JP2019187147A - パワーコンディショナ用筐体及び太陽光発電用パワーコンディショナ - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が比較的簡単で適切な防水性を有するパワーコンディショナ用筐体を得ること。【解決手段】パワーコンディショナ用筐体2は、部品収納ケース4と、部品収納ケース4の開口部4dを覆うカバー5と、部品収納ケース4の開口部4dの側の端部に取り付けられているパッキン6とを有する。部品収納ケース4は、天面部4a、底面部及び側面部を有し、側面部の一部は、開口している。カバー5は、部品収納ケース4の開口部4dを覆うパネル5aと、パネル5aに続いていて部品収納ケース4の天面部4aの一部を覆う上面部5bとを有する。パッキン6は、カバー5のパネル5aに接触している第1の接触部6bと、カバー5の上面部5bに接触している第2の接触部6cとを有する。【選択図】図4
Description
本発明は、パワーコンディショナ用筐体及び太陽光発電用パワーコンディショナに関する。
近年、比較的大規模な太陽電池発電所が増加しており、それに伴って太陽光発電用パワーコンディショナも増加している。一般の住宅では、建物内に太陽光発電用パワーコンディショナを設置する場所がないことも多い。そのため、屋外に設置することができる太陽光発電用パワーコンディショナの需要が高くなっている。太陽光発電用パワーコンディショナは、筐体の内部に電気部品を有する。電気部品の例は、太陽電池から供給される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置である。
太陽光発電用パワーコンディショナは、屋外に設置される場合、雨にさらされる。上述の通り、太陽光発電用パワーコンディショナは、筐体の内部に電気部品を有する。雨水が筐体の内部に侵入すると、電気部品が腐食する可能性がある。そのため、パワーコンディショナ用筐体には、防水性が要求される。
特許文献1は、電気回路を収容して開口を有するケースと、ケースの開口を覆うカバーと、開口を取り囲むように配置されてケースとカバーとの間に位置するパッキンとを有する筐体を開示している。特許文献2は、開口部を有するケースと、開口部を覆うカバーと、ケースとカバーとの間に位置する第1のパッキン及び第2のパッキンとを有する防水筐体構造を開示している。
特許文献1が開示している技術では、カバーとパッキンとの間に空間が形成されているため、防水性は不十分である。例えば、特許文献1が開示している技術では、パッキン上部と前面パネルの間に空間があるため、風雨などによる水が浸入でき、パッキン上部に水がたまることがある。太陽光発電用パワーコンディショナは電力変換時に熱が発生するため、筐体内部の空気の膨張収縮が起き、場合によってはパッキン部分で空気の入れ替えがおきる可能性がある。この空気の入れ替えの際に、パッキン上部に水がたまった状態のままだと、水がパッキンと前面パネルの間を通過して、部品収納ケース内部へ浸入する恐れがある。また、パッキン上部に水がたまった状態のまま、施工やメンテナンスのために前面パネルを取り外すと、パッキン上部の水が部品収納ケース内部に入り込む恐れがある。特許文献2が開示している技術では、第1のパッキンと第2のパッキンとが必要となるため、構造が比較的複雑である。構造が比較的簡単で適切な防水性を有するパワーコンディショナ用筐体が提供されることが要求されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、構造が比較的簡単で適切な防水性を有するパワーコンディショナ用筐体を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、天面部、底面部及び側面部を含み、側面部の一部が開口している部品収納ケースと、部品収納ケースの開口部を覆うカバーと、部品収納ケースの開口部の側の端部に取り付けられているパッキンとを有する。カバーは、部品収納ケースの開口部を覆うパネルと、パネルに続いていて部品収納ケースの天面部の一部を覆う上面部とを有する。パッキンは、カバーのパネルに接触している第1の接触部と、カバーの上面部に接触している第2の接触部とを有する。
本発明は、構造が比較的簡単で適切な防水性を有することができるという効果を奏する。
以下に、本発明の実施の形態にかかるパワーコンディショナ用筐体及び太陽光発電用パワーコンディショナを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる太陽光発電用パワーコンディショナ1の構成を示す図である。太陽光発電用パワーコンディショナ1は、パワーコンディショナ用筐体2と、パワーコンディショナ用筐体2の内部に配置されており、太陽電池10から供給される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置3とを有する。図1には、太陽電池10も示されている。電力変換装置3によって得られた交流電力は、負荷20によって消費される。図1には、負荷20も示されている。負荷20の例は、冷蔵庫又は空気調和機である。
図1は、実施の形態1にかかる太陽光発電用パワーコンディショナ1の構成を示す図である。太陽光発電用パワーコンディショナ1は、パワーコンディショナ用筐体2と、パワーコンディショナ用筐体2の内部に配置されており、太陽電池10から供給される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置3とを有する。図1には、太陽電池10も示されている。電力変換装置3によって得られた交流電力は、負荷20によって消費される。図1には、負荷20も示されている。負荷20の例は、冷蔵庫又は空気調和機である。
図2は、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2の外観を示す図である。図3は、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2の分解斜視図である。パワーコンディショナ用筐体2は、部品収納ケース4と、カバー5とを有する。図3は、パワーコンディショナ用筐体2が部品収納ケース4とカバー5とに分解された状態を模式的に示している。
図3に示す通り、部品収納ケース4は、天面部4aと、底面部4bと、側面部4cとを有する。側面部4cの一部は、開口している。実施の形態1の具体例では、側面部4cの一部は、天面部4aから底面部4bまで開口している。つまり、部品収納ケース4には、開口部4dが形成されている。部品収納ケース4は、例えば、金属板によって形成されている。図3に示す通り、実施の形態1では、部品収納ケース4は、直方体形状の箱のうちの側面のひとつが開口しているものである。
カバー5は、部品収納ケース4の開口部4dを覆う。更に言うと、カバー5は、部品収納ケース4の開口部4dを覆うパネル5aと、パネル5aに続いていて部品収納ケース4の天面部4aの一部を覆う上面部5bとを有する。
図4は、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2の一部の断面を模式的に示す図である。図4に示す通り、パワーコンディショナ用筐体2は、部品収納ケース4の開口部4dの側の端部に取り付けられているパッキン6を更に有する。パッキン6は、図4が示す断面と直交する方向に延びている。パッキン6は、弾性体によって構成されている。パッキン6の本体部6aの形状はU字形である。本体部6aが、部品収納ケース4の天面部4aの開口部4dの側の端部に取り付けられている。これにより、パッキン6は、部品収納ケース4に取り付けられている。
パッキン6は、カバー5のパネル5aに接触している第1の接触部6bと、カバー5の上面部5bに接触している第2の接触部6cとを有する。上述の通り、パッキン6は、図4が示す断面と直交する方向に延びている。つまり、本体部6a、第1の接触部6b及び第2の接触部6cの各々は、図4が示す断面と直交する方向に延びている。更に言うと、パッキン6は、つまり、本体部6a、第1の接触部6b及び第2の接触部6cの各々は、図4が示す断面と直交する方向に、部品収納ケース4の天面部4aの一方の端部から他方の端部まで伸びている。
上述の通り、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2は、部品収納ケース4と、カバー5と、ひとつのパッキン6とを有する。更に言うと、パワーコンディショナ用筐体2は、カバー5の防水用途としてパッキンについてはひとつしか有していない。パッキン6は、カバー5のパネル5aに接触している第1の接触部6bと、カバー5の上面部5bに接触している第2の接触部6cとを有する。第1の接触部6b及び第2の接触部6cは、防水機能を有する。したがって、パワーコンディショナ用筐体2は、構造が比較的簡単であって、適切な防水性を有する。
更に言うと、パワーコンディショナ用筐体2が屋外に設置された場合、パッキン6の第2の接触部6cは、部品収納ケース4の開口部4dと対向する面の側から開口部4dの向きに進んでくる雨水が部品収納ケース4の内部に侵入することを抑制する。その結果、パッキン6の第2の接触部6cと第1の接触部6bとの間にパワーコンディショナ用筐体2の外部からの水がたまることは抑制される。
これにより、パワーコンディショナ用筐体2の製品動作時の発熱での温度変化時の筐体の膨張収縮変化による空気の呼吸や、施工もしくはメンテナンスのためにカバー5のパネル5aを取り外した場合、部品収納ケース4の内部へ水が侵入することは抑制される。ひいては、電力変換装置3の一部又は全部が水に濡れて故障することは抑制される。
なお、パッキン6の第1の接触部6bがカバー5のパネル5aに接触していれば、第1の接触部6bが取り付けられる位置及び角度は限定されない。パッキン6の第2の接触部6cがカバー5の上面部5bに接触していれば、第2の接触部6cが取り付けられる位置及び角度は限定されない。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2にかかるパワーコンディショナ用筐体2Aの外観を示す図である。パワーコンディショナ用筐体2Aは、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2と同様に、太陽光発電用パワーコンディショナを構成する要素のひとつである。パワーコンディショナ用筐体2Aを有する太陽光発電用パワーコンディショナは、実施の形態1にかかる太陽光発電用パワーコンディショナ1と同様に、太陽電池から供給される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置を有する。
図5は、実施の形態2にかかるパワーコンディショナ用筐体2Aの外観を示す図である。パワーコンディショナ用筐体2Aは、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2と同様に、太陽光発電用パワーコンディショナを構成する要素のひとつである。パワーコンディショナ用筐体2Aを有する太陽光発電用パワーコンディショナは、実施の形態1にかかる太陽光発電用パワーコンディショナ1と同様に、太陽電池から供給される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置を有する。
図6は、実施の形態2にかかるパワーコンディショナ用筐体2Aの一部の断面を模式的に示す図である。パワーコンディショナ用筐体2Aは、部品収納ケース4Aと、カバー5Aと、パッキン6Aとを有する。部品収納ケース4Aは、実施の形態1の部品収納ケース4と同様に、天面部4a、底面部及び側面部を有する。側面部の一部は、開口している。つまり、部品収納ケース4Aには、開口部4dが形成されている。部品収納ケース4Aは、例えば、金属板によって形成されている。図6では、底面部及び側面部は示されていない。
部品収納ケース4Aは、開口部4dの端部から外側に延びるフランジ部4eを更に有する。フランジ部4eの一部は、天面部4aの端部から底面部の側と反対の側に延びている。実施の形態2では、フランジ部4eの一部と天面部4aとが形成する角のうちの小さい方の角度は90°である。なお、フランジ部4eの一部と天面部4aとが形成する角のうちの小さい方の角度は、90°に限定されない。
カバー5Aのパネル5a及び上面部5bは、フランジ部4eを覆っている。実施の形態2では、パッキン6Aの本体部6aは、フランジ部4eに取り付けられている。パッキン6Aは、図6が示す断面と直交する方向に延びている。実施の形態2でも、パッキン6Aの第1の接触部6bはカバー5Aのパネル5aに接触しており、パッキン6Aの第2の接触部6cはカバー5Aの上面部5bに接触している。
上述の通り、実施の形態2にかかるパワーコンディショナ用筐体2Aは、部品収納ケース4Aと、カバー5Aと、ひとつのパッキン6Aとを有する。更に言うと、パワーコンディショナ用筐体2Aは、パッキンについてはひとつしか有していない。パッキン6Aは、カバー5Aのパネル5aに接触している第1の接触部6bと、カバー5Aの上面部5bに接触している第2の接触部6cとを有する。第1の接触部6b及び第2の接触部6cは、防水機能を有する。したがって、パワーコンディショナ用筐体2Aは、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2と同様に、構造が比較的簡単であって、適切な防水性を有する。
加えて、パワーコンディショナ用筐体2Aは、フランジ部4eを有する。フランジ部4eの一部は、天面部4aの端部から底面部の側と反対の側に延びている。カバー5Aのパネル5a及び上面部5bは、フランジ部4eを覆っている。実施の形態2では、パッキン6Aの本体部6aは、フランジ部4eに取り付けられている。そのため、実施の形態2では、実施の形態1の場合に比べて、雨水がパワーコンディショナ用筐体2Aの内部に侵入することが抑制される。
なお、パッキン6Aの第1の接触部6bがカバー5Aのパネル5aに接触していれば、第1の接触部6bが取り付けられる位置及び角度は限定されない。パッキン6Aの第2の接触部6cがカバー5Aの上面部5bに接触していれば、第2の接触部6cが取り付けられる位置及び角度は限定されない。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3にかかるパワーコンディショナ用筐体2Bの一部の断面を模式的に示す図である。パワーコンディショナ用筐体2Bは、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2と同様に、太陽光発電用パワーコンディショナを構成する要素のひとつである。パワーコンディショナ用筐体2Bを有する太陽光発電用パワーコンディショナは、実施の形態1にかかる太陽光発電用パワーコンディショナ1と同様に、太陽電池から供給される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置を有する。
図7は、実施の形態3にかかるパワーコンディショナ用筐体2Bの一部の断面を模式的に示す図である。パワーコンディショナ用筐体2Bは、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2と同様に、太陽光発電用パワーコンディショナを構成する要素のひとつである。パワーコンディショナ用筐体2Bを有する太陽光発電用パワーコンディショナは、実施の形態1にかかる太陽光発電用パワーコンディショナ1と同様に、太陽電池から供給される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置を有する。
パワーコンディショナ用筐体2Bは、部品収納ケース4Bと、カバー5Bと、パッキン6Bとを有する。部品収納ケース4Bは、実施の形態1の部品収納ケース4と同様に、天面部4a、底面部及び側面部を有する。側面部の一部は、開口している。つまり、部品収納ケース4Bには、開口部4dが形成されている。部品収納ケース4Bは、例えば、金属板によって形成されている。図7では、底面部及び側面部は示されていない。
部品収納ケース4Bの天面部4aは、開口部4dの側の端部に設けられている溝4fを有する。カバー5Bのパネル5a及び上面部5bは、溝4fを覆っている。実施の形態3の具体例では、カバー5Bのパネル5a及び上面部5bは、溝4fの一部を覆っている。実施の形態3では、パッキン6Bの本体部6aは、溝4fを構成する二つの側部を構成する第1の側部4gと第2の側部4hとのうちのパネル5aに近い側の側部である第1の側部4gに取り付けられている。パッキン6Bは、図7が示す断面と直交する方向に延びている。実施の形態3でも、パッキン6Bの第1の接触部6bはカバー5Bのパネル5aに接触しており、パッキン6Bの第2の接触部6cはカバー5Bの上面部5bに接触している。
上述の通り、実施の形態3にかかるパワーコンディショナ用筐体2Bは、部品収納ケース4Bと、カバー5Bと、ひとつのパッキン6Bとを有する。更に言うと、パワーコンディショナ用筐体2Bは、パッキンについてはひとつしか有していない。パッキン6Bは、カバー5Bのパネル5aに接触している第1の接触部6bと、カバー5Bの上面部5bに接触している第2の接触部6cとを有する。第1の接触部6b及び第2の接触部6cは、防水機能を有する。したがって、パワーコンディショナ用筐体2Bは、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2と同様に、構造が比較的簡単であって、適切な防水性を有する。
加えて、パワーコンディショナ用筐体2Bは、溝4fを有する。カバー5Bのパネル5a及び上面部5bは、溝4fを覆っている。パッキン6Bの本体部6aは、溝4fを構成する二つの側部を構成する第1の側部4gと第2の側部4hとのうちのパネル5aに近い側の側部である第1の側部4gに取り付けられている。実施の形態3でも、パッキン6Bの第1の接触部6bはカバー5Bのパネル5aに接触しており、パッキン6Bの第2の接触部6cはカバー5Bの上面部5bに接触している。実施の形態3では、雨水が溝4fに比較的溜まり易く、実施の形態1の場合に比べて、パワーコンディショナ用筐体2Bの内部に侵入することが抑制される。
なお、パッキン6Bの第1の接触部6bがカバー5Bのパネル5aに接触していれば、第1の接触部6bが取り付けられる位置及び角度は限定されない。パッキン6Bの第2の接触部6cがカバー5Bの上面部5bに接触していれば、第2の接触部6cが取り付けられる位置及び角度は限定されない。
実施の形態4.
図8は、実施の形態4にかかるパワーコンディショナ用筐体2Cの一部の断面を模式的に示す図である。パワーコンディショナ用筐体2Cは、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2と同様に、太陽光発電用パワーコンディショナを構成する要素のひとつである。パワーコンディショナ用筐体2Cを有する太陽光発電用パワーコンディショナは、実施の形態1にかかる太陽光発電用パワーコンディショナ1と同様に、太陽電池から供給される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置を有する。
図8は、実施の形態4にかかるパワーコンディショナ用筐体2Cの一部の断面を模式的に示す図である。パワーコンディショナ用筐体2Cは、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2と同様に、太陽光発電用パワーコンディショナを構成する要素のひとつである。パワーコンディショナ用筐体2Cを有する太陽光発電用パワーコンディショナは、実施の形態1にかかる太陽光発電用パワーコンディショナ1と同様に、太陽電池から供給される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置を有する。
パワーコンディショナ用筐体2Cは、実施の形態1において説明した部品収納ケース4と、カバー5と、パッキン6とを有する。部品収納ケース4は、実施の形態1において説明した通り、天面部4a、底面部及び側面部を有する。側面部の一部は、開口している。つまり、部品収納ケース4には、開口部4dが形成されている。部品収納ケース4は、例えば、金属板によって形成されている。図8では、底面部及び側面部は示されていない。
カバー5は、部品収納ケース4の開口部4dを覆う。更に言うと、カバー5は、部品収納ケース4の開口部4dを覆うパネル5aと、パネル5aに続いていて部品収納ケース4の天面部4aの一部を覆う上面部5bとを有する。パッキン6は、部品収納ケース4の開口部4dの側の端部に取り付けられている。具体的には、パッキン6の本体部6aが、部品収納ケース4の天面部4aの開口部4dの側の端部に取り付けられている。パッキン6は、カバー5のパネル5aに接触している第1の接触部6bと、カバー5の上面部5bに接触している第2の接触部6cとを有する。
パワーコンディショナ用筐体2Cは、部品収納ケース4の天面部4aから部品収納ケース4の外部に突出している壁7を更に有する。
上述の通り、実施の形態4にかかるパワーコンディショナ用筐体2Cは、部品収納ケース4と、カバー5と、ひとつのパッキン6とを有する。更に言うと、パワーコンディショナ用筐体2Cは、パッキンについてはひとつしか有していない。パッキン6は、カバー5のパネル5aに接触している第1の接触部6bと、カバー5の上面部5bに接触している第2の接触部6cとを有する。第1の接触部6b及び第2の接触部6cは、防水機能を有する。したがって、パワーコンディショナ用筐体2Cは、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2と同様に、構造が比較的簡単であって、適切な防水性を有する。
加えて、パワーコンディショナ用筐体2Cは、壁7を有する。実施の形態4では、実施の形態1の場合に比べて、雨水は壁7によりパッキン6に届きにくい。そのため、実施の形態1の場合に比べて、雨水がパワーコンディショナ用筐体2Cの内部に侵入することが抑制される。
なお、実施の形態4にかかるパワーコンディショナ用筐体2Cは、実施の形態1にかかるパワーコンディショナ用筐体2が有するすべての構成要素に加えて、壁7を有する。パワーコンディショナ用筐体2Cと同様に、実施の形態2にかかるパワーコンディショナ用筐体2A及び実施の形態3にかかるパワーコンディショナ用筐体2Bの各々は、壁7を有していてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略又は変更することも可能である。
1 太陽光発電用パワーコンディショナ、2,2A,2B,2C パワーコンディショナ用筐体、3 電力変換装置、4,4A,4B 部品収納ケース、4a 天面部、4b 底面部、4c 側面部、4d 開口部、4e フランジ部、4f 溝、4g 第1の側部、4h 第2の側部、5,5A,5B カバー、5a パネル、5b 上面部、6,6A,6B パッキン、6a 本体部、6b 第1の接触部、6c 第2の接触部、7 壁、10 太陽電池、20 負荷。
Claims (5)
- 天面部、底面部及び側面部を有し、前記側面部の一部が開口している部品収納ケースと、
前記部品収納ケースの開口部を覆うカバーと、
前記部品収納ケースの前記開口部の側の端部に取り付けられているパッキンとを備え、
前記カバーは、前記部品収納ケースの前記開口部を覆うパネルと、前記パネルに続いていて前記部品収納ケースの前記天面部の一部を覆う上面部とを有し、
前記パッキンは、前記カバーの前記パネルに接触している第1の接触部と、前記カバーの前記上面部に接触している第2の接触部とを有する
ことを特徴とするパワーコンディショナ用筐体。 - 前記部品収納ケースは、前記開口部の端部から外側に延びるフランジ部を更に有し、
前記カバーの前記パネル及び前記上面部は、前記フランジ部を覆い、
前記パッキンは、前記フランジ部に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のパワーコンディショナ用筐体。 - 前記部品収納ケースの前記天面部は、前記開口部の側の端部に設けられている溝を有し、
前記カバーの前記パネル及び前記上面部は、前記溝を覆い、
前記パッキンは、前記溝を構成する二つの側部のうちの前記パネルに近い側の側部に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のパワーコンディショナ用筐体。 - 前記部品収納ケースの前記天面部から前記部品収納ケースの外部に突出している壁を更に備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のパワーコンディショナ用筐体。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載のパワーコンディショナ用筐体と、
前記パワーコンディショナ用筐体の内部に配置されており、太陽電池から供給される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置と
を備えることを特徴とする太陽光発電用パワーコンディショナ。
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