JP2017164369A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Miho Masuda
美穂 増田
佳奈 都築
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佳奈 都築
西村 好美
Yoshimi Nishimura
好美 西村
牧野 嘉幸
Yoshiyuki Makino
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Abstract

【課題】乾燥風路にフィルタを備えるものにあって、フィルタ表面の結露を抑制する。【解決手段】本実施形態の洗濯乾燥機は、本体内に設けられ衣類が収容される収容槽と、前記収容槽に対し乾燥風路を通して温風を循環供給させる温風供給装置と、前記乾燥風路中に設けられ糸くずを捕獲するフィルタと、前記収容槽内の衣類に対する洗濯運転及び乾燥運転を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記フィルタを乾燥させるフィルタ乾燥動作の実行が可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、洗濯乾燥機に関する。
例えば洗濯機においては、温風ダクト及びヒータを備え、脱水行程の後半で加熱した空気を脱水槽内に供給することにより、脱水槽及び外槽の壁面を乾燥させるようにすることが考えられていた(例えば、特許文献1参照)。
ところで、近年では、ドラム式の洗濯乾燥機において、水槽内の下部にヒータを設け、水槽(収容槽)内に貯留される水を前記ヒータにより加熱する構成としたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この構成では、洗濯時に水槽内の水を加熱して温水化し、その温水で洗い行程を実行することにより、洗浄性能の向上を図ることが期待できる。
特開2000−279681号公報 特開2012−75818号公報
上記したような、温水を用いて洗い行程を実行できるようにした洗濯乾燥機にあっては、洗濯運転の終了時において水槽内に水蒸気が残ることがある。そのため、残った水蒸気が原因で、乾燥運転時にリントを捕獲するために乾燥風路に配置されたフィルタに結露が生ずることがあり、フィルタにカビや雑菌が発生したり、フィルタの掃除に手間がかかったりする不具合が起こる。
そこで、乾燥風路にフィルタを備えるものにあって、フィルタ表面の結露を抑制することができる洗濯乾燥機を提供する。
本実施形態の洗濯乾燥機は、本体内に設けられ衣類が収容される収容槽と、前記収容槽に対し乾燥風路を通して温風を循環供給させる温風供給装置と、前記乾燥風路中に設けられ糸くずを捕獲するフィルタと、前記収容槽内の衣類に対する洗濯運転及び乾燥運転を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記フィルタを乾燥させるフィルタ乾燥動作の実行が可能に構成されている。
第1の実施形態に係る洗濯乾燥機の外観構成を概略的に示す斜視図 外箱を取除いた状態で示す本体内部の背面側からの斜視図 洗濯乾燥機の電気的構成を示すブロック図 洗濯運転時の処理の流れを示すフローチャート 第2の実施形態に係る洗濯運転時の処理の流れを示すフローチャート 第3の実施形態に係る洗濯運転時の処理の流れを示すフローチャート 第4の実施形態に係る洗濯運転時の処理の流れを示すフローチャート 第5の実施形態に係る洗濯運転時の処理の流れを示すフローチャート 第6の実施形態に係る洗濯運転時の処理の流れを示すフローチャート 第7の実施形態を示すもので、フィルタ乾燥動作の制御手順を示すフローチャート 条件の一覧を示す図 条件と送風開始タイミングとの関係を示す図 条件とファン回転数との関係を示す図 条件と送風温度との関係を示す図 第8の実施形態を示すもので、条件と排気開口面積との関係を示す図
以下、洗濯機能及び乾燥機能を有するドラム式の洗濯乾燥機に適用したいくつかの実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、複数の実施形態間で共通する部分については、同一符号を付して、新たな図示や繰返しの説明を省略することとする。
(1)第1、第2の実施形態
第1の実施形態について、図1から図4を参照しながら説明する。まず、図1、図2を参照しながら、本実施形態に係るドラム式の洗濯乾燥機の全体構成について述べる。図1において、洗濯乾燥機の本体を構成する外箱1は、ほぼ矩形箱状をなし、底部に台板2が設けられている。外箱1の前面部には、ほぼ中央部に位置して、衣類が出し入れされる出入口3が円形状に設けられていると共に、その出入口3を開閉するため扉4がヒンジ5を介して横方向に回動可能に取付けられている。外箱1の前面部の上部には、操作パネル6が設けられていると共に、その左側に位置して洗剤投入ケース7が設けられている。
前記操作パネル6には、電源入りスイッチ45、電源切りスイッチ46、表示部47のほか、各種の操作部48が設けられている。本実施形態では、ユーザが操作部48を操作して、温水洗浄コースを選択・設定することにより、例えば40℃、60℃といった温水を用いた洗濯運転(洗い行程)の実行が可能に構成されている。操作パネル6の裏側には、制御手段を構成する制御装置50(図3参照)が設けられている。この制御装置50は、例えばマイクロコンピュータを主体に構成されていて、洗濯機全体の制御を行う。
図2に示すように、前記外箱1内には、水槽8が配設されている。この水槽8は、前面が開口したほぼ円筒状をなし、軸方向が前後方向の横軸状態で、かつ後下がりにやや傾斜した状態で、台板2上に弾性支持機構9を介して弾性的に支持されている。この水槽8の前面の開口部は、前記出入口3に連通している。水槽8には、前部の上面右寄り部位に空気の排出口10が設けられていると共に、背面部の上部左寄り部位に空気の供給口11が設けられている。
この水槽8内には、図1に示すように、衣類(図示せず)が収容される収容槽としてのドラム14が回転可能に配設されている。このドラム14は、詳細には示されていないが、水槽8と同様に前面が開口した円筒状をなし、その軸方向が前後方向の横軸状態で、かつ後下がりにやや傾斜した状態で、水槽8内に配設されている。ドラム14の周壁部には、通水及び通風が可能な孔15が多数形成されている。ドラム14の周壁部の内部には、複数個のバッフル16(図1には1個のみ示す)が設けられている。ドラム14の前面開口部も前記出入口3に連通していて、ドラム14内には、出入口3から投入される衣類が収容される。
図2に示すように、ドラム14は、水槽8の背面部に設けられたドラムモータ17により回転駆動されるようになっている。このドラム14は、洗いの際には洗濯槽として、脱水の際には脱水槽として、さらに乾燥の際には乾燥槽として機能する。ドラムモータ17は、例えばアウタロータ形のDCブラシレスモータから構成されている。水槽8内の底部には、温水用ヒータ18(図3にのみ図示)が設けられている。この温水用ヒータ18は、例えばシーズヒータから構成されていて、洗濯物を温水で洗うコースを行う際に通電されて水槽8内の水を加熱する。これにより、温水供給手段が構成されている。
図2に示すように、水槽8の外部には、前記ドラム14内に温風を循環供給するための乾燥風路としての循環風路20が設けられている。この循環風路20は入口と出口を有していて、その入口が水槽8の前記排出口10に接続され、出口が水槽8の前記供給口11に接続されている。なお、図2中に示す点線矢印は、乾燥運転時に乾燥風が循環風路20を流れる方向を示しており、循環風路20の構成について、その流れに沿って順に説明する。
まず、水槽8の前部の上部には、排気ダクト21が設けられている。この排気ダクト21の一端部が水槽8の排出口10に接続されており、当該排気ダクト21の一端部が循環風路20の入口を構成している。排気ダクト21の後部側の他端部には、フィルタダクト22が接続されている。このフィルタダクト22は、上面が開口した矩形容器状のフィルタケース22aと、このフィルタケース22aから後方へ向けて延ばされたダクト部22bとから構成されていて、フィルタケース22aの前部が排気ダクト21の他端部に接続されている。フィルタケース22aには、水槽8の上方に位置して、フィルタユニット23(図1参照)が、上面開口部を通して着脱可能に装着されるようになっている。
詳しく図示はしないが、フィルタユニット23は、ホルダ部と、このホルダ部に着脱可能に支持されたフィルタとを有する周知構成を備えている。前記フィルタは、フィルタダクト22内を通過する空気中から糸くずを捕獲するように構成されている。前記ホルダ部は、フィルタケース22aに対する装着状態で、該フィルタケース22aの上面開口を塞ぐようにして外箱1の上面に配置されるカバー部を有している。カバー部には、手掛け部が設けられている。これにて、ユーザが、フィルタの掃除等を行うために、フィルタケース22aからフィルタユニット23を容易に取外すことができるようになっている。
図2に示すように、前記ダクト部22bの後端部には、水槽8の背部において垂下状態に設けられた垂下ダクト24が接続されている。その垂下ダクト24の下端部には、上方へ折り返すように上方へ延びる熱交換ダクト25が接続されている。熱交換ダクト25には、散水部26が設けられている。散水部26の一端部は、給水弁27(図3参照)に接続されている。この場合、熱交換ダクト25内を点線矢印で示す方向に流れる乾燥風に対して、散水部26から注水されることで、乾燥風が冷却され、当該乾燥風に含まれる水分が結露して除湿される構成となっていて、熱交換ダクト25は水冷除湿タイプの熱交換器(除湿器)として機能する。熱交換ダクト25の下端部には排水管28が設けられていて、この排水管28には、図示しない排水ホースが接続される。
水槽8の上部には、温風供給装置としての乾燥風発生ユニット30が設けられている。この乾燥風発生ユニット30は、送風機31と加熱装置32とを備えている。このうち送風機31は、ファンケーシング33と、このファンケーシング33内に設けられた図示しないファンと、このファンを回転させるファンモータ34とから構成されている。ファンケーシング33の吸気口が、前記熱交換ダクト25の上端部に接続されている。前記加熱装置32は、ヒータケース35と、このヒータケース35内に配設された乾燥用ヒータ36とを備えている。ヒータケース35の入口が、ファンケーシング33の吐出口に接続されている。ヒータケース35の出口は、給気ダクト37および、水槽8の背面8bに設けられたカバー部材38を介して前記供給口11に接続されている。カバー部材38は、水槽8の供給口11に接続されていて、循環風路20の出口を構成している。乾燥用ヒータ36は、この場合、PTCヒータにより構成されている。
尚、詳しく図示はしないが、前記循環風路20のうちフィルタユニット23よりも後段部分、例えばフィルタダクト22(ダクト部22b)部分に位置して、排気装置が設けられている。この排気装置は、循環風路20内の空気(ひいては水槽8内の空気)を、外箱1外へ排気するための排気口、その排気口を開閉するための排気ダンパ41(図3にのみ図示)、外気を取入れるための吸気口、前記送風機31等から構成されている。前記排気ダンパ41は例えばモータを駆動源として動作され、排気口の開口面積の調整も可能とされている。これにて、送風機31(ファンモータ34)の駆動状態で、排気ダンパ41を動作させて排気口が開放されると、循環風路20内を通過する空気の一部が外箱1外部へ排気される。またこのとき、吸気口から外気が循環風路20内に取込まれる。
上記した循環風路20には、例えば前記熱交換ダクト25内の上部に位置して、湿度センサ42が設けられている。この湿度センサ42が、該循環風路20内の湿度を検出する湿度検出手段として機能する。また、前記水槽8内の底部には、水槽8(ドラム14)内の洗濯水の温度を検知するための水温センサ43が設けられている。この水温センサ43が、水温検出手段及び槽内温度検出手段として機能する。更に、外箱1内において、台板2の上部付近には、室温検出手段としての外気温センサ44が設けられている。
図3は、上記した制御装置50を中心とした、本実施形態の洗濯乾燥機の電気的構成を概略的に示している。制御装置50には、操作パネル6の電源入りスイッチ45、電源切りスイッチ46、各種の操作部48からの操作信号が入力されると共に、制御装置50が操作パネル6の表示部47の表示を制御する。また、制御装置50には、前記湿度背名s42、水温センサ43、外気温センサ44からの検知信号が入力される。制御装置50は、給水弁27、水槽8内の水を排出するための排水弁51、ドラムモータ17、温水用ヒータ18、ファンモータ34、乾燥用ヒータ36、排気ダンパ41を制御する。
以上の構成により、制御装置50は、操作部48にてユーザにより設定される運転コースに応じて、各センサからの入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づいて、洗濯乾燥機本体の各機構を制御し、周知の洗い、すすぎ、脱水の各行程からなる洗濯運転や、乾燥運転を自動で実行する。このとき、制御装置50は、前記循環風路20内に設けられ糸くずを捕獲するフィルタを乾燥させるフィルタ乾燥動作の実行が可能とされている。本実施形態では、このフィルタ乾燥動作は、乾燥風発生ユニット30の送風機31及び加熱装置32を動作させて、循環風路20内つまりフィルタユニット23内に温風を供給することにより行われるようになっている。
さて、次の作用説明でも述べるように、本実施形態では、制御装置50は、洗い行程において温水を用いた温水洗浄コースの洗濯運転が実行されたとき、或いは、洗い行程の終了時において、前記水温センサ43の検出した洗濯水の温度が、所定温度(例えば30℃)以上であったときのいずれかを条件として、フィルタ乾燥動作を実行させるようになっている。また本実施形態では、洗い運転における脱水行程の終了後、ドラム14内からの衣類の取出しを検知した後に、フィルタ乾燥動作を一定時間(例えば15分)実行するようになっている。
次に、上記構成の洗濯乾燥機の作用について、図4も参照して述べる。図4のフローチャートは、制御装置50が実行する、洗濯運転の詳細な行程(処理手順)を示している。ユーザは、洗濯運転を実行させたい場合、ドラム14内に衣類を投入すると共に、洗剤投入ケース7内に必要量の洗剤を投入した上で、操作パネル6の操作部48を操作して洗濯コースを設定し(ステップS1)、スタート操作を行う(ステップS2)。このとき、ユーザは、洗濯コースの設定では、水道水をそのまま用いる通常コース、温水を用いる温水洗浄コース、風呂の残り湯を用いる風呂水コースなどを設定することができる。
ステップS2にて洗濯運転がスタートされると、ステップS3にて給水が行われる。次のステップS4では、温水を用いる温水洗浄コースが設定されているかどうかが判断される。温水洗浄コースが設定されている場合には(ステップS4にてYes)、ステップS5にて、温水用ヒータ18がオンされながら、温水を用いた洗い行程が実行される。ステップS6では、温水を用いた洗い行程が所定時間(例えば15分)実行されたかどうかが判断される。所定時間の洗い行程が終了すると(ステップS6にてYes)、ステップS7に進み、排水が行われる。
一方、温水洗浄コースが設定されていない場合には(ステップS4にてNo)、ステップS15にて、温水用ヒータ18がオフのまま洗い行程が実行される。ステップS16では、洗い行程が所定時間(例えば15分)実行されたかどうかが判断される。所定時間の洗い行程が終了すると(ステップS16にてYes)、次のステップS17にて、水温センサ43が検出した水温が、所定温度(例えば30℃)以上であるかどうかが判断される。水温センサ43が検出した水温が、所定温度未満である場合には(ステップS17にてNo)、後述のように、ステップS18からの処理が行われる。
ここで、水道水を用いた洗い行程の場合には、30℃未満であることが普通であるが、風呂水コースや、或いは、給湯器から温水を供給するようにした洗い行程にあっては、この時点での水温が30℃以上となっていることもあり得る。そのため、この時点での水温が、所定温度以上である場合には(ステップS17にてYes)、温水洗浄コースが設定されていた場合と同様に、ステップS7に進み、排水の処理からが実行される。
ステップS7にて排水が行われた後、ステップS8にて、第1脱水が行われる。第1脱水の後は、ステップS9にて給水が行われ、ステップS10にて、すすぎの行程が行われる。すすぎの行程が終了すると、ステップS11にて、排水が行われ、引続き、ステップS12にて脱水(最終脱水)の行程が行われる。次のステップS13では、ドラム14内から衣類が取出されたかどうかが判断される。この衣類取出しの判断は、例えば扉4の開閉の検知、ドラム14内の重量検知、光センサによるドラム14内の衣類検知、ドラム14内の画像による衣類検知等に基づいて行われる。
そして、衣類が取出されたと判断された場合には(ステップS13にてYes)、次のステップS14にて、フィルタ乾燥動作が実行される。上記したように、このフィルタ乾燥動作は、乾燥風発生ユニット30の送風機31及び加熱装置32を動作させて、循環風路20内つまりフィルタユニット23内に、乾いた温風を供給することにより行われ、フィルタの水分、湿気が除去されるようになっている。所定時間(例えば15分間)のフィルタ乾燥動作が完了すると、洗濯運転が終了する。
尚、上記したように、温水洗浄コースが設定されておらず、且つ、洗い行程終了時点の水温が、所定温度未満であった場合には(ステップS17にてNo)、ステップS18にて排水が行われた後、ステップS19にて、第1脱水が行われる。第1脱水の後は、ステップS20にて給水が行われ、ステップS21にて、すすぎの行程が行われる。すすぎの行程が終了すると、ステップS22にて、排水が行われ、引続き、ステップS23にて脱水(最終脱水)の行程が行われ、洗濯運転が終了する。
このような本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。本実施形態の洗濯乾燥機では、循環風路20中に設けられたフィルタを、乾燥させるフィルタ乾燥動作の実行が可能となった。これにより、糸くずを捕獲するフィルタに、水蒸気などの水分(湿気)が付着しても、フィルタ乾燥動作の実行により、フィルタを乾燥させることができる。従って、循環風路20にフィルタを備えるものにあって、フィルタ表面の結露を抑制することができ、ひいては、フィルタにカビや雑菌が発生したり、フィルタの掃除に手間がかかったりすることを未然に防止することができる。
このとき本実施形態では、フィルタ乾燥動作を、乾燥運転を行うための乾燥風発生ユニット30を動作させて循環風路20に温風を供給することにより行うようにしたので、簡単な構成で済ませながら、効果的なフィルタ乾燥動作を行うことができる。特に本実施形態では、温水を用いた洗濯運転が実行されたことや、洗い行程後の洗濯水の水温が所定温度以上であったことを条件として、フィルタ乾燥動作を実行するようにした。これにより、水蒸気の残存等が起こりやすくフィルタに結露が発生しやすい場合に、無駄なくフィルタ乾燥動作が実行され、フィルタの結露を効果的に防止することができる。更に本実施形態では、ドラム14からの衣類の取出し後に、フィルタ乾燥動作を実行するようにしたので、衣類に対する悪影響を及ぼすことなくフィルタ乾燥動作を実行することができる。
図5は、第2の実施形態を示すものであり、上記第1の実施形態と異なる点は、フィルタ乾燥動作を実行するタイミングにある。即ち、本実施形態でも、制御装置50は、温水を用いた温水洗浄コースが実行されたとき、或いは、洗い行程の終了時点で洗濯水の温度が所定温度(例えば30℃)以上であったときのいずれかを条件として、フィルタ乾燥動作を実行する。そして、本実施形態では、制御装置50は、洗濯運転の最後のすすぎ行程における排水後に、最終脱水行程と同時に並行してフィルタ乾燥動作を実行させる。
図5において、洗い行程が終了し、ステップS7にて排水が行われた後、ステップS8にて、第1脱水が行われる。第1脱水の後は、ステップS9にて給水が行われ、ステップS10にて、すすぎの行程が行われる。すすぎの行程が終了すると、ステップS11にて、排水が行われる。本実施形態では、この排水後、ステップS31にて、フィルタ乾燥動作が開始され、循環風路20のフィルタユニット23内への温風供給が開始される。そして、ステップS32では、脱水(最終脱水)の行程が行われる。脱水行程が終了すると、ステップS33にて、温風供給が終了する、つまりフィルタ乾燥動作が完了し、洗濯運転が終了する。
これにて、上記第1の実施形態と同様に、フィルタ乾燥動作の実行により、フィルタ表面の結露を抑制することができ、ひいては、フィルタにカビや雑菌が発生したり、フィルタの掃除に手間がかかったりすることを未然に防止することができる等の効果を得ることができる。特に本実施形態では、すすぎ行程終了後の排水後に、最終脱水の行程と同時に並行してフィルタ乾燥動作を実行するように構成したので、フィルタ乾燥動作を実行しながらも、洗濯運転の終了までに要する時間を、短く済ませることができる。
(2)第3、第4の実施形態
図6は、第3の実施形態を示すものである。この第3の実施形態では、制御装置50は、洗濯運転のコースには関係なく、脱水(最終脱水)の行程終了時点で、湿度センサ42により検出された循環風路20内の湿度が、所定値(例えば70%)以上であったことを条件に、ドラム14内からの衣類の取出し検知後に、フィルタ乾燥動作を一定時間(例えば15分)実行するようになっている。
図6に示すように、洗濯運転が開始され、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程(すてぷ12)までが終了すると、次のステップS41にて、湿度センサ42の検出湿度が、所定値(例えば70%)以上かどうかが判断される。検出湿度が所定値未満であるときには(ステップS41にてNo)、フィルタ乾燥動作は実行されず、そのまま洗濯運転が終了する。湿度センサ42の検出湿度が、所定値以上であったときには(ステップS41にてYes)、次のステップS42にて、ドラム14内から衣類が取出されたかどうかが判断される。
そして、衣類が取出されたと判断された場合には(ステップS42にてYes)、次のステップS43にて、フィルタ乾燥動作が実行される。このフィルタ乾燥動作は、やはり、乾燥風発生ユニット30の送風機31及び加熱装置32を動作させて、循環風路20内つまりフィルタユニット23内に、乾いた温風を供給することにより行われ、フィルタの水分、湿気が除去される。所定時間(例えば15分間)のフィルタ乾燥動作が完了すると、洗濯運転が終了する。
このような第3の実施形態においては、湿度センサ42の検出湿度が、所定値以上であることを条件に、フィルタ乾燥動作を実行させるように構成した。この場合、循環風路20内や、これとつながっている水槽8内の湿度が高いときには、水蒸気の残存が多くフィルタの結露などが起こりやすいため、フィルタ乾燥動作を実行することにより、上記第1の実施形態と同様に、無駄なく、フィルタの結露を効果的に防止することができる。
図7は、第4の実施形態を示すものであり、第3の実施形態と異なるところは、次の点にある。即ち、洗い行程が終了すると、ステップS44にて、湿度センサ42により検出された循環風路20内の湿度が、所定値(例えば70%)以上かどうかの判断が行われる。湿度センサ42の検出湿度が所定値未満である場合には(ステップS44にてNo)、ステップS18〜ステップS23にて、すすぎの行程や最終脱水の行程等が行われ、洗濯運転が終了する。
これに対し、湿度センサ42の検出湿度が所定値以上であった場合には(ステップS44にてYes)、上記第2の実施形態と同様に、排水(ステップS7)、第1脱水(ステップS8)、給水(ステップS9)、すすぎの行程(ステップS10)、排水(ステップS11)が順に行われる。そして、排水後、ステップS31にて、フィルタ乾燥動作が開始され、循環風路20のフィルタユニット23内への温風供給が開始される。ステップS32では、脱水(最終脱水)の行程が行われ、脱水行程が終了すると、ステップS33にて、温風供給が終了する、つまりフィルタ乾燥動作が完了し、洗濯運転が終了する。
この第4の実施形態によれば、第3の実施形態と同様に、湿度センサ42の検出湿度が、所定値以上であることを条件に、フィルタ乾燥動作を実行させるので、無駄なくフィルタ乾燥動作を実行することができ、フィルタの結露を効果的に防止することができる。しかも、第2の実施形態と同様に、すすぎ行程終了後の排水後に、最終脱水の行程と同時に並行してフィルタ乾燥動作を実行するように構成したので、フィルタ乾燥動作を実行しながらも、洗濯運転の終了までに要する時間が長くなることを抑えることができる。
(3)第5、第6の実施形態
図8は、第5の実施形態を示すものである。この第5の実施形態では、制御装置50は、フィルタ乾燥動作を、排気装置としての排気ダンパ41及び送風機31を動作させて、水槽8内及び循環風路20内から排気することにより行わせるようになっている。尚このとき、排気ダンパ41の動作による排気口の開口面積は、例えば100%とされる。
また、制御装置50は、上記第1の実施形態と同様に、温水洗浄コースの洗濯運転(洗い行程)が実行されたとき、或いは、洗い行程の終了時点での水温センサ43の検出温度が、所定温度(例えば30℃)以上であったことを条件として、フィルタ乾燥動作を実行させる。そして、制御装置50は、フィルタ乾燥動作を実行させるタイミングとして、洗い行程後、洗濯運転の終了まで継続して行う。つまり、フィルタ乾燥動作を、すすぎ行程、脱水行程と同時に並行して行うようになっている。
即ち、温水洗浄コースにおける洗い行程が終了したとき(ステップS6にてYes)、或いは、洗い行程の終了時点での水温センサ43の検出水温が、所定温度以上である場合には(ステップS17にてYes)、次のステップS51にて、フィルタ乾燥動作、即ち排気ダンパ41及び送風機31の動作による排気が開始される。その後、排水(ステップS7)、第1脱水(ステップS8)、給水(ステップS9)、すすぎの行程(ステップS10)、排水(ステップS11)、脱水(最終脱水)の行程が順に行われる。
最終の脱水行程が終了すると、ステップS52にて、排気ダンパ41及び送風機31が停止され、排気が終了する、つまりフィルタ乾燥動作が完了し、洗濯運転が終了する。このような第5の実施形態によれば、排気装置によるフィルタ乾燥動作、即ち、排気ダンパ41及び送風機31を動作させることによって水槽8及び循環風路20内からの排気を行うことにより、フィルタユニット23のフィルタを乾燥させることができる。
従って、上記第1の実施形態と同様に、フィルタ表面の結露を抑制することができ、ひいては、フィルタにカビや雑菌が発生したり、フィルタの掃除に手間がかかったりすることを未然に防止することができる等の効果を得ることができる。特に本実施形態では、洗い行程後に、運転終了までの間にフィルタ乾燥動作を並行して行うようにしたので、比較的長い時間に渡ってフィルタ乾燥動作を実行して、十分な乾燥効果を得ながらも、洗濯運転の終了までに要する時間が長くなることを防止することができる。
図9は、第6の実施形態を示しており、上記第5の実施形態と異なるところは、次の点にある。即ち、この第6の実施形態では、温水洗浄コースにおける洗い行程が終了したときに(ステップS6にてYes)、ステップS53にて、水温センサ43の検出した水槽8内の温度と、外気温センサ44の検出した外気温度(室温)との差を求め、その温度差が、所定値(例えば10deg)以上であるかが判断される。
そして、温度差が所定値以上であったときに(ステップS61にてYes)、ステップS51からの処理が行われ、洗濯運転の終了までフィルタ乾燥動作が実行される。これに対し、温度差が所定値未満であったときには(ステップS61にてNo)、フィルタ乾燥動作は行われずに、ステップS18からの処理が実行される。ここで、水槽8内の温度と室温との温度差が大きいときには、フィルタの結露などが起こりやすいため、温度差が所定値以上であることを条件に、フィルタ乾燥動作を実行することにより、やはり水蒸気の残存などによるフィルタの結露を効果的に防止することができる。
尚、温水洗浄コースが設定されていない洗い行程が終了すると(ステップS16にてYes)、次のステップS54にて、湿度センサ42により検出された循環風路20内の湿度が、所定値(例えば70%)以上かどうかの判断が行われる。湿度センサ42の検出湿度が所定値以上であった場合には(ステップS54にてYes)、やはり、ステップS51からの処理が実行され、フィルタ乾燥動作が実行される。
(4)第7、第8の実施形態、その他の実施形態
図10〜図14は、第7の実施形態を示すものである。この第7の実施形態では、制御装置50は、例えば洗い行程の終了時点における、水温センサ43の検出温度が所定温度(例えば30℃)以上である、湿度センサ42の検出湿度が所定値(例えば70%)以上である、水温センサ43の検出した水槽8内の温度と外気温センサ44の検出した外気温度との温度差が所定値(例えば10deg)以上である、の3つの条件のうち、1つの条件でも満たしている場合にフィルタ乾燥動作を実行する。
そして、それら3つの条件のうち、複数(2又は3)の条件を満たした場合には、満たした条件の数が多いほど、より乾燥度合をより高めるようなフィルタ乾燥動作の制御を行うようにしている。具体的には、フィルタ乾燥動作において、より乾燥度合をより高める制御として、送風機31による送風量を増やす、乾燥用ヒータ36の出力により温風の温度を高くする、フィルタ乾燥動作の開始時点を早める(実行時間を長くする)といった制御が行われる。更に本実施形態では、上記条件の変動に基づいて、フィルタ乾燥動作の終了時点の制御も行うようにしている。
図10のフローチャートは、フィルタ乾燥動作の制御の概略手順を示している。洗濯運転が開始され、ステップS61の洗い行程が終了すると、ステップS62にて、フィルタ乾燥動作を実行するための条件A、B、Cのいずれかを満たすかどうかが判断される。条件A、B、Cのうち、いずれか1つでも満たしていれば(ステップS62にてYes)、ステップS63にて、フィルタ乾燥動作つまり温風の供給が開始される。条件A、B、Cの全てに該当しない場合には(ステップS62にてNo)、ステップS64にて、フィルタ乾燥動作が実行されることなく、洗濯運転が行われる。
図11は、上記したフィルタ乾燥動作を行う際の条件の一覧を示しており、条件Aは水温センサ43の検出温度が所定温度(例えば30℃)以上であること、条件Bは湿度センサ42の検出湿度が所定値(例えば70%)以上であること、条件Cは水温センサ43の検出した水槽8内温度と外気温センサ44の検出した外気温度との温度差が所定値(例えば10deg)以上であることを夫々表している。
尚、図11における条件D、E、Fは、夫々条件A、B、Cの裏返し(否定)の条件であり、条件Dは水温センサ43の検出温度が所定温度未満であること、条件Eは湿度センサ42の検出湿度が所定値未満であること、条件Fは水温センサ43の検出した水槽8内温度と外気温センサ44の検出した外気温度との温度差が所定値未満であることを夫々表している。条件D、E、Fは、フィルタ乾燥動作の終了制御に用いられる。
図12は、上記した条件A、B、Cのうち、条件を満たしている数と、フィルタ乾燥動作(送風動作)の開始タイミングとの関係を示している。条件A、B、Cの3つ全てに該当する場合には、洗い行程の終了後にフィルタ乾燥動作が開始され、条件A、B、Cのうちいずれか2つに該当する場合には、すすぎ行程の終了後にフィルタ乾燥動作が開始され、条件A、B、Cのうちいずれか1つに該当する場合には、最終脱水行程の前にフィルタ乾燥動作が開始される。
図13は、上記した条件A、B、Cのうち、条件を満たしている数と、フィルタ乾燥動作における送風量即ち送風機31のファンの回転数との関係を示している。条件A、B、Cの3つ全てに該当する場合には、ファン回転数が4000rpmとされ、条件A、B、Cのうちいずれか2つに該当する場合には、ファン回転数が3500rpmとされ、条件A、B、Cのうちいずれか1つに該当する場合には、ファン回転数が3000rpmとされる。
図14は、上記した条件A、B、Cのうち、条件を満たしている数と、フィルタ乾燥動作における乾燥用ヒータ36の発熱量即ち供給する温風の温度との関係を示している。条件A、B、Cの3つ全てに該当する場合には、温風温度が60℃とされ、条件A、B、Cのうちいずれか2つに該当する場合には、温風温度が55℃とされ、条件A、B、Cのうちいずれか1つに該当する場合には、温風温度が50℃とされる。
図10に戻って、ステップS63では、上記のような制御でフィルタ乾燥動作が実行されるのであるが、次のステップS65では、ステップS62において満たしていた条件A、B、Cのうち、条件を満たさなくなったものが存在するかどうかが判断される。つまり、条件Aが条件Dに変化した、条件Bが条件Eに変化した、条件Cが条件Fに変化した、のいずれかが起こったかどうかが判断される。いずれかの条件における変化が生じたと判断された場合に(ステップS65にてYes)、ステップS66にてフィルタ乾燥動作が終了される。
このような第7の実施形態によれば、上記第1の実施形態等と同様に、フィルタ乾燥動作が実行されることにより、フィルタ表面の結露を抑制することができ、ひいては、フィルタにカビや雑菌が発生したり、フィルタの掃除に手間がかかったりすることを未然に防止することができる等の効果を得ることができる。そして、フィルタ乾燥動作を行うにあたって、3つの条件A、B、Cを用いてより細やかな制御を行うことにより、エネルギーや時間の無駄なく、効率的なフィルタ乾燥動作を実行することができる。
上記第7の実施形態では、温風の供給によりフィルタ乾燥動作を行う場合を説明したが、図15に示す第8の実施形態のように、排気を行うことによりフィルタ乾燥動作を行う場合であっても、第7の実施形態と同様の制御を行うことができる。即ち、図10におけるステップS63の温風供給開始を、排気動作開始とし、ステップS66の温風供給終了を、排気動作終了とすることができる。
そして、フィルタ乾燥動作つまり排気動作の制御にあたっては、図15に示すように、排気ダンパ41により排気口の開口面積の制御を行うことができる。即ち、上記した条件A、B、Cのうち、条件を満たしている数と、フィルタ乾燥動作における排気口の開口面積との関係を示している。条件A、B、Cの3つ全てに該当する場合には、排気口が100%開口され、条件A、B、Cのうちいずれか2つに該当する場合には、排気口が75%開口され、条件A、B、Cのうちいずれか1つに該当する場合には、排気口が50%開口される。尚、図13に示した送風量(ファン回転数)の制御も併せて行うようにしても良い。
このような第8の実施形態においても、フィルタ乾燥動作が実行されることにより、フィルタ表面の結露を抑制することができる。そして、フィルタ乾燥動作を行うにあたって、3つの条件A、B、Cを用いてより細やかな排気動作の制御を行うことにより、エネルギーや時間の無駄なく、効率的なフィルタ乾燥動作を実行することができる。
尚、詳しい図示や説明は省略するが、水温、湿度、温度差に基づいてフィルタ乾燥動作を実行する場合、水温、湿度、温度差の大小に応じて、送風量や温風温度などを制御する構成とすることもできる。この場合、上記第7、第8の実施形態のように、水温、湿度、温度差が大きいほど、フィルタ乾燥動作における送風量を増やす、温風の温度を高くする、排気量を増やす、更には、フィルタ乾燥動作の開始時点を早める(実行時間を長くする)といった制御を行うことも可能である。これによっても、フィルタ乾燥動作の制御をより細やかに行うことができ、効果的となる。
その他、上記した各実施形態に限定されるものではなく、図示は省略するが、例えば次のような拡張、変更も可能である。即ち、上記実施形態においては、フィルタ乾燥動作を、循環風路内への温風供給、或いは、循環風路からの排気により行うようにしたが、例えば、循環風路(水槽)内の排気を行った後、循環風路内に温風を供給することにより、フィルタ乾燥動作を行うようにしても良い。
また、洗濯乾燥機の構成としても、様々な変更が可能である。ドラム式の洗濯乾燥機に限られず、水槽および回転槽の中心軸線が上下方向に向く、いわゆる縦軸型の洗濯乾燥機にも適用することができる。温風供給装置に、ヒートポンプ(冷凍サイクル)を組込んだものであっても良く、また除湿機能を備えないものであっても良い。温水用ヒータを備えていない洗濯乾燥機にも適用することができる。循環風路の構成としても、様々な変更が可能である。
水温センサ、湿度センサ、外気温センサといったセンサを設ける位置としても、様々な変更が可能であり、水温センサと、水槽(ドラム)内の温度を検出する槽内センサとを別々に設けても良い。更には、上記各実施形態における、温度や湿度、温度差の所定値や、時間等の具体的数値としても、一例を示したに過ぎず、適宜変更することが可能である等、要旨を逸脱しない範囲内で様々に変更して実施し得るものである。
図面中、1は外箱(本体)、8は水槽、14はドラム(収容槽)、18は温水用ヒータ(温水供給手段)、20は循環風路(乾燥風路)、23はフィルタユニット(フィルタ)、30は乾燥風発生ユニット(温風供給装置)、31は送風機、36は乾燥用ヒータ、41は排気ダンパ(排気装置)、42は湿度センサ(湿度検出手段)、43は水温センサ(水温検出手段、槽内温検出手段)、44は外気温センサ(室温検出手段)、50は制御装置(制御手段)を示す。

Claims (10)

  1. 本体内に設けられ衣類が収容される収容槽と、
    前記収容槽に対し乾燥風路を通して温風を循環供給させる温風供給装置と、
    前記乾燥風路中に設けられ糸くずを捕獲するフィルタと、
    前記収容槽内の衣類に対する洗濯運転及び乾燥運転を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記フィルタを乾燥させるフィルタ乾燥動作の実行が可能に構成されている洗濯乾燥機。
  2. 前記フィルタ乾燥動作は、前記温風供給装置により前記乾燥風路に温風を供給することにより行われる請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記収容槽及び乾燥風路内からの排気を行う排気装置を備え、
    前記フィルタ乾燥動作は、前記排気装置を動作させることにより行われる請求項1又は2記載の洗濯乾燥機。
  4. 前記収容槽に対して温水を供給することが可能な温水供給手段を備え、温水を用いた洗濯運転の実行が可能に構成されているものであって、
    前記制御手段は、前記温水を用いた洗濯運転が実行されたことを条件に、運転の終了までにフィルタ乾燥動作を実行する請求項1から3のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
  5. 前記収容槽内の洗濯水の温度を検出する水温検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記水温検出手段により検出された洗濯運転中の洗濯水の水温が所定温度以上であったときに、運転の終了までにフィルタ乾燥動作を実行する請求項1から4のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
  6. 前記収容槽又は乾燥風路内の湿度を検出する湿度検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記湿度検出手段により検出された湿度が所定値以上であったときに、運転の終了までにフィルタ乾燥動作を実行する請求項1から5のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
  7. 前記収容槽内の温度を検出する槽内温度検出手段と、前記本体の外気温度を検出する室温検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記槽内温度検出手段により検出された槽内温度と、前記室温検出手段により検出された室温との温度差が、所定値以上であったときに、運転の終了までにフィルタ乾燥動作を実行する請求項1から6のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
  8. 前記制御手段は、前記収容槽からの衣類の取出し後に、フィルタ乾燥動作を実行させる請求項1から7のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
  9. 前記制御手段は、洗濯運転における前記収容槽からの排水後に、フィルタ乾燥動作を実行させる請求項1から7のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
  10. 前記制御手段は、洗濯運転における洗い行程実行後に、フィルタ乾燥動作を実行させる請求項1から7のいずれか一項に記載の洗濯乾燥機。
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