JP2019191216A - 動画再生装置及び動画再生システム - Google Patents

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Yuuya Matsuo
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Abstract

【課題】字幕と動画の干渉が抑制される動画再生装置及び動画再生システムを提供する。【解決手段】動画再生装置10は、ユーザの頭の向きを検出する第1センサ21から測定値を取得する第1取得部11と、ユーザの頭の向きに応じて、動画の一部の領域を選択する選択部12と、ユーザにより指示される方向を検出する第2センサ31から測定値を取得する第2取得部13と、表示部22に動画の一部の領域を表示させるとともに、ユーザにより指示される方向に追従するように、動画に関する字幕を動画の一部の領域に重ねて表示させる表示制御部14と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、動画再生装置及び動画再生システムに関する。
近年、ヘッドマウントディスプレイによって動画を表示し、ユーザの頭の向きに追従するように動画の表示領域を変化させ、臨場感や没入感を高める技術が実用に供されている。
また、動画を再生する場合に、動画に重ねて字幕を表示することが一般に行われている。
例えば、下記特許文献1には、字幕ファイルを再生する字幕ファイル再生装置と、字幕ファイル再生装置を制御すると共にショー全体のオーディオ・ビデオの制御を行なうAVコントローラと、視聴者が個々に頭部に装着して使用するディスプレイ・ユニットと、ディスプレイ・ユニットに字幕信号を送信し、映写機、照明機器等のフィールド機器を制御するショー・コントローラと、AVコントローラに制御されて音声ファイルを再生すると共にショー・コントローラに同期信号を伝送するデジタル・オーディオ・プレーヤーとを備える字幕表示システムが記載されている。
特開2006−119653号公報
特許文献1に記載の字幕表示システムによれば、スクリーンに字幕無しの動画を表示し、透過型のヘッドマウントディスプレイに字幕を表示することで、字幕を必要とする者に対してのみ字幕表示を利用させることができる。
しかしながら、ユーザの頭の向きに追従するようにヘッドマウントディスプレイに動画を表示し、その動画に重ねて字幕を表示する場合、字幕を一定の位置に表示するのでは、字幕と動画が干渉することがある。従来のようにディスプレイ等に動画を表示するのであれば、動画の下部等に字幕を表示することで干渉が避けられるが、ユーザの頭の向きに追従するように動画を表示する場合、動画のどの領域が表示されるか定まらず、字幕を一定の位置に表示するのでは字幕と動画が干渉することがある。
そこで、本発明は、字幕と動画の干渉が抑制される動画再生装置及び動画再生システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る動画再生装置は、ユーザの頭の向きを検出する第1センサから測定値を取得する第1取得部と、ユーザの頭の向きに応じて、動画の一部の領域を選択する選択部と、ユーザにより指示される方向を検出する第2センサから測定値を取得する第2取得部と、表示部に動画の一部の領域を表示させるとともに、ユーザにより指示される方向に追従するように、動画に関する字幕を動画の一部の領域に重ねて表示させる表示制御部と、を備える。
この態様によれば、ユーザの頭の向きに追従するように動画の一部の領域を表示し、動画のどの領域が表示されるか定まらない場合であっても、ユーザにより指示される方向に追従するように字幕を動画の一部の領域に重ねて表示させることで、字幕と動画の干渉が抑制される。
また、上記態様において、字幕、字幕の表示を開始する動画の時刻及び字幕の表示を終了する動画の時刻が関連付けられて記憶された記憶部をさらに備え、表示制御部は、動画の進行に合わせて、字幕を表示させてもよい。
この態様によれば、動画のどの領域が表示されるか定まらない場合であっても、字幕と動画の干渉を抑制しながら、動画の進行に合わせて字幕を表示することができる。
また、上記態様において、表示制御部は、ユーザによる入力に応じて、字幕を非表示に切り替えてもよい。
この態様によれば、ユーザの必要に応じて、字幕の表示を柔軟に切り替えることができる。
また、上記態様において、表示制御部は、第2センサのモデルを動画の一部の領域に重ねて表示させてもよい。
この態様によれば、第2センサにより検出される方向と、字幕の表示位置との関連を視覚的に示すことができ、字幕の表示位置の調整がより容易となる。
また、上記態様において、表示制御部は、第2センサのモデルから字幕を指し示す線を、動画の一部の領域に重ねて表示させてもよい。
この態様によれば、第2センサを動かした場合に字幕の表示位置がどのように変化するかが視覚的に示され、字幕の表示位置の調整がより容易となる。
また、上記態様において、表示制御部は、ユーザによる入力に応じて、字幕の位置が動画の一部の領域において固定されるように、字幕を動画の一部の領域に重ねて表示させてもよい。
この態様によれば、ユーザの頭の向きに追従するように動画の一部の領域を表示する場合であっても、字幕と動画の干渉が起こりづらい場合に、第2センサの操作を不要としてユーザの操作負担を軽減することができる。
本発明の一態様に係る動画再生システムは、動画再生装置と、ヘッドマウントディスプレイと、コントローラとを備える動画再生システムであって、ヘッドマウントディスプレイは、ユーザの頭の向きを検出する第1センサと、動画再生装置による制御に従って動画を表示する表示部と、を有し、コントローラは、ユーザにより指示される方向を検出する第2センサを有し、動画再生装置は、ユーザの頭の向きに応じて、動画の一部の領域を選択する選択部と、表示部に動画の一部の領域を表示させるとともに、ユーザにより指示される方向に追従するように、動画に関する字幕を動画の一部の領域に重ねて表示させる表示制御部と、を有する。
この態様によれば、ユーザの頭の向きに追従するように動画の一部の領域をヘッドマウントディスプレイに表示し、動画のどの領域が表示されるか定まらない場合であっても、コントローラによってユーザにより指示される方向に追従するように、字幕を動画の一部の領域に重ねて表示させることで、字幕と動画の干渉が抑制される。
本発明によれば、字幕と動画の干渉が抑制される動画再生装置及び動画再生システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る動画再生システムの機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態に係る動画再生装置の物理的構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る動画再生システムにより表示される動画の第1例を示す図である。 本発明の実施形態に係る動画再生システムにより表示される動画の第2例を示す図である。 本発明の実施形態に係る動画再生装置により記憶される字幕情報を示す図である。 本発明の実施形態に係る動画再生システムにより実行される動画再生処理の第1フローチャートである。 本発明の実施形態に係る動画再生システムにより実行される動画再生処理の第2フローチャートである。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
図1は、本発明の実施形態に係る動画再生システム1の機能ブロックを示す図である。動画再生システム1は、動画再生装置10と、ヘッドマウントディスプレイ20と、コントローラ30とを備える。動画再生装置10とヘッドマウントディスプレイ20は、有線又は無線によって通信可能に接続される。また、動画再生装置10とコントローラ30は、有線又は無線によって通信可能に接続される。
ヘッドマウントディスプレイ20は、ユーザの頭部に装着する表示装置であり、ユーザの頭の向きを検出する第1センサ21と、動画再生装置10による制御に従って動画を表示する表示部22と、を有する。第1センサ21は、ジャイロセンサによって構成されてよく、鉛直方向を検出する加速度センサを含んでもよい。また、表示部22は、液晶表示装置や有機EL(Electro-Luminescence)表示装置によって構成されてよい。ヘッドマウントディスプレイ20は、非透過型であったり、透過型であったりしてよく、立体画像を表示できるものであってもよいし、動画に合わせて音を再生するものであってもよい。
コントローラ30は、ヘッドマウントディスプレイ20を装着したユーザによって用いられ、ユーザにより指示される方向を検出する第2センサ31と、入力部32とを有する。第2センサ31は、ジャイロセンサによって構成されてよく、鉛直方向を検出する加速度センサを含んでもよい。入力部32は、物理的なキーで構成されてよく、ヘッドマウントディスプレイ20による動画の再生を制御する入力をユーザから受け付ける。コントローラ30は、ユーザによって把持される形状であってよいが、ユーザの腕に巻き付けられる形状であってもよい。
動画再生装置10は、第1取得部11、選択部12、第2取得部13、表示制御部14及び記憶部15を備える。第1取得部11は、ユーザの頭の向きを検出する第1センサ21から測定値を取得する。ここで、第1センサ21による測定値は、ジャイロセンサや加速度センサの測定値であってよく、ユーザの頭の向きを示す数値であってよい。
選択部12は、ユーザの頭の向きに応じて、動画の一部の領域を選択する。ここで、動画は、180度動画や360度動画と呼ばれるものであってよく、ヘッドマウントディスプレイ20の表示部22によって表示可能な範囲よりも広い範囲を撮影した動画であってよい。選択部12は、動画のうち、表示部22によって表示する領域を選択する。ここで、選択部12は、第1センサ21によって検出されたユーザの頭の向きに追従するように、動画の一部の領域を選択してよい。
第2取得部13は、ユーザにより指示される方向を検出する第2センサ31から測定値を取得する。ここで、第2センサ31による測定値は、ジャイロセンサや加速度センサの測定値であってよく、ユーザが把持するコントローラ30の向きを示す数値であってよい。
表示制御部14は、選択部12により選択された動画の一部の領域を表示部22に表示させるとともに、ユーザにより指示される方向に追従するように、動画に関する字幕を動画の一部の領域に重ねて表示させる。すなわち、表示制御部14は、ヘッドマウントディスプレイ20の第1センサ21によって検出されたユーザの頭の向きに追従するように動画の一部の領域を表示させ、その動画に重畳するように、コントローラ30の第2センサ31によって検出されたユーザにより指示される方向に追従するように字幕を表示させる。ここで、第1センサ21によるユーザの頭の向きの検出と、第2センサ31によるユーザにより指示される方向の検出は、互いに独立に行われる。そのため、ユーザの頭の向きに追従するように動画の一部の領域を表示し、動画のどの領域が表示されるか定まらない場合であっても、ユーザにより指示される方向に追従するように字幕を動画の一部の領域に重ねて表示させることができ、字幕と動画の干渉が抑制される。
記憶部15は、字幕、字幕の表示を開始する動画の時刻及び字幕の表示を終了する動画の時刻が関連付けられて記憶する。字幕、字幕の表示を開始する動画の時刻及び字幕の表示を終了する動画の時刻が関連付けられて含まれる字幕情報は、任意のデータ形式で記憶部15に記憶されてよい。表示制御部14は、動画の進行に合わせて、字幕を表示させてよい。これにより、動画のどの領域が表示されるか定まらない場合であっても、字幕と動画の干渉を抑制しながら、動画の進行に合わせて字幕を表示することができる。
なお、記憶部15は、少なくとも一時的に、再生する動画を記憶する。なお、動画は、動画再生装置10と通信可能な別体の装置に記憶されて、動画再生装置10によって読み出されてもよい。
表示制御部14は、ユーザによる入力に応じて、字幕を非表示に切り替えてもよい。ここで、ユーザによる入力は、コントローラ30の入力部32によって行われてよく、動画再生装置10の入力部10eによって行われてもよい。これにより、ユーザの必要に応じて、字幕の表示を柔軟に切り替えることができる。
表示制御部14は、ユーザによる入力に応じて、字幕の位置が動画の一部の領域において固定されるように、字幕を動画の一部の領域に重ねて表示させてもよい。ここで、ユーザによる入力は、コントローラ30の入力部32によって行われてよく、動画再生装置10の入力部10eによって行われてもよい。表示制御部14は、コントローラ30の第2センサ31により検出されるユーザにより指示される方向に関わらず、ヘッドマウントディスプレイ20の第1センサ21により検出されるユーザの頭の向きに追従するように字幕を表示させることで、字幕の位置が動画の一部の領域において固定されるように、字幕を動画の一部の領域に重ねて表示させてもよい。これにより、ユーザは、所望の位置に字幕を動かした後、字幕の位置を固定することができる。そのため、ユーザの頭の向きに追従するように動画の一部の領域を表示する場合であっても、字幕と動画の干渉が起こりづらい場合に、第2センサ31の操作を不要としてユーザの操作負担を軽減することができる。
図2は、本発明の実施形態に係る動画再生装置10の物理的構成を示す図である。動画再生装置10は、演算部に相当するCPU(Central Processing Unit)10aと、記憶部15に相当するRAM(Random Access Memory)10bと、記憶部15に相当するROM(Read only Memory)10cと、通信部10dと、入力部10eと、表示部10fとを有する。これらの各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続される。なお、本例では動画再生装置10が一台のコンピュータで構成される場合について説明するが、動画再生装置10は、複数のコンピュータを用いて実現されてもよい。
CPU10aは、RAM10b又はROM10cに記憶されたプログラムの実行に関する制御やデータの演算、加工を行う制御部である。CPU10aは、ヘッドマウントディスプレイ20に動画を表示させ、コントローラ30により指示される方向に字幕を表示させるプログラム(動画再生プログラム)を実行する演算部である。CPU10aは、入力部10eや通信部10dから種々の入力データを受け取り、入力データの演算結果を表示部10fに表示したり、RAM10bに格納したりする。
RAM10bは、記憶部15のうちデータの書き換えが可能なものであり、例えば半導体記憶素子で構成されてよい。RAM10bは、CPU10aが実行する動画再生プログラムや、字幕情報及び動画といったデータを記憶する。
ROM10cは、記憶部15のうちデータの読み出しが可能なものであり、例えば半導体記憶素子で構成されてよい。ROM10cは、例えば動画再生プログラムや、書き換えが行われないデータを記憶する。
通信部10dは、動画再生装置10を外部機器に接続するインターフェースである。通信部10dは、コントローラ30と、例えば近距離無線通信により接続されて、コントローラ30から第2センサ31による測定値を受信したり、入力部32による入力値を受信したりしてよい。
入力部10eは、動画の再生を制御したり、字幕の態様を制御したりする入力を受け付けるものであり、例えば、物理的なキーやタッチパネル等を含んでよい。
表示部10fは、CPU10aによる演算結果を視覚的に表示するものであり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)により構成されてよい。もっとも、動画再生装置10は、必ずしも表示部10fを有さなくてもよい。
動画再生プログラムは、RAM10bやROM10c等のコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供されてもよいし、通信部10dにより接続される通信ネットワークを介して提供されてもよい。動画再生装置10では、CPU10aが動画再生プログラムを実行することにより、図1を用いて説明した様々な動作が実現される。なお、これらの物理的な構成は例示であって、必ずしも独立した構成でなくてもよい。例えば、動画再生装置10は、CPU10aとRAM10bやROM10cが一体化したLSI(Large-Scale Integration)を備えていてもよい。
図3は、本発明の実施形態に係る動画再生システム1により表示される動画の第1例を示す図である。本例では、動画D1のうち、選択部12により第1領域D2aが選択され、第1領域D2aがヘッドマウントディスプレイ20の表示部22に表示される場合を示している。ここで、動画D1の第1領域D2aには、字幕D3aが重ねて表示されている。ここで、字幕D3aの内容は「字幕A」である。
動画再生装置10の表示制御部14は、第2センサ31のモデルD4aを動画の一部の領域(第1領域D2a)に重ねて表示させてもよい。ここで、第2センサ31のモデルD4aは、コントローラ30の外観を示す3D画像であってよく、コントローラ30の外観を簡略化して示す画像であってもよい。このように、第2センサ31のモデルD4aを表示させることで、第2センサ31により検出される方向と、字幕D3aの表示位置との関連を視覚的に示すことができ、字幕D3aの表示位置の調整がより容易となる。
表示制御部14は、第2センサ31のモデルD4aから字幕D3aを指し示す線D5aを、動画の一部の領域(第1領域D2a)に重ねて表示させてもよい。第2センサ31のモデルD4aから字幕D3aを指し示す線D5aは、動画の視聴を妨げないように、半透明な線であってよい。また、第2センサ31のモデルD4aから字幕D3aを指し示す線D5aは、ユーザの入力に応じて非表示に切り替えられてもよい。第2センサ31のモデルD4aから字幕D3aを指し示す線D5aを表示することで、第2センサ31を動かした場合に字幕D3aの表示位置がどのように変化するかが視覚的に示され、字幕D3aの表示位置の調整がより容易となる。
図4は、本発明の実施形態に係る動画再生システム1により表示される動画の第2例を示す図である。本例では、第1例のように動画D1の第1領域D2aがヘッドマウントディスプレイ20の表示部22に表示された後、ユーザが頭の向きを変えたことによって、動画D1のうち、選択部12により第2領域D2bが選択され、第2領域D2bがヘッドマウントディスプレイ20の表示部22に表示される場合を示している。また、ユーザが頭の向きを変えるのと並行して、コントローラ30の向きを変えたことによって、動画D1の第2領域D2bには、字幕D3bが重ねて表示されている。ここで、字幕D3bの内容は「字幕B」であり、第1領域D2aにおける字幕D3aの表示位置と比較して、第2領域D2bにおける表示位置が異なっている。
動画再生装置10の表示制御部14は、コントローラ30の向きの変化に応じて、第2センサ31のモデルD4bの向きが変わるように、モデルD4bを動画の一部の領域(第2領域D2b)に重ねて表示させてもよい。また、表示制御部14は、コントローラ30の向きの変化に応じて、第2センサ31のモデルD4bから字幕D3bを指し示す線D5bが移動するように、線D5bを動画の一部の領域(第2領域D2b)に重ねて表示させてもよい。これにより、第2センサ31を動かした場合に字幕D3bの表示位置がどのように変化するかが視覚的に示され、字幕D3bの表示位置の調整がより容易となる。
図5は、本発明の実施形態に係る動画再生装置10により記憶される字幕情報Dを示す図である。字幕情報Dは、字幕の表示を開始する動画の時刻を示す「開始時刻」と、字幕の表示を終了する動画の時刻を示す「終了時刻」と、表示される字幕の内容を示す「字幕の内容」とを含む。ここで、開始時刻が「0:00:10」であり、終了時刻が「0:00:13」である場合の字幕の内容は「字幕A」であり、図3に示した字幕D3aのように表示される。また、開始時刻が「0:00:14」であり、終了時刻が「0:00:18」である場合の字幕の内容は「字幕B」であり、図4に示した字幕D3bのように表示される。
なお、図5に示した字幕情報Dは例示であり、字幕情報Dは、任意のデータ形式で記憶されてよい。例えば、開始時刻及び終了時刻は、動画のフレームによって表されてもよい。また、字幕の内容は、テキスト情報のみならず、フォント情報を含んでもよい。
図6は、本発明の実施形態に係る動画再生システム1により実行される動画再生処理の第1フローチャートである。はじめに、ヘッドマウントディスプレイ20の第1センサ21によって、ユーザの頭の向きを検出する(S10)。
次に、動画再生装置10の選択部12によって、ユーザの頭の向きに応じて、動画の一部の領域を選択する(S11)。そして、表示制御部14によって、ヘッドマウントディスプレイ20の表示部22に動画の一部の領域を表示する(S12)。
また、表示制御部14によって、コントローラ30の第2センサ31のモデルを動画の一部の領域に重ねて表示する(S13)。そして、コントローラ30の第2センサ31によって、ユーザにより指示される方向を検出し(S14)、表示制御部14によって、ユーザにより指示される方向に追従するように、字幕を動画の一部の領域に重ねて表示する(S15)。また、表示制御部14によって、第2センサ31のモデルから字幕を指し示す線を、動画の一部の領域に重ねて表示する(S16)。
さらに、表示制御部14によって、動画の進行に合わせて字幕を更新する(S17)。なお、以上の処理は、並行して実行されてもよいし、順不同で実行されてもよい。また、一部の処理は実行されなくてもよい。
図7は、本発明の実施形態に係る動画再生システム1により実行される動画再生処理の第2フローチャートである。第2フローチャートは、図6に示す第1フローチャートにより示される処理の後に実行される処理を示す。
動画再生装置10は、ユーザの入力に基づいて、字幕を非表示にするか否かを判定する(S20)。字幕を非表示にする場合(S20:YES)、表示制御部14によって、字幕を非表示に切り替える(S21)。一方、字幕を非表示にしない場合(S20:NO)、字幕を表示したまま次の処理に移る。
動画再生装置10は、ユーザの入力に基づいて、字幕を固定するか否かを判定する(S22)。字幕を固定する場合(S22:YES)、表示制御部14によって、字幕の位置が動画の一部の領域において固定されるように、字幕を動画の一部の領域に重ねて表示する(S23)。一方、字幕を固定しない場合(S22:NO)、字幕の位置を自由に移動させられる状態のまま次の処理に移る。なお、第1フローチャート及び第2フローチャートに示した処理は、動画再生装置10により動画が再生される期間にわたって繰り返し行われてよい。
本実施形態に係る動画再生システム1によれば、ユーザの頭の向きに追従するように動画の一部の領域をヘッドマウントディスプレイ20に表示し、動画のどの領域が表示されるか定まらない場合であっても、コントローラ30によってユーザにより指示される方向に追従するように、字幕を動画の一部の領域に重ねて表示させることで、字幕と動画の干渉が抑制される。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
10…動画再生装置、10a…CPU、10b…RAM、10c…ROM、10d…通信部、10e…入力部、10f…表示部、11…第1取得部、12…選択部、13…第2取得部、14…表示制御部、15…記憶部、20…ヘッドマウントディスプレイ、21…第1センサ、22…表示部、30…コントローラ、31…第2センサ、32…入力部

Claims (7)

  1. ユーザの頭の向きを検出する第1センサから測定値を取得する第1取得部と、
    前記ユーザの頭の向きに応じて、動画の一部の領域を選択する選択部と、
    前記ユーザにより指示される方向を検出する第2センサから測定値を取得する第2取得部と、
    表示部に前記動画の一部の領域を表示させるとともに、前記ユーザにより指示される方向に追従するように、前記動画に関する字幕を前記動画の一部の領域に重ねて表示させる表示制御部と、
    を備える動画再生装置。
  2. 前記字幕、前記字幕の表示を開始する前記動画の時刻及び前記字幕の表示を終了する前記動画の時刻が関連付けられて記憶された記憶部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記動画の進行に合わせて、前記字幕を表示させる、
    請求項1に記載の動画再生装置。
  3. 前記表示制御部は、前記ユーザによる入力に応じて、前記字幕を非表示に切り替える、
    請求項1又は2に記載の動画再生装置。
  4. 前記表示制御部は、前記第2センサのモデルを前記動画の一部の領域に重ねて表示させる、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の動画再生装置。
  5. 前記表示制御部は、前記第2センサのモデルから前記字幕を指し示す線を、前記動画の一部の領域に重ねて表示させる、
    請求項4に記載の動画再生装置。
  6. 前記表示制御部は、前記ユーザによる入力に応じて、前記字幕の位置が前記動画の一部の領域において固定されるように、前記字幕を前記動画の一部の領域に重ねて表示させる、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の動画再生装置。
  7. 動画再生装置と、ヘッドマウントディスプレイと、コントローラとを備える動画再生システムであって、
    前記ヘッドマウントディスプレイは、
    ユーザの頭の向きを検出する第1センサと、
    前記動画再生装置による制御に従って動画を表示する表示部と、を有し、
    前記コントローラは、
    前記ユーザにより指示される方向を検出する第2センサを有し、
    前記動画再生装置は、
    前記ユーザの頭の向きに応じて、前記動画の一部の領域を選択する選択部と、
    前記表示部に前記動画の一部の領域を表示させるとともに、前記ユーザにより指示される方向に追従するように、前記動画に関する字幕を前記動画の一部の領域に重ねて表示させる表示制御部と、を有する、
    動画再生システム。
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