JP2019191130A - 切削油付着評価システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削油の被削材の付着面への付着状態を高精度に評価することが可能な切削油付着評価システム及び方法を提供する。【解決手段】油溶性の蛍光剤を含有する切削油の付着面3aに紫外光を照射する紫外光照射ステップと、付着面3aに照射された紫外光に基づく蛍光を分光する分光ステップと、分光した光を受光し、これに基づく電気信号を生成する受光ステップと、生成した電気信号に基づいて3次元分光データを作成する分光データ作成ステップと、3次元分光データから所定の波長範囲にある分光データを抽出し、抽出した分光データに基づいて上記2次元の空間情報上における蛍光強度を算出する蛍光強度算出ステップと、蛍光強度算出ステップに基づいて算出された蛍光強度に基づいて付着面における切削油の付着状態を上記2次元の空間情報上で評価する評価ステップとを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、金属材料又は非金属材料からなる被削材を切削する上で使用される切削油の付着状態を評価する上で好適な切削油付着評価システム及び方法に関するものである。
従来より、金属材料又は非金属材料からなる被削材をドリルやミーリング工具等を始めとした加工工具で切削する場合には、被削材と加工工具に対して切削油をかけて使用する。この切削油により、加工工具を被削材に対して切削する際に発生する摩擦の抑制と冷却を図ることが可能となり、加工精度の向上や仕上げ面の美化を図ることが可能となるばかりでなく、加工工具の寿命を延長させることが可能となる。
このような切削油が被削材の付着面に残存している場合には、その後工程において被削材を接着する際に、接着不良や塗装不良を起こす可能性がある。このため、切削油による被削材の切削加工の後、これを洗浄液により洗浄することが通常行われる。しかし、洗浄液による洗浄により切削油の全てを洗浄しきれない場合がある。特にシリコーン系、エポキシ系、フェノール系、ニトリルゴム-フェノール系、ウレタン系、ジメタクリレート系等の硬化性樹脂を用いた接着材料をブレーキ部品、オイルパンのシール、エンジン、駆動力機関部品に塗布して接着を行う場合には、切削油が僅かに残存しているだけでその接着性に大きな影響を及ぼす場合がある。
このため、被削材を洗浄液により洗浄した後には、付着面における接着剤の付着状況を検査する検査工程を導入することが従来より行われている(例えば特許文献1参照。)。この検査工程は、熟練工による目視での検査に加え、光の反射率等を介した非破壊検査方法を用いる場合が多かった。特にシリコーン系接着剤によるオイルパンのシール、エンジン、駆動力機関部品の接着工程を含む場合には、一部での切削油の残存を許容できない観点から、被削材の一部ではなく全体を通じて切削油の付着状況を評価する必要があった。このため、被削材全体における切削油の付着状況を評価する上では、光の反射率を用いた非破壊検査が評価効率の面で最も望ましかった。
しかしながら、この光の反射率を用いた非破壊検査では、付着面に残存している切削油のみならず、切削油剤中に含まれるアミン類による被削剤の変色や油じみまでも切削油として検知してしまう。この変色や油じみは、その後の接着工程において特段影響を及ぼすことが無いものであるが、これを誤って検知してしまうことで、本来再洗浄を行う必要の無い被削材に対して再度洗浄を促す結果にもなり、製造工程全体の効率性向上を図ることができなくなるという問題点があった。
特開昭61−117434号公報
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、切削油の被削材の付着面への付着状態を高精度に評価することが可能な切削油付着評価システム及び方法を提供することにある。
第1発明に係る切削油付着評価システムは、蛍光剤を含有する切削油の付着面に紫外光を照射する紫外光照射手段と、上記付着面に照射された紫外光に基づく蛍光を分光する分散光学素子と、上記分散光学素子より分光した光を受光し、これに基づく電気信号を生成する受光手段と、上記受光手段により生成された電気信号に基づいて、撮影位置における2次元の空間情報と1次元の波長情報とを有する3次元分光データを作成する分光データ作成手段と、上記分光データ作成手段により作成された3次元分光データから所定の波長範囲にある分光データを抽出し、抽出した分光データに基づいて上記2次元の空間情報上における蛍光強度を算出する蛍光強度算出手段と、上記蛍光強度算出手段に基づいて算出された蛍光強度に基づいて上記付着面における切削油の付着状態を上記2次元の空間情報上で評価する評価手段とを備えることを特徴とする。
第2発明に係る切削油付着評価システムは、第1発明において、紫外光照射手段は、上記評価手段による評価後において、硬化性樹脂を用いた接着材料を塗布して接着が行われる被削材の上記付着面に紫外光を照射することを特徴とする。
第3発明に係る切削油付着評価システムは、第2発明において、上記蛍光強度算出手段は、300nm〜700nmの波長範囲にある分光データを抽出することを特徴とする。
第4発明に係る切削油付着評価方法は、蛍光剤を含有する切削油の付着面に紫外光を照射する紫外光照射ステップと、上記付着面に照射された紫外光に基づく蛍光を分光する分光ステップと、上記分光ステップにおいて分光した光を受光し、これに基づく電気信号を生成する受光ステップと、上記受光ステップにおいて生成した電気信号に基づいて、撮影位置における2次元の空間情報と1次元の波長情報とを有する3次元分光データを作成する分光データ作成ステップと、上記分光データ作成ステップにおいて作成した3次元分光データから所定の波長範囲にある分光データを抽出し、抽出した分光データに基づいて上記2次元の空間情報上における蛍光強度を算出する蛍光強度算出ステップと、上記蛍光強度算出ステップに基づいて算出された蛍光強度に基づいて上記付着面における切削油の付着状態を上記2次元の空間情報上で評価する評価ステップとを有することを特徴とする。
第5発明に係る切削油付着評価方法は、第4発明において、紫外光照射ステップでは、評価ステップによる評価後において、硬化性樹脂を用いた接着材料を塗布して接着が行われる被削材の上記付着面に紫外光を照射することを特徴とする。
第6発明に係る切削油付着評価方法は、第5発明において、上記蛍光強度算出ステップは、300nm〜700nmの波長範囲にある分光データを抽出することを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、被削材に残存している切削油の付着状況を二次元画像上にて評価することが可能となり、ユーザの利便性の向上を図ることができる。また本発明によれば、光の反射率等を介した非破壊検査方法を用いるのではなく、所定の波長領域を選択的に映し出した分光画像に基づき、切削油に含まれる蛍光剤に基づく蛍光を検出することで、切削油の付着状況を判別する。このような分光画像は、蛍光の特徴波長に応じて、その特徴波長範囲を絞り込んで検出することも可能となる。このため、光の反射率等を介した非破壊検査方法により検出されてしまう油じみと明確に分離して切削油を検知することが可能となる。このため、切削油のみを高精度に検出することが可能となり、誤検出による再洗浄を促すことを防止できることから、製造工程全体の効率性向上を図ることができる。
本発明を適用した切削油付着評価システムの全体構成を示すブロック図である。 スペクトル撮像装置の構成例を示す図である。 スペクトル撮像装置における制御部の詳細な構成を説明するための図である。 スペクトル撮像装置の他の構成例を示す図である。 評価対象としての切削油を用いた加工工程を示す図である。 図5に示すステップS13における切削油の付着量の評価方法について説明するための図である。 3次元分光データの例を示す図である。 撮影した蛍光について波長毎のスペクトル強度を示す図である。 (a)蛍光を表現している分光画像に基づいて切削油の付着状況の判断を行う例を示す図であり、(b)は、(a)に示す二次元画像におけるP−P´線の輝度分布を示す図である。
以下、本発明を適用した切削油付着評価システムについて、図面を参照しながら詳細に説明をする。
図1は、本発明を適用した切削油付着評価システム1の全体構成を示すブロック図である。
切削油付着評価システム1は、評価装置2と、スペクトル撮像装置4とを備えている。この切削油付着評価システム1は、金属材料又は非金属材料からなり、予め切削加工が施された被削材3に切削油の付着量を評価するものである。
図2は、スペクトル撮像装置4の構成例を示している。スペクトル撮像装置4は、いわゆるマルチスペクトルカメラや、カラーフィルタを交換する方式のカメラや、プリズムを用いた方式のカメラで構成されている。スペクトル撮像装置4は、被写体としての被削材3や加工工具6を撮影し、更にそこから分光画像を取得する。スペクトル撮像装置4は、各撮影位置における2次元分光データから2次元の空間情報と1次元の波長情報とを有する3次元分光データに基づいて分光画像を生成する。スペクトル撮像装置4が生成する分光画像は、波長ごとの被写体の反射率又は透過率を示す複数の二次元画像からなる。この分光画像の例としては、200nm〜13μmの所定の波長範囲の波長域において、0.1nm〜100nmの波長分解能とされていてもよく、バンド毎の分光画像とされている。
ちなみに、このスペクトル撮像装置4により撮像される分光画像における波長範囲は、可視光の領域のみならず、赤外領域、近赤外領域、紫外領域の光も含まれる。
スペクトル撮像装置4は、撮像対象が自ら発する光や被写体としての被削材3から発せられ、或いは反射又は透過する光、すなわち被写体としての被削材3からの撮影光Lを取り込む対物レンズ41と、XYZからなる3軸の直交座標系におけるY軸方向に移動する精密直動ステージ42と、対物レンズ41の像面においてZ軸方向に設けられたスリット開口部43aを配設するためのスリット板43と、スリット開口部43aを通過した光束を平行光とするコリメートレンズ44と、コリメートレンズ44からの平行光を分散させる分散光学素子45と、分散光学素子45から出射された光束を取り込む結像レンズ46と、結像レンズ46の像面上に設けられた撮像素子47と、精密直動ステージ42および撮像素子47を制御し、更に撮像素子47を介して受光された画像データの各種処理を行う制御部48とを備えている。なお、このスペクトル撮像装置4は、特開2015−166682号公報の開示技術を用いるようにしてもよい。
精密直動ステージ42は、制御部48による制御の下でスリット板43、コリメートレンズ44、分散光学素子45、結像レンズ46、撮像素子47を一体的にY軸方向に向けて移動させる。
分散光学素子45は、例えば、回折格子、プリズム等により具現化される。分散光学素子は、コリメートレンズ44を通過してくる光束を波長毎の成分に分散させる機能を有している。
撮像素子47は、例えばCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等により構成される。この撮像素子47は、撮像面に結像された光を光電変換により電気信号へと変換する。そして、撮像素子47により変換された電気信号は、制御部48に送信される。仮に赤外領域、近赤外領域、紫外領域の光を受光するのであれば、それに適した撮像素子47を配設することになる。
図3は、制御部48の更なる詳細な構成を示している。制御部48は、撮像素子47により電気信号を取得するタイミングを制御する撮影制御部481と、精密直動ステージ42のY軸方向における移動方向、移動量、移動タイミングを制御する移動制御部482と、撮像素子47からの電気信号に基づいて分光データを作成する分光データ作成部483と、分光データ作成部483において作成された分光データに基づいて、各種画像処理や校正等を行う画像処理部484とを備えている。なお、この制御部48の一部の構成要素又は全て要素については、独立したパーソナルコンピュータ(PC)内に実装されるものであってもよい。
分光データ作成部483は、撮像素子47から送信されてきた電気信号に基づいて、1次元の空間情報と1次元の波長情報とを有する2次元分光データを作成し、これを記憶する。分光データ作成部483は、これらの処理を繰り返し実行し、全ての撮影位置の撮影が終了すると、2次元の空間情報と1次元の波長情報とを有する3次元分光データからなるハイパースペクトル画像を得ることが可能となる。
画像処理部484は、分光データ作成部483において作成された波長毎の分光画像を所定の表色系に変換し、色演算処理を行って色解析画像を生成する。また画像処理部484は、生成した色解析画像を所定の表示方法により表示するための処理を行う。この画像処理部484は、校正処理部484−1と、算出部484−2と、色解析画像取得部484−3とを備えている。
この校正処理部484−1は、暗電流に起因するノイズ除去、画素間感度偏差補正処理、輝度校正処理、空間内の光源光の照明ムラの補正等を行う。
算出部484−2は、校正処理部484−1において処理された各波長ごとの分光画像における各分光放射輝度、各分光輝度等を算出する。
色解析画像取得部484−3は、校正処理部484−1において校正処理された各種パラメータ、並びに算出部484−2において算出された各分光放射輝度、各分光輝度等を用いて設定された規格の表色系へ変換するための色空間変換処理を行う。
色解析画像取得部484−3において色空間変換処理された色解析画像は、図示しないPC等に送られ、ディスプレイ上等に描画される。
なお、スペクトル撮像装置4は、以下の図4に示す形態に具現化されるものであってもよい。この図4に示すスペクトル撮像装置4は、一般的なデジタルカメラや、マルチスペクトルカメラ、更には携帯電話やスマートフォン、タブレット型端末、ウェラブル端末にそれぞれ実装されるあらゆるデジタルカメラを含むものである。このスペクトル撮像装置4は、通常の可視光の画像撮影に加えて、予め特定した波長領域に限定してスペクトルデータを検知することを意図するものである。このスペクトル撮像装置4は、結像光学系51と、フィルタ52と、撮像素子53と、制御部48とを備えている。
結像光学系51は、少なくとも1つの撮像レンズ56を有し、被削材3からの光を集光し撮像素子53の撮像面上に像を形成する。
フィルタ52は、被写体としての被削材3と撮像レンズ56との間に配置される。フィルタ52は、撮像素子53に到達する光の経路上に配置される。フィルタ52は、所定の分光透過率からなる素子である。即ち、このフィルタ52は、予め設定されている波長領域の光のみを透過させ、それ以外の波長領域の光を反射するように作用する。フィルタ52は、実際に透過させたい光の波長及び波長幅に応じてその種類が選択される。フィルタ52は、撮影装置5内に予め固定配置される場合を例にとり説明をするが、これに限定されるものではない。即ち、このフィルタ52は、互いに透過する波長領域が異なる複数のフィルタ52を順次切換可能に構成されていてもよい。
撮像素子53は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等により構成される。この撮像素子53は、撮像面に結像された光を光電変換により電気信号へと変換する。そして、撮像素子53により変換された電気信号は、制御部48に送信される。
制御部48は、撮像素子53から送られてくる電気信号を処理する回路である。この制御部48は、撮像素子53によって取得された画像に基づいて、被写体としての被削材3からの光の波長域ごとに分離された分光分離画像を生成する。また制御部48は、取得した電気信号に基づいて、各種焦点制御を行うようにしてもよい。その他制御部48による制御内容は、上述した図3に示す形態と同様である。
評価装置2は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等を始めとした電子機器で構成されているが、PC以外に、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末、ウェアラブル端末等、他のあらゆる電子機器で具現化されるものであってもよい。
評価装置2は、図1に示すように評価装置2全体を制御するための制御部24と、操作ボタンやキーボード等を介して各種制御用の指令を入力するための操作部25と、有線通信又は無線通信を行うための通信部26と、実際の評価を行う評価部27と、ハードディスク等に代表され、実行すべき検索を行うためのプログラムを格納するための記憶部28とが内部バス21にそれぞれ接続されている。さらに、この内部バス21には、実際に情報を表示するモニタとしての表示部23が接続されている。
制御部24は、内部バス21を介して制御信号を送信することにより、評価装置2内に実装された各構成要素を制御するためのいわゆる中央制御ユニットである。また、この制御部24は、操作部25を介した操作に応じて各種制御用の指令を内部バス21を介して伝達する。
操作部25は、キーボードやタッチパネルにより具現化され、プログラムを実行するための実行命令がユーザから入力される。この操作部25は、上記実行命令がユーザから入力された場合には、これを制御部24に通知する。この通知を受けた制御部24は、探索部27を始め、各構成要素と協調させて所望の処理動作を実行していくこととなる。
評価部27は、スペクトル撮像装置4により撮像したスペクトル画像に基づいて、切削油の付着状態を上記2次元の空間情報上で評価する。
表示部23は、制御部24による制御に基づいて表示画像を作り出すグラフィックコントローラにより構成されている。この表示部23は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)等によって実現される。
記憶部28は、ハードディスクで構成される場合において、制御部24による制御に基づき、各アドレスに対して所定の情報が書き込まれるとともに、必要に応じてこれが読み出される。また、この記憶部28には、本発明を実行するためのプログラムが格納されている。このプログラムは制御部24により読み出されて実行されることになる。更にこの記憶部28には、判別対象を検知するためのアルゴリズムに関する情報も記憶されている。
なお、このスペクトル撮像装置4は、上述した構成に限定されるものではなく、例えば特開2015−166682号公報の開示技術を用いるようにしてもよい。
上述した構成からなる切削油付着評価システム1を実施するにあたり、評価対象としての切削油を用いた加工工程全体について説明をする。
被削材3は、図5に示す工程を経て加工が施される。先ずステップS11において行われる切削加工の種類としては、施削、穴あけ、中ぐり、フライス削り、平削り、形削り、立削り、ブローチ削り、切断、のこ引き等を始めとしたあらゆる方法が含まれる。被削材3に対して切削加工が施される際には、切削油が被削材3と加工工具に対して供給される。切削油を被削材3や加工工具に供給することにより、切削時に発生する摩擦の抑制と冷却を図ることが可能となり、加工精度の向上や仕上げ面の美化を図ることが可能となるばかりでなく、加工工具自体の寿命を延長させることが可能となる。本発明においては、この油溶性の蛍光剤を含有させた切削油を加工工具に供給する。ちなみに、蛍光剤は油溶性に限定されるものではなく、他のいかなる蛍光剤を使用するようにしてもよい。
次にステップS12に移行し、被削材3の洗浄を行う。このステップS12において被削材3の洗浄を行う目的としては、被削材3における付着面に切削油が残存している場合には、その後のステップS14における接着工程においてその接着性に悪影響を及ぼす場合がある。特に接着剤として、シリコーン系接着剤等を始めとした硬化性樹脂を用いた接着材料を用いる場合には、切削油が僅かに残存しているだけでその接着性に大きな影響を及ぼす。このため、この洗浄工程(S12)においては被削材3に対して洗浄液や水を噴射させ、付着面に付着した切削油の除去を試みることになる。
次にステップS13に移行し、検査を行う。この検査工程において、本発明を適用した切削油付着評価システム1を利用し、被削材3における切削油の付着面3aについて切削油の付着量の評価を行う。この切削油の付着量の評価方法の詳細は後段において詳細に説明をする。この検査工程において、被削材3における付着面3aに切削油が付着している場合には、ステップS12に戻り、改めて洗浄を施すことで切削油の除去を図るようにしてもよい。この検査工程において被削材3における付着面3aに切削油が付着していない旨を評価した場合には、その後のステップS14に移行するようにしてもよい。
ステップS14に移行した場合には、被削材3に対して接着加工を施す。この接着工程においては、上述したシリコーン系接着剤等を始めとした硬化性樹脂を用いた接着材料を用いても良いがこれに限定されるものではなく、他のいかなる接着材料を用いるようにしてもよい。またこのステップS14の接着工程は必須ではなく、省略するようにしてもよい。
次にステップS13における切削油の付着量の評価方法について説明をする。先ず被削材3の付着面3aに対して図6に示すように紫外光を照射する。上述したようにステップS11における切削加工では、油溶性の蛍光剤を含有させた切削油を供給している。このため、仮に被削材3における付着面3aに切削油が残留している場合には、切削油に含有された蛍光剤から蛍光が発光することになる。この紫外光の照射とともに、被削材3における付着面3aをスペクトル撮像装置4により撮像する。その結果、仮に切削油が付着面3aに残留している場合、これに基づく蛍光がスペクトル撮像装置4により撮像されることになる。ちなみにこの紫外光の照射と被削材3の撮像は、例えばベルトコンベアを介して被削材3を移動させながら行うことにより、被削材3全体に亘って行うようにしてもよい。
図2に示すスペクトル撮像装置4により撮像された撮影光Lは、対物レンズ41を介して取り込まれ、スリット板43におけるスリット開口部43aを通過し、コリメートレンズ44により平行光とされる。この平行光は、分散光学素子45により分散され、そこから出射された光束は、結像レンズ46により取り込まれ、更に撮像素子47により受光される。撮像素子47を介して受光された画像データは、制御部48に送られる。
同様に図4に示すスペクトル撮像装置4により撮像された撮影光Lは、フィルタ52を介して予め設定されている波長領域の光のみを透過し、それ以外の波長領域の光は反射することになる。このフィルタ52を通過した光は、撮像レンズ56により取り込まれ、更に撮像素子53により受光される。撮像素子47を介して受光された画像データは、制御部48に送られる。
撮像素子47、53は、個々の二次元座標上の素子により生成された電気信号を、その二次元座標上の配置情報と関連付けて制御部48に送信する。このとき、例えば第2方向Yに配列された素子から得られた電気信号を、特定の位置における波長毎の電気信号とし、第3方向Zに配列された素子から得られた電気信号を、特定の波長における位置毎の電気信号とすることで、第3方向Zにおける所定位置毎の1次元分光データを取得することができる。特に図2に示すスペクトル撮像装置4では、精密直動ステージ42を第2方向Yに稼働させて上記電気信号を生成することで、第2方向Yにおける所定位置毎の1次元分光データを取得することができる。これにより、制御部2では、計測範囲とする2次元空間の所定位置に1次元分光データを対応させ、3次元分光データを取得することができる。
図7は、3次元分光データの例を示している。第2方向Yと、第3方向Zの空間座標上に対して波長毎に分光させた分光画像を重畳させている。何れかの波長の分光画像には、当該波長成分の第2方向Yと、第3方向Zの座標軸上における分布状況が映し出される。
制御部48では、このような分光画像に基づいて、被削材3における切削油の付着状況を判別する。具体的には、切削油から放出される蛍光を判別することができる波長範囲の何れかを特徴波長として特定する。図8の例では、撮影した蛍光について波長毎のスペクトル強度を示している。波長300nm〜700nmの波長範囲の何れかを蛍光を検出する上での特徴波長として特定する。特徴波長は1点で特定してもよいし、複数特定してもよい。特徴波長の決め方としては、例えば上記波長範囲(300nm〜700nm)の中心波長である450nmとしてもよいし、各スペクトル間のスペクトル強度の差分値や分離度が最も大きくなる波長としてもよい。
これに加えて、この特徴波長を中心とした特徴波長範囲を設定する。特徴波長範囲は、例えば±10nm等のように、予め設定した所定の波長範囲で構成されている。このため、仮に特徴波長が450nmであり、特徴波長範囲が±10nmであれば、実際にスペクトルデータを検出する範囲は、440〜460nmとなる。この特徴波長範囲は、必ずしも蛍光波長に対して一義的に決まる場合に限定されるものではなく、各種撮影条件や外部環境に応じて変化する場合もありえる。
更に、365nmの紫外光を照射した場合に、530〜580nmからなる特徴波長を介して判別することで外乱光の影響を極力除去した高精度な分光画像を得ることができることを検証している。この特徴波長範囲に加えて、更に380±10nm、450±10nm、480±10nmのうち何れか1以上の特徴波長範囲を組み合わせて判別するようにしてもよい。
制御部48は、このような蛍光の特徴波長に基づき、蛍光を表現している分光画像を抽出し、これに基づいて切削油の付着状況の判断を行う。この蛍光を表現している分光画像は一枚である場合に限定されるものではなく、複数枚の場合もあり得る。
図9(a)は、このような蛍光を表現している分光画像に基づいて、切削油の付着状況の判断を行う例を示している。蛍光を検出する上での特徴波長(特徴波長範囲)を含む分光画像を二次元的に示している。被削材3上から蛍光が発光しているのであれば、図9(a)に示すように表示画像上においてその蛍光に応じた輝度分布を表示部23を介して映し出す。ユーザは、この表示部23上に映し出される表示画像から、蛍光の領域を判別することができ、また当該領域において切削油が付着していることを判別することが可能となる。
図9(b)は、図9(a)に示す二次元画像におけるP−P´線の輝度分布を示している。実際に切削油の付着状況を制御部24が自動的に判別する場合には、画素毎の輝度と閾値rとを比較し、閾値rを上回る輝度を持つ画素領域が、切削油が付着しているものと判断するようにしてもよい。この輝度が切削油の付着量と相関を持っている場合には、輝度の大きさに応じて切削油の付着量を判別するようにしてもよい。かかる場合には、複数段階設定した閾値rを介して輝度を判別し、判別した輝度に基づいて切削油の付着量を判別する。
このようにして、本発明を適用した切削油付着評価システム1によれば、被削材3に残存している切削油の付着状況を二次元画像上にて評価することが可能となり、ユーザの利便性の向上を図ることができる。また、切削油付着評価システム1は、光の反射率等を介した非破壊検査方法を用いるのではなく、所定の波長領域を選択的に映し出した分光画像に基づき、切削油に含まれる蛍光剤に基づく蛍光を検出することで、切削油の付着状況を判別する。このような分光画像は、蛍光の特徴波長に応じて、その特徴波長範囲を絞り込んで検出することも可能となる。このため、光の反射率等を介した非破壊検査方法により検出されてしまう油じみと明確に分離して切削油を検知することが可能となる。このため、切削油のみを高精度に検出することが可能となり、誤検出による再洗浄を促すことを防止できることから、製造工程全体の効率性向上を図ることができる。
特に本発明によれば、ステップS14における接着工程において、シリコーン系接着剤等を始めとした硬化性樹脂を用いた接着材料を用いる場合において顕著な効果を発揮する。シリコーン系接着剤による接着工程を含む場合には、一部での切削油の残存を許容できない観点から、被削材の一部ではなく全体を通じて切削油の付着状況を評価する必要がある。かかる場合において、本発明は、従来のように光の反射率等を介した非破壊検査方法を用いることなく、分光画像に基づいて切削油の付着状況を高精度に評価することができる。被削材3をベルトコンベア等により移動させながらスペクトル撮像装置4を介して被削材3全体を撮像することにより、被削材3全体の切削油の付着状況を評価することもできる。
なお、潤滑油やマシン油も切削油同様に接着性に影響を及ぼすことになるが、これらに蛍光剤が含有していれば、分光画像を介して可視化することが可能となる。
以下、本発明の効果を検証する上で行った実施例について説明をする。
実験の手順としては、以下の(1)〜(4)の工程を進めた
(1)先ずアルミ合金板(ADC12:150×70×2mm)を#320番の耐水性研磨紙で長手方向に数回研磨した後,表面を溶剤(エーテル/エタノール)で洗浄した。
(2) (1)にて研磨、洗浄したアルミ合金板を評価切削油剤の希釈液に半浸漬し,室温で24時間吊るして液切りした後、50℃で2時間放置し、表面を十分に乾燥させた。
(3) (2)のアルミ合金板をテストピース(表1)とし、テープ剥離試験と重量法により膜厚測定を実施した。テストピース1、2は、評価油剤に蛍光剤が配合していない、比較例であり、テストピース3〜5は、評価油剤に蛍光剤が配合した本発明例である。表1中の試作品1は、実際の切削油の製品(エマルション油剤)を水により希釈することで利用している。表中のパーセントは、水による希釈率を示している。蛍光剤は、被乳化体に0.1%配合させている。配合した蛍光剤は、ナフタレン系蛍光剤である。蛍光剤の化学式を下記示す。
Figure 2019191130
(4)テストピースをスペクトル撮像装置(エバ・ジャパン製ハイパースペクトルカメラ:NH-7)で撮影・解析を実施した。
Figure 2019191130
この表1におけるテープ剥離試験結果では、評価基準の4N以上であれば○(良好)4N未満は×(不良)としている。
上述した実験の結果、スペクトル撮像装置を通じて得られる分光画像の輝度を介して、テストピース1〜5に対して評価油剤が付着しているか否かの定性測定は可能であることを確認した。また、蛍光剤を配合させたテストピース3〜5については、付着している評価油剤の具体的な膜厚についてもスペクトル撮像装置を通じて得られる分光画像の輝度を介して確認することができることが分かった。ちなみに膜厚については、重量法に基づく膜厚との間でその正否を検証した。
1 切削油付着評価システム
2 評価装置
3 被削材
3a 付着面
4 スペクトル撮像装置
5 撮影装置
6 加工工具
10 被写体
21 内部バス
23 表示部
24 制御部
25 操作部
26 通信部
27 探索部
28 記憶部
41 対物レンズ
42 精密直動ステージ
43 スリット板
43a スリット開口部
44 コリメートレンズ
45 分散光学素子
46 結像レンズ
47 撮像素子
48 制御部
51 結像光学系
52 フィルタ
53 撮像素子
54 信号処理部
481 撮影制御部
482 移動制御部
483 分光データ作成部
484 画像処理部
484−1 校正処理部
484−2 算出部
484−3 色解析画像取得部

Claims (6)

  1. 蛍光剤を含有する切削油の付着面に紫外光を照射する紫外光照射手段と、
    上記付着面に照射された紫外光に基づく蛍光を分光する分散光学素子と、
    上記分散光学素子より分光した光を受光し、これに基づく電気信号を生成する受光手段と、
    上記受光手段により生成された電気信号に基づいて、撮影位置における2次元の空間情報と1次元の波長情報とを有する3次元分光データを作成する分光データ作成手段と、
    上記分光データ作成手段により作成された3次元分光データから所定の波長範囲にある分光データを抽出し、抽出した分光データに基づいて上記2次元の空間情報上における蛍光強度を算出する蛍光強度算出手段と、
    上記蛍光強度算出手段に基づいて算出された蛍光強度に基づいて上記付着面における切削油の付着状態を上記2次元の空間情報上で評価する評価手段とを備えること
    を特徴とする切削油付着評価システム。
  2. 紫外光照射手段は、上記評価手段による評価後において、硬化性樹脂を用いた接着材料を塗布して接着が行われる被削材の上記付着面に紫外光を照射すること
    を特徴とする請求項1記載の切削油付着評価システム。
  3. 上記蛍光強度算出手段は、300nm〜700nmの波長範囲にある分光データを抽出すること
    を特徴とする請求項2記載の切削油付着評価システム。
  4. 蛍光剤を含有する切削油の付着面に紫外光を照射する紫外光照射ステップと、
    上記付着面に照射された紫外光に基づく蛍光を分光する分光ステップと、
    上記分光ステップにおいて分光した光を受光し、これに基づく電気信号を生成する受光ステップと、
    上記受光ステップにおいて生成した電気信号に基づいて、撮影位置における2次元の空間情報と1次元の波長情報とを有する3次元分光データを作成する分光データ作成ステップと、
    上記分光データ作成ステップにおいて作成した3次元分光データから所定の波長範囲にある分光データを抽出し、抽出した分光データに基づいて上記2次元の空間情報上における蛍光強度を算出する蛍光強度算出ステップと、
    上記蛍光強度算出ステップに基づいて算出された蛍光強度に基づいて上記付着面における切削油の付着状態を上記2次元の空間情報上で評価する評価ステップとを有すること
    を特徴とする切削油付着評価方法。
  5. 紫外光照射ステップでは、評価ステップによる評価後において、硬化性樹脂を用いた接着材料を塗布して接着が行われる被削材の上記付着面に紫外光を照射すること
    を特徴とする請求項4記載の切削油付着評価方法。
  6. 上記蛍光強度算出ステップは、300nm〜700nmの波長範囲にある分光データを抽出すること
    を特徴とする請求項5記載の切削油付着評価方法。
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