JP2019190718A - 熱音響装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】凝縮性流体を用いる熱音響装置において、凝縮性流体の気液相変化を継続的に生じさせる。【解決手段】作動流体が封入された音響伝達管101、201、300と、音響伝達管101内に設けられ、一方の端部と他方の端部との間に所定の温度差を形成することで熱エネルギを音響エネルギに変換するエネルギ変換部102aと、音響伝達管201内に設けられ、音響エネルギを異なる種類のエネルギに変換するエネルギ消費部202aと、音響伝達管101内におけるエネルギ変換部102aとエネルギ消費部202aとの間に設けられた隔壁部103とを備える。作動流体は、気液相変化可能な凝縮性流体を含んでおり、隔壁部103は、凝縮性流体の通過を阻害するとともに、音響エネルギに基づいて変位する。【選択図】図1

Description

本発明は、熱エネルギと音響エネルギとの間でエネルギ変換を行う熱音響装置に関する。
従来より、熱音響現象を利用して熱エネルギと音響エネルギの間でエネルギ変換を行う熱音響装置が知られている。熱音響装置は、作動流体が充填された配管の内部に熱エネルギと音響エネルギに変換するエネルギ変換部が設けられており、エネルギ変換部の両端に温度勾配を形成することで、熱音響自励振動である音波が発生する。
このような熱音響装置において、特許文献1では、エネルギ変換効率を向上させるために、作動流体として非凝縮性流体と凝縮性流体の混合物を用いることが提案されている。
特開2009−74722号公報
しかしながら、特許文献1の熱音響装置では、気化した凝縮性流体が拡散や対流によってエネルギ変換部から流出する。このため、エネルギ変換部で凝縮性流体を継続的に気液相変化させることが困難であり、エネルギ変換効率の低下を招く結果となる。
本発明は上記点に鑑み、凝縮性流体を用いる熱音響装置において、凝縮性流体の気液相変化を継続的に生じさせることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、作動流体が封入された音響伝達管(101、201、300)と、前記音響伝達管内に設けられ、一方の端部と他方の端部との間に所定の温度差を形成することで熱エネルギを音響エネルギに変換するエネルギ変換部(102a、402a)と、前記音響伝達管内に設けられ、前記音響エネルギを異なる種類のエネルギに変換するエネルギ消費部(202a、404a)と、前記音響伝達管内における前記エネルギ変換部と前記エネルギ消費部との間に設けられた隔壁部(103、106、107、404b)とを備え、前記作動流体は、気液相変化可能な凝縮性流体を含んでおり、前記隔壁部は、前記音響伝達管の内部空間を仕切るとともに、前記音響エネルギに基づいて変位することを特徴とする。
これにより、エネルギ変換部で生成した音響エネルギを隔壁部を介してエネルギ消費部に伝達可能であり、さらにエネルギ変換部で気化した凝縮性流体が隔壁部で移動を制限されることから、凝縮性流体が拡散して蓄熱部から流出することを抑制できる。この結果、エネルギ変換部で凝縮性流体の気液相変化を継続的に生じさせることができる。
なお、上記各構成要素の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態の熱音響装置を示す概念図である。 第2実施形態の熱音響装置を示す概念図である。 第3実施形態の熱音響装置を示す概念図である。 第4実施形態の熱音響装置を示す概念図である。 第5実施形態の熱音響装置を示す概念図である。 第6実施形態の熱音響装置を示す概念図である。 第7実施形態の熱音響装置を示す概念図である。 第8実施形態の熱音響装置を示す概念図である。 第9実施形態の熱音響装置を示す概念図である。 第10実施形態の熱音響装置を示す概念図である。 第11実施形態の熱音響装置を示す概念図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を用いて説明する。図1に示すように、本第1実施形態の熱音響装置1は、熱エネルギを音響エネルギに変換する熱音響エンジン部100と、音響エネルギを消費する熱音響消費部200を備えている。
熱音響エンジン部100は、入力ループ配管101および入力部102を備えている。熱音響消費部200は、出力ループ配管201および出力部202を備えている。
ループ配管101、201は、連結配管300によって接続されている。これらの配管101、201、300は、中空状の筒状部材であり、密閉空間を構成している。配管101、201、300としては、例えば円筒形状のステンレス製配管を用いることができる。本実施形態の熱音響装置1は、2つのループ配管101、201を連結配管300で接続するダブルループ型となっている。
配管101、201、300は、内部空間に作動流体2が封入されている。配管101、201、300は、作動流体2を介して音響エネルギを伝達可能な音響伝達管である。作動流体2は、非凝縮性流体が用いられる。非凝縮性流体は、熱音響装置1の作動温度範囲で気液相変化しない流体である。作動流体2としては、例えばヘリウム、窒素、アルゴン等の低分子量の不活性ガス、空気、水素あるいはこれらの混合物を好適に用いることができるが、異なる種類の非凝縮性流体を用いてもよい。
入力ループ配管101は、熱音響原動機用のループ配管である。出力ループ配管201は、熱音響受動機用のループ配管である。
入力ループ配管101には、外部から熱エネルギの入力が行われる入力部102が設けられている。入力部102は原動機であり、外部から入力された熱エネルギを音響エネルギに変換可能となっている。つまり、入力部102では、熱流から仕事流への変換が行われる。
入力部102は、蓄熱器102a、高温熱交換部102b、低温熱交換部102cを備えている。これらは、入力ループ配管101の長手方向に沿って配置されている。蓄熱器102a、高温熱交換部102b、低温熱交換部102cは上下方向に並んで配置されており、上方から高温熱交換部102b、蓄熱器102a、低温熱交換部102cの順に配置されている。
蓄熱器102aの一端側に高温熱交換部102bが配置されており、蓄熱器102aの他端側に低温熱交換部102cが配置されている。これらの熱交換部102b、102cは、蓄熱部102aと熱的に接触している。このため、蓄熱器102aの一端側が高温側端部となり、蓄熱器102aの他端側が低温側端部となり、蓄熱器102aの両端に温度差を生成することができる。
蓄熱器102aは、熱エネルギを音響エネルギに変換するエネルギ変換部であり、多数の細孔が形成されたスタックとして構成されている。蓄熱器102aには、温度境界層厚さと同程度以下の径を有する流路が多数形成されている。蓄熱器102aとしては、例えばセラミックスハニカムのような細かい流路が設けられた構造体、あるいはステンレス等の金属メッシュのような目の細かい金網が積層された構造体等を用いることができる。
高温熱交換部102bは入熱装置であり、熱エネルギの入力によって蓄熱器102aの高温側端部を加熱する。高温熱交換部102bとして、例えば電気ヒータを用いることができる。あるいは高温熱交換部102bとして、図示しない内燃機関や二次電池の排熱を用いることもできる。
低温熱交換部102cは、例えば冷却水あるいは外気と熱交換することで、蓄熱器102aの他端側を冷却する。なお、熱音響装置1の稼働が短時間であれば、冷却用熱交換器102cを省略することも可能であるが、熱音響装置1の稼働が長時間となる場合には、蓄熱器102aの高温側端部から低温側端部に次第に熱が輸送されるため、冷却用熱交換器102cを設けることが望ましい。
入力ループ配管101における蓄熱部102aの近傍には、混合作動流体3が封入されている。混合作動流体3は、非凝縮性流体と凝縮性流体の混合物である。凝縮性流体は、熱音響装置1の作動温度範囲で気液相変化する流体である。凝縮性流体としては、例えば水、炭酸、フロンを好適に用いることができるが、異なる種類の凝縮性流体を用いてもよい。混合作動流体3に含まれる凝縮性流体は、主に液体の状態で蓄熱部102aに保持されている。
配管101、201、300における入力部102と出力部202との間に隔壁部103が設けられている。隔壁部103は、第1ループ配管101、第2ループ配管201、連結配管300のいずれかに設けられていればよく、本実施形態では入力ループ配管101に隔壁部103が設けられている。
隔壁部103は、配管101、201、300の内部空間を仕切っている。このため、隔壁部103を境にした一方側の空間と他方側の空間は連通しておらず、隔壁部103は凝縮性流体の通過を阻害することができる。
隔壁部103は、蓄熱部102aで生成した音響エネルギによって変位可能となっている。蓄熱部102aで生成した音響エネルギは、隔壁部103を介して、隔壁部103で仕切られた空間の一方側から他方側に伝達可能となっている。
隔壁部103は、音響エネルギによって振動可能な膜を用いることができ、特に弾性体の薄膜が好ましい。例えば、樹脂材料や金属材料からなる薄膜を用いることができる。本実施形態では、隔壁部103としてゴム製薄膜を用いている。
本実施形態では、隔壁部103は、入力ループ配管101において、入力ループ配管101と連結配管300との接続部と、入力部102との間に設けられている。隔壁部103は、蓄熱部102aから所定距離離れて配置されている。隔壁部103は、蓄熱部102aの高温側端部の近傍に配置されている。隔壁部103は、入力ループ配管101において、低温熱交換部102cよりも高温熱交換部102bに近い位置に設けられている。また、隔壁部103は、高温熱交換部102bの上方に設けられている。
出力ループ配管201には、外部にエネルギを出力する出力部202が設けられている。出力部202は受動機であり、音響エネルギから熱エネルギへの変換が行われる。つまり、出力部202では、仕事流から熱流への変換が行われる。
出力部202は、上述した入力部102と同様の構成であり、蓄熱部202a、高温熱交換部202b、低温熱交換部202cを備えている。蓄熱部202aは、入力部102の蓄熱部102aと同じく、例えばセラミックスハニカムのような細かい流路が設けられた構造体、あるいはステンレス等の金属メッシュのような目の細かい金網が積層された構造体等を用いることができる。出力部202の蓄熱部202aは、音響エネルギを異なる種類のエネルギに変換するエネルギ消費部である。本実施形態では、蓄熱部202aに音響エネルギが伝達されることで、蓄熱部202aの両端に温度勾配が生じる。
高温熱交換部202bまたは低温熱交換部202cの一方の熱交換部を常温の冷却水と熱交換することで、他方の熱交換部で冷熱または温熱を生成することができる。例えば、高温熱交換部202bで常温の冷却水と熱交換することで、低温熱交換部202cで冷熱を生成することができる。また、低温熱交換部202cで常温の冷却水と熱交換することで、高温熱交換部202bで温熱を生成することができる。
次に、熱音響装置1の作動について説明する。入力ループ配管101の入力部102では、高温熱交換部102bに外部から熱エネルギが入力されることで、蓄熱部102aに温度勾配が形成される。
蓄熱部102aでは、作動流体の流通方向に温度勾配が形成されることで、内部に存在する作動流体の圧縮、加熱、膨張、冷却が行われ、熱音響自励振動である音波が発生する。つまり、入力部102の蓄熱部102aでは、熱エネルギから音響エネルギへの変換が行われる。
蓄熱部102aに存在する液相の凝縮性流体は、蓄熱部102aの高温側端部や高温熱交換部102bで気化し、蓄熱部102aの高温側端部から外部に拡散する。蓄熱部102aから拡散した凝縮性流体は、隔壁部103で捕捉され、移動が制限される。隔壁部103で捕捉された凝縮性流体は凝縮して液体となり、重力によって下方に落下し、高温熱交換部102bを介して蓄熱部102aに供給される。このため、蓄熱部102aの高温側端部からの凝縮性流体の流出を抑制することができる。
蓄熱部102aの低温側端部方向(図1の下側に向かう方向)に拡散した凝縮性流体は、蓄熱器102aを構成する細管の伝熱面積が大きく冷却効果が高いこと、蓄熱器102aを構成する細管の表面積が大きく表面張力が大きいことから、蓄熱器102aの内部に保持される。このため、蓄熱部102aの低温側端部からの凝縮性流体の流出を抑制することができる。
隔壁部103を通過した音響エネルギの一部は入力ループ配管101を巡回して入力部102に再入力し、残りは連結配管300を通過して出力ループ配管201を巡回する。出力部202の蓄熱部202aでは、音響エネルギが伝達されることで、高温熱交換部202bが設けられた一端側が高温となり、低温熱交換部202cが設けられた他端側が低温になる。つまり、出力部202の蓄熱部202aでは、音響エネルギから熱エネルギの変換が行われ、蓄熱部202aの両端に温度差が生じる。この結果、出力部202では、高温熱交換部202bで温熱が生成し、低温熱交換部202cで冷熱が生成する。
出力部202では、高温熱交換部202bで生成した温熱、または低温熱交換部202cで生成した冷熱を利用することができる。例えば、高温熱交換部202bで常温の冷却水と熱交換することで、低温熱交換部202cの冷熱生成能力を向上させ、熱音響装置1を冷凍機として用いることができる。あるいは、低温熱交換部202cに常温の冷却水と熱交換することで、高温熱交換部202bの温熱生成能力を向上させ、熱音響装置1を暖房機として用いることができる。
以上説明した本実施形態によれば、入力ループ配管101に内部空間を仕切るとともに音響エネルギによって変位可能な隔壁部103を設けている。これにより、入力部102で生成した音響エネルギを隔壁部103を介して出力部202に伝達可能であり、さらに入力部102の蓄熱部102aで気化した凝縮性流体が隔壁部103で移動を制限されることから、凝縮性流体が拡散して蓄熱部102aから流出することを抑制できる。この結果、入力部102で凝縮性流体の気液相変化を継続的に生じさせることができる。
また、凝縮性流体は、蓄熱部102aの高温側で気化しやすい。このため、本実施形態のように、隔壁部103を蓄熱部102aの高温側端部の近傍に設けることで、蓄熱部102aで気化した凝縮性流体の流出を効果的に抑制することができる。
また、隔壁部103を蓄熱部102aの上方に設けていることから、隔壁部103で凝縮した凝縮性流体は重力によって落下し、蓄熱部102aに回収することができる。これにより、入力部102に凝縮性流体を補給することなく、入力部102で凝縮性流体の気液相変化を継続的に生じさせることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下、上記第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図2に示すように、本第2実施形態の熱音響装置1は、フレーム400によって支持された直線配管401、入力部402、スピーカ403およびリニア発電機404を備えている。フレーム400は例えばアルミニウム製とすることができる。フレーム400は、台座405の上に固定されている。
直線配管401は、長手方向が上下方向となるように設けられている。入力部402は、上記第1実施形態の入力部102と同一構成であり、蓄熱部402a、高温熱交換部402b、低温熱交換部402cを備えている。スピーカ402は、直線配管401の内部空間で入力部402に向けて音響エネルギを出力する。
リニア発電機404は、発電部404aとダイヤフラム404bを備えている。ダイヤフラム404bは、直線配管401の内部空間を仕切るとともに、音響エネルギによって変位する。具体的には、ダイヤフラム404bは、音響エネルギによって往復直線運動する。ダイヤフラム404bが変位することで発電部404aで発電が行われる。このように、ダイヤフラム404bは、音響エネルギを運動エネルギに変換する。なお、発電部404aが本発明のエネルギ消費部に相当し、ダイヤフラム404bが本発明の隔壁部に相当している。
次に、熱音響装置1の作動について説明する。直線配管401の入力部402では、高温熱交換部402bに外部から熱エネルギが入力されることで、蓄熱部402aに温度勾配が形成される。スピーカ403から出力された音響エネルギは、蓄熱部402aで増幅される。蓄熱部402aで増幅された音響エネルギによって、リニア発電機404のダイヤフラム404bが変位し、発電部404aで発電が行われる。
以上説明した本第2実施形態では、リニア発電機404のダイヤフラム404bが音響エネルギを運動エネルギとして発電部404aに伝達するとともに、凝縮性流体の拡散を抑制する役割を果たしている。
また、リニア発電機404は蓄熱部402aよりも上方に配置されており、ダイヤフラム404bで凝縮して液体となった凝縮性流体は重力により落下し、蓄熱器402aに供給される。
なお、本第2実施形態の熱音響装置1をリニア発電機404の腐食が課題となる用途に用いる場合には、高音熱交換部402bとリニア発電機404の間に音響エネルギで変位する隔壁部を設け、ダイヤフラム404bに気化した凝縮性流体が接触しないようにしてもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。以下、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図3に示すように、本第3実施形態の熱音響装置1は、熱音響エンジン部100にU字配管104が設けられている。U字配管104は、2本の直線部が湾曲部で接続された構成となっている。U字配管104の湾曲部は、下方に位置している。
U字配管104の一端側にはスピーカ105が設けられ、U字配管104の他端側は連結配管300に接続されている。U字配管104における連結配管300に近い側に、入力部102および隔壁部103が設けられている。
U字配管104の下部には、液体状態の凝縮性流体4が満たされている。スピーカ105で生成された音響エネルギは、液体状態の凝縮性流体4を伝播して、入力部102に伝わり、温度勾配が形成された蓄熱器102aで増幅される。
本第3実施形態によれば、U字配管104の下方に液体状態の凝縮性流体4が満たされていることで、蓄熱部102aに凝縮性流体が保持されている場合に比べ、凝縮性流体の供給を安定させることができる。
なお、第3実施形態の構成において、U字配管104およびスピーカ105に代えて、上記第1実施形態と同様の入力ループ配管101を用いてもよい。この場合には、入力ループ配管101の下部に液体状態の凝縮性流体4を満たし、入力部102で熱音響自励振動により発振させればよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。以下、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図4に示すように、本第4実施形態の熱音響装置1は、2つの隔壁部106、107が設けられている。これらの隔壁部106、107は、入力ループ配管101と連結配管300との接続部よりも入力部102から遠い側に設けられている。第1隔壁部106は、入力ループ配管101と連結配管300との接続部よりも連結配管300側に設けられている。第2隔壁部107は、入力ループ配管101と連結配管300との接続部よりも第1ループ配管101側に設けられている。
本第4実施形態によれば、第1隔壁部106によって気化した凝縮性流体の拡散を抑制でき、第2隔壁部107によって気化した凝縮性流体の対流を抑制できる。
また、本第4実施形態では、入力ループ配管101と連結配管300との接続部と、入力部102との間に隔壁部106、107が設けられていない。このため、入力部102を隔壁部106、107と干渉することなく入力ループ配管101と連結配管300との接続部に近接配置することができ、熱音響装置1の性能を向上させることができる。また、隔壁部106、107と入力部102とが近接しないので、隔壁部106、107として耐熱性が低いゴム製薄膜を用いた場合であっても、高温熱交換部102bからの熱の影響を抑制できる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。以下、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図5に示すように、本第5実施形態の熱音響装置1は、上記第1実施形態と比較して、上下方向が反対になっている。このため、入力部102および出力部202は、上方から低温熱交換部102c、202c、蓄熱器102a、202a、高温熱交換部102b、202bの順に配置されている。
入力ループ配管101と連結配管300との接合部の下方には、液体状態の凝縮性流体4を貯留するための貯留部108が設けられている。隔壁部106、107で凝縮した凝縮性流体は、貯留部108に落下する。
貯留部108と蓄熱部102aの低温側端部との間は、液体状態の凝縮性流体4が流通可能な供給流路109で接続されている。供給流路109にはポンプ110が設けられている。供給流路109の蓄熱部102側の端部は、液体状態の凝縮性流体4を散布できるようにノズル状にすればよい。ポンプ110を作動させることで、液体状態の凝縮性流体4を蓄熱部102aの低温側端部に供給することができる。
本第5実施形態によれば、ポンプ110を用いて凝縮性流体を蓄熱部102aに供給することで、隔壁部106、107を蓄熱部102aの上方に配置する必要がなくなり、熱音響装置1を設置する際の自由度が向上する。また、ポンプ110を用いることで、蓄熱部102aに対して凝縮性流体を確実に供給することができる。また、供給流路109およびポンプ110を用いて凝縮性流体を蓄熱部102aに供給することで、蓄熱部102aに対して凝縮性流体を均一に供給しやすくなる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について説明する。以下、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図6に示すように、本第6実施形態の熱音響装置1は、2つの隔壁部103、111が設けられている。第1隔壁部103は蓄熱部102aの上方に設けられ、第2隔壁部111は蓄熱部102aの下方に設けられている。第1隔壁部103は蓄熱部102aの高温側端部の近傍に設けられ、第2隔壁部111は蓄熱部102aの低温側端部の近傍に設けられている。
本第6実施形態によれば、蓄熱部102aの低温側端部の近傍にも第2隔壁部111を設けることで、蓄熱部102aの低温側から拡散した凝縮性流体を第2隔壁部111で捕捉することができる。これにより、凝縮性流体の流出を効果的に抑制できる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態について説明する。以下、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本第7実施形態の熱音響装置1は、上記第2実施形態と同様、直線配管401に入力部402とリニア発電機404が設けられている。図7は、リニア発電機404のダイヤフラム404bと、入力部402を拡大して示している。
図7に示すように、本第7実施形態では、ダイヤフラム404bの表面に突起部404cが設けられている。突起部404cは、ダイヤフラム404bの下面に設けられている。このため、突起部404cは、高温熱交換部402bおよび蓄熱部402aの高温側端部に対向しており、突起部404cの先端は高温熱交換部402bおよび蓄熱部402aの高温側端部に向かって延びている。本第7実施形態では、複数の突起部404cがダイヤフラム404bの下面に等間隔で設けられている。
上記第2実施形態で説明したように、リニア発電機404のダイヤフラム404bで凝縮して液体となった凝縮性流体は重力により落下し、蓄熱器402aに供給される。このとき、ダイヤフラム404bの下面が平面形状である場合には、凝縮性流体は主に直線配管401の内壁面を伝って下方に落下する。この場合、蓄熱部402aの外側部分に集中して凝縮性流体が供給され、蓄熱部402aでは凝縮性流体が不均一に分布する。この結果、凝縮性流体の相変化による熱音響効果が低下するおそれがある。
これに対し、本第7実施形態によれば、ダイヤフラム404bに突起部404cが設けられているため、突起部404cに凝縮した凝縮性流体が集まって、下方に落下する。これにより、蓄熱部402aにおける凝縮性流体の供給位置を制御することが可能となり、蓄熱部402aに凝縮性流体を均一に供給できる。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態について説明する。以下、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本第8実施形態の熱音響装置1は、上記第1実施形態と同様、入力ループ配管101を備えている。図8は、入力ループ配管101の入力部102と隔壁部103を拡大して示している。本第8実施形態では、凝縮性流体として水を用いている。
図8に示すように、本第8実施形態の熱音響装置1は、隔壁部103の表面に撥水被膜112が設けられている。撥水被膜112は、隔壁部103の表面への凝縮性流体の付着を抑制する被膜であり、隔壁部103の表面で凝縮した液体状の凝縮性流体の接触角を大きくする被膜である。なお、撥水被膜112が本発明の耐付着被膜に相当している。
撥水被膜112は、隔壁部103の下面に設けられている。このため、撥水被膜112は、高温熱交換部402bおよび蓄熱部402aの高温側端部に対向している。撥水被膜112は、例えば隔壁部103の表面にフッ素樹脂やシリコンをコーティングする方法で形成できる。あるいは、その他の方法で隔壁部103の表面に撥水処理を行ってもよい。また、凝縮性流体として、炭酸やフロンなど水以外の凝縮性流体を用いる場合には、隔壁部103の表面にこれらの凝縮性流体の付着を抑制できるコーティングを施せばよい。
隔壁部103の表面に凝縮性流体が付着すると、隔壁部103が質量変化し、隔壁部103が音場に及ぼす影響が大きくなる。これに対し、本第8実施形態によれば、撥水被膜112によって隔壁部103への凝縮性流体の付着が抑制され、凝縮性流体が隔壁部103から落下しやすくなる。このため、凝縮性流体の付着に起因する隔壁部103の質量変化を抑制でき、隔壁部103の質量変化が音場に及ぼす影響を小さくすることができる。
(第9実施形態)
次に、本発明の第9実施形態について説明する。以下、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本第9実施形態の熱音響装置1は、上記第1実施形態と同様、入力ループ配管101を備えている。図9は、入力ループ配管101の入力部102と隔壁部103を拡大して示している。本第9実施形態では、凝縮性流体として水を用いている。
図9に示すように、本第9実施形態の熱音響装置1は、隔壁部103の表面に防水被膜113が設けられている。防水被膜113は、隔壁部103への凝縮性流体の浸透を抑制し、凝縮性流体が隔壁部103を透過することを抑制する被膜である。なお、防水被膜113が本発明の耐透過被膜に相当している。
防水被膜113は、隔壁部103の下面に設けられている。このため、防水被膜113は、高温熱交換部402bおよび蓄熱部402aの高温側端部に対向している。防水被膜113は、例えば隔壁部103の表面にパラフィンやウレタンをコーティングする方法で形成できる。あるいは、その他の方法で隔壁部103の表面に防水処理を行ってもよい。また、凝縮性流体として、炭酸やフロンなど水以外の凝縮性流体を用いる場合には、隔壁部103の表面にこれらの凝縮性流体の透過を抑制できるコーティングを施せばよい。
隔壁部103を凝縮性流体が透過すると、凝縮性流体が蓄熱部102aから流出し、凝縮性流体の相変化による熱音響効果が低下するおそれがある。これに対し、本第9実施形態によれば、防水被膜113によって凝縮性流体が隔壁部103を透過することが抑制される。このため、凝縮性流体が蓄熱部102aから流出することを抑制でき、凝縮性流体の相変化による熱音響効果が低下することを抑制できる。
(第10実施形態)
次に、本発明の第10実施形態について説明する。以下、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本第10実施形態の熱音響装置1は、上記第2実施形態と同様、直線配管401に入力部402とリニア発電機404が設けられている。図10は、リニア発電機404のダイヤフラム404bと、入力部402を拡大して示している。本第10実施形態のダイヤフラム404bは、鉄によって構成されている。
図10に示すように、本第10実施形態では、ダイヤフラム404bの表面に防食層404dが形成されている。防食層404dは、ダイヤフラム404bの下面に設けられている。このため、防食層404dは、高温熱交換部402bおよび蓄熱部402aの高温側端部に対向している。防食層404dは、例えばダイヤフラム404bの表面に亜鉛メッキなどの電気防食法を行うことによって形成できる。あるいは、その他の方法でダイヤフラム404bの表面に防食処理を行ってもよい。
本第10実施形態によれば、熱音響装置1をリニア発電機404のダイヤフラム404bの腐食が発生し得る用途で用いる場合あっても、ダイヤフラム404bの腐食を効果的に抑制することができる。
(第11実施形態)
次に、本発明の第11実施形態について説明する。以下、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本第11実施形態の熱音響装置1は、上記第4実施形態と同様、入力ループ配管101と連結配管300との接続部よりも入力部102から遠い側に2つの隔壁部106、107が設けられている。これらの隔壁部106、107には、断熱材114、115が設けられている。第1隔壁部106における入力部102に近い側に第1断熱材114が設けられ、第2隔壁部107における入力部102に近い側に第2断熱材115が設けられている。
上記第4実施形態で説明したように、入力部102を入力ループ配管101と連結配管300との接続部に近接配置することで、熱音響装置1の性能を向上させることができる。一方、入力部102と隔壁部106、107が近接していると、気化した凝縮性流体等を介して高温熱交換部102bや蓄熱部102aの高温側端部の熱が伝わって隔壁部106、107が損傷するおそれがある。
これに対し、本第11実施形態によれば、隔壁部106、107に断熱材114、115を設けることで、蓄熱部102aと隔壁部106、107を近接配置しても隔壁部106、107の損傷を抑制することができる。これにより、蓄熱部102aの配置の自由度が向上させることができる。
(他の実施形態)
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、以下のように種々変形可能である。また、上記各実施形態に開示された手段は、実施可能な範囲で適宜組み合わせてもよい。
(1)上記第1実施形態等では、音響エネルギを熱エネルギに変換し、上記第2実施形態等では、音響エネルギを電気エネルギに変換したが、音響エネルギを運動エネルギに変換してもよい。
(2)上記第2実施形態等では、リニア発電機404によって音響エネルギを電気エネルギに変換するようにしたが、これに限らず、双方向タービンを用いて音響エネルギを電気エネルギに変換してもよい。
(3)上記第7実施形態では、リニア発電機404のダイヤフラム404bに突起部404cを設けたが、上記第1実施形態等の隔壁部103に突起部を設けてもよい。
(4)上記第1実施形態等では、熱音響装置を2つのループ配管101、201を備えるダブルループ構造としたが、これに限らず、熱音響装置を1つのループ配管に入力部および出力部が設けられたシングルループ構造としてもよい。
101 入力ループ配管(音響伝達管)
102、402 入力部
102a、402a 蓄熱部(エネルギ変換部)
102b、402b 高温熱交換部
102c、402c 低温熱交換部
103、106、107 隔壁部
104 U字配管
112 撥水被膜(耐付着被膜)
113 防水被膜(耐透過被膜)
114、115 断熱材
201 出力ループ配管(音響伝達管)
202 出力部
202a 蓄熱部(エネルギ消費部)
202b 高温熱交換部
202c 低温熱交換部
300 連結配管(音響伝達管)
404 リニア発電機
404a 発電部(エネルギ消費部)
404b ダイヤフラム(隔壁部)
404c 突起部
404d 防食層

Claims (7)

  1. 作動流体が封入された音響伝達管(101、104、201、300)と、
    前記音響伝達管内に設けられ、一方の端部と他方の端部との間に所定の温度差を形成することで熱エネルギを音響エネルギに変換するエネルギ変換部(102a、402a)と、
    前記音響伝達管内に設けられ、前記音響エネルギを異なる種類のエネルギに変換するエネルギ消費部(202a、404a)と、
    前記音響伝達管内における前記エネルギ変換部と前記エネルギ消費部との間に設けられた隔壁部(103、106、107、404b)とを備え、
    前記作動流体は、気液相変化可能な凝縮性流体を含んでおり、
    前記隔壁部は、前記音響伝達管の内部空間を仕切るとともに、前記音響エネルギに基づいて変位する熱音響装置。
  2. 前記隔壁部は、前記一方の端部および前記他方の端部のうち高温側端部に近い位置に設けられている請求項1に記載の熱音響装置。
  3. 前記隔壁部は、前記高温側端部の上方に設けられている請求項2に記載の熱音響装置。
  4. 前記隔壁部(404b)における前記エネルギ変換部側に突起部(404c)が設けられている請求項1ないし3のいずれか1つに記載の熱音響装置。
  5. 前記隔壁部の表面に、液化した前記凝縮性流体の付着を抑制する耐付着被膜(112)が設けられている請求項1ないし4のいずれか1つに記載の熱音響装置。
  6. 前記隔壁部に、液化した前記凝縮性流体の透過を抑制する耐透過被膜(113)が設けられている請求項1ないし5のいずれか1つに記載の熱音響装置。
  7. 前記隔壁部に、前記隔壁部の腐食を抑制する防食層(404d)が設けられている請求項1ないし6のいずれか1つに記載の熱音響装置。
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