JP2019187613A - 衣類乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【課題】乾燥行程の途中において衣類の追加や取り出しが行われた場合に、よりきめ細かく、且つ、より精度良く乾燥時間を予測し直すことができる衣類乾燥機を提供する。【解決手段】本実施形態に係る衣類乾燥機は、衣類が収容される衣類収容槽と、前記衣類収容槽に収容されている衣類を乾燥する乾燥行程を実行する乾燥行程実行手段と、前記乾燥行程の所要時間を予測乾燥時間として予測する予測手段と、前記予測手段により予測される前記予測乾燥時間を報知する報知手段と、を備え、前記乾燥行程実行手段は、前記乾燥行程を複数の区間に分割して実行し、前記予測手段は、前記乾燥行程の開始時に予測した前記予測乾燥時間を、前記乾燥行程の途中において前記区間ごとに修正可能であり、前記報知手段は、前記乾燥行程の途中において前記予測乾燥時間が修正された場合には、その修正後の前記予測乾燥時間を報知する。【選択図】図4
Description
本発明の実施形態は、衣類乾燥機に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、乾燥行程の開始時に乾燥行程の所要時間を予測して表示するようにした衣類乾燥機が考えられている。ところで、この種の衣類乾燥機においては、乾燥行程の途中に衣類の追加や取り出しが行われる場合があり、このような場合には、乾燥対象である衣類の量が変化することから、実際に乾燥に要する時間と当初に予測した時間とが異なってくることが懸念される。そのため、特許文献1に開示されている衣類乾燥機は、衣類が追加された場合には、追加後の衣類の重量と、そのときの運転コースの種類と、に基づいて、乾燥行程の所要時間を予測し直して表示するようにしている。
特許文献1の衣類乾燥機は、衣類が追加されたことをトリガとして、その後の所要時間の全体、つまり、衣類が追加されてから乾燥が終了するまでの所要時間の全体を予測し直すようにしている。しかしながら、衣類が追加された後における乾燥状況の変化は、例えば、追加された衣類の量や種類などによって異なる可能性があり、つまり、一律に変化するものではない。そのため、衣類が追加された時点で所要時間を予測し直したとしても、その所要時間が必ずしもその後の乾燥状況に適した時間とはなっていない場合もあり、そのような場合には、乾燥時間の過不足が生じるおそれがある。
そこで、本実施形態は、乾燥行程の途中において衣類の追加や取り出しが行われた場合に、よりきめ細かく、且つ、より精度良く乾燥時間を予測し直すことができる衣類乾燥機を提供する。
本実施形態に係る衣類乾燥機は、衣類が収容される衣類収容槽と、前記衣類収容槽に収容されている衣類を乾燥する乾燥行程を実行する乾燥行程実行手段と、前記乾燥行程の所要時間を予測乾燥時間として予測する予測手段と、前記予測手段により予測される前記予測乾燥時間を報知する報知手段と、を備える。前記乾燥行程実行手段は、前記乾燥行程を複数の区間に分割して実行する。前記予測手段は、前記乾燥行程の開始時に予測した前記予測乾燥時間を、前記乾燥行程の途中において前記区間ごとに修正可能である。前記報知手段は、前記乾燥行程の途中において前記予測乾燥時間が修正された場合には、その修正後の前記予測乾燥時間を報知する。
以下、衣類乾燥機に係る複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
図1および図2に例示する洗濯乾燥機1は、衣類の洗濯機能と乾燥機能を備えたいわゆるドラム式の洗濯乾燥機であり、乾燥行程においては衣類を乾燥する衣類乾燥機としても機能する。洗濯乾燥機1の本体を構成する筐体2は、ほぼ矩形の箱状をなしていて、前面部2aがやや前下がりの傾斜状に形成されている。前面部2aには、図示しない洗濯物出入口が形成されている。また、前面部2aには、洗濯物出入口を開閉する扉3が回動可能に設けられている。
図1および図2に例示する洗濯乾燥機1は、衣類の洗濯機能と乾燥機能を備えたいわゆるドラム式の洗濯乾燥機であり、乾燥行程においては衣類を乾燥する衣類乾燥機としても機能する。洗濯乾燥機1の本体を構成する筐体2は、ほぼ矩形の箱状をなしていて、前面部2aがやや前下がりの傾斜状に形成されている。前面部2aには、図示しない洗濯物出入口が形成されている。また、前面部2aには、洗濯物出入口を開閉する扉3が回動可能に設けられている。
筐体2内には、水槽4がサスペンション5を介して弾性的に支持されている。水槽4は、前面が開口し後面が閉塞された有底円筒状をなしていて、その軸線方向を前後方向に指向させ、かつ、やや前上がりの傾斜状態に配置されている。水槽4の前面開口部は、図示しない蛇腹状のべローズを介して洗濯物出入口に接続されている。水槽4は、衣類などの洗濯物を乾燥させる乾燥行程時には、衣類が収容される衣類収容槽の一例として機能し、また、衣類を乾燥する乾燥室の一例として機能する。
水槽4内には、回転槽の一例であるドラム6が回転可能に配設されている。このドラム6も、水槽4と同様に、前面に開口部を有し後面が閉塞された有底円筒状をなしていて、その軸線方向を前後方向に指向させ、かつ、やや前上がりの傾斜状態に配置されている。ドラム6の周壁部および後壁部には多数の孔6aが形成されている。これらの孔6aは、洗い行程時やすすぎ行程時には水が通る通水孔として機能し、乾燥行程時には乾燥風が通る通風孔として機能する。
水槽4の背部にはドラムモータ7が設けられていて、ドラム6は、そのドラムモータ7により回転軸7aを介して回転駆動される。なお、ドラム6の周壁部の内部には、図示しない複数のバッフルが設けられている。衣類などの洗濯物は、洗濯物出入口、水槽4の開口部、およびドラム6の開口部を通してドラム6内に出し入れ可能に収容される。
水槽4には、周壁部の前部の上部に上向きの空気出口8aが設けられているとともに、後部壁の上部に空気入口8bが設けられている。空気出口8aの上部には、振動吸収可能に蛇腹状に形成された伸縮ダクト9を介してフィルタケース10が接続されている。フィルタケース10内には、図示しないリントフィルタが着脱可能に取り付けられる。
フィルタケース10の後部には、排気ダクト11の前端部が接続されている。排気ダクト11は、フィルタケース10から後方へ向けて延びた後、下方に向きを変え、その下端部が、振動吸収可能に蛇腹状に形成された伸縮ダクト20aを介して、筐体2内の後方下部において水槽4よりも下方に設けられたヒートポンプユニット12のユニットケース13に接続されている。ユニットケース13は、ヒートポンプユニット12の外殻を構成するものである。ユニットケース13は、サスペンション5の後方において洗濯乾燥機1の横方向に沿って、つまり、水平方向に沿って延びている。
ユニットケース13の一端部には、ヒートポンプ21を構成する圧縮機22が配設されており、ユニットケース13の他端部には、送風手段を構成する送風機14が配設されている。送風機14は、ファンケーシング15と、このファンケーシング15内に配設されたファン16と、このファン16を回転駆動するファンモータ17により構成されている。ファンケーシング15の吐出口は上向きに設けられていて、この吐出口に、振動吸収可能に蛇腹状に形成された伸縮ダクト20bを介して給気ダクト19の一端部が接続されている。給気ダクト19の他端部は上方へ延びていて、水槽4の空気入口8bに接続されている。
ここで、洗濯乾燥機1は、伸縮ダクト9、フィルタケース10、排気ダクト11、伸縮ダクト20a、ヒートポンプユニット12のユニットケース13、送風機14のファンケーシング15、伸縮ダクト20b、および、給気ダクト19により、水槽4の空気出口8aと空気入口8bとの間を連通する循環風路20を構成している。この循環風路20は、水槽4の外側でかつ筐体2内において、一端部が空気出口8aに接続され他端部が空気入口8bに接続されている。
送風機14が駆動されると、水槽4内の空気が空気出口8aから循環風路20内に流出し、循環風路20を通じて空気入口8bから水槽4内に戻されるように循環する。この循環の過程において、循環風路20内を流れる空気は、蒸発器25により除湿され、さらに凝縮器23により加熱されて、温風として水槽4内に流入する。即ち、ヒートポンプユニット12は、ドラム6内の衣類を乾燥するための空気を蒸発器25により除湿し凝縮器23により加熱して温風化する。
図3に例示すように、ヒートポンプユニット12に備えられるヒートポンプ21は、圧縮機22、凝縮器23、絞り器24、蒸発器25を冷媒管26によりサイクル接続して冷凍サイクルを構成している。このうち、熱交換器を構成する凝縮器23および蒸発器25は、循環風路20のユニットケース13内に配置されている。ユニットケース13において、凝縮器23は、蒸発器25よりも送風機14に近い位置に配置されている。即ち、蒸発器25は、凝縮器23よりも上流側に配置されている。凝縮器23は、循環風路20を通る空気を加熱する加熱手段として機能し、蒸発器25は、循環風路20内を通る空気を冷却して除湿する除湿手段として機能する。
乾燥行程においては、ヒートポンプユニット12の圧縮機22が駆動されるとともに、送風機14が駆動される。これにより、水槽4内の空気が循環風路20を通して循環されるようになり、かつ、その循環する空気が蒸発器25により除湿され、凝縮器23により加熱されて温風化される。よって、水槽4内に温風が供給されるようになり、これにより、ドラム6内の衣類の乾燥が行われる。
次に、洗濯乾燥機1の制御系の構成例について説明する。即ち、図4に例示するように、制御装置30は、例えばマイクロコンピュータを主体として構成されており、制御プログラムに基づいて洗濯乾燥機1の動作全般を制御する。制御装置30には、上述したドラムモータ7、送風機14、圧縮機22などの各種の駆動系の構成要素が接続されている。また、制御装置30には、洗濯乾燥機1を操作するための操作パネル31が接続されている。
操作パネル31には、操作入力部31a、表示出力部31bが設けられている。操作入力部31aは、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程、乾燥行程などの各種の行程の実行回数や実行時間などを設定するための各種の設定スイッチ、洗濯乾燥機1の電源をオン/オフするための電源スイッチ、洗濯乾燥機1に動作や各行程の一時停止および再開を入力するための動作制御スイッチ、などの各種のスイッチ類を含む。表示出力部31bは、例えば液晶パネルや有機ELパネルにより構成されており、各行程の予測実行時間などの各種の情報を表示により出力する。
また、制御装置30には、温度センサ32、湿度センサ33、扉開閉センサ34などの各種のセンサ類が接続されている。温度センサ32は、この場合、水槽4の空気出口8aおよび空気入口8bの近傍にそれぞれ設けられており、水槽4内の温度を検出する。湿度センサ33は、例えば、水槽4の空気出口8aあるいは空気入口8bの近傍に設けられており、水槽4内の湿度を検出する。制御装置30は、これら温度センサ32、湿度センサ33による検出データに基づき、例えば乾燥行程実行時における水槽4内の状況、この場合、温度および湿度を特定することが可能であり、さらに、その特定される水槽4内の状況に基づき、水槽4内の衣類の乾燥率を特定することが可能である。また、制御装置30は、水槽4の空気出口8aの近傍に設けられている温度センサ32の検出データと、水槽4の空気入口8bの近傍に設けられている温度センサ32の検出データとの差に基づき、水槽4の出入口の温度差を特定することが可能である。
扉開閉センサ34は、筐体2の洗濯物出入口の近傍に設けられている。扉開閉センサ34は、扉3が開かれて洗濯物出入口が開放されると、扉開信号を制御装置30に出力する。一方、扉開閉センサ34は、扉3が閉められて洗濯物出入口が閉塞されると、扉閉信号を制御装置30に出力する。制御装置30は、扉開閉センサ34が出力する信号に基づいて、扉3の開閉状態を特定することが可能である。
また、制御装置30は、制御プログラムを実行することにより、重量検知処理部41、乾燥行程実行処理部42、乾燥時間予測処理部43、報知処理部44などの各種の処理部をソフトウェアにより仮想的に実現する。なお、これらの処理部は、ハードウェアにより構成してもよいし、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせにより構成してもよい。
重量検知処理部41は、重量検知手段の一例であり、水槽4内、より正確には、ドラム6内に収容されている衣類の重量を検知する。衣類の重量を検知する重量検知処理は、例えば、ドラム6内の衣類の重量に応じてドラムモータ7の回転負荷が変化することを利用するものであり、水槽4内への給水前の状態で、ドラムモータ7を所定の短時間だけ回転させ、その際のドラムモータ7の回転速度の変化を検出することにより行うことができる。なお、重量検知処理部41は、水槽4の重量を検知する図示しない重量センサなどを備えることにより衣類の重量を検知する構成としてもよい。
乾燥行程実行処理部42は、乾燥行程実行手段の一例であり、水槽4内、より正確には、ドラム6内に収容されている衣類を乾燥する乾燥行程を実行する。なお、制御装置30は、水槽4内に収容されている衣類を洗う洗い行程を実行する図示しない洗い行程実行処理部、水槽4内に収容されている衣類をすすぐすすぎ行程を実行する図示しないすすぎ行程実行処理部、水槽4内に収容されている衣類を脱水する脱水行程を実行する図示しない脱水行程実行処理部も備えている。
図5に例示するように、乾燥行程実行処理部42は、乾燥行程を複数、この場合、3つの区間D1,D2,D3に分割して実行するように構成されている。区間D1は、乾燥行程の初期における区間であり、水槽4内の温度を所定の乾燥温度に上昇させる予熱区間として設定されている。この区間D1においては、水槽4の空気出口8aの温度P、および、水槽4の空気入口8bの温度Qは、何れも、乾燥時間の経過に伴い徐々に上昇する。この場合、水槽4の空気出口8aの温度Pの上昇率の方が水槽4の空気入口8bの温度Qの上昇率よりも高くなっている。
また、この区間D1においては、水槽4の空気出口8aの温度Pと空気入口8bの温度Qとの温度差Rも、乾燥時間の経過に伴い徐々に上昇する。また、この区間D1においては、水槽4内の衣類の乾燥率Sは、それほど上昇せず、ほぼ横ばい状態である。つまり、この区間D1においては、水槽4内の衣類は、ほとんど乾燥されず、湿った状態で維持される。
区間D2は、乾燥行程の中間期における区間であり、水槽4内の温度が所定の乾燥温度に維持されて衣類の乾燥がほぼ一定の除湿率で進行する恒率区間として設定されている。この区間D2においては、水槽4の空気出口8aの温度P、および、水槽4の空気入口8bの温度Qは、何れも、それほど変化せず、ほぼ横ばい状態である。この場合、水槽4の空気出口8aの温度Pの方が水槽4の空気入口8bの温度Qよりも高くなっている。
また、この区間D2においては、水槽4の空気出口8aの温度Pと空気入口8bの温度Qとの温度差Rも、それほど変化せず、ほぼ横ばい状態である。また、この区間D2においては、水槽4内の衣類の乾燥率Sは、乾燥時間の経過に伴い徐々に上昇し、衣類の乾燥が進行する。
区間D3は、乾燥行程の終期における区間であり、水槽4内の衣類の乾燥がほぼ完了して衣類の除湿率が減少する減率区間として設定されている。この区間D3においては、水槽4の空気出口8aの温度Pは、乾燥時間の経過に伴い徐々に上昇するが、水槽4の空気入口8bの温度Qは、乾燥時間の経過に伴い徐々に低下する。
また、この区間D3においては、水槽4の空気出口8aの温度Pと空気入口8bの温度Qとの温度差Rは、乾燥時間の経過に伴い徐々に拡大する。また、この区間D3においては、水槽4内の衣類の乾燥率Sは、それほど上昇せず、ほぼ横ばい状態である。
乾燥時間予測処理部43は、予測手段の一例であり、乾燥行程の所要時間を予測乾燥時間として予測する。この場合、乾燥時間予測処理部43は、乾燥行程の開始時に予測した乾燥行程全体の予測乾燥時間を、乾燥行程の途中において、区間D1,D2,D3ごとに分けて修正可能に構成されている。
報知処理部44は、報知手段の一例であり、乾燥時間予測処理部43により予測される予測乾燥時間を報知する。この場合、報知処理部44は、乾燥時間予測処理部43により予測される予測乾燥時間を表示出力部31bに表示することにより報知するように構成されている。また、報知処理部44は、乾燥行程の途中において、乾燥時間予測処理部43によって予測乾燥時間が修正された場合には、その修正後の予測乾燥時間を、表示出力部31bを介して報知するように構成されている。
次に、洗濯乾燥機1の乾燥行程における制御例について説明する。即ち、図6に例示するように、制御装置30は、乾燥行程を開始すると、乾燥行程の開始前に重量検知処理部41により検知した衣類の重量に基づき算出した予測乾燥時間を表示出力部31bに表示する(A1)。本実施形態では、制御装置30は、乾燥行程の開始前である洗い行程の開始前に重量検知処理部41により検知した衣類の重量に基づき算出した予測乾燥時間を表示するようになっている。なお、制御装置30は、乾燥行程の開始前であれば、例えば、すすぎ行程や脱水行程において重量検知処理部41により検知した衣類の重量に基づく予測乾燥時間を表示するようにしてもよい。また、制御装置30は、乾燥行程を開始すると、まず、重量検知処理部41により水槽4内の衣類の重量を検知し、乾燥行程の開始時における衣類の重量に基づき算出した予測乾燥時間を表示するようにしてもよい。
制御装置30は、予測乾燥時間を表示すると、乾燥行程の一時停止が入力されたか否かを監視する(A2)。制御装置30は、乾燥行程の一時停止が入力されたことが検知されない場合には(A2:NO)、乾燥行程の完了条件が満たされているか否かを確認する(A3)。乾燥行程の完了条件は、要するに、水槽4内の衣類の乾燥が完了していることを確認するための条件であり、例えば、その時点で設定されている予測乾燥時間が経過したこと、水槽4内の湿度が所定値以下に低下したこと、などである。
制御装置30は、乾燥行程の完了条件が満たされている場合には(A3:YES)、この乾燥行程を終了する。一方、制御装置30は、乾燥行程の完了条件が満たされていない場合には(A3:NO)、ステップA2に移行する。
制御装置30は、乾燥行程の一時停止が入力された場合には(A2:YES)、図示しないタイマにより経過時間の計測を開始する(A4)。また、制御装置30は、扉3が開かれたか否かを監視する(A5)。制御装置30は、乾燥行程の一時停止が入力されてから所定の衣類出し入れ許容時間が経過するまでに扉3が開かれたことが検知されない場合には(A5:NO)、ステップA2に移行する。なお、所定の衣類出し入れ許容時間は、適宜変更して設定することができ、ユーザが衣類の出し入れ作業を行う場合に想定される一般的な所要時間を設定するとよい。
一方、制御装置30は、所定の衣類出し入れ許容時間が経過するまでに扉3が開かれたことが検知された場合には(A5:YES)、所定の衣類出し入れ許容時間が経過するまでに扉3が閉じられたか否かを監視する(A6)。制御装置30は、所定の衣類出し入れ許容時間が経過するまでに扉3が閉じられたことが検知されない場合には(A6:NO)、扉開報知処理を実行して(A7)、ステップA6に移行する。
ステップA7における扉開報知処理は、扉3が開いたままの状態であることを示すメッセージ情報を、例えば表示出力部31bを介して報知する処理である。なお、洗濯乾燥機1が例えばスピーカやブザーなどの音声出力機能を備えている場合には、制御装置30は、扉3が開いたままの状態であることを示すメッセージ情報を音声により出力するように構成してもよい。
制御装置30は、所定の衣類出し入れ許容時間が経過するまでに扉3が閉じられたことが検知された場合には(A6:YES)、所定の衣類出し入れ許容時間が経過するまでに乾燥行程の再開が入力されたか否かを監視する(A8)。そして、制御装置30は、所定の衣類出し入れ許容時間が経過するまでに乾燥行程の再開が入力されない場合には(A8:NO)、エラー報知処理を実行して(A9)、ステップA8に移行する。即ち、制御装置30は、乾燥行程の一時停止が入力されてから所定の衣類出し入れ許容時間が経過するまでに乾燥行程の再開が入力されない場合には、ユーザに乾燥行程の再開の入力を促すためのメッセージ情報を、例えば表示出力部31bを介して報知する。なお、このエラー報知処理は、洗濯乾燥機1に音声出力機能が備えられているのであれば、音声により出力してもよい。
そして、制御装置30は、所定の衣類出し入れ許容時間が経過するまでに乾燥行程の再開が入力されると(A8:YES)、乾燥行程の一時停止が入力されてからの経過時間の計測を終了する(A10)。そして、制御装置30は、重量検知処理部41による重量検知処理を実行して、その時点における水槽4内の衣類の重量を検知する(A11)。また、制御装置30は、温度センサ32による温度検知処理を実行して、その時点における水槽4内の温度を検知する(A12)。また、制御装置30は、湿度センサ33による湿度検知処理を実行して、その時点における水槽4内の湿度を検知する(A13)。なお、重量検知処理(A11)、温度検知処理(A12)、湿度検知処理(A13)の実行順は、適宜変更して実施することができる。
そして、制御装置30は、検知された衣類の重量、水槽4内の温度、水槽4内の湿度の全ての情報、あるいは、少なくとも何れか1つの情報に基づいて、予測乾燥時間を修正する(A14)。なお、衣類の重量に基づく予測乾燥時間の修正は、例えば、衣類の重量が当初よりも増加していれば予測乾燥時間を当初よりも長く修正し、衣類の重量が当初よりも減少していれば予測乾燥時間を当初よりも短く修正する。また、水槽4内の温度に基づく予測乾燥時間の修正は、例えば、水槽4内の温度が当初よりも高くなっていれば予測乾燥時間を当初よりも短く修正し、水槽4内の温度が当初よりも低くなっていれば予測乾燥時間を当初よりも長く修正する。また、水槽4内の湿度に基づく予測乾燥時間の修正は、例えば、水槽4内の湿度が当初よりも高くなっていれば予測乾燥時間を当初よりも長く修正し、水槽4内の湿度が当初よりも低くなっていれば予測乾燥時間を当初よりも短く修正する。例えば、衣類の重量が増加し、且つ、水槽4内の温度が高くなっている場合などには、複数の情報のうち最も変化量が大きい情報を優先して、その情報に基づき予測乾燥時間を調整するようにするとよい。
制御装置30は、予測乾燥時間を修正すると、その修正した予測乾燥時間を報知して(A15)、ステップA2に移行する。以上に説明した制御例において、制御装置30は、乾燥行程の実行中において、乾燥行程の一時停止が入力されたこと(A2:YES)、その後、扉3が開かれたこと(A5:YES)、その後、扉3が閉じられたこと(A6:YES)、その後、乾燥行程の再開が入力されたこと(A8:YES)の全てが満たされた場合に、乾燥行程の途中において水槽4に対し衣類が出し入れされたと判断し、予測乾燥時間を修正(A14)し、修正後の予測乾燥時間を報知(A15)するように構成されている。
次に、上述したステップA14における予測乾燥時間の修正処理の一例について説明する。即ち、図7に例示するように、制御装置30は、予測乾燥時間の修正処理においては、当初の予測乾燥時間Tの全体を修正するのではなく、乾燥行程の途中において水槽4に対する衣類の出し入れがあった時点Cを含む区間において予測乾燥時間を修正し、その修正後の予測時間を全体の予測乾燥時間に反映するように構成されている。
即ち、図7の例では、当初の予測乾燥時間Tは、当初の区間D1の予測乾燥時間t1、当初の区間D2の予測乾燥時間t2、当初の区間D3の予測乾燥時間t3を合計した合計時間となっている。そして、この例では、区間D2の実行中に衣類の出し入れCが発生している。そのため、制御装置30は、当初の区間D2の予測乾燥時間t2を、衣類の出し入れCの後に検知された衣類の重量、水槽4内の温度、水槽4内の湿度の全ての情報、あるいは、少なくとも何れか1つの情報に基づいて修正する。そして、制御装置30は、その修正後の区間D2の予測乾燥時間t2aに、当初の区間D1の予測乾燥時間t1、および、当初の区間D3の予測乾燥時間t3を加算し、その加算時間を、修正後の予測乾燥時間Taとして設定する。このように算出される修正後の予測乾燥時間Taは、当初の予測乾燥時間Tを、衣類の出し入れCが発生した区間D2を短縮した分、短縮した時間となっている。
なお、図7の例では、予測乾燥時間の修正処理を実行する時点において、区間D1は完了している。そのため、当初の区間D1の予測乾燥時間t1に代えて、区間D1に要した実際の乾燥時間に基づき修正後の予測乾燥時間Taを算出するようにしてもよい。また、図7の例では、修正後の予測乾燥時間Taが当初の予測乾燥時間Tよりも短縮される場合を例示した。しかし、衣類の出し入れCが発生した区間の修正後の予測乾燥時間が延長される場合もあり、その場合には、修正後の予測乾燥時間Taが当初の予測乾燥時間Tよりも延長されることになる。
また、図7の例では、区間D2の実行中に衣類の出し入れCが発生した場合を例示した。しかし、制御装置30は、区間D1の実行中に衣類の出し入れCが発生した場合には、まず当初の区間D1の予測乾燥時間t1を修正し、その修正を全体の予測乾燥時間に反映させる。また、制御装置30は、区間D3の実行中に衣類の出し入れCが発生した場合には、まず当初の区間D3の予測乾燥時間t3を修正し、その修正を全体の予測乾燥時間に反映させる。なお、この場合も、予測乾燥時間の修正処理を実行する時点において、区間D1,D2は完了している。そのため、当初の区間D1の予測乾燥時間t1、当初の区間D2の予測乾燥時間t2に代えて、区間D1,D2に要した実際の乾燥時間に基づき修正後の予測乾燥時間Taを算出するようにしてもよい。
本実施形態に係る洗濯乾燥機1によれば、乾燥行程の開始前あるいは開始時に予測した予測乾燥時間Tを、乾燥行程の途中において区間D1,D2,D3ごとに分けて修正可能に構成した。この構成によれば、乾燥行程の途中において衣類の追加や取り出しが行われた場合に、区間D1,D2,D3ごとに、よりきめ細かく、且つ、より精度良く乾燥時間を予測し直すことができる。
また、洗濯乾燥機1によれば、衣類の出し入れがあった時点、つまり、水槽4内の状況、例えば、水槽4内の衣類の収容量、水槽4内の温度、水槽4内の湿度などが変化した時点を含む区間において予測乾燥時間を修正することができる。よって、水槽4内の状況変化を精度良く反映させて、より正確に予測乾燥時間を予測し直すことができる。
(第2実施形態)
図8に例示するように、本実施形態では、制御装置30は、乾燥行程を構成する複数の区間D1,D2,D3において、それぞれの予測乾燥時間t1,t2,t3を修正可能である。そして、制御装置30は、修正後の予測乾燥時間t1a,t2a,t3aが修正前の予測乾燥時間t1,t2,t3よりも所定の基準時間TK以上短くなる区間を特定可能である。なお、所定の基準時間TKは、適宜変更して設定することができる。図8の例では、区間D1,D3については、修正後の予測乾燥時間t1a,t3aが修正前の予測乾燥時間t1,t3よりも所定の基準時間TK以上短くなっていない。しかし、区間D2については、修正後の予測乾燥時間t2aが修正前の予測乾燥時間t2よりも所定の基準時間TK以上短くなっている。
図8に例示するように、本実施形態では、制御装置30は、乾燥行程を構成する複数の区間D1,D2,D3において、それぞれの予測乾燥時間t1,t2,t3を修正可能である。そして、制御装置30は、修正後の予測乾燥時間t1a,t2a,t3aが修正前の予測乾燥時間t1,t2,t3よりも所定の基準時間TK以上短くなる区間を特定可能である。なお、所定の基準時間TKは、適宜変更して設定することができる。図8の例では、区間D1,D3については、修正後の予測乾燥時間t1a,t3aが修正前の予測乾燥時間t1,t3よりも所定の基準時間TK以上短くなっていない。しかし、区間D2については、修正後の予測乾燥時間t2aが修正前の予測乾燥時間t2よりも所定の基準時間TK以上短くなっている。
そして、制御装置30は、修正後の予測乾燥時間t2aが修正前の予測乾燥時間t2よりも所定の基準時間TK以上短くなっている区間D2の実行中においては、水槽4から衣類を取り出すことを促す衣類取り出し可能情報を、例えば表示出力部31bを介して報知する。
一方、制御装置30は、修正後の予測乾燥時間t1a,t3aが修正前の予測乾燥時間t1,t3よりも所定の基準時間TK以上短くなっていない区間D1,D3の実行中においては、水槽4内への衣類の追加が可能であることを示す衣類追加可能情報を、例えば表示出力部31bを介して報知する。なお、所定の基準時間TKは、例えば水槽4内に収容されることが想定される衣類の量や種類などに応じて、適宜変更して設定することができる。
本実施形態に係る洗濯乾燥機1によれば、修正後の予測乾燥時間が修正前の予測乾燥時間よりも所定の基準時間TK以上短くなる区間を特定することができる。そして、その特定された区間について予測乾燥時間を修正し、その予測乾燥時間を全体の予測乾燥時間に反映することにより、乾燥行程全体の予測乾燥時間を大幅に短縮することができる。
また、例えば乾燥行程の「中間期」である区間D2においては、水槽4内の衣類のうち、例えば、薄手の衣類や靴下などの小物衣類などといった比較的乾燥しやすい衣類、つまり、終期まで待たなくとも、中間期まで、あるいは、中間期の途中までに十分に乾かすことができる衣類を取り出して、その後に水槽4内に残る衣類を少なくすることができれば、その後に要する乾燥時間を大幅に短縮することができ、ひいては、乾燥行程全体の所要時間を大幅に短縮することができる。
洗濯乾燥機1によれば、修正後の予測乾燥時間が修正前の予測乾燥時間よりも所定の基準時間TK以上短くなる区間、つまり、乾燥時間を大幅に短縮することが期待できる区間において、衣類を取り出すことを促す衣類取り出し可能情報を報知するようにした。そのため、この衣類取り出し可能情報の報知に応じてユーザが実際に水槽4から概ねあるいは十分に乾燥している衣類を取り出すことにより、乾燥時間の大幅な短縮を実現することができる。
また、例えば乾燥行程の「初期」である区間D1においては、水槽4内の衣類が殆ど濡れていることから、この状態でさらに衣類を追加したとしても、実際の乾燥時間はそれほど変化しない。また、乾燥行程の「終期」である区間D3においては、水槽4内の衣類が殆ど乾いており、また、水槽4内が高温になっていることから、この状態でさらに衣類を追加したとしても、その追加した衣類もすぐに乾かすことができ、実際の乾燥時間はそれほど変化しない。
洗濯乾燥機1によれば、修正後の予測乾燥時間が修正前の予測乾燥時間よりも所定の基準時間TK以上短くなる区間以外の区間、つまり、乾燥時間を大幅に短縮することが期待できない区間において、衣類の追加が可能であることを示す衣類追加可能情報を報知するようにした。そのため、この衣類追加可能情報の報知に応じてユーザが実際に衣類を追加したとしても、実際の乾燥時間をそれほど変化させることなく乾燥行程を実行することができる。よって、衣類を追加しても乾燥時間への影響を殆どあるいは完全に無視できるようなタイミングをユーザに知らせることができる。
(第3実施形態)
図9に例示するように、本実施形態では、制御装置30は、乾燥行程の一時停止が入力され(A2:YES)、乾燥行程の一時停止が入力されてからの経過時間の計測を開始すると(A4)、温度センサ32による温度検知処理して、その時点における水槽4内の温度を検知する(B1)。そして、制御装置30は、検知された水槽4内の温度が所定の基準温度よりも低いか否かを確認する(B2)。なお、所定の基準温度は、適宜変更して設定することができ、例えば、ユーザが熱さを気にすることなく安全に衣類の出し入れを行える程度の温度以下の温度を設定するとよい。制御装置30は、水槽4内の温度が所定の基準温度よりも低い場合(B2:YSE)には、ステップA5に移行する。一方、制御装置30は、水槽4内の温度が所定の基準温度よりも高い場合には(B2:NO)、アラーム報知処理を実行して(B3)、ステップB2に移行する。
図9に例示するように、本実施形態では、制御装置30は、乾燥行程の一時停止が入力され(A2:YES)、乾燥行程の一時停止が入力されてからの経過時間の計測を開始すると(A4)、温度センサ32による温度検知処理して、その時点における水槽4内の温度を検知する(B1)。そして、制御装置30は、検知された水槽4内の温度が所定の基準温度よりも低いか否かを確認する(B2)。なお、所定の基準温度は、適宜変更して設定することができ、例えば、ユーザが熱さを気にすることなく安全に衣類の出し入れを行える程度の温度以下の温度を設定するとよい。制御装置30は、水槽4内の温度が所定の基準温度よりも低い場合(B2:YSE)には、ステップA5に移行する。一方、制御装置30は、水槽4内の温度が所定の基準温度よりも高い場合には(B2:NO)、アラーム報知処理を実行して(B3)、ステップB2に移行する。
このアラーム報知処理は、水槽4内の温度が高温状態であることを示すアラーム情報を、例えば表示出力部31bを介して報知する処理である。なお、洗濯乾燥機1が例えばスピーカやブザーなどの音声出力機能を備えている場合には、制御装置30は、水槽4内の温度が高温状態であることを示すアラーム情報を音声により出力するように構成してもよい。
本実施形態に係る洗濯乾燥機1によれば、水槽4内が高温状態である場合には、その旨を示すアラーム情報が報知される。これにより、水槽4内が高温である状態でユーザが衣類の出し入れ作業を行ってしまうことを回避することができ、安全性の向上を図ることができる。また、ユーザは、水槽4内の温度が低下するまで待機してから衣類の出し入れ作業に取り掛かることができ、衣類の出し入れ作業を行いやすくすることができる。
(その他の実施形態)
本実施形態は、上述した複数の実施形態に限定されるものではなく、例えば、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述した複数の実施形態を適宜組み合わせて実施してもよい。
本実施形態は、上述した複数の実施形態に限定されるものではなく、例えば、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述した複数の実施形態を適宜組み合わせて実施してもよい。
また、予測乾燥時間の修正は、水槽4内の衣類の重量、水槽4内の温度、水槽4内の湿度の全てに基づいて修正するのではなく、これらの検出値のうちの少なくとも1つ以上を適宜選択して修正するようにしてもよい。また、予測乾燥時間の修正は、水槽4内の衣類の重量、水槽4内の温度、水槽4内の湿度以外の検出値に基づいて修正するようにしてもよい。即ち、水槽4内の衣類の乾燥状況が反映される検出値であれば、その検出値に基づき予測乾燥時間を適宜修正することができる。
また、制御装置30は、乾燥行程を、さらに4つ以上の複数の区間に分割して実行するように構成してもよい。これにより、乾燥行程をさらに細分化して区間ごとに予測乾燥時間を修正することができ、一層きめ細かく、且つ、一層精度良く乾燥時間を予測し直すことができる。また、制御装置30は、乾燥行程を前期および後期の2つの区間に分割して実行するように構成してもよい。
また、本実施形態は、回転槽の回転軸が水平方向または傾斜方向に延びるいわゆるドラム式の洗濯乾燥機に限られるものではなく、回転槽の回転軸が垂直方向となるいわゆる縦軸型の洗濯乾燥機にも適用することができる。また、本実施形態は、洗濯機能を有しない純粋な衣類乾燥機にも適用することができる。
なお、本実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯乾燥機(衣類乾燥機)、4は水槽(衣類収容槽)、42:乾燥行程実行処理部(乾燥行程実行手段)、43:乾燥時間予測処理部(予測手段)、44:報知処理部(報知手段)を示す。
Claims (5)
- 衣類が収容される衣類収容槽と、
前記衣類収容槽に収容されている衣類を乾燥する乾燥行程を実行する乾燥行程実行手段と、
前記乾燥行程の所要時間を予測乾燥時間として予測する予測手段と、
前記予測手段により予測される前記予測乾燥時間を報知する報知手段と、
を備え、
前記乾燥行程実行手段は、前記乾燥行程を複数の区間に分割して実行し、
前記予測手段は、前記乾燥行程の開始時に予測した前記予測乾燥時間を、前記乾燥行程の途中において前記区間ごとに修正可能であり、
前記報知手段は、前記乾燥行程の途中において前記予測乾燥時間が修正された場合には、その修正後の前記予測乾燥時間を報知する衣類乾燥機。 - 前記予測手段は、前記乾燥行程の途中において前記衣類収容槽に対し衣類が出し入れされた場合には、その出し入れがあった時点を含む区間において前記予測乾燥時間を修正する請求項1に記載の衣類乾燥機。
- 前記予測手段は、複数の前記区間においてそれぞれ前記予測乾燥時間を修正可能であるとともに、修正後の前記予測乾燥時間が修正前の前記予測乾燥時間よりも所定時間以上短くなる区間を特定可能である請求項1または2に記載の衣類乾燥機。
- 前記報知手段は、修正後の前記予測乾燥時間が修正前の前記予測乾燥時間よりも所定時間以上短くなる区間において、前記衣類収容槽から衣類を取り出すことを促す情報を報知する請求項3に記載の衣類乾燥機。
- 前記報知手段は、修正後の前記予測乾燥時間が修正前の前記予測乾燥時間よりも所定時間以上短くなる区間以外の区間において、前記衣類収容槽への衣類の追加が可能であることを示す情報を報知する請求項3または4に記載の衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
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JP2018081385A JP2019187613A (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | 衣類乾燥機 |
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Cited By (2)
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