JP2019190425A - 排気浄化装置および車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】NOxの浄化率を向上させる排気浄化装置および車両を提供すること。【解決手段】排気浄化装置100は、内燃機関から排出された排ガスが流れる排気管1に並列に設けられ、活性温度域が異なるSCR4、9と、排ガスの温度に基づいてSCR4、9に供給される排ガスの流量を制御する制御装置200と、を備える。制御装置200は、排ガスの温度がSCR9の活性温度域の下限値未満である場合、SCR9よりもSCR4に排ガスが多く供給されるようにバルブ20を制御する。一方、制御装置200は、排ガスの温度がSCR9の活性温度域の下限値以上である場合、SCR4よりもSCR9に排ガスが多く供給されるようにバルブ20を制御する。【選択図】図1

Description

本開示は、排ガスを浄化する排気浄化装置および車両に関する。
従来、内燃機関から排出される排ガス中の窒素酸化物(以下、NOxという)を低減するNOx触媒を備えた排気浄化装置が知られている。
例えば特許文献1には、活性温度域が同じである複数のNOx触媒を備えた排気浄化装置が開示されている。
特開2007−56757号公報
しかしながら、特許文献1の排気浄化装置は、幅広い排ガスの温度に対応できないため、NOxの浄化率に改善の余地がある。
本開示の目的は、NOxの浄化率を向上させる排気浄化装置および車両を提供することである。
本開示の一態様に係る排気浄化装置は、内燃機関から排出された排ガスが流れる排気管に設けられ、第1の活性温度域を有する第1の選択還元型触媒と、前記排気管において前記第1の選択還元型触媒と並列に設けられ、前記第1の活性温度域よりも高い第2の活性温度域を有する第2の選択還元型触媒と、前記排ガスの温度に基づいて、前記第1の選択還元型触媒および前記第2の選択還元型触媒に供給される前記排ガスの流量を制御する制御装置と、を備える。
本開示の一態様に係る車両は、本開示の一態様に係る排気浄化装置を備える。
本開示によれば、NOxの浄化率を向上させることができる。
本開示の実施の形態に係る排気浄化装置の構成例を示す模式図 本開示の実施の形態に係る制御装置の構成例を示すブロック図 本開示の実施の形態に係る排気浄化装置の動作例を示すフローチャート 本開示の変形例6に係る排気浄化装置の構成例を示す模式図 本開示の変形例7に係る排気浄化装置の構成例を示す模式図
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本開示の実施の形態に係る排気浄化装置100の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態の排気浄化装置100の構成の一例を示す模式図である。
排気浄化装置100は、車両(図示略)に搭載され、内燃機関(図示略)から排出される排ガスを浄化する装置である。本実施の形態では、内燃機関がディーゼルエンジンである場合を例に挙げて説明するが、これに限定されず、内燃機関は例えばガソリンエンジンであってもよい。また、排気浄化装置100は、車両の内燃機関に限らず、船舶や定置式の内燃機関に適用することも可能である。
図1に示すように、排気浄化装置100は、排気管1に設けられた、第1触媒コンバータ11、第2触媒コンバータ12、バルブ20、および温度センサ30を有する。また、図1では図示を省略しているが、排気浄化装置100は、図2に示す制御装置200を有する。
排気管1の上流側(図中の左側)の端部は、例えば、ディーゼルエンジンの排気マニホールドの下流端に接続されている。排気マニホールドから排出された排ガスは、排気管1を、図中の左側から右側へ流れる。図1において、排気管1中に示す矢印は、排ガスの流れを示している。
排気管1は、並列に設けられた第1分岐管1aおよび第2分岐管1bを有する。第1分岐管1aには、第1触媒コンバータ11が設けられており、第2分岐管1bには、第2触媒コンバータ12が設けられている。よって、第1触媒コンバータ11および第2触媒コンバータ12は、排気管1において並列に設けられている。
排気管1の分岐点には、第1分岐管1a、第2分岐管1bに供給される排ガスの流量を調整するバルブ20が設けられている。バルブ20は、後述する制御装置200により制御される。
排気管1の分岐点よりも上流側には、温度センサ30が設けられている。温度センサ30は、分岐点よりも上流側の排ガスの温度を検知するセンサである。温度センサ30は、検知した排ガスの温度を示す信号を、後述する制御装置200へ出力する。
分岐管1a、1bは、第1触媒コンバータ11および第2触媒コンバータ12の下流側において合流している。
第1触媒コンバータ11は、第1分岐管1aに対して着脱可能な筐体(ケース)である。
第1触媒コンバータ11には、DOC(Diesel Oxidation Catalyst)2、尿素水噴射装置3、SCR(Selective Catalytic Reduction)4、およびASC(Ammonia Slip Catalyst)5が収容されている。
DOC2は、排ガス中の一酸化窒素(NO)や炭化水素(HC)を酸化させる触媒である。
尿素水噴射装置3は、第1触媒コンバータ11内に尿素水を噴射する装置(インジェクタともいう)である。噴射された尿素水は加水分解され、アンモニアが発生する。このアンモニアは、SCR4へ供給される。尿素水の噴射量や噴射タイミングは、図示しない噴射制御装置によって制御される。
SCR4は、尿素水から発生したアンモニアにより、排ガス中のNOxを窒素に還元する触媒である。SCR4の活性温度域は、後述するSCR9の活性温度域よりも低い。
ASC5は、SCR4で消費しきれなかったアンモニアを酸化、分解する触媒である。これにより、アンモニアが大気中に排出されることを防止できる。
第2触媒コンバータ12は、第2分岐管1bに対して着脱可能な筐体(ケース)である。
第2触媒コンバータ12には、DOC6、尿素水噴射装置8、SCR9、およびASC10が収容されている。
DOC6、尿素水噴射装置3、およびASC10は、それぞれ、上述したDOC2、尿素水噴射装置3、およびASC5と同じであるので、ここでの説明は省略する。
SCR9は、尿素水から発生したアンモニアにより、排ガス中のNOxを窒素に還元する触媒である。SCR9の活性温度域は、SCR4の活性温度域よりも高い。
なお、DOC2、6は、「酸化触媒」の一例に相当する。尿素水噴射装置3、8は、「還元剤供給装置」の一例に相当する。尿素水は、「還元剤」の一例に相当する。SCR4は、「第1の選択還元型触媒」の一例に相当する。SCR9は、「第2の選択還元型触媒」の一例に相当する。ASC5、10は、「分解触媒」の一例に相当する。
以上、排気浄化装置100の構成について説明した。
次に、制御装置200の構成について、図2を用いて説明する。図2は、制御装置200の構成の一例を示すブロック図である。
制御装置200は、温度判定部201および流量調整部202を有する。
図示は省略するが、制御装置200は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)等の記憶媒体、RAM(Random Access Memory)等の作業用メモリ、および通信回路を有する。後述する温度判定部201および流量調整部202の機能は、CPUがコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
温度判定部201は、温度センサ30で検知された排ガスの温度が予め定められた第1閾値以上であるか否かを判定する。第1閾値は、例えば、SCR9の活性温度域の下限値である。第1閾値は、予め実施された実験またはシミュレーションの結果に基づいて設定される。
流量調整部202は、温度判定部201によって排ガスの温度が第1閾値未満であると判定された場合、第2分岐管1bよりも第1分岐管1aに排ガスが多く流れるように、バルブ20を制御する。このとき、流量調整部202は、第2分岐管1bにおける排ガスの流量がゼロになるようにバルブ20を制御してもよい。
一方、流量調整部202は、温度判定部201によって排ガスの温度が第1閾値以上であると判定された場合、第1分岐管1aよりも第2分岐管1bに排ガスが多く流れるように、バルブ20を制御する。このとき、流量調整部202は、第1分岐管1aにおける排ガスの流量がゼロになるようにバルブ20を制御してもよい。
以上、制御装置200の構成について説明した。
次に、排気浄化装置100の動作について、図3を用いて説明する。図3は、排気浄化装置100の動作の一例を示すフローチャートである。図3に示す動作は、例えば、内燃機関の駆動中に行われる。
判定部201は、温度センサ30により検知された排ガスの温度が第1閾値以上であるか否かを判定する(ステップS1)。
排ガスの温度が第1閾値未満である場合(ステップS1:NO)、流量調整部202は、排ガスが第2分岐管1bよりも第1分岐管1aに多く流れるように、バルブ20を制御する(ステップS2)。
これにより、排ガスは、第2触媒コンバータ12よりも第1触媒コンバータ11を多く流れるようになる。すなわち、排ガスは、SCR9よりもSCR4に多く供給される。
一方、排ガスの温度が第1閾値以上である場合(ステップS1:YES)、流量調整部202は、排ガスが第1分岐管1aよりも第2分岐管1bに多く流れるように、バルブ20を制御する(ステップS3)。
これにより、排ガスは、第1触媒コンバータ12よりも第2触媒コンバータ11を多く流れるようになる。すなわち、排ガスは、SCR4よりもSCR9に多く供給される。
以上、排気浄化装置100の動作について説明した。
次に、排気浄化装置100の作用効果について以下に説明する。
排気浄化装置100は、排ガスの温度に応じて、活性温度域が異なるSCR4、9に供給される排ガスの流量を調整する。これにより、幅広い排ガスの温度に対応でき、NOxの浄化率を向上させることができる。
また、排気浄化装置100では、SCR4、9のそれぞれに対応して尿素水噴射装置3、8が設けられている。よって、第1触媒コンバータ11、第2触媒コンバータ12のそれぞれにおいて加水分解を促進でき、SCR4、9において効率良くNOxを浄化することができる。
また、排気浄化装置100では、第1触媒コンバータ11および第2触媒コンバータ12は、それぞれ、独立して排気管1に着脱可能である。よって、メンテナンス等が容易となる。
以上、排気浄化装置100の作用効果について説明した。
なお、本開示は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。以下、各変形例について説明する。
[変形例1]
第1触媒コンバータ11は、DOC3およびASC5のうち少なくとも一方を備えなくてもよい。また、第2触媒コンバータ12は、DOC6およびASC10のうち少なくとも一方を備えなくてもよい。
[変形例2]
第1触媒コンバータ11および第2触媒コンバータ12は、SCR4、9の代わりに、他の選択還元型触媒を備えてもよい。その場合、尿素水以外の還元剤(例えば、炭化水素等)が用いられてもよい。
[変形例3]
第1触媒コンバータ11および第2触媒コンバータ12は、微粒子捕集フィルタを備えてもよい。微粒子捕集フィルタとしては、例えば、DPF(Diesel Particulate Filter)、CSF(Catalytic Soot Filter)などが挙げられる。
[変形例4]
実施の形態では、第1触媒コンバータ11に尿素水噴射装置3を設け、第2触媒コンバータ12に尿素水噴射装置8を設ける場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、排気管1の分岐点よりも上流側に、1つの尿素水噴射装置を設けてもよい。
[変形例5]
制御装置200は、内燃機関の始動時から所定時間の間、排ガスが第2分岐管1bよりも第1分岐管1aに多く供給されるようにバルブ20を制御してもよい。所定時間は、予め実施された実験またはシミュレーションの結果に基づいて設定される。
これにより、排ガスの温度が充分に上昇するまでの間は、活性温度域が低いSCR4を優先的に用いることができる。よって、効率の良くNOxを浄化することができる。
[変形例6]
排気管1において、第1触媒コンバータ11および第2触媒コンバータ12よりも下流側に、さらに触媒コンバータを設けてもよい。これについて、図4を用いて以下に説明する。
図4は、本変形例に係る排気浄化装置101の構成の一例を示す模式図である。図4では、図1と同じ構成要素には同一符号を付しており、以下では、それら構成要素の説明を省略する。また、図示は省略しているが、排気浄化装置101は、図2に示した制御装置200を備える。
図4に示すように、排気浄化装置101は、第1触媒コンバータ11および第2触媒コンバータ12よりも下流側に、第3触媒コンバータ13を備える。第3触媒コンバータ13は、第1触媒コンバータ11および第2触媒コンバータ12に対して直列に設けられている。
第3触媒コンバータ13は、DOC14、尿素水噴射装置15、SCR16、およびASC17を有する。SCR16の活性温度域は、SCR9の活性温度域よりも高い。
排気浄化装置101の動作は、実施の形態と同様である。すなわち、制御装置200は、温度センサ30により検知された排ガスの温度が第1閾値未満である場合、排ガスが第2分岐管1bよりも第1分岐管1aに多く流れるように、バルブ20を制御する。一方、温度センサ30により検知された排ガスの温度が第1閾値以上である場合(排ガスの温度がSCR16の活性温度域の下限値以上である場合を含む)、排ガスが第1分岐管1aよりも第2分岐管1bに多く流れるように、バルブ20を制御する。
このように、本変形例の排気浄化装置101は、さらに幅広い排ガスの温度に対応でき、NOxの浄化率をより向上させることができる。
また、本変形例の排気浄化装置101は、SCR4、9よりも下流側かつDOC14よりも上流側にASC5、10を備えている。よって、尿素水噴射装置3、8により噴射された尿素水から発生したアンモニアが、SCR4、9をすり抜けた場合でも、そのアンモニアをASC5、10で分解できる。したがって、アンモニアがDOC14に供給されることを抑制でき、DOC14におけるNOxの発生を抑制できる。
なお、第3触媒コンバータ13は、DOC14およびASC17のうち少なくとも一方を備えなくてもよい。
また、第3触媒コンバータ13は、SCR16の代わりに、他の選択還元型触媒を備えてもよい。その場合、尿素水以外の還元剤(例えば、炭化水素等)が用いられてもよい。
また、第3触媒コンバータ13は、微粒子捕集フィルタ(例えば、DPF、CSF等)を備えてもよい。
なお、DOC14は、「酸化触媒」の一例に相当する。尿素水噴射装置15は、「還元剤供給装置」の一例に相当する。SCR16は、「第3の選択還元型触媒」の一例に相当する。ASC17は、「分解触媒」の一例に相当する。
[変形例7]
変形例6では、第3触媒コンバータ13が第1触媒コンバータ11および第2触媒コンバータ12に対して直列に設けられる場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。
例えば、第3触媒コンバータ13は、第1触媒コンバータ11および第2触媒コンバータ12と並列に設けられてもよい。これについて、図5を用いて以下に説明する。
図5は、本変形例に係る排気浄化装置102の構成の一例を示す模式図である。図5では、図1、図4と同じ構成要素には同一符号を付しており、以下では、それら構成要素の説明を省略する。また、図示は省略しているが、排気浄化装置102は、図2に示した制御装置200を備える。
図5に示すように、排気管1は、第1分岐管1aおよび第2分岐管1bと並列である第3分岐管1cをさらに備える。第3分岐管1cには、第3触媒コンバータ13が設けられている。よって、第1触媒コンバータ11、第2触媒コンバータ12、および第3触媒コンバータ13は、排気管1において並列に設けられている。
排気浄化装置102の動作は、以下の通りである。
制御装置200は、温度センサ30により検知された排ガスの温度が第1閾値未満である場合、排ガスが第1分岐管1aに最も多く流れるように、バルブ20を制御する。
また、制御装置200は、温度センサ30により検知された排ガスの温度が第1閾値以上かつ第2閾値未満である場合、排ガスが第2分岐管1bに最も多く流れるように、バルブ20を制御する。
第2閾値は、例えば、SCR16の活性温度域の下限値である。第2閾値は、予め実施された実験またはシミュレーションの結果に基づいて設定される。
また、制御装置200は、温度センサ30により検知された排ガスの温度が第2閾値以上である場合、排ガスが第3分岐管1cに最も多く流れるように、バルブ20を制御する。
このように、本変形例の排気浄化装置102は、変形例6と同様に、さらに幅広い排ガスの温度に対応でき、NOxの浄化率をより向上させることができる。
以上、各変形例について説明した。なお、各変形例は、組み合わせて実施されてもよい。
本開示の排気浄化装置および車両は、排ガス中のNOxの浄化に有用である。
1 排気管
1a 第1分岐管
1b 第2分岐管
1c 第3分岐管
2、6、14 DOC
3、8、15 尿素水噴射装置
4、9、16 SCR
5、10、17 ASC
11 第1触媒コンバータ
12 第2触媒コンバータ
13 第3触媒コンバータ
20 バルブ
30 温度センサ
100、101、102 排気浄化装置
200 制御装置
201 温度判定部
202 流量調整部

Claims (11)

  1. 内燃機関から排出された排ガスが流れる排気管に設けられ、第1の活性温度域を有する第1の選択還元型触媒と、
    前記排気管において前記第1の選択還元型触媒と並列に設けられ、前記第1の活性温度域よりも高い第2の活性温度域を有する第2の選択還元型触媒と、
    前記排ガスの温度に基づいて、前記第1の選択還元型触媒および前記第2の選択還元型触媒に供給される前記排ガスの流量を制御する制御装置と、を備える、
    排気浄化装置。
  2. 前記制御装置は、
    前記排ガスの温度が前記第2の活性温度域の下限値未満である場合、前記第2の選択還元型触媒よりも前記第1の選択還元型触媒に前記排ガスが多く供給されるように前記排ガスの流量を制御し、
    前記排ガスの温度が前記第2の活性温度域の下限値以上である場合、前記第1の選択還元型触媒よりも前記第2の選択還元型触媒に前記排ガスが多く供給されるように前記排ガスの流量を制御する、
    請求項1に記載の排気浄化装置。
  3. 前記排気管において前記第1の選択還元型触媒および前記第2の選択還元型触媒よりも下流側に設けられ、前記第2の活性温度域よりも高い第3の活性温度域を有する第3の選択還元型触媒をさらに備える、
    請求項1または2に記載の排気浄化装置。
  4. 前記排気管において前記第1の選択還元型触媒および前記第2の選択還元型触媒と並列に設けられ、前記第2の活性温度域よりも高い第3の活性温度域を有する第3の選択還元型触媒をさらに備える、
    請求項1または2に記載の排気浄化装置。
  5. 前記制御装置は、
    前記排ガスの温度が前記第3の活性温度域の下限値以上である場合、前記第2の選択還元型触媒よりも前記第3の選択還元型触媒に前記排ガスが多く供給されるように前記排ガスの流量を制御する、
    請求項4に記載の排気浄化装置。
  6. 前記制御装置は、
    前記内燃機関の始動時から所定時間の間、前記第2の選択還元型触媒よりも前記第1の選択還元型触媒に前記排ガスが多く供給されるように前記排ガスの流量を制御する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の排気浄化装置。
  7. 前記第1の選択還元型触媒、前記第2の選択還元型触媒、および前記第3の選択還元型触媒それぞれの上流側に、還元剤を前記排気管内に供給する還元剤供給装置をさらに備える、
    請求項3から6のいずれか1項に記載の排気浄化装置。
  8. 前記第1の選択還元型触媒、前記第2の選択還元型触媒、および前記第3の選択還元型触媒それぞれの下流側に、還元剤から発生した物質を分解する分解触媒をさらに備える、
    請求項3から7のいずれか1項に記載の排気浄化装置。
  9. 前記第1の選択還元型触媒、前記第2の選択還元型触媒、および前記第3の選択還元型触媒それぞれの上流側に、酸化触媒をさらに備える、
    請求項3から8のいずれか1項に記載の排気浄化装置。
  10. 前記還元剤は、尿素水である、
    請求項7から9のいずれか1項に記載の排気浄化装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の排気浄化装置を備えた車両。
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