JP2018204848A - 熱音響装置 - Google Patents

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Koichi Yanagisawa
孝一 柳澤
雄一 大野
Yuichi Ono
雄一 大野
幸克 尾▲崎▼
Yukikatsu Ozaki
幸克 尾▲崎▼
卓哉 布施
Takuya Fuse
卓哉 布施
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Yasumasa Hagiwara
康正 萩原
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元彦 上田
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Abstract

【課題】原動機が設けられたループ配管または受動機が設けられたループ配管の少なくともいずれかを複数備える熱音響装置において、小型化を図る。
【解決手段】入力ループ配管11、51と、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する入力部12、52とを有する熱音響エンジン部10、50と、出力ループ配管21、31、61と、音響エネルギーを熱エネルギーに変換して冷熱を生成する出力部22、32、62とを有する熱音響冷凍部20、30、60と、入力ループ配管11、51および出力ループ配管21、31、61を接続する連結配管40〜46とを備えている。熱音響エンジン部10、50で生成した音響エネルギーは、連結配管40〜46を介して熱音響冷凍部20、30、60に伝達される。熱音響エンジン部10、50および熱音響冷凍部20、30、60の少なくともいずれかが複数設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱エネルギーと音響エネルギーとの間でエネルギー変換を行う熱音響装置に関する。
従来より、熱音響現象を利用して熱エネルギーと音響エネルギーの間でエネルギー変換を行う熱音響装置が知られている。熱音響装置は、配管内部に設けられたスタックの両端に温度勾配を形成することで熱エネルギーを音響エネルギーに変換することができ、スタックに音波を伝えることでスタックの両端に温度勾配が生じ、音響エネルギーを熱エネルギーに変換することができる。
特許文献1では、中央パイプに複数の分岐パイプが接続され、中央パイプを共用する複数のループ配管を備えた熱音響装置が提案されている。この熱音響装置は、中央パイプに原動機を構成するスタックが設けられ、分岐パイプに受動機を構成するスタックが設けられており、各分岐パイプに設けられたスタックによって、複数箇所での冷凍が可能となっている。
特開2010−270926号公報
熱音響装置において、ループ配管に設けられたスタックで仕事流と熱流の変換が効率よく行われるためには、スタックにおける熱緩和時間に対し、管内音響の周期が十分に長い必要がある。なぜなら、熱緩和時間に対して作動流体の膨張・圧縮の周期が短い場合には、作動流体の膨張により生じた冷熱がスタックと十分に熱交換できず、圧縮により生じる熱と打ち消し合ってしまうからである。周期が長い音場は波長も長くなり、ループ型の熱音響機関の体格が大型化してしまう要因となる。
1つのループ配管に原動機と受動機が設けられているシングルループ構造の場合、ループ配管を一周した際に位相のズレが整数倍でない音響は、多数回周回するとキャンセルしてしまうため共鳴しない。ループ配管における1次の共鳴音響は、管内を1周した際に位相が1周期だけずれるような音響である。このため、ループ配管の全長程度の長さが1次の共鳴音響の波長となる。したがって、シングルループ構造のループ配管がn個設けられた特許文献1の構成では、管の全長はおおよそn波長の全長を持つことになり、大型化してしまう。
本発明は上記点に鑑み、原動機が設けられたループ配管または受動機が設けられたループ配管の少なくともいずれかを複数備える熱音響装置において、小型化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、環状の入力ループ配管(11、51)と、該入力ループ配管内に設けられ、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する入力部(12、52)とを有する熱音響エンジン部(10、50)と、環状の出力ループ配管(21、31、61)と、該出力ループ配管内に設けられ、音響エネルギーを熱エネルギーに変換して冷熱を生成する出力部(22、32、62)とを有する熱音響冷凍部(20、30、60)と、入力ループ配管および出力ループ配管を接続する連結配管(40〜46)とを備え、
入力ループ配管、出力ループ配管および連結配管は、音響エネルギーを伝達可能な作動媒体を内部に有しており、熱音響エンジン部で生成した音響エネルギーは、連結配管を介して熱音響冷凍部に伝達されるようになっており、熱音響エンジン部および熱音響冷凍部の少なくともいずれかが複数設けられていることを特徴とする。
本発明では、ループ配管を複数設け、これらのループ配管で連結配管を共用するという構成を採用している。これにより、ループ配管の小型化を図ることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態の熱音響装置の車両搭載状態を示す図である。 第1実施形態の熱音響装置の構成を示す図である。 第2実施形態の熱音響装置の構成を示す図である。 第3実施形態の熱音響装置の構成を示す図である。 第4実施形態の熱音響装置の構成を示す図である。 第5実施形態の熱音響装置の構成を示す図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を用いて説明する。本実施形態は、本発明の熱音響装置を車両のシート冷房装置に適用している。
図1に示すように、熱音響装置4は車両1に搭載されている。熱音響装置4は熱音響機関であり、熱音響現象によって冷熱を生成し、この冷熱によってシート冷房を行う。
図1、図2に示すように、熱音響装置4は、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する熱音響エンジン部10と、音響エネルギーを熱エネルギーに変換して冷熱を生成する熱音響冷凍部20、30を備えている。熱音響エンジン部10は座席から離れた位置に配置され、2つの熱音響冷凍部20、30はそれぞれ異なる座席2、3に対応して配置されている。具体的には、第1熱音響冷凍部20は前席2に対応して配置され、第2熱音響冷凍部30は後席3に対応して配置されている。
熱音響エンジン部10は、入力ループ配管11および入力部12を備えている。熱音響冷凍部20、30は、出力ループ配管21、31および出力部22、32を備えている。
ループ配管11、21、31は、連結配管40、41、42によって接続されている。これらの配管11、21、31、40、41、42は、中空状の筒状部材であり、密閉空間を構成している。配管11、21、31、40、41、42としては、例えば円筒形状のステンレス製配管を用いることができる。
配管11、21、31、40、41、42は、内部空間に作動流体が封入されている。配管11、21、31、40、41、42は、作動流体を介して音響エネルギーを伝達可能となっている。作動流体としては、1種類以上の気体、または気体と水等の液体との混合物を用いることができる。気体としては、例えばヘリウム、窒素、アルゴン等の低分子量の不活性ガスや空気を用いることができる。
入力ループ配管11は、熱音響原動機用のループ配管であり、出力ループ配管21、31は、熱音響受動機用のループ配管である。本実施形態では、入力ループ配管11よりも出力ループ配管21、31の方が、作動流体が存在する内部空間の体積が小さくなっている。また、2つの出力ループ配管21、31は、同一構成となっており、配管の長さや内部空間の体積が同一となっている。
連結配管40、41、42には、共用連結配管40と、専用連結配管41、42が含まれている。本実施形態では、共用連結配管40および専用連結配管41、42は、それぞれ直管として構成されている。
共用連結配管40の一端側には入力ループ配管11が接続されており、共用連結配管40の他端側には2つの専用連結配管41、42が接続されている。図2に示すように、本実施形態では、2つの専用連結配管41、42は同一の長さとなっている。連結配管40、41、42は、ループ配管11、21、31から分岐した枝管を構成している。
入力ループ配管11と第1出力ループ配管21は、共用連結配管40および第1専用連結配管41を介して接続されている。入力ループ配管11と第2出力ループ配管31は、共用連結配管40および第2専用連結配管42によって接続されている。
連結配管40、41、42のうち、共用連結配管40は、3つのループ配管11、21、31で共用されている。共用連結配管40は、熱音響エンジン部10で生成した音響エネルギーが複数の熱音響冷凍部20、30に向かって分岐する前の音響エネルギーが伝達される。第1専用連結配管41は、第1出力ループ配管21と共用連結配管40を接続し、第2専用連結配管42は、第2出力ループ配管31と共用連結配管40を接続している。
2つの専用連結配管41、42は、共用連結配管40と同一箇所で接続されている。本実施形態では、共用連結配管40の長手方向と第1専用連結配管41の長手方向が異なっており、共用連結配管40の長手方向と第2専用連結配管42の長手方向が異なっている。このため、共用連結配管40と2つの専用連結配管41、42の接続部はY字状になっている。
共用連結配管40と第1専用連結配管41の接続部において、共用連結配管40の長手方向と第1専用連結配管41の長手方向のなす角度は直角以下となっている。同様に、共用連結配管40と第2専用連結配管42の接続部において、共用連結配管40の長手方向と第2専用連結配管42の長手方向のなす角度は直角以下となっている。連結配管40、41、42の長手方向は、連結配管40、41、42の横断面に直交する方向である。
入力ループ配管11には、外部から熱エネルギーの入力が行われる入力部12が設けられている。入力部12は原動機であり、外部から入力された熱エネルギーを音響エネルギーに変換可能となっている。つまり、入力部12では、熱流から仕事流への変換が行われる。
入力部12は、高温熱交換部12a、低温熱交換部12b、スタック12cを備えている。これらは、入力ループ配管11の長手方向に沿って配置されている。スタック12cの一端側に高温熱交換部12aが接続し、スタック12cの他端側に低温熱交換部12bが接続している。
高温熱交換部12aは、外部から熱エネルギーが入力可能となっている。高温熱交換部12aに外部から入力される熱エネルギーとしては、例えば図示しない内燃機関の排熱や図示しない二次電池の排熱を用いることができる。また、低温熱交換部12bは、外気と熱交換可能となっている。
スタック12cには、温度境界層厚さと同程度以下の径を有する流路が多数形成されている。スタック12cとしては、例えばセラミックスハニカムのような細かい流路が設けられた構造体、あるいはステンレスメッシュのような目の細かい金網が積層された構造体等を用いることができる。
スタック12cは、入力ループ配管11における共用連結配管40との接続部の近傍に配置されている。つまり、スタック12cは、入力ループ配管11における共用連結配管40との接続部から最も離れた部位よりも接続部に近い位置に配置されている。
第1出力ループ配管21には、外部にエネルギーを出力する第1出力部22が設けられており、第2出力ループ配管31には、外部にエネルギーを出力する第2出力部32が設けられている。
出力部22、32は受動機であり、音響エネルギーから熱エネルギーへの変換が行われる。つまり、出力部22、32では、仕事流から熱流への変換が行われる。出力部22、32は、音響エネルギーを消費する音響エネルギー消費部である。
出力部22、32は、上述した入力部12と同様の構成であり、高温熱交換部22a、32a、低温熱交換部22b、32b、スタック22c、32cを備えている。高温熱交換部22a、32aは外気と熱交換可能となっている。
スタック22c、32cは、出力ループ配管21、31における専用連結配管41、42との接続部の近傍に配置されている。つまり、スタック22c、32cは、出力ループ配管21、31における専用連結配管41、42との接続部から最も離れた部位よりも、専用連結配管41、42との接続部に近い位置に配置されている。
次に、熱音響装置4の作動について説明する。入力ループ配管11の入力部12では、高温熱交換部12aに外部から熱エネルギーが入力されることで、スタック12cに温度勾配が形成される。
入力部12のスタック12cでは、作動流体の流通方向に温度勾配が形成されることで、内部に存在する作動流体の圧縮、加熱、膨張、冷却が行われ、熱音響自励振動である音波が発生する。つまり、入力部12のスタック12cでは、熱エネルギーから音響エネルギーへの変換が行われる。
入力ループ配管11の入力部12で生成した音響エネルギーは、共用連結配管40を進行し、第1専用連結配管41および第2専用連結配管42に分岐する。第1専用連結配管41に分岐した音響エネルギーは第1出力ループ配管21に伝達され、第2専用連結配管42に分岐した音響エネルギーは第2出力ループ配管31に伝達される。
出力部22、32のスタック22c、32cでは、入力部12で生成した音響エネルギーが伝達されることで、両端に温度勾配が生じる。出力部22、32のスタック22c、32cでは、低温熱交換部22b、32bが設けられた一端側が高温熱交換部22a、32aが設けられた他端側よりも低温になる。つまり、出力部22、32のスタック22c、32cでは、音響エネルギーから熱エネルギーの変換が行われ、冷熱が生成される。
第1出力部22のスタック22cで生成した冷熱は前席2に伝えられ、第2出力部32のスタック32cで生成した冷熱は後席3に伝えられる。これにより、車両1の前席2および後席3でシート冷房を行うことができる。
以上説明した本実施形態の熱音響装置4では、1つの入力ループ配管11と、2つの出力ループ配管21、31を設け、これらのループ配管11、21、31で共用連結配管40を共用するという構成を採用している。これにより、ループ配管11、21、31の小型化を図ることができる。以下、この点について説明する。
本実施形態のように、連結配管40、41、42が枝管として接合されたループ配管11、21、31では、連結配管40、41、42とループ配管11、21、31の接合部で管内音響の位相が不連続であっても共鳴し得る。このため、連結配管40、41、42が接合されたループ配管11、21、31は、長さを管内音響の1波長未満とすることができる。
連結配管40、41、42の長さとループ配管11、21、31の長さの合計は、管内音響の波長に基づいて決定される。本実施形態の構成では、入力ループ配管11、共有連結配管40、第1専用連結配管41、第1出力ループ配管21の長さの合計が管内音響の1/4〜1/2波長程度となる。同様に、入力ループ配管11、共有連結配管40、第2専用連結配管42、第2出力ループ配管31の長さの合計が管内音響の1/4〜1/2波長程度となる。このため、共有部分である共有連結配管40を長く設定することで、ループ配管11、21、31を小型化することが可能となる。
本実施形態の構成は、複数の熱音響機関でループ配管の枝管を共有して小型化を図っていると考えることもできる。つまり、共有部である共有連結配管40を長くすることで、ループ配管11、21、31のそれぞれを小型化することができ、装置全体の小型化が可能となる。
また、本実施形態の熱音響装置4では、複数の熱音響冷凍部20、30を設けている。このため、ループ配管11、21、31の体格増大を抑制しつつ、出力ループ配管11で生成した音響エネルギーを複数の出力ループ配管21、31に分散させることができ、複数箇所で冷熱を生成することが可能となる。
また、本実施形態では、共用連結配管40と専用連結配管41、42の接合部において、共用連結配管40の長手方向と専用連結配管41、42の長手方向のなす角度を直角以下としている。これにより、連結配管40、41、42において、音響エネルギーが分岐する部位での角度変化が小さくなる。この結果、管内音響の剥離現象の発生を抑制でき、音響エネルギーの損失を低減させることができる。
このことは、本実施形態のような熱音響装置4を車載する構成において、特に有効である。熱音響装置4を車載するためには、共鳴管を小型化して配管径を小さくする必要があり、配管径が小さい場合に特に音響エネルギーの損失が増大し易いからである。
また、本実施形態では、ループ配管11、21、31における連結配管40、41、42との接続部の近傍にスタック12c、22c、32cを配置している。これにより、スタック12c、22c、32cで効率的なエネルギー変換を行うことが可能となる。
連結配管40、41、42からループ配管11、21、31に流入する進行波は、ループ配管11、21、31を逆向きに進行する2つの方向に同量だけ分配される。スタック12c、22c、32cをループ配管11、21、31における連結配管40、41、42との接続部から最も離れた部位に配置した場合には、逆向きの2つの進行波が重なり合って、仕事を持たない定在波となる。
これに対し、スタック12c、22c、32cをループ配管11、21、31における連結配管40、41、42との接続部の近傍に配置することで、進行波の位相が改善して共鳴しやすくなる。この結果、スタック12c、22c、32cで効率的なエネルギー変換を行うことが可能となる。
また、本実施形態のように、複数の出力ループ配管21、31を備える構成では、連結配管41、42との接続部で音響が重なり合う際に、それぞれの位相が近い方が音響同士の打消しがなくなるため、効率良く共鳴させることができる。このため、複数の出力ループ配管21、31でそれぞれ同様の位置にスタック22c、32cを設けることで、効率よく共鳴させることができる。
このことは、複数の出力ループ配管21、31におけるスタック22c、32cの位置に限らず、他のパラメータにも応用可能である。例えば出力ループ配管21、31、高温熱交換部22a、32a、低温熱交換部22b、32bの大きさ、連結配管41、42の体格なども近い値とすることで、音響を効率よく共鳴させることができる。
また、本実施形態では、出力ループ配管21、31を入力ループ配管11よりも小さくしている。空気バネは、体積が小さい方が変動圧力が大きくなり、体積が大きい方が変動圧力が小さくなるため、出力ループ配管21、31の流路体積が小さい方が音場の変動圧力は大きくなる。
このため、出力ループ配管21、31の体積を入力ループ配管10の体積に対して大きくすることで、入力ループ配管11のスタック12cの発振性を向上させることができ、発振温度(つまり、入熱温度)を低下させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。上記第1実施形態と同様の部分は説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図3に示すように、本第2実施形態の熱音響装置4には、2つの熱音響エンジン部10、50が設けられている。
第1熱音響エンジン部10は、第1入力ループ配管11および第1入力部12を備えている。第2熱音響エンジン部50は、第2入力ループ配管51および第2入力部52を備えている。
第1入力ループ配管11には、第3専用連結配管43が接続され、第2入力ループ配管51には、第4専用連結配管44が接続されている。第3専用連結配管43は、第1入力ループ配管11および共用連結配管41を接続し、第4専用連結配管44は、第2入力ループ配管51および共用連結配管41を接続している。
共用連結配管40は、4つのループ配管11、21、31、51で共用されている。共用連結配管40は、複数の熱音響エンジン部10、50で生成して合流した音響エネルギーが伝達され、複数の熱音響冷凍部20、30に向かって分岐する前の音響エネルギーが伝達される。
第1入力ループ配管11には、第1入力部12が設けられ、第2入力ループ配管51には、第2入力部52が設けられている。これらの入力部12、52は同一の構成となっており、高温熱交換部12a、52a、低温熱交換部12b、52b、スタック12c、52cを備えている。第1入力部12の高温熱交換部12aおよび第2入力部52の高温熱交換部52aには、異なる熱源から熱エネルギーが入力される。異なる熱源としては、例えば図示しない内燃機関や図示しない二次電池等を用いることができる。
第3専用連結配管43および第4専用連結配管44は、共有連結配管40と同一箇所で接続されている。本第2実施形態では、共用連結配管40の長手方向と、2つの専用連結配管43、44の長手方向のそれぞれが異なっている。このため、共用連結配管40と2つの専用連結配管43、44の接続部はY字状になっている。
共用連結配管40と第3専用連結配管43の接続部において、共用連結配管40の長手方向と第3専用連結配管43の長手方向のなす角度は直角以下となっている。同様に、共用連結配管40と第4専用連結配管44の接続部において、共用連結配管40の長手方向と第4専用連結配管44の長手方向のなす角度は直角以下となっている。
以上説明した本第2実施形態では、複数の入力ループ配管11、51と複数の出力ループ配管21、31を設け、これらのループ配管11、21、31、51で共用連結配管40を共用するという構成を採用している。これにより、ループ配管11、21、31、51の体格増大を抑制しつつ、複数の出力ループ配管11、51で生成した音響エネルギーを複数の出力ループ配管21、31に分散させることができ、複数箇所で冷熱を生成することが可能となる。
また、複数の熱音響エンジン部10、50を設けることで、入力部12、52への熱エネルギーの供給を複数箇所で行うことが可能となる。これにより、異なる熱源の排熱を利用することができ、効率的な熱の利用を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上記各実施形態と同様の部分は説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図4に示すように、本第3実施形態の熱音響装置4には、3つの熱音響冷凍部20、30、60が設けられている。3つの熱音響冷凍部20、30、60は、例えば前席2における運転席および助手席と、後席3に配置することができる。
第1熱音響冷凍部20は、第1出力ループ配管21および第1出力部22を備えている。第2熱音響冷凍部30は、第2出力ループ配管31および第2出力部32を備えている。第3熱音響冷凍部60は、第3出力ループ配管61および第3出力部62を備えている。
第3出力ループ配管61には、第5専用連結配管45が接続されている。第5専用連結配管45は、第3出力ループ配管61および共有連結配管40、46を接続している。第5専用連結配管45は、共用連結配管40、46の途中から分岐している。つまり、本第3実施形態では、共用連結配管40、46から出力ループ配管21、31、61に向かって分岐する分岐部が複数設けられている。
共用連結配管40、46には、第1共用連結配管40と、第2共用連結配管46が含まれている。第5専用連結配管45の接続部を境にして、入力ループ配管11に近い側が第1共用連結配管40となっており、第1出力ループ配管21および第2出力ループ配管31に近い側が第2共用連結配管46となっている。
第1共用連結配管40と第5専用連結配管45の接続部において、第1共用連結配管40の長手方向と第5専用連結配管45の長手方向のなす角度は直角以下となっている。
入力ループ配管11と第1出力ループ配管21は、第1共用連結配管40、第2共用連結配管46、第1専用連結配管41を介して接続されている。入力ループ配管11と第2出力ループ配管31は、第1共用連結配管40、第2共用連結配管46、第2専用連結配管42を介して接続されている。入力ループ配管11と第3出力ループ配管61は、第1共用連結配管40、第5専用連結配管45を介して接続されている。
第1共用連結配管40、第2共用連結配管46、第1専用連結配管41の長さの合計と、第1共用連結配管40、第2共用連結配管46、第2専用連結配管42の長さの合計と、第1共用連結配管40、第5専用連結配管45の長さの合計は、それぞれ同一となっている。このため、第5専用連結配管45は第1、第2専用連結配管41、42よりも長くなっており、第5専用連結配管45の長さは第1、第2専用連結配管41、42のそれぞれと第2共用連結配管46の長さの合計と等しくなっている。
第3出力ループ配管61は、第1出力ループ配管21および第2出力ループ配管31と同様の構成となっている。第3出力ループ配管61には、第3出力部62が設けられている。第3出力部62は、第1出力部22および第2出力部32と同様の構成となっており、高温熱交換部62a、低温熱交換部62b、スタック62cを備えている。
以上説明した本第3実施形態によれば、1つの入力ループ配管11と、3つの出力ループ配管21、31、61を設け、これらのループ配管11、21、31、61で少なくとも第1共用連結配管40を共用するという構成を採用している。これにより、ループ配管11、21、31、61の体格増大を抑制しつつ、出力ループ配管11で生成した音響エネルギーを複数の出力ループ配管21、31、61に分散させることができ、複数箇所で冷熱を生成することが可能となる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。上記各実施形態と同様の部分は説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図5に示すように、共用連結配管40と第1専用連結配管41の接続部において、共用連結配管40の長手方向と第1専用連結配管41の長手方向のなす角度は直角以下となっている。また、本第4実施形態では、第1出力ループ配管21と共用連結配管40を接続する第1専用連結配管41が曲げ管として構成されている。
以上説明した本第4実施形態では、共用連結配管40と第1専用連結配管41の接続部における音響エネルギーの損失を低減させつつ、第1専用連結配管41が曲げ管として構成されていることから、第1出力ループ配管21のレイアウトの自由度を向上させることができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。上記各実施形態と同様の部分は説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図6に示すように、本第5実施形態では、2つの熱音響エンジン部10、50が設けられている。また、共用連結配管40には、発電部70が接続されている。発電部70は、音響エネルギーを電気エネルギーに変換する装置であり、例えば音響エネルギーによって往復運動可能なピストンを備えるリニア発電機とすることができる。発電部70は、音響エネルギーを消費する音響エネルギー消費部である。
熱音響エンジン部10、50の入力部12、52で生成した音響エネルギーは、連結配管40、43、44を介して発電部70に伝達され、発電部70で電気エネルギーに変換される。発電部70で生成した電気エネルギーは、車両1に搭載された図示しない電力消費機器に供給したり、図示しない二次電池に充電したりすることができる。
以上説明した本第5実施形態によれば、音響エネルギーから電気エネルギーを生成する熱音響装置4において、2つの入力ループ配管11、51で共用連結配管40を共用するという構成を採用している。これにより、ループ配管11、51の体格増大を抑制しつつ、電気エネルギーを生成することが可能となる。
(他の実施形態)
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、以下のように種々変形可能である。また、上記各実施形態に開示された手段は、実施可能な範囲で適宜組み合わせてもよい。
(1)上記第1〜第4実施形態では、熱音響冷凍部20、30、60を車両1の座席2、3に配置するように構成したが、これに限らず、熱音響冷凍部20、30、60は冷熱を必要とする任意の場所に配置することができる。
熱音響冷凍部20、30、60の出力部22、32、62で生成した冷熱は、出力部20、30、60から冷却対象に直接伝達してもよく、ヒートパイプや冷却水等を介して伝達してもよい。
(2)上記第1〜第4実施形態では、熱音響冷凍部20、30、60の出力部22、32、62で生成した冷熱をシート冷房に用いるように構成したが、これに限らず、例えば二次電池等の発熱機器の冷却といったシート冷房以外の用途に用いることができる。また、複数の出力部22、32、62で生成した冷熱によって、異なる冷却対象の冷却を同時に行ってもよく、例えばシート冷房と二次電池の冷却を同時に行うことができる。
(3)上記第1〜第4実施形態では、入力部12、52で生成した音響エネルギーを出力部22、32、62で熱エネルギーに変換し、上記第5実施形態では、入力部12、52で生成した音響エネルギーを発電部70で電気エネルギーに変換するように構成したが、これらに限らず、音響エネルギーを異なる種類のエネルギーに変換するものであればよい。
(4)上記各実施形態の構成において、入力ループ配管11、51にスピーカを設け、入力部12、52に入力する熱エネルギーが小さい場合に、スピーカから音響エネルギーを補助的に入力するようにしてもよい。
(5)上記各実施形態では、入力ループ配管11、51に設けられた入力部12、52の低温熱交換部11b、52bと、出力ループ配管21、31、61に設けられた出力部22、32、62の高温熱交換部22a、32a、62aにおいて、外気と熱交換するように構成したが、これに限らず、冷却水と熱交換させるようにしてもよい。
(6)上記各実施形態では、本発明の熱音響装置を車両1に搭載した例について説明したが、これに限らず、本発明の熱音響装置を車両1以外の用途に適用してもよい。
4 熱音響装置
10、50 熱音響エンジン部
20、30、60 熱音響冷凍部
11、51 入力ループ配管
21、31、61 出力ループ配管
40、46 共有連結配管
41、42、43、44、45 専用連結配管
11、51 入力部
21、31、61 出力部(エネルギー変換部)
11a、21a、31a、51a、61a 高温熱交換部
11b、21b、31b、51b、61b 低温熱交換部
11c、21c、31c、51c、61c スタック
70 発電部(エネルギー変換部)

Claims (11)

  1. 環状の入力ループ配管(11、51)と、該入力ループ配管内に設けられ、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する入力部(12、52)とを有する熱音響エンジン部(10、50)と、
    環状の出力ループ配管(21、31、61)と、該出力ループ配管内に設けられ、音響エネルギーを熱エネルギーに変換して冷熱を生成する出力部(22、32、62)とを有する熱音響冷凍部(20、30、60)と、
    前記入力ループ配管および前記出力ループ配管を接続する連結配管(40〜46)とを備え、
    前記入力ループ配管、前記出力ループ配管および前記連結配管は、音響エネルギーを伝達可能な作動媒体を内部に有しており、
    前記熱音響エンジン部で生成した音響エネルギーは、前記連結配管を介して前記熱音響冷凍部に伝達されるようになっており、
    前記熱音響エンジン部および前記熱音響冷凍部の少なくともいずれかが複数設けられている熱音響装置。
  2. 前記連結配管は、複数の前記熱音響エンジン部で生成して合流した音響エネルギーまたは複数の熱音響冷凍部に向かって分岐する前の音響エネルギーの少なくともいずれかが伝達される共用連結配管(40、46)と、前記入力ループ配管および前記出力ループ配管のいずれかと前記共用連結配管を接続する専用連結配管(41、42、43、44、45)とを含んでいる請求項1に記載の熱音響装置。
  3. 前記共用連結配管および前記専用連結配管の接続部において、前記共用連結配管の長手方向および前記専用連結配管の長手方向のなす角度が直角以下である請求項2に記載の熱音響装置。
  4. 前記入力ループ配管において、前記共用連結配管または前記専用連結配管との接続部から最も離れた部位よりも前記共用連結配管または前記専用連結配管との接続部に近い位置に前記入力部が設けられており、
    前記出力ループ配管において、前記共用連結配管または前記専用連結配管との接続部から最も離れた部位よりも前記共用連結配管または前記専用連結配管との接続部に近い位置に前記出力部が設けられている請求項1ないし3のいずれか1つに記載の熱音響装置。
  5. 前記入力ループ配管は、前記出力ループ配管よりも内部空間の体積が大きくなっている請求項1ないし4のいずれか1つに記載の熱音響装置。
  6. 前記熱音響冷凍部で生成する冷熱で座席の冷房を行うようになっており、複数の前記熱音響冷凍部が異なる座席に対応して配置されている請求項1ないし5のいずれか1つに記載の熱音響装置。
  7. 環状の入力ループ配管(11、51)と、該入力ループ配管内に設けられ、熱エネルギーを音響エネルギーに変換する入力部(12、52)とを有する熱音響エンジン部(10、50)と、
    音響エネルギーを異なる種類のエネルギーに変換するエネルギー変換部(21、31、61、70)と、
    前記熱音響エンジン部および前記エネルギー変換部を接続する連結配管(41、44、45)とを備え、
    前記入力ループ配管および前記連結配管は、音響エネルギーを伝達可能な作動媒体を内部に有しており、
    前記熱音響エンジン部で生成した音響エネルギーは、前記連結配管を介して前記エネルギー変換部に伝達されるようになっており、
    前記熱音響エンジン部が複数設けられている熱音響装置。
  8. 前記連結配管は、複数の前記熱音響エンジン部で生成した音響エネルギーが合流して伝達される共用連結配管(40)と、前記入力ループ配管および前記共用連結配管を接続する専用連結配管(43、44)とを含んでいる請求項7に記載の熱音響装置。
  9. 前記共用連結配管および前記専用連結配管の接続部において、前記共用連結配管の長手方向および前記専用連結配管の長手方向のなす角度が直角以下である請求項8に記載の熱音響装置。
  10. 前記入力ループ配管において、前記専用連結配管との接続部から最も離れた部位よりも前記専用連結配管との接続部に近い位置に前記入力部が設けられている請求項7ないし9のいずれか1つに記載の熱音響装置。
  11. 複数の前記熱音響エンジン部において、それぞれ異なる熱源から前記入力部に熱エネルギーが供給される請求項1ないし10のいずれか1つに記載の熱音響装置。
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