JP2019193147A - 撮像装置、撮像方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ジャイロの情報を用いてパノラマ撮像の進捗を表示すると、撮像が進むほど誤差が大きくなる。【解決手段】 撮像装置は、撮像手段と、慣性情報を用いて前記撮像手段の動きを検出する第1の検出手段と、前記複数の画像を比較することで前記複数の画像の位置ずれを検出する第2の検出手段と、検出された前記位置ずれに基づいて、前記複数の画像を合成することでパノラマ画像を生成する合成手段と、表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記合成手段によってN番目のフレームまでの合成が完了している場合に、前記N番目のフレームまでを合成して生成されたパノラマ画像の大きさに関する情報と、(N+1)番目のフレームから(N+M)番目のフレームに対応する前記第1の検出手段によって検出された前記撮像手段の動きに基づいて、前記パノラマ画像の合成の進捗を示す情報を生成する。【選択図】 図3

Description

本発明は、複数の画像を合成してパノラマ画像を作成する撮像装置に関するものであり、特にパノラマ撮像を行う際の進捗情報の生成および表示に関するものである。
特許文献1などでは、デジタルカメラなどの撮像装置をパンニングしながら複数の画像を撮像し、撮像した画像を繋ぎ合わせてパノラマ画像を生成する方法が開示されている。
特許文献では、パノラマ撮像を行う際に、パノラマ撮像の進捗を、ジャイロセンサなどからの検出された加速度などの情報を用いて算出し表示する方法が開示されている。
特開2010−28764号公報 特開2012−105121号公報
しかしながら、デジタルカメラなどの撮像装置に搭載されたジャイロセンサなどから検出された角速度などの慣性情報に、さまざまな要因で多くの誤差が含まれ、連続撮像を繰り返すパノラマ撮像では、撮像が進むほど進捗情報の精度が低下してしまう。
そこで、パノラマ合成の実際の進捗を表示する方法が提案されている。図7は、パノラマ撮像および合成処理のタイミングを説明するための図である。
図7では、パノラマ撮像の開始から終了までの撮像制御、撮像、現像、位置合わせ、合成のタイミング関係を簡単に示している。図7に示した図は、一連の動作の中の4つの撮像画像に関する動作を示している。時刻701、702、703において撮像動作を行うよう指示が出され、時刻711、712、713において合成画像が生成される。それぞれの撮像動作の開始から合成画像が生成されるまで、長いタイムラグが生じることが示されている。もし、上述したように、パノラマ合成の実際の進捗を表示する方法でユーザに提示すれば、ユーザの撮像制御動作と提示された進捗とに大きなライムラグがあり、ユーザがリアルタイムにパノラマ撮像の進捗の情報を得ることができない。
また、パノラマ合成の実際の進捗を表示する方法では、パンニングの最大範囲の端に達したことの検出が遅れる。パンニングの最大範囲は、デジタルカメラなどの撮像装置のスペックを考慮した合成可能な最大の画像幅を示しており、パンニングの最大範囲を超えてパノラマ撮像を続けてもそれ以上の幅を持つパノラマ画像を作成することが不可能である。しかし、パンニングの最大範囲の端に達したことの検出が遅れると、ユーザがパノラマ画像の作成が続けられないと知らないまま、無駄なパンニング動作をする可能性が生じる。
図7を用いて説明すると、たとえば、時刻713で、パノラマ画像の幅が最大範囲に達したものと仮定する。しかしながら、時刻713で完成した合成の処理に用いられた画像は、時刻721で撮像がすでに完了しており、長いタイムラグがあることが図7に示されている。さらに、時刻713にならないと、ユーザが一連の処理が終了されることを意識していないため、時刻703を過ぎても撮像の動作を続けてしまい、結局時刻703以降に撮像された画像が合成に使えなくなってしまう。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、パノラマ撮像の進捗状況を精度よくユーザに提示することができる撮像装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、本願発明は、複数の画像を撮像する撮像手段と、慣性情報を用いて撮像を行うときの前記撮像手段の動きを検出する第1の検出手段と、前記複数の画像の少なくとも一部の画像を比較することで前記複数の画像の位置ずれを検出する第2の検出手段と、検出された前記位置ずれに基づいて、前記複数の画像を合成することでパノラマ画像を生成する合成手段と、前記パノラマ画像の合成の進捗を示す情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記撮像手段によって(N+M)番目のフレームの画像が撮像され、前記合成手段によってN番目のフレームまでの合成が完了している場合に、前記N番目のフレームまでを合成して生成されたパノラマ画像の大きさに関する情報と、(N+1)番目のフレームから(N+M)番目のフレームに対応する前記第1の検出手段によって検出された前記撮像手段の動きに基づいて、前記パノラマ画像の合成の進捗を示す情報を生成することを特徴とする撮像装置を提供する。
本発明の構成によれば、パンニング領域で光軸方向での距離が大きく離れた被写体があっても、違和感の小さいパノラマ画像を合成する撮像装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るデジタルカメラの概略構成を示す背面斜視図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるパノラマ撮像を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるパノラマ合成の各動作のタイミングを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態におけるパノラマ合成において表示部101の表示を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態におけるパノラマ合成において表示部101の表示を説明するための図である。 パノラマ撮像および合成処理のタイミングを説明するための図である。
以下では、添付の図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラの概略構成を示す背面斜視図である。
デジタルカメラ100の背面には、画像や各種の情報を表示する表示部101と、ユーザによる各種操作を受け付ける各種スイッチやボタン等の操作部材からなる操作部102が設けられている。また、デジタルカメラ100の背面には、撮像モード等を切り替えるモード切替スイッチ104と、回転操作可能なコントローラホイール103が設けられている。デジタルカメラ100の上面には、撮像指示を行うシャッタボタン121と、デジタルカメラ100の電源のオン/オフを切り替える電源スイッチ122と、被写体に対して閃光を照射するストロボ141が設けられている。
デジタルカメラ100は、有線あるいは無線通信を介して外部装置と接続可能であり、外部装置に画像データ(静止画データ、動画データ)等を出力することができる。デジタルカメラ100の下面には、蓋131により開閉可能な記録媒体スロット(不図示)が設けられており、記録媒体スロットに対してメモリカード等の記録媒体130を挿抜することができるようになっている。
記録媒体スロットに格納された記録媒体130は、デジタルカメラ100のシステム制御部210(図2参照)と通信可能である。なお、記録媒体130は、記録媒体スロットに対して挿抜可能なメモリカード等に限定されるものではなく、光学ディスクやハードディスク等の磁気ディスクであってもよく、更に、デジタルカメラ100の本体に内蔵されていてもよい。
図2は、デジタルカメラ100のハードウェア構成を示すブロック図である。デジタルカメラ100は、バリア201、撮像レンズ202、シャッタ203及び撮像部204を備える。バリア201は、撮像光学系を覆うことにより、撮像光学系の汚れや破損を防止する。撮像レンズ202は、ズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群により構成されており、撮像光学系を構成する。シャッタ203は、絞り機能を備え、撮像部204に対する露光量を調節する。撮像部204は、光学像を電気信号(アナログ信号)に変換する撮像素子であり、例えば、RGBの画素が規則的に配置されたベイヤー配列構造を有するCCDセンサやCMOSセンサ等のイメージセンサである。なお、シャッタ203は、機械式シャッタ(以下、メカシャッタという)であってもよいし、撮像素子のリセットタイミングの制御によって蓄積時間を制御する電子シャッタであってもよい。
または、撮像部204を、ステレオ画像が取得できる、1つ画素に複数の光電変換部に設けられる構造にすれば、後述する自動焦点検出(AF)処理がより素早くできる。
デジタルカメラ100は、A/D変換器205、画像処理部206、メモリ制御部207、D/A変換器208、メモリ209及びシステム制御部210を備える。撮像部204からA/D変換器205へアナログ信号が出力され、A/D変換器205は、取得したアナログ信号をデジタル信号からなる画像データに変換して、画像処理部206またはメモリ制御部207へ出力する。
画像処理部206は、A/D変換器205から取得した画像データまたはメモリ制御部207から取得したデータに対して、画素補間やシェーディング補正等の補正処理、ホワイトバランス処理、γ補正処理、色変換処理等を行う。また、画像処理部206は、画像の切り出しや変倍処理を行うことで電子ズーム機能を実現する。更に、画像処理部206は撮像した画像の画像データを用いて所定の演算処理を行い、こうして得られた演算結果に基づいてシステム制御部210が露光制御や測距制御を行う。例えば、システム制御部210により、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(ストロボプリ発光)処理が行われる。画像処理部206は、撮像した画像の画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果を用いて、システム制御部210はTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
画像処理部206は、複数の画像からパノラマ画像を合成し、またその合成結果の判断を行う画像合成処理回路を有する。画像合成処理回路は、単純な加算平均合成だけでなく、合成対象の画像データの各領域において最も明るい値または暗い値を持つ画素を選択して1枚の画像データを生成する比較明合成や比較暗合成等の処理を行うことができる。また、合成結果を特定の基準に基づいて評価し、判定する。たとえば、合成された画像の数が所定数に満たさない場合や、合成後の画像の長さが基準値に満たさない場合に、合成に失敗したと判定する。なお、画像処理部206を備える構成の代わりに、システム制御部210によるソフトウェア処理によって画像合成処理の機能を実現する構成としてもよい。
A/D変換器205から出力される画像データは、画像処理部206及びメモリ制御部207を介して、或いは、メモリ制御部207を介して、メモリ209に書き込まれる。メモリ209は、表示部101に表示する画像データを格納する画像表示用メモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。メモリ209は、所定枚数の静止画像、パノラマ画像(広角画像)、パノラマ画像合成結果を格納することができる記憶容量を備えている。なお、メモリ209は、システム制御部210が不揮発性メモリ211から読み出したプログラム等を展開する作業領域として用いることもできる。
メモリ209に格納されている画像表示用データ(デジタルデータ)は、D/A変換器208に送信される。D/A変換器208は、受信したデジタルデータをアナログ信号に変換して表示部101に供給し、これにより、表示部101に画像が表示される。表示部101は、液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ等の表示装置であり、D/A変換器208からのアナログ信号に基づいて画像を表示する。表示部101における画像表示のオン/オフは、システム制御部210によって切り替えられ、画像表示をオフにすることで電力消費を低減させることができる。なお、撮像部204からA/D変換器205を通じてメモリ209に蓄積されるデジタル信号をD/A変換器208によりアナログ信号に変換して表示部101に逐次表示することにより、スルー画像を表示する電子ビューファインダ機能を実現することができる。
デジタルカメラ100は、不揮発性メモリ211、システムタイマ212、システムメモリ213、検出部215及びストロボ制御部217を備える。不揮発性メモリ211は、電気的に消去や記憶が可能なメモリ(例えば、EEPROM等)であり、システム制御部210が実行するプログラムや動作用の定数等を格納する。また、不揮発性メモリ211は、システム情報を記憶する領域やユーザ設定情報を記憶する領域を有しており、システム制御部210は、デジタルカメラ100の起動時に不揮発性メモリ211に記憶された種々の情報や設定を読み出して復元する。
システム制御部210は、CPUを備え、不揮発性メモリ211に記憶されている各種のプログラムコードを実行することにより、デジタルカメラ100の全体的な動作を制御する。なお、システム制御部210が不揮発性メモリ211から読み出したプログラムや動作用の定数、変数等は、システムメモリ213上に展開される。システムメモリ213には、RAMが用いられる。更に、システム制御部210は、メモリ209やD/A変換器208、表示部101等を制御することにより、表示制御を行う。システムタイマ212は、各種の制御に用いる時間や内蔵された時計の時間を計測する。ストロボ制御部217は、被写体の明るさに応じて、ストロボ141の発光を制御する。検出部215は、ジャイロセンサや加速度センサを含み、デジタルカメラ100の角速度情報、加速度情報、および、姿勢情報等を取得する。なお、角速度情報は、デジタルカメラ100によるパノラマ撮像時の角速度及び角加速度の情報を含む。また、姿勢情報は、水平方向に対するデジタルカメラ100の傾き等の情報を含む。
図2に示される表示部101、操作部102、コントローラホイール103、シャッタボタン121、モード切替スイッチ104、電源スイッチ122及びストロボ141は、図1を参照して説明したものと同じである。
操作部102を構成する各種の操作部材は、例えば、表示部101に表示される種々の機能アイコンの選択に用いられ、所定の機能アイコンが選択されることにより、場面毎に機能が割り当てられる。即ち、操作部102の各操作部材は、各種の機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば、終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン、DISPボタン等が挙げられる。例えば、メニューボタンが押下されると、各種の設定を行うためのメニュー画面が表示部101に表示される。ユーザは、表示部101に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて、直感的に設定操作を行うことができる。
回転操作が可能な操作部材であるコントローラホイール103は、4方向ボタンと共に選択項目を指定するとき等に使用される。コントローラホイール103を回転操作すると、操作量(回転角度や回転回数等)に応じた電気的なパルス信号が発生する。システム制御部210は、このパルス信号を解析して、デジタルカメラ100の各部を制御する。
シャッタボタン121は、第1スイッチSW1と第2スイッチSW2を有する。第1スイッチSW1は、シャッタボタン121の操作途中の半押し状態でオンとなり、これにより、撮像準備を指示する信号がシステム制御部210に送信される。システム制御部210は、第1スイッチSW1がオンになった信号を受信すると、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作を開始する。第2スイッチSW2は、シャッタボタン121の操作が完了する全押し状態でオンとなり、これにより、撮像開始を指示する信号がシステム制御部210に送信される。システム制御部210は、第2スイッチSW2がオンになった信号を受信すると、撮像部204からの信号読み出しから記録媒体130への画像データの書き込みまでの一連の撮像動作を行う。
モード切替スイッチ104は、デジタルカメラ100の動作モードを、静止画撮像モード、動画撮像モード、再生モード等の各種モードの間で切り替えるためのスイッチである。静止画撮像モードは、オート撮像モード等の他に、パノラマ撮像によりパノラマ画像を合成するパノラマ画像撮像モードを含む。
デジタルカメラ100は、電源部214及び電源制御部218を備える。電源部214は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、或いは、ACアダプタ等であり、電源制御部218へ電力を供給する。電源制御部218は、電源部214における電池の装着の有無、電池の種類、電池残量等を検出し、その検出結果及びシステム制御部210の指示に基づいて、必要な電圧を必要な期間、記録媒体130を含む各部へ供給する。
デジタルカメラ100は、記録媒体130が記録媒体スロット(不図示)に装着された際に、記録媒体130とシステム制御部210との間の通信を可能にするための記録媒体I/F216を備える。記録媒体130の詳細については、図1を参照して既に説明しているため、ここでの説明を省略する。
図3は、本実施形態におけるパノラマ撮像を説明するためのフローチャートである。以下では、図3(a)および図3(b)に示したフローチャートを用いて本実施形態について説明する。そのうち、図3(a)は、主に撮像および第1の進捗情報の更新に関するフローチャートであり、図3(b)は、主に合成および第2の進捗情報の更新に関するフローチャートである。
ステップS301では、撮像部204が予め設定された焦点距離、露出、撮像感度、WB等などの撮像条件で撮像を行う。
ステップS302で、検出部215は、デジタルカメラ100の移動量を検出する。ここで検出した移動量は、後述するステップS307での第1の進捗情報の更新に用いられる。詳細は、後述する。
ステップS303で、システム制御部210は、ステップS302で検出部215が検出した移動量を用いて、画像移動量を推定する。具体的に、システム制御部210は、検出部215が検出した移動量をもとに、焦点距離の情報なども用いて、デジタルカメラ100が移動した間の画像の画角が変化したピクセル数を推定する。
ステップS304で、システム制御部210は、第2の進捗情報が更新したかどうかについて判断する。具体的に、後述するステップS307での第1の進捗情報の前回の更新から、第2の進捗情報が更新されたかどうかについて判断する。第2の進捗情報が更新された場合はステップS305に進み、システム制御部210は、第2の進捗情報を取得する。次にステップS306に進み、システム制御部210は、第2の進捗情報を用いて第1の進捗情報を更新する。この第2の進捗情報を用いて第1の進捗情報を更新する方法について、後程説明を行う。一方、ステップS304で、システム制御部210は、第2の進捗情報が更新されていなかったと判断したら、直接、ステップS307に進み、第1の進捗情報の更新を行う。
ここで第1の進捗情報は、検出部215による検出で得られる情報を反映する進捗のことを指し、たとえば、加速度センサで得られるデジタルカメラ100の位置変化から得られる情報などを反映するもの指す。第1の進捗情報は、後述する合成画像の比較から得る第2の進捗情報とは、検出部215の検出を反映する点で異なる。ここで、検出部215の検出結果を第1の進捗情報に反映しているので、第1の進捗情報はより即時的に合成の進捗を反映することができる。ステップS308で表示部101は、第1の進捗情報を表示する。
ステップS309で、システム制御部210は、撮像が最大範囲に達して完了したかどうかについて判断する。ここで撮像完了の判断基準は、予め定められた撮像枚数に達したか、合成画像の幅に達したか、設定した位置に達したか、記録媒体130の容量の上限あるいは設定した容量に達したか、などのいずれかである。システム制御部210は、後述するように、第1の進捗情報をもって合成画像の幅に達したかを判断すればよい。撮像が完了したと判断した場合は、フローを終了し、撮像が完了していなかったと判断した場合、ステップS309に進む。
以上は、図3(a)についての説明である。
次に、図3(b)について説明する。ステップS311で、画像処理部206は、ステップS301で撮像部204が撮像した画像に対して現像処理を行う。現像処理では、画像処理部206は画素補間やシェーディング補正等の補正処理、ホワイトバランス処理、γ補正処理、色変換処理等を行い、撮像画像をパノラマ合成に適する形式に変換する。なお、ステップS301で撮像部204が行った撮像とステップS311で画像処理部206が行った現像とのタイミング関係は後述する。
ステップS312で、システム制御部210は、ステップS311で現像した画像が1枚目の画像であるかどうかを判断する。1枚の画像しかない場合、合成処理などは不可能なので、ステップS311に戻り、撮像部204がステップS301で2枚目の画像を撮像すると2枚目の画像に対して現像処理を行う。一方、1枚目の画像でない場合、ステップS313に進む。
ステップS313で、システム制御部210は、ステップS311で一部の画像を比較することで、画像間の位置ずれを検出し、位置合わせを行う。具体的には、システム制御部210は画像処理部206が現像した画像と、直前に現像した画像または合成した画像とに対して、位置合わせを行う。位置合わせの方法の一例としては、テンプレートマッチング法が挙げられる。まず、画像処理部206は、ステップS311で画像処理部206が現像した画像の中央付近の歪の少ない領域を切り出す。画像処理部206は、切り出した領域を任意のサイズの小ブロックに分割する。画像処理部206は、各々のブロックのサイズが同じになるように設定することが好ましい。次に、画像処理部206は、もう片方の画像に、設定したそれぞれのブロックと同じ位置に、該ブロックよりも広い範囲を、探索範囲を設定する。最後に、画像処理部206は、もう片方の画像のそれぞれの探索範囲に、最初に設定したブロックとの輝度の差分絶対値和(Sum of Absolute Difference、以下、SADをいう)が最小となる対応点を算出する。システム制御部210は、最初に設定したブロックの中心と前述した対応点から、位置ずれをベクトルとして算出する。システム制御部210は、前述する対応点の算出において、SADのほかに、差分二乗和(Sum of Squared Difference、以下SSDをいう)や正規化相互相関(Normalized Cross Correlation、以下NCCをいう)などを用いてもよい。次に、システム制御部210は位置ずれ量から変換係数を算出する。システム制御部210は、変換係数として、例えば射影変換係数を用いる。ただし、変換係数として射影変換係数だけに限定するわけではなく、アフィン変換係数や水平垂直シフトのみの簡略化した変換係数を用いてもよい。たとえば、システム制御部210は、(式1)に示した式を用いて変形を行うことができる。
Figure 2019193147
(式1)では、(x´、y´)は変形を行った後の座標を示し、(x、y)は変形を行う前の座標を示す。行列Aは前述した変形係数を示す。最後に、画像処理部206は、算出した変形係数を、ステップS311で現像した画像のそれぞれの画素に適用することによって、画像の位置合わせができる。
ステップS314で、画像処理部206は、画像の合成を行う。合成対象の画像の重畳する領域の中央を境目として、画像処理部206は、その左側に片方の切り出し領域、右側にもう片方の切り出し領域の画素情報を合成画像に出力する。ステップS314での合成処理を繰り返すことによって、画像処理部206は、順次にパノラマ画像を作成することができる。
ステップS315で、システム制御部210は、ステップS309で画像処理部206が行った合成処理でできた合成画像の幅を用いて、第2の進捗情報を更新する。前述した第1の進捗情報は、検出部215からの情報も用いて算出されるのに対して、第2の進捗情報は、検出部215からの情報を用いずに実際に合成できた画像のピクセルなどから算出される。前述した通り、検出部215が検出した加速度などの慣性情報は、しばしば多くの誤差が含まれ、信ぴょう性が低いのに対して、実際に合成できた画像から算出した第2の進捗情報の信ぴょう性が相対的に高い。同時に、表示部101は、第2の進捗情報を表示する。
ステップS316で、システム制御部210は、処理が完了したかどうかについて判断する。ここでの処理の完了の判断基準は、ステップS309と同様でよい。
図4は、本実施形態におけるパノラマ合成の各動作のタイミングを説明するための図である。図4を用いて前述した本実施形態の流れを再度説明する。
図4に示したタイミング図では、本実施形態における第1の進捗情報の更新、撮像制御、撮像、現像、位置合わせ、合成、第2の進捗情報の更新のタイミングを表している。図4に示した図は、一連の動作の中の4つの撮像画像に関する動作を示している。時刻401においてN番目のフレームの撮像制御が行われ、続いて撮像、現像、位置合わせ、および、合成が行われ、最終的に時刻411でN番目のフレームの第2の進捗情報の更新が行われることが示されている。実際に合成が完了した進捗、つまり第2の進捗情報を基準にしてユーザに提示すると、時刻404になっても、実際に合成できたのは図4に示した最初に撮像した画像なので、表示部101は、最初に合成できた画像の進捗しか表示できない。しかしながら、図4から見れば、時刻404において、(N+3)番目の画像の撮像制御がすでに始まり、つまり、ユーザが(N+3)番目の画像の位置までパンニング動作を行った。にもかかわらず、表示部101は、N番目の画像に対応する進捗しか表示できない。
したがって、本実施形態では、実際に合成できた画像の進捗(第2の進捗情報)に加えて、検出部215が検出した情報も用いて、合成の進捗を表示する。図4に示した状況においては、時刻401、402、403のそれぞれで、表示部101は、検出部215が検出したデジタルカメラ100の移動量を用いて進捗情報を表示する。時刻404になると、検出部215が検出した移動量用いて第1の進捗情報の更新が始まる。このとき第2の進捗情報が更新されていれば、先に第2の進捗情報の更新結果を用いて第1の進捗情報の更新を行う。
表1は、上述した進捗情報の算出をさらに詳しく説明するための表である。
Figure 2019193147
表1では、時刻t1乃至t5のそれぞれで撮像完了した5個のフレームについて記している。時刻t1乃至t5のそれぞれに対応するタイミングにおいて、検出部215により検出された慣性情報から推定した画像移動量をp1乃至p5とする。第1から第5のフレームのそれぞれを用いて合成できた合成画像の端部のx座標をそれぞれx1乃至x5とする。なお、ここでは、簡易のために、円筒変換などが必要な場合、それを行った後の2次元の平面上の座標を考慮する。また、ここでは位置合わせの段階でy方向の変動を完全に打ち消されると仮定し、x方向の変化のみを考える。したがって、表1の「合成画像端の座標」に、x方向での座標のみ記載している。
ここで図4と対照しながら説明すると、仮に、表1で記載した第4のフレームは、図4における時刻404で撮像制御が開始した撮像で得られたフレームとする。図4のタイミングから見れば、第4のフレームの撮像が完了した時点、時刻401で撮像制御が開始した撮像で得られた画像を用いて合成がすでに終わっていることがわかる。つまり、第1のフレームを用いた合成画像がすでにできていて、表1における時刻t4で、合成画像端の座標x1が得られる。一方、時刻t4において、第2のフレーム乃至第4のフレームを用いた合成画像がまだできていないので、合成画像端の座標x2乃至x4はまだ得られない。しかしながら、時刻t4において、検出部215による画像移動量p1乃至p4が得られている。ここで、得られていない合成画像端の座標x2乃至x4に対応する検出部215による画像移動量p2乃至p4を用いて、第1の進捗情報を更新する。つまり、時刻t4において、第2の進捗情報は、合成画像端の座標に対応し、x4である。一方、時刻t4において、第1の進捗情報は、x1+p2+p3+p4である。
ここで、第1の進捗情報は、p1+p2+p3+p4でないことを注意されたい。前述したように、検出部215による画像移動量は、多くの誤差が含まれており、合成画像端の座標ができている部分については、合成画像から第1の進捗情報を推定する
上述のような計算は、一般化できる。つまり、(N+M)番目のフレームの撮像を完了した時点で、検出部215による画像移動量p(N+M)まで得られていて、N番目のフレームまで用いた合成画像ができていると仮定する。そこで、合成画像端の座標はxNであるので、第2の進捗情報はxNである。N番目のフレームよりも後の(N+1)番目乃至(N+M)番目のフレームについては、それらを用いる合成画像ができていないが、検出部215による画像移動量p(N+1)乃至p(N+M)が得られている。したがって、この時点の第1の進捗情報は、xN+p(N+1)+p(N+2)+・・・+p(N+M)である。
図5は、本実施形態におけるパノラマ合成において表示部101の表示を説明するための図である。図5(a)乃至図5(c)は時間順に並んだものであり、画面の左から右へパンニング動作をしていることを示す。図5(a)乃至図5(c)のそれぞれの画面の上部に、棒状のプログレスバーが映る。プログレスバーは、ユーザに撮像の進捗を提示する。パノラマ撮像が全く開始していないとき、プログレスバーは空白を示す。パノラマ撮像を開始すると、プログレスバーは濃い色と薄い色の2種類の色を示すことがある。図5(a)乃至図5(c)では、薄い色と濃い色とをあわせて前述した第1の進捗情報を示し、濃い色は前述した第2の進捗情報を示す。すなわち、(N+M)枚の撮像を終えており、かつ、N枚目までのパノラマ合成が完了しているのであれば、N枚目に対応する第2の進捗情報が濃い色のプログレスバーに対応する。そして、(N+1)枚目から(N+M)枚目までの検出部215による画像移動量の蓄積結果が薄い色のプログレスバーに対応する。少なくとも濃い色のプログレスバーは誤差を含まない正確な進捗情報であり、薄い色のプログレスバーは検出部215に起因する誤差を含むが、実際の撮影動作に対する遅延を抑制することができる。なお、ここでは色の濃さを異ならせる例を挙げて説明を行ったが、プログレスバーの太さや、透明度、色、明るさ、および、模様などに差を設けることで、形態を異ならせて表示するようにしてもよい。
図5に示した撮像動作を具体的に説明する。図5(a)では、パンニング動作がすでに始まったが、画像の合成がまだできていない状況を示している。図4において時刻401から403まで時間帯のいずれの時刻において、表示部101は図5(a)に示したような画面を表示する。
図5(b)では、画像の合成ができ始めている状況を示している。図5(c)では、パンニング動作がさらに進められ、画像の合成もさらに出来上がっている状況を示している。図5(b)と図5(c)では、もともと図5(a)に薄い色があったはずの所が濃い色に置き換えられたことが示されている。図4において時刻411以降において、表示部は図5(b)、図5(c)に示したような画面を表示する。
なお、誤動作などでユーザが最初のパンニング動作と逆方向に動いたとしても、合成できた画像の幅が変わらないため、第2の進捗情報を意味する濃い色が減ることがない。また、このような場合、第1の進捗情報も、減ることがないような仕様を予め設定すればよい。
以上に説明したように、パノラマ撮像をするユーザはデジタルカメラの移動量を、ジャイロセンサや角速度センサの出力に基づいた第1の進捗情報と、パノラマ合成画像に基づいた第2の進捗情報との両方を取得できるようになるため、ユーザの望む画角でパノラマ撮像を行うことが容易となる。
さらに、本実施形態においては撮像の直前に第1の進捗情報を取得しているが、第1の進捗情報を随時更新し、表示部101の情報更新タイミングに応じて第1の進捗情報を取得するようにしてもよい。その場合、デジタルカメラ100の動きをさらに即時的に表示することができる。
第1の実施形態によれば、検出部215による位置情報の検出結果と実際合成画像の進捗の両方を用いて、リアルタイム性と正確性とのバランスをとって、パノラマ撮像の進捗を表すことができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、表示部101は薄い色と濃い色と異なる色を用いて、第1の進捗情報と第2の進捗情報を表示している。ただし、撮像装置のユーザには、実際にどこまで合成できたのに対して関心が薄いユーザもいる。こうしたユーザに対して、第2の進捗情報を表示することはあえて煩わしく、表示部101の画面が乱雑な印象を与えてしまう。
したがって、第2の実施形態では、第2の進捗情報を表さずに、第1の進捗情報を表す。図6は、第2の実施形態におけるパノラマ合成において表示部101の表示を説明するための図である。図6(a)乃至図6(c)のそれぞれは、図5と同様なタイミングを表す。図6では、プログレスバーには第1の進捗情報を意味する薄い色のみ存在することが特徴である。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と比べて、実際合成の進捗がユーザにとって不要な場合、より素質で簡単な画面でパノラマ撮像の進捗を表示することができる。
(その他の実施形態)
なお、上記実施形態においては、個人向けのデジタルカメラをもとに説明を行ったが、パノラマ撮像および合成機能を搭載していれば、携帯機器やスマートフォン、あるいは、サーバーに接続されたネットワークカメラなどに適用することも可能である。
なお、本発明は、上述の実施形態の1つ以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークまたは記録媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し作動させる処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 デジタルカメラ
102 操作部
104 モード切替スイッチ
130 記録媒体
204 撮像部
206 画像処理部
207 メモリ制御部
209 メモリ
210 システム制御部
215 検出部
216 I/F

Claims (12)

  1. 複数の画像を撮像する撮像手段と、
    慣性情報を用いて撮像を行うときの前記撮像手段の動きを検出する第1の検出手段と、
    前記複数の画像の少なくとも一部の画像を比較することで前記複数の画像の位置ずれを検出する第2の検出手段と、
    検出された前記位置ずれに基づいて、前記複数の画像を合成することでパノラマ画像を生成する合成手段と、
    前記パノラマ画像の合成の進捗を示す情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、を有し、
    前記表示制御手段は、前記撮像手段によって(N+M)番目のフレームの画像が撮像され、前記合成手段によってN番目のフレームまでの合成が完了している場合に、前記N番目のフレームまでを合成して生成されたパノラマ画像の大きさに関する情報と、(N+1)番目のフレームから(N+M)番目のフレームに対応する前記第1の検出手段によって検出された前記撮像手段の動きに基づいて、前記パノラマ画像の合成の進捗を示す情報を生成することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記パノラマ画像の大きさに関する情報は前記パノラマ画像の幅に関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示手段は、前記パノラマ画像の合成の進捗を示す情報のうち、前記パノラマ画像の大きさに関する情報に対応する部分と、対応しない部分を、異なる形態で表示することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記異なる形態は、異なる棒状の太さ、透明度、色、色の濃さ、明るさ、および、模様のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記表示手段は、棒状で表示することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  6. 前記表示手段は、前記パノラマ画像の合成の進捗を示す情報のうち、前記パノラマ画像の大きさに関する情報に対応する部分と、対応しない部分と、をそれぞれの進捗に応じる長さを有する棒状で表示することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の検出手段は前記撮像手段に備える光学系の情報に基づいて前記撮像手段の動きを検出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記第1の検出手段は、ジャイロセンサと加速度センサとの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記撮像手段は、前記合成手段が作成した前記パノラマ画像が予め定められた最大範囲に達すると、前記撮像手段が前記撮像をやめることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像手段は、前記パノラマ画像の合成の進捗を示す情報を用いて前記パノラマ画像が予め定められた最大範囲に達したかどうかを判断することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 撮像手段を用いて複数の画像を撮像する撮像ステップと、
    慣性情報を用いて撮像を行うときの前記撮像手段の動きを検出する第1の検出ステップと、
    前記複数の画像の少なくとも一部の画像を比較することで前記複数の画像の位置ずれを検出する第2の検出ステップと、
    検出された前記位置ずれに基づいて、前記複数の画像を合成することでパノラマ画像を生成する合成ステップと、
    前記パノラマ画像の合成の進捗を示す情報を表示手段に表示させる表示制御ステップと、を有し、
    前記表示制御ステップにおいては、前記撮像ステップにおいて(N+M)番目のフレームの画像が撮像され、前記合成ステップにおいてN番目のフレームまでの合成が完了している場合に、前記N番目のフレームまでを合成して生成されたパノラマ画像の大きさに関する情報と、(N+1)番目のフレームから(N+M)番目のフレームに対応する前記第1の検出ステップにおいて検出された前記撮像手段の動きに基づいて、前記パノラマ画像の合成の進捗を示す情報を生成することを特徴とする撮像方法。
  12. 撮像装置のコンピュータに動作させるコンピュータのプログラムであって、
    撮像手段を用いて複数の画像を撮像する撮像ステップと、
    慣性情報を用いて撮像を行うときの前記撮像手段の動きを検出する第1の検出ステップと、
    前記複数の画像の少なくとも一部の画像を比較することで前記複数の画像の位置ずれを検出する第2の検出ステップと、
    検出された前記位置ずれに基づいて、前記複数の画像を合成することでパノラマ画像を生成する合成ステップと、
    前記パノラマ画像の合成の進捗を示す情報を表示手段に表示させる表示制御ステップと、を行わせ、
    前記表示制御ステップにおいては、前記撮像ステップにおいて(N+M)番目のフレームの画像が撮像され、前記合成ステップにおいてN番目のフレームまでの合成が完了している場合に、前記N番目のフレームまでを合成して生成されたパノラマ画像の大きさに関する情報と、(N+1)番目のフレームから(N+M)番目のフレームに対応する前記第1の検出ステップにおいて検出された前記撮像手段の動きに基づいて、前記パノラマ画像の合成の進捗を示す情報を生成することを特徴とするコンピュータのプログラム。
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