後処理を行わなかった。ただし、染料インクではスチーミング処理を施した。なお、転写紙を除去した被印刷物を水洗しなかった。
被印刷物に関して下記の項目を評価した。
<耐付着性の評価>
被印刷物から転写紙を剥離した後、被印刷物に対して、ATLAS社製「Ci4000 Xenon Weather−Ometer」耐光試験器で、ブラックパネル温度63℃、試験槽温度40℃、相対湿度55%の条件で5時間、光照射を実施した。最外塗工層の成分が付着した場合、その部分に変色が認められる。評価は、光照射後の被印刷物を目視で観察し、光照射前と後の変色の程度について以下の基準によって行った。本発明においては、転写用紙は、2、3または4の評価であれば耐付着性が良好であるとする。
4:変色が認められず、良好である。
3:局所的に僅かに変色が認められるものの、概ね良好である。
2:僅かに変色が認められるものの、気にならない。
1:変色が認められ、商品価値を損なう。
<発色性の評価>
被印刷物において、顔料インクまたは染料インクの3色(シアン、マゼンタ、イエロー)のベタ画像部を光学濃度計(X−rite530、サカタインクスエンジニアリング社製)を用いて色濃度を測定し、3色の色濃度値を合計した。発色性を下記の基準により評価した。本発明において、転写用紙は、2、3または4の評価であれば発色性が良好であるとする。
4:合計の値が4.8以上
3:合計の値が4.5以上4.8未満
2:合計の値が4.2以上4.5未満
1:合計の値が4.2未満
<効率均一性の評価>
被印刷物において、顔料インクまたは染料インクの4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の混色色濃度90%、80%および50%に設定した各四角形画像を形成した。設定上、混色色濃度90%、80%および50%は濃度違いの灰色になる。シアン、マゼンタおよびイエローの各色インクの転写効率が不均一の場合は、灰色が、青色、赤色または黄色の色味を帯びる。混色色濃度90%を基準として、評価は、混色色濃度80および50%の被印刷物上の画像を目視で観察し、灰色の変色の程度について以下の基準によって行った。本発明においては、転写用紙は、2、3または4の評価であれば効率均一性が良好であるとする。
4:変色が認められず、良好である。
3:50%で僅かに変色が認められるものの、概ね良好である。
2:80%および50%で僅かに変色が認められるものの、気にならない。
1:変色が認められ、商品価値を損なう。
評価結果を表2に示す。
Figure 2019195971
表2の結果から、本発明に該当する実施例1〜17は、発色性、効率均一性および耐付着性が良好である、ことが分かる。本発明の構成を満足しない比較例1〜7は、本発明に係る効果の少なくとも一つを満足することができない、ことが分かる。
主に、実施例1、11および12の対比から、ホウ酸化合物はホウ砂が好ましい、ことが分かる。

Claims (2)

  1. 原紙と、前記原紙の少なくとも片面上に1層以上の塗工層とを有し、原紙を基準として最外に位置する最外塗工層が、アルミナ水和物、ポリビニルアルコール、ホウ酸化合物およびアミド硫酸を少なくとも含有する、転写捺染法に使用する転写用紙。
  2. 前記ホウ酸化合物の少なくとも一種がホウ砂である請求項1に記載の転写用紙。
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