JP2009139452A - 表示制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクロール速度が所定の閾値を超えた場合には、スクロール速度に応じて、ディスプレイに表示されるコンテンツデータの発色数、解像度などを低下させることによって、スクロール時における表示処理の負荷を軽減し、コストの無用な上昇を低減できる表示制御装置を提供すること。
【解決手段】発色数制御部13cは、スクロール速度検出部13bが出力したスクロール速度Sが、スクロール速度の閾値、つまり速度Sより小さければ、発色数をRGB888、前記SがS以上かつS以下の場合には、発色数をRGB444、前記SがSより大きければ、発色数をYとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、スクロール時における表示制御に関し、特に、高速スクロール時の表示画像の解像度などを低下させるようにした表示制御装置に関する。
表示装置には、表示画面内に表示しきれない部分を表示するために、表示内容を上下左右に移動させるスクロール機能が具備されている。
ところで、描画処理能力が低い表示制御装置においては、視聴者が、文字、図形などから構成されるコンテンツデータ、例えば、電子番組表を上下左右に高速にスクロールすることができず、画面に表示されるページを選択できるようにするなど別の操作が必要であった。
特許文献1には、スクロール時に画面に表示する画像を縮小することにより、実質的に高速スクロールを実現できる表示装置が開示されている。
また、高速スクロールを実現するために、スクロール実行時には、電子番組表の文字描画を省略する方法や、スクロールが開始されると、表示画像の発色数を一律に落とすことも行われている。
特開2005−292621号公報
しかし、特許文献1に開示の表示装置のように、スクロール時に表示画像を縮小すると、スクロール中の表示の視認性が低下する。文字描画を省略する方法でもスクロール中に確認したい情報を視聴者が見ることができない。さらに、表示画像の発色数を一律に落とす方法でも、表示画像の発色数が落ちてしまうため、視認性が低下してしまうという問題がある。
一方、後述するように、人間の視覚においては、物体の移動速度が所定の速度を超えると、当該物体の移動に追従する視覚的能力が大きく低下し、該物体を高精度に認識することができなくなる。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、スクロールの制御速度(以下、スクロール速度と記す)が所定の閾値を超えた場合には、スクロール速度に応じて、ディスプレイに表示されるコンテンツデータの発色数、解像度などを低下させることによって、スクロール時における表示処理の負荷を軽減し、コストの無用な上昇を低減できる表示制御装置を提供することを目的とする。
第1の技術的手段は、表示画像に係わる画像データを画像メモリに展開し、当該画像メモリに展開した画像データのスクロール表示制御において、縦方向、横方向のスクロールがそれぞれ所定の閾値のスクロール速度を超えた場合には、前記スクロール速度が大きくなるに従って、前記画像メモリに展開した画像データの発色数、当該画像データの解像度、当該画像データに含まれるフォントの階調数の少なくとも1つ又は複数の設定値を低下させる制御部を有することを特徴とする表示制御装置である。
第2の技術的手段は、第1の技術的手段において、前記表示画像がスクロール表示の対象となる表示画像とスクロール表示の対象とならない表示画像から構成される場合において、前記スクロール表示の対象となる表示画像に係わる画像データを展開する第1の画像メモリと、前記スクロール表示の対象とならない表示画像に係わる画像データを展開する第2の画像メモリとを備え、前記表示制御部は、前記第1の画像メモリに展開したスクロール表示の対象となる表示画像に係わる画像データの発色数、当該画像データの解像度、当該画像データに含まれるフォントの階調数の少なくとも1つ又は複数の設定値を低下させるように制御することを特徴とするものである。
第3の技術的手段は、第1又は第2の技術的手段において、前記所定の閾値を変更できることを特徴とするものである。
第4の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の表示制御装置を備えることを特徴とするテレビジョン受信装置である。
第5の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の表示制御装置を備えることを特徴とする表示装置である。
第6の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の表示制御装置を備えることを特徴とする記録装置である。
本発明により、スクロール速度が所定の閾値を超えた場合、ディスプレイに表示されるコンテンツデータの発色数、解像度などを低下させることによって、スクロール時における表示処理の負荷の無用な増大を軽減でき、表示制御装置のコスト上昇を低減できる。また、ユーザの視認性を低下させることなく、操作性を向上させることができる。
(実施例1)
本発明について説明する前に、スクロール時に実行される表示処理の一例について図1を用いて説明する。なお、以下、縦方向スクロールの場合に実行する表示処理について説明するが横方向スクロールの場合でも同様である。
図1(A)は、図1(B)、図1(C)の液晶ディスプレイ2に表示される全コンテンツデータ1の概略図である。
図1(A)からも明らかなように、全コンテンツデータ1の全部を、図1(B)の液晶ディスプレイ2に表示することは画面サイズの点などから不可能である。
そこで、液晶ディスプレイ2に表示できるコンテンツデータ、つまり、符号1aで示すコンテンツデータを、画像メモリに展開し、当該画像メモリに展開したコンテンツデータ1aに所定の画像処理を施して、液晶ディスプレイ2に表示する。
ここで、全コンテンツデータ1の他のデータ、例えば、符号1bで示すコンテンツデータを液晶ディスプレイ2に表示させる場合には、ユーザの下スクロールボタン3の操作を契機として、スクロール表示を実行すればよい。
具体的には、前記画像メモリに展開したコンテンツデータ1aを消去し、新たに、コンテンツデータ1bを当該画像メモリに展開し(書換処理)、該画像メモリに展開したコンテンツデータ1bを液晶ディスプレイ2に表示する。
このようにすることで、スクロール表示が可能となるがスクロール速度が早くなれば前記画像メモリの書換処理などの制御負荷が増大する。
次に、本発明に係わる表示制御装置10について、図2のブロック図を用いて説明する。
11は、液晶ディスプレイ2に表示する電子番組表データ等のコンテンツデータ(例えば、図1(A)の全コンテンツデータ1)を記録するコンテンツデータ記録部である。
12は、液晶ディスプレイ2に表示するコンテンツデータ(例えば、図1(B)のコンテンツデータ1a)を展開するための画像メモリである。
コンテンツデータ記録部11に記録されたコンテンツデータは、後述の表示制御部13の制御を受けて、画像メモリ12に展開される。そして、画像メモリ12に展開されたコンテンツデータは、画像処理部14により所定の画像処理が施されて、液晶ディスプレイ2に出力される。
表示制御部13は、液晶ディスプレイ2に表示するコンテンツデータの表示制御処理を実行する。
また、表示制御部13は、液晶ディスプレイ2に表示される画像の縦方向/横方向スクロール処理を制御するスクロール表示制御部13a、画像メモリ12の書換処理の速度を基にスクロール速度を算出するスクロール速度検出部13b、前記検出部13bが検出したスクロール速度に応じて、表示画像に係わる画像データ(コンテンツデータ)の発色数を制御する発色数制御部13c、同解像度を制御する解像度制御部13d、同階調フォント(グレイスケールの文字)の表示制御を実行する階調フォント表示制御部13eを有する。
なお、スクロール表示制御部13a、スクロール速度検出部13b、発色数制御部13c、解像度制御部13d、階調フォント表示制御部13eの詳細については、後述する。
15は、表示制御装置10を操作するための操作部であり、操作部15には、表示制御装置10の電源ボタン、液晶ディスプレイ2に表示されるコンテンツ(データ)を上下左右に移動させるためのスクロールボタン等が設けられている。
(スクロール表示処理)
ここで、スクロール表示制御部13aで実行されるスクロール表示処理について説明する。
スクロール表示制御部13aは、図1で説明したように、液晶ディスプレイ2の表示領域に表示できないコンテンツデータを表示する場合には、液晶ディスプレイ2の表示領域に表示できるコンテンツデータ(例えば、図1(A)のコンテンツデータ1a)を画像メモリ12に展開し、液晶ディスプレイ2に出力する(図1(B)参照)。
そして、ユーザが、例えば、操作部15の下スクロールボタンを押す等して、液晶ディスプレイ2に表示されるコンテンツを下に移動させようとすると、スクロール表示制御部13aは、画像メモリ12に展開されているコンテンツデータを消去し、新たに表示するコンテンツデータ(例えば、図1(A)のコンテンツデータ1b)を画像メモリ12に展開し、液晶ディスプレイ2に表示する(図1(C)参照)。
(スクロール速度)
スクロール速度は、表示制御装置10における画像メモリ12の書換制御速度などによるが、液晶ディスプレイ2に表示されるコンテンツ(データ)が移動する速度は、前記制御速度が同じでもディスプレイの大きさによって異なってくる。視聴者にとってのスクロール速度は液晶ディスプレイ2上の画像を視聴する眼(視線)の動きになるが、この点については後述する。
(発色数の制御)
発色数制御部13cは、スクロール速度検出部13bが出力したスクロール速度が大きくなるに従って、表示画像の発色数の設定値を低下させるよう制御する。
具体的には、発色数制御部13cに記録された図3に示す対応表51を基に、スクロール速度が大きくなるに従って、画像メモリ12に展開した画像データの発色数を低下させる。つまり、発色数制御部13cは、スクロール速度検出部13bが出力したスクロール速度Sが、スクロール速度の閾値、つまり速度Sより小さければ、発色数をRGB888、前記SがS以上かつS以下の場合には、発色数をRGB444、前記SがSより大きければ、発色数をYとする。なお、S<Sであるが、スクロール速度の閾値(S)の具体的な値については、後述する。
発色数を制御する方法は、従来から提案されている様々な方法を用いることができる。例えば、グラフィックプレーンのグラッフィックフォーマットを切り換えることにより、発色数を制御することができる。
(解像度の制御)
解像度制御部13dは、スクロール速度検出部13bが検出したスクロール速度が大きくなるに従って、表示画像の解像度の設定値を低下させるよう制御する。
具体的には、画像メモリ12に展開した画像データの解像度を低下させる。つまり、解像度制御部13dは、発色数制御部13cの発色数制御と同様に、検出したスクロール速度Sが、速度Sより小さければ、解像度を1920×1080、前記SがS以上かつS以下の場合には、解像度を1024×768、前記SがSより大きければ、解像度を960×540とする。
(階調フォントの制御)
ここで、階調フォントとは、ギザギザになりやすいフォントの斜め線などを、階調をつけることで滑らかに表示できるグレイスケールの文字フォントをいう。そして、階調フォントの階調数としては、16階調、4階調、2階調などの階調数があり、階調数が大きいほどデータ量が大きくなる。
階調フォント表示制御部13eは、フォントラスタライザ、つまりフォントデータを展開するフォント展開部(図示しない)を有し、スクロール速度検出部13bが検出したスクロール速度が大きくなるに従って、画像メモリ2に展開した画像データに含まれる階調フォントの階調数の設定値を低下させるよう制御する。
具体的には、発色数制御部13cの発色数制御と同様に、検出したスクロール速度Sが、速度Sより小さければ、階調フォントの階調数を16、前記SがS以上かつS以下の場合には、階調フォントの階調数を4、前記SがSより大きければ、階調フォントの階調数を2とする。
階調フォントの階調数を制御する方法としては、従来から提案されている様々な方法を用いることができる。例えば、階調フォント表示制御部13eのフォントラスタライザに対して、所定の階調数(16、4、2)の階調フォントを生成するように指示し、当該生成したフォントを液晶ディスプレイ2に表示すればよい。
(スクロール速度の閾値)
ここで、前述したスクロール速度の閾値について説明する。人間の視覚においては、物体の移動速度が約20(deg/sec)を超えると、当該物体の移動に追従する視覚的能力が大きく低下し、該物体を高精度に認識することができなくなる。
本発明では、前述の人間の視覚特性を利用して、スクロール速度の閾値(S)を決定する。ここで、図4を用いて、スクロール速度の閾値(S)の決定方法の一例を説明する。
図4(A)は、例えば、縦の長さが約52cm・横の長さが約93cmの42型の液晶ディスプレイ2を示した図である。
通常、ハイビジョン放送を視聴する際の最適視聴距離は、ディスプレイの縦の長さの約3倍である。従って、42型の液晶ディスプレイ2における最適視聴距離は、52cm×3=156cmとなる。
ここで、図4(B)のように、前記最適視聴距離(156cm)に位置する視聴者が、スクロール表示の対象となる文字、例えば、電子番組表の文字を画面上部(A)から下部(A’)にスクロール移動させた場合を想定する。この場合、視聴者は、スクロール移動した文字に視線を追随させることになる。
このとき、視聴者の視線が20(deg/sec)で上下に移動した場合の画面位置における視点の移動距離は55cmとなり、移動速度は55(cm/sec)となる。
追随限界の画面上の視点の移動速度(cm/sec)は、2×最適視聴距離(ディスプレイの縦の長さT×3)×tan10゜、つまり、1.1×ディスプレイの縦の長さT(式1)により算出できる。
このことは、ディスプレイの大きさにかかわらず表示制御装置において、52/55秒、毎、つまり、約1秒毎に、1頁(1画面)以上の頁送り相当のスクロール表示制御を行う場合、人の眼は、スクロールに追随しなくなることを意味するので、表示画像に係わる画像データ(コンテンツデータ)の情報量を削減しても視聴上問題がなくなる。
本発明では、スクロール速度が、スクロール速度の閾値(S)、つまり、1秒当たり1頁相当を超えた場合には、例えば、前述したように、発色数をRGB888からRGB444に低下させて、スクロール表示処理の負担を軽減する。このようにしても、通常人は、スクロール画面を高精度に認識できないため、たとえ発色数を低下させても、視聴者は違和感を持つことがほとんどない。
以上は、縦のスクロール表示制御の場合について説明したが、横のスクロールの場合も同様であり、93/55秒(約1.7秒)に横1頁相当のスクロール速度が、スクロール速度の閾値(S)となる。
そこで、ユーザは、縦スクロール/横スクロール時において、本発明に係わる表示制御を実行するかを、図5に示す入力画面61のチェックボックス61a/61bをチェックすることによって選択することもできる。
ユーザが、例えば、チェックボックス61aのみをチェックすれば、所定のスクロール速度で縦スクロールが実行された場合に、発色数、解像度などを低下させるように表示制御を実行する。
なお、前述のスクロール速度の閾値は、個人差が大きいため、視聴者自身が設定できるようにしてもよい。
このように、スクロール速度が、スクロール速度の閾値(S)を超えた場合には、スクロール表示される表示画面を高精度に認識できないため、たとえ発色数、解像度、階調フォントの階調を低下させても、視聴者が違和感を持つことなく、スクロール表示処理の負担を削減することができる。
(実施例2)
ここで、図6(A)に示すような、スクロール表示の対象となる電子番組表を表示する電子番組表表示領域71と、リモコンボタンに割り振られている機能等を表示するガイダンス表示領域72とから構成される表示画像73を想定する。
このようなとき、実施例1のように、スクロール速度が、スクロール速度の閾値(S)を超えた場合に、全表示画像(電子番組表表示領域71及びガイダンス表示領域72)の解像度などを低下させると、視聴者が見たいガイダンス表示領域72の視認性が低下してしまう。
そこで、実施例2で説明する表示制御装置では、スクロール速度が、スクロール速度の閾値を超えた場合に、スクロール表示の対象となる画像の解像度などを低下させる表示制御を行う。
前述した、表示画像73に係わる画像データは、例えば、図6(B)に示すように、スクロール表示の対象となる電子番組表の画像データを前景画像メモリ(前景プレーンメモリ)12a’に展開し、さらに、ガイダンス画面の画像データを背景画像メモリ(背景プレーンメモリ)12b’に展開し、各メモリ(12a’、12b’)に展開した画像データ(プレーン)を重畳することにより生成される。そして、生成された画像データがディスプレイに表示される(図6(A)参照)。
図6(C)は、各メモリに展開した画像データが重畳されディスプレイ2に表示されている様子を模式的に示した図の一例である。
なお、前記電子番組表の画像データ(前景画像データ)における、ガイダンス表示領域72に相当する部分は、透明であるため、電子番組表の画像データによって、ガイダンス表示領域72が見えなくなることはない。
図7は、前記表示制御が可能な表示制御装置10’について説明するためのブロック図である。
画像メモリ12’の前景画像メモリ(第1の画像メモリ)12a’は、図6で説明したように、スクロールの対象となる表示画像に係わる画像データを展開するメモリで、同背景画像メモリ(第2の画像メモリ)12b’は、スクロールの対象とならない表示画像に係わる画像データを展開するメモリである。
表示制御部13’は、コンテンツデータ記録部11に記録されているコンテンツデータを、各画像メモリ(12a’、12b’)に展開する。展開されたデータ画像データは、画像処理部14により所定の画像処理が施されて、液晶ディスプレイ2に出力される。
発色数制御部13c’は、スクロール速度検出部13bが検出したスクロール速度が大きくなるに従って、前景画像メモリ12a’に展開したスクロールの対象となる表示画像に係わる画像データの発色数の設定値を低下させる。また、解像度制御部13d’、階調フォント表示制御部13e’も同様に、スクロール速度検出部13bが検出したスクロール速度が大きくなるに従って、前景画像メモリ12a’に展開されたスクロールの対象となる表示画像に係わる画像データの解像度、階調フォントの階調数の設定値を低下させる。
このように、スクロール速度が、スクロール速度の閾値(S)を超えた場合に、スクロールの対象となる画像だけ、当該画像の解像度などを低下させ、スクロールの対象とならない画像の解像度などは低下させないので、スクロールの対象とならない画面の視認性が低下することがない。
なお、表示制御装置(10、10’)は、発色数制御部(13c、13c’)、解像度制御部(13d、13d’)、階調フォント表示制御部(13e、13e’)のいずれか1つを備えるようにしてもよい。つまり、画像データの発色数、当該画像データの解像度、当該画像データに含まれるフォントの階調数の少なくとも1つ又は複数の設定値を低下させるように制御してもよい。
複数の表示画像に係わる画像データを同時に展開できる画像メモリを有する(複数のプレーンを有する)表示制御装置において、単位時間当たりにスクロールキーを所定回数以上連続して押した場合には、各画像メモリに、例えば、頁毎の画像データを展開し、当該展開した画像データのそれぞれに発色数などの制御処理を施し、当該制御処理を施した画像データを順次表示することができる。このようにすることで、高速スクロールが可能になる。
表示制御装置(10、10’)を様々なAV機器、例えば、テレビジョン受信装置、液晶テレビ等の表示装置、HDDレコーダ等の記録装置に搭載することができる。
スクロール時に実行される表示処理の一例について説明するための図である。 本発明に係わる表示制御装置のブロック図である。 スクロール速度と低下させる発色数の対応関係を示した図である。 スクロール速度の閾値の決定方法の一例を説明するための図である。 入力画面の一例である。 電子番組表表示領域とガイダンス表示領域とから構成される表示画像を示した図である。 本発明に係わる表示制御装置の他のブロック図である。
符号の説明
1…コンテンツデータ、2…液晶ディスプレイ、3…下スクロールボタン、10、10’…表示制御装置、11…コンテンツデータ記録部、12、12’…画像メモリ、12a’…前景画像メモリ(第1の画像メモリ)、12b’…背景画像メモリ(第2の画像メモリ)、13…表示制御部、13a…スクロール表示制御部、13b…スクロール速度検出部、13c、13c’…発色数制御部、13d、13d’…解像度制御部、13e、13e’…階調フォント表示制御部、14…画像処理部、15…操作部、51…対応表、61…入力画面、71…電子番組表表示領域、72…ガイダンス表示領域、73…表示画像。

Claims (6)

  1. 表示画像に係わる画像データを画像メモリに展開し、当該画像メモリに展開した画像データのスクロール表示制御において、縦方向、横方向のスクロールがそれぞれ所定の閾値のスクロール速度を超えた場合には、前記スクロール速度が大きくなるに従って、
    前記画像メモリに展開した画像データの発色数、当該画像データの解像度、当該画像データに含まれるフォントの階調数の少なくとも1つ又は複数の設定値を低下させる制御部を有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示画像がスクロール表示の対象となる表示画像とスクロール表示の対象とならない表示画像から構成される場合において、前記スクロール表示の対象となる表示画像に係わる画像データを展開する第1の画像メモリと、前記スクロール表示の対象とならない表示画像に係わる画像データを展開する第2の画像メモリとを備え、
    前記表示制御部は、前記第1の画像メモリに展開したスクロール表示の対象となる表示画像に係わる画像データの発色数、当該画像データの解像度、当該画像データに含まれるフォントの階調数の少なくとも1つ又は複数の設定値を低下させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記所定の閾値を変更できることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載の表示制御装置を備えることを特徴とするテレビジョン受信装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1に記載の表示制御装置を備えることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1〜3のいずれか1に記載の表示制御装置を備えることを特徴とする記録装置。
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