JP2019187506A - バルブアセンブリおよび尿道カテーテル - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献2は、基端側にフランジを有する円筒状の筐体部と、筐体部内部基端側から先端側に向けて軸中心で収束するように傾斜して延出した一対の対称な面状の弁体であって、弁体先端の当接面で直線状のスリットが形成された弁体部とを有する、ショアA硬度が45〜55の弾性素材により一体成形されたダックビル形逆止弁であって、弁体内面は当接面まで内側に折れ曲がらずに延伸し、筐体部円筒の外径が3.5mm〜4.5mmであり円筒肉厚が0.45mm〜0.60mm、軸に対する弁体の傾斜角度が10°〜30°、当接面の軸方向の接触長さが0.35mm〜0.55mmかつ円筒肉厚≧接触長であることを特徴とするダックビル形逆止弁を開示している。
本発明の他の目的は、バルブの閉動作時における弁の密着不良と密着のばらつきとを抑制することができるバルブアセンブリを提供することである。
本発明の他の目的は、カテーテル本体の液体導入用ルーメンからの液漏れを効果的に防止することができる尿道カテーテルを提供することである。
バルブアセンブリを開動作させるには、例えば、別途準備した押し込み部材の先端部をシャフト部材の受け部にセットし、押し込み部材を押し込むことによってシャフト部材をベース部材の第2端部側にスライドさせる。これにより、シャフト部材が、バルブの一対の傾斜弁体の合わせ面を内側から押し広げながらベース部材の第2端部側に移動する。そして、シャフト部材の先端が一対の傾斜弁体の先端に達するとスリットが開き、ベース部材の流通路が開通する。
なお、バルブアセンブリの開閉動作に使用される押し込み部材としては、例えば、シリンジ、チューブを接続するためのジョイント等が挙げられるが、これらに限らず、多種多様のものを使用することができる。
本発明の一実施形態に係るバルブアセンブリは、前記シャフト部材に対して前記ベース部材の前記第2端部側に収容され、前記シャフト部材の前記筒状部を支持する、復元力を有する伸縮自在な筒状の伸縮部材を含んでいてもよい。
本発明の一実施形態に係るバルブアセンブリでは、前記伸縮部材は、前記バルブの前記一対の傾斜弁体の前記第1端部側に一体的に形成された蛇腹構造を含んでいてもよい。
この構成によれば、伸縮部材として金属ばね等の金属部材が使用されないので、金属部材の使用時に必要な防錆処理等の労力を減らすことができる。
この構成によれば、シャフト部材と伸縮部材との位置ずれを防止できるので、シャフト部材を円滑にスライドさせることができる。
この構成によれば、スリットの方向に交差するシャフトの第2部分(凸部)によって、スリットをより大きく広げることができる。これにより、バルブの開通後、スリットの上流側と下流側との間に、液体や気体を効率よく流通させることができる。
本発明の一実施形態に係るバルブアセンブリでは、前記シャフトは、筒状の第1部分と、前記第1部分の前記第2端部側の端部から延びる棒状の第2部分とを含み、前記第2部分は、前記第1部分の前記端部の径方向に互いに対向する一対の部分から、前記第2端部側に向かって互いに近づくように、前記第1部分の軸方向に対して傾斜して延びる一対の棒状部を含んでいてもよい。
この構成によれば、受け面への押し込み部材のセットと、その後の押し込み動作とを一連の流れで行うことができるので、作業効率を向上させることができる。
この構成によれば、専用設備を必要とせず、バルブアセンブリを簡単に組み立てることができる。
本発明の一実施形態に係るバルブアセンブリ51の斜視図である。図2は、バルブアセンブリ51の分解図である。図3は、バルブアセンブリ51の平面図である。図4は、図3のIV−IV断面を示す断面図である。図5は、図3のV−V断面を示す断面図である。図6A〜図6Cは、それぞれ、図2のバルブホルダー52の側面図、平面図および底面図である。図7A〜図7Cは、それぞれ、図2のバルブ53の側面図、平面図および底面図である。図8A〜図8Cは、それぞれ、図2のシャフト部材54の側面図、平面図および底面図である。図9A〜図9Cは、それぞれ、図2のバルブカバー55の側面図、平面図および底面図である。なお、以下では、図中の上側および下側を、それぞれ、バルブアセンブリ51の使用状態における上流側および下流側として説明する。
バルブホルダー52は、この実施形態では、互いに異なる径を有する第1筒状部61および第2筒状部62を有しており、第1筒状部61および第2筒状部62が支持部60を介して一体的に繋がっている。より具体的には、第1筒状部61は、支持部60の外周縁と内周縁との間の領域から下流側に延びており、第2筒状部62は、支持部60の外周縁から上流側に延びている。第1筒状部61の下端開口は、バルブアセンブリ51の下流側開口59を構成している。
第2筒状部62は、例えば、バルブカバー55に接続される部分である。第2筒状部62の外周面には、全周に亘って円環状の凸部63が形成されている。この円環状の凸部63が設けられていることによって、バルブホルダー52とバルブカバー55とを嵌合によって接続することができる。
支持部60は、その内周縁で囲まれる部分に、バルブ53を嵌め込むための開口64を有している。開口64は、バルブ53の一対の傾斜弁体68(後述)の形状に対応する形状を有している。この実施形態では、支持部60の開口64は、互いに対向する一対の直線部と、一対の直線部の両端部から外側に膨らむように形成された一対の曲線部とによって画成されている。
一対の傾斜弁体68は、先端から所定の長さ分、互いに接して合わせ面71を形成しており、合わせ面71の先端にスリット72が形成されている。このバルブ53では、一対の傾斜弁体68の合わせ面71の領域は、合わせ面71の下流側端部(スリット72)が合わせ面71の上流側端部の鉛直方向(延長線上)からずれた位置となるように湾曲したカール部73である。
この実施形態では、例えば、円状の凸部77が3段構造となっており、蛇腹構造70の高さは、0.2mm〜1.5mm程度となっている。蛇腹構造70は、通常姿勢では、円状の凹部76および円状の凸部77が現れるように軸方向に引き伸ばされているが、蛇腹構造70の頂部78を押し込むことによって縮むことが可能である。一方、この押し込みを解除すると、蛇腹構造70の復元力によって、再び通常姿勢に戻ることができるように、蛇腹構造70は伸縮自在となっている。
シャフト部材54は、筒状部79と、筒状部79から下流側に延びるシャフト80と、筒状部79の下流側端部に形成されたフランジ部81とを一体的に含む。
シャフト80は、第1部分84が筒状部79の下流側端部の開口86に架けられることによって、筒状部79に対して一体的に接合されている。より具体的には、第1部分84は、筒状部79の一対の凸部83に跨るように形成されている。また、第1部分84は、開口86の位置を最大幅として、バルブアセンブリ51の下流側に向かって先細りとなるテーパ板状に形成されている。
フランジ部81の下面側には、凹部88が全周に亘って形成されている。この円環状の凹部88は、下流側に臨んでおり、バルブ53の蛇腹構造70の頂部78に嵌合するものである。
第1筒状部89の上流側端部は、湾曲して第2筒状部90の外周面に一体的に接合されている。これにより、第1筒状部89と第2筒状部90との間には、円環状の凹部91が形成されている。また、第1筒状部89の内周面には、第2筒状部90の下端から下流側に離れた高さ位置に、全周に亘って円環状の凹部92が形成されている。
なお、バルブアセンブリ51は、前述のように、バルブホルダー52→バルブ53→シャフト部材54→バルブカバー55の順で組み立ててもよいし、逆に、バルブカバー55→シャフト部材54→バルブ53→バルブホルダー52の順で組み立ててもよい。
図10は、本発明の一実施形態に係る尿道カテーテル1の使用状態を示す図であって、膀胱内でバルーン4が未膨張の状態を示している。図11は、本発明の一実施形態に係る尿道カテーテル1の使用状態を示す図であって、膀胱内でバルーン4が膨張した状態を示している。
次に、本発明の一実施形態に係る尿道カテーテル1の構成を、より具体的に説明する。
図12は、本発明の一実施形態に係る尿道カテーテル1の平面図である。図13は、本発明の一実施形態に係る尿道カテーテル1の側面図である。図14は、図13のXIV−XIV断面を示す断面図である。図15は、図14の二点鎖線XVで囲まれた部分の拡大図であって、バルーン4が未使用の状態を示す図である。図16は、図14の二点鎖線XVで囲まれた部分の拡大図であって、バルーン4が使用された状態を示す図である。図17は、図14の二点鎖線XVIIで囲まれた部分の拡大図であるが、カテーテル本体2は非表示となっている。図18は、図13の二点鎖線XVIIIで囲まれた部分の拡大図である。
カテーテル本体2は、可撓性のチューブからなり、その先端に硬質の先端部5が取り付けられている。例えば、キャップ状の先端部5にカテーテル本体2を挿し込むことによってインロー構造とし、当該インロー構造の合わせ面を溶着・接着等することによって互いに固定されている。
尿排出用ルーメン11は、患者の膀胱7内の尿10を体外に導くための通路であって、カテーテル本体2の長手方向一端部である基部14(図14参照)から他端部である先端部15まで貫通しており、カテーテル本体2の略中心に形成されている。尿排出用ルーメン11は、筒状の先端部5に形成された第1の尿排出口9に連通しており、この第1の尿排出口9を介して、尿が尿排出用ルーメン11に入り込むこととなる。第1の尿排出口9は、カテーテル本体2の長手方向にやや縦長な楕円形状に形成されており(図18参照)、例えば、カテーテル本体2の径方向に対向するように一対設けられていてもよい(図15および図16参照)。
第2の尿排出口37は、第1の尿排出口9と同様に、カテーテル本体2の長手方向にやや縦長な楕円形状に形成されており、例えば、カテーテル本体2の径方向に対向するように一対設けられていてもよい。また、第2の尿排出口37は、図19を参照して、カテーテル本体2の径方向断面視において、液体導入用ルーメン12および変形用ルーメン13を避ける位置、この実施形態では、第1の尿排出口9を90°回転させた位置に配置されている。これにより、第2の尿排出口37が、液体導入用ルーメン12および変形用ルーメン13に干渉することが防止されている。
そして、医師や看護師等の介助者が、シリンジで液体導入用通路23に滅菌蒸留水等の膨張用液を注入することによって、当該膨張用液が、液体導入用ルーメン12およびバルーン流通口17を介してバルーン4内に入り込み、図16を参照して、バルーン4が球状に膨張する。
図20は、図12のXX−XX断面を示す断面図であって、カテーテル本体2の形状が未圧縮の状態を示している。図21は、図12のXX−XX断面を示す断面図であって、カテーテル本体2の形状が圧縮された状態を示している。図22は、カテーテル本体2の変形例を示す図であって、カテーテル本体2の形状が未圧縮の状態を示している。図23は、カテーテル本体2の変形例を示す図であって、カテーテル本体2の形状が圧縮された状態を示している。
次に、カテーテル本体2の尿排出用ルーメン11、液体導入用ルーメン12および変形用ルーメン13の位置および形状について説明する。
尿排出用ルーメン11は、カテーテル本体2の径方向断面視において、その中心部に円形状に形成されている。尿排出用ルーメン11の内径は、例えば、2mm〜5mm程度であってもよい。
変形用ルーメン13は、尿排出用ルーメン11の周囲において、尿排出用ルーメン11を挟んで液体導入用ルーメン12と対向するように配置されている。変形用ルーメン13は、この実施形態では、カテーテル本体2の周面31に沿って湾曲した扁平形状に形成されている。より具体的には、変形用ルーメン13は、カテーテル本体2の径方向断面視において、尿排出用ルーメン11の中心Cから広がる中心角θが90°以下の扇形領域32の半径線分R1,R2上に、その一端部33および他端部34を有する扁平形状に形成されている。
また、変形用ルーメン13は、図20および図21を参照して、カテーテル本体2に1つだけ形成されていてもよいが、図22および図23を参照して、複数形成されていてもよい。この場合、一方の変形用ルーメン13(第2の変形用ルーメン)は、前述のように行き止まり部18によって先端部側が塞がれていてもよく、他方の変形用ルーメン13(第1の変形用ルーメン)は、バルーン流通口17を介してバルーン4に連通するように形成され、液体導入用ルーメン12を兼ねていてもよい。液体導入用ルーメン12を兼ねる場合でも、バルーン4が閉塞されているおかげで、当該液体導入用ルーメン12の開放端においてのみ外部と流通する形態となるため、ルーメン内を陰圧にすることができる。複数の変形用ルーメン13は、尿排出用ルーメン11を挟んで互いに対向するように配置されていてもよい。変形用ルーメン13が複数形成されていれば、カテーテル本体2を、より小さな径まで圧縮することができる。また、変形用ルーメン13は、図24を参照して、カテーテル本体2の周面31に沿った扁平形状ではあるが、周面31に沿って湾曲していなくてもよい。
例えば、バルブアセンブリ51は、操作部3の変形用ポート21にバルブホルダー52を差し込むことによって、変形用ポート21に接続される。
図25を参照して、シリンジ97が接続される前の通常状態では、一対の傾斜弁体68のカール部73に合わせ面71が形成されていることによって一対の傾斜弁体68が閉じられており、これにより、バルブアセンブリ51の上流側開口58から下流側開口59に向かう流通路が閉じられている。
また、バルブアセンブリ51では、シャフト80が十字形構造に形成されているので、スリット72の方向に交差するシャフト80の第2部分85(凸部)によって、第1部分84のみで広げる場合に比べて、スリット72をより大きく広げることができる。これにより、バルブ53の開通後、スリット72の上流側と下流側との間に気体を効率よく流通させることができるので、変形用ルーメン13を圧縮する際に要する力が小さくて済む。
さらに、バルブアセンブリ51は、専用設備を必要とせず、バルブホルダー52とバルブカバー55との嵌合によって簡単に組み立てることができる。
例えば、前述の実施形態では、本発明のベース部材の一例として、脱着自在なバルブホルダー52およびバルブカバー55の組み合わせを挙げたが、本発明のベース部材は、上流側開口58および下流側開口59を両端部に有する筒状の一体成形品であってもよい。
また、バルブ53の凹部75は、図28A〜図28Cを参照して、フランジ部69の厚さ方向一方面から他方面に達するように、フランジ部69の径方向内側に凹む切り欠き部として形成されていてもよい。この構成であれば、バルブ53の下流側から見て凹部75の位置を確認できるので、例えば、先にバルブカバー55にシャフト部材54をセットし、次いでバルブ53をバルブカバー55にセットする際、バルブカバー55の凸部93に対してバルブ53の凹部75の位置合わせを簡単に行うことができる。
また、バルブアセンブリ51の開閉動作に使用される押し込み部材としては、前述のシリンジ97の他、例えば、チューブを接続するためのジョイント等を使用することもできる。
2 カテーテル本体
3 操作部
4 バルーン
5 先端部
6 人体
7 膀胱
8 尿道
9 第1の尿排出口
10 尿
11 尿排出用ルーメン
12 液体導入用ルーメン
13 変形用ルーメン
14 (カテーテル本体)基部
15 (カテーテル本体)先端部
16 行き止まり部
17 バルーン流通口
18 行き止まり部
19 尿排出用ポート
20 液体導入用ポート
21 変形用ポート
22 尿排出用通路
23 液体導入用通路
24 変形用通路
25 (バルーン)第1端部
26 (バルーン)第2端部
27 (バルーン)膨張部
28 リブ
29 外層
30 内層
31 周面
32 扇形領域
33 (変形用ルーメン)一端部
34 (変形用ルーメン)他端部
35 (変形用ルーメン)外側面
36 (変形用ルーメン)内側面
37 第2の尿排出口
38 凹部
39 バルブ
40 バルブ
41 空間
42 平面領域
43 凸部
44 凸部
51 バルブアセンブリ
52 バルブホルダー
53 バルブ
54 シャフト部材
55 バルブカバー
56 上流側端部
57 下流側端部
58 上流側開口
59 下流側開口
60 支持部
61 第1筒状部
62 第2筒状部
63 凸部
64 開口
65 第2支持部
66 開口
67 凸部
68 一対の傾斜弁体
69 フランジ部
70 蛇腹構造
71 合わせ面
72 スリット
73 カール部
74 中空部
75 凹部
76 凹部
77 凸部
78 頂部
79 筒状部
80 シャフト
81 フランジ部
82 内周面
83 凸部
84 第1部分
85 第2部分
86 開口
87 凸部
88 凹部
89 第1筒状部
90 第2筒状部
91 凹部
92 凹部
93 凸部
94 凸部
95 凸部
96 周縁部
97 シリンジ
98 第1部分
99 第2部分
100 接続部
101 開口
Claims (12)
- 第1端部およびその反対側の第2端部を有し、前記第1端部に第1開口および前記第2端部に第2開口を有する筒状のベース部材と、
前記ベース部材の前記第1端部側に収容され、前記第1開口と前記第2開口との間を連通させる流通口および押し込み部材の先端部を受ける受け部を有し、前記ベース部材に対してスライド自在であり、前記ベース部材の前記第2端部側に延びるシャフト部材と、
前記シャフト部材に対して前記ベース部材の前記第2端部側に収容されたバルブであって、前記ベース部材の前記第1端部から前記第2端部に向かう側に収束するように延びる一対の傾斜弁体と、前記一対の傾斜弁体の先端に形成されたスリットとを有し、前記一対の傾斜弁体が前記先端から所定の長さ分、互いに接する合わせ面を有し、前記一対の傾斜弁体の前記合わせ面の領域が湾曲したカール部を含むバルブとを含む、バルブアセンブリ。 - 前記シャフト部材は、前記ベース部材に対してスライド自在な筒状部と、前記筒状部から前記ベース部材の前記第2端部側に延びるシャフトとを有する、請求項1に記載のバルブアセンブリ。
- 前記シャフト部材に対して前記ベース部材の前記第2端部側に収容され、前記シャフト部材の前記筒状部を支持する、復元力を有する伸縮自在な筒状の伸縮部材を含む、請求項2に記載のバルブアセンブリ。
- 前記伸縮部材は、前記バルブの前記一対の傾斜弁体の前記第1端部側に一体的に形成された蛇腹構造を含む、請求項3に記載のバルブアセンブリ。
- 前記シャフト部材は、前記筒状部の前記第2端部側に形成され、前記伸縮部材の頂部に嵌合する円環状の凹部を有するフランジ部を含む、請求項3または4に記載のバルブアセンブリ。
- 前記シャフトは、前記一対の傾斜弁体の前記スリットの方向に沿う第1方向に扁平な板状の第1部分と、前記第1部分から前記第1方向に交差する第2方向に突出する一対の凸部からなる第2部分とを含む十字形構造を有している、請求項2〜5のいずれか一項に記載のバルブアセンブリ。
- 前記シャフト部材の前記流通口は、前記シャフトの前記第2部分の前記第2方向両側に形成された開口を含む、請求項6に記載のバルブアセンブリ。
- 前記シャフトは、筒状の第1部分と、前記第1部分の前記第2端部側の端部から延びる棒状の第2部分とを含み、
前記第2部分は、前記第1部分の前記端部の径方向に互いに対向する一対の部分から、前記第2端部側に向かって互いに近づくように、前記第1部分の軸方向に対して傾斜して延びる一対の棒状部を含む、請求項2〜5のいずれか一項に記載のバルブアセンブリ。 - 前記シャフト部材の前記筒状部の内周面が前記ベース部材の前記第2端部側に向かって先細りとなるテーパ面となっており、
前記シャフト部材の前記受け部は、筒状の先端部を有する押し込み部材の前記先端部が当接し得る前記テーパ面からなる受け面を含む、請求項2〜8のいずれか一項に記載のバルブアセンブリ。 - 前記ベース部材は、前記第2端部側に配置され、前記バルブを支持するホルダーと、前記ホルダーに対して嵌合によって脱着自在であり、前記バルブおよび前記シャフト部材を覆うカバーとを含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載のバルブアセンブリ。
- 患者の膀胱内に留置される先端部およびその反対側の基部を有する可撓性チューブからなるカテーテル本体と、
前記カテーテル本体内に形成され、患者の膀胱内の尿を体外に導くための尿排出用ルーメンと、
前記カテーテル本体内に形成され、吸引によって前記カテーテル本体を変形させるための変形用ルーメンと、
前記変形用ルーメンに連通するように前記カテーテル本体の前記基部に取り付けられた、請求項1〜10のいずれか一項に記載のバルブアセンブリとを含む、尿道カテーテル。 - 患者の膀胱内に留置される先端部およびその反対側の基部を有する可撓性チューブからなるカテーテル本体と、
前記カテーテル本体内に形成され、患者の膀胱内の尿を体外に導くための尿排出用ルーメンと、
前記カテーテル本体の前記先端部側に設けられ、患者の膀胱内で膨張するバルーン部と、
前記バルーン部と連通するように前記カテーテル本体内に形成され、前記バルーン部に膨張用の液体を導入するための液体導入用ルーメンと、
前記液体導入用ルーメンに連通するように前記カテーテル本体の前記基部に取り付けられた、請求項1〜10のいずれか一項に記載のバルブアセンブリとを含む、尿道カテーテル。
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