JP2019191215A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着部材の大型化を抑制しつつ定着部材の撓み量を小さくすることができる定着装置を提供する。【解決手段】定着装置7は、筐体20の内側にて軸周りに回転しながらシートS上のトナー像を加熱する定着ベルト21と、筐体20の内側にて軸周りに回転しながら定着ベルト21との間に加圧領域Nを形成し、加圧領域Nを通過するシートS上のトナーを加圧する加圧ローラー22と、加圧ローラー22を定着ベルト21に押し付けて加圧領域Nを加圧し、加圧ローラー22の押し付けを解除して加圧領域Nを減圧する圧力調整部24と、定着ベルト21を筐体20に支持させる支持軸部30が筐体20を貫通しており、筐体20の外側に延びた支持軸部30の軸方向両側を圧力調整部24による加圧方向と同一方向に付勢する矯正付勢部25と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、媒体にトナー像を定着させる定着装置および画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、媒体にトナー像を熱定着させる定着装置を備えている。
例えば、特許文献1に記載の定着装置は、熱ローラーと、これに押し付けられる圧ローラーと、を備えている。圧ローラーは、ゴム層を積層した筒体と、筒体を貫通し、且つ軸受を介して筒体を支持する軸体と、を有している。筒体の両端部は、2つの第1の弾性支持機構によって弾性的に支持され、軸体の両端部は、2つの第2の弾性支持機構によって弾性的に支持されている。圧ローラーが長手方向の4点で支持されるため、圧ローラーの熱ローラーに対する押圧力が長手方向で均一になり、用紙の斜め搬送やジャムが防止される。
特開平8−190299号公報
圧ローラーの熱ローラーに対する押圧力は、用紙搬送用のローラー対の押圧力に比べて、非常に大きいため、熱ローラーを支持する軸体が僅かに撓む(湾曲する)ことがあった。しかしながら、上記した定着装置では、押圧力によって熱ローラーの軸体が撓むことについて十分に考慮されていなかった。このため、上記の定着装置では、長手方向で押圧力が均一にならず、用紙に皺が入る等の問題が発生していた。
上記のような問題は、熱ローラーの軸体を太くして軸体の剛性を向上させることで解決することができる。しかしながら、軸体を太くすると熱ローラーも太くなるため、定着装置が大型化するという別の問題が生じていた。
本発明は、上記課題を解決するために、定着部材の大型化を抑制しつつ定着部材の撓み量を小さくすることができる定着装置および画像形成装置を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明の定着装置は、筐体と、前記筐体の内側にて軸周りに回転しながら媒体上のトナー像を加熱する定着部材と、前記筐体の内側にて軸周りに回転しながら前記定着部材との間に加圧領域を形成し、前記加圧領域を通過する前記媒体上のトナーを加圧する加圧部材と、前記定着部材と前記加圧部材の何れか一方を他方に押し付けて前記加圧領域を加圧し、前記定着部材と前記加圧部材の何れか一方の押し付けを解除して前記加圧領域を減圧する圧力調整部と、前記定着部材と前記加圧部材の何れか他方を前記筐体に支持させる支持軸部が前記筐体を貫通しており、前記筐体の外側に延びた前記支持軸部の軸方向両側を前記圧力調整部による加圧方向と同一方向に付勢する矯正付勢部と、を備えている。
この場合、前記矯正付勢部は、前記支持軸部の軸方向両側に対応して前記筐体の外側に固定されている一対の補助筐体と、前記一対の補助筐体と前記支持軸部の軸方向両側との間に架設され、前記支持軸部の軸方向両側を加圧方向と同一方向に付勢する一対の付勢部材と、を含むことが好ましい。
この場合、前記圧力調整部に対応して前記筐体の外側に設けられている第2の矯正付勢部を更に備え、前記定着部材は、前記支持軸部を介して前記筐体に支持され、前記圧力調整部は、前記加圧部材を支持する可動部材に対し、カム軸部に固定された偏心カムを接触させながら回転させることで前記可動部材を移動させ、前記加圧領域の圧力を変更し、前記第2の矯正付勢部は、前記筐体を貫通して前記筐体の外側に延びた前記カム軸部の軸方向両側を前記圧力調整部による加圧方向とは逆方向に付勢することが好ましい。
この場合、前記第2の矯正付勢部は、前記カム軸部の軸方向両側に対応して前記筐体の外側に固定されている一対の第2の補助筐体と、前記一対の第2の補助筐体と前記カム軸部の軸方向両側との間に架設され、前記カム軸部の軸方向両側を加圧方向とは逆方向に付勢する一対の第2の付勢部材と、を含むことが好ましい。
この場合、前記定着部材は、前記支持軸部を介して前記筐体に支持され、前記圧力調整部は、前記加圧部材を支持する可動部材に対し、カム軸部に固定された偏心カムを接触させながら回転させることで前記可動部材を移動させ、前記加圧領域の圧力を変更し、前記矯正付勢部は、前記支持軸部の軸方向両側と前記カム軸部の軸方向両側との間に架設され、前記支持軸部と前記カム軸部とを互いに引き離す方向に付勢する一対の付勢部材を含むことが好ましい。
この場合、前記筐体は、前記支持軸部の軸方向両側を支持する一対のサイドフレームと、前記一対のサイドフレームの間に架設されている補強フレームと、を含むことが好ましい。
上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、上記のいずれかの定着装置を備えている。
本発明によれば、定着部材の大型化を抑制しつつ定着部材の撓み量を小さくすることができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンターの内部構造を示す概略図(正面図)である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置を模式的に示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置を模式的に示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置の圧力調整部等(加圧状態)を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置の圧力調整部等(減圧状態)を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置であって、支持軸部の撓みの矯正を説明する平面図である。 本発明の第2実施形態に係る定着装置を模式的に示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係る定着装置を模式的に示す平面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、図面に示す「Fr」は「前」を示し、「Rr」は「後」を示し、「L」は「左」を示し、「R」は「右」を示し、「U」は「上」を示し、「D」は「下」を示している。また、「上流」および「下流」並びにこれらに類する用語は、シートSの搬送方向(通過方向)の「上流」および「下流」並びにこれらに類する概念を指す。
[カラープリンターの概要]
図1を参照して、画像形成装置の一例としてのカラープリンター1について説明する。図1はカラープリンター1の内部構造を示す概略図(正面図)である。
カラープリンター1は、略直方体状の外観を構成する装置本体2を備えている。装置本体2の下部には、媒体の一例としての紙製のシートSを収容する給紙カセット3が着脱可能に設けられている。装置本体2の上面には、排紙トレイ4が設けられている。
カラープリンター1は、給紙装置5と、作像装置6と、定着装置7と、を装置本体2の内部に備えている。給紙装置5は、給紙カセット3から排紙トレイ4までの間に延びた搬送路Pの上流端部に設けられている。定着装置7は搬送路Pの下流側に設けられ、作像装置6は搬送路Pにおいて給紙装置5と定着装置7との間に設けられている。
作像装置6は、4つのトナーコンテナ10と、中間転写ベルト11と、4つのドラムユニット12と、光走査装置13と、を含んでいる。4つのトナーコンテナ10には、4色(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック)のトナー(現像剤)が収容されている。ドラムユニット12は、感光体ドラム14と、帯電装置15と、現像装置16と、一次転写ローラー17と、クリーニング装置18と、を含んでいる。一次転写ローラー17は、感光体ドラム14との間に中間転写ベルト11を挟むように設けられている。中間転写ベルト11の右側には、二次転写ローラー19が接触して転写ニップを形成している。
カラープリンター1の制御装置(図示せず)は各装置を適宜制御し、以下のように画像形成処理を実行する。帯電装置15は、感光体ドラム14の表面を帯電させる。感光体ドラム14は、光走査装置13から出射された走査光を受け、静電潜像を担持する。現像装置16は、トナーコンテナ10から供給されたトナーを用いて感光体ドラム14上の静電潜像をトナー像に現像する。一次転写ローラー17は、感光体ドラム14上のトナー像を回転する中間転写ベルト11に一次転写する。中間転写ベルト11は、回転しながら4色のトナー像を重ねたフルカラーのトナー像を担持する。シートSは、給紙装置5によって給紙カセット3から搬送路Pに送り出される。二次転写ローラー19は、転写ニップを通過するシートSに中間転写ベルト11上のトナー像を二次転写する。定着装置7は、トナー像をシートSに定着させる。その後、シートSは排紙トレイ4に排出される。クリーニング装置18は感光体ドラム14上に残ったトナーを除去する。
[第1実施形態:定着装置]
図2ないし図4を参照して、第1実施形態に係る定着装置7について詳細に説明する。図2は定着装置7を模式的に示す断面図である。図3は定着装置7を模式的に示す平面図である。図4は圧力調整部24等(加圧状態)を示す正面図である。
図2および図3に示すように、定着装置7は、筐体20と、定着ベルト21と、加圧ローラー22と、発熱部23と、圧力調整部24と、矯正付勢部25と、を備えている。筐体20は、装置本体2に支持されている(図1参照)。定着ベルト21および加圧ローラー22は、筐体20の内部にて軸周りに回転可能に設けられている。発熱部23は、定着ベルト21を加熱するための熱源である。圧力調整部24は、定着ベルト21に対する加圧ローラー22の接触圧を調整するためのユニットである。矯正付勢部25は、定着ベルト21を支持する支持軸部30の撓みを矯正するためのユニットである。
<筐体>
図3に示すように、筐体20は、例えば、板金製で前後方向に長い略直方体状に形成されている。筐体20は、一対のサイドフレーム20Aと、補強フレーム20Bと、を含んでいる。一対のサイドフレーム20Aは前後方向に離間して配置されている。一対のサイドフレーム20Aの右端部には連結部20Cが連結され、一対のサイドフレーム20Aと連結部20Cとは平面から見て左側を開放した略U字状に一体に形成されている。補強フレーム20Bは、一対のサイドフレーム20Aの左端部の間に架設されている。
<定着ベルト>
図2および図3に示すように、定着部材の一例としての定着ベルト21は、無端状のベルトであって、前後方向に長い略円筒状に形成されている。定着ベルト21は、例えば、耐熱性および弾性を有する合成樹脂等で形成されている。なお、定着ベルト21の前後両端部には、一対のキャップCPが取り付けられている(図3参照)。
図2に示すように、定着ベルト21の内側(内部空間)には、支持軸部30と、押圧パッド31と、ベルトガイド32と、が設けられている。
(支持部材)
図2および図3に示すように、支持軸部30は、例えば、金属材料によって前後方向(軸方向)延びた略角筒状に形成されている。図3に示すように、支持軸部30は、定着ベルト21を軸方向に貫通している。支持軸部30の軸方向両側は、定着ベルト21よりも外側に延びて一対のサイドフレーム20Aに固定(支持)されている。また、支持軸部30の軸方向両端部は、一対のサイドフレーム20Aを貫通して外側に延びている。支持軸部30は、一対のキャップCPを介して定着ベルト21を筐体20に支持させる機能を有している。すなわち、定着ベルト21は、支持軸部30を介して筐体20に支持され、支持軸部30の周りを回転可能に設けられている。
(押圧パッド)
押圧パッド31は、例えば、耐熱性を有する硬質の合成樹脂製で、加圧ローラー22よりも軸方向に長く、且つ定着ベルト21よりも軸方向に短い略直方体状に形成されている。図2に示すように、押圧パッド31は、定着ベルト21の内周面に接触した状態で支持軸部30に固定され、定着ベルト21を加圧ローラー22に押し付ける機能を有している。なお、押圧パッド31の外周には、定着ベルト21との摩擦抵抗を低減させるための摺動シートが巻かれている(図示せず)。
(ベルトガイド)
ベルトガイド32は、例えば、磁性を有するステンレス等の金属材料によって軸方向に長い略半円筒状に形成されている。ベルトガイド32の一端部は支持軸部30に固定され、ベルトガイド32の湾曲面は押圧パッド31とは反対側となる定着ベルト21の内周面に接触している。ベルトガイド32は、定着ベルト21を略円筒形状に維持する機能等を有している。
<加圧ローラー>
図2および図3に示すように、加圧部材の一例としての加圧ローラー22は、前後方向に長い略円筒状に形成され、定着ベルト21の右側に配置されている。加圧ローラー22は、金属製の芯金22Aと、その外周面に積層されたシリコンスポンジ等の弾性層22Bと、を含んでいる。加圧ローラー22(芯金22A)には、ギア列(図示せず)を介して駆動モーターMが接続されている。加圧ローラー22は、筐体20の内側にて軸周りに回転しながら定着ベルト21との間に加圧領域Nを形成する機能を有している。なお、加圧領域Nとは、圧力が0Paである上流側の位置から圧力が作用する位置を経由して再び圧力が0Paとなる下流側の位置までの領域を指している。
<発熱部>
図2に示すように、発熱部23は、定着ベルト21を挟んで加圧ローラー22の反対側(左側)に配置されている。発熱部23は、コイルホルダー23Aと、IHコイル23Bと、アーチコア23Cと、を含んでいる。コイルホルダー23Aは、定着ベルト21の外面に沿うように前後方向に長い略半円筒状に形成され、定着ベルト21との間に隙間を挟んで配置されている。IHコイル23Bは、コイルホルダー23Aに保持され、フェライト等の強磁性体で形成されたアーチコア23Cに覆われている。なお、熱源として誘導加熱型の発熱部23を定着ベルト21の外側に配置したが、これに代えて、定着ベルト21の内部にハロゲンヒーターやカーボンヒーター等を配置してもよい。
<圧力調整部>
図3および図4に示すように、圧力調整部24は、一対の可動アーム33と、一対の調整アーム34と、一対の調整バネ35と、一対の偏心カム36と、カムモーター37と、を含んでいる。
(可動アーム、調整アーム)
可動部材の一例としての可動アーム33は、加圧ローラー22の芯金22Aの軸方向両端部を回転可能に支持している。調整アーム34は、可動アーム33を挟んで加圧ローラー22の反対側(右側)に配置されている。調整アーム34は、可動アーム33の回動軸33Aに接続されている。可動アーム33および調整アーム34は、それぞれ、回動軸33Aを介して筐体20に揺動可能に支持されている。一対の調整アーム34の下部には、一対の作動コロ34Aが回転可能に支持されている。なお、可動アーム33、調整アーム34および作動コロ34Aは、例えば、金属材料によって形成されている。
(調整バネ)
調整バネ35は、所謂コイルスプリングであって、可動アーム33と調整アーム34との間に架設されている。調整バネ35は、可動アーム33と調整アーム34とを互いに引き離す方向に付勢している。
(偏心カム)
一対の偏心カム36は、前後方向に延びたカム軸部38に固定されている。カム軸部38は、加圧ローラー22の右側で、加圧ローラー22と略平行に設けられている。カム軸部38の軸方向両側は、一対のサイドフレーム20Aに回転可能に支持されている。また、カム軸部38の軸方向両端部は、一対のサイドフレーム20Aを貫通して外側に延びている。なお、偏心カム36やカム軸部38は、例えば、金属材料によって形成されている。
図4に示すように、偏心カム36は、回転中心(カム軸部38)から外周面までの距離(偏心半径)を不定とした所謂円板カムである。上記した一対の調整アーム34の作動コロ34Aは、それぞれ、調整バネ35に付勢されて偏心カム36の外周面(カム面)に押し付けられている。偏心カム36の周面には、加圧カム面F1と減圧カム面F2とを含む曲面が連続して形成されている。加圧カム面F1の偏心半径は、減圧カム面F2の偏心半径よりも大きく形成されている。なお、偏心カム36は、加圧カム面F1と減圧カム面F2とを含む全ての範囲で偏心半径を連続的に増減させた曲面形状を有している。
(カムモーター)
カムモーター37は、カム軸部38の前端部にギア列(図示せず)を介して接続されている。カムモーター37は、偏心カム36(カム軸部38)を回転駆動させる。
<圧力調整部の作用>
次に、図4および図5を参照して、圧力調整部24の作用について説明する。図5は圧力調整部24等(減圧状態)を示す正面図である。なお、本実施形態の説明では、図4および図5において、時計回りの回転を「正回転」と呼び、反時計回りの回転を「逆回転」と呼ぶ。
図4に示すように、偏心カム36の加圧カム面F1が作動コロ34Aに接触した状態では、調整アーム34および可動アーム33が左方向に押し付けられている。このため、加圧ローラー22は定着ベルト21に食い込むように強く押し付けられ、加圧領域Nにおける圧力が増加する(加圧状態)。
図5に示すように、減圧カム面F2が作動コロ34Aに接触するまで偏心カム36が逆回転すると、調整アーム34および可動アーム33は右方向に移動する。このため、加圧ローラー22は定着ベルト21から離れる方向に移動し、加圧領域Nにおける圧力が減少する(減圧状態)。なお、減圧状態から偏心カム36が正回転して、加圧カム面F1が作動コロ34Aに接触すると、再び加圧領域Nが加圧状態になる(図4参照)。
以上のように、圧力調整部24は、加圧ローラー22を支持する可動アーム33に対し、カム軸部38に固定された偏心カム36を接触させながら回転させることで可動アーム33を移動させ、加圧領域Nの圧力を変更する。このようにして、圧力調整部24は、加圧ローラー22を定着ベルト21に押し付けて加圧領域Nを加圧し、加圧ローラー22の押し付けを解除して加圧領域Nを減圧する。
[定着装置の作用]
ここで、定着装置7の作用(定着処理)について説明する。なお、定着処理を実施する場合、加圧領域Nは加圧状態とされている。また、筐体20には、定着ベルト21の表面温度を検知するための温度センサー(図示せず)が設けられている。駆動モーターM、発熱部23(IHコイル23B)、カムモーター37および温度センサー等は、各種の駆動回路(図示せず)を介してカラープリンター1の制御装置に電気的に接続されている。
まず、制御装置は、駆動モーターMやIHコイル23B等を駆動制御する。加圧ローラー22は駆動モーターMの駆動力を受けて回転し、定着ベルト21は加圧ローラー22に従動して回転する(図2の矢印参照)。
次に、IHコイル23Bは、電源(図示せず)から電力の供給を受けて磁界を発生させ、定着ベルト21を誘導加熱する。ベルトガイド32は、定着ベルト21を透過した漏洩磁束を吸収して自己発熱し、定着ベルト21の加熱を補助する。温度センサーは、定着ベルト21の表面温度を検出し、入力回路を介して検出信号を制御装置に送信する。制御装置は、温度センサーから設定温度(例えば150〜200℃)に達したことを示す検出信号を受信すると、その設定温度を維持するようにIHコイル23Bを制御しながら、既に説明した画像形成処理の実行を開始する。トナー像が転写されたシートSは筐体20の内部に進入する。定着ベルト21は、軸周りに回転しながら加圧領域Nを通過するシートS上のトナー(トナー像)を加熱する。加圧ローラー22は、軸周りに回転しながら加圧領域Nを通過するシートS上のトナーを加圧する。すると、トナー像がシートSに定着する。そして、トナー像が定着したシートSは、筐体20の外部に送り出されて排紙トレイ4に排出される。
なお、画像形成(定着処理)を停止または休止する場合、制御装置は、カムモーター37を駆動制御して偏心カム36を回転させて、偏心カム36の減圧カム面F2が作動コロ34Aに接触した状態にする。
ところで、加圧状態において、加圧ローラー22の定着ベルト21(押圧パッド31)に対する押圧力は、シートSの搬送用のローラー対(図示せず)の押圧力に比べて、非常に大きいため、定着ベルト21を支持する支持軸部30が加圧方向(図3では左方向)に凸となるように僅かに撓む(湾曲する)ことがある。支持軸部30が撓むと、加圧領域Nの圧力が軸方向で均一にならず、シートSに皺が入る等の問題が生じることもある。そこで、第1実施形態に係る定着装置7では、支持軸部30の撓みを矯正する矯正付勢部25を備えている。
<矯正付勢部>
図3および図6を参照して、矯正付勢部25について説明する。図6は支持軸部30の撓みの矯正を説明する平面図である。
図3に示すように、矯正付勢部25は、一対の補助筐体25Aと、一対の付勢部材25Bと、を含んでいる。
(補助筐体)
補助筐体25Aは、例えば、板金製で略U字状の断面を有する箱状に形成されている。一対の補助筐体25Aは、支持軸部30の軸方向両側に対応して筐体20(一対のサイドフレーム20A)の外側に固定されている。詳細には、補助筐体25Aは、サイドフレーム20Aを貫通して外側に突き出した支持軸部30の端部を覆うように設けられている。補助筐体25Aは、その内面に対して支持軸部30が干渉しない程度の寸法に形成されている。
(付勢部材)
付勢部材25Bは、所謂コイルスプリングであって、補助筐体25Aの内部空間に配置されている。一対の付勢部材25Bは、一対の補助筐体25Aと支持軸部30の軸方向両側との間に架設されている。詳細には、付勢部材25Bは、サイドフレーム20Aから外側に離れた位置で、補助筐体25Aの右側内面と支持軸部30の軸方向端部との間に架け渡されている。一対の付勢部材25Bは、支持軸部30の軸方向両側を加圧方向(図3では左方向)と同一方向に付勢する機能を有している。
図6に二点鎖線で示すように、支持軸部30は、一対のサイドフレーム20Aの間で加圧ローラー22の押圧力(図6に破線で示す白抜き矢印参照)によって加圧方向に凸となるように僅かに撓む。なお、図6では、説明の便宜のため、支持軸部30の撓みを強調して示している。一方で、支持軸部30の軸方向両側には一対の付勢部材25Bによって加圧方向に向かう付勢力(図6に実線で示す白抜き矢印参照)が働くため、支持軸部30には一対のサイドフレーム20Aの貫通部分30Aを支点として撓みを元に戻すようなモーメント(図6の黒塗り矢印参照)が発生する。その結果、図6に実線で示すように、加圧ローラー22の押圧力による支持軸部30の撓みが緩和されることになる。
以上説明した第1実施形態に係る定着装置7では、矯正付勢部25が、筐体20の外側に延びた支持軸部30の軸方向両側を圧力調整部24による加圧方向と同一方向に付勢する構成とした。この構成によれば、支持軸部30の貫通部分30Aが支点となって支持軸部30の撓みを解消するようなモーメントを発生させることができる。これにより、筐体20の内側(一対のサイドフレーム20Aの間)での支持軸部30の撓み量(変形量)を小さくすることができる。その結果、加圧領域Nでの圧力を軸方向で略均一にすることができ、適正な定着処理を実現することができる。また、撓み量を小さくするために支持軸部30の剛性を上げる必要がなくなるため、定着ベルト21の大型化(大径化)を抑制することもできる。
また、定着ベルト21(押圧パッド31)を介して支持軸部30が押圧されると、一対のサイドフレーム20Aは軸方向外側に押し出す力が働く。したがって、仮に、筐体20において補強フレーム20Bが存在しない場合、一対のサイドフレーム20Aは、軸方向外側に僅かに開くように撓むことになる。これに対し、第1実施形態に係る定着装置7によれば、一対のサイドフレーム20Aが補強フレーム20Bで連結されているため、一対のサイドフレーム20Aが外側に開くことを阻止することができる。これにより、一対のサイドフレーム20Aの間隔が一定に維持されるため、矯正付勢部25によって支持軸部30の撓みを適切に矯正することができる。
[第2実施形態]
次に、図7を参照して、第2実施形態に係る定着装置8について説明する。図7は定着装置8を模式的に示す平面図である。なお、以降の説明では、第1実施形態に係る定着装置7と同様または対応する構成については同一の符号を付し、定着装置7と同様または対応する説明は省略する。
第2実施形態に係る定着装置8には、第2の矯正付勢部26が圧力調整部24に対応して筐体20の外側に設けられている。第2の矯正付勢部26は、一対の第2の補助筐体26Aと、一対の第2の付勢部材26Bと、を含んでいる。
(第2の補助筐体)
第2の補助筐体26Aは、補助筐体25Aと略同一形状に形成されている。一対の第2の補助筐体26Aは、カム軸部38の軸方向両側に対応して筐体20(一対のサイドフレーム20A)の外側に固定されている。詳細には、第2の補助筐体26Aは、サイドフレーム20Aを貫通して外側に突き出したカム軸部38の端部を覆うように設けられている。第2の補助筐体26Aは、その内面に対してカム軸部38が干渉しない程度の寸法に形成されている。
(第2の付勢部材)
第2の付勢部材26Bは、所謂コイルスプリングであって、第2の補助筐体26Aの内部空間に配置されている。一対の第2の付勢部材26Bは、一対の第2の補助筐体26Aとカム軸部38の軸方向両側との間に架設されている。詳細には、第2の付勢部材26Bは、サイドフレーム20Aから外側に離れた位置で、第2の補助筐体26Aの左側内面とカム軸部38の軸方向端部との間に架け渡されている。一対の第2の付勢部材26Bは、カム軸部38の軸方向両側を加圧方向とは逆方向(図7では右方向)に付勢する機能を有している。つまり、第2の矯正付勢部26は、矯正付勢部25と左右対称となる構造を有している。
なお、第2の補助筐体26A内に軸周りに回転するカム軸部38を支持する軸受部(図示せず)が設けられてもよい。この軸受部は加圧方向に沿って移動可能に設けられ、第2の付勢部材26Bは軸受部を介してカム軸部38を付勢してもよい。
カム軸部38は、一対のサイドフレーム20Aの間で加圧ローラー22の押圧力の反力(図7に一点鎖線で示す白抜き矢印参照)によって加圧方向とは逆向き(図7では右方向)に凸となるように僅かに撓む。一方で、カム軸部38の軸方向両側には一対の第2の付勢部材26Bによって加圧方向とは逆向きに向かう付勢力(図7に実線で示す白抜き矢印参照)が働くため、カム軸部38には一対のサイドフレーム20Aの貫通部分38Aを支点として撓みを元に戻すようなモーメント(図7の黒塗り矢印参照)が発生する。その結果、加圧ローラー22の押圧力の反力によるカム軸部38の撓みが緩和されることになる。
以上説明した第2実施形態に係る定着装置8では、第2の矯正付勢部26が、筐体20を貫通して筐体20の外側に延びたカム軸部38の軸方向両側を圧力調整部24による加圧方向とは逆方向に付勢する構成とした。この構成によれば、カム軸部38の貫通部分38Aが支点となってカム軸部38の撓みを解消するようなモーメントを発生させることができる。これにより、一対のサイドフレーム20Aの間でのカム軸部38の撓み量(変形量)を小さくすることができる。その結果、圧力調整部24による加圧領域Nの圧力調整を安定して行うことができ、適正な定着処理を実現することができる。また、撓み量を小さくするためにカム軸部38の剛性を上げる必要がなくなるため、圧力調整部24の大型化を抑制することもできる。
[第3実施形態]
次に、図8を参照して、第3実施形態に係る定着装置9について説明する。図8は定着装置9を模式的に示す平面図である。なお、以降の説明では、第1および第2実施形態に係る定着装置7,8と同様または対応する構成については同一の符号を付し、定着装置7,8と同様または対応する説明は省略する。
第3実施形態に係る定着装置9には、矯正付勢部27が支持軸部30からカム軸部38までに亘って筐体20の外側に設けられている。矯正付勢部27は、一対の補助筐体27Aと、一対の付勢部材27Bと、を含んでいる。
(補助筐体)
補助筐体27Aは、補助筐体25Aよりも左右方向に長い箱状に形成されている。補助筐体27Aは、支持軸部30の端部とカム軸部38の端部とを覆うように設けられている。なお、定着装置9では、補助筐体27Aが省略されてもよい。
(付勢部材)
付勢部材27Bは、所謂コイルスプリングであって、補助筐体27Aの内部空間に配置されている。一対の付勢部材27Bは、サイドフレーム20Aから外側に離れた位置で、支持軸部30の軸方向両側とカム軸部38の軸方向両側との間に架設されている。一対の付勢部材27Bは、支持軸部30とカム軸部38とを互いに引き離す方向に付勢する機能を有している(図8に実線で示す白抜き矢印参照)。
支持軸部30およびカム軸部38には、一対のサイドフレーム20Aの貫通部分30A,38Aを支点として撓みを元に戻すようなモーメント(図8の黒塗り矢印参照)が発生する。その結果、支持軸部30およびカム軸部38の撓みが緩和されることになる。
以上説明した第3実施形態に係る定着装置9によれば、支持軸部30およびカム軸部38に復元方向のモーメントが作用するため、一対のサイドフレーム20Aの間での支持軸部30の撓み量およびカム軸部38の撓み量を小さくすることができる。
なお、第1〜第3実施形態に係る定着装置7〜9では、圧力調整部24が加圧ローラー22を移動させて定着ベルト21に押し付けていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、圧力調整部24は、定着ベルト21を加圧ローラー22に押し付けて加圧領域Nを加圧し、定着ベルト21の押し付けを解除して加圧領域Nを減圧するように構成されてもよい。この場合、加圧ローラー22を筐体20に支持させる芯金22A(支持軸部)が筐体20を貫通しており、矯正付勢部25等が、筐体20の外側に延びた芯金22A(支持軸部)の軸方向両側を圧力調整部24による加圧方向と同一方向に付勢することが好ましい。
また、第1〜第3実施形態に係る定着装置7では、圧力調整部24が、2つの状態(加圧状態または減圧状態)の間で加圧ローラー22を移動させる構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、圧力調整部24は、偏心カム36のカム面のプロファイルを変更して、3つの状態以上の間で加圧ローラー22を移動させる構成としてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る定着装置7では、圧力調整部24が調整アーム34や調整バネ35を介して加圧ローラー22を移動させていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、調整アーム34や調整バネ35等を省略し、偏心カム36が、加圧ローラー22の芯金22Aまたは芯金22Aを軸支するベアリング等に接触しながら回転することで、加圧ローラー22(可動アーム33)を移動させてもよい。
また、第1〜第3実施形態に係る定着装置7〜9では、定着部材の一例として定着ベルト21が採用されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、定着部材の他の例として、金属製の筒体(支持軸部)上に合成樹脂製の弾性層やベルトを積層した定着ローラー(図示せず)が採用されてもよい。筒体(支持軸部)の軸方向両側は、サイドフレーム20Aを貫通し、且つサイドフレーム20Aに回転可能に支持されることが好ましい。この場合、補助筐体25A等の内側に移動可能な軸受部(図示せず)を設け、付勢部材25B等は軸受部を介して筒体を付勢することが好ましい。
また、第1〜第3実施形態に係る定着装置7〜9では、矯正付勢部25〜27の付勢部材25B,26B,27Bが、所謂コイルスプリングであったが、これに代えて、例えば、板バネやゴム等の弾性材であってもよい。また、第1〜第3実施形態に係る定着装置7〜9では、加圧ローラー22が回転駆動されていたが、これに代えて、定着ベルト21が回転駆動されてもよい。
また、第1〜第3実施形態に係る定着装置7〜9では、一対のサイドフレーム20Aの間に補強フレーム20Bが架設されていたが、一対のサイドフレーム20Aの剛性が十分に高ければ、補強フレーム20Bを省略してもよい。
また、上記実施形態の説明では、一例として、本発明をカラープリンター1に適用した場合を示したが、これに限らず、例えば、モノクロプリンター、複写機、ファクシミリまたは複合機等に本発明を適用してもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る定着装置および画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。
1 カラープリンター(画像形成装置)
7,8,9 定着装置
20 筐体
20A サイドフレーム
20B 補強フレーム
21 定着ベルト(定着部材)
22 加圧ローラー(加圧部材)
24 圧力調整部
25,27 矯正付勢部
25A,27A 補助筐体
25B,27B 付勢部材
26 第2の矯正付勢部
26A 第2の補助筐体
26B 第2の付勢部材
30 支持軸部
36 偏心カム
38 カム軸部
S シート(媒体)

Claims (7)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内側にて軸周りに回転しながら媒体上のトナー像を加熱する定着部材と、
    前記筐体の内側にて軸周りに回転しながら前記定着部材との間に加圧領域を形成し、前記加圧領域を通過する前記媒体上のトナーを加圧する加圧部材と、
    前記定着部材と前記加圧部材の何れか一方を他方に押し付けて前記加圧領域を加圧し、前記定着部材と前記加圧部材の何れか一方の押し付けを解除して前記加圧領域を減圧する圧力調整部と、
    前記定着部材と前記加圧部材の何れか他方を前記筐体に支持させる支持軸部が前記筐体を貫通しており、前記筐体の外側に延びた前記支持軸部の軸方向両側を前記圧力調整部による加圧方向と同一方向に付勢する矯正付勢部と、を備えていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記矯正付勢部は、
    前記支持軸部の軸方向両側に対応して前記筐体の外側に固定されている一対の補助筐体と、
    前記一対の補助筐体と前記支持軸部の軸方向両側との間に架設され、前記支持軸部の軸方向両側を加圧方向と同一方向に付勢する一対の付勢部材と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記圧力調整部に対応して前記筐体の外側に設けられている第2の矯正付勢部を更に備え、
    前記定着部材は、前記支持軸部を介して前記筐体に支持され、
    前記圧力調整部は、前記加圧部材を支持する可動部材に対し、カム軸部に固定された偏心カムを接触させながら回転させることで前記可動部材を移動させ、前記加圧領域の圧力を変更し、
    前記第2の矯正付勢部は、前記筐体を貫通して前記筐体の外側に延びた前記カム軸部の軸方向両側を前記圧力調整部による加圧方向とは逆方向に付勢することを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 前記第2の矯正付勢部は、
    前記カム軸部の軸方向両側に対応して前記筐体の外側に固定されている一対の第2の補助筐体と、
    前記一対の第2の補助筐体と前記カム軸部の軸方向両側との間に架設され、前記カム軸部の軸方向両側を加圧方向とは逆方向に付勢する一対の第2の付勢部材と、を含むことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記定着部材は、前記支持軸部を介して前記筐体に支持され、
    前記圧力調整部は、前記加圧部材を支持する可動部材に対し、カム軸部に固定された偏心カムを接触させながら回転させることで前記可動部材を移動させ、前記加圧領域の圧力を変更し、
    前記矯正付勢部は、前記支持軸部の軸方向両側と前記カム軸部の軸方向両側との間に架設され、前記支持軸部と前記カム軸部とを互いに引き離す方向に付勢する一対の付勢部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  6. 前記筐体は、
    前記支持軸部の軸方向両側を支持する一対のサイドフレームと、
    前記一対のサイドフレームの間に架設されている補強フレームと、を含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の定着装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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