JP2019190915A - 試験物質供給装置及び吸入曝露試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 吸入曝露試験用カートリッジの交換作業に関する作業負担を軽減することが可能な試験物質供給装置及び吸入曝露試験装置を提供する。【解決手段】 試験物質を排出させる吸入曝露試験用カートリッジが装填される装填部と、使用済みの吸入曝露試験用カートリッジを排出させる排出部と、未使用の吸入曝露試験用カートリッジがストックされ、吸入曝露試験用カートリッジを装填部に供給可能に構成されたストック部と、装填部に対する吸入曝露試験用カートリッジの着脱を操作する操作ハンドル部と、操作ハンドル部の動作を制御する制御部とを備え、操作ハンドル部は、制御部の制御により、ストック部から装填部に供給された未使用の吸入曝露試験用カートリッジを装填部に装着させる装着動作と、使用済みの吸入曝露試験用カートリッジを装填部から排出部に移送させる排出動作とを実行可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、吸入曝露試験装置に用いられる試験物質供給装置及び吸入曝露試験装置に関するものである。
従来、吸入曝露チャンバ内に試験物質を供給し、吸入曝露チャンバ内において被試験動物に試験物質を曝露させる吸入曝露試験装置が知られている(特許文献1参照)。特許文献1の吸入曝露試験装置100は、図7に概略的に示すように、アウターチャンバ110と、アウターチャンバ110内に着脱自在に取り付けられ、被試験動物を収容可能な空間122を有するインナーチャンバ120と、インナーチャンバ120内の空間122を負圧状態にするインナーチャンバ側負圧発生部140と、アウターチャンバ110とインナーチャンバ120との間の空間112を負圧状態にするアウターチャンバ側負圧発生部150と、インナーチャンバ120内の空間122に試験物質を供給する試験物質供給部160とを備えている。
特許文献1の吸入曝露試験装置100は、インナーチャンバ120の空間112内に被試験動物を収容した動物ケージを収容させた状態で、試験物質供給部160からインナーチャンバ120の空間122内に試験物質を供給させることにより、被試験動物に対する試験物質の吸入曝露試験を実行可能に構成されている。
特許文献1の吸入曝露試験装置100は、上述のような構成を有することにより、試験物質の変更を行う場合に、インナーチャンバ120を交換するだけで対応することができ、アウターチャンバ110内を洗浄する必要がないため、試験物質の変更を迅速に行うことができ、かつ、作業の安全性を確保することが可能であるという利点を有している。
また、従来、吸入曝露試験装置100に使用可能な試験物質供給部160として、図8に概略的に示すように、試験物質が収容されたカートリッジ162に気体流を供給し、カートリッジ162の噴出孔168から試験物質を噴霧させることで、試験物質のエアロゾルをインナーチャンバ120の空間112内に供給するようにしたカートリッジ撃込方式の直噴式試験物質供給装置が知られている(非特許文献1)。
非特許文献1のカートリッジ162は、軸方向の後端部に気体流の流入孔166を有すると共に、軸方向の先端部に試験物質を含有した気体流(エアロゾル)の噴出孔168を有する円筒状のカートリッジ本体164と、カートリッジ本体164の流入孔166を閉塞する弁体170と、流入孔166を閉塞する方向に向けて弁体170を付勢する付勢部材172とを備えている。
カートリッジ本体164は、円筒状部材164aと、円筒状部材164aの軸方向の先端部に取り付けられる先端側蓋体164bと、円筒状部材164aの軸方向の後端部に取り付けられる後端側蓋体164cとから構成されており、先端側蓋体164bに噴出孔168が形成され、後端側蓋体164cに流入孔166が形成されている。弁体170は、通常時においては付勢部材172の付勢力により流入孔166を閉塞するよう構成されると共に、流入孔166を介して高圧エアが供給された際に、付勢部材172の付勢力に抗して移動し、流入孔166を開放状態とするよう構成されている。
このような構成を有する非特許文献1の直噴式供給装置は、カートリッジ162に収容された試験物質の全量をエアロゾル化させて供給することが可能であり、発生ロスが少ないため、少量の試験物質で吸入曝露試験を実行することが可能であるという利点を有している。
特許第5899592号
https://www.sibata.co.jp/attachment/catalog/pdf/2700_5_502−511.pdf#page=9
ところで、非特許文献1の直噴式供給装置では、カートリッジ162からの試験物質の噴霧が完了した後に、空になったカートリッジ162を新たなカートリッジ162に交換する作業が必要となるところ、従来、この交換作業は作業員の手作業にて行われていた。このため、交換作業が煩雑であると共に、人為的ミスによる交換作業の遅延や交換忘れ等が生じるおそれがある。
そこで、本発明は、吸入曝露試験用カートリッジの交換作業に関する作業負担を軽減することが可能な試験物質供給装置及び吸入曝露試験装置を提供することを目的とする。
本発明に係る試験物質供給装置は、試験物質を収容する吸入曝露試験用カートリッジの流入孔から気体を流入させることで、該吸入曝露試験用カートリッジの噴出孔から試験物質を排出させるよう構成された試験物質供給装置であって、試験物質を排出させる前記吸入曝露試験用カートリッジが装填される装填部と、使用済みの前記吸入曝露試験用カートリッジを排出させる排出部と、未使用の前記吸入曝露試験用カートリッジがストックされ、該吸入曝露試験用カートリッジを前記装填部に供給可能に構成されたストック部と、前記装填部に対する前記吸入曝露試験用カートリッジの着脱を操作する操作ハンドル部と、前記操作ハンドル部の動作を制御する制御部とを備え、前記操作ハンドル部は、前記制御部の制御により、前記ストック部から前記装填部に供給された未使用の前記吸入曝露試験用カートリッジを該装填部に装着させる装着動作と、使用済みの前記吸入曝露試験用カートリッジを前記装填部から前記排出部に移送させる排出動作とを実行可能に構成されていることを特徴とする。
本発明に係る試験物質供給装置において、前記操作ハンドル部は、前記制御部により前記装着動作及び前記排出動作が自動で実行される自動操作モードと、作業者により前記装着動作及び前記排出動作が手動で実行される手動操作モードとを切り替え可能に構成されることが好ましい。
また、本発明に係る試験物質供給装置において、前記操作ハンドル部は、前記吸入曝露試験用カートリッジに連結可能な軸部材と、前記軸部材の軸方向に沿って、該軸部材を移動させるよう構成された駆動部とを備え、前記制御部は、前記駆動部を制御することで、前記装着動作及び前記排出動作を自動で実行するよう構成されることが好ましい。
本発明に係る吸入曝露試験装置は、上述の試験物質供給装置と、被試験動物を収容可能なチャンバとを備え、前記試験物質供給装置から供給された気体により前記吸入曝露試験用カートリッジの前記噴出孔から流出した試験物質を前記チャンバに放出するよう構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、吸入曝露試験用カートリッジの交換作業に関する作業負担を軽減することが可能な試験物質供給装置及び吸入曝露試験装置を提供することができる。
本実施形態に係る吸入曝露試験装置の全体構成を概略的に示す図である。 本実施形態に係る試験物質供給装置を概略的に示す図である。 装填部に吸入曝露試験用カートリッジを装着させた状態を概略的に示す図である。 図4(a)及び図4(b)は、手動で操作ハンドル部が操作される際の動作を示す図である。 図5(a)及び図5(b)は、自動で操作ハンドル部が操作される際の動作を示す図である。 本実施形態に係る吸入曝露試験用カートリッジの分解図である。 特許文献1の吸入曝露試験装置を概略的に示す図である。 非特許文献1の吸入曝露試験用カートリッジを概略的に示す断面図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
本実施形態に係る吸入曝露試験装置1は、カートリッジ撃込方式の直噴式全身吸入装置であり、図1に示すように、被試験動物を収容させるメインチャンバ2と、メインチャンバ2の上流側に配されたサブチャンバ4と、メインチャンバ2をサブチャンバ4に対して昇降させる昇降機構3と、吸入曝露試験用カートリッジ7内の試験物質をサブチャンバ4に供給させる試験物質供給装置6とを備えている。
メインチャンバ2は、アウターチャンバ(図示せず)と、アウターチャンバ内に着脱可能に取り付けられるインナーチャンバ(図示せず)と、インナーチャンバ内を負圧状態にするインナーチャンバ側負圧発生部(図示せず)と、アウターチャンバとインナーチャンバとの間の空間をインナーチャンバ内よりも強い負圧状態にするアウターチャンバ側負圧発生部(図示せず)とを備えている。インナーチャンバは、使い捨て可能な安価な軟質材料からなり、被試験動物を収容した動物ケージを収容可能な大きさを有している。
昇降機構3は、アウターチャンバを上下方向に移動可能な状態で支持する直動ガイド(図示せず)を備えている。直動ガイドは、例えば上昇用フットペダル等の操作手段(図示せず)が操作された際に、圧縮エアのエア圧によってアウターチャンバを下降させ、例えば下降用フットペダル等の操作手段(図示せず)が操作された際に、スプリングの付勢力によってアウターチャンバを上昇させるよう構成されている。昇降機構3には、操作手段による操作が可能な状態と不可能な状態とを切り替えるための切替スイッチ(図示せず)が設けられている。昇降機構3の下部には、メインチャンバ2を移動させるためのキャスタ(車輪)が設けられており、サブチャンバ4に対してアウターチャンバが離間(下降)した状態において、メインチャンバ2と共に搬出可能に構成されている。このように搬出可能な構成としたことにより、アウターチャンバに対するインナーチャンバの着脱操作を容易にすることが可能となる。
サブチャンバ4は、図1に示すように、試験物質供給装置6とメインチャンバ2との間に配されており、試験物質供給装置6から噴出された高濃度の試験物質と、エアフィルタを介してサブチャンバ4内に供給されたクリーンエアとを混合させ、これにより生成された適正濃度の試験物質のエアロゾルをメインチャンバ2に供給するよう構成されている。また、メインチャンバ2とサブチャンバ4との容積があることにより、試験物質エアロゾルの滞留時間を増やすことができ、曝露濃度の安定化を図ることができる。サブチャンバ4は、メインチャンバ2及び昇降機構3とは独立して設けられたメインフレーム(図示せず)に支持されており、このメインフレームの下部には、搬出された昇降機構3をサブチャンバ4の下方に戻す際に位置決めを行うための位置決め部材(図示せず)が設けられている。
試験物質供給装置6は、図1に示すように、試験物質を噴出させる吸入曝露試験用カートリッジ7が装填される装填部10と、装填部10に対する吸入曝露試験用カートリッジ7の着脱を操作する操作ハンドル部20と、空になった使用済みの吸入曝露試験用カートリッジ7を排出させる排出部30と、未使用の吸入曝露試験用カートリッジ7をストックするストック部40と、試験物質供給装置6の各構成要素を制御する制御部50とを備えている。
装填部10は、図2に示すように、ストック部40から供給された吸入曝露試験用カートリッジ7を受け取る受取領域Z1と、吸入曝露試験用カートリッジ7が装着される装着領域Z2とを有している。
装填部10の受取領域Z1には、ストック部40から装填部10に未使用の吸入曝露試験用カートリッジ7が適切に移送されたことを検知するための光電センサ等の検知手段11aと、装填部10から排出部30に使用済みの吸入曝露試験用カートリッジ7が適切に移送されたことを検知するための光電センサ等の検知手段11bとが設けられている。また、受取領域Z1は、図1に示すように、着脱可能かつ透明な装填部カバー12によって一部が被覆されており、この装填部カバー12と整合する位置に、装填部カバー12の開閉を検知するための近接センサ等の検知手段11cが設けられている。なお、図2において、装填部カバー12並びにストック部40及び排出部30のカバー部材は、図示を省略している。
装填部10の装着領域Z2は、図3に示すように、操作ハンドル部20によって押し込まれた吸入曝露試験用カートリッジ7と連結可能に構成され、かつ、連結された吸入曝露試験用カートリッジ7に対して気体流を供給可能に構成されている。具体的には、装填部10は、吸入曝露試験用カートリッジ7の前端部9aが嵌合可能な凹部14aを有する連結部材14と、スプリング15を介して連結部材14を弾性的に支持する中央支持体16aと、中央支持体16aを支持する上下一対の支持体(上側支持体16b及び下側支持体16c)とを備えている。中央支持体16a及び下側支持体16cには、エアーコンプレッサ等の空気供給源(図示せず)から供給された圧縮空気を吸入曝露試験用カートリッジ7に供給するための流路17が形成されている。中央支持体16aの流路17には、弁体18が埋設されており、気体の逆流を防止するよう構成されている。装填部10の連結部材14、中央支持体16a、上側支持体16b及び下側支持体16cは、図1に示すように、サブチャンバ4内に配されており、吸入曝露試験用カートリッジ7の噴出孔8aから噴霧された試験物質がサブチャンバ4内に放出されるよう構成されている。
以上の構成を有する装填部10は、受取領域Z1に供給された吸入曝露試験用カートリッジ7が操作ハンドル部20の軸部材21によって装着領域Z2に押し込まれることで、吸入曝露試験用カートリッジ7が連結部材14に装着されるよう構成されている。また、装填部10は、吸入曝露試験用カートリッジ7が連結部材14に装着された状態で、流路17を介して吸入曝露試験用カートリッジ7の流入孔(前端部9aの開口)から気体を流入させることで、吸入曝露試験用カートリッジ7の噴出孔8aからサブチャンバ4内に試験物質を排出させるよう構成されている。さらに、装填部10は、連結部材14に装着された吸入曝露試験用カートリッジ7が操作ハンドル部20の軸部材21によって受取領域Z1に引き出されることで、吸入曝露試験用カートリッジ7の装着が解除されるよう構成されている。
操作ハンドル部20は、図2に示すように、吸入曝露試験用カートリッジ7の後端部に連結可能な軸部材21と、軸部材21の基端部に設けられた把持部22と、軸部材21の基端部側の外周を覆うように配された筒状ガイド部材23と、筒状ガイド部材23の内部に配された軸受け部材24と、軸部材21を軸方向に沿って移動させる駆動部25とを備えている。
軸部材21は、図2に示すように、軸受け部材24の内周面に形成されたキー溝(図示せず)に対応するキー形状を外周面に有する棒状部材である。軸部材21は、その先端部に、吸入曝露試験用カートリッジ7の後端部に形成された係合溝に係合可能な一対の係合爪21aを有している。一対の係合爪21aは、図示しない弾性部材により互いの先端部が接近する方向に付勢されており、軸部材21が吸入曝露試験用カートリッジ7の後端部に押し込まれることにより、吸入曝露試験用カートリッジ7の係合溝に係合するよう構成されている。また、一対の係合爪21aは、軸部材21が排出部30と整合する位置まで後退された際に、排出部30の内壁により一対の係合爪21aの基端部が押圧されることで、互いの先端部が離間する方向に揺動し、吸入曝露試験用カートリッジ7の係合溝との係合が解除されるよう構成されている。
把持部22は、図2に示すように、軸部材21を軸方向に沿って移動させる際に作業者又は駆動部25の後述する直動体26により操作されるハンドル部材であり、軸部材21の軸方向と交差(本実施形態では直交)する方向に延出するよう、軸部材21の基端部に設けられている。
軸受け部材24は、軸部材21の移動抵抗を低減させることが可能なボールスプライン等の軸受けからなり、図2に示すように、筒状ガイド部材23の内面と軸部材21の外周面との間に介在するよう設けられている。軸受け部材24は、筒状ガイド部材23に設けられた位置決めピン24aにより、筒状ガイド部材23に対して相対移動不能な状態で位置決めされている。
筒状ガイド部材23は、軸受け部材24の外径と略同径の内径を有する筒状部材であり、図2に示すように、軸部材21の基端部側に設けられている。筒状ガイド部材23は、図4(a)に示すように、基端部から先端部に向かう半螺旋状の手動用ガイド溝23aが形成されており、図4(b)に示すように、作業者が該手動用ガイド溝23aのカム面に沿って把持部22を押し下げることにより、軸部材21を前進させ、吸入曝露試験用カートリッジ7を装着領域Z2に押し込むよう構成されている。また、筒状ガイド部材23は、図5(a)に示すように、基端部から先端部に向かう直線状の自動用ガイド溝23bが形成されており、図5(b)に示すように、駆動部25の直動体26によって把持部22が操作される際に、該自動用ガイド溝23bに沿って把持部22が移動し、吸入曝露試験用カートリッジ7を装着領域Z2に押し込むよう構成されている。
駆動部25は、油圧式、空圧式又は電動式の直動アクチュエータであり、図2に示すように、軸部材21の軸方向と平行に配されている。駆動部25は、図2及び図5に示すように、把持部22が嵌合可能な凹部26aを有する直動体26と、直動体26を軸部材21の軸方向に沿って直線移動させるロッド部材27と、直動体26の直線移動をガイドする上下一対のガイドロッド28とを備えている。直動体26には、凹部26aに把持部22が嵌め込まれた際に、把持部22の先端部に形成された係合孔(図示せず)と係合して位置決めを行うロック機構26bが設けられている。凹部26aには、バネ等の弾性部材によって凹部26aの開口方向に向けて付勢された付勢突起(図示せず)が設けられており、ロック機構26bにより把持部22のロックが解除された際に、該付勢突起によって把持部22を上方に向けて打ち上げ、凹部26aから把持部22を離間させるよう構成されている。また、凹部26aには、把持部22が嵌め込まれたことを検知するための近接センサ等の検知手段(図示せず)が設けられている。駆動部25は、検知手段により把持部22の嵌め込みを検知した状態においてのみ、後述する自動操作モードを実行するよう構成されている。
以上の構成を有する操作ハンドル部20は、軸部材21を軸方向に沿って移動させることにより、ストック部40から装填部10に供給された未使用の吸入曝露試験用カートリッジ7を装填部10の連結部材14に装着させる装着動作と、使用済みの吸入曝露試験用カートリッジ7を連結部材14から排出部30に移送させて排出部30から排出させる排出動作とを実行可能に構成されている。
また、操作ハンドル部20は、制御部50によって把持部22が嵌め込まれた駆動部25を動作させることで、上述の装着動作及び排出動作を自動で行う自動操作モードと、作業者が把持部22を手動用ガイド溝23aに沿って移動させることで、上述の装着動作及び排出動作を手動で行う手動操作モードとを切り替え可能に構成されている。
排出部30は、使用済みの吸入曝露試験用カートリッジ7を排出させるための排出口であり、使用済みの吸入曝露試験用カートリッジ7が操作ハンドル部20の軸部材21から取り外されたことを検知するための光電センサ等の検知手段(図示せず)と、排出部30から適切に排出されたこと(排出口内に引っかかっていないこと)を検知するための光電センサ等の検知手段(図示せず)とが設けられている。
ストック部40は、図2に示すように、未使用の吸入曝露試験用カートリッジ7を多数ストック可能に構成されている。また、ストック部40は、装填部10との境界部分に、出没可能なストッパ42が設けられており、このストッパ42により、未使用の吸入曝露試験用カートリッジ7が1本ずつ装填部10に供給されるように構成されている。ストック部40は、図示しないカバー部材によって密閉され、かつ、負圧手段(図示せず)により負圧状態が保たれており、これにより、試験物質が漏出しないよう構成されている。ストック部40は、光電センサ等の検知手段44a〜44cを備えており、吸入曝露試験用カートリッジ7のストック切れ等を監視可能に構成されている。本実施形態では、ストッパ42から数えて1番目〜3番目の吸入曝露試験用カートリッジ7と整合する位置にそれぞれ検知手段44a〜44cが設けられており、ストック部40にストックされている吸入曝露試験用カートリッジ7の本数が3本を下回った際に、エラーを出力するよう構成されている。
制御部50は、図示しない操作パネル等を介した作業者の入力操作により自動操作モードが選択され、かつ、操作ハンドル部20の凹部26aに把持部22が嵌め込まれている状態において、操作ハンドル部20の駆動部25及びストック部40のストッパ42を制御することで、上述の自動操作モードを実行するよう構成されている。
具体的には、制御部50は、装填部10の検知手段11a及び検知手段11bや排出部30の検知手段により、装填部10及び排出部30に吸入曝露試験用カートリッジ7が残存しないことが検知された状態において、1本分の吸入曝露試験用カートリッジ7が通過可能な時間分だけストッパ42を没状態に変位させる制御を実行することで、ストック部40から装填部10に対し、未使用の吸入曝露試験用カートリッジ7を供給させる供給動作を自動で実行するよう構成されている。
また、制御部50は、装填部10の検知手段11aにより未使用の吸入曝露試験用カートリッジ7が装填部10の受取領域Z1に適切に移送されたことを検知した際に、駆動部25の直動体26を前進方向に移動させる制御を実行することで、軸部材21を前進させ、未使用の吸入曝露試験用カートリッジ7を装填部10の連結部材14に装着させる装着動作を自動で実行するよう構成されている。
さらに、制御部50は、例えば、装着後の経過時間やメインチャンバ2内の濃度レベル等の所定の条件に基づき、駆動部25の直動体26を後退方向に移動させる制御を実行することで、軸部材21を後退させ、使用済みの吸入曝露試験用カートリッジ7を装填部10の連結部材14から排出部30まで移送し、排出部30から排出させる排出動作を自動で実行するよう構成されている。またさらに、制御部50は、この排出動作の後、所定の試験終了条件を満たすまで、上述の供給動作、装着動作及び排出動作を繰り返し自動で実行するよう構成されている。
また、制御部50は、装填部カバー12の開閉を検知するための検知手段を除く、装填部10、排出部30及びストック部40の検知手段によって異常が検知された際に、自動操作モードを停止してエラーを出力するよう構成されている。さらに、制御部50は、装填部カバー12の開閉を検知するための検知手段により装填部カバー12が開いていることを検知した際に、エラーを出力するよう構成されている。
吸入曝露試験用カートリッジ7は、上述した試験物質供給装置6に使用可能に構成されており、図3及び図6に示すように、内部に試験物質を収容可能に構成された収容容器7aと、収容容器7aの外周面上に着脱可能に取り付けられる外筒部材7bと、収容容器7aの開口側の端部に着脱可能に設けられ、該開口を閉塞可能な蓋部材7cとを備えている。
収容容器7aは、図3及び図6に示すように、軸方向の一端部が閉塞され、他端部が開放された有底円筒状に形成されている。収容容器7aは、その開口側の端部に、周方向外側に向けて延出するフランジ部を有しており、外筒部材7b及び蓋部材7cと組み合わされた際に、該フランジ部が外筒部材7bと蓋部材7cとの間に挟持されるよう構成されている。このような収容容器7aとしては、例えばステンレス等からなる試験管を好適に用いることができる。
外筒部材7bは、図3及び図6に示すように、収容容器7aの外径と略同径の内径を有する円筒状に形成されており、収容容器7aの外周面上に装着可能に構成されている。外筒部材7bの一端部(図6中、上側の端部)には、蓋部材7cの雌ねじと螺合可能な雄ねじが形成され、他端部(図6中、下側の端部)には、操作ハンドル部20の軸部材21の係合爪21aが係合可能な係合溝が形成されている。また、外筒部材7bの外周面には、試験物質供給装置6の装填部10の内壁との間の気密性を確保するためのOリング等のシール部材が、軸方向に離間して一対設けられている。外筒部材7bは、例えば合成樹脂等により成形することが可能であるが、これに限定されず、種々の材料からなる円柱部材又は円筒部材を切削加工等することにより製造しても良い。
蓋部材7cは、例えばステンレス等の種々の材料から形成されており、図3及び図6に示すように、収容容器7aの開口を閉塞する閉塞部8と、閉塞部8を貫通して延びる気体導入管9とを備えている。
閉塞部8は、図3に示すように、底面及び周壁からなる有底円筒状に形成されており、その底面に、収容容器7a内の気体を流出可能に構成された噴出孔8aが複数形成されている。また、閉塞部8は、その周壁の内面に、外筒部材7bの雄ねじに螺合可能な雌ねじが形成されている。
気体導入管9は、図3及び図6に示すように、閉塞部8の底面から収容容器7aの外側に向けて延びる前端部9aと、閉塞部8の底面から収容容器7aの内側に向けて延びる後端側延伸部9bと、後端側延伸部9bの先端に設けられた球状部9cとを有しており、前端部9aの開口(流入孔)から流入した気体が、後端側延伸部9bを介して球状部9cから流出することで、収容容器7a内の閉塞側に気体を導入するよう構成されている。前端部9aは、試験物質供給装置6の装填部10の連結部材14の凹部14aに嵌合可能に構成されており、該凹部14aとの間の気密性を確保するためのOリング等のシール部材が設けられている。
また、気体導入管9は、図3に示すように、収容容器7aの中心軸と同軸となるよう蓋部材7cの中心に設けられており、蓋部材7cの内面における気体導入管9の周囲には、収容容器7aの内部の気体流を噴出孔8aに向けて案内する案内面9dが設けられている。案内面9dは、収容容器7aの内部に向けて先細りとなる円錐状に形成されている。噴出孔8aは、案内面9dの基端部と整合する径方向の位置において、蓋部材7cの中心を中心とする同一円の円周上に等間隔をおいて複数(例えば6つ)形成されている。
以上の構成を有する吸入曝露試験用カートリッジ7は、図3に示すように、試験物質供給装置6の装填部10の連結部材14に装着された状態において空気供給源から気体が供給されることにより、気体導入管9を介して収容容器7a内の閉塞側に気体が導入され、この気体が収容容器7a内の試験物質を飛沫同伴させながら収容容器7a内の開口側に向けて流動し、試験物質を含有する気体流(エアロゾル)が噴出孔8aから噴出されるよう構成されている。
次に、本実施形態に係る吸入曝露試験装置1の使用方法について説明する。本実施形態に係る吸入曝露試験装置1を用いて吸入曝露試験を行うためには、まず、昇降機構3によってアウターチャンバを下降させ、インナーチャンバをアウターチャンバに装着させると共に、インナーチャンバ内に被試験動物を収容した動物ケージを収容させる。その後、昇降機構3によってアウターチャンバを上昇させ、サブチャンバ4に連結させる。これにより、メインチャンバ2とサブチャンバ4とが互いに連通される。
この状態において、自動操作モードが選択されている場合には制御部50の制御により、手動操作モードが選択されている場合(自動操作モードが非選択の場合)には作業者の手動により、試験物質供給装置6の装填部10に未使用の吸入曝露試験用カートリッジ7を装填させ、中央支持体16a及び下側支持体16cの流路17を介して空気供給源から吸入曝露試験用カートリッジ7内に気体を流入させる。これにより、吸入曝露試験用カートリッジ7の前端部9aから流入した気体が、気体導入管9を介して収容容器7a内の閉塞端部近傍に流出され、収容容器7a内の試験物質を飛沫同伴させながら収容容器7a内の開口端部側に向けて流動し、噴出孔8aから流出する。そして、噴出孔8aから流出したエアロゾル(試験物質を含有する気体流)がサブチャンバ4に放出され、サブチャンバ4内においてクリーンエアと混合された上で、メインチャンバ2内に供給される。これにより、被試験動物に対する吸入曝露試験が行われる。
その後、吸入曝露試験用カートリッジ7内の試験物質が全て排出されるか、所定量を下回った場合には、吸入曝露試験用カートリッジ7の交換が手動又は自動で行われる。具体的には、自動操作モードが選択されている場合には、装着後の経過時間やメインチャンバ2内の濃度レベル等の所定の条件に基づき、試験物質供給装置6の制御部50が操作ハンドル部20の駆動部25及びストック部40のストッパ42を自動制御することにより、上述の排出動作、供給動作及び装着動作が実行される。一方、手動操作モードが選択されている場合には、作業者によって操作ハンドル部20が操作されることにより、上述の排出動作及び装着動作が実行され、また、排出動作と連動して、制御部50により上述の供給動作が実行される。そして、試験物質の供給量や試験時間等が所定の試験終了条件を満たすまで当該交換作業が連続して実行され、所定の試験終了条件を満たした際に、メインチャンバ2に対する試験物質の供給が停止され、吸入曝露試験が終了する。
吸入曝露試験が終了した後、インナーチャンバ側負圧発生部の吸引によってインナーチャンバ内に飛散している試験物質を概ね排出させ、その後、昇降機構3によってアウターチャンバを下降させ、インナーチャンバから動物ケージを取り出すと共に、アウターチャンバからインナーチャンバを取り外す。なお、取り出されたインナーチャンバは、軟質材料で形成されているため、折り畳んで廃棄することができる。その後、試験物質を変更して吸入曝露試験を行う場合には、新たなインナーチャンバを用意し、以上の作業を繰り返し行う。
以上説明したとおり、本実施形態に係る試験物質供給装置6は、操作ハンドル部20が、制御部50の制御により、ストック部40から装填部10に供給された未使用の吸入曝露試験用カートリッジ7を装填部10に装着させる装着動作と、使用済みの吸入曝露試験用カートリッジ7を装填部10から排出部30に移送させる排出動作とを実行可能に構成されている。このような構成を有する試験物質供給装置6によれば、吸入曝露試験用カートリッジ7の交換作業を自動で実行することが可能となるため、吸入曝露試験用カートリッジ7の交換作業に関する作業負担を軽減することが可能となる。
また、本実施形態に係る試験物質供給装置6は、制御部50により上述の装着動作及び排出動作が自動で実行される自動操作モードと、作業者により上述の装着動作及び排出動作が手動で実行される手動操作モードとを切り替え可能に構成されている。このような構成を有する試験物質供給装置6によれば、自動操作モードによって作業者の作業負担を最小限に抑えつつ、状況に応じて手動モードに切り替え、作業者の経験等に基づく臨機応変な交換作業を行うことが可能となる。
さらに、本実施形態に係る吸入曝露試験用カートリッジ7は、軸方向の一端部が閉塞された有底筒状に形成され、内部に試験物質を収容可能に構成された収容容器7aと、収容容器7aの開口側の端部に着脱可能に設けられ、該開口を閉塞可能な蓋部材7cとを備え、蓋部材7cが、収容容器7a内に気体を導入可能に構成された気体導入管9と、収容容器7a内の気体を開口側から流出可能に構成された噴出孔8aとを有し、気体導入管9が、収容容器7aの開口側から閉塞側に向かって延在して設けられており、収容容器7a内の閉塞側に気体を導入可能に構成されている。このような構成を有する吸入曝露試験用カートリッジ7によれば、吸入曝露試験用カートリッジ7の作成及び保管に関する労力及びコストを低減することが可能となる。
すなわち、非特許文献1のカートリッジ162は、円筒状部材164a、先端側蓋体164b及び後端側蓋体164cを組み立て、内部に試験物質を収容させた状態にて、保管する必要があるため、事前に大量に作成し、保管する必要がある。また、非特許文献1のカートリッジ162は、円筒状部材164aの両端を別部材である先端側蓋体164b及び後端側蓋体164cにより閉塞するものであるため、試験物質の漏出を防ぐための構造を両端部に設ける必要があり、製造コストがかかる。
これに対し、本実施形態に係る吸入曝露試験用カートリッジ7は、収容容器7aが有底筒状に形成されており、一方の開口から試験物質が流出しないようにするだけで足りるため、例えば、試験物質を収容させた状態の収容容器7aのみを簡易な仮蓋を装着させた状態で保管し、ストック部40へのストック時に蓋部材7cを装着させることで吸入曝露試験用カートリッジ7を作成することが可能となる。このため、事前の作成負担を低減させることが可能となると共に、蓋部材7cの保管数を低減させることが可能となる。また、収容容器7aの閉塞側に試験物質の漏出を防ぐための複雑な機構等が一切不要となるため、吸入曝露試験用カートリッジ7の構造を簡易化させ、製造コストを低減させることが可能となる。さらに、本実施形態に係る吸入曝露試験用カートリッジ7は、気体導入管9によって収容容器7a内の閉塞側に気体を導入するよう構成されることで、収容容器7aの閉塞側から開口側に向かう気体流を生成することが可能となるため、試験物質の全量を効率良くエアロゾル化させて噴出させることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に記載の範囲には限定されない。上記各実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、自動操作モードと手動操作モードとを切り替え可能に構成されるものとして説明したが、これに限定されず、自動操作モードのみが実行される構成としても良い。
また、上述した実施形態では、予め作業者によって自動操作モードが選択された状態において、操作ハンドル部20の凹部26aに把持部22が嵌め込まれることで、制御部50が自動操作モードを実行するものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、操作ハンドル部20の凹部26aに把持部22が嵌め込まれたか否かに基づき、自動操作モードと手動操作モードとを切り替える構成等の種々の構成を採用することが可能である。
さらに、上述した実施形態では、操作ハンドル部20が、吸入曝露試験用カートリッジ7に連結可能な軸部材21と、軸部材21を軸方向に沿って移動させるよう構成された駆動部25とを備え、制御部50が駆動部25を制御することで、装着動作及び排出動作を自動で実行するよう構成されるものとして説明したが、これに限定されず、操作ハンドル部20が装着動作及び排出動作を自動で実行可能な構成であれば、種々の構成を採用することが可能である。
上記のような変形例が本発明の範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 吸入曝露試験装置、2 メインチャンバ(チャンバ)、4 サブチャンバ(チャンバ)、6 試験物質供給装置、7 吸入曝露試験用カートリッジ、8a 噴出孔、10 装填部、20 操作ハンドル部、21 軸部材、25 駆動部、30 排出部、40 ストック部、50 制御部

Claims (4)

  1. 試験物質を収容する吸入曝露試験用カートリッジの流入孔から気体を流入させることで、該吸入曝露試験用カートリッジの噴出孔から試験物質を排出させるよう構成された試験物質供給装置であって、
    試験物質を排出させる前記吸入曝露試験用カートリッジが装填される装填部と、
    使用済みの前記吸入曝露試験用カートリッジを排出させる排出部と、
    未使用の前記吸入曝露試験用カートリッジがストックされ、該吸入曝露試験用カートリッジを前記装填部に供給可能に構成されたストック部と、
    前記装填部に対する前記吸入曝露試験用カートリッジの着脱を操作する操作ハンドル部と、
    前記操作ハンドル部の動作を制御する制御部と
    を備え、
    前記操作ハンドル部は、前記制御部の制御により、前記ストック部から前記装填部に供給された未使用の前記吸入曝露試験用カートリッジを該装填部に装着させる装着動作と、使用済みの前記吸入曝露試験用カートリッジを前記装填部から前記排出部に移送させる排出動作とを実行可能に構成されている
    ことを特徴とする試験物質供給装置。
  2. 前記操作ハンドル部は、前記制御部により前記装着動作及び前記排出動作が自動で実行される自動操作モードと、作業者により前記装着動作及び前記排出動作が手動で実行される手動操作モードとを切り替え可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の試験物質供給装置。
  3. 前記操作ハンドル部は、
    前記吸入曝露試験用カートリッジに連結可能な軸部材と、
    前記軸部材の軸方向に沿って、該軸部材を移動させるよう構成された駆動部と
    を備え、
    前記制御部は、前記駆動部を制御することで、前記装着動作及び前記排出動作を自動で実行するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の試験物質供給装置。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の試験物質供給装置と、
    被試験動物を収容可能なチャンバと
    を備え、
    前記試験物質供給装置から供給された気体により前記吸入曝露試験用カートリッジの前記噴出孔から流出した試験物質を前記チャンバに放出するよう構成されている
    ことを特徴とする吸入曝露試験装置。
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