JP2019187647A - 遊技管理システム及び遊技管理方法 - Google Patents

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千絵 東
Chie Azuma
千絵 東
知之 岡田
Tomoyuki Okada
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Abstract

【課題】遊技の実績の分析の評価において、評価に用いる遊技実績データを効率的に確保すること。【解決手段】台間カード処理機10は取引処理を行った場合に取引通知を行い(S1)、カード管理装置40は、取引通知をカード取引ログデータ45dや持玉取引ログデータ45eに登録して蓄積し、会員管理装置50に定期的に送信する(S2)。会員管理装置50は、カード管理装置40からの定期送信に基づいて取引データ55eを更新する。会員管理装置50は、カード管理装置40に対して再送要求を行い(S3)、再送要求で指定した条件に基づいて抽出されたデータの再送を受けることができる(S4)。会員管理装置50は、定期送信の失敗時に再送要求を行う通常再送の他、再送により取得したデータからテスト用取引データ55fを生成するテスト用再送が可能である。【選択図】図1

Description

この発明は、遊技店における遊技を管理する遊技管理システム及び遊技管理方法に関する。
従来、遊技店では、遊技媒体を介在させた遊技を提供している。例えば、パチンコ遊技では、遊技玉を遊技媒体として用い、遊技玉を遊技盤面に打ち込んで遊技を行う。遊技盤面には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定個数の遊技玉を賞玉として付与するようになっている。このように、遊技の結果によって遊技媒体の数が増減し、遊技客は獲得した遊技媒体を賞品と交換することができる。
遊技機には、各台装置が併設されることが一般的である。各台装置は、入金を受け付けて遊技媒体の貸出処理を行う。加えて、各台装置は、遊技により獲得された遊技媒体の数を持遊技媒体数として管理し、持遊技媒体数を減算して遊技媒体を払い出す再プレイ処理を行う(例えば特許文献1参照。)。
ここで、遊技店における売上管理などを行うために、遊技機及び各台装置から遊技に関する情報を収集し、収集した情報をホールコンピュータと呼ばれる管理装置で管理する技術が知られている。例えば、特許文献2には、ホールコンピュータが打込玉数を示す打込信号及び賞出玉数を示す賞出信号を遊技機から受信し、貸玉数を示す貸玉信号を台間カード処理機から受信し、これらの信号に基づいて遊技機の台番号ごとに貸玉数、打込玉数、賞出玉数を管理する技術が開示されている。
特開2011−131037号公報 特開2010−158297号公報
しかしながら、従来の技術では、各遊技機がどれだけ利用されたかを管理するに過ぎないため、遊技の実績を分析することが求められていた。例えば、各遊技機がどれだけの遊技客によって使用されたか、遊技客がどのような遊技機をどのような順序で使用したかなどを特定することができれば、遊技客の動向を分析することができる。
ここで、分析の有効性の評価を行う場合に、評価に用いる遊技実績データを準備することは困難であった。
これらのことから、遊技の実績の分析の評価において、評価に用いる遊技実績データをいかに効率的に確保するかが重要な課題となっている。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、遊技の実績の分析の評価において、評価に用いる遊技実績データを効率的に確保可能な遊技管理システム及び遊技管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、複数の遊技機が設置された遊技店における遊技実績データを管理する遊技管理システムであって、前記遊技機に対応して設けられ、遊技機における遊技に関連する処理についての情報を送信する遊技関連処理情報送信手段と、複数の前記遊技関連処理情報送信手段に対応して設けられ、遊技に係る処理の履歴を記憶する処理履歴記憶手段と、前記遊技関連処理情報送信手段から送信された情報に基づいて、前記処理履歴記憶手段に記憶された処理の履歴を更新する処理履歴更新手段と、所定の契機で、前記処理歴記憶手段に蓄積された処理の履歴を集計する集計手段と、前記所定の契機とは異なる契機で、前記処理履歴記憶手段に蓄積された処理の履歴の少なくとも一部を抽出する処理履歴抽出手段と、前記処理履歴抽出手段により取得された処理の履歴を用いて機能評価用データを生成する機能評価用データ生成手段と、前記集計手段により集計された処理の履歴に基づいて、前記遊技実績データを生成する遊技実績データ生成手段と、を備えたことを特徴とする
また、本発明は、上記発明において、前記機能評価用データと、前記遊技実績データとは、データの種別を特定可能に個別に管理され、前記集計手段は、処理の履歴を集計するにあたり、前記機能評価用データとして集計する第1の集計処理と、前記遊技実績データとして集計する第2の集計処理が可能であり、前記集計手段により第1の集計処理が行われ、前記機能評価用データ生成手段により前記機能評価用データを生成する場合に、前記遊技実績データを更新しないことを特徴とする
また、本発明は、上記発明において、前記処理履歴記憶手段に蓄積された処理の履歴を定期的に取得する取得手段をさらに備え、前記遊技実績データ生成手段は、前記取得手段にて取得した処理の履歴に基づいて前記遊技実績データを更新し、前記集計手段は、前記取得手段による処理の履歴の取得が適正に行われなかった場合には、前記処理履歴記憶手段に蓄積された処理の履歴の少なくとも一部を集計処理の対象から除外することを特徴とする
また、本発明は、上記発明において、前記処理履歴記憶手段は、遊技媒体の使用に係る処理の履歴と、前記遊技媒体を関連付ける記憶媒体に係る処理の履歴を記憶し、前記処理履歴記憶手段に記憶された処理の履歴に基づいて、処理の履歴に係る遊技客の属性を特定する遊技客属性定特定手段を備え、前記遊技実績データ生成手段は、前記遊技客属性特定手段と遊技実績を関連付けた遊技実績データを生成することを特徴とする
また、本発明は、上記発明において、前記機能評価用データ及び遊技実績データは、遊技客毎に集計した遊技実績を示す遊動情報を含むことを特徴とする
また、本発明は、上記発明において、前記処理履歴抽出手段による処理の履歴の抽出の条件を指定する条件指定手段をさらに備え、前記処理履歴抽出手段は、前記条件指定手段により指定された条件に基づいて前記処理履歴記憶手段から処理の履歴を取得することを特徴とする
また、本発明は、上記発明において、遊技店の営業に関する情報に基づいて前記条件指定手段による前記条件の指定を補助する補助手段を備えたことを特徴とする
また、本発明は、上記発明において、前記機能評価用データ生成手段により生成された機能評価用データを評価するデータ評価手段をさらに備え、前記データ評価手段による評価結果に基づいて、前記条件指定手段により指定された条件を変更する条件変更手段を備え、前記処理履歴抽出手段は、前記条件変更手段により変更された条件で、処理の履歴を再抽出することを特徴とする
また、本発明は、複数の遊技機が設置された遊技店における遊技実績データを管理する遊技管理方法であって、前記遊技機に対応して設けられた遊技関連処理情報送信手段が、遊技機における遊技に関連する処理についての情報を送信する遊技関連処理情報送信ステップと、複数の前記遊技関連処理情報送信手段に対応して設けられた処理履歴記憶手段が、遊技に係る処理の履歴を記憶する処理履歴記憶ステップと、前記遊技関連処理情報送信手段から送信された情報に基づいて、前記処理履歴記憶手段に記憶された処理の履歴を更新する処理履歴更新ステップと、所定の契機で、前記処理歴記憶手段に蓄積された処理の履歴を集計する集計ステップと、前記所定の契機とは異なる契機で、前記処理履歴記憶手段に蓄積された処理の履歴の少なくとも一部を抽出する処理履歴抽出ステップと、前記処理履歴抽出ステップにより取得された処理の履歴を用いて機能評価用データを生成する機能評価用データ生成ステップと、前記集計ステップにより集計された処理の履歴に基づいて、前記遊技実績データを生成する遊技実績データ生成ステップとを含むことを特徴とする遊技管理方法。
本発明によれば、遊技の実績の分析の評価において、評価に用いる遊技実績データを効率的に確保することができる。
図1は、本実施例に係る遊技管理システムの概念の説明図である。 図2は、遊技店における遊動データの生成についての説明図である。 図3は、遊技店のシステム構成を示す図である。 図4は、台間カード処理機の外観を示す図である。 図5は、台間カード処理機の構成を示す機能ブロック図である。 図6は、台間カード処理機の記憶部に記憶されるデータの一例を説明するための説明図である。 図7は、図3に示したカード管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図8は、カード管理装置の記憶部に記憶されるデータの一例を説明するための説明図である。(その1) 図9は、カード管理装置の記憶部に記憶されるデータの一例を説明するための説明図である。(その2) 図10は、図3に示した会員管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図11は、図10に示した記憶部に記憶されるデータの一例を説明するための説明図である。 図12は、図3に示したホールコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。 図13は、遊動データの生成に係る処理手順を示すフローチャートである。 図14は、再送に係る処理手順について説明するフローチャートである。 図15は、遊動データの生成の変形例についての説明図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る遊技管理システム及び遊技管理方法の好適な実施例を詳細に説明する。
本明細書中にあって持玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体又は当該遊技媒体数を示すデータであって、その当日中(閉店より前の時間)のみ遊技や賞品交換に使用できるものを言う。貯玉とは、遊技客が遊技において獲得した遊技媒体又は当該遊技媒体数を示すデータであって、翌日以降(閉店より後の時間)も遊技や賞品交換に使用できるものを言う。持玉は、一般遊技客及び会員遊技客の双方が使用可能であり、遊技に用いる遊技機の変更(いわゆる台移動)を行った場合などに使用する。貯玉は通常、会員遊技客のみが使用可能であり、獲得した遊技媒体を翌日以降の遊技に用いる場合に使用する。貯玉の使用には所定の手数料を課すこととしてもよい。
まず、本実施例に係る遊技管理システムの概念について説明する。図1は、本実施例に係る遊技管理システムの概念の説明図である。遊技店には複数の遊技機20が設置されており、各遊技機20には各台装置である台間カード処理機10が併設される。また、遊技店には、カード管理装置40が設けられており、各台間カード処理機10はカード管理装置40と通信可能に接続される。さらに、カード管理装置40は会員管理装置50と通信可能に接続される。
台間カード処理機10は、遊技客から入金を受け付けた場合に、入金の金額に対応するプリペイド価値を自装置の内部に収納したカードの識別情報(カードID)に関連付ける。このプリペイド価値は、遊技玉の貸出に使用することができる。また、台間カード処理機10は、プリペイド価値や持玉、貯玉等が関連付けられたカードの挿入を受け付けることができる。そして、遊技終了時には、プリペイド価値や持玉、貯玉等が関連付けられたカードを排出して遊技客に返却する。
台間カード処理機10は、入金、カード挿入、カード排出などの取引処理を行った場合に、カード管理装置40に取引通知を行う(S1)。カード管理装置40は、台間カード処理機10からの取引通知を蓄積し、カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eとして管理する。ここで、カード取引ログデータ45dには、持玉を関連付けるカードに係る取引処理が蓄積され、持玉取引ログデータ45eには持玉に係る取引処理が蓄積される。カードに係る取引処理には、入金、玉貸、カード挿入、カード排出などが含まれる。持玉に係る取引処理には、持玉再プレイによる持玉の減算、計数による持玉の加算、貯玉への移行などが含まれる。
カード管理装置40は、カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eを会員管理装置50に定期的に送信する(S2)。この定期送信は、例えば閉店時などに行う。会員管理装置50は、カード管理装置40から送信されたカード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eに基づいて取引データ55eを更新する。取引データ55eは、カードに係る取引処理のログや持玉に係る取引処理のログに加え、会員管理装置50が管理する会員遊技客に係る取引処理のログ等を含んだ分析対象データである。この分析対象データは、後述する遊動分析などに用いられる遊技実績データである。
また、会員管理装置50は、カード管理装置40に対して再送要求を行うことができる(S3)。再送要求には、日時などの条件を指定することができ、再送要求を受けたカード管理装置40は、指定された条件に基づいてカード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eから取引処理を抽出して会員管理装置50に送信することで取引ログの再送を行う(S4)。
会員管理装置50は、カード管理装置40からの定期送信が適正に行われなかった場合に、再送要求を行って取引ログを取得し、取引データ55eを更新する。例えば、1月10日の閉店時に実行した定期送信が失敗した場合には、会員管理装置50は、1月10日を条件として指定して再送要求を行うことで1月10日分の取引ログの再送を受け、取引データ55eを更新する(S5a)。このように、再送要求を行って取引データ55eを更新する処理を便宜上、通常再送という。
さらに、会員管理装置50は、再送をテスト用取引データ55fの生成に用いることができる。すなわち、カード管理装置40に再送要求を行い、カード管理装置40が再送した取引ログからテスト用取引データ55fを生成して記憶する。このテスト用取引データ55fは、取引データ55eとは別のデータとして管理する。テスト用取引データ55fは、後述する遊動分析などの分析について、その有効性の評価に用いる遊技実績データ、すわなち、機能評価用データである。また、再送要求を行ってテスト用取引データ55fを生成する処理を便宜上、テスト用再送という。
通常再送では、取得に失敗した取引ログを指定するよう条件を設定して再送要求を行うが、テスト用再送では、テストに必要なだけの取引ログが取得できるよう条件を設定して再送要求を行う。テスト用取引データ55fは、取引データ55eとは別のデータとなるため、取引データ55eに既に反映された取引ログであっても、テスト用取引データ55fに含めることができる。そして、どのようなテスト用取引データ55fを生成したとしても遊技店の売上管理等に影響を与えることはなく、テスト用取引データ55fを用いて分析のテストを行うことで、遊技店の実状を反映したテストを実施することができる。
このように、遊技に係る取引処理の履歴を蓄積し、取引処理の履歴を用いて分析対象データである取引データ55eを生成するシステムにおいて、取引処理の履歴の少なくとも一部を再送により取得し、取得された処理の履歴を用いて機能評価用の遊技実績データであるテスト用取引データ55fを生成することで、テスト用のデータ(評価に用いる遊技実績データ)を効率的に確保することができる。また、テスト用のデータを効率的に確保することができることにより、分析の項目を変更(追加・削除)したり、分析のパラメータを変更したりした場合にも、どのような分析結果が導出されるかの目安によって、分析の有効性の評価を容易に行うことができる。
次に、取引データ55eを分析し、遊技客毎の遊技の履歴を示す遊動データを生成する場合について説明する。図2は、遊技店における遊動データの生成についての説明図である。すでに説明したように、台間カード処理機10は、入金、カード挿入、カード排出などの取引処理を行った場合にカード管理装置40に取引通知を行う。カード管理装置40は、台間カード処理機10からの取引通知を蓄積し、カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eとして管理し、会員管理装置50に定期的に送信する。会員管理装置50は、カード管理装置40から取得した取引ログから取引データ55eを生成し、ホールコンピュータ90に送信する。
一方、遊技機20は、遊技盤面から所定個数の遊技玉が排出される度にアウトパルスをホールコンピュータ90に送信する。また、遊技機20は、遊技玉が入賞領域の通過したこと(いわゆる入賞)に基づいて所定個数の賞玉を払い出す度にセーフパルスをホールコンピュータ90に送信する。さらに、遊技により大当りなどの特別の状態が発生した場合には、かかる状態の発生を示す特賞パルスをホールコンピュータ90に送信する。なお、アウトパルス、セーフパルス及び特賞パルスは、遊技機20がホールコンピュータ90に直接送信してもよいし、遊技機20に併設された他の装置がアウトパルス、セーフパルス及び特賞パルスをホールコンピュータ90に送信してもよい。
アウトパルスは、遊技客が遊技盤面に打ち込んだ玉数である打込玉数に対応する。セーフパルスは、入賞により獲得される賞出玉数に対応する。また、特賞パルスは、大当りなどの遊技機20の状態を示す。ホールコンピュータ90は、アウトパルス、セーフパルス及び特賞パルスを蓄積することで、遊技機20の動作の履歴を得ることができる。なお、本実施例では、遊技機20がアウトパルス、セーフパルス、特賞パルスなどを出力し、これらのパルス信号を受信して遊技機20の動作の履歴を得る構成を例に説明を行うが、遊技機20の動作をシリアル信号で取得する構成としてもよい。
ホールコンピュータ90は、自装置で蓄積した遊技機20の動作の履歴と、会員管理装置50から受信した取引データ55eとを用い、遊技履歴データを生成する。
この遊技履歴データは、入金、カード挿入、カード排出、打込玉数、賞出玉数、特賞の発生など、遊技に係る状態を時系列に示すものである。入金、カード挿入、カード排出には、カードID及び遊技機IDが対応付けられている。打込玉数、賞出玉数、特賞の発生などには、遊技機IDが対応付けられている。このため、遊技履歴データには、どの遊技機20でどのカードが使用され、遊技がどのように推移したかが示されることになる。
ホールコンピュータ90は、遊技履歴データから同一の遊技客による遊技を識別し、遊技客毎の遊技の履歴を示す遊動データを生成する。例えば、同一のカードが使用された場合には、同一の遊技客による遊技であると識別する。また、遊技が連続している状態で複数のカードが使用された場合には、複数のカードを紐付けて同一の遊技客による遊技であると識別する。
このように、台間カード処理機10の動作の履歴(入金、カード挿入、カード排出など)と、遊技機20による動作の履歴(アウトパルス、セーフパルス、特賞パルスの発生)とを取得して、遊技機20により行われた遊技の履歴を示す遊技履歴データを生成し、カードIDと遊技の連続性とを用いて同一の遊技客による遊技を識別することで、ホールコンピュータ90は、遊技客毎の遊技の履歴を示す遊動データを生成することができる。そして、この遊動データをさらに分析することで、各遊技機がどれだけの遊技客によって使用されたかなど、遊技客ごとの使用実績を管理することができる。
次に、遊技店のシステム構成について説明する。図3は、遊技店のシステム構成を示す図である。図3に示すように、遊技店には、複数の遊技機20と、各遊技機20にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機10が設置される。台間カード処理機10は、島コントローラ30を介して店内のネットワークである通信回線と接続する。通信回線には、島コントローラ30と、カード管理装置40と、会員管理装置50と、賞品管理装置60と、精算機80とが接続される。遊技機20は、ホールコンピュータ90と通信線で接続されている。また、ホールコンピュータ90は、会員管理装置50と通信可能に接続される。なお、ホールコンピュータ90とカード管理装置40とを通信可能に接続してもよい。
遊技機20は、遊技玉を遊技盤面に打ち込んで遊技を行う装置である。この遊技機20の遊技盤面には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定個数の遊技玉を賞玉として付与するようになっている。また、遊技盤面には、所定個数の始動領域(始動口)が設けられており、当該始動領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定の抽選を行うこととなっている。当該抽選が大当りとなれば、所定の可動部材等の作動により、前述の入賞領域あるいは他の始動領域への遊技玉の通過確率を向上する等、遊技上有利となる作動が行われる。始動口への玉の通過による抽選の結果は、抽選の結果を表示する特別図柄表示装置にて表示される。この特別図柄表示装置の抽選結果の表示は、所定時間の変動表示後、確定表示を行う態様で行なわれる。また、遊技盤面には、抽選の結果に基づいて所定の数字等の装飾図柄を可変表示する装飾図柄表示装置が設けられており、抽選の結果が大当りとなった場合に、例えば(7,7、7)などの揃い図柄を表示して報知を行なう。なお、始動領域と入賞領域を兼ねた領域を設けることもできる。
上記入賞領域には、当該入賞領域への遊技玉の通過を検出するための入賞センサが設けられており、この入賞センサにより入賞領域へ打ち込まれた遊技玉の通過(入賞)を検知するようになっている。また、遊技機20の制御部は、入賞領域ごとに賞玉として付与する遊技玉の個数を記憶する賞玉メモリを有している。
したがって、打ち込んだ遊技玉の特定の入賞領域への通過が入賞センサにより検知されると、遊技機20は、賞玉メモリの記憶内容と、入賞領域を通過した遊技玉数とから、付与すべき賞玉数を決定し、決定した賞玉数の払出処理を行うことができる。また、打ち込んだ遊技玉は、入賞領域を通過したか否かにかかわらず、最終的に遊技盤面裏側から遊技機外部に排出される。遊技機外部に排出された遊技玉は、遊技機ごとに付設されたアウト玉検出装置によって検出されるようになっている。
また、遊技機20は、遊技機20の稼働状態を管理するための信号をホールコンピュータ90等に向けて出力する外部出力部を備えている。外部出力部からは、所定個数の賞玉を払い出す度にセーフパルスがホールコンピュータ90に送信される。さらに、遊技機20において遊技により大当りなどの特別の状態が発生した場合には、外部出力部からかかる状態の発生を示す特賞パルスがホールコンピュータ90に送信される。また、遊技機20において始動口への玉の通過による抽選の結果に基づいて特別図柄表示装置の変動表示が開始された場合には、外部出力部から変動表示の開始を示すスタートパルスがホールコンピュータ90に送信される。さらに、アウト玉検出装置からは、遊技機20に打ち込んだ玉数(遊技盤面から排出された玉数)を示すアウトパルスがホールコンピュータ90に送信される。
台間カード処理機10は、入金の受付、遊技玉の貸し出し、カード管理装置40との通信を行う。台間カード処理機10は、遊技客により投入された紙幣を受け付けたならば、この紙幣の金額を含む入金通知データをカード管理装置40に送信し、カード管理装置40が管理するプリペイド価値に金額に応じた数を加算させる。そして、所定の玉貸操作がなされたならば、玉貸要求をカード管理装置40に送信し、カード管理装置40が管理するプリペイド価値を減算させて、減算されたプリペイド価値に対応する数の遊技玉の払出処理を行う。
また、台間カード処理機10は、カードの挿入を受け付けたならば、カード管理装置40にカード挿入通知データを送信する。また、台間カード処理機10は、カード管理装置40からプリペイド価値、持玉数、貯玉数を含むデータを受信したならば、受信したプリペイド価値、持玉数、貯玉数を記憶する。そして、持玉数を記憶したならば、台間カード処理機10は、カード管理装置40に対して持玉減算要求データを送信することで、カード管理装置40が管理する持玉数をゼロにクリアする。
また、台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けると、自装置に記憶した持玉数から所定数を減算し、減算した持玉数に対応する数の遊技玉の払出処理を行う。また、台間カード処理機10は、貯玉再プレイ操作を受け付けると、カード管理装置40に対して貯玉再プレイ要求データを送信することで、会員管理装置50が管理する貯玉数から所定数を減算させ、減算させた貯玉数に対応する数の遊技玉の払出処理を行う。
また、台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けたならば、自装置が管理する持玉数を含む持玉加算要求データをカード管理装置40に送信し、カード管理装置40に持玉数を加算させた後、カード排出通知データをカード管理装置40に送信し、カードを排出制御する。
島コントローラ30は、遊技島に設けられた一群の遊技機20及び台間カード処理機10を束ねる中継装置である。
カード管理装置40は、カードのプリペイド価値及び持玉数等をカードデータとして管理する装置である。カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知データを受信したならば、挿入されたカードのカードIDと台間カード処理機10の装置IDとを関連づけて管理し、該カードIDに関連づけられたプリペイド価値及び持玉数を台間カード処理機10に送信する。また、カード挿入通知データに示されたカードIDが会員カードのカードIDである場合には、カード管理装置40は、カード挿入通知データを会員管理装置50に送信し、会員管理装置50から受信した貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から持玉減算要求データを受信した場合には、持玉数をゼロクリアする。また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から持玉加算要求データを受信した場合には、持玉加算要求データに含まれる持玉数をカード管理装置40が管理する持玉数に加算する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から玉貸要求データを受信したならば、カードIDに関連付けられたプリペイド価値を所定値減算し、玉貸許可データを台間カード処理機10に送信する。そして、貯玉再プレイ要求データを受信したならば、該貯玉再プレイ要求データを会員管理装置50に送信し、会員管理装置50が貯玉再プレイデータを出力したならば、貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、賞品管理装置60からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられた持玉数を賞品管理装置60に対して通知する。さらに、精算機80からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられたプリペイド価値を精算機80に対して通知する。
また、カード管理装置40は、既に説明したように、カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eを管理し、定期的に会員管理装置50に送信する処理を行う。
会員管理装置50は、遊技店に会員登録された会員の会員管理データを管理する管理装置である。具体的には、会員に対して発行した会員カードIDに関連付けて、貯玉数、ポイント数、暗証番号及び氏名等を管理する。
会員管理装置50は、台間カード処理機10からカード挿入通知データを受信したならば、カード挿入通知データに示されたカードIDに関連付けられた貯玉数及び暗証番号を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。また、会員管理装置50は、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求データを受信したならば、貯玉再プレイ要求データに示されたカードIDに関連づけられた貯玉数から所定数を減算し、減算後の貯玉数を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。なお、台間カード処理機10と会員管理装置50との通信は、カード管理装置40を介して行なわれる。
また、会員管理装置50は、賞品管理装置60から貯玉数の問い合わせを受けたならば、指定されたカードIDに対応する貯玉数を賞品管理装置60に通知する。
さらに、会員管理装置50は、既に説明したように、カード管理装置40から送信されたカード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eに基づいて取引データ55eを更新し、ホールコンピュータ90に送信することができる。また、会員管理装置50は、会員管理装置50は、カード管理装置40に対して再送要求を行って取引データ55eの更新やテスト用取引データ55fの生成を行い、更新した取引データ55eや生成したテスト用取引データ55fをホールコンピュータ90に送信することができる。
賞品管理装置60は、遊技店内の賞品交換カウンタに併設された賞品交換用の端末装置であり獲得玉、貯玉数及び持玉数を賞品に交換する賞品交換処理を行う。この賞品管理装置60には、カードからカードIDを読み取るカードリーダ及び賞品を払い出す賞品払出装置が接続されている。賞品管理装置60は、一般カード又会員カードからカードIDを読み出した場合(若しくは、携帯端末等からカードIDに対応する識別データを読み出した場合)には、カードIDをカード管理装置40に送信して、該カードIDの持玉数を要求する。また、貯玉数を賞品交換する場合は、会員管理装置50に対して貯玉数を要求する。
精算機80は、プリペイド価値が関連付けられたカードが挿入されると、このカードのカードIDをカード管理装置40に送信し、その応答データを受信することにより、カードに関連付けられたプリペイド価値を取得し、取得したプリペイド価値に応じて貨幣を払い出す。
ホールコンピュータ90は、各遊技機20からアウトパルス、セーフパルス及び特賞パルスを受信して蓄積することで、遊技機20の動作の履歴を管理する。ホールコンピュータ90は、各遊技機20の状態(「特賞中」、「空き台」、「遊技中」など)を管理しており、各遊技機のこれらの状態をホール内をマップ表示した画面で表示することもできる。また、ホールコンピュータ90は、台間カード処理機10の動作の履歴と、賞品交換や精算の履歴を受信する。そして、遊技機20の動作の履歴、台間カード処理機10の動作の履歴、賞品交換や精算の履歴を用い、遊技履歴データの生成と遊動データの生成とを行う。
次に、図3に示した遊技システムの玉貸処理について説明する。遊技客が台間カード処理機10に対して玉貸操作を行うと、台間カード処理機10は、カード管理装置40に玉貸要求データを送信する。この玉貸要求データは、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別データを含む。
カード管理装置40は、玉貸要求データを受信すると、玉貸要求データのカードIDに関連付けられたプリペイド価値から所定値を減算する。そして、カード管理装置40は玉貸許可データを送信元の台間カード処理機10に送信する。玉貸許可データを受信した台間カード処理機10は、減算したプリペイド価値に対応する遊技玉数の払出処理を行う。
次に、図2に示した遊技システムで持玉の再プレイを行う場合の持玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、一般カードあるいは会員カードの挿入を受け付けたならば、カード管理装置40にカード挿入通知データを送信する。このカード挿入通知データは、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別データと、台間カード処理機10のレートを特定するためのデータとを含む。
カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知データを受信したならば、該カード挿入通知データ内のカードIDに関連付けられた各レートの持玉数を台間カード処理機10に通知する。
台間カード処理機10は、カード管理装置40から受信した持玉数を記憶する。そして、カードID、レートを特定するデータ及び持玉数をゼロクリアする旨を示す持玉減算要求データをカード管理装置40に送信する。カード管理装置40は、持玉減算要求データを受信したならば、指定されたカードID及びレートの持玉数をゼロクリアする。また、台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けて持玉再プレイを行う場合には、記憶した持玉数から所定数を減算し、対応する遊技玉数の払出処理を行う。払出処理を行う場合、遊技機が払出可能な単位(例えば25玉)の倍数については、遊技機に払出指示を送信することにより払出処理を行い、残りについては自機のノズルユニット18aから払い出すことにより払出処理を行う。
台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けたならば、カード管理装置40に対して持玉加算要求データを送信する。この持玉加算要求データは、カード返却の対象となるカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別データと、自レートの持玉数とを含む。
カード管理装置40は、持玉加算要求データを受け付けたならば、指定されたカードID及びレートの持玉数に持玉加算要求データに含まれる持玉数を加算する。その後、台間カード処理機10は、カード管理装置40にカード排出通知データを送信し、カードを排出制御する。
次に、図3に示した遊技システムでの貯玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、会員カード又は会員カードとして使用可能な携帯端末からカードIDを読み取ったならば、カード管理装置40にカード挿入通知データを送信する。このカード挿入通知データは、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別データと、台間カード処理機10のレートを特定するためのデータとを含む。
カード管理装置40は、台間カード処理機10から受信したカード挿入通知データを会員管理装置50に送信する。会員管理装置50は、カード挿入通知データを受信したならば、該カード挿入通知データ内のカードIDに関連付けられた暗証番号と、貯玉のうち、該カード挿入通知データにより特定されたレートの貯玉数と、貯玉再プレイの可能数を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。貯玉再プレイの可能数は、貯玉再プレイを行うことのできる玉数を示す。この貯玉再プレイの可能数は、貯玉再プレイにおける遊技玉の払出単位数の倍数である。貯玉再プレイに上限が設定されていれば、貯玉数と上限の範囲内で最大の値が貯玉再プレイの可能数となる。なお、貯玉再プレイの可能数の代わりに貯玉再プレイが可能な回数を貯玉再プレイ度数として用いてもよい。貯玉再プレイ度数は、貯玉再プレイにおける遊技玉の払出単位数で貯玉数を除算した商にあたる。ただし、貯玉再プレイに上限が設定されている場合には、この上限により貯玉再プレイ度数は制限される。
台間カード処理機10は、受信した貯玉再プレイデータを記憶し、貯玉再プレイデータに示された貯玉再プレイの可能数が1以上である場合には貯玉再プレイ操作を受け付け可能とする。
台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータの記憶後、最初に貯玉再プレイ操作を受け付けた場合に、遊技客に対して暗証番号の入力を求め、入力された暗証番号が貯玉再プレイデータに示された暗証番号と一致するか否かを判定する。
台間カード処理機10は、暗証番号が一致した場合に、カード管理装置40に貯玉再プレイ要求データを送信する。この貯玉再プレイ要求データは、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別データと、台間カード処理機10のレートを特定するためのデータとを含む。
カード管理装置40は、貯玉再プレイ要求データを会員管理装置50に送信する。会員管理装置50は、貯玉再プレイ要求データを受信したならば、該貯玉再プレイ要求データ内のカードIDに関連付けられた貯玉のうち、該電文により特定されたレートの貯玉の残高を所定値減算し、貯玉再プレイの可能数を再計算する。そして、減算後の残高と貯玉再プレイの可能数とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、記憶する貯玉数を更新し、貯玉再プレイの払出単位数分の遊技玉数の払出処理を行う。また、更新後の貯玉再プレイの可能数が1以上であるかを判定する。貯玉再プレイの可能数が0であれば、貯玉再プレイ操作を受付不可とする。更新後の貯玉再プレイの可能数が1以上であれば、再度貯玉再プレイ操作を受付可能とする。2回目以降の貯玉再プレイでは、暗証番号の確認は不要である。なお、暗証番号の確認を毎回行うようにしてもよい。また、ここでは会員管理装置50が貯玉の残高を減算した後、台間カード処理機10が遊技玉の払出処理を行う場合を例示したが、貯玉再プレイ要求に基づいて遊技玉の払出処理を行った後に、貯玉の残高を減算してもよい。貯玉再プレイ要求前の貯玉再プレイデータに、貯玉再プレイの可能数が示されており、貯玉再プレイ要求を受け付けた後に残高不足が判明する事態とはならないためである。
次に、閉店処理における持玉からの貯玉への移行について説明する。カード管理装置40は、閉店処理時にカード管理データの持玉数を確認し、ゼロより大きい持玉数が関連付けられたレコードが存在する場合には、該レコードの持玉数をカードID及びレートとともに会員管理装置50に通知する。会員管理装置50は、カードID及びレートにより特定される貯玉数にカード管理装置40から通知された持玉数を加算する。その後、カード管理装置40は、該持玉数をゼロクリアする。
次に、図3に示した台間カード処理機10の外観について説明する。図4は、台間カード処理機10の外観を示す図である。なお、図4には、遊技機20に接続された台間カード処理機10の外観を台間カード処理機10として示している。また、併設される遊技機20は、破線で図示している。また、図4では、紙幣のみを受け付ける台間カード処理機10を図示したが、硬貨受付用のユニットを設けることもできる。
図4に示すように台間カード処理機10は、状態表示部11、紙幣挿入口12a、表示操作部13、カード挿入口14a、かざし部14b、ノズルユニット18a及び計数ユニット18bを有する。
状態表示部11は、台間カード処理機10の装置の状態を所定色のランプの点灯あるいは点滅で表示する。紙幣挿入口12aは、遊技玉の貸出に必要な各種紙幣の挿入口である。表示操作部13は、タッチパネル式の液晶ディスプレイ等の操作ボタンの表示や操作ボタンによる入力操作を受け付けるデバイスである。
カード挿入口14aは、遊技客の所持するカードの挿入口である。かざし部14bは、会員登録に用いられた携帯端末をかざす部位であり、かざし部14bに携帯端末がかざされると、携帯端末から携帯端末の固有ID(例えばIDm)等のデータが読み取られる。ノズルユニット18aは、遊技玉を遊技機20に投出する機構である。計数ユニット18bは、遊技機20の下皿から落下させた遊技玉を計数する機構である。
次に、図3に示した台間カード処理機10の構成について説明する。図5は、図3に示した台間カード処理機10の構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、台間カード処理機10は、紙幣搬送部12と、表示操作部13と、リーダライタ14と、かざし部14bと、通信部15と、記憶部16と、制御部17と、ノズルユニット18aと、計数ユニット18bとを有する。
紙幣搬送部12は、紙幣挿入口12aから挿入された紙幣の金種及び真偽を判別しつつ図示しない紙幣収納部に搬送する搬送部である。表示操作部13は、玉貸に使用可能なプリペイド価値、持玉数、貯玉数等の各種情報の表示と、玉貸操作等の各種操作の受付を行なうタッチパネル式の液晶ディスプレイ等の入出力装置である。
リーダライタ14は、カード挿入口14aに挿入されたカードからカードIDを読み取る装置である。なお、カード挿入口14aに挿入されたカードは、このリーダライタ14を経て図示しないカード収納部に収納される。かざし部14bは、携帯端末等がかざされた場合に、近距離無線通信により携帯端末の固有ID(例えばIDm)等の各種情報を読み取るインタフェース部である。また、リーダライタ14は、遊技客の返却操作に応じて、カード収納部に収納されたカードにカードデータ16bに示される持玉やプリペイド価値等の価値データを関連付けて新たなカードとして発行する機能も有している。ただし、カードデータ16bに示されるプリペイド価値が0であって、持玉数が一定数(最低保持個数)に満たない場合には、返却操作があってもカードを返却しないように制御する。これは、少量の持玉を関連付けたカードが破棄されることにより、遊技店に損失が生じるのを抑止するための制御である。一定数としては、例えば持玉数に玉1個あたりの貸出単価を乗算した値がカードの価額あるいは遊技店内の最低価格の賞品となるように設定することができるが、これに限らず、遊技店の方針によって自由に設定できる。また、返却操作があってもカードを返却しないように制御する場合に、記憶している持玉を払出処理することもできるが、カードが返却できない旨と持玉の再プレイを促す表示を行ってもよい。
通信部15は、遊技機20及び島コントローラ30との間のデータ通信を行なうためのインタフェース部である。ノズルユニット18aは、玉貸又は再プレイにより遊技玉を払い出す際に、その一部又は全ての払い出しに使用される。計数ユニット18bは、遊技玉を計数するユニットである。
記憶部16は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部16は、自装置状態データ16a及びカードデータ16bを記憶する。
自装置状態データ16aは、台間カード処理機10の状態を示すデータである。この自装置状態データ16aには、台間カード処理機の装置IDと、遊技設定とを含む。台間カード処理機の装置IDは、台間カード処理機10を遊技店内で一意に識別するための識別データである。遊技設定は、台間カード処理機10に設定された遊技種等を示すデータである。遊技店内で複数のレートの遊技玉を扱う場合には、4円レートの遊技玉に「玉1」、2円レートの遊技玉に「玉2」、1円レートの遊技玉に「玉3」というように、レート毎に遊技種名を設定して管理する。台間カード処理機10は、これらの遊技種から遊技に使用するレートを選択して、遊技設定として記憶する。
カードデータ16bは、遊技客が使用中のカードに係るデータである。カードデータ16bは、カードID、プリペイド価値、持玉、貯玉、貯玉再プレイの可能数等を含む。持玉、貯玉については、遊技種(レート)ごとにデータが存在する。カードIDは、リーダライタ14により読み取られたカードIDである。図示しないカード収納部からカード挿入口14aにカードが搬送され、該カードが排出される場合には、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードデータ16bが更新される。また、カード挿入口14aから図示しないカード収納部にカードが搬送される場合にも、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードデータ16bが更新される。
制御部17は、台間カード処理機10の全体を制御する制御部であり、データ管理部17a及び計数処理部17bを有する。
データ管理部17aは、カードが挿入された場合に、自装置状態データ16aの装置IDと、カードデータ16bのカードIDとを含むカード挿入通知データをカード管理装置40に送信する。また、データ管理部17aは、カード管理装置40から価値データ(プリペイド価値、持玉数及び貯玉数の少なくともいずれか)を含むデータを受信した場合に、受信した価値データによりカードデータ16bを更新する。データ管理部17aは、カードデータ16bに示されたプリペイド価値、持玉数及び貯玉数を適宜表示操作部13に表示制御する。
また、データ管理部17aは、紙幣挿入口12aに紙幣が挿入されると、挿入された紙幣の金額、カードID及び台間カード処理機IDを含む入金通知データをカード管理装置40に送信する。
また、データ管理部17aは、遊技客により玉貸操作が行なわれた場合に、カードID及び装置IDを含む玉貸要求データをカード管理装置40に送信する。この玉貸要求データへの応答として玉貸許可データを受信したならば、データ管理部17aは、所定数の遊技玉の払出処理を行う。
また、データ管理部17aは、遊技客により持玉再プレイ操作が行なわれた場合に、カードデータ16bに示された持玉数から所定数を減算し、対応する数の遊技玉の払出処理を行う。
また、データ管理部17aは、カードデータ16bに示された貯玉再プレイの可能数が1以上である場合には、表示操作部13に貯玉再プレイボタンを表示し、貯玉再プレイ操作を受付可能とする。データ管理部17aは、遊技客により貯玉再プレイ操作が行なわれた場合に、カードID及び台間カード処理機IDを含む貯玉再プレイ要求データを会員管理装置50に送信する。この貯玉再プレイ要求データへの応答として貯玉再プレイデータを受信したならば、カードデータ16bの貯玉数を更新し、貯玉再プレイの払出単位数の遊技玉の払出処理を行う。なお、初回の貯玉再プレイ操作時には、暗証番号の入力を求め、カードデータ16bに示された暗証番号と一致することを条件に貯玉再プレイ要求データを送信する。
また、データ管理部17aは、遊技客によりカード返却操作が行なわれた場合に、カードID、装置ID、自レート(遊技設定の遊技種)とその持玉数を含む持玉加算要求データをカード管理装置40に送信して、カードデータ16bの持玉数をゼロにクリアした後、カード排出通知データをカード管理装置40に送信し、カードを排出する。
また、データ管理部17aは、一般カードの持玉とプリペイド価値が0になった場合には、カードデータ16bのカードIDを含む一般カード使切データをカード管理装置40に送信する。
また、データ管理部17aは、ワゴン賞品交換が行われた場合には、賞品に対応する持玉数をカードデータ16bに示された持玉数から減算する。そして、カードデータ16bのカードIDを含むワゴン賞品交換データをカード管理装置40に送信することで、ワゴン賞品交換を行った旨を通知する。ここで、ワゴン賞品交換とは、遊技店員が飲み物やタバコ等の賞品を携行して遊技店内を回り、遊技客が遊技を継続しながら賞品と持玉とを交換できるようにするサービスである。
また、データ管理部17aは、持玉分割が行われた場合には、カードデータ16bに示された持玉数の2枚のカードに分割して対応付け、一方のカードを排出する処理を行う。そして、2枚のカードのカードIDを含む持玉分割通知データをカード管理装置40に送信することで、持玉分割を行った旨を通知する。
持玉分割を行う場合には、データ管理部17aは、表示操作部13に持玉分割用のボタンを表示可能とし、持玉分割用のボタンが操作された場合には、新たにカードの挿入を受け付けるとともに、分割玉数の入力を受け付ける。新たに挿入されたカードは、分割先のカードとなり、それまでに使用していたカードは分割元のカードとなる。データ管理部17aは、分割元のカードの持玉数であるカードデータ16bの持玉数から分割玉数を減算し、分割先カードに分割玉数分の持玉数を対応付けて、分割先のカードを排出する。
持玉分割を行った場合には、分割先のカードと分割元のカードを同一の遊技客が使用したと識別する。また、分割先のカードと分割元のカードとを異なる遊技客が使用したと識別するよう設定してもよい。
計数処理部17bは、計数ユニット18bに遊技玉が投入された場合に、計数ユニット18bに遊技玉の計数を行わせ、計数結果をカードデータ16bの持玉数に加算する処理を行う。
また、計数処理部17bは、計数による持玉の加算を行った場合には、カードデータ16bのカードIDを含む各台計数通知データをカード管理装置40に送信することで、台間カード処理機10での計数が行われたことを通知する。
次に、台間カード処理機10の記憶部16に記憶されるデータの一例について説明する。図6は、台間カード処理機10の記憶部16に記憶されるデータの一例を説明するための説明図である。
図6(a)に示す自装置状態データ16aは、台間カード処理機10のIDが「3001」であり、台間カード処理機10の遊技種として「玉1」が設定された状態を示している。
図6(b)に示すカードデータ16bは、台間カード処理機10に挿入されたカードのIDが「2002」である状態を示している。なお、ここでは、カードIDの上1桁がカードの種別を示しており、上1桁が「1」のカードが一般カード、上1桁が「2」のカードが会員カードである。また、カードデータ16bは、プリペイド価値が「2000度数」である状態を示している。なお、ここではプリペイド価値の度数とは1度数が1円相当である。また、カードデータ16bは、玉1の持玉数が「375玉」であり、玉2の持玉数が「500玉」であり、玉3の持玉数が「2000玉」である状態を示している。
また、カードデータ16bは、貯玉再プレイ用の暗証番号が「7777」であり、貯玉再プレイの可能数が「250玉」であり、玉1の貯玉数が「250玉」であり、玉2の貯玉数が「1000玉」であり、玉3の貯玉数が「4000玉」である状態を示している。なお、ここでは再プレイが可能な玉数を再プレイの可能数として格納する構成を示したが、再プレイの可能な回数を再プレイ度数として格納してもよい。また、図示していないが、カード管理装置40では、カードIDに対応付けて、持玉、貯玉、プリペイド価値以外にカードの有効/無効を示す「ロック」フラグのON/OFFも記憶しており、カードの盗難が発覚した場合に従業員操作によってONにされる。これらのデータもカードデータ16bに含まれて記憶されている。さらに、この「ロック」フラグは機能(「貯玉使用」、「乗入」等)別にも設定できるようになっており、例えば遊技客の要望により「乗入」の機能だけを「ロック」の対象として、誤操作を防ぐことに用いることもできる。
次に、図3に示したカード管理装置40の構成について説明する。図7は、図3に示したカード管理装置40の構成を示す機能ブロック図である。図7に示すように、カード管理装置40は、表示部41、入力部42、外部ネットワーク通信部43、店舗ネットワーク通信部44、記憶部45及び制御部46を有する。
表示部41は、液晶ディスプレイ装置等の表示デバイスである。入力部42は、キーボードやマウス等の入力デバイスである。外部ネットワーク通信部43は、遊技店外のネットワークを介してデータ通信するためのインタフェース部である。店舗ネットワーク通信部44は、遊技店内において通信回線を介して島コントローラ30、会員管理装置50、賞品管理装置60及び精算機80とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部45は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、遊技種設定データ45a、カード管理データ45b、装置管理データ45c、カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eを記憶する。
遊技種設定データ45aは、貸出レート及び表示名を遊技種に関連付けたデータである。カード管理データ45bは、プリペイド価値と、各遊技種の持玉数と、該カードが挿入されている台間カード処理機10の装置IDを示す使用先装置IDとをカードIDに関連付けたデータである。装置管理データ45cは、遊技店に配置された装置に関するデータである。この装置管理データ45cは、台間カード処理機の装置ID、台間カード処理機10のアドレス、設置場所、併設された遊技機の遊技機ID及び機種データを含む。
カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eは、台間カード処理機10の動作の履歴を示すデータである。カード取引ログデータ45dは、カードに係る取引処理が蓄積され、持玉取引ログデータ45eには持玉に係る取引処理が蓄積される。なお、カードに係る取引処理には、入金、玉貸、カード挿入、カード排出などが含まれる。また、持玉に係る取引処理には、持玉再プレイによる持玉の減算、計数による持玉の加算、貯玉への移行などが含まれる。
制御部46は、カード管理装置40の全体を制御する制御部であり、遊技種設定管理部46a、カード管理部46b、装置管理部46c及び取引ログ蓄積部46dを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、遊技種設定管理部46a、カード管理部46b、装置管理部46c及び取引ログ蓄積部46dにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
遊技種設定管理部46aは、遊技店において使用される遊技種と、レートと、表示名とを対応付けて遊技種設定データ45aとして管理する処理部である。
カード管理部46bは、カード管理データ45bの管理を行う処理部である。具体的には、カード管理部46bは、台間カード処理機10からカード挿入通知データを受信した場合には、カード挿入通知データに示されたカードIDの使用先装置IDを、同じくカード挿入通知データに示された装置IDとする。また、カード挿入通知データに示されたカードIDに関連付けられたプリペイド価値と各レートの持玉数とを価値データとして台間カード処理機10に通知する。また、挿入されたカードが会員カードである場合には、会員管理装置に対してカード挿入通知データを送信する。カード管理部46bは、台間カード処理機10から持玉減算要求データを受信した場合に、持玉減算要求データに示されたレートの持玉数をゼロにクリアする。
また、カード管理部46bは、台間カード処理機10からカードIDを含む玉貸要求データを受信した場合に、該カードIDに関連付けられたプリペイド価値が所定値以上であるか否かを判定する。プリペイド価値が所定値以上である場合には、カード管理部46bは、カード管理データ45bに記憶されるプリペイド価値から所定値を減算して、台間カード処理機10に更新後のプリペイド価値を含む玉貸許可データを送信する。一方、プリペイド価値が所定値未満である場合には、カード管理部46bは、台間カード処理機10に玉貸不可データを通知する。
また、カード管理部46bは、台間カード処理機10から投入された貨幣の金額、カードID及び装置IDを含む入金通知データを受信したならば、該カードIDに関連付けられたプリペイド価値に入金通知に示された金額分のプリペイド価値を加算する。
また、カード管理部46bは、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求データを受信した場合には、該貯玉再プレイ要求データを会員管理装置50に転送する。また、貯玉再プレイ要求データに対する会員管理装置50からの応答データについても、台間カード処理機10に転送する。
また、カード管理部46bは、持玉加算要求データを受信したならば、該当するレートの持玉数に持玉加算要求データに含まれる持玉数を加算する。また、カード管理部46bは、カード排出通知データを受信したならば、該カードIDの使用先装置IDを消去する。
また、カード管理部46bは、賞品管理装置60からカードIDを受信したならば、このカードIDに対応づけられた各レートの持玉数を賞品管理装置60に対して通知する。また、カード管理部46bは、精算機80からカードIDを受信したならば、このカードIDに対応づけられたプリペイド価値を精算機80に対して通知する。
装置管理部46cは、装置管理データ45cの管理を行う処理部である。装置管理部46cは、台間カード処理機10から取得した装置ID、台間カード処理機10のアドレス、設置場所及び遊技機IDに基づいて、装置管理データ45cの生成と更新とを行う。
取引ログ蓄積部46dは、台間カード処理機10の動作の履歴をカード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eに登録して蓄積する処理部である。具体的には、取引ログ蓄積部46dは、台間カード処理機10が入金、玉貸、カード挿入、カード排出、一般カードの使い切りなどを行ったならば、動作の内容に日時と台間カード処理機10の識別情報を付してカード取引ログデータ45dに登録する。また、台間カード処理機10が持玉再プレイ、計数、貯玉への移行、ワゴン賞品交換、持玉分割などを行ったならば、動作の内容に日時と台間カード処理機10の識別情報を付して持玉取引ログデータ45eに登録する。
取引ログ蓄積部46dは、カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eを定期的に会員管理装置50に送信する。具体的には、閉店処理時などに当日分のカード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eを会員管理装置50に送信する。
さらに、取引ログ蓄積部46dは、会員管理装置50から再送要求を受けたならば、再送要求で指定された条件に基づいてカード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eから取引処理を抽出して会員管理装置50に送信することで取引ログの再送を行う。
次に、図7に示したカード管理装置40の記憶部45が記憶するデータの一例について説明する。図8及び図9は、カード管理装置40の記憶部45に記憶されるデータの一例を説明するための説明図である。
図8(a)に示す遊技種設定データ45aは、遊技種名「玉1」に対し、レート「4円」及び表示名「4パチ」を関連付けている。また、遊技種設定データ45aは、遊技種名「玉2」に対し、レート「2円」及び表示名「2パチ」を関連付けている。また、遊技種設定データ45aは、遊技種名「玉3」に対し、レート「1円」及び表示名「1パチ」を関連付けている。
図8(b)に示すカード管理データ45bでは、カードID「1001」にプリペイド価値「2500」と、玉1の持玉数「1500」と、玉2の持玉数「2300」と、玉3の持玉数「0」とが関連付けられている。すなわち、カードID「1001」のカードは、台間カード処理機10に挿入されておらず、持玉の管理がカード管理装置40により行われている。
また、図8(b)に示すカード管理データ45bでは、カードID「1002」にプリペイド価値「500」、各レートの持玉数「0」、使用先装置ID「3004」が関連付けられている。すなわち、カードID「1002」のカードは、装置ID「3004」の台間カード処理機10に挿入されており、持玉数については台間カード処理機10に管理が移っている。このため、各レートの持玉数はゼロである。
また、図8(b)に示すカード管理データ45bでは、カードID「2002」にプリペイド価値「2000」、各レートの持玉数「0」、使用先装置ID「3001」が関連付けられている。すなわち、カードID「2002」のカードは、装置ID「3001」の台間カード処理機10に挿入されており、持玉については台間カード処理機10に管理が移っている。このため、各レートの持玉数はゼロである。
図8(c)に示す装置管理データ45cは、ID「3001」の台間カード処理機10のネットワーク上のアドレスが「AB.CD.EF.GH」であり、設置場所が「島1−1」であり、接続された遊技機20のIDが「P001」であり、遊技種が「玉3」であり、接続された遊技機20の機種が「EV01」である状態を示している。また、この遊技機20が使用中であることも示している。
図9(d)に示すカード取引ログデータ45dは、日時と装置IDと処理とを関連付けている。具体的には、日時「2018/1/27 11:10:00」に装置ID「3001」と処理「カード挿入」を関連付けている。また、日時「2018/1/27 12:35:30」に装置ID「3023」と処理「カード排出」を関連付けている。また、日時「2018/1/27 13:20:20」に装置ID「3015」と処理「入金」を関連付けている。また、日時「2018/1/27 14:04:00」に装置ID「3015」と処理「一般カード使い切り」を関連付けている。
図9(e)に示す持玉取引ログデータ45eは、日時と装置IDと処理とを関連付けている。具体的には、日時「2018/1/27 13:40:01」に装置ID「3011」と処理「持玉再プレイ」を関連付けている。また、日時「2018/1/27 13:52:40」に装置ID「3007」と処理「各台計数」を関連付けている。また、日時「2018/1/27 15:00:50」に装置ID「3007」と処理「貯玉移行」を関連付けている。
図9では図示を省略したが、カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eには、詳細な処理の内容を登録することが可能である。例えば、処理「カード挿入」、「カード排出」、「一般カードの使い切り」にはカードIDを含めることができ、処理「入金」にはカードIDと入金金額を含めることができる。また、処理「持玉再プレイ」や「各台計数」にはカードIDと玉数を含めることができ、処理「貯玉移行」は以降元のカードID、以降先のカードID、移行した玉数等を含めることができる。
次に、図3に示した会員管理装置50の内部構成について説明する。図10は、図2に示した会員管理装置50の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、会員管理装置50は、表示部51及び入力部52と接続される。表示部51は、液晶パネルやディスプレイ装置等であり、入力部52は、キーボードやマウス等である。
また、会員管理装置50は、外部ネットワーク通信部53と、店舗ネットワーク通信部54と、記憶部55と、制御部56とを有する。外部ネットワーク通信部53は、遊技店外のネットワークを介してデータ通信するためのインタフェース部である。店舗ネットワーク通信部54は、遊技店内の通信回線を介して賞品管理装置60及びカード管理装置40、ホールコンピュータ90等とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部55は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、会員管理データ55a、遊技種設定データ55b、賞品マスタ55c、会員取引ログデータ55d、取引データ55e及びテスト用取引データ55fを記憶する。
会員管理データ55aは、会員に対して発行した会員カードのカードIDに対し、氏名、貯玉、携帯IDm、住所、電話番号等を関連付けたデータである。遊技種設定データ55bは、遊技種に対してレート及び表示名を関連付けたデータである。賞品マスタ55cは、遊技玉を賞品に交換する際に使用するデータである。
会員取引ログデータ55dは、会員遊技客に係る取引処理のログであり、日時、会員カードのカードID、取引処理の内容を関連付けたデータである。会員取引ログデータ55dには、会員カードの挿入、会員カードの排出、貯玉再プレイなどの取引処理が登録される。
取引データ55eは、カードに係る取引処理のログ、持玉に係る取引処理のログ、会員遊技客に係る取引処理のログ等を含んだ分析対象データである。テスト用取引データ55fは、テスト用再送により取得したカードに係る取引処理のログや持玉に係る取引処理のログを用い、取引データ55eと同様に生成したデータである。テスト用取引データ55fは、取引データ55eとは別に管理され、分析の動作テストなどに用いられる。
制御部56は、会員管理装置50を全体制御する制御部であり、会員管理部56a、賞品マスタ管理部56b、取引ログ管理部56c、遊動データ分析部56d、再送処理部56e及びテスト用データ生成部56fを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、会員管理部56a、賞品マスタ管理部56b、取引ログ管理部56c、遊動データ分析部56d、再送処理部56e及びテスト用データ生成部56fにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
会員管理部56aは、会員管理データ55aの管理を行う処理部である。会員管理部56aは、カード管理装置40及び賞品管理装置60と通信して、カードIDに関連付けられた貯玉の残高を更新する。また、会員管理部56aは、会員登録要求を受け付けた場合には、会員管理データ55aに会員を追加する更新を行う。
ここで、会員管理部56aによる貯玉再プレイ処理について説明する。会員管理部56aは、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求データを受信したならば、該貯玉再プレイ要求データ内のカードIDに関連付けられた貯玉のうち、払出先のレートの貯玉の残高を払出単位数だけ引落し、貯玉再プレイの可能数を再計算する。そして、減算後の残高と貯玉再プレイの可能数とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、会員管理部56aは、会員遊技客に係る取引処理が発生したならば、発生した取引処理の内容に日時と会員カードのカードIDを関連付けて会員取引ログデータ55dに登録する。
賞品マスタ管理部56bは、賞品マスタ55cを管理する処理部である。賞品マスタ管理部56bは、賞品マスタ55cの更新が行われたならば、遊技店内の賞品管理装置60に賞品マスタ55cを配布する。
取引ログ管理部56cは、カード管理装置40から送信された取引ログ(カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45e)と、会員取引ログデータ55dとに基づいて取引データ55eを生成し、適宜更新する処理を行う。
また、取引ログ管理部56cは、取引データ55eをホールコンピュータ90に送信することができる。取引データ55eの送信は、取引データ55eの更新をトリガに実行することとしてもよいし、閉店処理時等に定期的に実行することとしてもよい。また、操作者による操作や他の装置(例えばホールコンピュータ90)からの要求に基づいて取引データ55eの送信を実行することも可能である。
遊動データ分析部56dは、ホールコンピュータ90から遊動データを受信し、各遊技機がどれだけの遊技客によって使用されたかなど、遊技客ごとの使用実績を分析する処理部である。また、遊動データや分析結果は記憶部55に格納することができる他、外部ネットワーク通信部33により外部のサーバに送信することも可能である。なお、遊動データ分析部56dは、分析項目の追加、削除、パラメータ変更(例えば遊技終了と判断するまでの時間等)を行うことが可能である。
再送処理部56eは、カード管理装置40に対して再送要求を行う処理部である。再送処理部56eは、再送に対して種別(通常再送又はテスト用再送)と条件(日時など)を設定することができる。
再送処理部56eは、通常再送でカード管理装置40から取得した取引ログ(カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45e)については、取引ログ管理部56cに出力し、取引データ55eの更新を行わせる。一方、テスト用再送でカード管理装置40から取得した取引ログについては、テスト用データ生成部56fに出力し、テスト用取引データ55fの生成を行わせる。
テスト用データ生成部56fは、テスト用再送で取得された取引ログ(カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45e)と会員取引ログデータ55dとに基づいてテスト用取引データ55fを生成する処理を行う。また、テスト用データ生成部56fは、テスト用取引データ55fをホールコンピュータ90に送信することができる。このように、評価に用いる遊技実績データであるテスト用のデータを効率的に確保することができることにより、分析の項目を変更(追加・削除)したり、分析のパラメータを変更したりした場合にも、どのような分析結果が導出されるかの目安によって、分析の有効性の評価を容易に行うことができる。
次に、図10に示した記憶部55が記憶するデータの具体例について説明する。図11は、記憶部55に記憶されるデータの一例を説明するための説明図である。図11(a)に示す会員管理データ55aは、カードID「2002」に対して、氏名「B C」、各遊技種の貯玉の残高、携帯IDm「IDmX1」等が対応づけられた状態を示している。なお、図示は省略したが会員管理データ55aは、ポイント、来店回数、遊技履歴、暗証番号等をカードIDに対応付けることができる。また、携帯IDmは、携帯電話等の携帯端末を特定可能な識別データであり、携帯端末を会員カードとして使用する際に用いられる。
また、図11(a)では、貯玉は、「玉1」、「玉2」及び「玉3」の3つの遊技種について設けられている。例えば、カードID「2002」の「玉1」の貯玉の残高は「250」、「玉2」の貯玉の残高は「1000」、「玉3」の貯玉の残高は「4000」である。
図11(b)に示す遊技種設定データ55bは、遊技種名「玉1」に対し、レート「4円」及び表示名「4パチ」を関連付けている。また、遊技種設定データ55bは、遊技種名「玉2」に対し、レート「2円」及び表示名「2パチ」を関連付けている。また、遊技種設定データ55bは、遊技種名「玉3」に対し、レート「1円」及び表示名「1パチ」を関連付けている。
図11(c)に示す賞品マスタ55cは、賞品を一意に識別する賞品コードに対し、賞品名、群コード、賞品価値及び交換玉数を関連付けたデータである。ここで、群コードは賞品を分類して管理する為の識別情報である。群コード「01」は、一定の手続きを経て所定の価値で譲渡可能な交換賞品を示す。群コード「02」以降は、交換賞品以外の日用品などを含む一般賞品である。
賞品マスタ55cは、賞品コード「0001」に対し、賞品名「大賞品」、群コード「01」、賞品価値「1000」、玉1の交換玉数「250」、玉2の交換玉数「500」、玉3の交換玉数「1000」を関連付けている。
また、賞品マスタ55cは、賞品コード「0002」に対し、賞品名「小賞品」、群コード「01」、賞品価値「500」、玉1の交換玉数「125」、玉2の交換玉数「250」、玉3の交換玉数「500」を関連付けている。
また、賞品マスタ55cは、賞品コード「0100」に対し、賞品名「Mセブン」、群コード「02」、賞品価値「400」、玉1の交換玉数「100」、玉2の交換玉数「200」、玉3の交換玉数「400」を関連付けている。
また、賞品マスタ55cは、賞品コード「0101」に対し、賞品名「ラック」、群コード「02」、賞品価値「420」、玉1の交換玉数「105」、玉2の交換玉数「210」、玉3の交換玉数「420」を関連付けている。
また、賞品マスタ55cは、賞品コード「0600」に対し、賞品名「端玉 飴」、群コード「04」、賞品価値「12」、玉1の交換玉数「3」、玉2の交換玉数「6」、玉3の交換玉数「12」を関連付けている。
次に、図3に示したホールコンピュータ90の内部構成について説明する。図12は、図3に示したホールコンピュータ90の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、ホールコンピュータ90は、表示部91、入力部92、通信部93、パルス受信部94、記憶部95及び制御部96を有する。
表示部91は、液晶パネルやディスプレイ装置等であり、入力部92は、操作キー等である。通信部93は、会員管理装置50と通信するためのインタフェース部である。この通信部93は、取引データ55eやテスト用取引データ55fの受信と、遊動データの送信に用いられる。
パルス受信部94は、遊技店内の各遊技機20からアウトパルス、セーフパルス及び特賞パルスを受信する処理部である。なお、各遊技機20から各種パルスを受信する場合には、1又は複数の中継装置を介してもよいし、中継装置を介さずに直接受信する構成であってもよい。中継装置を用いる場合には、1台の中継装置が複数台の遊技機20等のパルスを集約して中継する構成であってもよい。
記憶部95は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、パルスデータ95a、遊技履歴データ95b及び遊動データ95cを記憶する。パルスデータ95aは、遊技機20から受信したパルスの履歴を示す。遊技履歴データ95bは、入金、カード挿入、カード排出、打込玉数、賞出玉数、特賞の発生など、遊技に係る状態を時系列に示すデータである。遊動データ95cは、遊技履歴データ95bから同一の遊技客による遊技を識別したデータであり、遊技客毎の遊技の履歴を示す。
制御部96は、ホールコンピュータ90を全体制御する制御部であり、パルスデータ蓄積部96a、パルスデータ集計部96b、遊技履歴データ生成部96c及び遊動データ生成部96dを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、パルスデータ蓄積部96a、パルスデータ集計部96b、遊技履歴データ生成部96c及び遊動データ生成部96dにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
パルスデータ蓄積部96aは、パルス受信部94が遊技機20からアウトパルス、セーフパルス及び特賞パルス受信した場合に、時刻、遊技機ID及びパルス種別を対応付けてパルスデータ95aに登録することで、パルスデータの蓄積を行う処理部である。
パルスデータ集計部96bは、パルスデータ95aに基づいてパルスの集計を行うことで、遊技機20の動作の履歴を取得する処理部である。遊技機20の動作の履歴には、打込玉数、賞出玉数、特賞の発生が含まれる。
遊技履歴データ生成部96cは、パルスデータ集計部96bによるパルスの集計結果である遊技機20の動作の履歴と、会員管理装置50から受信した取引データ55eとを用い、遊技履歴データ95bを生成し、記憶部95に格納する。また、会員管理装置50からテスト用取引データ55fを受信した場合には、テスト用取引データ55fと遊技機20の動作の履歴とを用いて遊技履歴データ95bを生成する。テスト用取引データ55fから生成された遊技履歴データ95bは、テスト用に使用されることになる。
遊動データ生成部96dは、遊技履歴データ95bを分析して同一の遊技客による遊技を識別し、遊技客毎の遊技の履歴を示す遊動データ95cを生成する。遊動データ生成部96dは、生成した遊動データ95cを記憶部95に格納するとともに、会員管理装置50に送信する。ここで、遊技履歴データ95bがテスト用取引データ55fから生成されていたならば、遊動データ生成部96dは、遊技履歴データ95bを分析して遊動データ95cを生成するテストを行ったことになり、遊動データ95cはテスト結果として会員管理装置50に送信されることになる。
次に、遊動データの生成に係る処理手順について説明する。図13は、遊動データの生成に係る処理手順を示すフローチャートである。まず、カード管理装置40の取引ログ蓄積部46dは、台間カード処理機10によるカードに係る取引処理の履歴をカード取引ログデータ45dに登録して蓄積する(ステップS101)。また、取引ログ蓄積部46dは、台間カード処理機10による持玉に係る取引処理の履歴を持玉取引ログデータ45eに登録して蓄積する(ステップS102)。そして、閉店処理時などの所定のタイミングで、蓄積したログ(カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45e)を会員管理装置50に送信する(ステップS103)。
会員管理装置50の会員管理部56aは、会員遊技客に係る取引処理が発生したならば、発生した取引処理の内容に日時と会員カードのカードIDを関連付けて会員取引ログデータ55dに登録することで会員取引ログの蓄積を行っている(ステップS201)。
そして、会員管理装置50の取引ログ管理部56cは、カード管理装置40から送信された取引ログ(カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45e)と、会員取引ログデータ55dとに基づいて取引データ55eを生成し、適宜更新する(ステップS202)。また、取引ログ管理部56cは、閉店処理時などの所定のタイミングで、取引データ55eを会員管理装置50に送信する(ステップS203)。
ホールコンピュータ90のパルスデータ蓄積部96aは、遊技機20からアウトパルス、セーフパルス及び特賞パルス受信した場合に、時刻、遊技機ID及びパルス種別を対応付けてパルスデータ95aに登録することで、パルスデータの蓄積を行っている(ステップS301)。
そして、ホールコンピュータ90の遊技履歴データ生成部96cは、会員管理装置50から取引データを受信したならば、受信した取引データとパルスの集計結果とを用いて遊技履歴データ95bを生成する(ステップS302)。さらに、遊動データ生成部96dは、遊技履歴データ95bを分析して同一の遊技客による遊技を識別し、遊技客毎の遊技の履歴を示す遊動データ95cを生成し(ステップS303)、会員管理装置50に送信する(ステップS304)。
会員管理装置50の遊動データ分析部56dは、ホールコンピュータ90から遊動データを受信し、各遊技機がどれだけの遊技客によって使用されたかなど、遊技客ごとの使用実績を分析し(ステップS204)、分析結果を出力して、処理を終了する。
次に、再送に係る処理手順について説明する。図14は、再送に係る処理手順について説明するフローチャートである。まず、カード管理装置40の取引ログ蓄積部46dは、台間カード処理機10によるカードに係る取引処理の履歴をカード取引ログデータ45dに登録して蓄積する(ステップS401)とともに、取引ログ蓄積部46dは、台間カード処理機10による持玉に係る取引処理の履歴を持玉取引ログデータ45eに登録して蓄積している(ステップS402)。
会員管理装置50の再送処理部56eは、操作者の操作入力等に基づき、再送の種別や条件を設定し(ステップS501)、カード管理装置40に再送要求を送信する(ステップS502)。
カード管理装置40の取引ログ蓄積部46dは、会員管理装置50から再送要求を受けたならば、再送要求で指定された条件に基づいてカード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45eから取引処理のログを抽出し(ステップS403)、会員管理装置50に送信することで再送を行う(ステップS404)。
会員管理装置50の再送処理部56eは、カード管理装置40から取引処理のログの再送を受けたならば、ステップS501で設定した種別がテスト用再送であるか否かを判定する(ステップS503)。設定した種別がテスト用再送ではなく、通常再送であるならば(ステップS503;No)、再送処理部56eは、カード管理装置40から取得した取引ログを取引ログ管理部56cに出力し、取引データ55eの更新を行わせる(ステップS504)。一方、設定した種別がテスト用再送であるならば(ステップS503;Yes)、再送処理部56eは、カード管理装置40から取得した取引ログをテスト用データ生成部56fに出力し、テスト用取引データ55fの生成を行わせる(ステップS505)。
ステップS504又はステップS505の後、図13のステップS203以降と同様に、取引データ55e又はテスト用取引データ55fをホールコンピュータ90に送信することで、遊動データを生成させることができる。ここで、ステップS504で更新した取引データ55eを送信したならば、ホールコンピュータ90は通常の遊動データの生成を行い、ステップS505で生成したテスト用取引データ55fを送信したならば、ホールコンピュータ90は遊動データの生成テストを行うことになる。
次に、再送条件設定の詳細について説明する。既に説明したように、再送処理部56eは、操作者からの操作入力に基づいて、任意の条件を設定することができる。このとき、再送処理部56eは、遊技店の営業に関する情報に基づいて条件の指定を支援することができる。
例えば、遊技店の定休日を含んで再送条件を設定したならば、再送される取引処理の数が不十分となり、適正なテストを行えない可能性がある。同様に、再送される取引処理に操作者が意図しない偏りが生じる再送条件を設定してしまうと、適正なテストを行うことができない。
そこで、再送処理部56eは、定休日などを除外して十分な数の取引処理を得ることのできる再送条件を設定するよう支援する。また、再送される取引処理に偏りが生じると判定した場合には、その偏りを報知することで操作者に確認を要求することができる。なお、再送処理部56eが再送条件を自動設定することで、定休日などを除外し、偏りのない取引処理のログを得るよう構成してもよい。
また、再送処理部56eは、分析のテスト結果をフィードバックして再送条件を変更することもできる。具体的には、ホールコンピュータ90が遊動データの生成テストを行った場合に、この遊動データを分析して再送条件を変更し、改めて遊動データの生成テストを行うことで、遊動データの生成テストをより精度良く行うことができる。
かかる分析結果のフィードバックは、再送処理部56eが自動で行ってもよいし、分析結果を操作者に報知するとともに、再送条件と分析結果との関係を報知し、操作者による再送条件の変更を支援することとしてもよい。
次に、遊動データの生成に係る変形例について説明する。これまでの説明では、遊技機20が出力したパルス信号をホールコンピュータ90が蓄積して遊技機20の動作の履歴を取得し、ホールコンピュータ90が会員管理装置50から取引データを受信して遊動データを生成する構成を例に説明を行った。しかしながら、遊動データの生成は、これに限定されるものではない。例えば、台間カード処理機10が遊技機20の動作をシリアル信号で取得してカード管理装置40に送信し、カード管理装置40がカード取引ログや持玉取引ログとともに遊技をログとして蓄積し、会員管理装置がこれらのログを用いて遊動データを生成する構成であってもよい。
図15は、遊動データの生成の変形例についての説明図である。図15に示す変形例では、カード管理装置40が、台間カード処理機10によるカードに係る取引処理の履歴をカード取引ログデータ45dに登録して蓄積する(ステップS601)。また、カード管理装置40は、台間カード処理機10による持玉に係る取引処理の履歴を持玉取引ログデータ45eに登録して蓄積する(ステップS602)。さらに、カード管理装置40は、台間カード処理機10が遊技機20からシリアル信号で取得した動作の履歴を遊技ログとして受信して蓄積する(ステップS603)。そして、閉店処理時などの所定のタイミングで、蓄積したログ(カード取引ログデータ45d、持玉取引ログデータ45e及び遊技ログ)を会員管理装置50に送信する(ステップS604)。
会員管理装置50は、会員遊技客に係る取引処理が発生したならば、発生した取引処理の内容に日時と会員カードのカードIDを関連付けて会員取引ログデータ55dに登録することで会員取引ログの蓄積を行っている(ステップS701)。
そして、会員管理装置50は、カード管理装置40から送信された取引ログ(カード取引ログデータ45d及び持玉取引ログデータ45e)と、会員取引ログデータ55dとに基づいて取引データ55eを生成し、適宜更新する(ステップS702)。また、会員管理装置50は、取引データと遊技ログとを用いて遊技履歴データを生成する(ステップS703)。さらに、会員管理装置50には、遊技履歴データを分析して同一の遊技客による遊技を識別し、遊技客毎の遊技の履歴を示す遊動データを生成する(ステップS704)。生成した遊動データは、既に説明したように、各遊技機がどれだけの遊技客によって使用されたかなど、各種の分析(ステップS705)に用いることができる。
上述してきたように、本実施例に係る遊技管理システムでは、遊技に係る処理の履歴を蓄積し、蓄積された処理の履歴を用いて分析対象データである取引データ55eを生成するとともに、蓄積された処理の履歴の少なくとも一部を再送により取得し、再送により取得された処理の履歴を用いてテスト用分析対象データであるテスト用取引データ55fを生成する。このため、遊技の実績の分析の評価において、評価に用いる遊技実績データを効率的に確保することができる。
また、テスト用のデータを別途生成し、区別して取り扱うことで、実際の分析(例えば、一定の期間での客の動きとして分析結果を出す場合や、店舗をまたいで分析する場合)において、テストデータが分析対象のデータに混入し、データ重複等により分析結果に影響がでることを防止することができる。
なお、蓄積された処理の履歴の再送は、テスト用取引データ55fの生成と、取引データ55eの更新とのいずれに用いるかを選択可能である。再送による取引データ55eの更新は、蓄積された処理の履歴を定期的な取得に基づく取引データ55eの更新が適正に行われなかった場合に使用することができる。
また、蓄積される処理の履歴には、持玉などの遊技媒体の使用に係る処理の履歴と、持玉などを関連付ける記憶媒体であるカードに係る処理の履歴が含まれる。さらに、分析対象となるデータには、会員遊技客に係る処理の履歴などをさらに含めることができる。
また、本実施例では、分析対象データである取引データ55eやテスト用分析対象データであるテスト用取引データ55fを分析し、遊技客毎の遊技の履歴を示す遊動データを生成する場合を例に説明を行ったが、本発明は、これに限定されるものではなく遊技の実績の分析に広く用いることができる。
また、再送により処理の履歴を取得する場合には、各種条件を設定することが可能である。この条件は、操作者が任意に設定可能である。さらに、遊技店の営業に関する情報に基づいて条件の指定を支援する、テスト用分析対象データの分析結果に基づいて条件の変更を支援する、などの処理を行うこともできる。
また、本実施例では、会員管理装置50が取引に係るログを取引データ55eとして記憶して保持する構成を例に説明を行ったが、取引に係るログは遊動データの生成に使用した後、記憶部に格納することなく破棄してもよい。取引データやテスト用取引データは、遊動データやテスト用の遊動データの生成に用いられるが、生成後は不要となるためである。この場合には、保持や出力の対象となるのは、遊動データやテスト用の遊動データとなる。なお、本実施例では説明を省略したが、パルスデータ95aや遊技履歴データ95bについても、テスト用の遊動分析のために抽出して使用することができる。
なお、上述の実施例では、遊技媒体数を関連づける媒体であるカードの形態についての詳細な説明を省略したが、かかるカードには、磁気カード、ICカード等が含まれる。また、ここでは説明の便宜上「カード」を例にとって説明したが、かかるカード以外に、チップ、スティック、携帯端末等を用いる場合に本発明を適用することもできる。
また、上述の実施例では、遊技玉を遊技媒体として使用する場合を例に説明を行なったが、スロットマシン用のメダルを用いる場合にも適用可能である。
ここで、スロットマシンである回胴式遊技機について説明する。回胴式遊技機は、遊技媒体であるメダルをメダル投入口に投入して、3個のリール(回胴)を回転させるとともに、リールごとに設けられたストップボタンを順次押してリール上の絵柄(シンボル)を揃えることにより遊技を行なう。
回胴式遊技機は、メダル投入口にメダルを投入してスタートレバーを操作すると、抽選を行うとともに3個のリールが回転し、それぞれのストップボタンを押すと、それぞれのリールが停止する。リールの停止は、スタートレバー操作時の抽選結果に基づくリール制御によって行われる。また、投入口から投入されたメダルに基づいて電子的に記憶され、内部貯留(クレジット)されたメダル数を使用して賭け枚数を設定し、スタートレバーを操作すると、リールの回転が開始され、ゲームが行なわれる。当該ゲームでは、設定された賭け枚数に応じた有効ラインが各リールの停止位置ごとに設定される。
そして、ストップボタンが押され、設定された有効ラインに停止したリールの絵柄の組み合わせが特定のものであれば、所定数のメダルが回胴式遊技機の受け皿に払い出される。回胴式遊技機は、有効ライン上に揃う絵柄の組み合わせごとの払出しメダル数データを記憶しており、払出しを行なう場合にはこの払出しメダル数データに基づいて行なわれる。また、有効ライン上に揃う絵柄が再遊技役(リプレイ役)である場合には、前回のゲームに使用した賭け枚数が、新たなメダルの投入やクレジットの消費を伴うことなく自動的に再度賭け枚数として設定され、再びゲームを行なうことができる。
また、有効ライン上に停止したリールの絵柄の組み合わせがボーナス(ビッグボーナス、ノーマルボーナス等)に関する組み合わせである場合には、次回のゲームから、抽選結果が所定のメダルの払出しを伴う役である小役となる確率が上昇したゲーム(ボーナスゲーム)が、メダルの払出し数の合計値が所定の値(例えば300枚等)を超過するまで行なわれる。また、ボーナスの終了後等の所定の契機で、抽選結果が再遊技役となる確率が上昇したゲーム(リプレイタイム)を所定の回数行なうこともある。
また、回胴式遊技機は、回胴式遊技機の稼働状態を管理するための信号をホールコンピュータ90等に向けて出力する外部出力部を備えている。外部出力部からは、メダル投入口に投入されたメダル数を示すメダル投入パルス(アウトパルス)と、停止した絵柄の組み合わせに応じて回胴式遊技機から払い出されたメダル数を示すメダル払出パルス(セーフパルス)と、ボーナスゲーム中であることを示すパルス(特賞パルス)が出力される。また、回胴式遊技機からは、他にリプレイタイム中であることを示すパルス(リプレイタイム中パルス)や、抽選において小役当選時に当該小役を有効ライン上に揃えやすくするための情報を報知する状態であるアシストタイム中であることを示すパルス(アシストタイム中パルス)を出力することもある。
このような回胴式遊技機を用いる場合にも、アウトパルスやセーフパルスなどの各種パルスをホールコンピュータ90が蓄積し、回胴式遊技機の動作履歴として用いることで、遊技履歴データや遊動データの生成を行うことができる。
また、図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部または一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、遊技履歴データや遊動データの生成を遊技店外に設けた管理センタで行ってもよい。また、ホールコンピュータ90の機能の全部又は一部を会員管理装置50が行ってもよいし、会員管理装置50の機能の全部又は一部をホールコンピュータ90が行ってもよい。会員管理装置50の遊動データ分析部56dと同等の機能を、ホールコンピュータ90に持たせ、ホールコンピュータ90が遊動データの分析を行うことも可能である。
以上のように、本発明に係る遊技管理システム及び遊技管理方法は、遊技の実績の分析の評価において、評価に用いる遊技実績データを効率的に確保することに適している。
10 台間カード処理機
11 状態表示部
12 紙幣搬送部
12a 紙幣挿入口
13 表示操作部
14 リーダライタ
14a カード挿入口
14b かざし部
15、93 通信部
16、45、55、95 記憶部
16a 自装置状態データ
16b カードデータ
17、46、56、96 制御部
17a データ管理部
17b 計数処理部
18a ノズルユニット
18b 計数ユニット
20 遊技機
30 島コントローラ
40 カード管理装置
41、51、91 表示部
42、52、92 入力部
43、53 外部ネットワーク通信部
44、54 店舗ネットワーク通信部
45a 遊技種設定データ
45b カード管理データ
45c 装置管理データ
45d カード取引ログデータ
45e 持玉取引ログデータ
46a 遊技種設定管理部
46b カード管理部
46c 装置管理部
45d 取引ログ蓄積部
50 会員管理装置
55a 会員管理データ
55b 遊技種設定データ
55c 賞品マスタ
55d 会員取引ログデータ
55e 取引データ
55f テスト用取引データ
56a 会員管理部
56b 賞品マスタ管理部
56c 取引ログ管理部
56d 遊動データ分析部
56e 再送処理部
56f テスト用データ生成部
60 賞品管理装置
80 精算機
90 ホールコンピュータ
94 パルス受信部
95a パルスデータ
95b 遊技履歴データ
95c 遊動データ
96a パルスデータ蓄積部
96b パルスデータ集計部
96c 遊技履歴データ生成部
96d 遊動データ生成部

Claims (9)

  1. 複数の遊技機が設置された遊技店における遊技実績データを管理する遊技管理システムであって、
    前記遊技機に対応して設けられ、遊技機における遊技に関連する処理についての情報を送信する遊技関連処理情報送信手段と、
    複数の前記遊技関連処理情報送信手段に対応して設けられ、遊技に係る処理の履歴を記憶する処理履歴記憶手段と、
    前記遊技関連処理情報送信手段から送信された情報に基づいて、前記処理履歴記憶手段に記憶された処理の履歴を更新する処理履歴更新手段と、
    所定の契機で、前記処理歴記憶手段に蓄積された処理の履歴を集計する集計手段と、
    前記所定の契機とは異なる契機で、前記処理履歴記憶手段に蓄積された処理の履歴の少なくとも一部を抽出する処理履歴抽出手段と、
    前記処理履歴抽出手段により取得された処理の履歴を用いて機能評価用データを生成する機能評価用データ生成手段と、
    前記集計手段により集計された処理の履歴に基づいて、前記遊技実績データを生成する遊技実績データ生成手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技管理システム。
  2. 前記機能評価用データと、前記遊技実績データとは、データの種別を特定可能に個別に管理され、
    前記集計手段は、処理の履歴を集計するにあたり、前記機能評価用データとして集計する第1の集計処理と、前記遊技実績データとして集計する第2の集計処理が可能であり、
    前記集計手段により第1の集計処理が行われ、前記機能評価用データ生成手段により前記機能評価用データを生成する場合に、前記遊技実績データを更新しないことを特徴とする請求項1に記載の遊技管理システム。
  3. 前記処理履歴記憶手段に蓄積された処理の履歴を定期的に取得する取得手段をさらに備え、
    前記遊技実績データ生成手段は、前記取得手段にて取得した処理の履歴に基づいて前記遊技実績データを更新し、
    前記集計手段は、前記取得手段による処理の履歴の取得が適正に行われなかった場合には、前記処理履歴記憶手段に蓄積された処理の履歴の少なくとも一部を集計処理の対象から除外することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技管理システム。
  4. 前記処理履歴記憶手段は、遊技媒体の使用に係る処理の履歴と、前記遊技媒体を関連付ける記憶媒体に係る処理の履歴を記憶し、
    前記処理履歴記憶手段に記憶された処理の履歴に基づいて、処理の履歴に係る遊技客の属性を特定する遊技客属性定特定手段を備え、
    前記遊技実績データ生成手段は、前記遊技客属性特定手段と遊技実績を関連付けた遊技実績データを生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の遊技管理システム。
  5. 前記機能評価用データ及び遊技実績データは、遊技客毎に集計した遊技実績を示す遊動情報を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の遊技管理システム。
  6. 前記処理履歴抽出手段による処理の履歴の抽出の条件を指定する条件指定手段をさらに備え、
    前記処理履歴抽出手段は、前記条件指定手段により指定された条件に基づいて前記処理履歴記憶手段から処理の履歴を取得することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の遊技管理システム。
  7. 遊技店の営業に関する情報に基づいて前記条件指定手段による前記条件の指定を補助する補助手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載の遊技管理システム。
  8. 前記機能評価用データ生成手段により生成された機能評価用データを評価するデータ評価手段をさらに備え、
    前記データ評価手段による評価結果に基づいて、前記条件指定手段により指定された条件を変更する条件変更手段を備え、
    前記処理履歴抽出手段は、前記条件変更手段により変更された条件で、処理の履歴を再抽出することを特徴とする請求項6に記載の遊技管理システム。
  9. 複数の遊技機が設置された遊技店における遊技実績データを管理する遊技管理方法であって、
    前記遊技機に対応して設けられた遊技関連処理情報送信手段が、遊技機における遊技に関連する処理についての情報を送信する遊技関連処理情報送信ステップと、
    複数の前記遊技関連処理情報送信手段に対応して設けられた処理履歴記憶手段が、遊技に係る処理の履歴を記憶する処理履歴記憶ステップと、
    前記遊技関連処理情報送信手段から送信された情報に基づいて、前記処理履歴記憶手段に記憶された処理の履歴を更新する処理履歴更新ステップと、
    所定の契機で、前記処理歴記憶手段に蓄積された処理の履歴を集計する集計ステップと、
    前記所定の契機とは異なる契機で、前記処理履歴記憶手段に蓄積された処理の履歴の少なくとも一部を抽出する処理履歴抽出ステップと、
    前記処理履歴抽出ステップにより取得された処理の履歴を用いて機能評価用データを生成する機能評価用データ生成ステップと、
    前記集計ステップにより集計された処理の履歴に基づいて、前記遊技実績データを生成する遊技実績データ生成ステップと
    を含むことを特徴とする遊技管理方法。
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