JP2019193042A - 高周波装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に組み付け可能な、小型かつ廉価な高周波装置を提供する。【解決手段】高周波装置150aは、回路基板100aと、平面アンテナ部120と、高周波回路部110と、回路基板100aを収容する収容室170が設けられた誘電体ブロック152とを備えている。回路基板100aは、第1主面101および第2主面102を有している。平面アンテナ部120は、第1主面101に設けられている。高周波回路部110は、第1主面101に設けられ、平面アンテナ部120に接続されている。収容室170は、第2主面102と接し、回路基板が固定された第1内面部153、および、平面アンテナ部120と間隔をあけて対向する第2内面部154を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、高周波装置に関する。
従来の高周波装置である誘電体装荷アンテナを開示した文献として、特開2010−141566号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載された誘電体装荷アンテナは、パッチアンテナを構成する基板と、基板における電波放射部位を覆うように基板上に設置される誘電体ブロックとを備えている。
基板は、グランド導体を挟んで積層された一対の誘電体層からなり、一方の誘電体層の表面には電波の放射部位となる放射パッチが形成され、他方の誘電体層の表面には放射パッチへの給電を行う給電ラインが形成されている。
誘電体ブロックは、外形が円柱状に形成され、円形の底面が放射パッチの全体を覆う大きさに形成されている。誘電体ブロックの底面には、基板に取り付けられた時に、基板と共に中空部を形成する凹部が形成されている。
なお、凹部は、誘電体ブロックから該誘電体ブロックと同心かつ円柱状の部位をくり抜いた形状を有しており、その内径は、少なくとも中空部内に配置される放射パッチが誘電体ブロックと接触することのない大きさに形成されている。
そして、誘電体ブロックの外形サイズ(高さT、直径φ)、および、凹部が形成する中空部のサイズ(高さTh、直径(内径)φh)の各々は、誘電体ブロックの誘電率(比誘電率)εrに応じて所望の指向性が得られるように設定されている。
特開2010−141566号公報
しかしながら、上記の構成を備える高周波装置を機器に組み付ける際には、誘電体ブロックおよび基板の位置合わせをしつつ、これらを一体化する必要がある。誘電体ブロックおよび基板を位置合わせしつつ一体化するためには、誘電体ブロックおよび基板を支持するホルダーなどの支持基材が必要となる。支持基材は3次元構造で複雑な形状となるため、支持基材を備えた高周波装置は外形が大型化する。また、高周波装置を機器に組み付ける際には、高周波装置の筐体への挿入作業、取り付け作業、または設置作業が煩雑になるという問題があった。さらに、高周波装置の量産性向上のためには、上記支持基材を金型を用いて生産可能にする必要がある。このため、高周波装置の開発コストが増大して、高周波装置が高価となってしまうという問題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであって、容易に組み付け可能な、小型かつ廉価な高周波装置を提供することを目的とする。
本発明の高周波装置は、回路基板と、平面アンテナ部と、高周波回路部と、回路基板を収容する収容室が設けられた誘電体ブロックとを備えている。回路基板は、第1主面および第2主面を有している。平面アンテナ部は、第1主面に設けられている。高周波回路部は、第1主面に設けられ、平面アンテナ部に接続されている。収容室は、第2主面と接し、回路基板が固定された第1内面部、および、平面アンテナ部と間隔をあけて対向する第2内面部を有している。誘電体ブロックは、第2内面部に関して収容室側とは反対側に位置する第1誘電体部、および、第2内面部に関して収容室側に位置する第2誘電体部を含んでいる。第1誘電体部は、柱状の外形を有している。平面アンテナ部の動作波長をλとすると、第1主面に略平行な断面における第1誘電体部の最大幅の寸法はλ以上である。
本発明の一形態においては、第1誘電体部と第2誘電体部とは、接続部によって互いに接続されている。
本発明の一形態においては、第2内面部と平面アンテナ部との最短距離が、1mm以上λ/2以下である。
本発明の一形態においては、平面アンテナ部の中央部が、第1誘電体部の中心軸上に位置している。
本発明の一形態においては、第1誘電体部は、収容室側とは反対側に錐台形部を有している。
本発明の一形態においては、第2内面部が平面アンテナ部側に凸状のテーパ形状または曲面形状を有している。
本発明の一形態においては、平面アンテナ部が、1つの送受信アンテナで構成されている。送受信アンテナは、給電部を含み、高周波回路部は、送信端子および受信端子を含んでいる。給電部と、送信端子および受信端子の各々とは、端子間アイソレーションを有する電力分配器、または、方向性を具備した2分岐型結合器を介して、互いに接続されている。
本発明の一形態においては、高周波装置は、高周波回路部に接続された信号処理部と、信号処理部に接続された入出力コネクタとをさらに備えており、人の動きを検知する人感センサとして機能している。
本発明によれば、容易に組み付け可能な、小型かつ廉価な高周波装置を提供できる。
本発明の実施形態1に係る高周波装置の構成を示す断面図である。 図1の高周波装置をII−II線矢印方向から見た断面図である。 図2の高周波装置をIII−III線矢印方向から見た拡大断面図である。 本発明の実施形態1に係る高周波装置において誘電体ブロックを通過する電波の経路を示す模式図である。 本発明の実施形態1に係る高周波装置の回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1の第1変形例に係る高周波装置の構成を示す断面図である。 図6の高周波装置をVII−VII線矢印方向から見た断面図である。 本発明の実施形態1の第2変形例に係る高周波装置の構成を示す断面図である。 図8の高周波装置をIX−IX線矢印方向から見た断面図である。 図9の高周波装置の一部をX−X線矢印方向から見た拡大断面図である。 本発明の実施形態2に係る高周波装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態1に係る高周波装置が備える誘電体ブロックの側面を透過する電波の経路を示す模式図である。 本発明の実施形態2に係る高周波装置が備える誘電体ブロックの側面で全反射する電波の経路を示す模式図である。 本発明の実施形態3に係る高周波装置の回路構成を示す断面図である。 図14の高周波装置をXV−XV線矢印方向から見た断面図である。 本発明の実施形態3に係る高周波装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態4に係る高周波装置を複数備える機器を設置した閉空間を示す模式図である。
以下、本発明の各実施形態に係る高周波装置について図面を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る高周波装置の構成を示す断面図である。図2は、図1の高周波装置をII−II線矢印方向から見た断面図である。図3は、図2の高周波装置をIII−III線矢印方向から見た拡大断面図である。図4は、本発明の実施形態1に係る高周波装置において誘電体ブロックを通過する電波の経路を示す模式図である。図5は、本発明の実施形態1に係る高周波装置の回路構成を示すブロック図である。
図1〜図3に示すように、本発明の実施形態1に係る高周波装置150aは、回路基板100aと、平面アンテナ部120と、高周波回路部110と、誘電体ブロック152と、信号処理部112と、入出力コネクタ113とを備えている。
回路基板100aは、第1主面101および第2主面102を有している。本実施形態において、第1主面101および第2主面102の各々の大きさは、15mm×50mmであり、回路基板100aの厚さは、0.5mmである。
第2主面102は、グランド導体103で構成されており、第1主面101の一部の領域は、スルーホール導体によりグランド導体103と電気的に接続されている。第2主面102の一部の領域は、信号処理部112の裏面配線で構成されている。なお、裏面配線は図示していない。
平面アンテナ部120は、第1主面101に設けられている。図2に示すように、本実施形態における平面アンテナ部120は、送信アンテナ部125および受信アンテナ部130を有している。送信アンテナ部125および受信アンテナ部130の各々は、パッチ導体で構成される、マイクロストリップパッチアンテナである。
高周波回路部110は、第1主面101に設けられ、平面アンテナ部120に接続されている。本実施形態において、高周波回路部110はマイクロ波回路部であり、高周波回路部110は、マイクロストリップ線路による回路配線で構成される。なお、高周波回路部110の回路構成については後述する。
図1に示すように、誘電体ブロック152は、高周波装置150aにおいて蓋体として構成されている。本実施形態においては、送信アンテナ部125と受信アンテナ部130とを有する平面アンテナ部120、および、誘電体ブロック152によって、誘電体アンテナが構成される。
誘電体ブロック152には、回路基板100aを収容する収容室170が設けられている。収容室170は、誘電体ブロック152の側面に開口部を有する。収容室170には、開口部から回路基板100aが挿入されている。
図1に示すように、収容室170は、第2主面102と接し、回路基板100aが固定された第1内面部153、および、平面アンテナ部120と間隔をあけて対向する第2内面部154を有している。
本実施形態においては、第1主面101の垂直方向から見たときに、第2内面部154の外形は、一例として、直径36mmの略円形状であり、第1内面部153および第2内面部154は、一例として、互いに2.5mm離れて向き合っている。
図2および図3に示すように、本実施形態において、回路基板100aは、2つの嵌合固定部158によって、誘電体ブロック152に固定されている。図3に示すように、嵌合固定部158においては、回路基板100aに穴部158bが設けられており、第2誘電体部156上に突起部158aが設けられている。突起部158aを穴部158bに嵌め込むことによって、回路基板100aが誘電体ブロック152に固定される。
平面アンテナ部120の動作波長をλとすると、回路基板100aが誘電体ブロック152に固定された状態において、第2内面部154と平面アンテナ部120との最短距離は、1mm以上λ/2以下である。本実施形態において、第2内面部154は、回路基板100aの第1主面101と略平行な平面である。
誘電体ブロック152は、誘電体で構成されており、たとえば、ポリプロピレンで構成されている。
誘電体ブロック152は、第2内面部154に関して収容室170側とは反対側に位置する第1誘電体部155、および、第2内面部154に関して収容室170側に位置する第2誘電体部156を含んでいる。
本実施形態においては、量産性を確保するために、第1誘電体部155および第2誘電体部156は、それぞれ、互いに分離した部品として構成されており、第1誘電体部155と第2誘電体部156とは、接続部157によって互いに接続されている。
なお、第1誘電体部155および第2誘電体部156は、それぞれ、互いに分離した部品として構成されていなくてもよく、第1誘電体部155および第2誘電体部156は、1つの誘電体材料を切削して収容室170を形成することにより画定されてもよい。
接続部157は、たとえば樹脂材料から構成された、ねじまたはピンであり、接続部157によって、第1誘電体部155と第2誘電体部156とが互いに接続されて一体化される。接続部157がねじである場合は、たとえば、第1誘電体部155にねじが挿通される貫通孔が設けられており、第2誘電体部156に雌ねじが設けられており、第1誘電体部155の貫通孔を挿通したねじが第2誘電体部156に雌ねじと螺合することにより、第1誘電体部155と第2誘電体部156とが互いに接続される。接続部157がピンである場合は、たとえば、第1誘電体部155および第2誘電体部156の各々に、ピンと嵌合する孔部が設けられており、第1誘電体部155および第2誘電体部156の各々の孔部にピンが嵌入されることにより、第1誘電体部155と第2誘電体部156とが互いに接続される。
なお、第1誘電体部155および第2誘電体部156は、互いに嵌合することによって一体化されてもよく、接着剤などによって互いに接続されて一体化されてもよい。この場合は、第1誘電体部155および第2誘電体部156の各々の嵌合部、または、接着剤が、接続部に相当する。
図1に示すように、第1誘電体部155は、柱状の外形を有している。本実施形態において、第1誘電体部155は略円柱状の外形を有しているが、第1誘電体部155は略角柱状の外形または略多角柱状の外形を有していてもよい。
第1誘電体部155は、収容室170側とは反対側に錐台形部151を有している。本実施形態において、錐台形部151は円錐台形であるが、第1誘電体部が略角柱状の外形を有している場合、錐台形部151は角錐台形である。また、第1誘電体部155は、収容室170側とは反対側に、錐台形部に代えて球面形部を有していてもよい。
なお、図1に示すように、第2内面部154から、錐台形部151の収容室170側の端面までの距離を、基本高さTとする。本実施形態において、基本高さTは、一例として、40mmである。
第1誘電体部155は、図1に示すように、中心軸B上に、細長の中空穴からなる気泡抜き部169が形成されていてもよい。厚みが2cm以上の第1誘電体部155を、樹脂を金型に流し込むことで形成する場合において、第1誘電体部155に気泡抜き部169が形成されていれば、樹脂の冷却速度の不均一な部分が生じにくくなる。また、樹脂の冷却速度の不均一な部分が生じにくくするため、複数回に分けて誘電体ブロックを形成してもよい。
平面アンテナ部120の中央部は、第1誘電体部155の中心軸B上に位置している。本実施形態においては、図2に示すように、平面アンテナ部120の中央部とは、送信アンテナ部125と受信アンテナ部130の各々の中央部を結んだ線分の中点140である。
すなわち、図1および図2に示すように、送信アンテナ部125と受信アンテナ部130との中点140は、誘電体ブロック152の中心軸B上に位置している。このように、誘電体ブロック152と、平面アンテナ部120との軸合わせを行うことにより、誘電体アンテナの放射ビームの正面方向の軸の方位角方向および仰角方向を、より正面方向に合わせることができる。
本実施形態においては、送信アンテナ部125および受信アンテナ部130が共に1つの誘電体ブロック152の収容室170に配置されている。この1つの誘電体ブロック152によって、送信アンテナ利得および受信アンテナ利得を大きくすることができる。
上記のように平面アンテナ部120の動作波長をλとすると、本実施形態において、第1主面101に略平行な断面における第1誘電体部155の最大幅の寸法Dはλ以上である。上記寸法Dは2λ以上4λ以下程度であることが好ましく、本実施形態における上記寸法Dは、およそ3λである。たとえば、動作周波数が24GHz帯の場合において、動作波長λは12.5mmであり、3λは37.5mmであり、Dは40mmである。
本実施形態においては、上記基本高さTおよび上記寸法Dの比率(T/D)の値は、1以上となるように構成されている。
なお、第1誘電体部155が略円柱状の外形を有している場合、上記寸法Dは、第1主面101に略平行な略円形状断面における第1誘電体部155の直径に相当する。また、第1誘電体部155が略角柱状の外形を有している場合、上記寸法Dは、第1主面101に略平行な矩形状断面における第1誘電体部155の対角線の長さに相当する。
第2誘電体部156は、第1内面部153を有している。本実施形態において、第2誘電体部156における第1誘電体部155側とは反対側の端面と第1内面部153との距離は、一例として、5mmとしている。
第2誘電体部156には、ねじ穴部159aが少なくとも2つ形成されている。本実施形態に係る高周波装置150aは、高周波装置150aが使用される設備機器の筐体中に、ねじ159bにより取り付けられる。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る高周波装置150aは、収容室170を封止する蓋部160をさらに備えてもよい。蓋部160は、樹脂で構成されている。
本実施形態において、信号処理部112は、図1および図2に示すように、回路基板100aの第1主面101に設けられているが、回路基板100aとは異なる基板に設けられていてもよい。
信号処理部112は、高周波回路部110に電気的に接続されている。本実施形態において、信号処理部112は、図示していないオペアンプからなるアナログ増幅部と、アナログフィルタ回路と、デジタル信号処理するマイコン部とを含んでいる。
入出力コネクタ113は、図1および図2に示すように、第1主面101に設けられており、信号処理部112に電気的に接続されている。
本実施形態においては、誘電体ブロック152の収容室170に、各部品が実装された回路基板100aを挿入するが、回路基板100aには信号処理部112が設けられているため、回路基板100aの全部を収容室170内に収容することができず、回路基板100aの一部は、誘電体ブロック152の外側に配置される。しかしながら、図1および図2に示すように、誘電体ブロック152の第2誘電体部156は、収容室170の外側においても回路基板100aを支持するように、誘電体ブロック152の側面方向に延在する構造を有している。
以下、図4を参照して、誘電体アンテナから放射される電波について説明する。
平面アンテナ部120は、第1誘電体部155側に放射面を有しており、放射面から電波が放射される。平面アンテナ部120の放射面から放射された電波が、第1誘電体部155を効率よく透過するようにするために、収容室170において第1主面101と第2内面部154との間に隙間hを設けることによりインピーダンス整合がとられる。動作波長をλとすると、上記隙間hの長さはλ/8以上λ/4以下程度であり、本実施形態においては、λ=12.5mmであるため、上記隙間hは2mm程度である。
第1誘電体部155を通過する電波は、大きく分けて下記の5通りの電波からなる。第1の電波は、第1誘電体部155の内部を伝わる電波で、反射することなく、第1誘電体部155の先端面に平行な平面Sに直接達する電波iである。第2の電波は、第1誘電体部155の内部を伝わる電波で、第1誘電体部155の側面で1回反射し、上記平面Sに達する電波iiである。第3の電波は、第1誘電体部155の内部を伝わる電波で、第1誘電体部155の側面で複数回反射し、上記平面Sに達する電波iiiである。第4の電波は、第1誘電体部155の側面に沿って伝わる表面波として、上記平面Sに達する電波ivである。第5の電波は、第1誘電体部155の側面を透過する電波vである。
ここで、以上の5通りの電波のうち、上記平面Sで同位相になる可能性を有する電波は、電波i、電波iiおよび電波ivの3種類の電波である。図4には、これら3種類の電波の経路を示している。これら3種類の電波が上記平面Sで同位相になるか否かは、第1誘電体部155の形状に大きく依存する。
電波iおよび電波iiの各々の平面Sに到達するまでの距離が同等になるためには、図4で示すように、物理的な経路長の観点から、上記比率(T/D)は1以上であって、極力大きいことが好ましい。一方で、電波iiiが生じないようにするためには、上記比率(T/D)を1以下とする必要がある。しかしながら、以下に示すように、許容される上記比率(T/D)は、実質的には1〜1.3程度である。
たとえば、誘電体ブロック152がポリプロピレンで構成されている場合、誘電体ブロック152の比誘電率は2.3程度であって、第1誘電体部155内において概ね均一である。しかしながら、電波の位相速度を決める実質的な誘電率は、第1誘電体部155の側面に近いほど小さく見え、第1誘電体部155の中心軸に近いほど大きく見える。したがって、第1誘電体部155の内部での電波の位相速度は、第1誘電体部155の側面に近いほど速く、第1誘電体部155の中心軸に近いほど遅くなる。
すなわち、図4で示すように、誘電体の側面で反射する上記電波iiの経路Lr1+経路Lr2の長さは、上記電波iの経路Ldの長さよりも長いように見えるが、位相速度の観点から、経路Lr1+経路Lr2の電気長は、実質的に短縮されて見える。この短縮分を考慮した見た目の比率(T/D)を1以下とするためには、許容される上記比率(T/D)は、実質的に1〜1.3程度となる。
また、本実施形態においては、第1誘電体部155が、収容室170側とは反対側に錐台形部151を有していることにより、上記電波i、電波iiおよび電波ivは上記平面Sで位相が揃いやすくなり、高周波装置150aの先端方向から放射される電波を平面波に近づけることができる。
以下、図5を参照して、本実施形態に係る高周波装置150aの回路構成および動作について説明する。
本実施形態に係る高周波装置150aは、マイクロ波ドップラセンサを構成しており、図5に示すように、生体などの対象物9である被検者にマイクロ波を放射し、反射してきたマイクロ波は、被検者の体の動きなどを反映する信号として、信号処理部112で処理される。また、高周波装置150aは、入力された反射波を処理した反射信号から、互いに直交するIチャネル信号およびQチャネル信号を生成する。
具体的には、高周波回路部110は、発振回路21と、増幅器22A,22Bと、ミキサ32I,32Qと、ローパスフィルタ(LPF)33I,33Qと、90度移相器38とを含む。図5に示すように、本実施形態における高周波回路部110は、MMIC(Monolithic Microwave Integrated Circuit)として集積化されているが、高周波回路部110は、高周波トランジスタおよびダイオードなど個別部品によって構成されてもよい。
発振回路21から出力されたマイクロ波正弦波信号は、増幅器22Aによって増幅され、送信アンテナ部125から放射される。空間に放射されたマイクロ波Mtは、対象物、たとえば、生体である被検者の胸部などの体表で反射される。反射されたマイクロ波Mrには被検者の身体の動きと、呼吸動作および心拍動作とに対応したドップラ周波数および位相が生じている。そのため、受信アンテナ部130に入力されるマイクロ波Mrの反射信号は、被検者の体動、呼吸および心拍の動きに対応した信号となる。
受信アンテナ部130により受信された反射信号は、増幅器22Bによって増幅される。当該増幅後の受信信号Drは、Iチャネル側のミキサ32IおよびQチャネル側のミキサ32Qの各々に入力される。ここでは、Iチャネル側に入力される受信信号Drを便宜上「Dri」と称し、Qチャネル側に入力される受信信号Drを便宜上「Drq」と称する。
増幅器22Aによって増幅された送信信号Dtは、Iチャネル側のミキサ32Iと、90度移相器38を介してミキサ32Qとに入力される。ここでは、Iチャネル側に入力される送信信号Dtを便宜上「Dti」と称し、Qチャネル側に入力される送信信号Dtを便宜上「Dtq」と称する。なお、本実施形態では、90度移相器38を用いることにより、送信信号Dtiに対する送信信号Dtqの位相を90度ずらす構成について説明するが、当該構成に限られない。たとえば、ミキサ32Qの入力側に90度移相器38を用いることにより、受信信号Driに対する受信信号Drqの位相を90度ずらす構成であってもよい。
ミキサ32Iにより周波数変換、具体的にはダウンコンバージョンされた信号はLPF33Iに入力される。LPF33Iは、当該信号から比較的高い周波数成分を除去した信号を、Iチャネル側のベースバンド信号Dbiとして信号処理部112に出力する。また、ミキサ32Qにより周波数変換された信号は、LPF33Qに入力される。LPF33Qは、当該信号から比較的高い周波数成分を除去した信号を、Qチャネル側のベースバンド信号Dbqとして信号処理部112に出力する。当該ベースバンド信号Dbi,Dbqは、それぞれ、被検者の体動によって、ドップラ周波数および位相を含んだ信号として出力される。
受信アンテナ部130に入力される反射信号の速度および振幅は、時間とともに変化する。そのため、Iチャネル側の信号およびQチャネル側の信号は、瞬時的には90度位相が異なっているものの、信号の伝送速度および伝送方向に応じて、ベースバンド信号Dbiに対するベースバンド信号Dbqの位相の進み方は、一定でなく、常に時間変動することになる。
ここで、本発明の実施形態1の変形例について説明する。本発明の実施形態1の第1変形例においては、高周波装置150aが備える回路基板の外形の形状が、実施形態1における回路基板100aの外形の形状と異なっているため、実施形態1に係る高周波装置150aと同様の構成については説明を繰り返さない。
図6は、本発明の実施形態1の第1変形例に係る高周波装置の構成を示す断面図である。図7は、図6の高周波装置をVII−VII線矢印方向から見た断面図である。本変形例においては、第1主面101に垂直な方向から見て、回路基板100cは、収容室170の内形に沿う略円形状の部分と、収容室170外に延在する矩形状の部分とを有する。
次に、本発明の実施形態1の第2変形例について説明する。本発明の実施形態1の第2変形例においては、金属板をさらに備える点が、実施形態1に係る高周波装置150aと異なっているため、実施形態1に係る高周波装置150aと同様の構成については説明を繰り返さない。
図8は、本発明の実施形態1の第2変形例に係る高周波装置の構成を示す断面図である。図9は、図8の高周波装置をIX−IX線矢印方向から見た断面図である。図10は、図9の高周波装置の一部をX−X線矢印方向から見た拡大断面図である。
本変形例において、高周波装置150aは、図8および図9に示すように、収容室170の内形に沿う略円形状の金属板189をさらに備える。金属板189は、回路基板100aの第2主面102と、誘電体ブロック152の第1内面部153との間に設けられている。金属板189は、第2主面102と接触することで回路基板100aのグランド面として機能する、グランド板である。
本変形例において、高周波装置150aは、さらに貫通孔188を備える。図8に示すように、貫通孔188は、第2誘電体部156において、収容室170側とは反対側の端面から第1内面部153にかけて、第2誘電体部156を貫通するように形成されている。貫通孔188は放熱孔として機能するため、本変形例に係る高周波装置150aは、温度特性に優れ、より安定したアンテナ特性および高周波特性を確保できる。
上記のように、実施形態1に係る高周波装置150aにおいては、誘電体ブロック152に、回路基板100aを収容する収容室170が設けられており、収容室170は、第2主面102と接し、回路基板100aが固定された第1内面部153を有している。すなわち、回路基板100aの全部分または一部が収容室170に挿入されて固定される構成である。したがって、回路基板100aおよび誘電体ブロック152を支持するホルダーなどの支持基材が不要となるため、高周波装置150aは、容易に組み付け可能で、小型かつ廉価になる。
さらに、第1誘電体部155と第2誘電体部156とは、接続部157によって互いに接続されているため、誘電体ブロック152を、2分割された組み合わせ部品として構成でき、回路基板100aを、誘電体ブロック152に配置して固定しやすくすることができる。また、第1誘電体部155と第2誘電体部156とを嵌合、または、両者をねじなどの接続部157で接続して互いに固定することによって、誘電体ブロック152を構成することができる。そのため、高周波装置150aを量産化する際に、誘電体ブロック152自体を金型で生産することが可能となり、高周波装置150aを簡易なプロセスで製造することができる。その結果、回路基板100aと誘電体ブロック152とを支持する支持基材が不要となり、高周波装置150aの量産性を向上することができるとともに、第1誘電体部155および第2誘電体部156以外に金型を用いて生産する必要がある支持基材が不要となるため、高周波装置150aを、低コストかつ小型でシンプルな形状にすることができる。
さらに、第2内面部154と平面アンテナ部120との最短距離が、1mm以上λ/2以下、すなわち、誘電体ブロック152中の収容室170において、平面アンテナ部120と第1誘電体部155との間には、少なくとも1mmからλ/2(λ:動作波長)の空間が設けられるため、平面アンテナ部120と誘電体ブロック152のインピーダンス整合が取りやすくなる。ひいては、誘電体ブロック152と平面アンテナ部120との間の結合が容易になるとともに不要な損失が生じにくくなるため、本発明の実施形態1に係る高周波装置150aは、アンテナの放射効率が高い。
加えて、誘電体ブロック152に1mmからλ/2以下の空間が設けられることから、平面アンテナ部120のみならず、ICすなわち一体化した回路モジュールごと、誘電体ブロック152中に封入することができる。そのため、誘電体ブロック152を、回路モジュールの蓋体または筐体として構成することができ、高周波装置150aをより小型で低コストに構成することができる。
さらに、平面アンテナ部120の中央部が、第1誘電体部155の中心軸B上に位置しているため、放射ビームを、正面方向に向かせることができる。
さらに、第1誘電体部155は、収容室170側とは反対側に錐台形部151を有している。仮に、第1誘電体部155の収容室170側とは反対側に、錐台形部151を設けられていない場合で、平面アンテナ部120から誘電体ブロック152の中心軸B周辺を通って上記平面Sまで直接伝播して、誘電体ブロック152の側面で反射することのない電波は、誘電体ブロック152の側面で反射して伝搬する電波と比較して伝搬経路が短く、位相が進んでしまう。
そのため、本実施形態に係る高周波装置150aにおいては、誘電体ブロック152の第1誘電体部155の収容室170側とは反対側に、錐台形部を有することよって、誘電体ブロック152の先端面に平行な平面Sで、誘電体ブロック152の内部および誘電体ブロック152の外周を伝播する電波の位相を合わせ易くすることができる。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2に係る高周波装置について説明する。本発明の実施形態2に係る高周波装置は、第2内面部154の形状が主に、本発明の実施形態1に係る高周波装置150aと異なるため、本発明の実施形態1に係る高周波装置150aと同様である構成については説明を繰り返さない。
図11は、本発明の実施形態2に係る高周波装置の構成を示す断面図である。図12は、本発明の実施形態1に係る高周波装置が備える誘電体ブロックの側面を透過する電波の経路を示す模式図である。図13は、本発明の実施形態2に係る高周波装置が備える誘電体ブロックの側面で反射する電波の経路を示す模式図である。
第2内面部154は、平面アンテナ部120側に凸状のテーパ形状199aまたは曲面形状を有している。図11に示すように、本実施形態においては、第2内面部154が、平面アンテナ部120側に凸状のテーパ形状199aを有している。第2内面部154が凸状のテーパ形状199aまたは曲面形状を有していることにより、本実施形態における収容室170の第1誘電体部155側における外形の形状は、実施形態1における収容室170の第1誘電体部155側における外形の形状と異なっている。テーパ形状199aまたは曲面形状の頂点部は、中心軸B上に位置している。
回路基板100aから、凸状のテーパ形状199aまたは曲面形状を有する第2内面部154までの最大隙間htの長さ、凸状のテーパ形状199aのテーパ角度、および、曲面形状の曲率は、回路基板100aの材質および第1誘電体部155の大きさに応じて適宜調整される。
次に、図12および図13を参照して、実施形態1と本実施形態2との電波の経路の違いについて説明する。実施形態1において、図12に示すe1面よりも上記平面S側において、誘電体ブロック152の側面へ電波が入射した場合、屈折波は生じず、全反射が生じる。実施形態1において、上記のように誘電体ブロック152の側面部のうち、平面アンテナ部120から放射される電波の全反射が生じる領域を、側面部R1とする。
そして、図12に示すように、実施形態1に係る高周波装置150aにおいて、平面アンテナ部120から、ある角度で放射される電波は、誘電体ブロック152中を進んだのち、誘電体ブロック152の側面のうちd1面と交差する部分に入射する。上記d1面は、上記側面部R1よりも第2内面部154側に位置しているため、誘電体ブロック152の側面のうちd1面と交差する部分に入射する上記電波は、誘電体ブロック152の側面を透過し、屈折波が生じる。
なお、誘電体ブロック152の第2内面部154に上記電波が入射した部分における、第2内面部154の法線をc1とし、上記電波が第2内面部154に入射した際の、入射角をαc1、屈折角をβc1とする。また、上記電波が誘電体ブロック152の側面に入射した際の、入射角をαd1、屈折角をβd1とする。上記電波は、法線c1上において空気中よりも誘電率が大きい誘電体ブロック152へ入射するため、βc1<αc1となる。
一方、図13に示すように、実施形態2に係る高周波装置150bにおいて、平面アンテナ部120から、図12に示した電波と同じ角度で放射される電波は、誘電体ブロック152の側面へ入射した際に全反射が生じている。
高周波装置150bにおいて、誘電体ブロック152の第2内面部154に上記電波が入射した部分における、第2内面部154の法線をc2とし、上記電波が第2内面部154に入射した際の、入射角をαc2、屈折角をβc2とする。上記電波は、法線c2上において空気中よりも誘電率が大きい誘電体ブロック152へ入射するため、βc2<αc2となる。
平面アンテナ部120が設けられている回路基板100aの第1主面101に対する、上記法線c1の傾きと上記法線c2の傾きとを比較すると、上記法線c2の傾きは、上記法線c1の傾きよりも大きい。上記法線c2の傾きが、上記法線c1の傾きよりも大きいことにより、本実施形態において誘電体ブロック152の内部を通過する電波は、実施形態1に係る高周波装置150aと比較して、誘電体ブロック152のより内部を進む。
そして、本実施形態における上記電波は、図13に示すように、誘電体ブロック152の側面のうちd2面と交差する部分に入射する。本実施形態におけるd2面は、実施形態1におけるd1面よりも、上記平面Sの近くに位置している。
したがって、第2内面部154が、平面アンテナ部120側に凸状のテーパ形状199aまたは曲面形状を有していることにより、平面アンテナ部120から放射された電波が、上記平面Sのより近い位置で、誘電体ブロック152の側面に入射するため、誘電体ブロック152の側面への電波の入射角を大きくすることができ、上記平面Sにおいて平面波となる電波の割合をさらに増加させることができる。
さらに、本実施形態において、誘電体ブロック152の側面部のうち、平面アンテナ部120から放射される電波の全反射が生じる領域は、図13に示すような側面部R2である。側面部R2の長さは、実施形態1の上記側面部R1の長さよりも長くなっている。本実施形態に係る高周波装置150bにおいて、誘電体ブロック152の側面のある位置に入射する電波の入射角は、実施形態1における誘電体ブロック152の側面の同じ位置に入射する電波の入射角よりも大きくなるためである。このことからも、本実施形態においては、上記平面Sにおいて平面波となる電波の割合をさらに増加させることができる。
加えて、第2内面部154が、平面アンテナ部120側に凸状のテーパ形状199aまたは曲面形状を有していることにより、平面アンテナ部120から放射された電波のうち、第2内面部154を構成する面に垂直に入射する電波の割合を低減できる。よって、誘電体ブロック152と平面アンテナ部120とのインピーダンス整合が取りやすくなり、誘電体ブロック152へ入射する透過波(屈折波)の割合を増やすことができ、電波の伝搬効率が高くなる。
上記のように、平面アンテナ部120から、柱状の外形を有する第1誘電体部155の側面に向かって進む電波の一部は、この側面で反射し、上記電波の他の一部は、空気中へ透過し屈折する。誘電体ブロック152側から誘電体ブロック152の側面に入射する電波の入射角が大きいと、空気中への屈折波が生じず、電波が屈折できずに全反射がおこる場合がある。このような場合の入射角のうち最も小さい角度が、臨界角である。一例として、誘電体ブロック152が、比誘電率が2.3であるポリプロピレンで構成される場合、電波が誘電体ブロック152側から空気中へ透過および屈折する際は、空気の位相速度が速く、入射角(=反射角)よりも屈折角が大きくなるため、臨界角が存在する。
誘電体アンテナとして、アンテナ利得を上げる、つまりアンテナの主ビームを絞るためには、誘電体ブロック152の先端面で、第1誘電体部155および第1誘電体部155の周辺の波が平面波となるように同相合成される必要がある。このためには、誘電体ブロック152の側面から外部へ電波が透過および屈折しないように、誘電体ブロック152の側面への入射角を大きくして、全反射が生じる領域を広げることが好ましい。そこで、誘電体ブロック152の収容室170の上面である第2内面部154を、誘電体ブロック152の中心軸から下に凸状のテーパ形状199aまたは曲面形状とすることにより、誘電体ブロック152側面への入射角が大きくなり、全反射の領域を広げることができる。ひいては、誘電体ブロック152先端で、電波をより平面にすることができ、アンテナの利得を上げビーム幅を絞ることができる。
(実施形態3)
以下、本発明の実施形態3に係る高周波装置について説明する。本発明の実施形態3に係る高周波装置は、平面アンテナ部120が、1つの送受信アンテナで構成されている点が主に、実施形態2に係る高周波装置150bと異なるため、実施形態2に係る高周波装置150bと同様である構成については説明を繰り返さない。
図14は、本発明の実施形態3に係る高周波装置の構成を示す断面図である。図15は、図14の高周波装置をXV−XV線矢印方向から見た断面図である。図16は、本発明の実施形態3に係る高周波装置の回路構成を示すブロック図である。
図14〜図16に示すように、本実施形態における平面アンテナ部は、1つの送受信アンテナ195で構成されており、送受信アンテナ195は、給電部121を含んでいる。送受信アンテナ195は1素子のマイクロストリップパッチアンテナであり、実施形態1における送信アンテナ部125および受信アンテナ部130のそれぞれの機能を有している。
送受信アンテナ195は、図14に示すように、回路基板100a上に設けられている。図15に示すように、本実施形態における平面アンテナ部の中央部は、送受信アンテナ195の中心点140bである。中心点140bは、図14に示す第1誘電体部155の中心軸B上に位置している。
本実施形態における高周波回路部110は、図16に示すように、送信端子である送信側出力端子110TX、および、受信端子である受信側入力端子110RXを含む。
給電部121と、送信側出力端子110TXおよび受信側入力端子110RXの各々とは、端子間アイソレーションを有する、たとえばウイルキンソン型電力分配器などの電力分配器172a、または、方向性を具備した、たとえばブランチラインカプラなどの2分岐型結合器を介して、互いに接続されている。具体的には、送信側出力端子110TXは、電力分配器172aまたは2分岐型結合器の送信端子122と電気的に接続されている。受信側入力端子110RXは、電力分配器172aまたは2分岐型結合器の受信端子123と電気的に接続されている。このように接続されていることにより、本実施形態における高周波装置150cは、1つのアンテナ素子で送受信アンテナ195として機能することができる。
なお、本実施形態においては、給電部121と、送信側出力端子110TXおよび受信側入力端子110RXの各々とは、端子間アイソレーションを有する電力分配器172aを介して、互いに電気的に接続されている。電力分配器172aは、送受アイソレーション特性を備えており、電力分配器172aは、約100Ωの吸収抵抗175を有している。
以下、図16を参照して、高周波装置150cの動作について説明する。
送信側出力端子110TXおよび受信側入力端子110RXの各々と、給電部121とを、電力分配器172aまたは方向性を具備した2分岐型分配器を介して互いに接続することによって、送信信号Dtと、受信信号Drは、本アイソレーション特性によって分離され、送信信号Dtの受信端子123側へのリーク成分が低減されるので、低雑音アンプである増幅器22Bの歪みを除去することができる。
ここで、電力分配器172aおよび2分岐型分配器は、それぞれ、ウイルキンソン型電力結合器およびブランチラインカプラとしても動作することができる。従って、送信時は電力結合器(カプラ)として、高周波回路部110の送信側出力端子110TXから出力された送信信号Dtは、送信端子122により上記結合器へ入力され、給電部121を介して送信アンテナ部へ供給され、マイクロ波Mtが放出される。
一方、同時に送受信アンテナ195で受信したマイクロ波Mrは、給電部121に入力されると、端子間アイソレーションを有する電力分配器172aまたは方向性を具備した2分岐型結合器は、受信端子123および送信端子122に受信信号を出力する電力分配器として動作する。受信端子123からの受信信号Drは、高周波回路部110の受信側入力端子110RXから、増幅器22Bへ入力され増幅される。一方、送信端子122に出力された送信信号Dtは増幅器22Aで終端される。
実施形態1または実施形態2のように、平面アンテナ部120が、1素子の平面アンテナである送信アンテナ部125と、1素子の平面アンテナである受信アンテナ部130とから構成され、1つの誘電体ブロック152を用いてアンテナ利得を大きくする(ビーム幅を絞る)場合、送信アンテナ部125と受信アンテナ部130はそれぞれ独立しているため、送信アンテナ部125および受信アンテナ部130の各々の中心部と、誘電体ブロック152の中心軸とを完全に一致させることが難しい。一方、本実施形態のように、平面アンテナ部を、1素子の放射素子部である送受信アンテナ195で構成することにより、1つの誘電体ブロック152で、1素子の送受信アンテナ195の中央部と、誘電体ブロック152の中心軸とを一致させることができる。このように、アンテナの放射軸を誘電体ブロック152の中心軸と一致させることで、アンテナのビーム方向がずれることがなく、アンテナ利得をより上げることができる。
加えて、1つの送受信アンテナ195で高周波装置150cを動作させることができるため、より小型化した回路を構成することができ、ひいては、高周波装置150cをより小型で簡易な構成とすることができる。
(実施形態4)
以下、本発明の実施形態4に係る高周波装置について説明する。本発明の実施形態4に係る高周波装置は、人の動きを検知する人感センサとして機能し、実施形態1〜3のいずれか1つの高周波装置と同様の構成を有している。
図17は、本発明の実施形態4に係る高周波装置を複数備える機器を設置した閉空間を示す模式図である。
本実施形態に係る高周波装置150x,150y,150zは、人の動きを検知する人感センサ250として機能している。図17に示すように、本実施形態において、高周波装置150x,150y,150zは、閉空間210(たとえば、リビングルーム)に配置される機器220(たとえば、エアコン)中に組み込まれている。
人感センサ250として機能するように、高周波装置150x,150y,150zは、それぞれ、60度の間隔で方位角の異なる方向に配置され、異なる動作周波数で、常時、動作している。そして、高周波装置150x,150y,150zからのそれぞれの電波260x,260y,260zの強さと、ドップラーシフトの大きさとを常時モニターして、3種のエリアでの情報を再構成することにより、人がどの方向に、かつ、どのくらいの距離にいて、どの程度動いているのか検知することができる。
人感センサ250として機能するように、高周波装置150x,150y,150zのそれぞれの仰角方向は、部屋の広さに合わせて適宜設定され、本実施形態において、閉空間210が18畳の広さを有する場合、上記のそれぞれの仰角方向は、下向き30度程度に設定される。
なお、本実施形態の変形例として、1つの高周波装置150xが、方位角方向に、往復180度でスキャンする人感センサ250として機能していてもよい。本変形例において、高周波装置150xは、機器220(たとえば、エアコン)の運転時に、常時180度往復スキャンし、電波の強さとドップラーシフトの大きさを常時モニターしている。これにより、人がどの方向に、かつ、どのくらいの距離にいて、どの程度動いているのか、より正確に検知することができる。
本実施形態によれば、平面アンテナ部120から放射される電波が位相合わせされて平面波となることにより、高周波装置150x,150z,150zは、サイドローブが低減され、周囲の不要波を容易に拾わず、かつ、主ビームがより絞られたアンテナ放射特性を有するため、長距離特性に優れる。したがって、高周波回路部110に接続された信号処理部112と、信号処理部112に接続された入出力コネクタ113とをさらに備えることで、高周波装置は、人の動きを検知する人感センサとして機能できる。上記形態に係る高周波装置は、具体的には、天井、壁、照明装置の内部もしくは周辺、または、エアコン装置の内部もしくは周辺に、少なくとも一つまたは複数取り付けられることで、室内の人の動きを検知する人感センサ250として機能できる。
加えて、上記形態によれば、平面アンテナ部および高周波回路部110が設けられた回路基板100aが誘電体ブロック152中に配置されるために、誘電体ブロックの底面に、ねじ穴などを形成できる。よって、1つの筐体の中に単体または複数の高周波装置を配置することができ、ひいては、人感センサ250として機能させるため、天井、壁、照明装置の内部もしくは周辺、または、エアコン装置の内部もしくは周辺に、簡易に高周波装置を取り付けることができる。
加えて、上記形態によれば、放射用の窓を高周波装置150x,150y,150zとともに取り付ける必要がないため、高周波装置150x,150y,150zを目立たせることなく設置することができる。加えて、誘電体アンテナとしてビームを絞ることができ、たとえば、高周波装置150x,150y,150zを天井などに設置することにより、高周波装置150x,150y,150zを、見守り装置、すなわち、被検者の体の動き、心拍または呼吸などのバイタルセンサーとして機能させることができる。
加えて、上記形態によれば、高周波装置150x,150y,150zを照明装置に取り付ける場合に、たとえば、誘電体ブロックがポリカーボネートなどで構成されることにより、高周波装置150x,150y,150zは、透明の誘電体ブロックを有する誘電体アンテナとして構成されるため、照明装置が発する光を遮って、影を作ることがない。したがって、高周波装置150x,150y,150zは、照明装置の性能を犠牲にすることなく、人感センサ250として機能することができる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
2 本実施形態、9 対象物、21 発振回路、22A,22B 増幅器、32I,32Q ミキサ、33I,33Q ローパスフィルタ、38 90度移相器、100a,100c 回路基板、101 第1主面、102 第2主面、103 グランド導体、110 高周波回路部、110RX 受信側入力端子、110TX 送信側出力端子、112 信号処理部、113 入出力コネクタ、120 平面アンテナ部、121 給電部、122 送信端子、123 受信端子、125 送信アンテナ部、130 受信アンテナ部、140 中点、140b 中心点、150a,150b,150c,150x,150y,150z 高周波装置、151 錐台形部、152 誘電体ブロック、153 第1内面部、154 第2内面部、155 第1誘電体部、156 第2誘電体部、157 接続部、158 嵌合固定部、158a 突起部、158b 穴部、159a ねじ穴部、159b ねじ、160 蓋部、169 気泡抜き部、170 収容室、172a 電力分配器、175 吸収抵抗、188 貫通孔、189 金属板、195 送受信アンテナ、199a テーパ形状、210 閉空間、220 機器、250 人感センサ、260x,260y,260z,i,ii,iii,iv,v 電波、B 中心軸、D 寸法、Dbi,Dbq ベースバンド信号、Dr,Dri,Drq 受信信号、Dt,Dti,Dtq 送信信号、Ld,Lr1,Lr2 経路、Mr,Mt マイクロ波、R1,R2 側面部、S 平面、c1,c2 法線、h,ht 隙間。

Claims (8)

  1. 第1主面および第2主面を有する回路基板と、
    前記第1主面に設けられた平面アンテナ部と、
    前記第1主面に設けられ、前記平面アンテナ部に接続された高周波回路部と、
    前記回路基板を収容する収容室が設けられた誘電体ブロックとを備え、
    前記収容室は、前記第2主面と接し、前記回路基板が固定された第1内面部、および、前記平面アンテナ部と間隔をあけて対向する第2内面部を有し、
    前記誘電体ブロックは、前記第2内面部に関して収容室側とは反対側に位置する第1誘電体部、および、前記第2内面部に関して前記収容室側に位置する第2誘電体部を含み、
    前記第1誘電体部は、柱状の外形を有し、
    前記平面アンテナ部の動作波長をλとすると、前記第1主面に略平行な断面における前記第1誘電体部の最大幅の寸法はλ以上である、高周波装置。
  2. 前記第1誘電体部と前記第2誘電体部とは、接続部によって互いに接続されている、請求項1に記載の高周波装置。
  3. 前記第2内面部と前記平面アンテナ部との最短距離が、1mm以上λ/2以下である、請求項1または請求項2に記載の高周波装置。
  4. 前記平面アンテナ部の中央部が、前記第1誘電体部の中心軸上に位置している、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の高周波装置。
  5. 前記第1誘電体部は、前記収容室側とは反対側に錐台形部を有する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の高周波装置。
  6. 前記第2内面部は、平面アンテナ部側に凸状のテーパ形状または曲面形状を有する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の高周波装置。
  7. 前記平面アンテナ部が、1つの送受信アンテナで構成されており、
    前記送受信アンテナは、給電部を含み、
    前記高周波回路部は、送信端子および受信端子を含み、
    前記給電部と、前記送信端子および前記受信端子の各々とは、端子間アイソレーションを有する電力分配器、または、方向性を具備した2分岐型結合器を介して、互いに接続されている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の高周波装置。
  8. 前記高周波回路部に接続された信号処理部と、
    前記信号処理部に接続された入出力コネクタとをさらに備え、
    人の動きを検知する人感センサとして機能する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の高周波装置。
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