JP2019186126A - 回転コネクタ - Google Patents

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哲平 持田
Teppei Mochida
哲平 持田
伸行 石榑
Nobuyuki Ishikure
伸行 石榑
直士 臼谷
Naoshi Usuya
直士 臼谷
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Abstract

【課題】異物の侵入を抑制可能にした回転コネクタを提供する。【解決手段】回転コネクタは、固定側であるステータ2と、ステータ2に対して相対回転するロテータ3とを備える。組み付けられたステータ2とロテータ3との間に収容室60を備える。ロテータ3及びステータ2の隙間から収容室60へ繋がる経路には、ロテータ3及びステータ2に設けられた突起82,83により異物侵入抑制部80が設けられている。異物侵入抑制部80は、交互に連続して迂曲する経路84を複数段備える。【選択図】図5

Description

本発明は、回転コネクタに関する。
従来、一方が他方に対して相対回転する2部品の間の電気接続を確保する回転コネクタとして、ステアリングロールコネクタが周知である。
特許文献1に記載のステアリングロールコネクタは、固定側となるステータと、ステータに対して相対回動可能に組み付けられたロテータとを備える。ロテータは、ステアリングシャフトと一体で回転する。ロテータ及びステータ内部の収容室には、ロテータの回転に応じて巻き締め又は巻き緩み可能なフレキシブルフラットケーブル(FFC)が収容される。このフレキシブルフラットケーブルを介してロテータ側及びステータ側の通電が確保されている。
フレキシブルフラットケーブルは、収容室において、ロテータの内筒外側及びステータの外筒内側に沿うように巻き付けられ、中間でU字状に巻き返されている。ロテータ回転時は、フレキシブルフラットケーブルのU字状部分が周方向に移動することで、ステアリングシャフトの回動が許容される。
特開2011−210615号公報
従来技術のステアリングロールコネクタには、ロテータ及びステータの隙間から異物(砂等)がフレキシブルフラットケーブルの収容室に侵入する可能性があった。異物が侵入すると、ロテータ回転時、異物とフレキシブルフラットケーブルとが擦れ合い、これがユーザーに耳障りな異音となってしまう問題があった。
本発明の目的は、異物の侵入を抑制可能にした回転コネクタを提供することにある。
上記問題を解決するための回転コネクタは、回転軸と一体回転するロテータと、前記回転軸に対して相対回転し、かつ、前記ロテータとの間に収容室を形成するように前記ロテータと係合するステータと、前記ロテータ及び前記ステータの隙間から前記収容室に至る経路に沿って、前記経路の迂曲が交互に連続するように前記回転軸の軸方向に沿って突出する複数の突出部を有する異物侵入抑制部とを備える。
この構成によれば、ロテータ及びステータの隙間から異物が侵入しても、この異物の奥への移動を異物侵入抑制部に設けられた突出部を壁にすることによって制限することが可能となる。よって、回転コネクタの収容室への異物の侵入を抑制することが可能となる。
前記回転コネクタにおいて、前記ロテータ及び前記ステータの一方に設けられ、これらの他方と対向するように突状に形成されたフランジ部を備え、前記突出部は、前記フランジ部と、前記ロテータ及び前記ステータのうち前記フランジ部が形成されていない一方とのそれぞれに形成されていることが好ましい。
この構成によれば、ロテータとステータとの互いに対向する部位に突出部を設けることができ、異物の侵入をより抑制できる。
前記回転コネクタにおいて、前記フランジ部の前記突出部が形成された面の裏面は、前記収容室において、前記回転軸の軸方向の空間が当該収容室の径方向外側よりも径方向内側において広がるように斜面状に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、収容室における回転軸の軸方向に沿った空間を広くすることができる。これにより、収容室に収容された物体(例えば、フレキシブルフラットケーブル)とフランジ部との接触を抑制できる。
前記回転コネクタにおいて、前記ステータを間に挟むようにして前記ロテータに係合され、当該ロテータと一体回動するスリーブを備え、前記ロテータは、前記回転軸に組み付けられた前記スリーブに係合されることにより、当該スリーブによって径方向の移動が制限されていることが好ましい。
この構成によれば、スリーブによってロテータの径方向の移動が制限されるので、ロテータがステータに接触してしまう状況を生じ難くすることが可能となる。これにより、異物侵入抑制部の経路の間隔を好適に保つことができる。これは、異物の侵入抑制に寄与する。
本発明の回転コネクタは、異物の侵入を抑制することができる。
一実施形態の回転コネクタの斜視図。 回転コネクタを裏面側から見た斜視図。 回転コネクタの分解斜視図。 回転コネクタのII−II線断面図。 異物侵入抑制部の拡大図。 収容室の拡大図。 回動時のケーブルの動きを示す図。
以下、回転コネクタの一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
<全体構成>
図1及び図2に示すように、回転コネクタ1は、回転コネクタ1において固定側となるステータ2と、ステータ2に回動可能に組み付けられたロテータ3とを備える。ステータ2は、ステータ2の底部を形成するメインステータ4と、ステータ2の壁部を形成する環状のサブステータ5とを組み付けて形成されている。ステータ2及びロテータ3は、環状をなすロテータ3がステータ2に対して軸心L1回りに回動するように同一軸心上に配置されている。
ステータ2及びロテータ3の各々には、同軸上に貫通孔10,11が形成され、この貫通孔10,11にステアリングシャフト12が挿通されている。ロテータ3には、貫通孔11の周囲に沿うように略筒状の内筒部15が形成されている。ロテータ3の内筒部15の内側には、ステアリングホイール(図示略)が係止される位置決め突13が複数(図1は1つのみ図示)設けられている。ステアリングホイールが回動操作された場合、その操作力がロテータ3に伝達され、ロテータ3及びステアリングホイールが軸心L1回りに同期回動する。ロテータ3は、ステアリングホイールの操作に応じて中立位置を起点に左右に複数周回転する。
<スリーブ>
図2及び図3に示すように、回転コネクタ1は、ロテータ3をステータ2に相対回動可能に組み付けるスリーブ25を備える。スリーブ25は、スリーブ本体33の中央の孔部34にステアリングシャフト12が挿通され、スリーブ本体33の周縁に、例えばスナップフィット構造によってロテータ3に組み付く複数(本例は4つ)の組付片35が立設されている。スリーブ25は、スリーブ本体33及びロテータ3の内筒部15がメインステータ4を挟み込むようにロテータ3に組み付けられる。また、スリーブ本体33は、外径がステータ2の貫通孔10に合うように形成され、ロテータ3と組み付いた状態のとき、ロテータ3の径方向の移動を制限する。このように、ステータ2は、スリーブ25によってステータ2に対する回転軸方向及び回転半径方向への相対移動が制限されている。
<インターロック機構>
図3及び図4に示すように、回転コネクタ1は、ロテータ3をステータ2に対して中立位置で固定するインターロック機構17を備える。インターロック機構17は、スリーブ25に組み付けられたばね(図示略)によって付勢されたインターロックプレート18を備える。インターロックプレート18は、スリーブ25に支持されている。インターロックプレート18は、例えば、共にスリーブ25に収容されたばね(図示略)による付勢力によってロック方向(図3の紙面上方向)に移動した際に、インターロックプレート18に設けられた突起30がステータ2に形成された規制溝38に係止する。本例の規制溝38は、貫通孔10の周縁の一部分を切り欠くことによって形成されている。
インターロック機構17は、インターロックプレート18がロック方向(図3の紙面上方向)に移動して突起30が規制溝38に係止すれば、ロテータ3がステータ2に対して中立位置でロックされた状態となる。このように、インターロック機構17は、ロテータ3が左右回転の中立位置に位置したとき、インターロックプレート18によってステータ2及びロテータ3を固定することにより、ロテータ3をステータ2に対して中立位置で保持する。
<収容室>
図3及び図4に示すように、回転コネクタ1は、ステータ2及びロテータ3に囲まれた環状の領域により、収容室60が形成されている。収容室60は、ロテータ3の裏面からなる頂面61と、メインステータ4の上面からなる底面62と、サブステータ5の内周面からなる外側壁面63と、ロテータ3の内周面からなる内側壁面64とを備える。
収容室60の内部には、ロテータ3に組み付けられるステアリングホイール側と車体側とを電気接続するフレキシブルフラットケーブル(FFC)8が巻き締め及び巻き緩み可能に収納されている。FFC8は、複数(図3は1つのみ図示)収納され、それぞれステアリングホイールに実装された機能に対応している。FFC8が対応する機能として、例えば、エアバッグ機能、ホーン、ステアリングスイッチ、ヒータの電源等が挙げられる。
FFC8は、収容室60の外側壁面63に沿って巻回する径方向外側巻回部70と、収容室60の内側壁面64に沿って巻回する径方向内側巻回部71と、径方向外側巻回部70及び径方向内側巻回部71を繋ぐU字状の湾曲部72とを備える。FFC8は、径方向外側巻回部70の端部がステータ2のコネクタ6に繋がり、径方向内側巻回部71の端部がロテータ3のコネクタ7に繋がっている。収容室60の頂面61(ロテータ3)には、収容室60内のFFC8の状態を目視可能な確認窓14が設けられている。なお、確認窓14は、透明のシート(図示略)などで開口が閉じられている。
<異物侵入抑制部>
図4及び図5に示すように、回転コネクタ1は、ロテータ3及びステータ2の隙間から収容室60に至る経路上に異物侵入抑制部80を備えている。異物侵入抑制部80は、サブステータ5の上縁において、ロテータ3に対向するように突状に設けられたフランジ部81を備える。フランジ部81のロテータ3に対向する面には、回転軸方向へ突出した複数の突出部82が形成される。本例の突出部82は、異物の侵入方向の手前側のものを第1ステータ側突出部82aとし、異物の侵入方向の奥側のものを第2ステータ側突出部82bとする。また、ロテータ3のフランジ部81に対向する面には、突出部82と互い違いに設けられた複数の突出部83が形成される。本例の突出部83は、異物の侵入方向の手前側のものを第1ロテータ側突出部83aとし、異物侵入方向の奥側のものを第2ロテータ側突出部83bとする。第1ロテータ側突出部83aの高さH1は、第2ロテータ側突出部の高さH2より高くなっている。このように、異物侵入抑制部80は、突出部82,83が互い違いに突出した葛折り形状になっている。
異物侵入抑制部80は、その葛折り形状に沿うように、ロテータ3及びステータ2の隙間から前記収容室に至る経路方向の迂曲が交互に連続した経路84が複数段設けられている。なお、経路84は、経路方向の迂曲が交互に連続した英文字略S字状の経路とする。本例では、英文字略S字上の経路84が2段設けられている。具体的には、本例の経路84は、第1ロテータ側突出部83aから第1ステータ側突出部82aに至る第1経路84aと、第2ロテータ側突出部83bから第2ステータ側突出部82bに至る第2経路84bとからなる。
フランジ部81の上面は、異物の侵入方向に沿って上りの斜面となるような斜面状に形成されている。本例の場合、フランジ部81の上面には、第1経路84aの経路上において上り坂となるように形成された斜面部85aと、第2経路84bの経路上において上り坂となるように形成された斜面部85bとが形成されている。
フランジ部81の突出部82が形成された面に対する裏面は、収容室60において、回転軸方向の空間が収容室60の径方向外側よりも径方向内側において広がるように斜面状(以降、傾斜面65aと記す)に形成されている。フランジ部81の傾斜面65aは、FFC8(径方向外側巻回部70)がフランジ部81の裏面と接触しないようにして、FFC8との擦れを生じ難くするためのものである。
図6に示すように、収容室60は、4隅が斜面状に形成されている。本例の場合、頂面61(フランジ部81)及び外側壁面63がなす隅に前述の傾斜面65aが形成され、頂面61及び内側壁面64がなす隅に傾斜面65bが形成され、底面62及び外側壁面63がなす隅に傾斜面65cが形成され、底面62及び内側壁面64がなす隅に傾斜面65dが形成されている。収容室60は、傾斜面65a,65b,65c,65dが形成されることにより、外側壁面63及び内側壁面64近傍よりも両者の中間の方が高さ方向の空間が広くなるように形成されている。FFC8は、傾斜面65a,65b,65c,65dに4隅が支持されるように収容され、FFC8の湾曲部72が頂面61(フランジ部81)及び底面62から離間するように配置されている。
次に、回転コネクタ1が回動操作された場合の作用について図5〜図7を用いて説明する。
図7に示すように、収容室60の内部においてFFC8は、ロテータ3の回転により、径方向外側巻回部70と径方向内側巻回部71とでそれぞれ巻き締めと巻き緩みとのいずれかが行われる。このとき、FFC8は、径方向外側巻回部70及び径方向内側巻回部71の巻き数の変化に追従するため、湾曲部72が周方向に移動する。湾曲部72は、ステータ2及びロテータ3に対して相対移動する。仮に、収容室60内に異物があった場合、異物とFFC8とが擦れ合い、ユーザーに耳障りな異音が発生する可能性がある。
図5に示すように、本例では、ロテータ3及びステータ2の隙間から収容室60に続く経路84が葛折り形状に形成された異物侵入抑制部80を備えている。特に、本例の場合、異物の侵入を抑制する英文字略S字状の経路84が2段(第1経路84a、第2経路84b)形成されている。これにより、外の空間から異物が侵入する経路を複雑にすることができ、収容室60へ異物が侵入しにくくなる。そのため、異物の侵入抑制が可能となる。
また、図6に示すように、FFC8の湾曲部72は、収容室60の頂面61(フランジ部81)及び底面62から離間されている。そのため、ロテータ3の回転時に湾曲部72が周方向に移動した場合に、湾曲部72と収容室60内面とが擦れ難い。そのため、FFC8と収容室60内面とが擦れて異音が発生することを抑制できる。
このように、本例では、ロテータ3及びステータ2の隙間から収容室60に至る経路上に回転軸方向に突出する突出部82,83を有する異物侵入抑制部80を備える。この構成によれば、ロテータ3及びステータ2の隙間から異物が侵入しても、この異物の奥への移動を異物侵入抑制部80に設けられた突出部82,83を壁にすることによって制限することが可能となる。よって、回転コネクタ1の収容室60への異物の侵入を抑制することが可能となる。
また、本例において、回転コネクタ1は、フランジ部81を設け、異物侵入抑制部80は、ロテータ3とフランジ部81との間に形成される。この構成によれば、フランジ部81を利用して、十分なスペースに異物侵入抑制部80を設けることが可能となる。これは、異物の侵入抑制に寄与する。
また、本例において、フランジ部81の裏面は、収容室60の回転軸方向の空間が収容室60の径方向外側よりも径方向内側において広がるように斜面状(傾斜面65a)に形成されている。この構成によれば、フランジ部81とFFC8とが接触する部分を少なくすることができる。これにより、フランジ部81とFFC8との接触による異音の発生を抑制でき、ユーザーの快適性確保に寄与する。
また、本例において、スリーブ25は、ロテータ3に係合することにより、ロテータ3のステータ2に対する径方向の移動を制限する。この構成によれば、異物侵入抑制部80の経路の間隔を好適に保つことができる。これは、異物の侵入抑制に寄与する。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は技術的に矛盾しない範囲で組み合わせて実施することができる。
・本実施形態において、ステータ2とロテータ3とを組付ける機構は、特に限定されない。異物侵入抑制部80の葛折り形状の間隔を好適に保ちつつ、ステータ2とロテータ3が相対回動可能に組み付けられればよい。
・本実施形態において、本実施形態で、インターロック機構17は、構成要件から省略できる。
・本実施形態において、収容室60の形状は、特に限定されない。ただし、収容室60の中央に向かって回転軸方向の空間が広がるように形成されることが異音発生抑制の点で好ましい。
・本実施形態において、フランジ部81から傾斜面65aを省略してもよい。ただし、傾斜面65aを備えることが異音発生抑制の点で好ましい。
・本実施形態において、ロテータ3とステータ2とは配置を逆にしてもよい。例えば、図1の紙面上側に位置する部材をステータ2とし、紙面下側に位置する部材をロテータ3としてもよい。
・本実施形態において、フランジ部81は、ロテータ3に設けられてもよい。例えば、図1の紙面上側に位置する部材をステータ2とし、紙面下側に位置する部材をロテータ3とした場合、ステータ2と対向するようにロテータ3にフランジ部81を設けてもよい。
・本実施形態において、FFC8の本数は限定されず、適宜変更してもよい。すなわち、回転コネクタ1の仕様に合わせて適宜変更可能である。
・本実施形態において、フランジ部81は、回転半径外側に突出するように設けられてもよい。すなわち、ロテータ3及びステータ2の形状に応じて、フランジ部81の突出方向は、適宜変更可能である。
・本実施形態において、異物侵入抑制部80は、フランジ部81を利用して形成されることに限定されない。
・本実施形態において、突出部82,83の個数及び間隔は、実施例のパターンに限定されず、必要に応じて適宜変更してもよい。また、突出部82,83が互い違いになっていなくてもよい。
・本実施形態において、異物侵入抑制部80は、回転軸方向へ複数回折り返す構造だけでなく、階段状に折り返した構造や、これらを組み合わせた構造としてもよい。また、その折り返しの数も限定されない。但し、折り返し数は、多ければ多いほど異物の侵入防止に効果がある。なお、経路の迂曲が交互に1回だけのもの、すなわち、経路84が1段だけのものは含まない。
・本実施形態において、経路84は、3段以上としてもよい。段数を増やすことで異物侵入抑制の効果が高くなることが期待できる。
・本実施形態において、経路84を複数段とした場合、各段の経路84の形状は限定されない。例えば、経路84の経路形状は、各段において異なる形状に形成されてもよい。
・本実施形態において、回転コネクタ1は、車両のステアリング用に限定されない。回転する2者間を電気的に接続するものに、適用可能である。
1…回転コネクタ、2…ステータ、3…ロテータ、4…メインステータ、5…サブステータ、25…スリーブ、60…収容室、80…異物侵入抑制部、81…フランジ部、82…突出部、83…突出部、84…経路。

Claims (4)

  1. 回転軸と一体回転するロテータと、
    前記回転軸に対して相対回転し、かつ、前記ロテータとの間に収容室を形成するように前記ロテータと係合するステータと、
    前記ロテータ及び前記ステータの隙間から前記収容室に至る経路に沿って、前記経路の迂曲が交互に連続するように前記回転軸の軸方向に沿って突出する複数の突出部を有する異物侵入抑制部とを備える回転コネクタ。
  2. 前記ロテータ及び前記ステータの一方に設けられ、これらの他方と対向するように突状に形成されたフランジ部を備え、
    前記突出部は、前記フランジ部と、前記ロテータ及び前記ステータのうち前記フランジ部が形成されていない一方とのそれぞれに形成されている
    請求項1に記載の回転コネクタ。
  3. 前記フランジ部の前記突出部が形成された面の裏面は、前記収容室において、前記回転軸の軸方向の空間が当該収容室の径方向外側よりも径方向内側において広がるように斜面状に形成されている
    請求項2に記載の回転コネクタ。
  4. 前記ステータを間に挟むようにして前記ロテータに係合され、当該ロテータと一体回動するスリーブを備え、
    前記ロテータは、前記回転軸に組み付けられた前記スリーブに係合されることにより、当該スリーブによって径方向の移動が制限されている
    請求項1から3のいずれか一項に記載の回転コネクタ。
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