JP2019193696A - 医療用診療装置の操作装置、医療用診療システム、及び、医療用診療装置の操作方法 - Google Patents

医療用診療装置の操作装置、医療用診療システム、及び、医療用診療装置の操作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操作部の操作によって所望の動作変化に調整して動作部を動作させることができる医療用診療装置の操作装置、医療用診療システム、及び、医療用診療装置の操作方法を提供することを目的とする。【解決手段】医療用診療装置の操作装置において、少なくとも昇降、起倒、伸縮、及び、回転のうち何れかの動作が可能な医療用診療装置において動作する動作部の動作を操作する操作部と、該操作部の操作に基づいて前記動作部を駆動する駆動部の駆動を制御する制御部とで構成され、前記制御部が、前記操作部の操作圧力及び操作時間のいずれか一方の操作に応じて、前記駆動部による前記動作部の動作変化を調整する調整処理を実行するように構成した。【選択図】図1

Description

この発明は、歯科又は医科等の医療分野において、施術に使用される医療用診療装置の操作装置、医療用診療システム、及び、医療用診療装置の操作方法に関する。
例えば、歯科医療分野において、さまざまな医療用施術具が備えられた医療用診療台に患者が着座姿勢や横臥姿勢で乗り、施術することとなる(特許文献1参照)。
このような医療用診療台は、施術に合わせて、医療用診療台に設けられた操作スイッチをユーザーが操作しながら、背板を起倒させたり、あるいは座面を昇降させたりする必要がある。また、施術するために、ユーザーは医療用診療台に設けられた操作スイッチで医療用施術具を操作することとなる。
しかしながら、医療用診療台に設けられた操作スイッチは、駆動と停止とを切り替えるON/OFFスイッチであり、例えば、駆動速度等の動作変化について操作スイッチによって所望の動作変化に調整して動作させることができなかった。
特開2010−253087号公報
この発明は、上記問題点に鑑み、操作スイッチの操作によって所望の動作変化に調整して動作部を動作させることができる医療用診療装置の操作装置、医療用診療システム、及び、医療用診療装置の操作方法を提供することを目的とする。
この発明は、少なくとも昇降、起倒、伸縮、及び、回転のうち何れかの動作が可能な医療用診療装置において動作する動作部の動作を操作する操作スイッチと、該操作スイッチの操作に基づいて前記動作部を駆動する駆動部の駆動を制御する制御部とで構成され、前記制御部が、前記操作スイッチの操作圧力及び操作時間のいずれか一方の操作に応じて、前記駆動部による前記動作部の動作変化を調整する調整処理を実行する医療用診療装置の操作装置であることを特徴とする。
またこの発明の態様として、前記動作変化の変化状況を表示する変化状況表示部が備えられてもよい。
またこの発明の態様として、前記操作スイッチが、操作圧力を検知する感圧式スイッチで構成されるとともに、操作圧力の圧力レベルあるいは動作変化レベルを表示するレベル表示部が備えられ、前記制御部が、前記感圧式スイッチが検知した操作圧力に応じて、前記駆動部による前記動作部の前記動作変化を調整する調整処理を実行するとともに、前記レベル表示部に前記圧力レベルあるいは前記動作変化レベルを表示する表示処理を実行してもよい。
またこの発明の態様として、前記制御部が、前記感圧式スイッチが検知した操作圧力の変化を所定の範囲で整流化して、前記駆動部を制御する整流化処理を実行してもよい。
またこの発明の態様として、前記操作スイッチの前記操作時間を検出する計時部と、前記操作スイッチの前記操作時間によって変化する前記動作部の動作変化レベルを表示する動作変化レベル表示部とが備えられ、前記制御部が、前記計時部が検出した前記操作時間に応じて、前記駆動部による前記動作部の前記動作変化を調整する調整処理を実行するとともに、前記動作変化レベル表示部に前記動作変化レベルを表示する表示処理を実行してもよい。
またこの発明の態様として、前記制御部が実行する前記調整処理において調整する前記動作部の前記動作変化が、前記駆動部による前記動作部の動作速度であってもよい。
またこの発明の態様として、前記動作速度の最大速度を設定する最大速度設定部が設けられ、前記制御部が、前記駆動部によって駆動する前記動作部の前記動作速度の変化を前記最大速度で制限する制限処理を実行してもよい。
またこの発明の態様として、前記医療用診療装置の前記動作速度のうち、立上速度、立下速度、及び最大速度のうち少なくともひとつを設定する速度設定部が設けられ、前記調整処理が、前記操作スイッチの操作圧力及び前記操作時間のいずれか一方の操作に応じて、前記駆動部による前記動作部の前記動作速度を、前記速度設定部で設定された速度で調整する処理であってもよい。
またこの発明の態様として、前記動作部が予め設定した所定位置まで動作することを操作入力するオート操作スイッチが備えられ、前記オート操作スイッチが、操作圧力を検知する感圧式スイッチで構成され、前記制御部が、前記オート操作スイッチが検知した操作圧力に応じて、前記駆動部による前記動作部のオート動作速度を調整する調整処理を実行してもよい。
またこの発明の態様として、操作圧力の圧力レベルあるいは前記オート動作速度を表示するオート操作レベル表示部が備えられてもよい。
またこの発明の態様として、前記感圧式スイッチで構成した前記オート操作スイッチの操作時間を検出する計時部が備えられ、前記制御部が、前記オート操作スイッチが検知した操作圧力及び前記計時部によって検出された前記操作時間に応じて、前記駆動部による前記動作部の前記オート動作速度を調整する調整処理を実行してもよい。
またこの発明の態様として、前記調整処理は、前記計時部で検出された所定時間経過内の操作圧力の最大値又は平均値によって前記オート動作速度を調整してもよい。
またこの発明の態様として、前記調整処理は、前記計時部で計時された所定時間内に検出された操作圧力のうち降下速度が所定値以上となる直前の操作圧力によって前記オート動作速度を調整してもよい。
またこの発明の態様として、前記制御部は、前記計時部で検出された所定時間経過内の前記感圧式スイッチで構成した前記オート操作スイッチの操作は、スイッチが検知した操作圧力によらず、ON/OFF操作として制御してもよい。
またこの発明の態様として、前記駆動部による前記動作部の動作は、座席の昇降、前記座席の回転、うがい鉢の回転、背板の傾動、ヘッドレストの傾動、前記ヘッドレストの伸縮、レッグレストの傾動、及び前記レッグレストの伸縮のうち少なくともひとつであってもよい。
またこの発明の態様として、前記駆動部が、油圧シリンダあるいは電動モータで構成されてもよい。
またこの発明の態様として、前記操作スイッチが、前記医療用診療装置に設けられた操作パネルあるいはフートコントローラで構成されてもよい。
本発明により、操作スイッチの操作によって所望の動作変化に調整して動作部を動作させることができる医療用診療装置の操作装置、医療用診療システム、及び、医療用診療装置の操作方法を提供することができる。
医療用診療装置の概略斜視図。 医療用診療装置のシステムブロック図。 医療用診療装置の概略正面図。 操作パネルの概略図。 フートコントローラの概略図。 医療用診療装置のマニュアル動作制御のタイミングチャート。 医療用診療装置のマニュアル動作制御のフローチャート。 ディスプレイに表示するグラフ表示の説明図。 動作速度制御におけるフィルタ処理についての説明図。 動作速度制御におけるフィルタ処理についての説明図。 医療用診療装置のオート動作制御のタイミングチャート。 医療用診療装置のオート動作制御のフローチャート。 オート動作制御におけるサンプリング処理についての説明図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
なお、図8(a)は立上途中における現状の速度レベルを表示するグラフ表示を示し、図8(b)は図8(a)の時点から所定時間経過した状態での速度レベルを表示するグラフ表示を示している。図9(a)はマニュアル操作スイッチ72(以下においてマニュアル操作SW72という)によるオート操作状況のグラフ表示であり、図9(b)は図9(a)に示すマニュアル操作SW72によるオート操作に対してフィルタ処理を施した電動モータの出力状況のグラフ表示を示している。
図10(a)はマニュアル操作SW72による別のオート操作状況のグラフ表示であり、図10(b)は図10(a)に示すマニュアル操作SW72によるオート操作に対して別のフィルタ処理を施した電動モータの出力状況のグラフ表示を示し、図10(c)はオート操作スイッチ73(以下においてオート操作SW73という)による別のオート操作状況のグラフ表示であり、図10(d)は図10(c)に示すオート操作SW73によるオート操作に対して別のフィルタ処理を施した電動モータの出力状況のグラフ表示を示している。
医療用診療装置1は、図1に示すように、ベースンユニット3、ベースンユニット3にハンガーアーム31cを介して接続されるアシスタントハンガー31、医療用診療台4、該医療用診療台4のベースとなる診療基台4a、及び該診療基台4aに接続されたフートコントローラ5、及び診療用操作装置6により構成されている。
ベースンユニット3は、うがい用の水を放出するノズル3bと、コップを載置するコップ載置部3cと、動作部のひとつとして機能し、うがい後の水を受けるうがい鉢(ベースン)3aとを備えている。なお、動作部のひとつとして機能するうがい鉢3aの動作としては、後述する制御装置61によって制御されたうがい鉢駆動部3d(図2)による昇降及び、図1において矢印Rsで図示するような水平回転のうち少なくとも一方であるがこれに限定されない。
アシスタントハンガー31は、唾液や冷却水等の吸引を行うサラエバエジェクタ31a,バキュームシリンジ31bや、エアーや水を放出するスリーウェイシリンジが取り出し可能に収納されるユニットである。このアシスタントハンガー31に収納されているサラエバエジェクタ31a,バキュームシリンジ31b,スリーウェイシリンジは、歯科診療のユーザー(例えば、歯科治療を施す施術者又はその助手)によって使用され、口腔内の洗浄や吸引等に用いられる。
ハンガーアーム31cは、アシスタントハンガー31を支持するアームである。このハンガーアーム31cが伸縮及び上下左右に屈曲可動することで、アシスタントハンガー31の高さや位置を適宜変更できるようになっている。
デンタルライト32は、図3に示すように、医療用診療台4上の患者の口腔内を照射するためのもので、床面に立設された支柱32aの上端に水平旋回且つ屈曲可能に結合された複数のリンク部材からなるデンタルライトアーム32bの先端に首振り自在に取り付けられている。なお、デンタルライト32は、後述する制御装置61によって制御されたデンタルライト駆動部32c(図2)によって昇降駆動可能に構成されている。
医療用診療台4は、ヘッドレスト41a、背板41b、シート座面部41c、及びレッグレスト41dにより構成された座席41が、図1に示すように診療基台4aによって支持されている。そして、医療用診療台4は、ユーザーの操作によって動作部が動作する歯科診療台である。
医療用診療台4における動作部としては、例えば、座席41自体、座席41を構成するヘッドレスト41a、背板41b、シート座面部41c、及びレッグレスト41dがある。なお、動作部はこれに限定されるものではなく、医療用診療装置1に備わる機構が含まれる。
また、医療用診療台4における動作部の動作としては、診療基台4aに対する座席41の昇降や水平回転、ヘッドレスト41a、背板41b、及びレッグレスト41dの傾動、ヘッドレスト41a及びレッグレスト41dの伸縮などがある。なお、動作部の動作はこれに限定されるものではなく、医療用診療装置に備わる機構の動作が含まれる。
上述の各動作部及び動作部の動作について以下で詳述する。診療基台4aには、油圧等による昇降駆動部42aが内蔵されており、座席41は、制御装置61によって制御された昇降駆動部42aによって昇降駆動可能に構成されている。なお、座席41は、図1において矢印Rcで図示するように診療基台4aに対して水平方向に回転するように構成されている。
また、医療用診療台4の座席41は、上述したようにヘッドレスト41a、背板41b、シート座面部41c、及びレッグレスト41dにより構成されている。背板41bは、シート座面部41cに対して起倒自在に取り付けられ、油圧シリンダで構成する背板駆動部42b(図2)により制御装置61によって制御され傾動する。
ヘッドレスト41aは、背板41bに対して傾動自在に取り付けられ、電動モータで構成するヘッドレスト駆動部42cにより制御装置61によって制御され傾動するとともに、伸縮する。レッグレスト41dはシート座面部41cに対して傾動自在に取り付けられ、電動モータで構成するレッグレスト駆動部42dにより制御装置61によって制御され傾動する。
なお、制御装置61によって制御されるヘッドレスト41aの傾動は、体軸方向の傾動と体軸方向に直交する方向の傾動があり、そのうち少なくとも一方に傾動すればよいが、これに限定されない。また、ヘッドレスト41aは、背板41bに対して傾動及び伸縮のうちいずれかのみ動作するように構成されてもよい。
このように各要素を構成した医療用診療台4は、図3において実線で示すように、通常の歯科治療時の状態では背板41bはほぼ水平に倒されている。図3中Aで示す医療用診療台4の高さレベル及び背板41bの倒伏状態を第1診療ポジションとする。
また、図3中Bで示す角度に背板41bが傾動した状態が、異なる施術を行うための第2診療ポジションであり、図3中のCで示す角度が、施術中患者にうがいをさせるために背板41bを起立させたうがいポジションであり、さらに、図3中二点鎖線で示すように、背板41bが起立位置にある状態が、患者が医療用診療台4に対して乗り降りする乗り降りポジションである。
なお、医療用診療台4のポジションは、上述の第1診療ポジション、第2診療ポジション、うがいポジション及び乗り降りポジションに限定されず、上記ポジションと異なるポジションをさらに設定してもよいし、上記ポジションに代えて設定してもよい。さらには、上述の第1診療ポジション、第2診療ポジション、うがいポジション及び乗り降りポジションのうちいずれかを設定しなくてもよい。
このように、医療用診療台4の各動作部(41,41a,41b,41c,41d)が移動し、上述のようなポジションとなるように駆動する各駆動部42のうち昇降駆動部42aを構成する昇降機構100並びに、背板駆動部42b、ヘッドレスト駆動部42c及びレッグレスト駆動部42dを構成する起倒機構200について説明する。
昇降機構100及び起倒機構200としては、モータ(サーボモータなど)や油圧機構を駆動源とし、これにリンク機構が組み合わさった機構が採用され、図3のようにシート座面部41c及び背板41b内に組み込まれている。
次に、上記昇降機構100及び起倒機構200として油圧機構を採用した例について説明する。図3に示す昇降機構100及び起倒機構200の作動主体は油圧シリンダ(以下、各シリンダに符号100及び200を付す)であり、これらは油圧ポンプ400によって供給される作動油によって作動する。作動油の供給管路の途中には油圧バルブ101、201が配設され、この油圧バルブ101、201にはサーボモータ102、202が連設され、このサーボモータ102、202の回転操作により油圧バルブ101、201が開閉制御される。
具体的には、油圧シリンダで構成された昇降機構100では油圧ポンプ400が作動し、油圧バルブ101が開となると、作動油が油圧シリンダで構成する昇降機構100に供給される。これにより油圧シリンダで構成する昇降機構100のロッドが伸張し、座席41が上昇する。
なお、座席41を下降する場合、サーボモータ102を作動させて油圧バルブ101を開とすることで、シート座面部41cの自重や患者の重量によってロッドが縮退して、シート座面部41cが下降する。
次に、背板41bの油圧シリンダで構成した起倒機構200の動作について説明する。
油圧シリンダで構成した起倒機構200は、油圧ポンプ400が作動し、サーボモータ202の作動により油圧バルブ201が開となると、作動油が油圧シリンダで構成した起倒機構200に供給され起倒機構200のロッドが伸張し、背板41bが起立する。
逆に、背板41bを倒伏させる場合、油圧ポンプ400を作動させ、サーボモータ202を作動させて油圧バルブ201を開とすることによりロッドが縮退し、背板41bを倒伏することができる。
なお、背板41bの起倒と連動してヘッドレスト41aやレッグレスト41dも傾動する様に構成してもよいし、ヘッドレスト41aやレッグレスト41dをそれぞれ独立して傾動させるように構成してもよい。
なお、これらの傾動や昇降に関する操作は、フートコントローラ5、あるいは診療用操作装置6をユーザーが操作したりすることによって行われる。
フートコントローラ5は、図5に示すように、インスツルメント操作スイッチ51(51a〜51g)と、本体上面に備えたマニュアル操作スイッチ52及びオート操作スイッチ53とを備えた足踏操作ユニットである。
インスツルメント操作スイッチ51(51a〜51g)は各種インスツルメント20を操作する操作スイッチであり、後述するインスツルメント操作スイッチ71(以下において、インスツルメント操作SW71という)と概ね同様の構成であるためその説明を省略する。
同様に、本体上面に設けたマニュアル操作スイッチ52及びオート操作スイッチ53も後述のマニュアル操作SW72及びオート操作SW73と概ね同様の構成であるためその説明を省略する。
なお、このように構成したフートコントローラ5は、インスツルメント操作スイッチ51、マニュアル操作スイッチ52及びオート操作スイッチ53がユーザーの足によって操作されると、入力信号を後述する制御装置61に送信するインターフェースである。
診療用操作装置6は、図1,2に示すように、制御装置61、変化状況表示部、複数のインスツルメント20(20A〜20E)、インスツルメント20を保持するホルダ63(63A〜63E)、インスツルメント20を駆動するインスツルメント駆動部64、上面が平面であり、薬品や治療器具等を載置できるとともに、全面に操作パネル65が構成されたトレーテーブル6aにより主に構成されている。
なお、変化状況表示部の一例として、液晶モニタで構成する表示装置62を診療用操作装置6に備えている。しかしながら、変化状況表示部はこれに限定されず、プラズマディスプレイなどの適宜の表示装置を用いてもよいし、例えば、操作パネル65の一部の領域に表示するように構成してもよい。
トレーテーブル6aの前面には、操作パネル65が構成され、トレーテーブル6aの前面下方には、複数のホルダ63(63A〜63E)が設けられている。このホルダ63には、インスツルメント20(20A〜20E)が1つずつ収納される。
このホルダ63に収納されるインスツルメント20は、それぞれ接続チューブ21(21A〜21E)の一端に接続されており、この接続チューブ21の他端がトレーテーブル6aの下面に設けられている制御装置61の接続部を介してインスツルメント駆動部64(図2)に接続される。
操作パネル65は、図4に示すように、各種操作スイッチと、レベル表示インジケータとを設けている。
詳述すると、図4に示すように、操作パネル65において、インスツルメント操作スイッチ71、マニュアル操作SW72、オート操作スイッチ73、及び、設定操作スイッチ74(以下において設定操作SW74という)が右側に左に向かってこの順で配置され、各種操作スイッチとして設けている。
また、レベル表示インジケータとして、レベル表示部かつ動作変化レベル表示部の一例として機能するマニュアルレベルインジケータ66をマニュアル操作SW72の上方に配置し、オート操作レベル表示部の一例として機能するオートレベルインジケータ67をオート操作SW73の上方に配置している。
なお、レベル表示部かつ動作変化レベル表示部あるいはオート操作レベル表示部としては、マニュアルレベルインジケータ66やオートレベルインジケータ67などレベル表示インジケータに限定されず、例えばモニタなどの表示装置や操作パネル65の一部に操作レベルを表示してもよく、その表示方法がインジケータのように表示してもよいし、グラフや数値で表示してもよい。
インスツルメント操作SW71は、例えば、図4に示すように、エアータービンハンドピース操作SW71a、マイクロモータハンドピース操作SW71b、ハンドピースライト操作SW71c、及びハンドピース注水操作SW71dなど、施術機器であるインスツルメント20を操作するための、各種操作スイッチを備えている。
エアータービンハンドピース操作SW71aは、医療用診療装置1に備えられたエアータービンハンドピースを駆動させるための操作スイッチであり、マイクロモータハンドピース操作SW71bは医療用診療装置1に備えられたマイクロモータハンドピースを駆動させるための操作スイッチである。
ハンドピースライト操作SW71cは使用するハンドピースに設けられたライトの点灯と消灯を操作する操作スイッチであり、ハンドピース注水操作SW71dは使用するハンドピースに設けられた注水部から施術対象部位に向けて注水する際に操作するSWである。
なお、インスツルメント操作SW71には、適宜、インスツルメント駆動部64によって駆動するインスツルメント20を操作する操作スイッチを備えればよい。
マニュアル操作SW72は、医療用診療台4における各駆動部42の駆動を操作する駆動操作スイッチであり、チェア上昇操作SW72a、チェア下降操作SW72b、背板倒伏操作SW72c、背板起立操作SW72d、うがい鉢上昇操作SW72e、うがい鉢下降操作SW72f、デンタルライト上昇操作SW72g及びデンタルライト下降操作SW72hを備えている。なお、操作パネル65において、図示省略するが、チェア回転操作スイッチ及びうがい鉢回転操作スイッチについても備えている。
チェア上昇操作SW72a及びチェア下降操作SW72bは、昇降駆動部42aを構成する昇降機構100によって座席41を昇降させるための操作スイッチであり、背板倒伏操作SW72c及び背板起立操作SW72dは背板駆動部42bを構成する起倒機構200によって背板41bを傾動させるための操作スイッチである。
うがい鉢上昇操作SW72e及びうがい鉢下降操作SW72fは、ベースンユニット3のうがい鉢3aをうがい鉢駆動部3dによって昇降させるための操作スイッチであり、デンタルライト上昇操作SW72g及びデンタルライト下降操作SW72hは、デンタルライト32をデンタルライト駆動部32cによって昇降させるための操作スイッチである。
なお、チェア回転操作スイッチ(図示省略)は座席41を図1において矢印Rcで図示するように回転させるためのスイッチであり、うがい鉢回転操作スイッチ(図示省略)はうがい鉢3aを図1において矢印Rsで図示するように回転させるためのスイッチである。
オート操作SW73は、医療用診療台4を上述したような各姿勢となるように操作するオート操作スイッチであり、第1診療ポジション操作SW73a、第2診療ポジション操作SW73b、うがいポジション操作SW73c及び乗り降りポジション操作SW73dを備えている。
具体的には、第1診療ポジション操作SW73aは、背板41bが倒伏して略水平状の姿勢(図3中Aで示す姿勢)となるようにオート操作するためのオート操作スイッチであり、第2診療ポジション操作SW73bは、第1ポジションより背板41bが起立した姿勢(図3中Bで示す姿勢)となるようにオート操作するためのオート操作スイッチである。
また、うがいポジション操作SW73cは第2ポジションより背板41bがさらに起立した姿勢(図3中Cで示す姿勢)となるようにオート操作するためのオート操作スイッチであり、乗り降りポジション操作SW73dは図3において二点鎖線で背板41bが起立し、医療用診療台4が下降した姿勢(図3中Dで示す姿勢)となるようにオート操作するためのオート操作スイッチである。
なお、オート操作SW73は、上述の第1診療ポジション操作SW73a、第2診療ポジション操作SW73b、うがいポジション操作SW73c、及び乗り降りポジション操作SW73dに限定されず、上述のように設定した医療用診療台4のポジションに合わせてオート操作SWを設ければよい。さらには、医療用診療台4のポジションに応じることなく、例えば、医療用診療台4の各動作部にオート操作SWを設けてもよい。
設定操作SW74は、最大速度設定部や速度設定部として機能し、例えば、各駆動部42(42a,42b,42c,42d,3s,32c)の動作速度における、立上速度、立下速度、最高速や、後述する所定時間等を設定するための操作スイッチであり、設定実行SW74aと、設定値等を変更操作する+−SW74bと、設定表示部74cで構成している。
なお、最大速度設定部と速度設定部とを別々に備えるように構成してもよい。最大速度設定部と速度設定部とを上述のような設定操作SW74で構成せずとも、ツマミを回して最大速度や速度を設定するような操作装置で構成しもよい。
具体的に各種設定する場合、ユーザーが設定実行SW74aを押下操作した後、+−SW74bを押下操作して設定表示部74cに設定したい項目を表示させ、その項目の設定値を+−SW74bで調整した後、設定実行SW74aを押下操作することで各種設定値を所望の設定値に設定することができる。
このように操作パネル65に設けた各種操作スイッチのうち、マニュアル操作SW72及びオート操作SW73については、感圧式スイッチで構成している。なお、本実施形態では、静電容量式感圧式スイッチを用いているが、圧電式感圧スイッチなど別の感圧式のスイッチを用いてもよい。
また、マニュアル操作SW72及びオート操作SW73のうちの一方だけを感圧式スイッチで構成してもよい。
また、レベル表示インジケータとして、マニュアル操作SW72の上方に配置したマニュアルレベルインジケータ66は、上述のマニュアル操作SW72による押下操作による操作レベルを表示するインジケータであり、オート操作SW73の上方に配置したオートレベルインジケータ67は上述のオート操作SW73による押下操作による操作レベルを表示するインジケータである。
このように構成された医療用診療装置1では、図2に示すように、各駆動部42(42a,42b,42c,42d,3s,32c)、表示装置62、インスツルメント駆動部64、並びに、操作パネル65に設けたインスツルメント操作SW71、マニュアル操作SW72、オート操作SW73、設定操作SW74、マニュアルレベルインジケータ66及びオートレベルインジケータ67は制御装置61に接続され、制御装置61の制御によって稼働するように構成している。
制御装置61は、CPUで構成する制御部61a、RAMやROMで構成するキャッシュあるいはHDDやSSDで構成する記憶部61b、加えて時間を計測する計時部61cで構成している。
そして、制御部61aは、各種操作SW(インスツルメント操作SW71、マニュアル操作SW72、オート操作SW73及び設定操作SW74)の操作入力に応じて各駆動部42(42a,42b,42c,42d,3s,32c)、表示装置62、インスツルメント駆動部64、及びマニュアルレベルインジケータ66及びオートレベルインジケータ67を稼働することとなる。
特に、制御部61aは、マニュアル操作SW72及びオート操作SW73による操作入力された操作信号を、記憶部61bに記憶するドライバなどの処理プログラムを実行して、適宜のプログラム処理を施し、各駆動部42(42a,42b,42c,42d,3s,32c)に対して制御信号を送信して駆動することとなる。
以下において、感圧式スイッチで構成したマニュアル操作SW72及びオート操作SW73の操作入力による医療用診療台4の駆動について説明する。なお、医療用診療台4の駆動操作にあたり、設定操作SW74を操作して、図8において破線で図示するような、各駆動部42を駆動する際の上限となる立上速度、最高速度、及び立下速度を予め設定してから感圧式スイッチで構成したマニュアル操作SW72及びオート操作SW73を操作入力して医療用診療台4を駆動させることとして説明する。
まず、マニュアル操作SW72におけるチェア上昇操作SW72a、チェア下降操作SW72b、背板倒伏操作SW72c、背板起立操作SW72dのいずれかが押下操作されるマニュアル操作の場合の医療用診療台4の駆動について説明する。
マニュアル操作の場合、図6に示すように、チェア上昇操作SW72a、チェア下降操作SW72b、背板倒伏操作SW72c、背板起立操作SW72dのいずれかが押下操作されると(ステップs1)、制御部61aは、押下操作によって受信した圧力レベルに応じた電圧値(SW電圧値)に対応する操作信号に対して記憶部61bに記憶された処理プログラムを実行して、調整処理、整流化処理あるいは制限処理と呼ばれる処理を実行する(ステップs2)。なお、調整処理、整流化処理あるいは制限処理の一例としては後述するフィルタ処理が挙げられる。しかしながら、調整処理、整流化処理あるいは制限処理としてはフィルタ処理に限定されない。
具体的には、まず、チェア上昇操作SW72a、チェア下降操作SW72b、背板倒伏操作SW72c、背板起立操作SW72dのいずれかが押下操作されると(ステップs1)、制御部61aは、感圧式スイッチで構成したマニュアル操作SW72の操作圧力に応じたSW電圧値を検知し、検知したSW電圧値を制御信号として各駆動部42を制御する(ステップs4)。そのため、ユーザーは操作具合により、各駆動部42による立上速度及び立下速度をコントロールでき、ユーザーの操作感覚に応じた制御を実行することができる。
しかしながら、ユーザーが定速制御を望んでいるにかかわらず操作圧力が微妙に不安定になる恐れなどがあるため、制御部61aは、マニュアル操作SW72の押下操作によって受信した圧力レベルに応じたSW電圧値に対応する操作信号に対して記憶部61bに記憶されたフィルタ処理プログラムを実行して、フィルタ処理を施す(ステップs2)。
なお、フィルタ処理の具体例としては、図9に示すような整流化処理を実行する。整流化処理は、図9(a)に示すように、操作圧力に基づくSW電圧値が予め設定された所定範囲で変動する場合、図9(b)に示すように、変動する圧力に基づくSW電圧値を整流化した制御信号として各駆動部42を駆動させる処理である。これにより、操作圧力が意図せず微小変動する場合であっても、制御部61aは整流化処理によって定速制御信号として各駆動部42を制御することができる。
具体的には、制御部61aが検知した電圧値を積分演算することで電圧値の時間変化を検出することで、操作圧力の変動を検出することができる。但し、操作圧力に基づくSW電圧値の変動は、操作に応じた被制御対象の動作について、ユーザーがリアルタイム感を得られる範囲に対応するSW電圧値の範囲を予め所定の範囲として設定し、当該所定範囲の変動となる。
そして、上述のように、制御部61aはフィルタ処理された制御信号を各駆動部42及びマニュアルレベルインジケータ66に送信する。
これにより、制御部61aから制御信号を受信した各駆動部42が駆動するとともに、マニュアルレベルインジケータ66が圧力レベルに応じてレベル表示する(ステップs3)。なお、制御部61aは、例えば、数msecなどの所定時間ごとに図6に図示するタイミングチャート図に図示する動作を制御する。
また、ステップs1において、チェア上昇操作SW72aが押下されず、チェア下降操作SW72b、背板倒伏操作SW72c、及び背板起立操作SW72dのうちいずれかが押下操作されると(ステップsa1乃至sc1のいずれか)、押下された操作SWで操作される動作部について上述のフローを施すこととなる。
なお、図7に示すように、上述したような各駆動部42の駆動状態において、制御装置61がマニュアル操作SW72の操作圧力の変化を検出すると(ステップs21:Yes)、一旦、本マニュアル動作制御を終了し、上記フローに戻る。
制御装置61が圧力変化を検知することなく、マニュアル操作SW72の押下操作が解消されたことを検出すると(ステップs22:Yes)、制御部61aは各駆動部42に対して駆動を停止する停止制御を行い、各駆動部42が駆動を停止して(ステップs27)、本マニュアル動作制御を終了し、図6に示す上記フローのステップs1に戻る。
マニュアル操作SW72の押下操作の解消を検出することなく(ステップs22:Yes)、医療用診療台4の動作部(42b,42c)の可動範囲の制限位置直前まで動作部が移動している場合は(ステップs23:Yes)、制御部61aは、動作速度を予め設定していた立下速度となるように減速調整する(ステップs24)。減速調整後に制御装置61がマニュアル操作SW72の押下操作の解消を検出すると(ステップs25:Yes)、制御部61aは各駆動部42に対して駆動を停止する停止制御を行い、各駆動部42が駆動を停止し(ステップs27)、本マニュアル動作制御を終了して、図6に示す上記フローのステップs1に戻る。
減速調整後に制御装置61がマニュアル操作SW72の押下操作の解消を検出することなく(ステップs25:No)、医療用診療台4の動作部(42b,42c)の可動範囲の制限位置まで動作部が移動すると(ステップs26:Yes)、マニュアル操作SW72の押下操作に関わらず、制御部61aは各駆動部42に対して駆動を停止する停止制御を行い、各駆動部42が駆動を停止して(ステップs27)、本マニュアル動作制御を終了し、図6に示す上記フローのステップs1に戻る。
なお、上述の整流化処理以外のフィルタ処理としては、設定操作SW74で予め複数の閾値を設定し、図10(a)に図示するように、マニュアル操作SW72を押下する操作圧力に基づくSW電圧値がそれぞれの閾値を超えた場合、図10(b)に示すように、制御部61aはそれぞれの閾値を維持するように制御信号に対してフィルタ処理を施す。これにより、押下操作のストロークが短い感圧式スイッチで構成されたマニュアル操作SW72であっても微妙な速度コントロールが却って使いにくく感じることなく使用することができる。
また、制御装置61がステップs22においてマニュアルレベルインジケータ66を表示するのに合わせ、図8に示すようなグラフ表示を表示装置62に表示してもよい。
図8に示すグラフ表示は、上述したように、予め設定された上限となる立上速度、最高速度及び立下速度で動作部が動作する場合を破線で示している。そのうえで、現状の各駆動部42の駆動状況を破線に対して実線で表示しており、ユーザーは、マニュアルレベルインジケータ66のインジケータ表示に加えて、表示装置62に表示されたグラフ表示によって、マニュアル操作SW72を操作する操作圧力による動作速度が上限となる設定速度に対してどのような状況かを把握することができる。
そのため、図8(b)に示すように、動作部の動作速度が低いと感じたユーザーが、操作圧力を向上させて操作したとしても、現状の動作速度が設定した最高速度であるため、これ以上操作圧力を高くしても動作速度が高まることがないことをユーザーは把握することができる。
続いて、オート操作SW73における第1診療ポジション操作SW73a、第2診療ポジション操作SW73b、うがいポジション操作SW73c、乗り降りポジション操作SW73dのいずれかが押下操作されるオート操作の場合の医療用診療台4の駆動について説明する。
ここで、オート操作とは、駆動対象の一連の動作の実行を簡易に実行できる操作(以下、簡易操作という)をいう。駆動対象の一連の動作とは、「駆動対象の駆動速度を緩やかに加速させて(立上げて)、最高速度に到達させ、最高速度を安定させて継続する。そして、駆動対象の停止タイミング手前で緩やかに減速させて(立下げて)0にさせる」ことで駆動対象を連続的に動作させることをいう。簡易な操作とは、ユーザーによる操作スイッチの単押し、つまり、比較的短い時間(例えば、数ms)のスイッチへの押下をいう。又は、ユーザーによる押圧の強弱に関係のない継続したスイッチへの押下をいう。
オート操作の場合、図11に示すように、第1診療ポジション操作SW73a、第2診療ポジション操作SW73b、うがいポジション操作SW73c、乗り降りポジション操作SW73dのいずれかが押下操作されると(ステップt1)、計時部61cによる計時を開始するとともに、制御部61aが押下操作によって受信したオート圧力レベルに応じたSW電圧値に対応する操作信号に対して記憶部61bに記憶された処理プログラムを実行して、調整処理を施す(ステップt2)。
具体的には、図11に示すように、第1診療ポジション操作SW73a、第2診療ポジション操作SW73b、うがいポジション操作SW73c、乗り降りポジション操作SW73dのいずれかが押下操作されると(ステップt1)、制御部61aは、計時部61cが計時し、所定時間の経過をすると、制御部61aは、オート操作SW73の押下操作によって受信したオート圧力レベルに応じたSW電圧値に対応する操作信号に対して記憶部61bに記憶されたサンプリング処理プログラムを実行して、調整処理の一例としてサンプリング処理を施す(ステップt2)。
調整処理の一例として処理を施すサンプリング処理としては、図13(a)に示すように、計時部61cで計時した所定時間内(例えば、2秒)におけるオート操作SW73の操作圧力のうち最大圧力に対応するSW電圧値を制御信号として各駆動部42をオート動作させる処理である。つまり、所定時間内においてユーザーがオート操作SW73を押下したうち最も強いレベルが、ユーザーの操作意思が現れているものと見做してオート動作に採用する。これにより、ユーザーの操作性向上を図ることができる。また、操作圧力が意図せず微小変動する場合であっても、各駆動部42を制御することができる。
なお、前述の通り、数msecなどの所定時間ごとに図11に図示するタイミングチャートの処理が実行されるが、各種操作SW(第1診療ポジション操作SW73a等)の検知を判定する処理やサンプリング処理については、検知判定された初回のみ実行され駆動対象の一連の動作が終了するまで迂回されるものとする。
つまり、ステップt1において、第1診療ポジション操作SW73aが押下されず、第2診療ポジション操作SW73b、うがいポジション操作SW73c、乗り降りポジション操作SW73dのうちいずれかが押下操作されると(ステップta1乃至tc1のいずれか)、押下された操作SWが操作する動作部について上述のフローを施すこととなる。
このように、制御部61aは、サンプリング処理された制御信号を各駆動部42及びオートレベルインジケータ67に送信し、上述のようなサンプリング処理を施した制御信号に基づいてオートレベルインジケータ67を表示するとともに(表示処理:ステップt3)、制御部61aから制御信号を受信した各駆動部42を駆動させる(ステップt4)。なお、制御部61aは、例えば、数msecなどの所定時間ごとに図11に図示するタイミングチャート図に図示するオート動作を制御する。
また、上述のような各駆動部42の駆動状態において、図12に示すように、制御部61aは、医療用診療台4の動作部(42b,42c)の可動範囲の制限位置直前まで動作部が移動している場合は(ステップt21:Yes)、動作速度を予め設定していた立下速度となるように減速調整する(ステップt22)。
さらに、医療用診療台4の動作部(42b,42c)の可動範囲の制限位置まで動作部が移動すると(ステップt23:Yes)、オート操作SW73の押下操作に関わらず、制御部61aは各駆動部42に対して駆動を停止する停止制御を行い、各駆動部42が駆動を停止して(ステップt24)、本オート動作制御を終了し、図11に示す上記フローのステップt1に戻る。
なお、上述のサンプリング処理とは異なる別のサンプリング処理としては、図13(b)に示すように、所定時間内(例えば、2秒)におけるオート操作SW73の操作圧力の平均圧力に対応するSW電圧値を制御信号として各駆動部42をオート動作させてもよいし、図13(c)に示すように、検出される操作圧力について、所定時間内(例えば、2秒)において急激に降下する直前、つまり、その降下速度が所定時間内において所定値以上となる直前の操作圧力に対応するSW電圧値を制御信号として各駆動部42をオート動作させてもよい。
つまり、所定時間においてユーザーがオート操作SW73を押下してから放す直前の押下レベルが、ユーザーの操作意思が現れているものと見做してオート動作に採用する。これにより、ユーザーの操作性向上を図ることができる。
このように構成した医療用診療装置1は、昇降可能な医療用診療台4において動作する各動作部(41,41a,41b,41c,41d)の動作を操作するマニュアル操作SW72(オート操作SW73)と、マニュアル操作SW72(オート操作SW73)の操作に基づいて各動作部を駆動する各駆動部42(42a,42b,42c,42d)の駆動を制御する制御部61aとで構成され、制御部61aが、マニュアル操作SW72(オート操作SW73)の操作圧力に応じて、各駆動部42(42a,42b,42c,42d)による各動作部の動作変化を調整するフィルタ処理(サンプリング処理)を実行する医療用診療装置1は、マニュアル操作SW72(オート操作SW73)の操作によって所望の動作速度に調整して各動作部(41,41a,41b,41c,41d)を動作させることができる。
詳述すると、医療用診療台4における各動作部の動作を操作するマニュアル操作SW72(オート操作SW73)の操作圧力に応じて、つまり、マニュアル操作SW72(オート操作SW73)を操作する操作圧力を高く又は低く操作するなどのマニュアル操作SW72(オート操作SW73)の操作に基づいて、制御部61aが各駆動部42(42a,42b,42c,42d)の駆動を制御するため、各動作部の動作速度などの動作変化を所望の程度に調整して動作させることができる。
したがって、例えば、お年寄りや子供、あるいは体が不自由な方に対する施術の際、さらには視野の狭いマイクロスコープを用いた施術の際などは動作速度を遅く調整するなど、様々な場面に適した動作速度に容易に調整することができる。
また、動作変化の変化状況をグラフ表示する変化状況表示部の一例として機能する表示装置62が備えられたことにより、操作圧力レベルあるいは動作変化レベルを把握しながら、マニュアル操作SW72(オート操作SW73)の操作圧力に応じて調整される各動作部の動作変化の状況をユーザーが把握しながら操作することができる。
また、マニュアル操作SW72(オート操作SW73)が、操作圧力を検知する感圧式スイッチで構成されるとともに、操作圧力の圧力レベルあるいは動作変化レベルを表示するマニュアルレベルインジケータ66(オートレベルインジケータ67)が備えられ、制御部61aが、感圧式スイッチが検知した操作圧力に応じて、各駆動部42(42a,42b,42c,42d)による各動作部の動作変化を調整するフィルタ処理(サンプリング処理)を実行するとともに、マニュアルレベルインジケータ66(オートレベルインジケータ67)に圧力レベルあるいは動作変化レベルを表示するインジケータ表示を実行したことにより、操作圧力レベルあるいは動作変化レベルを把握しながら操作することができる。
詳述すると、マニュアル操作SW72(オート操作SW73)が、操作圧力を検知する感圧式スイッチで構成されるため、正確に操作圧力を検出することができる。また、操作圧力の圧力レベルあるいは動作変化レベルを表示するマニュアルレベルインジケータ66(オートレベルインジケータ67)が備えられているため、ユーザーは、感圧スイッチを操作する操作圧力が、どの程度の圧力なのか、あるいは感圧スイッチを操作する操作圧力によってどの程度の動作変化になるのかをマニュアルレベルインジケータ66(オートレベルインジケータ67)で把握しながら操作することできる。したがって、ユーザーの操作感覚により順応した各動作部の動作を実現すること、つまり直感的な操作によって所望の動作変化を簡単に実現することができる。
また、制御部61aが、感圧式スイッチが検知した操作圧力の変化を予め設定した所定の範囲で整流化して、各駆動部42(42a,42b,42c,42d)を制御するフィルタ処理を実行したことにより、スムーズな動作変化を実現することができる。詳述すると、ユーザーの操作圧力の変化に基づいて忠実に動作変化を制御すると、無意識な圧力変化によってギクシャクした動作変化となる恐れがあるが、感圧式スイッチが検知した操作圧力の変化を所定の範囲で整流化することで、所定の範囲の圧力変化が生じても、動作変化は変化せず、各動作部をスムーズに動作させることができる。
また、オート操作SW73の操作時間を検出する計時部61cと、オート操作SW73の操作時間によって変化する各動作部の動作変化レベルを表示するオートレベルインジケータ67とが備えられ、制御部61aが、計時部61cが検出した操作時間に応じて、各駆動部42(42a,42b,42c,42d)による各動作部の動作変化を調整するサンプリング処理を実行するとともに、オートレベルインジケータ67に動作変化レベルを表示するインジケータ表示を実行したことにより、動作変化レベルを把握しながら操作することができる。
詳述すると、オート操作SW73の操作時間を検出する計時部61cが備えられているため、オート操作SW73の操作時間を正確に検出することができる。また、オート操作SW73の操作時間によって変化する各動作部の動作変化レベルを表示するオートレベルインジケータ67が備えられているため、ユーザーは、オート操作SW73を操作する操作時間によってどの程度の動作変化になるのかをオートレベルインジケータ67で把握しながら操作することができる。したがって、ユーザーの操作感覚により順応した各動作部の動作を実現することができる。
また、動作速度の最大速度を設定する設定操作SW74が設けられ、制御部61aが、各駆動部42(42a,42b,42c,42d)によって駆動する各動作部の動作速度の変化を最大速度で制限するフィルタ処理を実行したことにより、例えば、マニュアル操作SW72(オート操作SW73)の操作圧力が高すぎたり、操作時間が長すぎたりしても、設定した最大速度以上の動作速度で各動作部が動作することを防止できる。
また、医療用診療台4の動作速度のうち、立上速度、立下速度、及び最大速度のうち少なくともひとつを設定する設定操作SW74が設けられ、フィルタ処理(サンプリング処理)が、マニュアル操作SW72(オート操作SW73)の操作圧力に応じて、各駆動部42(42a,42b,42c,42d)による各動作部の動作速度を、設定操作SW74で設定された速度で調整するフィルタ処理することにより、マニュアル操作SW72(オート操作SW73)の操作圧力に応じて、設定操作SW74で設定した立上速度、立下速度、及び最大速度のうち少なくともひとつで各動作部を動作させることができる。
また、各動作部が予め設定した所定位置まで動作することを操作入力するオート操作SW73が備えられ、オート操作SW73が、操作圧力を検知する感圧式スイッチで構成され、制御部61aが、オート操作SW73が検知した操作圧力に応じて、各駆動部42(42a,42b,42c,42d)による各動作部のオート動作速度を調整するサンプリング処理を実行したことにより、所望のオート動作速度で各動作部を所定位置まで動作させることができる。
詳述すると、各動作部が予め設定した所定位置まで動作することを操作入力するオート操作SW73が感圧式スイッチで構成されるため、オート操作SW73を操作する操作圧力を検知して、検知した操作圧力に応じて各動作部のオート動作速度を調整し、所望のオート動作速度で各動作部を所定位置まで動作させることができる。
また、操作圧力の圧力レベルあるいはオート動作速度を表示するオートレベルインジケータ67が備えられたことにより、操作圧力の圧力レベルあるいはオート動作速度を把握しながら操作することができる。
詳述すると、ユーザーは、オート操作SW73を操作する操作圧力が、どの程度の圧力なのか、あるいはオート操作SW73を操作する操作圧力によってどの程度のオート速度変化になるのかをオートレベルインジケータ67で把握しながら操作することできる。したがって、ユーザーの操作感覚により順応した各動作部のオート動作を実現することができる。
また、感圧式スイッチで構成したオート操作SW73の操作時間を検出する計時部61cが備えられ、制御部61aが、オート操作SW73が検知した操作圧力及び計時部61cによって検出された操作時間に応じて、各駆動部42(42a,42b,42c,42d)による各動作部のオート動作速度を調整するサンプリング処理を実行したことにより、様々なオート操作を操作入力することができる。
詳述すると、オート操作SW73の操作時間を検出する計時部61cが備えられているため、オート操作SW73の操作時間を正確に検出することができる。また、オート操作SW73の操作圧力及び操作時間によってオート動作速度を調整するため、操作圧力のみでオート動作速度を調整する場合に比べ、より細やかな操作入力を行うことができる。
また、サンプリング処理は、計時部61cで検出された所定時間経過内の操作圧力の最大値、又は平均値によってオート動作速度を調整したことにより、所定時間内に操作圧力が変化した場合であっても、操作圧力の最大値、又は平均値によるオート動作速度で各動作部を動作させることができる。
また、サンプリング処理は、計時部61cで検出された所定時間経過直前の操作圧力によってオート動作速度を調整することで、所定時間内に操作圧力が変化した場合であっても、所定時間経過直前の操作圧力によるオート動作速度で各動作部を動作させることができる。
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述のオート制御における説明では、計時部61cで計測する所定時間経過した後にサンプリング処理を施して各動作部の動作速度を設定したが、所定時間ごとに操作圧力の変化を検出し、検出した動作変化に応じて動作速度を設定してもよい。
また、上記動作部の動作変化は、駆動部によって駆動する動作部の動作速度のみならず、動作加速度、動作角速度、動作角加速度等を制御対象としてもよい。
さらには、所定時間内のオート操作SW73の押圧操作であれば、操作圧力によらず、単なるON/OFF信号としてオート制御してもよい。
また、オート制御においてフィルタ処理を行ってよいし、マニュアル制御において計時部61cで計時するとともに、サンプリング処理を行ってもよい。
さらにまた、オート操作SW73を感圧式スイッチでなく、単なるON/OFFスイッチでオート操作SW73を構成してもよい。この場合、図10(c)に示すように、感圧式スイッチでないオート操作SW73の操作時間を計時部61cで計時し、図10(d)に示すように、感圧式でないオート操作SW73の操作時間によって動作速度を調整することとなる。このとき、オートレベルインジケータ67は、予め設定した最大速度に達する操作時間に対する現状の操作時間を表示することとなる。
また、上述の説明では、そのうえで、現状の各駆動部42の駆動状況を表示装置62にグラフ表示したが、例えば、最大速度に対する現状速度の割合等を数値で表示してもよい。
なお、上述の説明では、動作部として、ヘッドレスト41a,背板41b,シート座面部41c,レッグレスト41dを各駆動部42により動作させたが、医療用診療台4に備えられた、歯科用エアータービンハンドピースや、マイクロモータハンドピース、エアーモーターハンドピース、スケーラーハンドピース、レーザ治療用ハンドピース、根管治療用ハンドピース、口腔外科手術用ハンドピースなどの医療用施術具を動作部として動作させてもよい。
1…医療用診療装置
4…医療用診療台
4a…ヘッドレスト
4b…背板
4c…シート座面部
4d…レッグレスト
5…フートコントローラ
6…診療用操作装置
42…各駆動部
42a…昇降駆動部
42b…背板駆動部
42c…ヘッドレスト駆動部
42d…レッグレスト駆動部
61a…制御部
61c…計時部
62…表示装置
65…操作パネル
66…マニュアルレベルインジケータ
67…オートレベルインジケータ
73…オート操作スイッチ
74…設定操作スイッチ
ステップs21…フィルタ処理
ステップt23…サンプリング処理
ステップs22,t24…インジケータ表示

Claims (19)

  1. 少なくとも昇降、起倒、伸縮、及び、回転のうち何れかの動作が可能な医療用診療装置において動作する動作部の動作を操作する操作スイッチと、
    該操作スイッチの操作に基づいて前記動作部を駆動する駆動部の駆動を制御する制御部とで構成され、
    前記制御部が、
    前記操作スイッチの操作圧力及び操作時間のいずれか一方の操作に応じて、前記駆動部による前記動作部の動作変化を調整する調整処理を実行する
    医療用診療装置の操作装置。
  2. 前記動作変化の変化状況を表示する変化状況表示部が備えられた
    請求項1に記載の医療用診療装置の操作装置。
  3. 前記操作スイッチが、操作圧力を検知する感圧式スイッチで構成されるとともに、
    操作圧力の圧力レベルあるいは動作変化レベルを表示するレベル表示部が備えられ、
    前記制御部が、
    前記感圧式スイッチが検知した操作圧力に応じて、前記駆動部による前記動作部の前記動作変化を調整する調整処理を実行するとともに、
    前記レベル表示部に前記圧力レベルあるいは前記動作変化レベルを表示する表示処理を実行する
    請求項1又は2に記載の医療用診療装置の操作装置。
  4. 前記制御部が、
    前記感圧式スイッチが検知した操作圧力の変化を所定の範囲で整流化して、前記駆動部を制御する整流化処理を実行する
    請求項3に記載の医療用診療装置の操作装置。
  5. 前記操作スイッチの前記操作時間を検出する計時部と、
    前記操作スイッチの前記操作時間によって変化する前記動作部の動作変化レベルを表示する動作変化レベル表示部とが備えられ、
    前記制御部が、
    前記計時部が検出した前記操作時間に応じて、前記駆動部による前記動作部の前記動作変化を調整する調整処理を実行するとともに、
    前記動作変化レベル表示部に前記動作変化レベルを表示する表示処理を実行する
    請求項1又は2に記載の医療用診療装置の操作装置。
  6. 前記制御部が実行する前記調整処理において調整する前記動作部の前記動作変化が、
    前記駆動部による前記動作部の動作速度である
    請求項1乃至5のうちいずれかに記載の医療用診療装置の操作装置。
  7. 前記動作速度の最大速度を設定する最大速度設定部が設けられ、
    前記制御部が、前記駆動部によって駆動する前記動作部の前記動作速度の変化を前記最大速度で制限する制限処理を実行する
    請求項6に記載の医療用診療装置の操作装置。
  8. 前記医療用診療装置の前記動作速度のうち、立上速度、立下速度、及び最大速度のうち少なくともひとつを設定する速度設定部が設けられ、
    前記調整処理が、
    前記操作スイッチの操作圧力及び前記操作時間のいずれか一方の操作に応じて、前記駆動部による前記動作部の前記動作速度を、前記速度設定部で設定された速度で調整する処理である
    請求項6に記載の医療用診療装置の操作装置。
  9. 前記動作部が予め設定した所定位置まで動作することを操作入力するオート操作スイッチが備えられ、
    前記オート操作スイッチが、操作圧力を検知する感圧式スイッチで構成され、
    前記制御部が、
    前記オート操作スイッチが検知した操作圧力に応じて、前記駆動部による前記動作部のオート動作速度を調整する調整処理を実行する
    請求項1乃至8のうちいずれかに記載の医療用診療装置の操作装置。
  10. 操作圧力の圧力レベルあるいは前記オート動作速度を表示するオート操作レベル表示部が備えられた
    請求項9に記載の医療用診療装置の操作装置。
  11. 前記感圧式スイッチで構成した前記オート操作スイッチの操作時間を検出する計時部が備えられ、
    前記制御部が、
    前記オート操作スイッチが検知した操作圧力及び前記計時部によって検出された前記操作時間に応じて、前記駆動部による前記動作部の前記オート動作速度を調整する調整処理を実行する
    請求項9又は10に記載の医療用診療装置の操作装置。
  12. 前記調整処理は、前記計時部で検出された所定時間経過内の操作圧力の最大値又は平均値によって前記オート動作速度を調整する
    請求項11に記載の医療用診療装置の操作装置。
  13. 前記調整処理は、前記計時部で計時された所定時間内に検出された操作圧力のうち降下速度が所定値以上となる直前の操作圧力によって前記オート動作速度を調整する
    請求項11に記載の医療用診療装置の操作装置。
  14. 前記制御部は、
    前記計時部で検出された所定時間経過内の前記感圧式スイッチで構成した前記オート操作スイッチの操作は、スイッチが検知した操作圧力によらず、ON/OFF操作として制御する
    請求項11乃至13のうちいずれかに記載の医療用診療装置の操作装置。
  15. 前記駆動部による前記動作部の動作は、
    座席の昇降、前記座席の回転、うがい鉢の回転、背板の傾動、ヘッドレストの傾動、前記ヘッドレストの伸縮、レッグレストの傾動、及び前記レッグレストの伸縮のうち少なくともひとつである
    請求項1乃至14のうちいずれかに記載の医療用診療装置の操作装置。
  16. 前記駆動部が、油圧シリンダあるいは電動モータで構成された
    請求項1乃至15のうちいずれかに記載の医療用診療装置の操作装置。
  17. 前記操作スイッチが、前記医療用診療装置に設けられた操作パネルあるいはフートコントローラで構成された
    請求項1乃至16のうちいずれかに記載の医療用診療装置の操作装置。
  18. 請求項1乃至17のうちいずれかに記載の医療用診療装置の操作装置と、
    座席、背板、ヘッドレスト、レッグレスト、及び、うがい鉢うち少なくとも1つを有する前記医療用診療装置とで構成される
    医療用診療システム。
  19. (a)少なくとも昇降、起倒、伸縮、及び、回転のうち何れかの動作が可能な医療用診療装置において動作する動作部の動作の操作を受け付ける工程と、
    (b)前記(a)工程において受け付けた操作に基づいて前記動作部を駆動する駆動部の駆動を制御する工程とを備え、
    前記(b)工程は、前記(a)工程において受け付けた操作の圧力及び操作時間のいずれか一方の操作に応じて、前記駆動部による前記動作部の動作変化を調整する調整処理を実行する
    医療用診療装置の操作方法。
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