JP2019193403A - コイルの挿入方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コイルをステータコアに確実に挿入できるコイルの挿入方法を実現する。【解決手段】本発明の一形態に係るコイルの挿入方法は、コイル20とステータコア10とを相対的に移動させ、コイル20の各々の脚部21aをステータコア10のスロット部に挿入する工程と、コイル20とステータコア10との接近量を検出する工程と、コイル20に作用する荷重を検出する工程と、コイル20に作用する荷重に対するコイル20とステータコア10との接近量が第1の閾値より小さく、且つコイル20とステータコア10との接近量が第2の閾値以上である場合、コイル20とステータコア10との相対的な移動を停止する工程と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、コイルの挿入方法に関し、例えば、セグメントコイルの脚部がステータコアにおけるU相、V相、W相の各々のスロット部に挿入可能な状態で当該セグメントコイルが組まれたコイルをスロット部に挿入する方法に関する。
近年、セグメントコイルをコイルに用いたモータが製造されている。このとき、ステータコアの端面に設けられたカフサにセグメントコイルの折り返し部が略接触するまで、コイルをステータコアに挿入する必要がある。
そのため、例えば、挿入したコイルに作用する荷重を検出し、当該荷重が予め設定された閾値以上になると、セグメントコイルの折り返し部がカフサに略接触するまでコイルがステータコアに挿入されたと判定している。
ところで、特許文献1には、ブレードに巻かれたコイルをストリッパによりステータコアのスロット部に挿入するコイルの挿入方法が開示されている。但し、特許文献1のコイルの挿入方法は、セグメントコイルを用いたコイルをステータコアに挿入する技術ではない。
一般的なコイルの挿入方法においては、例えば、コイルの脚部がスロット部の周面に接触するなどに起因して、検出した荷重が大きくなって閾値以上になっても、セグメントコイルの折り返し部がカフサに略接触するまでコイルがステータコアに挿入されたと誤判定してしまう場合がある。そのため、コイルがステータコアに確実に挿入されていない場合がある。
本発明は、上記を鑑みなされたものであって、コイルをステータコアに確実に挿入できるコイルの挿入方法を実現する。
本発明の一態様に係るコイルの挿入方法は、セグメントコイルの脚部がステータコアにおけるU相、V相、W相の各々のスロット部に挿入可能な状態で前記セグメントコイルが組まれたコイルを前記スロット部に挿入する方法であって、
前記コイルが前記ステータコアに接近するように、前記コイルと前記ステータコアとを相対的に移動させ、前記コイルの各々の脚部を前記スロット部に挿入する工程と、
前記コイルと前記ステータコアとの接近量を検出する工程と、
前記コイルと前記ステータコアとを相対的に移動させた際に当該コイルに作用する荷重を検出する工程と、
前記コイルに作用する荷重に対する前記コイルと前記ステータコアとの接近量が予め設定された第1の閾値より小さいか否かを判定する工程と、
前記コイルと前記ステータコアとの接近量が予め設定された第2の閾値以上か否かを判定する工程と、
前記コイルに作用する荷重に対する前記コイルと前記ステータコアとの接近量が前記第1の閾値より小さく、且つ前記コイルと前記ステータコアとの接近量が前記第2の閾値以上である場合、前記コイルと前記ステータコアとの相対的な移動を停止する工程と、
を備える。
前記コイルが前記ステータコアに接近するように、前記コイルと前記ステータコアとを相対的に移動させ、前記コイルの各々の脚部を前記スロット部に挿入する工程と、
前記コイルと前記ステータコアとの接近量を検出する工程と、
前記コイルと前記ステータコアとを相対的に移動させた際に当該コイルに作用する荷重を検出する工程と、
前記コイルに作用する荷重に対する前記コイルと前記ステータコアとの接近量が予め設定された第1の閾値より小さいか否かを判定する工程と、
前記コイルと前記ステータコアとの接近量が予め設定された第2の閾値以上か否かを判定する工程と、
前記コイルに作用する荷重に対する前記コイルと前記ステータコアとの接近量が前記第1の閾値より小さく、且つ前記コイルと前記ステータコアとの接近量が前記第2の閾値以上である場合、前記コイルと前記ステータコアとの相対的な移動を停止する工程と、
を備える。
本発明によれば、コイルをステータコアに確実に挿入できるコイルの挿入方法を実現できる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
先ず、本実施の形態で用いられるステータコア及びコイルの構成を説明する。図1は、本実施の形態のコイルの挿入方法において、コイルをステータコアに挿入する様子を模式的に示す図である。
ステータコア10は、例えば、磁性鋼板が積層されて成り、図示は省略するが、円環状のヨーク部、ヨーク部から径方向内側に突出するティース部及びティース部の間に配置された、U相、V相、W相のスロット部を備えている。このようなステータコア10の積層方向(即ち、厚さ方向)の両面には、カフサ11が設けられている。なお、図1では、カフサ11を簡略化して示している。
コイル20は、複数のセグメントコイル21を組んで成る。セグメントコイル21は、略逆U字形状に形成された平角導体であり、二本の脚部21a及び当該脚部21aを連結する折り返し部21bを備えている。このようなセグメントコイル21の脚部21aは、ステータコア10のU相、V相、W相のいずれかのスロット部に挿入される。
次に、本実施の形態のコイル20をステータコア10に挿入する際に用いる挿入装置1の構成を説明する。なお、以下の説明では、コイル20の挿入方向を下方とし、コイル20の挿入方向に対して逆方向を上方として説明するが、当該方向は、挿入装置1の配置に応じて、適宜、変更することができる。
挿入装置1は、図1に示すように、第1の移動機構2、第2の移動機構3、カフサ押さえ4及び制御装置5を備えている。第1の移動機構2は、コイル20を挿入装置1の上下方向に移動させる。第1の移動機構2は、第1の加圧プレート2a、第2の加圧プレート2b、弾性部材2c、荷重検出部2d及び駆動機構2eを備えている。
第1の加圧プレート2aは、例えば、挿入装置1の上下方向から見て、コイル20の上端部の略全域を覆う広さを有し、例えば、円形の板体である。このような第1の加圧プレート2aには、コイル20を保持するためのチャック(図示を省略)が設けられている。
第2の加圧プレート2bは、第1の加圧プレート2aに対して上方に配置されている。つまり、第2の加圧プレート2bは、挿入装置1の上下方向から見て、第1の加圧プレート2aと重なるように配置されている。第2の加圧プレート2bは、例えば、第1の加圧プレート2aと略等しい形状とされている。
弾性部材2cは、第1の加圧プレート2aと第2の加圧プレート2bとを連結する。弾性部材2cは、例えば、コイルバネを備えており、上端部が第2の加圧プレート2bに固定され、下端部が第1の加圧プレート2aに固定されている。但し、弾性部材2cは、コイルバネに限らず、第2の加圧プレート2bの上下方向の移動を第1の加圧プレート2aに良好に伝達でき、且つ挿入装置1の上下方向に変形可能な樹脂製品や板バネなどでもよい。
荷重検出部2dは、第1の加圧プレート2aと第2の加圧プレート2bとの間に配置されている。荷重検出部2dとしては、一般的な荷重センサを用いることができ、例えば、ロードセルを用いることができる。
駆動機構2eは、第1の加圧プレート2a及び第2の加圧プレート2bを挿入装置1の上下方向に移動させる。駆動機構2eは、モータ2fを備えており、モータ2fの駆動力が第2の加圧プレート2bに伝達されるように当該第2の加圧プレート2bに接続されている。
モータ2fは、制御装置5から入力される制御信号に基づいて動作する。モータ2fは、例えば、図示を省略するエンコーダを備えており、当該エンコーダは、検出したモータ2fの回転角度(即ち、回転数)を示す検出信号を制御装置5に出力する。
このような第1の移動機構2によれば、モータ2fが駆動すると、第2の加圧プレート2b及び弾性部材2cを介して第1の加圧プレート2aが挿入装置1の上下方向に移動する。
第2の移動機構3は、第1の移動機構2に対して下方に配置されており、加圧プレート3a及び駆動機構3bを備えている。加圧プレート3aは、ステータコア10を下方から支持する。加圧プレート3aは、少なくともステータコア10のスロット部と対応する貫通部を備えており、例えば、ステータコアのヨーク部が載置される円環状の板体を基本形態とし、ステータコア10の下面に固定されたカフサ11を下方から押さえることができる構成であるとよい。
駆動機構3bは、加圧プレート3aを挿入装置1の上下方向に移動させる。駆動機構3bは、モータ3cを備えており、モータ3cの駆動力が加圧プレート3aに伝達されるように当該加圧プレート3aに接続されている。
モータ3cは、制御装置5から入力される制御信号に基づいて動作する。モータ3cは、例えば、図示を省略するエンコーダを備えており、当該エンコーダは、検出したモータ3cの回転角度を示す検出信号を制御装置5に出力する。
このような第2の移動機構3によれば、モータ3cが駆動すると、加圧プレート3aが挿入装置1の上下方向に移動する。
カフサ押さえ4は、挿入装置1の上下方向において第1の移動機構2と第2の移動機構3との間に配置されており、コイル20をステータコア10に挿入する際に、ステータコア10の上面に固定されたカフサ11を上方から押さえる。なお、挿入装置1は、ステータコア10の下面に固定されたカフサ11を下方から押さえるカフサ押さえを備えていてもよい。
制御装置5は、詳細は後述するが、コイル20をステータコア10に挿入するために、荷重検出部2d及びモータ2fのエンコーダ、モータ3cのエンコーダの検出信号に基づいてモータ2f及びモータ3cを制御する。
次に、上述の構成の挿入装置1を用いた本実施の形態のコイル20の挿入方法を説明する。なお、本実施の形態のコイル20の挿入方法は、制御装置5においてプログラムを実行させることで実現できる。
コイル20の挿入方法を実施する前に、先ず、ステータコア10を第2の移動機構3の加圧プレート3aの上面に配置する。このとき、ステータコア10のスロット部が加圧プレート3aと重ならないように当該ステータコア10を配置する。そして、ステータコア10の上面に設けられたカフサ11をカフサ押さえ4によって上方から押さえる。これにより、ステータコア10は、加圧プレート3aに固定される。
一方で、コイル20を第1の移動機構2に固定する。詳細には、コイル20におけるセグメントコイル21の折り返し部21bが脚部21aに対して上側に配置され、大凡、セグメントコイル21の脚部21aが挿入装置1の上下方向に延在するように、コイル20を配置する。
そして、コイル20の上端部(即ち、セグメントコイル21の折り返し部21bの上端部)を第1の加圧プレート2aの下面に接触させた状態で、コイル20を第1の加圧プレート2aに設けられたチャックで固定する。
このとき、コイル20の各々の脚部21aは、挿入装置1の上下方向から見て、ステータコア10におけるU相、V相、W相のいずれか所望のスロット部と重なるように配置する。つまり、コイル20の各々の脚部21aを、ステータコア10の所望のスロット部の上方に配置する。
このようにステータコア10を第2の移動機構3の加圧プレート3aに固定すると共に、コイル20を第1の移動機構2の第1の加圧プレート2aに固定した状態で、制御装置5は、モータ2f及びモータ3cを制御する。
これにより、コイル20がステータコア10に接近するように、第1の加圧プレート2aを介してコイル20が下方に移動すると共に、加圧プレート3aを介してステータコア10が上方に移動する。つまり、コイル20とステータコア10とが相対的に移動する。そして、コイル20の脚部21aがステータコア10のスロット部に挿入されていく。
このとき、モータ2fのエンコーダは、モータ2fの回転角度を示す検出信号を制御装置5に出力する。また、モータ3cのエンコーダは、モータ3cの回転角度を示す検出信号を制御装置5に出力する。さらに、荷重検出部2dは、コイル20に作用する荷重を示す検出信号を制御装置5に出力する。
制御装置5は、モータ2f及びモータ3cのエンコーダから入力される検出信号に基づいて、コイル20とステータコア10との接近量を検出する。詳細には、制御装置5は、予め設定されたモータ2fの回転角度と第1の加圧プレート2aの移動量との関係と、入力された検出信号が示すモータ2fの回転角度と、に基づいて、コイル20の移動量(即ち、コイル20が下方に移動を開始してからの総移動量)を検出する。このとき、制御装置5は、例えば、コイル20の下方への移動を+の値とし、コイル20の上方への移動を−の値とする。
また、制御装置5は、重複する説明は省略するが、ステータコア10の移動量(即ち、ステータコア10が上方に移動を開始してからの総移動量)も同様に検出する。このとき、制御装置5は、例えば、ステータコア10の上方への移動を+の値とし、ステータコア10の下方への移動を−の値とする。そして、制御装置5は、コイル20の移動量と、ステータコア10の移動量と、を加算して、コイル20とステータコア10との接近量を検出する。
また、制御装置5は、荷重検出部2dから入力される検出信号に基づいて、コイル20に作用する荷重を検出する。つまり、制御装置5は、コイル20が第1の移動機構2によって押し込まれた際にステータコア10から受ける荷重を検出する。
ここで、コイル20とステータコア10との接近量と、コイル20に作用する荷重と、の関係は、例えば、図2のように示すことができる。図2は、コイルとステータコアとの接近量と、コイルに作用する荷重と、の関係を示す図である。
コイル20をステータコア10に挿入する際、図2に示すように、コイル20に作用する荷重が増加するのに伴って、当初は、コイル20とステータコア10との接近量が急激に増加する。つまり、コイル20に作用する荷重が増加するのに伴って、コイル20の脚部21aが順調にステータコア10のスロット部に挿入されていき、コイル20が急激にステータコア10に接近する。
さらに、コイル20に作用する荷重が増加すると、コイル20とステータコア10との接近量の増加は急激に小さくなる。これは、コイル20におけるセグメントコイル21の折り返し部21bの下面がステータコア10の上面に設けられたカフサ11の上面に接触したことで、コイル20とステータコア10との接近量の増加が小さくなったものである。
そこで、制御装置5は、コイル20に作用する荷重に対するコイル20とステータコア10との接近量(即ち、コイル20とステータコア10との接近量をコイル20に作用する荷重で除した値)が予め設定された第1の閾値より小さいか否かを判定する。第1の閾値は、例えば、予め実験やシミュレーションなどを行い、コイル20に作用する荷重に対するコイル20とステータコア10との接近量が急激に小さくなった際の、コイル20に作用する荷重に対するコイル20とステータコア10との接近量に設定することができる。
しかし、コイル20の脚部21aがステータコア10のスロット部の周面に引っ掛かった場合も、コイル20に作用する荷重に対するコイル20とステータコア10との接近量が第1の閾値より小さくなり、コイル20におけるセグメントコイル21の折り返し部21bがステータコア10に設けられたカフサ11に接触したと誤判定してしまう。
そのため、制御装置5は、さらにコイル20とステータコア10との接近量が予め設定された第2の閾値以上か否かを判定する。第2の閾値は、例えば、予め実験やシミュレーションなどを行い、コイル20におけるセグメントコイル21の折り返し部21bの下面がステータコア10の上面に設けられたカフサ11の上面に接触する、コイル20とステータコア10との接近量に設定することができる。
これにより、コイル20に作用する荷重に対するコイル20とステータコア10との接近量が第1の閾値より小さくなっても、コイル20とステータコア10との接近量が第2の閾値より小さい場合、コイル20におけるセグメントコイル21の折り返し部21bがステータコア10に設けられたカフサ11に接触したと誤判定することを抑制できる。
制御装置5は、コイル20に作用する荷重に対するコイル20とステータコア10との接近量が第1の閾値より小さく、且つコイル20とステータコア10との接近量が第2の閾値以上の場合、コイル20におけるセグメントコイル21の折り返し部21bがステータコア10に設けられたカフサ11に接触したと判定し、コイル20及びステータコア10の移動が停止するように、モータ2f及びモータ3cを制御する。これにより、コイル20におけるステータコア10への挿入が完了する。
このように本実施の形態のコイル20の挿入方法は、コイル20に作用する荷重に対するコイル20とステータコア10との接近量、及びコイル20とステータコア10との接近量に基づいて、コイル20及びステータコア10の移動を制御している。
そのため、コイル20におけるセグメントコイル21の折り返し部21bがステータコア10に設けられたカフサ11に接触したとの誤判定を抑制しつつ、コイル20におけるセグメントコイル21の折り返し部21bがステータコア10に設けられたカフサ11に接触するまで、コイル20をステータコア10に確実に挿入することができる。これにより、本実施の形態のコイル20の挿入方法は、ステータの品質の向上及び安定性に寄与できる。
ここで、挿入装置1は、ステータコア10の上面までの距離を検出する距離検出部6を備えているとよい。距離検出部6としては、一般的な変位センサを用いることができ、例えば、レーザや超音波式の測距センサを用いることができる。距離検出部6は、ステータコア10の上面までの距離を示す検出信号を制御装置5に出力する。
ステータコア10は、磁性鋼板を積層して構成しているため、ステータコア10毎に厚みに個体差が生じるが、コイル20をステータコア10に挿入する毎に当該ステータコア10の上面までの距離を検出することで、コイル20とステータコア10との接近量の基準位置を修正することができる。つまり、コイル20をステータコア10に挿入する毎に、ステータコア10の上面とコイル20の上端部との間隔が略一定になるように修正することができる。そのため、ステータコア10の個体差に影響されずに、コイル20をステータコア10に良好に挿入できる。
本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、本実施の形態では、第1の移動機構2及び第2の移動機構3を用いて、コイル20及びステータコア10を移動させているが、コイル20又はステータコア10のいずれか一方を移動させて、コイル20をステータコア10に挿入してもよい。この場合、コイル20又はステータコア10のいずれか一方の移動量が0になる。
1 コイルの挿入装置
2 第1の移動機構、2a 第1の加圧プレート、2b 第2の加圧プレート、2c 弾性部材、2d 荷重検出部、2e 駆動機構、2f モータ
3 第2の移動機構、3a 加圧プレート、3b 駆動機構、3c モータ
4 カフサ押さえ
5 制御装置
6 距離検出部
10 ステータコア
11 カフサ
20 コイル、21 セグメントコイル、21a 脚部、21b 折り返し部
2 第1の移動機構、2a 第1の加圧プレート、2b 第2の加圧プレート、2c 弾性部材、2d 荷重検出部、2e 駆動機構、2f モータ
3 第2の移動機構、3a 加圧プレート、3b 駆動機構、3c モータ
4 カフサ押さえ
5 制御装置
6 距離検出部
10 ステータコア
11 カフサ
20 コイル、21 セグメントコイル、21a 脚部、21b 折り返し部
Claims (1)
- セグメントコイルの脚部がステータコアにおけるU相、V相、W相の各々のスロット部に挿入可能な状態で前記セグメントコイルが組まれたコイルを前記スロット部に挿入する方法であって、
前記コイルが前記ステータコアに接近するように、前記コイルと前記ステータコアとを相対的に移動させ、前記コイルの各々の脚部を前記スロット部に挿入する工程と、
前記コイルと前記ステータコアとの接近量を検出する工程と、
前記コイルと前記ステータコアとを相対的に移動させた際に当該コイルに作用する荷重を検出する工程と、
前記コイルに作用する荷重に対する前記コイルと前記ステータコアとの接近量が予め設定された第1の閾値より小さいか否かを判定する工程と、
前記コイルと前記ステータコアとの接近量が予め設定された第2の閾値以上か否かを判定する工程と、
前記コイルに作用する荷重に対する前記コイルと前記ステータコアとの接近量が前記第1の閾値より小さく、且つ前記コイルと前記ステータコアとの接近量が前記第2の閾値以上である場合、前記コイルと前記ステータコアとの相対的な移動を停止する工程と、
を備える、コイルの挿入方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018082440A JP2019193403A (ja) | 2018-04-23 | 2018-04-23 | コイルの挿入方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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