JP2019191208A - 画像形成装置 - Google Patents

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正之 藤島
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Abstract

【課題】二成分現像剤中のトナーの劣化度合いを精度よく判定可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、像担持体と、帯電装置と、露光装置と、現像装置と、を有する画像形成部と、制御部と、画像濃度センサーと、を備える。制御部は、現像装置の駆動を停止してから所定時間以上経過している状態で現像装置を時間T1だけ駆動させる第1エージング動作を実行し、第1エージング動作の実行後に画像形成部において形成された第1検査用画像の濃度CTD1、および第1検査用画像の形成後に現像装置を時間T2だけ駆動させる第2エージング動作を実行し、第2エージング動作の実行後に画像形成部において形成された第2検査用画像の濃度CTD2の濃度比CTD1/CTD2に基づいて現像装置内の二成分現像剤中のトナーの劣化度を判定する。【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置に搭載される現像装置およびそれを備えた画像形成装置に関し、特に、磁性キャリアとトナーとから成る二成分現像剤を使用する現像装置における現像剤の劣化を判定する方法に関するものである。
従来、電子写真プロセスを用いた画像形成装置における乾式トナーを用いた現像方式としては、キャリアを用いない一成分現像方式と、磁性キャリアを用いて非磁性のトナーを帯電させる二成分現像剤を使用し、現像ローラー上に形成されたトナーおよびキャリアから成る磁気ブラシにより像担持体(感光体)上の静電潜像を現像する二成分現像方式とが知られている。
ところで、二成分現像方式においては、特に画像上の印字率(画像形成可能な面積に対する印字される面積の割合をいう。以下同じ。)が低い場合に、現像剤担持体(現像ローラー)から像担持体(感光体ドラム)に飛翔して現像に用いられるトナーが少ないために現像装置内のトナー粒子の入れ替わりが少なくなる。その結果、印字動作の繰り返しによりトナー外添剤の剥がれやトナー内への埋没等によりトナーが劣化して帯電特性が変化し、トナーが過剰に帯電して画像濃度低下やかぶり画像が発生することがある。
この対策として、例えば特許文献1には、予めかぶりの許容レベルを設定し、静電潜像を形成していない感光体ドラムを現像し、そのときのトナー濃度をADCセンサーで検出してかぶりの許容レベルと比較し、検出したトナー濃度値が基準値以上になったときに、現像剤寿命に達していると判断する現像剤の寿命検出装置が開示されている。
また、特許文献2には、感光体ドラム上に形成されたトナー像の凹凸を検知する凹凸検知手段と、凹凸検知手段により検知されたトナー像高さがトナー付着量に対する高さ基準値より大きいならばトナーが劣化していると判断するトナー劣化判定手段とを備える画像形成装置が開示されている。
特開平5−80655号公報 特開2010−217634号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、かぶり発生時のトナー量は少量であるためかぶり量の検知精度は高くなく、ばらつきが大きくなる。その結果、現像剤の寿命検知精度も低くなってしまう。また、特許文献2の方法では、トナー像高さはトナー帯電量の影響を受け、トナー帯電量は環境条件や画像形成装置の放置時間により変化する。エージング時間に対するトナー帯電量の変化量は放置時間が長くなるにつれて大きくなり、同じ現像バイアスで出力したときのトナー量(トナー像高さ)が変化する。その結果、放置時間によってトナー量が大きく変動し、トナーの劣化度合いを精度よく判定することができない。
本発明は、上記問題点に鑑み、二成分現像剤中のトナーの劣化度合いを精度よく判定可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、画像形成部と、制御部と、画像濃度センサーと、を備えた画像形成装置である。画像形成部は、像担持体と、帯電装置と、露光装置と、現像装置と、を有する。像担持体は、表面に感光層が形成される。帯電装置は、像担持体の表面を帯電させる。露光装置は、帯電装置により帯電された像担持体の表面を露光して静電潜像を形成する。現像装置は、キャリアとトナーとを含む二成分現像剤を収容する現像容器と、現像容器内に回転可能に支持され表面に二成分現像剤を担持する現像剤担持体と、を有し、現像剤担持体を用いて静電潜像をトナー像に現像する。制御部は、画像形成部の動作を制御する。画像濃度センサーは、画像形成部により形成されたトナー像の濃度を検知する。制御部は、現像装置の駆動を停止してから所定時間以上経過している状態で現像装置を時間T1だけ駆動させる第1エージング動作を実行し、第1エージング動作の実行後に画像形成部において第1検査用画像を形成し、第1検査用画像の形成後に現像装置を時間T2だけ駆動させる第2エージング動作を実行し、第2エージング動作の実行後に画像形成部において第2検査用画像を形成し、画像濃度センサーにより検知された第1検査用画像の濃度CTD1および第2検査用画像の濃度CTD2の濃度比CTD1/CTD2に基づいて現像装置内の二成分現像剤中のトナーの劣化度を判定するトナー劣化判定モードを実行可能である。
本発明の第1の構成によれば、現像装置の駆動停止からの放置時間に関係なく、現像剤中のトナーの劣化度を精度よく判定することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置100の全体構成を示す概略図 第1実施形態の画像形成装置100に搭載される現像装置4の側面断面図 第1実施形態の画像形成装置100に用いられる制御経路の一例を示すブロック図 第1実施形態の画像形成装置100におけるトナー劣化判定モードの制御例を示すフローチャート 濃度キャリブレーション実行時の現像バイアスとパッチ画像濃度(ID)との関係を示すグラフ 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置100の全体構成を示す概略図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置100の全体構成を示す概略図である。画像形成装置(例えばモノクロプリンター)100本体内には、帯電、露光、現像および転写の各工程によりモノクロ画像を形成する画像形成部Pが配設されている。
画像形成部Pには、感光体ドラム1の回転方向(図1の反時計回り方向)に沿って、帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写ローラー5、クリーニング装置6、および除電装置7が配設されている。画像形成部Pでは、感光体ドラム1を図1において反時計回り方向に回転させながら、感光体ドラム1に対する画像形成プロセスが実行される。
感光体ドラム1は、例えばアルミニウム製のドラム素管の外周面に感光層が積層されたものである。本実施形態では、感光層として高硬度で耐久性に優れたアモルファスシリコン(a−Si)感光層を用いている。感光層はアモルファスシリコン感光層に限らず、有機感光層(OPC)を用いてもよい。
帯電装置2は、感光体ドラム1の感光層を均一に帯電させる。本実施形態では、帯電ローラーと感光体ドラム1とを接触させ、接触部近傍に生じる電界によって放電するローラー帯電方式の帯電装置が用いられる。帯電装置2はこれに限らず、コロナワイヤーを用いたスコロトロン帯電方式を用いてもよい。
露光装置3は、画像データに基づいて光ビームを感光体ドラム1に照射し、感光体ドラム1の感光層の表面に帯電を減衰させた静電潜像を形成する。現像装置4は、トナーと磁性キャリアからなる二成分現像剤(以下、単に現像剤とも呼ぶ)が収納されており、静電潜像に現像剤中のトナーを付着させてトナー像に現像する。
転写ローラー5は、感光体ドラム1と接触して転写ニップ部を形成する。転写ローラー5に転写電圧電源54(図4参照)から負極性(トナーと逆極性)の電圧を印加することで、用紙が転写ニップ部を通過する際に、感光体ドラム1上に形成されたトナー像が負極性の電荷を注入された転写ローラー5側に引き付けられて用紙上に転写される。
クリーニング装置6は、トナー像が用紙に転写された後に、感光体ドラム1の表面の残留トナーを除去する。除電装置7は、感光体ドラム1の表面に除電光を照射して残留電荷を除去する。トナーコンテナ8は、現像剤を構成するトナーを貯留しており、現像装置4へトナーを供給する。
印字動作を行う場合、パソコン等の上位装置から送信された画像データを画像信号に変換する。一方、画像形成部Pにおいて、帯電装置2により図中の反時計回り方向に回転する感光体ドラム1が均一に帯電される。次に、画像信号に基づいて露光装置3が感光体ドラム1上に光ビームを照射することで、その画像データに基づく静電潜像を感光体ドラム1表面に形成する。その後、現像装置4の現像ローラー25(図2参照)に担持された現像剤中のトナーを静電潜像に付着させてトナー像を形成する。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム1に向けて、用紙が用紙収容部10から用紙搬送路11およびレジストローラー対13を経由して所定のタイミングで搬送され、感光体ドラム1と転写ローラー5との転写ニップ部において感光体ドラム1表面のトナー像が用紙に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム1から分離され、定着部9に搬送されて加熱および加圧されることで用紙にトナー像が定着される。定着部9を通過した用紙は、用紙搬送路11の分岐部に配置された分岐ガイド16によって搬送方向が振り分けられ、そのまま(或いは、反転搬送路17に送られて両面印字された後に)、排出ローラー対14を介して用紙排出部15に排出される。
図2は、本実施形態の画像形成装置100に搭載される現像装置4の側面断面図である。図2に示すように、現像装置4は、現像剤が収納される現像容器(ケーシング)20を備えており、現像容器20内は仕切壁20aによって、攪拌搬送室21と供給搬送室22とに区画されている。攪拌搬送室21には攪拌搬送スクリュー23が配設されており、供給搬送室22には供給搬送スクリュー24が配設されている。
攪拌搬送スクリュー23、供給搬送スクリュー24は、それぞれ支軸(回転軸)の周囲に螺旋羽を設けた構成になっており、互いに平行な状態で現像容器20に回転可能に軸支されている。なお、図2に示すように、攪拌搬送スクリュー23、供給搬送スクリュー24の軸方向である現像容器20の長手方向(図2の紙面と垂直な方向)の両端部においては仕切壁20aが存在せず、攪拌搬送スクリュー23、供給搬送スクリュー24間でのトナーの受け渡しが可能な連通部となっている。これにより、攪拌搬送スクリュー23は、攪拌搬送室21内の現像剤を攪拌しながら搬送して供給搬送室22に搬送し、供給搬送スクリュー24は、供給搬送室22に搬送されてきた現像剤を攪拌しながら搬送して現像ローラー25に供給する。
現像ローラー25は、感光体ドラム1の回転に応じて回転する非磁性スリーブと、非磁性スリーブ内に固定される複数の磁極とを有する。これらの磁極の磁力により非磁性スリーブの表面に現像剤を付着(担持)させて磁気ブラシを形成する。現像ローラー25は、攪拌搬送スクリュー23、供給搬送スクリュー24と平行な状態で、現像容器20に回転可能に軸支されている。攪拌搬送スクリュー23、供給搬送スクリュー24、および現像ローラー25は、モーター(図示せず)により回転駆動される。現像ローラー25には現像バイアス電源53(図3参照)によって直流電圧に交流電圧を重畳させた現像バイアスが印加される。
規制ブレード27は、長手方向(図2の紙面と垂直な方向)が最大現像幅よりも大きく形成されており、現像ローラー25と所定の間隔を隔てて配置されることにより、現像ローラー25の外周面に形成される磁気ブラシの層厚を規制する。
攪拌搬送室21には、攪拌搬送スクリュー23と対面してトナー濃度センサー30が配置されている。トナー濃度センサー30は、現像剤中のキャリアに対するトナーの割合(T/C)を検知するものであり、例えば、現像容器20内における現像剤の透磁率を検出する透磁率センサーが用いられる。トナー濃度センサー30により現像剤の透磁率を検出すると、その検出結果に相当する電圧値を後述する制御部90(図3参照)に出力し、制御部90によってトナー濃度センサー30の出力値からトナー濃度が決定される。制御部90は、決定されたトナー濃度に応じてトナー補給モーター31(図3参照)に制御信号を送信し、トナーコンテナ8(図1参照)から現像剤補給口20bを介して攪拌搬送室21に所定量のトナーが補給される。
次に、画像形成装置100の制御経路について説明する。図3は、本実施形態の画像形成装置100に用いられる制御経路の一例を示すブロック図である。なお、画像形成装置100を使用する上で装置各部の様々な制御がなされるため、画像形成装置100全体の制御経路は複雑なものとなる。そこで、ここでは制御経路のうち、本発明の実施に必要となる部分を重点的に説明する。
画像入力部50は、画像形成装置100にパソコン等から送信される画像データを受信する受信部である。画像入力部50より入力された画像信号はデジタル信号に変換された後、一時記憶部94に送出される。
バイアス制御回路51は、帯電バイアス電源52、現像バイアス電源53、および転写バイアス電源54と接続され、制御部90からの出力信号によりこれらの各電源を作動させるものであり、これらの各電源はバイアス制御回路51からの制御信号によって、帯電バイアス電源52は帯電装置2に、現像バイアス電源53は現像装置4内の現像ローラー25に、転写バイアス電源54は転写ローラー5に、それぞれ所定のバイアスを印加する。
トナー補給モーター31は、制御部90からの制御信号に基づいてトナーコンテナ8に貯留されたトナーを現像容器20内に供給する。
トナー量検知センサー35は、感光体ドラム1の外周面に対向して配置されており、後述するトナー劣化判定モードにおいて感光体ドラム1表面に付着したトナー量を検知する。トナー量検知センサー35としては、一般にLED等から成る発光素子と、フォトダイオード等から成る受光素子を備えた光学センサーが用いられる。感光体ドラム1上のトナー付着量を測定する際、発光素子から感光体ドラム1に測定光を照射すると、測定光はトナーによって反射される光、および感光体ドラム1表面によって反射される光として受光素子に入射する。
トナー付着量が多い場合には、感光体ドラム1の表面からの反射光がトナーによって遮光されるので、受光素子の受光量が減少する。一方、トナー付着量が少ない場合には、逆に感光体ドラム1の表面からの反射光が多くなる結果、受光素子の受光量が増大する。従って、受光した反射光量に基づく受光信号の出力値によりトナー付着量を検知することができる。
操作部70には、液晶表示部71、LED72が設けられており、液晶表示部71およびLED72は、画像形成装置100の状態を示したり、画像形成状況や印刷部数を表示したりするようになっている。画像形成装置100の各種設定はパーソナルコンピュータのプリンタードライバーから行われる。
その他、操作部70には、画像形成を中止する際等に使用するストップ/クリアボタン、画像形成装置100の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン等が設けられている。
制御部90は、中央演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)91、読み出し専用の記憶部であるROM(Read Only Memory)92、読み書き可能な記憶部であるRAM(Random Access Memory)93、一時的に画像データ等を記憶する一時記憶部94、カウンター95、画像形成装置100内の各装置に制御信号を送信したり操作部50からの入力信号を受信したりする複数(ここでは2つ)のI/F(インターフェイス)96、制御に必要な数値の演算処理を行う演算部97を少なくとも備えている。また、制御部90は、画像形成装置100本体内部の任意の場所に配置可能である。
また、制御部90は、画像形成装置100における各部分、装置に対し、CPU91からI/F96を通じて制御信号を送信する。また、各部分、装置からその状態を示す信号や入力信号がI/F96を通じてCPU91に送信される。制御部90が制御する各部分、装置としては、例えば、画像形成部P、定着部9、トナー濃度センサー30、トナー補給モーター31、トナー量検知センサー35、画像入力部50、バイアス制御回路51、操作部70等が挙げられる。
I/F96は、パソコン等の外部機器との間で、インターネット又はLAN等の通信ネットワークを介して有線又は無線によるデータ通信を行う。本実施形態では、I/F96は後述するトナー劣化判定モードにおいてトナーが劣化していると判定された場合に、アラート(警告)をサービスマンやサービスセンター等に送信可能である。
ROM92には、画像形成装置100の制御用プログラムや、制御上の必要な数値等、画像形成装置100の使用中に変更されることがないようなデータ等が収められている。RAM93には、画像形成装置100の制御途中で発生した必要なデータや、画像形成装置100の制御に一時的に必要となるデータ等が記憶される。また、RAM93(或いはROM92)には、後述するトナー劣化判定モードの実行時におけるトナー量検知センサー35の出力値とトナー付着量との関係も格納されている。カウンター95は、印字枚数を積算してカウントする。
演算部97は、トナー濃度センサー30の出力値から現像装置4内のトナー濃度を算出して現像装置3へのトナー補給量(トナー補給モーター31の駆動時間)を決定する。決定されたトナー補給量はCPU91に送信され、CPU91はトナー補給モーター31に制御信号を送信して所定時間駆動させる。また、演算部97は、トナー量検知センサー35の出力値に基づいてトナー付着量を算出する。さらに、演算部97は、トナー劣化判定モードにおいてトナーが劣化していると判定された場合、劣化トナーの強制吐出量、およびトナーコンテナ8からのトナー補給量を算出する。
ところで、長期間の印字によってトナーに機械的なストレスが長期間加えられるとトナーが劣化するという問題がある。具体的には、トナー外添剤が摩擦によって剥離したり、トナー母粒子内に埋没したりすることにより、トナーの帯電性が低下する。その結果、トナーの現像性が高くなり過ぎてかぶり現象や画像濃度異常、トナー飛散が発生する不具合が生じる。
前述したように、現像装置4のエージング時間に対するトナー帯電量の変化量は、現像装置4の駆動停止からの放置時間が長くなるにつれて大きくなり、同じ現像バイアスで出力したときのトナー付着量(現像量)が変化する。その結果、現像装置4の放置時間によってトナー付着量が大きく変動するため、トナー付着量を測定するだけではトナーの劣化度合いを精度よく判定することができなかった。
そこで、本発明では、所定時間エージング動作を行った後に第1検査用画像を形成する。また、第1検査用画像の形成後に再度所定時間エージング動作を行い、第2検査用画像を形成する。そして、第1検査用画像と第2検査用画像の画像濃度の比率に基づいてトナーの劣化度合いを判定することとしている。
具体的には、現像装置4を一定時間エージング(攪拌駆動)し、画像形成可能となった状態で感光体ドラム1の表面に第1検査用画像としてパッチ画像を形成する。次に、トナー量検知センサー35で第1検査用画像の画像濃度(以下、CTD1という)を検知する。その後、再び現像装置4を一定時間エージングし、感光体ドラム1の表面に第1検査用画像と同じ現像バイアスを用いて第2検査用画像としてパッチ画像を形成する。次に、トナー量検知センサー35で第2検査用画像の画像濃度(以下、CTD2という)を検知する。
ここで、CTD1は現像装置4の駆動停止からの放置時間によって変動するが、トナーの劣化がなければCTD2はCTD1とほぼ同一の濃度となる。また、CTD1に比べてCTD2が大きい場合はエージング動作によってトナー帯電量が上昇していることを示しており、過帯電トナーが発生し易くなっていると考えられる。一方、CTD1に比べてCTD2が小さい場合はエージング動作によってトナー帯電量が低下していることを示しており、環境条件(温湿度)等により帯電低下が発生し易くなっていると考えられる。即ち、トナーが劣化するにつれてCTD1とCTD2との濃度差が大きくなる。
そこで、CTD2に対するCTD1の比率(CTD1/CTD2)を算出し、CTD1/CTD2が所定の範囲内(A≦CTD1/CTD2≦B)にあるときはトナーが劣化していないと判定する。一方、CTD1/CTD2が閾値A未満であるとき、或いは閾値Bを超えるときはトナーが劣化していると判定する。
図4は、本実施形態の画像形成装置100におけるトナー劣化判定モードの制御例を示すフローチャートである。必要に応じて図1〜図3、および後述する図5を参照しながら図4のステップに沿ってトナー劣化判定モードの実行手順について説明する。なお、以下に示すトナー劣化判定モードは、前回のトナー劣化判定モードの実行からの累積印字枚数が所定枚数(例えば1k枚)に到達したとき等、所定のタイミングで行えばよい。
先ず、制御部90は現像装置4の放置時間(駆動停止時間)が所定時間以上であるか否かを判断する(ステップS1)。放置時間が所定時間以上である場合は(ステップS1でYes)、現像装置4のエージングを開始する(ステップS2)。
次に、制御部90はエージング開始から所定時間T1(ここでは10〜15秒)経過したか否かを判断する(ステップS3)。時間T1が経過した場合は(ステップS3でYes)、第1検査用画像を形成する(ステップS4)。本実施形態では、濃度キャリブレーション用のパッチ画像の1つを第1検査用画像として用いる。
図5は、濃度キャリブレーション実行時の現像バイアスとパッチ画像濃度(ID)との関係を示すグラフである。図5に示すように、500V、680V、800V、および830Vの4段階の現像バイアスを用いて感光体ドラム1上に4種類のパッチ画像を形成する。この4段階の現像バイアスのうち、800Vで現像したパッチ画像を第1検査用画像とする。
次に、トナー量検知センサー35によって第1検査用画像のCTD1を検知する(ステップS5)。図5から、CTD1は1.2であることがわかる。その後、現像装置4のエージングを再開する(ステップS6)。
次に、制御部90はエージング再開から所定時間T2(ここでは30秒)経過したか否かを判断する(ステップS7)。時間T2が経過した場合は(ステップS7でYes)、第1検査用画像と同じ現像バイアス(800V)で第2検査用画像を形成する(ステップS8)。次に、トナー量検知センサー35によって第2検査用画像のCTD2を検知する(ステップS9)。演算部97は、ステップS5で検知されたCTD1とステップS8で検知されたCTD2とを用いてCTD1/CTD2を算出する。
制御部90は、算出されたCTD1/CTD2が0.8以上1.2以下であるか否かを判断する(ステップS10)。0.8≦CTD1/CTD2≦1.2である場合(ステップS10でYes)はトナーが劣化していないと判定し、そのまま画像形成を行う。一方、CTD1/CTD2<0.8、または1.2<CTD1/CTD2である場合(ステップS10でYes)はトナーが劣化していると判定する(ステップS11)。
上記の制御によれば、現像装置4の駆動停止からの放置時間に関係なく、現像剤中のトナーの劣化度を精度よく判定することができる。トナーが劣化していると判定された場合、制御部90は液晶表示部71にトナーの交換を促す通知を行う。或いは、I/F96を介してサービスマンやサービスセンターにアラートを通知する。これにより、現像剤中のトナーの入れ替え時期や現像剤の交換時期を適切なタイミングで通知することができる。
また、トナーが劣化していると判定された場合、帯電装置2によって感光体ドラム1の表面を帯電させるとともに、露光装置5によってソリッド画像(ベタ画像)の静電潜像を形成して現像装置4を駆動し、現像剤中のトナーを感光体ドラム1に強制的に吐出することも有効である。トナーの吐出量は静電潜像の周方向長さによって調整可能である。
その後、制御部90はトナー供給モーター31(図3参照)に制御信号を送信し、強制吐出によって減少した分だけトナーコンテナ8から現像装置4へ新たなトナーを供給する。これにより、現像装置4内の劣化トナーを新たなトナーに入れ換えることができ、トナーの帯電性を復元させることができる。従って、トナーの帯電不良に起因するかぶり画像や画像濃度異常、トナー飛散等の不具合の発生を効果的に抑制することができる。
図6は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置100の側面断面図である。本実施形態では、画像形成装置100はタンデム式のカラープリンターであり、異なる4色(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)の画像を形成する4つの画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdが設けられている。これらの画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1c及び1dがそれぞれ配設されており、さらに図8において反時計回り方向に回転する中間転写ベルト18が各画像形成部Pa〜Pdに隣接して設けられている。画像形成装置100の制御経路は、基本的には図3に示した第1実施形態と同様であるため、必要に応じて図3を参照しながら説明する。
パソコン等の上位装置から画像データが入力されると、先ず、帯電装置2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させる。次いで露光装置3によって画像データに応じて光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像データに応じた静電潜像を形成する。静電潜像が形成された感光体ドラム1a〜1d上に現像装置4a〜4dによって現像剤中のトナーが供給され、静電的に付着する。これにより、露光装置3からの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
そして、一次転写ローラー5a〜5dにより一次転写ローラー5a〜5dと感光体ドラム1a〜1dとの間に所定の転写電圧で電界が付与され、感光体ドラム1a〜1d上のシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックのトナー像が中間転写ベルト18上に一次転写される。一次転写後に感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナー等はクリーニング装置6a〜6dにより除去される。
トナー像が転写される用紙は、カラープリンター100内の下部に配置された用紙収容部10内に収容されており、給紙ローラー12およびレジストローラー対13を介して用紙が所定のタイミングで中間転写ベルト18に隣接して設けられた二次転写ローラー19と中間転写ベルト18のニップ部(二次転写ニップ部)へ搬送される。トナー像が二次転写された用紙は定着部9へと搬送される。
定着部9に搬送された用紙は、加熱及び加圧されてトナー像が用紙に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された用紙は、そのまま(或いは分岐ガイド16によって反転搬送路17に振り分けられ、両面に画像が形成された後)排出ローラー対14によって排出トレイ15に排出される。
中間転写ベルト18の進行方向において最下流側に配置された画像形成部Pdよりも下流側、且つ二次転写ローラー19よりも上流側には画像濃度センサー45が配置されている。画像濃度センサー45は、トナー量検知センサー35と同様に発光素子と受光素子とを備えた光学センサーであり、感光体ドラム1a〜1d上に形成され、中間転写ベルト18上に一次転写された基準画像の濃度を検知する。制御部90(図3参照)は、画像濃度センサー45の検知結果に基づいて濃度キャリブレーションを実行する。
本実施形態の画像形成装置100においても、第1実施形態と同様の手順によりトナー劣化判定モードが実行される。但し、本実施形態では感光体ドラム1a〜1d表面に現像された第1検査用画像、第2検査用画像を中間転写ベルト18上に一次転写し、画像濃度センサー45を用いて中間転写ベルト18上に一次転写された第1検査用画像のCTD1および第2検査用画像のCTD2を検知する。
これにより、第1実施形態と同様に現像剤中のトナーの劣化度を精度よく判定することができる。トナーが劣化していると判定された場合、制御部90は液晶表示部71(図3参照)にトナー或いは現像剤の交換を促す通知を行う。或いは、I/F96(図3参照)を介してサービスマンやサービスセンターにアラートを通知する。或いは、現像剤中のトナーを感光体ドラム1a〜1dに強制的に吐出するとともに、強制吐出によって減少した分だけトナーコンテナ8a〜8dから現像装置4a〜4dへ新たなトナーを供給する。
なお、本実施形態においても、第1実施形態と同様に各感光体ドラム1a〜1dの外周面に対向してトナー量検知センサー35を配置し、トナー劣化判定モードにおいて感光体ドラム1表面に形成された第1検査用画像のCTD1および第2検査用画像のCTD2を検知するようにしてもよい。
その他本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記各実施形態では、二成分現像剤を担持する現像ローラー(現像剤担持体)25を備えた二成分現像式の現像装置4、4a〜4dを備えた画像形成装置100について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。供給搬送スクリュー24と現像ローラー25との間に磁気ローラー等の現像剤担持体をさらに設け、供給搬送スクリュー24から磁気ローラーに現像剤を供給した後に、磁気ローラーから現像ローラー25にトナーのみを供給する現像装置を備えた画像形成装置にも全く同様に適用することができる。
また、トナーコンテナ8、8a〜8d内にトナーおよびキャリアからなる二成分現像剤を貯留しておき、現像装置4、4a〜4dとして、トナーコンテナ8、8a〜8dから新たなトナーおよびキャリアを現像容器20内に補給する現像剤補給口と、トナーおよびキャリアの補給によって攪拌搬送室22bおよび供給搬送室20c内で余剰となった現像剤を排出する現像剤排出部と、を備えた現像装置を使用することもできる。この構成の場合、トナーコンテナ8、8a〜8dから現像装置4、4a〜4dへのトナーの補給に伴い、現像容器20内の劣化キャリアも新たなキャリアに徐々に入れ替わる。従って、キャリアの劣化もある程度改善することができる。
また、本発明は図1に示したようなモノクロプリンター、図6に示したようなカラープリンターに限らず、デジタル或いはアナログ方式のモノクロ複写機、カラー複写機、ファクシミリ等、種々の画像形成装置に適用可能である。
本発明は、二成分現像剤を用いる現像装置を備えた画像形成装置に利用可能である。本発明の利用により、二成分現像剤中のトナーの劣化度合いを精度よく判定することができ、画像濃度の上昇やかぶり画像、トナー飛散、およびキャリア現像を効果的に抑制可能な画像形成装置を提供することができる。
P、Pa〜Pd 画像形成部
1、1a〜1d 感光体ドラム(像担持体)
4、4a〜4d 現像装置
8、8a〜8d トナーコンテナ(トナー供給装置)
18 中間転写ベルト(中間転写体)
20 現像容器
23 第1攪拌スクリュー
24 第2攪拌スクリュー
25 現像ローラー(現像剤担持体)
27 規制ブレード
27 トナー補給モーター(トナー供給装置)
30 トナー濃度センサー
35 トナー量検知センサー(画像濃度センサー)
45 画像濃度センサー
71 液晶表示部(通知装置)
90 制御部
96 I/F(通信部)
97 演算部
100 画像形成装置

Claims (6)

  1. 表面に感光層が形成された像担持体と、
    前記像担持体の表面を帯電させる帯電装置と、
    前記帯電装置により帯電された前記像担持体の表面を露光して静電潜像を形成する露光装置と、
    キャリアとトナーとを含む二成分現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器内に回転可能に支持され表面に前記二成分現像剤を担持する現像剤担持体と、を有し、前記現像剤担持体を用いて前記静電潜像をトナー像に現像する現像装置と、
    を有する画像形成部と、
    前記画像形成部の動作を制御する制御部と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記画像形成部により形成された前記トナー像の濃度を検知する画像濃度センサーを有し、
    前記制御部は、
    前記現像装置の駆動を停止してから所定時間以上経過している状態で前記現像装置を時間T1だけ駆動させる第1エージング動作を実行し、
    前記第1エージング動作の実行後に前記画像形成部において前記像担持体表面に第1検査用画像を形成し、
    前記第1検査用画像の形成後に前記現像装置を時間T2だけ駆動させる第2エージング動作を実行し、
    前記第2エージング動作の実行後に前記画像形成部において前記像担持体表面に第2検査用画像を形成し、
    前記画像濃度センサーにより検知された前記第1検査用画像の濃度CTD1および前記第2検査用画像の濃度CTD2の濃度比CTD1/CTD2に基づいて前記現像装置内の前記二成分現像剤中の前記トナーの劣化度を判定するトナー劣化判定モードを実行可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成部は、前記像担持体の表面に形成された前記トナー像が一次転写されるとともに、一次転写された前記トナー像を記録媒体に二次転写する中間転写体を有し、
    前記画像濃度センサーは、前記画像形成部により前記像担持体表面に形成された前記第1検査用画像の濃度CTD1および前記第2検査用画像の濃度CTD2、若しくは前記中間転写体に一次転写された前記第1検査用画像の濃度CTD1および前記第2検査用画像の濃度CTD2を検知可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、CTD1/CTD2が以下の式(1)
    0.8≦CTD1/CTD2≦1.2・・・(1)
    を満たす場合にトナーが劣化していないと判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像容器に新たな前記トナーを供給するトナー供給装置を有し、
    前記制御部は、前記トナー劣化判定モードにおいて前記トナーが劣化していると判定されたとき、前記現像剤担持体から前記像担持体に前記トナーを強制吐出するとともに、前記トナー供給装置を用いて前記トナーの吐出量と同量の前記トナーを前記現像容器内に補給することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部からの要求に応じて所定の通知を行う通知装置を備え、
    前記制御部は、前記トナー劣化判定モードにより前記トナーが劣化していると判定されたとき、前記通知装置を用いて前記トナーの劣化を通知することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. ネットワークを介して通信可能な通信部を備え、
    前記制御部は、前記トナー劣化判定モードにより前記トナーが劣化していると判定されたとき、前記通信部を用いて前記トナーの劣化を通知することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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