JP2019191134A - 測位システム及び測位方法 - Google Patents

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Yoshitoshi Murata
嘉利 村田
オキ ディッキ アルディアンシャー プリマ
Oky Dicky Ardiansyah Prima
オキ ディッキ アルディアンシャー プリマ
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Abstract

【課題】マーカーの位置や姿勢のズレを考慮して、マーカーとカメラとの間の距離と、マーカーに対するカメラの姿勢とを求める、測位システム及び測位方法を提供する。【解決手段】測位システム1が、方向と距離の情報が備わる模様を有するマーカー11と、マーカー11の基本形に関するデータを格納し、当該データのマーカー11の基本形に対して、球面収差を補正したカメラ12の撮像面のマーカー11の画像と比較することによって、カメラ12のマーカー11からの距離とカメラ12のマーカー11に対する姿勢を求める算出部15と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、マーカーとカメラとの間の距離とマーカーに対するカメラの姿勢を求める、測位システム及び測位方法に関する。
AR(Augmented Reality:拡張現実)の技術分野において、実空間にマーカーを配置しておき、マーカーをカメラで撮影することにより、カメラの位置を推定することがなされている。
特許文献1には、多数のマーカーを配置しないで、単一のマーカーを配置することにより、カメラの位置及び姿勢を精度よく推定することを可能にする、撮像装置の位置・姿勢推定システムが開示されている。
特許文献2には、同時位置決定及びマッピング(SLAM: Simultaneous Localization and Mapping)技術と呼ばれる測位技術が開示されている。
特開2013−205278号公報 特表2013―535013号公報
しかしながら、特許文献1及び2に開示された技術では、マーカーの位置は測位時には既知となっていることが必要である。また、マーカーの位置や姿勢を測位する際、予め定められた位置や姿勢についての時間的経過によるズレを考慮していない。
そこで、本発明では、マーカーの位置や姿勢のズレを考慮して、マーカーとカメラとの間の距離と、マーカーに対するカメラの姿勢とを求める、測位システム及び測位方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のコンセプトは次の通りである。
[1] 方向と距離の情報が備わる模様を有するマーカーと、
前記マーカーの基本形に関するデータを格納し、当該データの前記マーカーの基本形に対して、球面収差を補正したカメラの撮像面の前記マーカーの画像と比較することによって、前記カメラの前記マーカーからの距離と前記カメラの前記マーカーに対する姿勢を求める算出部と、
を備える、測位システム。
[2] 前記マーカーが固定的に設置されており、
前記マーカーに対し位置及び姿勢が特定されるように配置されたセンサと、
前記センサからのデータの入力を受けて送信する通信部と、
を、さらに備え、
前記算出部が、前記通信部により送信される前記センサからのデータに基づいて、前記カメラの前記マーカーからの距離と前記カメラの前記マーカーに対する姿勢とについて補正する、前記[1]に記載の測位システム。
[3] 前記マーカー、前記センサ及び前記通信部を設置するための筐体を備え、
前記センサ及び前記通信部の何れか一方又は双方が前記筐体から取り外し可能に設置される、前記[2]に記載の測位システム。
[4] 位置と方向の情報が備わり、床面、柱、壁面などの固定された位置に設置された一又は複数の基準ポイントと、
前記基準ポイントに配置される前記カメラと、
を備える、前記[1]ないし[3]のいずれかに記載の測位システム。
[5] 方向と距離の情報が備わる模様を有する複数の補助マーカーを、さらに備え、
前記算出部が、前記補助マーカーの基本形に関するデータを格納し、当該データの前記補助マーカーの基本形に対して、球面収差を補正したカメラの撮像面の前記補助マーカーの画像と比較することによって、前記カメラの前記マーカーからの距離と前記カメラの前記マーカーに対する姿勢とについて補正をする、前記[1]ないし[4]のいずれかに記載の測位システム。
[6] 前記補助マーカーには、当該補助マーカーを識別するためのID情報が付されている、前記[5]に記載の測位システム。
[7] 移動体本体と可動部とを有する移動体において前記移動体本体に設置され、前記マーカーを撮影する球面収差を補正した前記カメラとしての第1のカメラと、
前記移動体本体に設置され、方向と距離の情報が備わる模様を有する一の補助マーカーと、
前記可動部に設置され、前記一の補助マーカーを撮影する球面収差を補正した第2のカメラと、
を備え、
前記算出部が、前記一の補助マーカーの基本形に関するデータを格納し、当該データの前記一の補助マーカーの基本形に対して、前記第2のカメラの前記一の補助マーカーからの距離と前記第2のカメラの前記一の補助マーカーに対する姿勢を求めて、その求めた結果に基づいて、前記第2のカメラの前記マーカーからの距離と前記第2のカメラの前記マーカーに対する姿勢とについて補正する、前記[1]ないし[5]のいずれかに記載の測位システム。
[8] 移動体本体と可動部とを有する移動体において前記移動体本体に設置され、前記マーカーを撮影する前記カメラと、
前記可動部に設置され、方向及び距離の情報が備わる模様を有する一の補助マーカーと、
を備え、
前記算出部が、前記一の補助マーカーの基本形に関するデータを格納し、当該データの前記一の補助マーカーの基本形に対して、前記カメラの前記一の補助マーカーからの距離と前記カメラの前記一の補助マーカーに対する姿勢を求めて、その求めた結果に基づいて、前記カメラの前記一の補助マーカーからの距離と前記カメラの前記一の補助マーカーに対する姿勢とについて補正する、前記[1]ないし[6]のいずれかに記載の測位システム。
[9] 前記算出部が、前記マーカーまでの距離と前記マーカーの姿勢についての補正を、定期的に又は測位の際にする、前記[2]ないし[8]のいずれかに記載の測位システム。
[10]方向と距離の情報が備わる模様を有するマーカーの基本形に関するデータであって、当該マーカーが方向と距離の情報を模様として備える前記データを格納しておき、
当該データの前記マーカーの基本形に対して、球面収差を補正したカメラの撮像面の前記マーカーの画像と比較することによって、前記カメラの前記マーカーからの距離と前記カメラの前記マーカーに対する姿勢を求める、測位方法。
本発明によれば、方向と距離の情報が備わる模様を有するマーカーの基本形に関するデータであって、当該マーカーが方向と距離の情報を模様として備えるデータを格納しておき、当該データのマーカーの基本形に対して、球面収差を補正したカメラの撮像面のマーカーの画像と比較することによって、カメラの前記マーカーからの距離とカメラのマーカーに対する姿勢を求める。よって、マーカーの位置や姿勢のズレを考慮して、マーカーとカメラとの間の距離と、マーカーに対するカメラの姿勢とを求める、測位システム及び測位方法が提供される。
本発明の第1の実施形態に係る測位システムの構成図である。 (A)ないし(C)は図1に示す測位システムでのマーカーの例をそれぞれ模式的に示す図である。 (A)は図1における算出部での処理の仕方を説明するための図であり、(A)はマーカーが付されている面に対してカメラレンズが平行である場合を示し、(B)はマーカーが付されている面に対してカメラレンズが平行でない場合を示している。 図3(A)の場合に関する斜視図である。 図3(B)の場合に関する斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る測位システムの構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る測位システムの構成図である。 本発明の第4の実施形態に係る測位システムの構成図である。 本発明の第5の実施形態に係る測位システムの構成図である。 本発明の第6の実施形態に係る測位システムの構成図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明するが、図示する形態は好ましい形態を示すものであり、本発明の範囲において適宜変更してもよい。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る測位システム1は、図1に示すように、マーカー11とカメラ12を備え、カメラ12が、レンズ13と撮像デバイス14と算出部15とを備える。
マーカー11は、方向と距離に関する情報を模様として備えている。ここで、模様には形状が含まれている。マーカー11には、図2(A)に示すように、例えばARマーカーのように、画像認識型ARシステムにおいて、付加情報を表示する位置を指定するための標識となるよう決まったパターンの画像を含む。マーカー11には、図2(B),(C)に示すように、例えば、アルファベット文字のうち、「F」、「L」、その他の文字やその変形したものが含まれる。アルファベット文字の上下左右のうち例えば上の向きにより方向を示し、アルファベット文字の大きさにより距離に関する情報を示している。
カメラ12は、そのレンズ13をマーカー11に向けて配置され、レンズ13を通してマーカー11の像を撮像デバイス14の撮像面上に生成する。
算出部15は、マーカー11の基本形に関するデータを格納するメモリを備える。算出部15は、撮像デバイス14により生成した像に関して球面収差の補正をして球面収差を可能な限りなくし、球面収差を補正した撮像面上のマーカー11の像とメモリ内のマーカー11の基本形とを比較する。これにより、算出部15は、カメラ12のマーカー11からの距離とカメラ12のマーカー11に対する姿勢を求めることができる。球面収差の補正については公知技術が適用される。
算出部15の処理について具体的に説明する。算出部15のメモリには、マーカー11の画像の形状を3次元形状(3D structure object)で事前に記憶させておく。このとき、奥行き情報(z値)を0(ゼロ)とする。マーカー11の画像を有する面を投影面とし、メモリ内のマーカーの3次元形状をマーカー11の画像に一致させるように投影面に射影する。そして、レンズの内部パラメータ、外部パラメータ及び射影行列を利用して、マーカー11の画像の位置、縮尺、姿勢情報(具体的にはピッチ角、ヨー角、ロール角)を求める。マーカー11の画像がマーカー11を設置したときから、マーカー11の姿勢が変化した場合には、そのヨー角、ロール角、ピッチ角の何れか一つ又は組み合わせを減算することで補正する。レンズの内部パラメータ、外部パラメータ及び射影行列については公知技術である。
マーカー11が設置されている面に対してカメラ12のレンズ13の面が平行である場合、その状況を図3(A)及び図4に示すように模式的に描くことができる。マーカー11はアルファベットの大文字「L」の模様を有している。図4に示すように、マーカー11がXYZ座標軸でのXY面上に存在し、カメラ12のレンズ13の面がXY面に平行な状況になっている。すなわち、カメラ12のレンズ13がマーカー11の方向(図4ではZ1の方向)に向いて、方向Z1と方向Zとが180°ずれてはいるが平行になっている。このとき、αβγ座標軸がレンズ13に設定されているとすると、カメラ12の撮像面にマーカー11の虚像11aが図示するように生成され、α1軸はα軸と180°ずれてはいるが平行になっており、β1軸はβ軸と180°ずれてはいるが平行になっており、γ1軸はγ軸に一致、すなわち平行になっている。そのため、算出部15内のメモリに記憶されている像11bの姿勢が虚像11aの姿勢に一致し、α1軸とX軸とは180°ずれているが平行になっている。そのため、当該虚像11aの大きさを算出部15内のメモリに記憶されている像11bの大きさと比較することにより、カメラ12の撮像面からマーカー11までの距離が算出される。このように、図3(A)及び図4に示すように、マーカー11が設置されている面に対してカメラ12のレンズ13の面が平行である場合、虚像11aとメモリ内の像11bの大きさの比較から、カメラ12のレンズ13からマーカー11までの距離を求めることができる。
マーカー11が設置されている面に対してカメラ12のレンズ13の面が平行でない場合、その状況の一例を図3(B)及び図5に示すように模式的に描くことができる。マーカー11はアルファベットの大文字「L」の模様を有している。図5に示すように、マーカー11がXYZ座標軸でのXY面上に存在し、カメラ12のレンズ13の面がXY面に平行なっておらず、Y軸回りにθ回転しないと平行にならない状況になっている。すなわち、カメラ12のレンズ13がマーカー11の方向(図5ではZ1の方向)に向いて、方向Z1と方向Zとが平行になっていない。このとき、αβγ座標軸がレンズ13に設定されているとすると、カメラ12の撮像面にマーカー11の虚像11aが図示するように生成され、α1軸はα軸と180°ずれてはいるが平行になっており、β1軸はβ軸と180°ずれてはいるが平行になっており、γ1軸はγ軸に一致、すなわち平行になっている。そのため、算出部15内のメモリに記憶されている像11bの姿勢が虚像11aの姿勢に一致しておらず、α1軸はY軸回り(すなわちβ1軸回り)に−θ回転することでX軸とは180°ずれて平行になる。このような場合においては、当該虚像11aがメモリ内に記憶されている像11bと平行になるようにY軸回りに−θ回転させ、かつ当該虚像11aの大きさとメモリ内に記憶されている像11bの大きさを比較する。虚像11aをY軸回りに−θ回転させ、つまりβ1軸回りにθ回転させることで当該虚像11aがメモリ内に記憶されている像11bと平行になる。その上で、虚像11aの寸法がメモリ内に記憶されている像11bの寸法に等しくなるように、つまり撮像面の画素上の像と一致させるように拡大縮小する。このように、カメラ12のマーカー11からの距離とカメラ12のマーカー11に対する姿勢を求めることができる。一般に、マーカー11が設置されている面に対してカメラ12のレンズ13の面が平行でない場合、虚像11aの姿勢とメモリ内の像11bの姿勢とを比較して、例えば虚像11aのX軸、Y軸、Z軸回り(すなわち、α1軸、β1軸、γ1軸回り)の回転により、両者の姿勢を一致させ、その上で、虚像11aの寸法がメモリ内に記憶されている像11bの寸法に等しくなるように、つまり撮像面の画素上の像と一致させるように拡大縮小する。このように、カメラ12のマーカー11からの距離とカメラ12のマーカー11に対する姿勢を求めることができる。
よって、本発明の第1の実施形態に係る測位システム1によれば、マーカー11の位置や姿勢のズレを考慮して、マーカー11とカメラ12との間の距離と、マーカー11に対するカメラの姿勢とを求めることができる。
以上の説明においては、算出部15が、カメラ12内に備えられるようにしているが、カメラ12外に備えていてもよい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る測位システム2は、図6に示すように、位置が可及的に変化しないように設置されるマーカー21と、マーカー21に対し位置及び姿勢が特定されるように配置されたセンサ22と、センサ22からのデータの入力を受けて外部に送信する通信部23と、通信部23との間で通信をする通信部24と、通信部24からのデータを受けるカメラ12を備え、カメラ12が、レンズ13と撮像デバイス14と算出部15とを備える。測位システム2において、算出部15が、通信部23により送信されるセンサ22からのデータに基づいて、カメラ12のマーカー21からの距離とカメラ12のマーカー21に対する姿勢とについて補正する。
マーカー21は、第1の実施形態と同様、方向と距離に関する情報を模様として備えている。
センサ22は、位置と姿勢の双方を検出することができるものであれば種類は問わず、例えば、地磁気及び加速度センサが挙げられる。加速度センサを利用して重力方向を計測し、続いて地磁気センサを用いて設置位置での姿勢を測定する。すなわち、当該位置において、3次元の直交座標(右手系)として、x軸、y軸、z軸を設定し、z軸まわりの回転角(Yaw)、x軸まわりの回転角(Roll)、y軸まわりの回転角(Pitch)の成分として求められる。
通信部23が、センサ22からのデータを通信部24を経由して算出部15に送信し、算出部15が、カメラ12のマーカー21からの距離とカメラ12のマーカー21に対する姿勢とについて補正する。よって、時系列的に変化するマーカー21の位置ズレ分、姿勢変化分(具体的には、ヨー、ピッチ、ロールの各変化分)の何れか一方又は双方がある場合においても、カメラ12のマーカー21からの距離とカメラ12のマーカー21に対する姿勢が求められる。
なお、第2の実施形態においても、算出部15は、カメラ12内に設けられていても、カメラ外に設けられていてもよい。
第2の実施形態においては、図6に例示するように、マーカー21とセンサ22と通信部23とが筐体25内に設置され、センサ22及び通信部23の何れか一方又は双方が筐体25から取り外し可能に設置されてもよい。これは、マーカー21が設置される位置、その位置でのマーカー21の姿勢の少なくとも一方が、実際のそれとずれていた場合に、有効である。
図3においては、筐体25は、屋内の天井26に固定されることを示すが、固定位置は天井に限らず、また、固定の仕方についても図6では一例を示し、その他の態様であってもよい。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る測位システム3は、図7に示すように、屋内の床面、柱、壁面などの固定された位置に配置された一又は複数の基準ポイント31と、基準ポイント31に配置されるカメラ12と、を備える。基準ポイント31には、方向と位置の情報が付され、当該位置にカメラ12が配置され、その基準ポイントに示される方向と一定の関係を有するようにカメラ12のレンズが向けられる。ここで、基準ポイント31の位置に関する情報は、カメラ12が配置される際に用いられ、例えばカメラ12の設置位置を示すものであればよい。基準ポイント31の方向に関する情報は、カメラ12(具体的にはレンズ13)の方向を規定するものであればよい。例えば、基準ポイント31は、図7の床面に示す長方形又は正方形とその中に矢印を示す三角形を付したものでも、また十字に矢印を付したものなどでもよい。
基準ポイント31と第1の実施形態で示すマーカー11,第2の実施形態で示すマーカー21との間の距離と、マーカー11,21に対する基準ポイント31が有する方向との対応関係を予め例えばマーカー11,21の設定の際に測定しておき、算出部15に測定データとして記憶しておく。具体的には第1の実施形態において図3ないし図5を参照して説明したように、マーカー11,21の虚像11a,21aに関するデータとしてメモリに保存される。
そして、一定の期間が経過して測位する際に、カメラ12が基準ポイント31に設置され、基準ポイント31に示される方向と一定の関係を有するようにカメラ12のレンズが向けられ、カメラ12によりマーカー11、12を撮像する。カメラ12での撮影により、基準ポイント31と第1の実施形態で示すマーカー11,第2の実施形態で示すマーカー21との間の距離と、マーカー11,21に対する基準ポイントが有する方向との対応関係を測定する。そして、算出部15に記憶されている距離及び方向の対応関係と比較することにより、マーカー11,21の歪み、カメラ12からマーカー11,21までの距離のずれを求めることができる。
例えば、第1の実施形態で示すマーカー11,第2の実施形態で示すマーカー21が屋内天井に設置され、基準ポイント31がマーカー11,21に対向するように設定され、マーカー11,21が示す方向と基準ポイント31での方向とが平行になるように設定される形態では、基準ポイント毎に基準ポイント31からマーカー11,21までの距離と、基準ポイント31でのヨー、ピッチ、ロールを測定しておき、それらの測定データを算出部15に格納しておく。ここでの測定は図3ないし図5を参照して説明した方法に準じて行える。基準ポイント31においてマーカー11,21の方向は、マーカー11,21が示す方向と平行になるので、ヨー、ピッチ、ロールは(0,0,0)となる。基準ポイント31の方向がマーカー11,21の方向に沿うように、基準ポイント31にカメラ12を配置する。カメラ12でマーカー11,21を撮影して、カメラ12からマーカー11,21までの距離と方向を求める。そして、算出部15に格納した測定データとの差が、マーカー11,21の歪み、カメラ12からマーカー11,21までの距離のずれとして求まる。
よって、第2の実施形態のように、センサ22と通信部23とが取り外された場合であっても、マーカー21の位置、姿勢の変化に対応して補正することができる。
基準ポイント31は、屋内の床面、柱、壁面など可及的に位置や姿勢が変化しない位置に配置される。基準ポイント31を複数、特に多数設けることで、相互に誤差が生じうるが、最小二乗法を適用するなどしてどの基準ポイント31を採用するかを決めることができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る測位システム4は、図8に示すように、図1の測位システム1に対してさらに複数の補助マーカー41を備え、算出部15が、補助マーカー41の基本形に関するデータを格納するメモリを備える。補助マーカー41は、当該補助マーカー41を識別するためのID情報が付されている。これにより、複数の補助マーカー41のうち何れの補助マーカー41に関して計測するかを識別することができる。算出部15は、撮像デバイス14により生成した像に関して球面収差の補正をして球面収差を可能な限りなくし、球面収差を補正した撮像面上の補助マーカー41の像とメモリ内の補助マーカー41の基本形とを比較する。これにより、算出部15は、カメラ12の補助マーカー41からの距離と、カメラ12の補助マーカー41に対する姿勢を求めることができる。そのため、算出部15は、この求めた結果に基づいて、カメラ12のマーカー21からの距離とカメラ12のマーカー21に対する姿勢とについて補正をする。
ここでの補助マーカー41は、カメラ12のマーカー21からの距離と、カメラ12のマーカー21に対する姿勢を補正するため、補正用マーカーと呼ぶことができる。補助マーカー41は、マーカー21と同様、方向と距離に関する情報を模様として備えている。ここで、模様には形状が含まれている。つまり、補助マーカー41は、例えばARマーカーのように、画像認識型ARシステムにおいて、付加情報を表示する位置を指定するための標識となるよう決まったパターンの画像を含む。また、マーカー11には、図2(B),(C)に示すように、例えば、アルファベット文字のうち、「F」、「L」、その他の文字やその変形したものが含まれる。
このように、第2の実施形態のように、センサ22と通信部23とが取り外された場合であっても、マーカー21の位置、姿勢の変化に対応することができる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係る測位システム5では、図9に示すように、移動体51が備えられ、移動体51は移動体本体52と可動部53とを備える。移動体51としては、フォークリフトや無人搬送車(AGV:Automated Guided Vehicle Automated Guided Vehicle)が挙げられ、移動体本体52がフォークリフト本体、搬送車本体などに対応し、可動部53がフォーム部、アーム部などに対応する。
図9に示すようにマーカー11を撮影するカメラとして第1のカメラ54が移動体本体52に設けられ、一つ補助マーカー55として中継用のマーカーが移動体本体52に取り付けられる。補助マーカー55は、マーカー11と同様に、方向と距離の情報が模様として備えられている。第2のカメラ56が可動部53に設置され、第2のカメラ56が補助マーカー55を撮影する。
第1のカメラ54は、そのレンズ54aをマーカー11に向けて配置され、レンズ54aを通してマーカー11の像が撮像デバイス54bの撮像面上に結像される。第2のカメラ56は、そのレンズ56aを補助マーカー55に向けて配置され、レンズ56aを通して補助マーカー55の像が撮像デバイス56bの撮像面上に結像される。
算出部57が、マーカー11と補助マーカー55のそれぞれの基本形に関するデータを格納するメモリを備える。算出部57は、撮像デバイス54bにより生成した像に関して球面収差の補正をして球面収差を可能な限りなくし、球面収差を補正した撮像面上のマーカー11の像とメモリ内のマーカー11の基本形とを比較する。これにより、算出部57は、マーカー11からの第1のカメラ54の距離と、マーカー11に対する第1のカメラ54の姿勢を求めることができる。算出部57は、撮像デバイス56bにより生成した像に関して球面収差の補正をして球面収差を可能な限りなくし、球面収差を補正した撮像面上の補助マーカー55の像とメモリ内の補助マーカー55の基本形とを比較する。これにより、算出部57は、補助マーカー55からの第2のカメラ56の距離と、補助マーカー55に対する第2のカメラ56の姿勢を求めることができる。
ここで、第1のカメラ54と第2のカメラ56は、何れも、移動体51に設置されるので、第1のカメラ54と第2のカメラ56との位置関係及び姿勢関係は既知となる。算出部57が、マーカー11からの第1のカメラ54の距離と、マーカー11に対する第1のカメラ54の姿勢と、補助マーカー55からの第2のカメラ56の距離と、補助マーカー55に対する第2のカメラ56の姿勢と、第1のカメラ54と第2のカメラ56との位置関係、姿勢関係とを用いて、補助マーカー55のマーカー11からの距離、補助マーカー55のマーカー11に対する姿勢を求めることができる。
このように、マーカー11が可動部53の視野範囲内に存在しない可能性がある場合であっても、補助マーカー55を中継用マーカーとして、補助マーカー55のマーカー11からの距離、補助マーカー55のマーカー11に対する姿勢の何れか又は双方を求めることができる。なお、第2の実施形態でのマーカー21でも同様である。
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態に係る測位システム6では、図10に示すように、第5の実施形態と同様、移動体61が備えられ、移動体61は移動体本体62と可動部63とを備える。マーカー11が天井等に設置されており、補助マーカー65が可動部63に配置されている。カメラ64が移動体本体62に設けられ、マーカー11と補助マーカー65の何れも撮影する。補助マーカー65は、マーカー11と同様に、方向と距離の情報が模様として備えられている。
カメラ64は、そのレンズ64aをマーカー11に向けて配置され、レンズ64aを通してマーカー11の像が撮像デバイス64bの撮像面上に結像される。また、カメラの姿勢を制御する制御手段により、レンズ64aを補助マーカー65に向けて配置することができるようになっている。この場合には、レンズ64aを通して補助マーカー65の像が撮像デバイス64bの撮像面上に結像される。
算出部67が、マーカー11と補助マーカー65のそれぞれの基本形に関するデータを格納するメモリを備える。算出部67は、撮像デバイス64bにより生成した像に関して球面収差の補正をして球面収差を可能な限りなくし、球面収差を補正した撮像面上のマーカー11の像とメモリ内のマーカー11の基本形とを比較する。これにより、算出部67は、マーカー11からのカメラ64の距離と、マーカー11に対するカメラ64の姿勢を求めることができる。算出部67は、撮像デバイス64bにより生成した像に関して球面収差の補正をして球面収差を可能な限りなくし、球面収差を補正した撮像面上の補助マーカー65の像とメモリ内の補助マーカー65の基本形とを比較する。これにより、算出部67は、補助マーカー65からのカメラ64の距離と、補助マーカー65に対するカメラ64の姿勢を求めることができる。
ここで、カメラ64がマーカー11を向く状態と補助マーカー65を向くと状態とは制御手段により制御される。そのため、両状態での位置関係及び姿勢関係は既知となる。そこで、算出部67が、マーカー11を向く状態においての、マーカー11からのカメラ64の距離と、マーカー11に対するカメラ64の姿勢と、補助マーカー65を向く状態においての、補助マーカー65からのカメラ64の距離と、補助マーカー65に対するカメラ64の姿勢と、両状態間での撮像面の位置関係、姿勢関係とを用いて、補助マーカー65のマーカー11からの距離、補助マーカー65のマーカー11に対する姿勢を求めることができる。
このように、マーカー11が可動部53の視野範囲内に存在しない可能性がある場合であっても、補助マーカー65を中継マーカーとして、補助マーカー65のマーカー11からの距離、補助マーカー55のマーカー11に対する姿勢を求めることができる。なお、第2の実施形態でのマーカー21でも同様である。
幾つかの実施形態を説明したが、算出部が、マーカーまでの距離とマーカーの姿勢についての補正を、定期的に又は測位の際にすることで、正確な測位が可能となる。
本発明の実施形態に係る測位システムは、倉庫や工場といった屋内に配備されるため、GPSなどのGNSSとは異なり、カメラとARマーカーが用いられるこれにより、数mという測定精度の限界を有する電波と異なり測定精度が高い。また、超音波を用いた測位では発信機を3台以上配備する必要があるが、本実施形態ではそのような必要性はないため、設備コストを低減することができ、スムーズに実用化することができる。
本実施形態では、マーカーや補助マーカーとカメラを配備すればよいので、極めて簡単でまた低コストで実現することができる。
本実施形態では、マーカーや補助マーカーの撮像面への投影をメモリ内のデータに合うように大きさ、ヨー、ピッチ、ロールの角度を調整することで、距離、姿勢を求めているが、マーカーや補助マーカーが特定の形を有する場合には、その形の辺同士がなす角度などの関係を用いて距離、姿勢を求めることができる。
1,2,3,4,5,6:測位システム
10:天井(設置面)
11:マーカー
12:カメラ
13:レンズ
14:撮像デバイス
15:算出部
21:マーカー
22:センサ
23,24:通信部
25:筐体
26:天井(設置面)
31:基準ポイント
41:補助マーカー
51,61:移動体
52,62:移動体本体
53,63:可動部
54:第1のカメラ
55,65:補助マーカー
56:第2のカメラ
57:算出部
64:カメラ
67:算出部

Claims (10)

  1. 方向と距離の情報が備わる模様を有するマーカーと、
    前記マーカーの基本形に関するデータを格納し、当該データの前記マーカーの基本形に対して、球面収差を補正したカメラの撮像面の前記マーカーの画像と比較することによって、前記カメラの前記マーカーからの距離と前記カメラの前記マーカーに対する姿勢を求める算出部と、
    を備える、測位システム。
  2. 前記マーカーが固定的に設置されており、
    前記マーカーに対し位置及び姿勢が特定されるように配置されたセンサと、
    前記センサからのデータの入力を受けて送信する通信部と、
    を、さらに備え、
    前記算出部が、前記通信部により送信される前記センサからのデータに基づいて、前記カメラの前記マーカーからの距離と前記カメラの前記マーカーに対する姿勢とについて補正する、請求項1に記載の測位システム。
  3. 前記マーカー、前記センサ及び前記通信部を設置するための筐体を備え、
    前記センサ及び前記通信部の何れか一方又は双方が前記筐体から取り外し可能に設置される、請求項2に記載の測位システム。
  4. 位置と方向の情報が備わり、床面、柱、壁面などの固定された位置に設置された一又は複数の基準ポイントと、
    前記基準ポイントに配置される前記カメラと、
    を備える、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の測位システム。
  5. 方向と距離の情報が備わる模様を有する複数の補助マーカーを、さらに備え、
    前記算出部が、前記補助マーカーの基本形に関するデータを格納し、当該データの前記補助マーカーの基本形に対して、球面収差を補正したカメラの撮像面の前記補助マーカーの画像と比較することによって、前記カメラの前記マーカーからの距離と前記カメラの前記マーカーに対する姿勢とについて補正をする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の測位システム。
  6. 前記補助マーカーには、当該補助マーカーを識別するためのID情報が付されている、請求項5に記載の測位システム。
  7. 移動体本体と可動部とを有する移動体において前記移動体本体に設置され、前記マーカーを撮影する球面収差を補正した前記カメラとしての第1のカメラと、
    前記移動体本体に設置され、方向と距離の情報が備わる模様を有する一の補助マーカーと、
    前記可動部に設置され、前記一の補助マーカーを撮影する球面収差を補正した第2のカメラと、
    を備え、
    前記算出部が、前記一の補助マーカーの基本形に関するデータを格納し、当該データの前記一の補助マーカーの基本形に対して、前記第2のカメラの前記一の補助マーカーからの距離と前記第2のカメラの前記一の補助マーカーに対する姿勢を求めて、その求めた結果に基づいて、前記第2のカメラの前記マーカーからの距離と前記第2のカメラの前記マーカーに対する姿勢とについて補正する、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の測位システム。
  8. 移動体本体と可動部とを有する移動体において前記移動体本体に設置され、前記マーカーを撮影する前記カメラと、
    前記可動部に設置され、方向及び距離の情報が備わる模様を有する一の補助マーカーと、
    を備え、
    前記算出部が、前記一の補助マーカーの基本形に関するデータを格納し、当該データの前記一の補助マーカーの基本形に対して、前記カメラの前記一の補助マーカーからの距離と前記カメラの前記一の補助マーカーに対する姿勢を求めて、その求めた結果に基づいて、前記カメラの前記一の補助マーカーからの距離と前記カメラの前記一の補助マーカーに対する姿勢とについて補正する、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の測位システム。
  9. 前記算出部が、前記マーカーまでの距離と前記マーカーの姿勢についての補正を、定期的に又は測位の際にする、請求項2ないし8のいずれか1項に記載の測位システム。
  10. 方向と距離の情報が備わる模様を有するマーカーの基本形に関するデータであって、当該マーカーが方向と距離の情報を模様として備える前記データを格納しておき、
    当該データの前記マーカーの基本形に対して、球面収差を補正したカメラの撮像面の前記マーカーの画像と比較することによって、前記カメラの前記マーカーからの距離と前記カメラの前記マーカーに対する姿勢を求める、測位方法。
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