JP2019194447A - 触媒装置の配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観性及び冷却性を損なうことなく触媒を配置すること。【解決手段】本発明は、クランクシャフトを収容するクランクケース(20)と、クランクケースの上方に設けられるシリンダヘッド(22)と、シリンダヘッドの前方に配置されるメインラジエータ(40)と、メインラジエータの下方で且つクランクケースの前方に配置されるサブラジエータ(41)と、シリンダヘッドの排気ポートに接続されるエキゾーストパイプ(5)と、エキゾーストパイプの途中に設けられる触媒(50)と、を備える。触媒は、メインラジエータの下方で且つクランクケースの前方で、サブラジエータと並んでエンジン(2)の幅内に配置される。【選択図】図3

Description

本発明は、触媒装置の配置構造に関する。
昨今の排ガス規制に伴い、比較的大型の触媒をクランクシャフトよりも前方で、ラジエータの下方に配置する自動二輪車が存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、エンジン(シリンダヘッド)の前方にラジエータが配置されている。シリンダヘッドの前方に位置する排気ポートには、下方に向かって延びる排気管(第1の排気管群)が接続されており、当該排気管の途中に触媒(第1の触媒装置)が設けられている。触媒は、エンジンの前下方で、ラジエータの略直下に位置している。
特開2006−329030号公報
しかしながら、エンジンの前方に触媒を配置すると、ラジエータの上下方向の高さに制約ができてしまい、所望の冷却性能を確保するためにはラジエータを車幅方向(左右方向)に延ばさなくてはならない。これは、外観に影響を与えることになるため、望ましくない。
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、外観性及び冷却性を損なうことがない触媒装置の配置構造を提供することを目的とする。
本発明の一態様の触媒装置の配置構造は、クランクシャフトを収容するクランクケースと、前記クランクケースの上方に設けられるシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドの前方に配置されるメインラジエータと、前記メインラジエータの下方で且つ前記クランクケースの前方に配置されるサブラジエータと、前記シリンダヘッドの排気ポートに接続される排気管と、前記排気管の途中に設けられる触媒と、を備え、前記触媒は、前記メインラジエータの下方で且つ前記クランクケースの前方で、前記サブラジエータと並んでエンジンの幅内に配置される。
本発明によれば、外観性及び冷却性を損なうことなく触媒を配置することができる。
自動二輪車の概略構成を示す右側面図である。 図1に示す自動二輪車のエンジン周辺の部分拡大図である。 図2の正面図である。 図2からラジエータを省略した正面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明をスポーツタイプの自動二輪車に適用した例について説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。例えば、本発明を、他のタイプの車両に適用してもよい。また、方向について、車両前方を矢印FR、車両後方を矢印RE、車両上方を矢印UP、車両下方を矢印LO、車両左方を矢印L、車両右方を矢印Rでそれぞれ示す。また、以下の各図では、説明の便宜上、一部の構成を省略している。
図1を参照して、本実施の形態に係る自動二輪車の概略構成について説明する。図1は、自動二輪車の概略構成を示す右側面図である。
図1に示すように、自動二輪車1は、スポーツタイプの自動二輪車であり、鋼製又はアルミ合金製の車体フレーム10にエンジン2を懸架(支持)して構成される。車体フレーム10は、例えば金属パイプを溶接して形成されるダイヤモンドフレームであり、上記のようにエンジン2を懸架することで、車体全体として剛性が得られるように構成される。車体フレーム10は、ヘッドパイプ11の上端及び下端から後下方に向かって左右2本ずつ延びるメインフレーム12と、メインフレーム12の後端から下方に延びる左右一対のボディフレーム13と、を有する。
メインフレーム12は、後述するクランクケース20の後上方まで延びている。ボディフレーム13は、クランクケース20の後上方から鉛直方向下方に向かって延びており、その下端がクランクケース20の後下方に位置している。ボディフレーム13の途中には、スイングアーム14の揺動支点となるピボット部13aが形成されている。スイングアーム14は、当該ピボット部13aから後方に向かって延びており、その後端に後輪15が回転可能に支持されている。
ヘッドパイプ11には、ステアリングシャフト(不図示)を介して一対のフロントフォーク16がヘッドパイプ11を軸に揺動可能に支持されている。ステアリングシャフトの上端にはハンドルバー17が設けられている。フロントフォーク16の下端には、前輪18が回転可能に支持されている。
また、シリンダヘッド22の排気ポート(不図示)には、後述する過給機3を介してエキゾーストパイプ5が接続される。エキゾーストパイプ5の途中には、排ガス浄化装置としての触媒(触媒装置)50が設けられている。
次に、図2から図4を参照して、本実施の形態に係るエンジン2及びその周辺構成について詳細に説明する。図2は、図1に示す自動二輪車のエンジン周辺の部分拡大図である。図3は、図2の正面図である。図4は、図2からラジエータを省略した正面図である。
図2から図4に示すように、エンジン2は、例えば、並列2気筒の水冷式エンジンで構成され、排気を駆動源とする過給機3を備えている。エンジン2は、車幅方向に延びるクランクシャフト20d等の各種軸(例えば、後述するバランサシャフト20c)をクランクケース20に収容して構成される。
クランクケース20は、上下割で構成され、アッパケース20aとロアケース20bとを有している。アッパケース20aとロアケース20bとを合わせることにより、上記各種軸を収容する空間が形成される。クランクケース20の上方には、下側から順に、シリンダブロック21、シリンダヘッド22及びシリンダヘッドカバー23が設けられる。また、クランクケース20の下方には、オイルパン24が設けられる。なお、本実施の形態では、クランクケース20、シリンダブロック21、シリンダヘッド22、シリンダヘッドカバー23及びオイルパン24を合わせてエンジンケースと呼ぶことにする。なお、クランクケース20は、上下割に限らず、左右割で構成されてもよい。
クランクケース20の左右両側には、それぞれ開口が形成されている。左側の開口には、マグネト(不図示)を覆うマグネトカバー25が設けられ、右側の開口には、クラッチ(不図示)を覆うクラッチカバー26が設けられる。ロアケース20bの前部には、エンジン2内のオイルを冷却するオイルクーラ27と、汚れたオイルをろ過するオイルフィルタ28が取り付けられている。オイルクーラ27及びオイルフィルタ28は左右に並んで配置され、オイルクーラ27に対してオイルフィルタ28が左側に位置している。また、クラッチカバー26の前方には、後述するウォータポンプ29が設けられている。
シリンダブロック21は、軸線が鉛直方向に対して前側に傾くように配置されており、内部にピストン(不図示)が上下に往復動可能に収容される。シリンダヘッド22には、吸気ポート及び排気ポートを開閉可能な動弁機構(共に不図示)が収容される。シリンダヘッド22の前面には、燃焼室の排気ポートに連通する2つの排気ポート(不図示)が左右に並んで形成されている。同様にシリンダヘッド22の後面には、燃焼室に連通する2つの吸気ポート(不図示)が形成されている。
また、上記したように、エンジン2は水冷式のエンジンであり、エンジン2には、冷却水をエンジン2内の各部に送り込むウォータポンプ29と、エンジン2の熱によって温められた冷却水を冷却する熱交換器としてのラジエータユニット4とが設けられている。ウォータポンプ29は、クランクケース20の右側面において、クラッチカバー26の前方に設けられている。
ウォータポンプ29は、バランサシャフト20cの軸端(右端)にインペラ(不図示)を設け、当該インペラを覆うようにウォータポンプカバー29aを取り付けて構成される。インペラは、バランサシャフト20cの回転によって駆動される。なお、バランサシャフト20cは、クランクシャフト20dの前方において、アッパケース20aとロアケース20bの割面上で車幅方向に延びるように設けられている。
ラジエータユニット4は、車両の走行風を受けるようにエンジンケースの前方に設けられており、上下に並べて配置される正面視矩形状のメインラジエータ40及びサブラジエータ41を有している。
メインラジエータ40は、シリンダヘッド22及びシリンダヘッドカバー23の前方に配置されており、シリンダブロック21の軸線と平行になるように、鉛直方向に対して前側に僅かに傾けられている。サブラジエータ41は、メインラジエータ40の下方で且つクランクケース20の前方において、過給機3をクランクケース20との間で挟むように配置されている。すなわち、サブラジエータ41は、過給機3(後述するハウジング部3b及びコンプレッサハウジング31)の前方に配置される。
メインラジエータ40及びサブラジエータ41は、それぞれ上下方向に延びる一対のタンク部40a、41aを車幅方向に対向配置し、一対のタンク部40a、41a間にコア部40b、41bを連結して構成される。コア部40b、41bは、走行風を通過させるものであり、車幅方向に延びる扁平形状のウォータチューブと冷却フィン(共に不図示)とを交互に複数積層して構成される。このように、コア部40b、41bの両端部には、それぞれ一対のタンク部40a、41aが連結される。
また、サブラジエータ41のタンク部41aの下端は、正面視において車幅方向内側に絞られている。具体的にタンク部41aの下端は、正面視において、下方に向かうに従って幅が狭くなるように車幅方向内側に傾斜している。
左側のタンク部40a、41aは、パイプ42で連結されている。サブラジエータ41の右側のタンク部41aの上面には、パイプ43の一端が接続されており、当該パイプ43の他端側は所定のルートを経由してウォータポンプ29に接続される。また、メインラジエータ40の右側のタンク部40aの上端には、ラジエータキャップ44が設けられている。
サブラジエータ41は、メインラジエータ40に対して小さい左右幅を有し、正面視において、車両中心に対してやや左側に偏って配置されている。また、サブラジエータ41の少なくとも一部は、正面視において、車両中心を含む位置に配置されている。
メインラジエータ40の背面には、メインラジエータ40に風を通過させる(引き込む)ためのラジエータファン45が取り付けられている。すなわち、ラジエータファン45は、シリンダヘッド22及びシリンダヘッドカバー23と、メインラジエータ40との間に配置されている。
ラジエータユニット4とエンジンケースとの間には、過給機3が配置されている。具体的に過給機3は、アッパケース20a、シリンダブロック21及びシリンダヘッド22の前面に設けられている。過給機3は、エンジン2の排気を利用して吸入空気を圧縮する、いわゆるターボチャージャーで構成される。過給機3は、エキゾーストマニホールド(以下、マニホールド部3aと記す)と、後述するタービンハウジング(以下、ハウジング部3bと記す)とが鋳造により一体的に成型されたハウジング本体を有している。過給機3は、シリンダヘッド22の排気口に取り付けられる。なお、ハウジング本体(ハウジング部3b)は、車両の走行ライン上に配置されている。
マニホールド部3aは、シリンダヘッド22の前面に形成される左右一対の排気ポートから下方に延びるパイプを正面視V字状に接続して(集合させて)構成される。マニホールド部3aの各パイプ上端には、排気口に対応して2つのフランジ部3cが形成されている。フランジ部3cには、ボルトの挿通穴が2つ(共に不図示)、パイプの中心を挟んで対向するように形成されている。
ハウジング部3bは、車幅(左右)方向を軸方向とした円筒状に形成されており、内部にタービン及びターボシャフト(共に不図示)が収容される。ハウジング部3bは、シリンダブロック21の前方でクランクシャフト20d(又はバランサシャフト20c)の軸中心よりも上方に位置している。マニホールド部3aの下端(一対のパイプが集合する部分)に、ハウジング部3bの上部が接続される。
ハウジング部3bの左端側には、ターボシャフトのベアリング(共に不図示)を収容するベアリングハウジング30が設けられている。また、ベアリングハウジング30の左側(ハウジング部3bの左側方)には、コンプレッサ(不図示)を収容するコンプレッサハウジング31が設けられる。
また、クランクケース20及び過給機3には、クランクケース20から過給機3にオイルを供給するインレットパイプ30aと、過給機3内を潤滑したオイルをクランクケース20に戻すアウトレットパイプ30bとが接続される。インレットパイプ30a及びアウトレットパイプ30bにより、クランクケース20及び過給機3間のオイル通路が形成される。
ターボシャフトは、ハウジング部3bからコンプレッサハウジング31との間で車幅方向に延びている。ターボシャフトの一端(右端)側にはタービンが固定され、ターボシャフトの他端(左端)側にはコンプレッサが固定される。これにより、タービン及びコンプレッサがターボシャフトを軸として一体回転可能に構成される。
コンプレッサハウジング31の下方には、ウェイストゲートバルブ32が設けられている。ウェイストゲートバルブ32は、タービン(ハウジング部3b)に対する排気の流入量を調節する役割を果たし、ハウジング部3bの下方において作動軸32aが左右に延びている。例えば、過給圧が急激に上がった場合には、ウェイストゲートバルブ32が作動することでタービンに対する排気の流入量が少なくなるように調節される。
コンプレッサハウジング31の左端には、エアクリーナ(不図示)を通過した吸入空気をコンプレッサハウジング31内に導入するコンプレッサパイプ33が接続される。また、コンプレッサハウジング31の上端には、コンプレッサハウジング31内で圧縮された吸入空気をエンジン2内に導入するインテークパイプ34が接続される。
ハウジング部3bの右端には、エキゾーストパイプ5が接続される。エキゾーストパイプ5の上流端には、図示しないフランジ部が形成されている。当該フランジ部を、ハウジング部3bの端面と略円形状のフランジ35とで挟持し、フランジ36側から複数のボルトをハウジング部3bにねじ込むことで、エキゾーストパイプ5がハウジング部3bに固定される。なお、フランジ35は、エキゾーストパイプ5を過給機3に連結する連結部を構成する。
エキゾーストパイプ5は、全体として、ハウジング部3bから右方に突出した後、下方に向かって屈曲し、途中に触媒50が設けられる。触媒50は、サブラジエータ41の右方に位置している。更にエキゾーストパイプ5は、オイルパン24の右側で触媒50の下端から後方に向かって屈曲し、オイルパン24の右側面に沿うようにして後方に延びている。
具体的にエキゾーストパイプ5は、過給機3から右方に突出して下方に屈曲し、触媒50の上流端に接続される第1屈曲部51と、触媒50の下流端に接続され、後方に向かって屈曲する第2屈曲部52と、第2屈曲部52の後端に接続される直管部53と、を有している。
第1屈曲部51は、ハウジング部3bから右方に突出した後、一定の外径を維持したまま下方に向かって正面視略直角に屈曲した形状を有している。また、第1屈曲部51は、前後方向で分割された分割体(前半部及び後半部)を溶接結合して筒状に形成される。このように、第1屈曲部51を二分割に構成したことで、2つの分割体を予めプレス加工等により成形した上で急激な曲げ形状を形成することが可能になっている。また、第1屈曲部51は、ウォータポンプ29の前方に位置している。
触媒50は、例えば三元触媒で構成され、第1屈曲部51と略同径の円筒内に円柱状のハニカム部(不図示)を収容して構成される。触媒50は、排気ガス内の汚染物質(一酸化炭素、炭化水素や窒素酸化物等)を吸着して無害な物質(二酸化炭素、水、窒素等)に変換する。また、触媒50は、図2に示す側面視において、上流端よりも下流端が前方に位置するように傾斜して配置され、図3に示す正面視において、上流端よりも下流端が車両内側に位置するように傾斜して配置されている。
第2屈曲部52は、触媒50の下流端から下方に向かって突出し、サブラジエータ41の下方で後方に向かって屈曲している。また、第2屈曲部52は、一部が左右方向で分割された分割体(左半部及び右半部)を溶接結合して筒状に形成され、下流側に向かうに従って断面積が小さくなるように(縮径するように)形成される。このように、第2屈曲部52においても、二分割に構成したことで、2つの分割体を予めプレス加工等により成形した上で急激な曲げ形状を形成することが可能になっている。
直管部53は、第2屈曲部52の下流端から一定の外径を維持したまま、オイルパン24の右側方を通るようにして後方に向かって延びている。直管部53の後端には、箱型のチャンバ54が接続される。
また、第1屈曲部51には、触媒50の上流側で排気流路内の排気ガス成分を検出する排気ガスセンサとして上流側センサ6が設けられている。同様に第2屈曲部52には、触媒50の上流側で排気流路内の排気ガス成分を検出する排気ガスセンサとして下流側センサ7が設けられている。上流側センサ6及び下流側センサ7は、例えばジルコニア式酸素センサで構成され、所定長さの円柱形状を有する。上流側センサ6及び下流側センサ7は、排気ガス内の酸素濃度に応じて出力(電流値)が変化し、その電流値は、図示しないECU(Electronic Control Unit)に出力される。これらの電流値に基づいて、ECUは、触媒50の劣化診断を実施することが可能である。なお、上流側センサ6及び下流側センサ7は、酸素センサに限らず、例えば、空燃比センサであってもよい。
上流側センサ6は、第1屈曲部51の後半部における上端部分に配置されており、一端側である検出部が第1屈曲部51を貫通して排気流路内に突出するように取り付けられる。上流側センサ6の他端部には、図示しないハーネスが接続されており、当該他端部は、側面視で後上方に向けられ、正面視で右上方に向けられている。
下流側センサ7は、第2屈曲部52の下流側部分において、上方から検出部が第2屈曲部52を貫通して排気流路内に突出するように取り付けられる。上流側センサ6の他端部にも同様に、図示しないハーネスが接続されており、当該他端部は、側面視で上方に向けられ、正面視で右上方に向けられている。特に下流側センサ7は、図2に示すように、上流側センサ6の真下に位置するため、各排気ガスセンサのハーネスをまとめ易くすることができ、その配索を単純化することが可能である。
このように、過給機3を備えたエンジン2では、乗員のスロットル操作に応じて、エンジン2の排気がマニホールド部3aを介してハウジング部3b内に導入される一方、外の空気(吸入空気)がコンプレッサパイプ33を通じてコンプレッサハウジング31内に導入される。
ハウジング部3b内では、排気の流れによってタービンが高速回転され、排気がエキゾーストパイプ5及びチャンバ54を通じて外に排出される。一方、コンプレッサハウジング31内では、タービンの回転に応じてコンプレッサが回転することで吸入空気が圧縮される。圧縮された吸入空気は、インテークパイプ34を通じてエンジン2内に導入される。
このように、過給機3で空気を圧縮することにより、エンジン2の総排気量以上の混合気をエンジン2内に送り込むことができる。この結果、より多くの混合気を燃やしてエンジン2の出力を高めることができる。
ところで、昨今の排ガス規制に伴い、比較的大型の触媒をクランクシャフトよりも前方で、ラジエータの下方に配置する自動二輪車が存在する。触媒をなるべく排気ポート近くに配置することで、触媒を早期活性化し、排ガス浄化性能を高めることが可能である。
一方で、エンジンの高出力化や過給機の搭載に伴い、要求される冷却性能も高まっており、ラジエータの更なる大型化が求められている。しかしながら、クランクシャフトの前方に触媒を配置すると、レイアウトの関係から、車両下方にラジエータを延ばすことが困難となる。このため、所望の冷却性能を確保するためには、ラジエータを車両幅方向に延ばすことが考えられるが、外観が劣ることになってしまう。特に、車幅を抑えたい車両や二気筒以下の車両では、車幅方向の寸法の拡大に対する影響が更に大きく、運転性能等、乗り心地にも影響を与えるおそれがあった。
そこで、本件発明者は、エンジンの前方に配置されるラジエータと、排気管等の周辺部品との位置関係に着目し、本発明に想到した。具体的に本実施の形態では、エンジン2の前面に配置されるラジエータユニット4のうち、メインラジエータ40の下方に配置されるサブラジエータ41と触媒50とをクランクケース20の前方で左右に並べ、エンジン2の幅内に収めるように配置した。
この構成によれば、触媒50をなるべく排気通路の上流側に配置することができるため、触媒50の活性化が促進され、排ガス浄化性能を向上することが可能である。また、エンジン2の幅内で触媒50及びサブラジエータ41を配置することで、触媒50及びサブラジエータ41がエンジン2からはみ出すことなく、特にエンジン2下方のプロフィールに沿って配置することが可能である。この結果、車幅方向の寸法を大きくすることがなく、外観性及び運転性能に影響を与えることがない。また、メインラジエータ40とサブラジエータ41とを併用することにより、冷却性能も確保することが可能である。このように、外観性、運転性、冷却性、及び排ガス浄化性等、各種性能を損なうことなく触媒50を配置することが可能である。
また、本実施の形態に係る触媒装置の配置構造は、特に排気ポートと触媒50との間に接続される過給機3を備えた車両において様々なメリットを有する。エンジン2の前面に過給機3が設けられることで、ラジエータユニット4の配置に制約ができるものの、ラジエータユニット4を上記レイアウトにしたことで、過給機3を備えつつも、触媒50を最適な配置とすることが可能である。
具体的に過給機3を備える場合は、エキゾーストパイプ5の取り回しを考慮する必要がある。例えば、過給機3の前方に配置されるサブラジエータ41は、メインラジエータ40に対して小さい左右幅を有し、正面視において、車幅方向の車両中心を含むように左右一方側(左側)に偏って配置されている。これにより、サブラジエータ41の他方側(右側)にスペースを確保することができる。当該スペースにエキゾーストパイプ5を取り回すことで、その途中に触媒50を配置することが可能である。
また、サブラジエータ41のタンク部41aの下端は、正面視において車幅方向内側に絞られている。特に右側に位置するタンク部41aの下端が車幅方向内側に絞られることで、触媒50を、正面視において、上流端よりも下流端が車両内側に位置するように傾斜して配置することが可能である。すなわち、タンク部41a内の水の流れ方向(上下方向)と触媒50内の排気の流れ方向(軸方向)とが鋭角を成すように交差している。
タンク部41aの下端側の外面形状に沿って触媒50を傾斜させることにより、触媒50の下端をより車幅方向内側に寄せることができ、エンジン2の幅内に触媒50を配置しつつも、特に車両下側の幅を小さくすることが可能である。よって、車両をスリムにすることができ、バンク角も確保し易くすることが可能である。更に、サブラジエータ41のコア部41bの面積も最大限に確保することが可能である。
また、触媒50は、側面視において、上流端よりも下流端が前方に位置するように傾斜して配置される。すなわち、触媒50の軸方向は、側面視でフロントフォーク16(図1参照)の傾斜方向(ストローク方向)と平行となるように傾斜されている。このため、前輪18が圧縮した際の前輪18と触媒50とのクリアランスを確保することが可能である。
また、クランクケース20の前面には、オイルクーラ27及びオイルフィルタ28が左右に並んで配置され、特にオイルフィルタ28は、正面視において、オイルクーラ27を挟んで触媒50の反対側に配置されている。触媒50の近傍にオイルクーラ27が設けられることで、触媒50の熱によるオイルの温度上昇を抑制することが可能である。また、比較的熱に弱いオイルフィルタ28を、熱源である触媒50から遠ざけて配置することができ、触媒50による熱害を受け難くすることが可能である。すなわち、オイルクーラ27を熱伝達防止のための壁として活用することが可能である。
また、触媒50少なくとも一部は、側面視において、サブラジエータ41の前端とターボシャフト(過給機3の中心軸)との間に位置しており、ターボシャフトは、クランクシャフト20dよりも上方に位置している。より具体的に触媒50は、サブラジエータ41の下端が略同じ高さに位置し、側面視において、サブラジエータ41の前端と過給機3の後端(ハウジング部3b)との間に配置されている。このように、比較的大型の触媒50を配置しても、過給機3等の周辺部品の隙間を確保することができ、排ガス浄化性も向上することが可能である。また、触媒50の配置自由度も向上されるため、サブラジエータ41の大きさも、要求される冷却性能に応じて自由に設計変更することが可能である。
また、触媒50の上流及び下流に接続される第1屈曲部51及び第2屈曲部52が2つの分割体を溶接結合して形成させる構造としたため、単一のパイプを曲げて形成する場合に比べて、曲げ形状の複雑なエキゾーストパイプ5を形成することが可能である。また、当該構成でエキゾーストパイプ5を複数回屈曲させたことにより、限られたスペース内でエキゾーストパイプ5の配管長も確保することが可能である。
また、上記第1屈曲部51及び第2屈曲部52にそれぞれ排気ガスセンサとして上流側センサ6及び下流側センサ7を配置し、各センサの他端側を正面視においてエンジン2の幅からはみ出さないように傾斜させている。このため、各センサが外観上目立ち難くなり、車幅方向の寸法に影響を与えることもない。
以上説明したように、本実施の形態では、エンジン2の前面に配置されるラジエータユニット4のうち、メインラジエータ40の下方に配置されるサブラジエータ41と触媒50とをクランクケース20の前方で左右に並べ、エンジン2の幅内に収めるように配置したことで、外観性及び冷却性を損なうことなく触媒50を配置することができる。
なお、上記実施の形態では、サブラジエータ41が車両左側に偏って配置される構成としたが、この構成に限定されない。サブラジエータ41は車両右側に偏って配置されてもよい。この場合、エキゾーストパイプ5は、サブラジエータ41の左側に取り回され、触媒50もサブラジエータ41の左側に配置されることが好ましい。
また、上記実施の形態において、クランクケース20の前面にオイルクーラ27及びオイルフィルタ28の両方が配置される場合について説明したが、この構成に限定されない。クランクケース20の前面には、オイルクーラ27及びオイルフィルタ28のいずれか一方のみ配置されてもよい。また、オイルクーラ27及びオイルフィルタ28の位置関係は、左右逆であってもよい。
また、複数の実施形態及び変形例を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記実施の形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の実施の形態は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。更には、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施形態をカバーしている。
以上説明したように、本発明は、外観性及び冷却性を損なうことなく触媒を配置することができるという効果を有し、特に、過給機を備えた自動二輪車に適用可能な触媒装置の配置構造に有用である。
1 :自動二輪車
2 :エンジン
3 :過給機
4 :ラジエータユニット
5 :エキゾーストパイプ
6 :上流側センサ(排気ガスセンサ)
7 :下流側センサ(排気ガスセンサ)
20 :クランクケース
20a :アッパケース
20b :ロアケース
20d :クランクシャフト
22 :シリンダヘッド
27 :オイルクーラ
28 :オイルフィルタ
40 :メインラジエータ
40a :タンク部
40b :コア部
41 :サブラジエータ
41a :タンク部
41b :コア部
50 :触媒
51 :第1屈曲部
52 :第2屈曲部

Claims (9)

  1. クランクシャフトを収容するクランクケースと、
    前記クランクケースの上方に設けられるシリンダヘッドと、
    前記シリンダヘッドの前方に配置されるメインラジエータと、
    前記メインラジエータの下方で且つ前記クランクケースの前方に配置されるサブラジエータと、
    前記シリンダヘッドの排気ポートに接続される排気管と、
    前記排気管の途中に設けられる触媒と、を備え、
    前記触媒は、前記メインラジエータの下方で且つ前記クランクケースの前方で、前記サブラジエータと並んでエンジンの幅内に配置されることを特徴とする触媒装置の配置構造。
  2. 前記サブラジエータは、前記メインラジエータに対して小さい左右幅を有し、正面視において、車幅方向の車両中心を含むように左右一方側に偏って配置され、
    前記触媒は、前記サブラジエータの他方側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の触媒装置の配置構造。
  3. 前記排気ポートと前記触媒との間に接続される過給機を更に備え、
    前記触媒は、正面視において、上流端よりも下流端が車両内側に位置するように傾斜して配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の触媒装置の配置構造。
  4. 前記サブラジエータは、
    車幅方向に延びて走行風を通過させるためのコア部と、
    上下方向に延びて前記コア部の端部に連結されるタンク部と、を有し、
    前記タンク部の下端は、正面視において車幅方向内側に絞られており、
    前記触媒は、前記タンク部の外面形状に沿って傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の触媒装置の配置構造。
  5. 前記クランクケースの前面に配置されるオイルクーラ及び/又はオイルフィルタを更に備え、
    前記触媒は、側面視において、上流端よりも下流端が前方に位置するように傾斜して配置されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の触媒装置の配置構造。
  6. 請求項5で前記クランクケースの前面に前記オイルクーラ及びオイルフィルタが配置される場合において、
    前記オイルフィルタは、正面視において、前記オイルクーラを挟んで前記触媒の反対側に配置されることを特徴とする触媒装置の配置構造。
  7. 前記過給機は、車幅方向に延びるターボシャフトを有し、
    前記触媒の少なくとも一部は、側面視において、前記サブラジエータの前端と前記ターボシャフトとの間に位置することを特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の触媒装置の配置構造。
  8. 前記ターボシャフトは、前記クランクシャフトよりも上方に位置することを特徴とする請求項7に記載の触媒装置の配置構造。
  9. 前記過給機と前記触媒とを接続する前記排気管の一部は、前後方向で分割された分割体を結合して前記過給機の側方から下方に屈曲するように形成され、
    当該排気管の屈曲部分には、前記触媒の上流側で排気ガス成分を検出する排気ガスセンサが設けられ、
    前記排気ガスセンサの端部が後方に向けられることを特徴とする請求項3から請求項8のいずれかに記載の触媒装置の配置構造。
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