JP2019188492A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定して打撃を検出することを可能とした電動工具を提供する。【解決手段】電動工具であるインパクトドライバ1Aは、モータ2を動作させるトリガスイッチ7と、トリガスイッチ7の操作でモータ2を制御する制御部100を備え、制御部100は、モータ2に流れる電流値を取得する電流値取得部100aと、電流値取得部100aで取得した電流値の極値を検出する極値検出部100bと、極値検出部100bで極値を検出すると、極値の検出後に電流値取得部100aで取得した電流値から、打撃の有無を検出する打撃検出部100cを備え、打撃検出部100cで打撃の有りを検出すると、打撃検出回数を加算する。【選択図】図4

Description

本発明は、モータにより駆動される電動工具に関する。
モータにより回転動作し、所定値以上のトルクが加わると回転方向へ間欠的な打撃力を加えるように構成された電動工具として、打撃力を利用した高いトルクでネジ、ナット等の締結を行うことが可能なインパクトドライバと称す回転打撃工具が知られている。
インパクトドライバを用いてネジ、ナット等の締結部材で被締結部材を締結する作業を行う場合、作業者は、通常、作業者自らネジ、ナットが着座したことを確認した上で、トリガスイッチをOFFしてモータを停止させていた。
しかし、締結部材の過度な締め付けにより、適正な品質を維持することができなくなる、セパレータにより所定間隔が保持されるコンクリート型枠等の被締結部材を対象にして作業を行う場合、作業者の判断による操作でモータの回転を停止させる構成では、過度な締め付けを抑制することが難しく、また、過度な締め付けを抑制するため、モータを停止させるタイミングを早めると、締め付け力が不足する。
そこで、回転打撃工具の締め付けを制御する技術として、打撃を検出してモータの回転を制御する技術が提案されており、例えば、特許文献1には、モータの回転速度の極大値と極小値の差から打撃を検出する技術が提案されている。また、特許文献2には、電流値や電圧値、モータの回転数等の脈動値に対して上限閾値と下限閾値を設定し、脈動値が上限閾値を上回った後に下限閾値を下回ると打撃を検出する技術が提案されている。
特許第5784473号公報 特許第5841011号公報
一般的に、モータの回転速度はモータの回転数を検出することで判断するが、モータの回転速度が高速になる程、検出精度が悪くなる。このため、特許文献1では、モータの回転速度の極大値と極小値の差から打撃を検出しようとしているが、モータの回転速度が高速になると、大きな極値差を検出することが難しくなり、安定して打撃を検出することが難しい。また、作業者のトリガスイッチの操作により任意に回転速度を調整できる電動工具では、駆動中の回転速度や加速中、減速中等の状態により打撃負荷によらず回転速度が変動するため、どのような条件下でも安定して打撃を検出することが難しい。
また、電流値や電圧値、モータの回転数等の脈動値は、モータの回転速度や被締結部材による負荷の大小で大きく変動する。このため、特許文献2では、脈動値に対して上限閾値と下限閾値を設定することで打撃を検出しようとしているが、どのような条件下でも安定して打撃を検出することが難しい。
本発明は、このような課題を解決するためなされたもので、安定して打撃を検出することを可能とした電動工具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、被駆動部を駆動するモータと、被駆動部を打撃する打撃部と、モータを動作させる操作部と、操作部の操作でモータを制御する制御部を備え、制御部は、モータに流れる電流値を取得する電流値取得部と、電流値取得部で取得した電流値の極値を検出する極値検出部と、極値検出部で極値を検出すると、極値の検出後に電流値取得部で取得した電流値から、打撃部による打撃の有無を検出する打撃検出部を備えた電動工具である。
本発明では、操作部が操作されると、モータが回転する。モータが回転すると、モータに流れる電流値が電流値取得部で取得され、電流値取得部で取得した電流値の極値が極値検出部で検出される。極値検出部で極値を検出すると、極値の検出後に電流値取得部で取得した電流値から、打撃部による打撃の有ったことが打撃検出部で検出される。打撃の有ったことが検出されると、打撃検出回数が加算され、打撃検出回数に応じてモータの駆動を制御することが可能になる。
本発明では、モータに流れる電流の極値からの電流値の変化量で打撃の有無を検出することで、操作者により任意に操作されるモータの回転数による検出精度や、打撃毎に発生する電流値の脈動の大きさの影響を抑制して、安定して打撃負荷による打撃の検出が可能になる。
本実施の形態のインパクトドライバの一例を示す全体構成図である。 本実施の形態のインパクトドライバの一例を示す外観側面図である。 本実施の形態のインパクトドライバの一例を示す外観背面図である。 本実施の形態のインパクトドライバの制御機能の一例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態のインパクトドライバの動作の一例を示すフローチャートである。 打撃検出処理の一例を示すフローチャートである。 打撃に伴う電流値の変化を示すグラフである。 打撃検出に伴う打撃検出回数の変化を示すグラフである。 図7のA部拡大図である。 打撃無し検出処理の一例を示すフローチャートである。 モータ駆動開始時の電流値の変化を示すグラフである。 検出完了回数更新処理の一例を示すフローチャートである。 打撃検出回数更新規定値経過後に打撃が検出された場合における打撃に伴う電流値の変化を示すグラフである。 打撃検出回数更新規定値経過後に打撃が検出された場合における打撃検出に伴う打撃検出回数の変化を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の電動工具の実施の形態の一例である回転打撃工具としてのインパクトドライバについて説明する。
<本実施の形態のインパクトドライバの構成例>
図1は、本実施の形態のインパクトドライバの一例を示す全体構成図、図2は、本実施の形態のインパクトドライバの一例を示す外観側面図、図3は、本実施の形態のインパクトドライバの一例を示す外観背面図である。
本実施の形態のインパクトドライバ1Aは、モータ2と、モータ2等を冷却するファン3を備える。また、インパクトドライバ1Aは、モータ2の駆動力が減速機4及びハンマーユニット5を介して伝達されるアンビル6を備える。
モータ2は、本例ではブラシレスモータで構成され、回転軸20aに永久磁石20bが設けられた回転子20と、駆動コイル21aが設けられた固定子21を備える。モータ2は、複数の駆動コイル21aに所定のパターンで電流を流すことで、回転子20が正方向または逆方向に回転する。ファン3は、モータ2の回転軸20aに取り付けられ、回転子20と一体に回転する。
減速機4は、図示しないサンギアが設けられる入力軸40と、サンギアとかみ合うプラネタリギア41aが設けられる出力軸41と、プラネタリギア41aとかみ合うアウターギア42を備える。減速機4は、入力軸40がモータ2の回転軸20aに連結される。
ハンマーユニット5は打撃部の一例で、被駆動部であるアンビル6に回転方向への打撃力を与えるハンマー51aと、ハンマー51aをアンビル6へ近づく方向に付勢する圧縮バネ51bを備える。ハンマーユニット5は、減速機4の出力軸41にハンマー51aが支持され、ハンマー51aが減速機4の出力軸41と共に回転すると共に、出力軸41の軸方向に沿って移動する。
ハンマーユニット5は、アンビル6に所定以上の負荷が掛かると、ハンマー51aが圧縮バネ51bを圧縮しながら後退することで、アンビル6とハンマー51aとの回転方向の係止が一時的に解除される。アンビル6とハンマー51aとの回転方向の係止が一時的に解除された後、圧縮バネ51bが復元する力でハンマー51aが前進すると共に、ハンマー51aがアンビル6を回転方向に打撃する。
アンビル6は、モータ2の駆動力が減速機4及びハンマーユニット5を介して伝達されて回転すると共に、所定以上の負荷が掛かると、ハンマー51aにより回転方向に打撃される。アンビル6は、図示しないビットあるいはソケット等が着脱可能に装着されることで、回転方向への打撃を加えながら被締結物へのネジの締結が可能である。
インパクトドライバ1Aは、モータ2を動作させる操作等が行われる操作部の一例であるトリガスイッチ7と、モータ2の回転方向を切り替える操作等が行われる第1のボタンスイッチ8a及び第2のボタンスイッチ8bを備える。第1のボタンスイッチ8a及び第2のボタンスイッチ8bは、押す操作をしたときのみ信号が出力可能なオン状態となり、押す操作を解除すると信号が非出力なオフ状態となるモーメンタリスイッチが用いられる。
トリガスイッチ7は、荷重センサ70と、荷重センサ70を押すトリガレバー71を備える。トリガスイッチ7は、トリガレバー71を介して荷重センサ70が押されることで、荷重に応じて抵抗値が変化し、所定の信号が出力される。
インパクトドライバ1Aは、電源であるバッテリ90が着脱可能に取り付けられるバッテリ取付部9を備える。また、インパクトドライバ1Aは、外装を構成するハウジング10と、トリガレバー71、第1のボタンスイッチ8aのボタン81a及び第2のボタンスイッチ8bのボタン81b等が設けられるハンドル10Hを備える。
ハンドル10Hは、モータ2の回転軸20aに沿った軸方向に対し、所定の角度で交差する方向にハウジング10から延在する。インパクトドライバ1Aは、モータ2の軸方向に沿った方向を前後方向とし、アンビル6が設けられる側を前側とする。更に、インパクトドライバ1Aは、モータ2の軸方向及びハンドル10Hの延在方向に交差する方向を左右方向とする。
そして、インパクトドライバ1Aは、ハンドル10Hの上部前面にトリガスイッチ7のトリガレバー71が設けられ、ハンドル10Hの上部両側面の一方に第1のボタンスイッチ8aのボタン81aが設けられ、上部両側面の他方に第2のボタンスイッチ8bのボタン81bが設けられる。
図4は、本実施の形態のインパクトドライバの制御機能の一例を示す機能ブロック図である。インパクトドライバ1Aは、トリガスイッチ7の操作、第1のボタンスイッチ8aの操作及び第2のボタンスイッチ8bの操作に応じてモータ2等の制御を行う制御部100と、制御部100の制御によりモータ2を駆動する駆動部110を備える。
制御部100は、モータ2に流れる電流値を取得する電流値取得部100aと、電流値取得部100aで取得した電流値の極値を検出する極値検出部100bと、極値検出部100bで検出された極値に基づき、極値の検出後に電流値取得部100aで取得した電流値から打撃の有無を検出する打撃検出部100cを備える。
また、制御部100は、第1のボタンスイッチ8a及び第2のボタンスイッチ8bで設定されたモータ2の回転方向等、動作の各種設定、電流値取得部100aで取得した電流値、極値検出部100bで検出した電流値の極値、打撃検出部100cで検出した打撃検出回数を記憶する記憶部101を備える。記憶部101は、所定の休止状態、及び、バッテリ90がインパクトドライバ1Aから取り外されて電源の供給が遮断した電源遮断状態でも動作の各種設定等の記憶を保持する。
電流値取得部100aは、ローパスフィルタで構成される第1のフィルタ120aと第2のフィルタ120bを備える。電流値取得部100aは、駆動部110でモータ2を駆動する際の電圧値から、第1のフィルタ120aで第1の閾値より高域の成分を遮断して、モータ2に流れる電流値を取得する。また、第2のフィルタ120bで第1の閾値より低い第2の閾値より高域の成分を遮断した電流値を取得する。
制御部100は、極値検出部100bでの極値の検出、打撃検出部100cでの打撃の検出は、第1のフィルタ120aで処理された電流値を使用する。
また、電流値の変動量が大きい場合と小さい場合とでは、第1のフィルタ120aで処理された電流値と第2のフィルタ120bで処理された電流値に差が生じ、電流値の変動量が大きい場合の方が、小さい場合と比較して、電流値の差が大きくなる。そこで、制御部100は、第1のフィルタ120aで処理された電流値と第2のフィルタ120bで処理された電流値を使用して、打撃による電流値の変動と、打撃以外の電流値の変動を区別する。
極値検出部100bは、電流値取得部100aで取得した電流値の大小を比較し、電流値の極値を検出する。
電流値の極値について説明すると、モータ2が駆動される際に、負荷の増減に伴いモータ2に流れる電流値が変化する。このモータ2に流れる電流値が、上昇から減少に変化する点における電流値、減少から増加に変化する点における電流値を極値と称し、上昇から減少に変化する値を極大値、減少から上昇に変化する値を極小値と称す。
本実施の形態では、制御部100は、モータ2に流れる電流値が極大値になったことを極値検出部100bで検出すると、この極大値を、ハンマー51aによりアンビル6を打撃する動作が行われたか否かを判断する基準電流値に設定する。
打撃検出部100cは、本例では基準電流値である極大値に対して、電流値が所定値低下すると、打撃があったと判断する。この打撃有りと判断する電流低下分を電流規定値と称す。電流規定値は、例えば、ハンマー51aでのアンビル6への打撃による電流値の変動を、予め実験等により求め、その値を電流規定値として、例えば3A以上の電流低下に設定される。
制御部100は、打撃があったと判断すると、記憶部101に記憶された打撃検出回数を更新(加算)し、打撃検出回数が規定値となると、モータ2の回転を停止または減速させる。このモータ2の回転を停止または減速させる打撃検出回数を、検出完了回数と称す。
インパクトドライバ1Aは、設定の内容を出力する出力部102を備える。出力部102は、例えばLED等のランプで構成され、点灯の有無、点滅、複数のランプの点灯の有無の組み合わせ等で、設定の内容を視認可能に表示出力する。
制御部100は、第1のボタンスイッチ8aと第2のボタンスイッチ8bに、モータ2の正転と逆転を切り替える操作を割り当てる。
以下の説明では、トリガスイッチ7が押されている状態をトリガスイッチ7のオン、押されていない状態をオフとする。また、第1のボタンスイッチ8a及び第2のボタンスイッチ8bが押されている状態を第1のボタンスイッチ8a及び第2のボタンスイッチ8bのオン、押されていない状態をオフとする。
制御部100は、第1のボタンスイッチ8aがオンになると、モータ2の回転方向を正転に設定し、設定した回転方向を記憶部101に記憶する。これにより、ボタン81aから指を離す等で第1のボタンスイッチ8aがオフになっても、回転方向の設定を維持する。
また、第2のボタンスイッチ8bがオンになると、モータ2の回転方向を逆転に設定し、設定した回転方向を記憶部101に記憶する。これにより、ボタン81bから指を離す等で第2のボタンスイッチ8bがオフになっても、回転方向の設定を維持する。なお、第1のボタンスイッチ8aと第2のボタンスイッチ8bでの回転方向の設定は、逆でも良い。
制御部100は、トリガスイッチ7がオンになると、第1のボタンスイッチ8aまたは第2のボタンスイッチ8bで設定された回転方向にモータ2を回転させる。また、トリガスイッチ7で荷重センサ70に掛かる力の大小で、モータ2の回転速度を制御する。制御部100は、設定されたモータ2の回転方向を、出力部102で表示出力しても良い。
<本実施の形態のインパクトドライバの動作例>
図5は、本実施の形態のインパクトドライバの動作の一例を示すフローチャートで、以下に、各図を参照して、打撃の検出によりモータ2の回転を停止させる動作の実施の形態について説明する。
制御部100は、図5のステップSA1で、駆動部110でモータ2を駆動する際に、モータ2に流れる電流値を電流値取得部100aで取得する。制御部100は、所定の取得時間毎に電流値を取得し、記憶部101に記憶する。所定の取得時間は、例えば1msec毎に設定される。
制御部100は、ステップSA2でトリガスイッチ7がONであると、ステップSA3で駆動部110でモータ2を駆動し、トリガスイッチ7で検出した荷重に応じてモータ2の回転速度を制御する。
制御部100は、電流値取得部100aで取得した電流値から、ステップSA4で、ハンマー51aによるアンビル6への打撃の有無を検出する打撃検出処理を行う。また、制御部100は、モータ2の駆動開始時の電流値の変動を打撃として検出しないように、ステップSA5で打撃無し検出処理を行う。更に、制御部100は、モータ2を駆動する時間から、ステップSA6でモータ2の駆動を停止する打撃検出回数を更新する検出完了回数更新処理を行う。
制御部100は、打撃検出処理で検出した打撃検出回数が、検出完了回数更新処理で更新された検出完了回数になったことをステップSA7で判断すると、ステップSA8でモータ2の駆動を停止する。
図6は、打撃検出処理の一例を示すフローチャートで、以下に、ステップSA4の打撃検出処理の詳細について説明する。
制御部100は、図6のステップSA41で、電流値取得部100aで取得した電流値が極大値であるか否か、極値検出部100bで検出する。電流値が極大値であるか否かの検出は、所定の取得時間毎に取得する電流値を比較し、今回取得した電流値が、前回取得した電流値より低下すると、前回取得した電流値が極大値であることを検出する。
制御部100は、電流値取得部100aで取得した電流値が極大値であることを極値検出部100bで検出すると、ステップSA42で、記憶部101に記憶した電流の極大値を更新する。
制御部100は、ステップSA43で、極大値を基準電流値として、極大値の検出後に電流値取得部100aで取得した電流値が、基準電流値から電流規定値以上低下したか判断する。
制御部100は、極大値の検出後に取得した電流値が電流規定値以上低下すると、打撃があったと判断し、ステップSA44で、打撃検出回数を加算する。
制御部100は、ステップSA45で、後述する誤検出防止時間が経過したか判断し、誤検出防止時間が経過すると、ステップSA46で、次の極大値の更新を可能とする。
図7は、打撃に伴う電流値の変化を示すグラフで、縦軸に電流値、横軸に時間を示す。また、図8は、打撃検出に伴う打撃検出回数の変化を示すグラフで、縦軸に打撃検出回数、横軸に時間を示す。更に、図9は、図7のA部拡大図である。
インパクトドライバ1Aでは、締結部材で被締結物が締結されることで、締結部材の回転が規制される状態になると、モータ2の回転が継続されることでアンビル6に負荷が掛かる。アンビル6に所定以上の負荷が掛かると、ハンマー51aが圧縮バネ51bを圧縮しながら後退することで、モータ2に掛かる負荷が上昇する。モータ2に掛かる負荷が上昇すると、図7、図9に示すように、電流値が上昇する。
ハンマー51aが圧縮バネ51bを圧縮しながら後退することで、アンビル6とハンマー51aとの回転方向の係止が一時的に解除されると、モータ2に掛かる負荷が低減し、電流値が低下する。
また、アンビル6とハンマー51aとの回転方向の係止が一時的に解除された後、圧縮バネ51bが復元する力でハンマー51aが前進すると共に、ハンマー51aがアンビル6を回転方向に打撃する。
このように、ハンマー51aによりアンビル6の打撃する動作で、モータ2に流れる電流値が上昇し、アンビル6とハンマー51aとの回転方向の係止が一時的に解除される直前に電流値が極大値となった後、低下する。
そこで、モータ2に流れる電流値が極大値となったことを検出し、極大値を基準電流値として、極大値の検出後に電流値取得部100aで取得した電流値が、基準電流値から電流規定値以上低下すると、打撃があったと判断し、図8に示すように、打撃検出回数を更新する。
なお、図9に示すように、アンビル6とハンマー51aとの回転方向の係止が一時的に解除するより前に、モータ2に掛かる負荷が変動することで電流値が増減し、極大値が検出される場合がある。
このような場合、極大値(1)の検出後、電流値取得部100aで取得した電流値が、極大値(1)から電流規定値以上低下せず、次の極大値(2)が検知される。これにより、極大値が更新される。但し、極大値(2)の検出後も、電流値取得部100aで取得した電流値が、極大値2から電流規定値以上低下せず、次の極大値(3)が検知される。これにより、極大値が更新される。
そして、極大値(3)の検出後、電流値取得部100aで取得した電流値が、極大値(3)から電流規定値以上低下すると、打撃があったと判断する。
また、モータ2の駆動開始後、締結部材で被締結物が締結されるより前に、極大値が検出されるような電流値の変化が生じる場合がある。このような電流値の変化を極大値として検出しないようにするため、極大値の検出開始閾値が設定され、電流値が検出開始閾値に到達した後、極大値の検出を開始する。検出開始閾値は、例えば10Aに設定される。
更に、打撃があったことを検出した後、次に、アンビル6とハンマー51aとの回転方向の係止が一時的に解除されるより前に、モータ2に掛かる負荷が変動することで電流値が増減し、極大値が検出される場合がある。
そこで、連続した打撃が行われる場合に想定される打撃間隔に応じて誤検出防止時間を設定し、打撃があったことを検出した後、誤検出防止時間が経過したか判断し、誤検出防止時間が経過すると、次の極大値の更新を可能とすることで、打撃の有無の誤検出を防止する。誤検出防止時間は、例えば、ハンマー51aでアンビル6への打撃をした後に、アンビル6とハンマー51aとの回転方向の係止が解除される時間に基づき決定され、例えば10msecに設定される。
図10は、打撃無し検出処理の一例を示すフローチャートで、以下に、ステップSA5の打撃無し検出処理の詳細について説明する。打撃無し検出処理は、所定時間の間、打撃を検出しなかった場合、打撃検出回数をリセットする処理を示す。
制御部100は、図10のステップSA51で、第1のフィルタ120aで処理された電流値を取得し、ステップSA52で、第2のフィルタ120bで処理された電流値を取得する。
制御部100は、ステップSA53で、第1のフィルタ120aで処理された電流値と第2のフィルタ120bで処理された電流値を比較し、電流値差が、打撃無しを検出する規定値以下であるか判断する。
制御部100は、第1のフィルタ120aで処理された電流値と第2のフィルタ120bで処理された電流値の電流値差が、打撃無し検出規定値以下であると判断すると、ステップSA54で、打撃無し検出カウンタを更新する。
制御部100は、ステップSA55で、打撃無し検出カウンタの値が、打撃検出回数をリセットする規定値以上であると判断すると、ステップSA56で、打撃検出回数をリセットし、打撃無しを検出する。
制御部100は、ステップSA53で、第1のフィルタ120aで処理された電流値と第2のフィルタ120bで処理された電流値の電流値差が、打撃無し検出規定値を超えると判断すると、ステップSA57で、打撃無し検出カウンタをリセットする。
図11は、モータ駆動開始時の電流値の変化を示すグラフで、縦軸に電流値、横軸に時間を示す。
モータ2の駆動開始時には、突入電流と称す大きな値の電流が流れる。図6で説明した打撃検出処理では、極大値を検出した後、電流値が極大値から電流規定値以上低下すると打撃と判断するので、突入電流を打撃として認識し、打撃検出回数が加算される。
一方、モータ2の駆動開始時に突入電流が流れた後、1回目の打撃が行われるまで、突入電流に比べて大きな値の電流が流れない。電流値の変動量が大きい場合と小さい場合とでは、第1のフィルタ120aで処置された電流値と第2のフィルタ120bで処理された電流値に差が生じ、電流値の変動量が大きい場合の方が、小さい場合と比較して、電流値の差が大きくなる。
これにより、モータ2の駆動開始時に突入電流が流れた後、1回目の打撃が行われるまで、突入電流に比べて大きな値の電流が流れないことで、第1のフィルタ120aで処理された電流値と第2のフィルタ120bで処理された電流値の電流値差が、突入電流が流れた後は、突入電流が流れた場合より小さくなる。
そこで、突入電流が流れた後の電流値から想定される第1のフィルタ120aで処理された電流値と第2のフィルタ120bで処理された電流値の電流値差を打撃無し検出規定値として設定する。そして、第1のフィルタ120aで処理された電流値と第2のフィルタ120bで処理された電流値の電流値差が、打撃無し検出規定値以下であると、打撃無し検出カウンタを更新(加算)し、所定の時間の間、打撃が無いことで極大値が検出されず、打撃無し検出カウンタが打撃検出回数をリセットする規定値以上であると、打撃検出回数をリセットする。これにより、突入電流を打撃と検出したことによる打撃検出回数をリセットできる。
図12は、検出完了回数更新処理の一例を示すフローチャートで、以下に、ステップSA6の検出完了回数更新処理の詳細について説明する。
制御部100は、トリガスイッチ7がONになると、図12のステップSA61で、モータ2の駆動時間を加算する。制御部100は、ステップSA62で、モータ2の駆動時間が、モータ2の駆動を停止する打撃検出回数を更新する規定値である、打撃検出回数更新規定値以上であるか判断し、モータ2の駆動時間が打撃検出回数更新規定値未満であると、ステップSA63で、モータ2の駆動を停止する打撃検出回数を、第1の検出回数に設定する。打撃検出回数規定値は、トリガスイッチ7がONとなってからのモータ2の連続駆動時間であり、例えば100msecに設定される。
制御部100は、モータ2の駆動時間が打撃検出回数更新規定値以上であると、ステップSA64で、モータ2の駆動を停止する打撃検出回数を、第1の検出回数より少ない第2の検出回数に設定する。
図13は、打撃検出回数更新規定値経過後に打撃が検出された場合における打撃に伴う電流値の変化を示すグラフで、縦軸に電流値、横軸に時間を示す。また、図14は、打撃検出回数更新規定値経過後に打撃が検出された場合における打撃検出に伴う打撃検出回数の変化を示すグラフで、縦軸に打撃検出回数、横軸に時間を示す。
トリガスイッチ7がONになってから、モータ2の駆動時間が短い場合、駆動時間が長い場合と比較して、モータ2が加速動作中等で回転速度が上がっておらず、締結部材で被締結物を締結する力が弱い。このため、モータ2の駆動を停止する打撃回数が少ないと、締結力が不足する可能性がある。
一方、トリガスイッチ7がONになってから、モータ2の駆動時間が長い場合、駆動時間が短い場合と比較して、モータ2が定常運転中等で回転速度が上がっており、締結部材で被締結物を締結する力が強い。このため、モータ2の駆動を停止する打撃回数が多いと、締結力が過剰になる可能性がある。
そこで、モータ2の駆動時間と回転速度から想定される打撃検出回数更新規定値を設定する。上述した図7は、打撃検出回数更新規定値経過前に打撃が検出された場合における打撃に伴う電流値の変化を示すグラフ、図8は、打撃検出回数更新規定値経過前に打撃が検出された場合における打撃検出に伴う打撃検出回数の変化を示すグラフである。
図7に示すように、打撃検出回数更新規定値経過前に打撃が検出された場合、所定のm回打撃が検出され、図8に示す打撃検出回数が第1の検出回数に到達すると、モータ2の駆動を停止する。第1の検出回数は、モータ2の回転速度が上がっていなくても、締結力が不足しない打撃回数に設定され、モータ2の加速動作中等でも、締結力が不足することが抑制される。
図13に示すように、打撃検出回数更新規定値経過後に打撃が検出された場合、所定のn回(n<m)打撃が検出され、図14に示す打撃検出回数が第2の検出回数に到達すると、モータ2の駆動を停止する。第2の検出回数は、モータ2の回転速度が上がっている状態で、締結力が過剰にならない打撃回数に設定され、モータ2の定常運転中等でも、締結力が過剰になることが抑制される。所定の第1の検出回数(m回)及び第2の検出回数(n回)は、作業対象となる被締結部材により任意に設定される。
なお、図13の例では、打撃検出回数更新規定値前に、突入電流が発生しているが、図10で説明した打撃無し検出処理で、突入電流により更新された打撃検出回数がリセットされることで、打撃検出回数の誤検出が抑制されている。
<本実施の形態のインパクトドライバの作用効果例>
本実施の形態のインパクトドライバ1Aでは、モータ2に流れる電流の極大値からの電流値の変化量で打撃の有無を検出することで、操作者により任意に操作されるモータ2の回転数により検出精度や打撃毎の脈動の大きさの影響を抑制して、安定して打撃負荷による打撃の検出が可能になる。
従来技術では、打撃を検出するため、モータに掛かる負荷により変動する電流値の上限閾値と下限閾値を設定し、電流値が上限閾値を上回った後に下限閾値を下回ると打撃と判定していたため、モータの回転速度や締結される部材による負荷の大小により電流値の基準が大きく変化し、安定して打撃の検出を行うことができなかった。
これに対し、本実施の形態では、打撃毎に取得可能な電流値の極大値を記憶することで、各極大値を、モータ2の回転数等、条件の異なる打撃に合わせた打撃検出の開始点として設定することができる。打撃の負荷が抜ける際には、一定以上の電流値の変化が必ず発生することから、極大値から上述した電流規定値以上の電流値の低下により打撃の発生を検出することで、打撃の発生を安定して検出できる。更に、打撃の複数回の検出を以て打撃の検出を完了し、モータ2の回転を停止させることで、誤検出によるモータ2の回転停止を抑制できる。
なお、上述した実施の形態では、電流の極大値を打撃が行われたか否かを判断する基準電流値に設定したが、極大値を検出後、所定の待機時間経過後の電流値を基準電流値に設定しても良い。また、極大値の検出は、取得周期毎の前後の電流値を比較し、後の電流値が前の電流値より下がると、前の電流値を極大値として検出するが、この極大値を検出した際の極大値より下がった後の電流値を基準電流値として設定しても良い。更に、極小値を基準電流値として設定しても良い。
また、打撃有りと判断する電流規定値は一定の値としたが、基準電流値、本例では極大値に基づき電流規定値を変更しても良い。
1A・・・インパクトドライバ(電動工具)、2・・・モータ、5・・・ハンマーユニット(打撃部)、6・・・アンビル(被駆動部)、7・・・トリガスイッチ(操作部)、100・・・制御部、100a・・・電流値取得部、100b・・・極値検出部、100c・・・打撃検出部、101・・・記憶部、102・・・出力部、110・・・駆動部

Claims (11)

  1. 被駆動部を駆動するモータと、
    前記被駆動部を打撃する打撃部と、
    前記モータを動作させる操作部と、
    前記操作部の操作で前記モータを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記モータに流れる電流値を取得する電流値取得部と、
    前記電流値取得部で取得した電流値の極値を検出する極値検出部と、
    前記極値検出部で極値を検出すると、極値の検出後に前記電流値取得部で取得した電流値から、前記打撃部による打撃の有無を検出する打撃検出部を備えた
    電動工具。
  2. 前記制御部は、前記電流値取得部で取得周期毎に電流値を取得し、極値の検出後に取得された電流値が電流規定値以上変化すると、打撃の有りを検出する
    請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記極値は、前記電流取得部で検出される電流値の極大値であり、
    前記制御部は、極大値を検出後に取得された電流値が規定値以上下降すると打撃の有りを検出する
    請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記極値は、前記電流取得部で検出される電流値の極小値であり、
    前記制御部は、極小値を検出後に取得された電流値が規定値以上上昇すると打撃の有りを検出する
    請求項2に記載の電動工具。
  5. 前記制御部は、前記打撃検出部で打撃の有りを検出すると、打撃検出回数を加算し、加算された打撃検出回数が設定された複数回に達すると、前記モータを停止または減速させる
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の電動工具。
  6. 前記制御部は、前記極値検出部で極値を検出した後、所定時間内に次の極値が検出されない場合、打撃無しと判断し、打撃検出回数をリセットとする
    請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の電動工具。
  7. 前記制御部は、前記モータを停止または減速させる打撃検出回数を変更する
    請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の電動工具。
  8. 前記制御部は、前記モータの駆動開始からの経過時間で、前記モータを停止または減速させる打撃検出回数を変更する
    請求項7に記載の電動工具。
  9. 前記制御部は、前記モータの駆動開始後、前記電流値取得部で検出開始閾値以上の電流値を検出した後に、前記極値検出部で電流値の極値を検出する
    請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の電動工具。
  10. 前記制御部は、前記極値検出部で極値を検出すると、待機時間経過後、前記電流値取得部で取得した電流値から打撃の有無を検出する
    請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の電動工具。
  11. 前記制御部は、前記電流規定値を、極値に基づき変更する
    請求項3〜請求項10の何れか1項に記載の電動工具。
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