JP2019185954A - 汎用コネクタの接続治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリーと車載電動モーターとの間に設けられる汎用コネクタを容易に接続する。【解決手段】コネクタ接続治具1000は、第1汎用コネクタ10を位置決めして載置するベース部材100と、表裏反転させた同じ仕様の第2汎用コネクタ20を位置決めして固定する保持部材200と、ベース部材100に立設され第2汎用コネクタ20が第1汎用コネクタ10に接近および離反するように保持部材200をスライド可能に保持するスライド溝220Sを備えた立設部材220と、立設部材220に支点を有し保持部材200に作用点を有するように設けられたハンドル部材240とを含む。ハンドル部材240はベース部材100の垂直な方向である高さが変更でき、ベース部材100は第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動可能および移動不可能を切り替え可能に保持する保持部120を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、電動式搬送車たとえばバッテリー式フォークリフトやバッテリー式けん引車等に用いられるコネクタを接続する治具に関し、特に、汎用コネクタを加工する必要もなく容易に接続することのできる治具であって、たとえば様々な制約がある電動式搬送車に搭載されてバッテリーと車載電動モーターとの間に設けられる汎用コネクタを接続する治具に関する。なお、本発明において、接続されている汎用コネクタを離脱させることができなければ容易に接続させることもできないので、本発明は、容易に離脱することのできる治具に関するものでもある。また、本発明に係るコネクタ接続治具は電動式搬送車に搭載されるものに限定されるものではない。
一般的に、バッテリー交換時におけるバッテリーコネクタの脱着(たとえば満充電されたバッテリーを充電装置側のコネクタから離脱させてモータ側コネクタに接続する)は、手動で行われる。このようなコネクタの嵌め合いは、搬送作業時における車両の振動によっても不用意に外れることのないように相当に堅くなっており、そのため、その着脱が相当に困難となる。しかも、着脱作業時にコネクタの電気端子に手が触れると感電するという危険性を伴う。このため、従来からバッテリーの着脱装置が開発されている。
たとえば、従来のバッテリーコネクタの着脱装置としては、本願出願人より出願された特開2017−147061号公報(特許文献1)に示されるものがある。この特許文献1に開示されたコネクタ接続治具は、電動式搬送車に搭載されるバッテリーに用いられる汎用コネクタの接続治具であって、前記汎用コネクタは、少なくとも2極の電気端子と、前記2極の電気端子の絶縁状態を維持して前記電気端子を保持するブラケットとを含み、前記ブラケットは、表面および裏面の少なくとも一方の面に設けられた孔を備え、前記接続治具は、表裏反転させた同じ仕様の第1汎用コネクタおよび第2汎用コネクタのうちの前記第2汎用コネクタをスライドさせることにより前記汎用コネクタを接続および離脱させ、前記接続治具は、前記第1汎用コネクタの孔に棒状物を嵌合させて位置決めされる位置に前記第1汎用コネクタを載置する平板状のベース部材と、前記第2汎用コネクタの孔に棒状物を嵌合させて位置決めされる位置に前記第2汎用コネクタを固定する、前記ベース部材よりもスライド方向の長さが短い、平板状の保持部材と、前記ベース部材に立設され、前記第2汎用コネクタの電気端子が前記第1汎用コネクタの電気端子に接近および離反するように、前記保持部材をスライド可能に保持するスライド溝を備えた立設部材と、前記立設部材に支点を有し、前記保持部材に作用点を有するように、設けられたハンドル部材とを含む。
このコネクタ接続治具によると、電動式搬送車に搭載されるバッテリーに用いられる汎用コネクタを容易に接続/離脱させることができる。
特開2017−147061号公報
この特許文献1に開示されたコネクタ接続治具は、電動式搬送車に搭載されるバッテリーに用いられる汎用コネクタを容易に接続/離脱させることができる点で非常に好評を得ている。
ところで、夜間の非操業時間帯を利用した充電時間が存在しない24時間操業の工場において電動式搬送車が使用される場合、たとえば以下のように運用される。電動式搬送車の台数よりも電動式搬送車1台あたりに必要なバッテリー個数を多く準備しておいて、バッテリーの残容量が空になると電動式搬送車から空容量のバッテリーを降ろして満充電しておいたバッテリーと載せ替える。このとき、(1)電動式搬送車へ載っている空容量のバッテリーに付属する汎用コネクタと電動式搬送車の車載電動モーターに付属する汎用コ
ネクタとを離脱して空容量のバッテリーを電動式搬送車から降ろして、(2)バッテリー充電装置により予め満充電しておいたバッテリーを電動式搬送車へ載せて、載せたバッテリーに付属する汎用コネクタと電動式搬送車の車載電動モーターに付属する汎用コネクタとを接続する。なお、(3)電動式搬送車から降ろした空容量のバッテリーは、空容量のバッテリーに付属する汎用コネクタとバッテリー充電装置に付属する汎用コネクタとを接続してバッテリーをバッテリー充電装置により満充電状態まで充電しておく。ここで、特許文献1に開示されたコネクタ接続治具の使用態様としては、(1)(2)電動式搬送車に搭載されてバッテリーと車載電動モーターとの間に設けられる汎用コネクタを接続/離脱させる場合と、(3)バッテリー充電装置近傍に設けられてバッテリーとバッテリー充電装置との間に設けられる汎用コネクタを接続/離脱させる場合とがある。
いずれの場合であっても、基本的には、特許文献1に開示されたコネクタ接続治具を適用することが可能であるが、電動式搬送車に搭載する場合には、
・コネクタ接続治具を搭載するための大きな改造を電動式搬送車に施すことができない点、
・コネクタ接続治具を搭載する電動式搬送車の空間に制約がある点、
・汎用コネクタを接続/離脱する場合には容易に作業が行えるコネクタ接続治具でなければならず、かつ、汎用コネクタを接続/離脱しない場合(すなわち電動式搬送車が運転中の場合)には電動式搬送車の運転に支障がないコネクタ接続治具でなければならない点、・電動式搬送車が運転中の場合に容易に離脱してはならない反面、電動式搬送車に備えられた緊急停止機能(多くの場合、バッテリーと車載電動モーターとの間に設けられる汎用コネクタを強制的に離脱させて車載電動モーターへの電力供給を緊急遮断する機能)を阻害しないようにしなければならない点、
等々の様々な制約がある。
本発明の目的は、電動式搬送車に搭載されてバッテリーと車載電動モーターとの間に設けられる汎用コネクタを容易に接続/離脱させることができ、このような様々な制約を問題としないコネクタ接続治具を提供するである。なお、本発明に係るコネクタ接続治具は電動式搬送車に搭載されるものに限定されるものではない。
上記目的を達成するため、本発明に係るコネクタ接続治具は以下の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明に係るコネクタ接続治具は、電動式搬送車に搭載されるバッテリーに用いられる汎用コネクタの接続治具であって、前記汎用コネクタは、少なくとも2極の電気端子と、前記2極の電気端子の絶縁状態を維持して前記電気端子を保持するブラケットとを含み、前記ブラケットは、表面および裏面の少なくとも一方の面に設けられた孔を備え、前記接続治具は、表裏反転させた同じ仕様の第1汎用コネクタおよび第2汎用コネクタのうちの前記第2汎用コネクタをスライドさせることにより前記汎用コネクタを接続および離脱させ、前記接続治具は、前記第1汎用コネクタの孔に棒状物を嵌合させて位置決めされる位置に前記第1汎用コネクタを載置する平板状のベース部材と、前記第2汎用コネクタの孔に棒状物を嵌合させて位置決めされる位置に前記第2汎用コネクタを固定する、前記ベース部材よりもスライド方向の長さが短い、平板状の保持部材と、前記ベース部材に立設され、前記第2汎用コネクタの電気端子が前記第1汎用コネクタの電気端子に接近および離反するように、前記保持部材をスライド可能に保持するスライド溝を備えた立設部材と、前記立設部材に支点を有し、前記保持部材に作用点を有するように、設けられたハンドル部材とを含み、前記ハンドル部材は、前記ベース部材の垂直な方向である高さが変更でき、前記ベース部材は、前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動可能および移動不可能を切り替え可能に保持する保持部を備える。
好ましくは、前記ハンドル部材は、支柱と、前記支柱に連結されたグリップおよび作用棒とを含み、前記支柱は、前記グリップの反対側に長穴を備え、前記長穴に通された支点ボルトにより前記立設部材に取り付けられているように構成することができる。
さらに好ましくは、前記支柱は略L字状の薄板であって、前記長穴は前記略L字状に沿
った形状を備え、前記グリップの反対側に長穴を備えるように構成することができる。
さらに好ましくは、前記略L字状の長穴における前記グリップ側の端部に、前記支柱の長手方向に略垂直な方向に拡張された拡張穴を前記長穴に連続して備えるように構成することができる。
さらに好ましくは、前記拡張穴と略L字状の長穴とは、前記支柱の長手方向に略垂直な方向の2箇所で連結され、一方の連結部は滑らかな曲線で接続され、他方の連結部は滑らかでない角部で接続されるように構成することができる。
さらに好ましくは、前記ブラケットは、表面と裏面とを貫通する貫通孔を備え、前記保持部は、前記ベース部材の前記第1汎用コネクタ側の端部に設けられ、前記保持部および前記ベース部材の少なくとも一方は、前記第1汎用コネクタの当設面に前記貫通孔に対応する凹部を備え、前記貫通孔に貫通させた棒状物を、前記凹部に嵌合させることにより、前記第1汎用コネクタを前記ベース部材に位置決めし、前記保持部は、前記凹部の形状が変化することにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動可能および移動不可能を切り替え可能に保持するように構成することができる。
さらに好ましくは、前記保持部は、前記凹部を備えた平板であって、前記保持部は、前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部の凹部に当接しないことにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動可能に保持し、前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部の凹部に当接することにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動不可能に保持するように構成することができる。
さらに好ましくは、前記凹部は貫通穴であって、前記保持部は、前記貫通穴を備えた平板であって、前記保持部は、前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部における前記貫通穴の内径端面に当接しないことにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動可能に保持し、前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部における前記貫通穴の内径端面に当接することにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動不可能に保持するように構成することができる。
さらに好ましくは、前記凹部は貫通丸穴であって、前記ベース部材の前記第1汎用コネクタ側の端部は、前記貫通丸穴の半円分の切り欠きを備え、前記保持部は、前記貫通丸穴の半円分の切り欠きを備えた平板であって、前記保持部は、前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部の切り欠き端面に当接しないことにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動可能に保持し、前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部の切り欠き端面に当接することにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動不可能に保持するように構成することができる。
さらに好ましくは、前記ベース部材の前記第1汎用コネクタ側の端部と前記保持部を構成する平板とは、前記ベース部材と前記保持部とが略直角に交差する第1の状態と前記ベース部材と前記保持部とが略同一平面の第2の状態とを切り替え可能なように蝶番で連結され、前記保持部は、前記第1の状態で前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部の切り欠き端面に当接しないことにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動可能に保持し、前記第2の状態で前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部の切り欠き端面に当接することにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動不可能に保持するように構成することができる。
本発明によれば、たとえば、電動式搬送車に搭載されてバッテリーと車載電動モーターとの間に設けられる汎用コネクタを容易に接続/離脱させることができ、上述したような様々な制約を問題としないコネクタ接続治具を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るコネクタ接続治具(離脱状態)の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタ接続治具(接続状態)の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタ接続治具の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタ接続治具に用いられる汎用コネクタの一例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタ接続治具のコネクタ保持部を説明するための斜視図(その1)である。 本発明の実施の形態に係るコネクタ接続治具のコネクタ保持部を説明するための斜視図(その2)である。 本発明の実施の形態に係るコネクタ接続治具を用いて接続状態の汎用コネクタを離脱させる手順を示す図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタ接続治具のハンドル部材を構成する支柱を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態に係る接続治具であって、電動式搬送車に搭載されるバッテリーに用いられる汎用コネクタ(第1汎用コネクタ10および第2汎用コネクタ20)に好適に用いられるコネクタ接続治具(単に接続治具と記載する場合がある)1000について、図面に基づき詳しく説明する。
図面として、第1汎用コネクタ10と第2汎用コネクタ20とが離脱状態であるコネクタ接続治具1000の斜視図を図1に、第1汎用コネクタ10と第2汎用コネクタ20とが接続状態であるコネクタ接続治具1000の斜視図を図2に、コネクタ接続治具1000の分解斜視図を図3に、コネクタ接続治具1000に用いられる汎用コネクタ(第1汎用コネクタ10および第2汎用コネクタ20)の一例を示す斜視図を図4に、それぞれ示す。さらに、コネクタ接続治具1000の(第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動可能および移動不可能を切り替え可能に保持する)保持部120を説明するための斜視図を図5および図6に、コネクタ接続治具1000を用いて接続状態の汎用コネクタを離脱させる(第1汎用コネクタ10および第2汎用コネクタ20のうちの第2汎用コネクタ20をスライドさせることにより接続状態の汎用コネクタを離脱させる)手順を示す図を図7に、コネクタ接続治具1000のハンドル部材240を構成する支柱246を説明する図を図8に、それぞれ示す。なお、図8(B)は図8(A)に示す矢示8B部分の拡大図であって、図8(C)は図8(A)および図8(B)に示す支柱246とは別の支柱346を示す図である。また、本発明の説明においては、「接続」に対して「離脱」を、「接近」に対して「離反」を用いる。
[汎用コネクタ]
まず、図4を参照して、このコネクタ接続治具1000に好適に適用される汎用コネクタについて説明する。この汎用コネクタは、たとえば、バッテリー式フォークリフトやバッテリー式けん引車のような電動式搬送車に搭載されるバッテリーに用いられる。このコネクタ接続治具1000は、表裏反転させた同じ仕様の第1汎用コネクタ10および第2汎用コネクタ20のうちの第2汎用コネクタ20をスライド(図の矢示X−Y方向にスライド)させることにより、第1汎用コネクタ10と第2汎用コネクタ20とを接続させたり離脱させたりする。なお、上述したように第1汎用コネクタ10と第2汎用コネクタ20とは同じ仕様であるため(同じ物であるため)、図に付した汎用コネクタを構成する各部の符号については、第1汎用コネクタ10で代表させている場合がある。
この第1汎用コネクタ10および第2汎用コネクタ20は、少なくとも2極の電気端子(ここではプラス(正)極およびマイナス(負)極)と、2極の電気端子の絶縁状態を維持して電気端子を保持するブラケット12とを含み、ブラケット12は、表面12Aおよび裏面12Bの少なくとも一方の面に設けられた孔を備え、より詳しくは、ブラケット12は、表面12Aと裏面12Bとを貫通する2つの第1貫通孔14および第2貫通孔16を備える。
[コネクタ接続治具:概略構造]
このような構造を備えた第2汎用コネクタ20をスライドさせることにより第1汎用コネクタ10と第2汎用コネクタ20とを接続させたり離脱させたりするコネクタ接続治具1000は、大略的には、ベース部材100と、保持部材200と、立設部材220と、ハンドル部材240とを含む。さらに、ハンドル部材240は、ベース部材100の垂直な方向である高さが変更できるように構成され、ベース部材100は、第1汎用コネクタ
10をスライド方向に移動可能および移動不可能を切り替え可能に保持する保持部120を備える。
ベース部材100は、第1汎用コネクタ10の孔(第1貫通孔14および第2貫通孔16)に棒状物(第1棒体124Bおよび第2棒体126B)を嵌合させて位置決めされる位置に第1汎用コネクタ10を載置する平板状の部材である。さらに、ベース部材100は、第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動可能および移動不可能を切り替え可能に保持する保持部120として、第1汎用コネクタ10が当設する面に1つの凹部(より具体的には可変貫通孔124BHであってベース部材側内径端面100Hと保持部側内径端面120Hとで構成される孔)を備える。
保持部材200は、ベース部材100よりもスライド方向(矢示X−Y方向)の長さが短い、平板状の部材である。詳しくは、保持部材200は、その表面に雌ネジが切られた2つのネジ穴(第1ネジ穴204および第2ネジ穴206)を備え、その裏面には棒状物(第1下方棒体224Bの下方部214および第2下方棒体226Bの下方部216)が飛び出している。第1ネジ穴204および第2ネジ穴206は、保持部材200を貫通しており、第1下方棒体224Bおよび第2下方棒体226Bはそれぞれの下方部214および下方部216が保持部材200を貫通するように設けられている。第1ネジ穴204および第2ネジ穴206には、接続側作用棒224および離脱側作用棒226を貫通した第1下方棒体214および第2下方棒体216がそれぞれ螺合される。第1下方棒体224Bの下方部214が第2汎用コネクタ20の第1貫通孔14に、第2下方棒体226Bの下方部216が第2汎用コネクタ20の第2貫通孔16に嵌合されて第2汎用コネクタ20が保持部材200に位置決めされる。
立設部材220は、上述したベース部材100に、このような保持部材200をスライド可能に保持するスライド溝220Sを備えた部材である。この立設部材220は、スライド方向に平行になるように、かつ、互いが平行になるように、2枚設けられている。立設部材220のスライド方向長さは、保持部材200のスライド方向長さ程度であって、立設部材220の取付幅は、第1汎用コネクタ10における第2汎用コネクタ20側の端部が入り込めるだけの幅であって、かつ、保持部材200の摺動面200Sが立設部材220のスライド溝220Sに摺動可能に保持できるように挿入できる幅である。
ハンドル部材240は、この立設部材220に支点を有し、この保持部材200に作用点を有するように、設けられている。ハンドル部材240は、2本の支柱246と、これらの支柱246を連結するように設けられたグリップ242および作用棒248とを含む。これらのグリップ242および作用棒248の長さは、矢示R(1)および矢示R(2)方向に回動可能な程度に、2つの立設部材220の外壁間長さよりも大きい。支柱246のグリップ242側の端部は、棒状のグリップ242がグリップボルト244により取り付けられている。支柱246のグリップ242側とは反対側の端部は、上述した方向に回動可能なように支点ボルト260により立設部材220に取り付けられている。なお、詳しくは後述するように、支点ボルト260は支柱246の長穴260Hを移動可能に立設部材220に取り付けられている。
そして、特徴的であるのは、ハンドル部材240はベース部材100の垂直な方向である高さが変更でき、ベース部材100は、第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動可能および移動不可能を切り替え可能に保持する保持部120を備える点である。
ハンドル部材240は、上述したように、2本の支柱246と、2本の支柱246に連結されたグリップ242および作用棒248とを含む。図8(A)および図8(B)に示すように、この支柱246は、グリップ242の反対側に長穴260Hを備え、長穴260Hに通された支点ボルト260により立設部材220に取り付けられている。なお、詳しくは後述するように、図8(A)に示す支柱246は図8(C)に示す支柱346であっても構わない。
さらに具体的には、図8(A)および図8(B)に示すように、この支柱246は略L字状の薄板であって、長穴260Hは略L字状に沿った形状を備え、略L字状に沿った長穴260Hは、支柱246の長手方向に沿った長い方(L字の長い方)の長穴260H1
とグリップ242の反対側に設けられた短い方(L字の短い方)の長穴260H2とを備える。図7(A)および図7(B)に示すハンドル部材240の(ベース部材100の垂直な方向である)高さが低い状態で、支点ボルト260が長穴260H2に係合しているために、外力が加わっても容易に支点ボルト260の位置が移動しないで、ハンドル部材240が回動することを阻止でき、ハンドル部材240の高さが低い状態を保持できる。
さらに具体的には、図8(A)および図8(B)に示すように、略L字状の長穴260Hにおけるグリップ242側の端部に、支柱246の長手方向に略垂直な方向に拡張された拡張穴260H3を長穴260H1に連続して備える。
さらに具体的には、図8(A)および図8(B)に示すように、拡張穴260H3と略L字状の長穴260H1とは、支柱246の長手方向に略垂直な方向の2箇所で連結され、一方の連結部260HRは滑らかな曲線で接続され、他方の連結部260HCは滑らかでない角部で接続される。
さらに具体的には、図5〜図7に示すように、ブラケット12は、表面12Aと裏面12Bとを貫通する2つの第1貫通孔14および第2貫通孔16を備え、保持部120は、ベース部材100の第1汎用コネクタ10側の端部に設けられ、保持部120およびベース部材100の少なくとも一方は、第1汎用コネクタ10の当設面に第1貫通孔14に対応する凹部(より具体的には可変貫通孔124BHであってベース部材側内径端面100Hと保持部側内径端面120Hとで構成される孔)を備える。そして、貫通孔14に貫通させた第1棒体124Bを、この凹部に嵌合させることにより、第1汎用コネクタ10をベース部材100に位置決めする。この保持部120は、凹部の形状が変化することにより(より詳しくは図5〜図7に示す矢示R(3)方向と矢示R(4)方向とに回動可能であるために凹部の形状が変化することにより)第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動可能(図6に示す状態)および移動不可能(図5に示す状態)を切り替え可能に保持する。
さらに具体的には、図5〜図7に示すように、この保持部120は、凹部を備えた平板121であって、保持部120は、貫通孔14に貫通させた第1棒体124Bが保持部120の凹部(より具体的には可変貫通孔124BHであってベース部材側内径端面100Hと保持部側内径端面120Hとで構成される孔)に当接しないことにより第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動可能に保持し、貫通孔14に貫通させた第1棒体124Bが保持部120の凹部(より具体的には可変貫通孔124BH)に当接することにより第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動不可能に保持する。
さらに具体的には、図5〜図7に示すように、この凹部は貫通穴(より具体的には可変貫通孔124BHであってベース部材側内径端面100Hと保持部側内径端面120Hとで構成される孔)であって、保持部120は、貫通穴を備えた平板121であって、保持部120は、貫通孔14に貫通させた第1棒体124Bが保持部120における貫通穴の内径端面(ベース部材側内径端面100Hおよび保持部側内径端面120Hの双方)に当接しないことにより第1汎用コネクタをスライド方向に移動可能に保持し、貫通孔14に貫通させた第1棒体124Bが保持部120における貫通穴の内径端面(ベース部材側内径端面100Hおよび保持部側内径端面120Hの少なくとも一方)に当接することにより第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動不可能に保持する。
さらに具体的には、図5〜図7に示すように、この凹部は貫通丸穴(より具体的には可変貫通孔124BHであってベース部材側内径端面100Hと保持部側内径端面120Hとで構成される孔)であって、ベース部材100の第1汎用コネクタ10側の端部は、貫通丸穴の半円分の切り欠き(ベース部材側内径端面100H)を備え、保持部120は、貫通丸穴の半円分の切り欠き(保持部側内径端面120H)を備えた平板121であって、保持部120は、貫通孔14に貫通させた第1棒体124Bが保持部120の切り欠き端面に当接しないことにより第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動可能に保持し、貫通孔14に貫通させた第1棒体124Bが保持部120の切り欠き端面に当接することにより第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動不可能に保持する。
さらに具体的には、図5〜図7に示すように、ベース部材100の第1汎用コネクタ1
0側の端部と保持部120を構成する平板121とは、ベース部材100と保持部120とが略直角に交差する第1の状態(図6に示す状態)とベース部材100と保持部とが略同一平面の第2の状態(図5に示す状態)とを切り替え可能なように蝶番100Tで連結され(ベース部材100と蝶番100Tとは締結部材100Bにより締結され、かつ、平板121と蝶番100Tとは締結部材120Bにより締結され)、保持部120は、第1の状態(図6に示す状態)で貫通孔14に貫通させた第1棒体124Bが保持部120の切り欠き端面(ベース部材側内径端面100H、保持部側内径端面120H)に当接しないことにより第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動可能に保持し、第2の状態(図5に示す状態)で貫通孔14に貫通させた第1棒体124Bが保持部120の切り欠き端面(ベース部材側内径端面100H、保持部側内径端面120H)に当接することにより第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動不可能に保持する。
[コネクタ接続治具:詳細構造]
図1〜図8(特に図3)を参照して、さらに詳しくこのコネクタ接続治具1000の構造について説明する。
図3の矢示Aに示すように、第2汎用コネクタ20は、第2汎用コネクタ20の孔(第1貫通孔14および第2貫通孔16)に棒状物(第1下方棒体214および第2下方棒体216)を嵌合させることにより、第2汎用コネクタ20が保持部材200に位置決めされる。なお、このとき、第2汎用コネクタ20と保持部材200との間に適宜な厚みのワッシャーWが設けられている。このワッシャーWの存在により、新品の第2汎用コネクタ20と使用履歴の多い第2汎用コネクタ20の形状の差異に対応すること等が可能になるために好ましい。
図3の矢示Bに示すように、保持部材200の摺動面200Sが立設部材220のスライド溝220Sに摺動可能に挿入される。なお、立設部材220における第1汎用コネクタ10側の端面は、第1汎用コネクタ10における第2汎用コネクタ20側の端面よりも第1汎用コネクタ10側に位置する。すなわち、第1汎用コネクタ10における第2汎用コネクタ20側の端部が図1に示す距離Lだけ立設部材220に入り込んで、ベース部材100に第1汎用コネクタ10が位置決めされて載置されることになる。また、後述する緊急停止時に(図7(A)に示す力Fを汎用コネクタ10に作用させて)汎用コネクタ10を汎用コネクタ20から離脱させるために、第2汎用コネクタ20のスライド方向への移動を阻害するストッパー220STが少なくとも一方のスライド溝220Sに設けられている。
また、ベース部材100と立設部材220とは、立設部材220に設けられた縦穴に通された締結治具(たとえば4組のボルト220B)により接合されている。ここでは、4本のボルト220Bはベース部材100を貫通して電動式搬送車に設けられたねじ穴に螺合されて、ベース部材100と立設部材220とが接合されるとともにこのコネクタ接続治具1000が電動式搬送車の所定の位置に固定されている。
なお、この4本のボルト220Bが螺合される(電動式搬送車に設けられた)ねじ穴は、電動式搬送車に元々に設けられているねじ穴であって、この既存のねじ穴を利用できるようにベース部材100、保持部材200および立設部材220等が設計されているために、4本のボルト220Bのみにより電動式搬送車を何ら改造することなくこのコネクタ接続治具1000を取り付けることができる。その結果、コネクタ接続治具1000を搭載するための改造を電動式搬送車に施す必要がない。
図3の矢示Cに示すように、保持部材200は、接続側作用棒224と離脱側作用棒226とにより作用棒248が挟まれるようにして、接続側作用棒224が第1ネジ穴204に、離脱側作用棒226が第2ネジ穴206にそれぞれ螺合される。このとき、図3の矢示Aに示すように、第2汎用コネクタ20が保持部材200に位置決めされている。
図3の矢示Dに示すように、第1貫通孔14に貫通させて嵌合させた棒状物(第1棒体124B)を、図3または図5に示す状態の可変貫通孔124BHに嵌合させることにより、第1汎用コネクタ10がベース部材100に位置決めされる。なお、第1貫通孔14および第2貫通孔16の長さ(ブラケット12の厚み)よりも第1棒体124および第2
棒体126の長さが長く、第1汎用コネクタ10をベース部材100に載置した場合に、第1汎用コネクタ10の裏面12Bがベース部材100の表面に当接する必要があるので、可変貫通孔124BHはベース部材100を貫通していることが好ましいが、少なくとも可変貫通孔124BHは第1汎用コネクタ10の裏面12Bがベース部材100の表面に当接する深さを備える凹部でなければならない。すなわち、第1汎用コネクタ10をベース部材100に載置した場合に、第1汎用コネクタ10がベース部材100から浮くことはなく、ベース部材100の所定の位置に第1汎用コネクタ10が位置決めされて載置されることになる。
ここでは、可変貫通孔124BHは、上述したようにベース部材100を貫通していても貫通していなくても構わない。また、ここでは、第1棒体124および第2棒体126をネジ部を備えたボルト形状(六角穴付きボルト形状)で記載しているが、第1貫通孔14および第2貫通孔16ならびに可変貫通孔124BHと螺合する必要はなく、第1棒体124および第2棒体126のネジ部の径は第1貫通孔14および第2貫通孔16の径よりも小さく、第1棒体124のボルト頭部(六角穴が設けられているヘッド部)の径は可変貫通孔124BHの径よりも小さい。
さらに、第1汎用コネクタ10には、第1汎用コネクタ10の第1貫通孔14および第2貫通孔16を貫通する第1棒体124Bおよび第2棒体126BによりL字アングル10Lが取り付けられている。L字アングル10Lは水平部10LHおよび垂直部10LVを備え、水平部10LHには、第1汎用コネクタ10の第1貫通孔14の位置に対応する貫通穴10L14および第1汎用コネクタ10の第2貫通孔16の位置に対応する貫通穴10L16を備える。より詳しくは、図3の矢示Dに示すように、第1棒体124Bが第1汎用コネクタ10の第1貫通孔14を下側(ベース部材100側)から上側へ貫通してL字アングル10Lの貫通穴10L14を通ってナット124Nにより螺合され、第2棒体126Bが第1汎用コネクタ10の第2貫通孔16を下側(ベース部材100側)から上側へ貫通してL字アングル10Lの貫通穴10L16を通ってナット126Nにより螺合されている。なお、L字アングル10Lの垂直部10LVには、後述する緊急停止時に、図7(A)に示す力Fが作用する。
そして、第1貫通孔14に貫通させて嵌合させた棒状物(第1棒体124B)を、図3または図5に示す状態の可変貫通孔124BHに嵌合させることにより、第1汎用コネクタ10がベース部材100に位置決めされる。上述したように、ベース部材100の第1汎用コネクタ10側の端部と保持部120を構成する平板121とは、ベース部材100と保持部120とが略直角に交差する第1の状態(図6に示す状態)とベース部材100と保持部とが略同一平面の第2の状態(図5に示す状態)とを切り替え可能なように蝶番100Tで連結されている。このため、第1貫通孔14に貫通させて嵌合させた棒状物(第1棒体124B)のボルトヘッド部は、図3または図5に示す状態(蝶番100Tが矢示R(3)側に回動している状態)の可変貫通孔124BHに嵌合させることにより、第1汎用コネクタ10がベース部材100に位置決めされて第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動不可能に保持するが、第1貫通孔14に貫通させて嵌合させた棒状物(第1棒体124B)は、図6に示す状態(蝶番100Tが矢示R(4)側に回動している状態)の可変貫通孔124BHに嵌合させることができないことにより、第1汎用コネクタ10がベース部材100に位置決めされないで第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動可能に保持することになる。
このように、第1汎用コネクタ10と第2汎用コネクタ20とが接続されている図6に示す状態(蝶番100Tが矢示R(4)側に回動している状態)で、図7(A)の矢示F方向の力がL字アングル10Lの垂直部10LVに加わると、第1棒体124Bを可変貫通孔124BHに嵌合させることができないために第1汎用コネクタ10はスライド方向(矢示X方向)に移動可能に保持され、スライド溝220Sに設けられたストッパー220STにより保持部材200の摺動面200Sがスライド溝220Sを摺動することを阻害して第2汎用コネクタ20はスライド方向(矢示X方向)への移動不可能に保持されて
いるために、第1汎用コネクタ10に作用した力Fにより(第2汎用コネクタ20のスライド方向(矢示X方向)への移動ができないので)第2汎用コネクタ20から第1汎用コネクタ10が離脱して、第1汎用コネクタ10と第2汎用コネクタ20との接続が遮断される。この力Fを、電動式搬送車に備えられた緊急停止機能と連動させて作用するようにして(たとえば図示しない緊急停止レバーを作動させると矢示F方向の力がL字アングル10Lの垂直部10LVに加わるようにして)、緊急停止機能を作用させるとバッテリーと車載電動モーターとの間に設けられる汎用コネクタを強制的に離脱されて車載電動モーターへの電力供給を緊急遮断することができるようになる。
なお、任意的な構成ではあるが、図3の矢示Eに示すように、ベース部材100の下面には、図7(A)および図7(B)に示す状態においてハンドル部材240の支柱246の端面に当接して支柱246がそれ以上は下方に移動することを阻害する(コネクタ接続治具1000の下方に載置されている電動式搬送車固有の装備に干渉しないために支柱246の下方への移動を阻害する)ストッパー130STを突起部130Sに備えた平板130がボルト等で固着されている。このようにストッパー130STを機能させるために、ベース部材100における第2汎用コネクタ20側の端面から突起部130Sが突出し、ベース部材100における幅方向(スライド方向である矢示XY方向に垂直な方向)から突起部130Sのストッパー130STが突出するように平板130がボルト等の締結部材によりベース部材100に接合されている。
このような構造を備えたコネクタ接続治具1000においては、グリップ242が力点を、立設部材220の支点ボルト260が支点を、保持部材200に螺合された接続側作用棒224または離脱側作用棒226と作用棒248との接点が作用点を、それぞれ構成する。
[コネクタ接続治具:使用態様]
このように構成されたコネクタ接続治具1000は、図1に示す矢示R(1)方向にグリップ242を回動させることにより、第1汎用コネクタ10に第2汎用コネクタ20が接近して図2に示すように接続される。この場合において、支点ボルト260を支点として、力点であるグリップ242から加わった作業者のR(1)方向の力は、てこの原理により増幅されて、作用点である接続側作用棒224と作用棒248との接点においてハンドル部材240から保持部材200へ伝わり、第2汎用コネクタ20が固定された保持部材200が矢示X方向へスライドして第2汎用コネクタ20が第1汎用コネクタ10へ接近して、第1汎用コネクタ10の電気端子と第2汎用コネクタ20の電気端子とが接続される。この場合において、第1汎用コネクタ10はベース部材100に位置決めされており、第2汎用コネクタ20は保持部材200および立設部材220を介してベース部材100に位置決めされており、さらに、第1汎用コネクタ10における第2汎用コネクタ20側の端部が距離Lだけ入り込んで位置決めされているので、ベース部材100に対して第1汎用コネクタ10および第2汎用コネクタ20がずれることなく、容易に接続させることができる。この接続の過程を、図7(D)、図7(C)、図7(B)、図7(A)の順に時系列に沿って示す。
そして、このように接続された後において、図2に示す矢示R(2)方向にグリップ242を回動させることにより、第1汎用コネクタ10から第2汎用コネクタ20が離反して図1に示すように離脱される。この場合において、支点ボルト260を支点として、力点であるグリップ242から加わった作業者のR(2)方向の力は、てこの原理により増幅されて、作用点である離脱側作用棒226と作用棒248との接点においてハンドル部材240から保持部材200へ伝わり、第2汎用コネクタ20が固定された保持部材200が矢示Y方向へスライドして第2汎用コネクタ20が第1汎用コネクタ10へ離反して、第1汎用コネクタ10の電気端子と第2汎用コネクタ20の電気端子とが離脱される。この場合において、第1汎用コネクタ10はベース部材100に位置決めされており、第2汎用コネクタ20は保持部材200および立設部材220を介してベース部材100に位置決めされており、さらに、第1汎用コネクタ10における第2汎用コネクタ20側の端部が距離Lだけ入り込んで位置決めされているので、ベース部材100に対して第1汎
用コネクタ10および第2汎用コネクタ20がずれることなく、容易に離脱させることができる。この離脱の過程を、図7(A)、図7(B)、図7(C)、図7(D)の順に時系列に沿って示す。
図7(A)に示す状態は、第1汎用コネクタ10と第2汎用コネクタ20とが接続されている状態である。このコネクタ接続治具1000が電動式搬送車に搭載されている場合には、第1汎用コネクタ10が車載バッテリーへ接続され、第2汎用コネクタ20が車載電動モーターへ接続され、車載バッテリーから車載電動モーターへ電力が供給され、電動式搬送車が運転中の場合である。
図7(B)に示す状態は、接続状態の第1汎用コネクタ10と第2汎用コネクタ20とを離脱させるため、蝶番100Tを矢示R(3)側に回動して、第1貫通孔14に貫通させて嵌合させた棒状物(第1棒体124B)のボルトヘッド部を可変貫通孔124BHに嵌合させることにより、第1汎用コネクタ10がベース部材100に位置決めされて第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動不可能に保持している。
図7(C)および図7(D)に示す状態は、上述したようにてこの原理を用いて第1汎用コネクタ10と第2汎用コネクタ20とを離脱させたり接続させたりする状態である。
このように、図7(A)および図7(B)に示す状態と、図7(C)および図7(D)に示す状態とでは、ハンドル部材240がその高さ(ベース部材100の垂直な方向の寸法であって図7の紙面における上下方向)が変更できるように、ハンドル部材240が構成されている。このようにハンドル部材240がその高さが変更できるように、ハンドル部材240の支柱246が構成されている点について、図8(A)および図8(B)を参照して以下に詳しく説明する。
ハンドル部材240は、上述したように、2本の支柱246と、2本の支柱246に連結されたグリップ242および作用棒248とを含む。図8(A)および図8(B)に示すように、この支柱246は、グリップ242の反対側に長穴260Hを備え、長穴260Hに通された支点ボルト260により、長穴260Hを支点ボルト260が摺動自在に、立設部材220に支柱246が取り付けられている。
図8(A)および図8(B)に示すように、この支柱246は略L字状の薄板であって、長穴260Hは略L字状に沿った形状を備え、略L字状に沿った長穴260Hは、支柱246の長手方向に沿った長い方(L字の長い方)の長穴260H1とグリップ242の反対側に設けられた短い方(L字の短い方)の長穴260H2とを備える。なお、図7(A)および図7(B)に示すように、支点ボルト260が長穴260H2に係合していると、外力が加わっても容易に支点ボルト260の位置が移動しないで、ハンドル部材240が回動することを阻止できる。また、このとき、ハンドル部材240がこの位置を強固に保持するために(下方へ動くことを阻害するために)、ベース部材100の下面に設けられる平板130の突起部130Sのストッパー130STに支柱246の端面が当接している。
さらに、図8(A)および図8(B)に示すように、略L字状の長穴260Hにおけるグリップ242側の端部に、支柱246の長手方向に略垂直な方向に拡張された拡張穴260H3を長穴260H1に連続して備え、さらに具体的には、図8(A)および図8(B)に示すように、拡張穴260H3と略L字状の長穴260H1とは、支柱246の長手方向に略垂直な方向の2箇所で連結され、一方の連結部260HRは滑らかな曲線で接続され、他方の連結部260HCは滑らかでない角部で接続される。
このように支点ボルト260が長穴260Hを摺動自在に設けているので、図7(A)および図7(B)に示すように、支点ボルト260が長穴260Hのグリップ242の反対側に設けられた短い方(L字の短い方)の長穴260H2に位置する場合と、図7(C)および図7(D)に示すように、支点ボルト260が支柱246の長手方向に沿った長い方(L字の長い方)の長穴260H1に連結された拡張穴260H3の位置する場合とでは、ハンドル部材240の高さを変更することができる。
さらに、図7(C)および図7(D)に示す状態において、連結部260HRは滑らかな曲線で接続されているために支柱246が移動しやすく、連結部260HCは滑らかで
ない角部で接続されているために支柱246が移動しにくい。すなわち、
・矢示R(1)側にハンドル部材240が位置しているときには(図2に示す状態)支点ボルト250が角部で形成された連結部260HCに係合して支点ボルト250が拡張穴260H3から長穴260H1側へ移動しにくく、かつ、ハンドル部材240が回動しにくく、
・矢示R(2)側にハンドル部材240が位置しているときには(図1に示す状態)支点ボルト250が滑らかな曲線で形成された連結部260HRに強固には係合しないで支点ボルト250が拡張穴260H3から移動しやすく、かつ、ハンドル部材240が回動しやすい。
なお、任意的な構成ではあるが、矢示R(1)側にハンドル部材240が位置しているときには(図2に示す状態であって第1汎用コネクタ10と第2汎用コネクタ20とは接続済み)においては、それ以上ハンドル部材240が回動しないように(コネクタ接続治具1000の近傍に載置されている電動式搬送車固有の装備に干渉しないためにハンドル部材240の回動を阻害する)ストッパーボルト222が立設部材200に設けられている。
なお、連結部260HRと連結部260HCとは上述した通りではなく逆でも構わず、電動式搬送車のスペース制約等を考慮した作業性や安全性等を考慮して、適宜決定される。
[コネクタ接続治具:作用効果]
以上のようにして、本実施の形態に係るコネクタ接続治具1000によると、たとえば電動式搬送車に搭載されるバッテリーに用いられる汎用コネクタを容易に接続/離脱することができる。特に、
・汎用コネクタをそのまま利用でき、
・電動式搬送車を大きく改造することなくコネクタ接続治具1000を搭載することができ、
・コネクタ接続治具を搭載する電動式搬送車の空間に制約があっても、ハンドル部材240は長穴260Hを備えた支柱246によりベース部材の垂直な方向である高さが変更できるので、たとえば電動搬送車のコネクタ接続治具を収納する部分の蓋(ボンネット)を閉めることができ、
・汎用コネクタを接続/離脱する場合には容易に作業が行えるコネクタ接続治具であるにもかかわらず、汎用コネクタを接続/離脱しない場合(すなわち電動式搬送車が運転中の場合)には、ハンドル部材240のベース部材の垂直な方向である高さが変更できたり、ハンドル部材240が容易に回動することを防止できたり(長穴260H2)、拡張穴と略L字状の長穴とが滑らかな曲線で接続されているとともに(連結部260HR)滑らかでない角部で接続されているので(連結部260HC)長穴260Hを備えた支柱246の不要な動きを抑制できるので、電動式搬送車の運転に支障がなく、
・電動式搬送車が運転中の場合に容易に離脱してはならない反面、電動式搬送車が運転中の場合には保持部120が第1汎用コネクタ10をスライド方向に移動可能に保持するので電動式搬送車に備えられた緊急停止機能(多くの場合、バッテリーと車載電動モーターとの間に設けられる汎用コネクタを強制的に離脱させて車載電動モーターへの電力供給を緊急遮断する機能)を阻害しない。
ここで、ハンドル部材240における支柱246の長さについては、汎用コネクタの接続および離脱時に必要な力が作用点にて発現できるように、てこの原理に基づいて求めることが好ましい。たとえば、図8(C)に示すような支柱346であって図8(A)に比較して短い長さの支柱346を採用しても構わない。このような支柱346を採用すると、接続および離脱時に必要な力が大きくなるものの、図7の紙面の上下方向の高さを図7(A)〜図7(D)のいずれの場合でも短くでき、コネクタ接続治具1000の近傍に載置されている電動式搬送車固有の装備に干渉しない点で好ましい。なお、図8(C)の符号は図8(A)の符号に100を加算したものであってその構造は長さ以外同じであるのでここでは繰り返して説明しない。特に、図8(C)に示す支柱346については、支柱
246における矢示8Bの拡大図は支柱346と共通するために、(図8(B)に対応する)支柱346の拡大図を示さない。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、電動式搬送車たとえばバッテリー式フォークリフトに用いられるコネクタに好適であり、汎用コネクタを加工する必要もなく容易に接続することができるとともに、たとえば様々な制約がある電動式搬送車に搭載されてバッテリーと車載電動モーターとの間に設けられる汎用コネクタを接続することができる点で特に好適である。
10 第1汎用コネクタ
12 ブラケット
12A 表面
12B 裏面
14 第1貫通孔
16 第2貫通孔
20 第2汎用コネクタ
100 ベース部材
124 第1棒体
124BH 可変貫通孔
126 第2棒体
200 保持部材
200S 摺動面
204 第1ネジ穴
206 第2ネジ穴
214 第1下方棒体
216 第2下方棒体
220 立設部材
220S スライド溝
224 接続側作用棒
226 離脱側作用棒
240 ハンドル部材
242 グリップ
244 グリップボルト
246 支柱
248 作用棒
260 支点ボルト
1000 コネクタ接続治具

Claims (10)

  1. 電動式搬送車に搭載されるバッテリーに用いられる汎用コネクタの接続治具であって、
    前記汎用コネクタは、少なくとも2極の電気端子と、前記2極の電気端子の絶縁状態を維持して前記電気端子を保持するブラケットとを含み、前記ブラケットは、表面および裏面の少なくとも一方の面に設けられた孔を備え、
    前記接続治具は、表裏反転させた同じ仕様の第1汎用コネクタおよび第2汎用コネクタのうちの前記第2汎用コネクタをスライドさせることにより前記汎用コネクタを接続および離脱させ、
    前記接続治具は、
    前記第1汎用コネクタの孔に棒状物を嵌合させて位置決めされる位置に前記第1汎用コネクタを載置する平板状のベース部材と、
    前記第2汎用コネクタの孔に棒状物を嵌合させて位置決めされる位置に前記第2汎用コネクタを固定する、前記ベース部材よりもスライド方向の長さが短い、平板状の保持部材と、
    前記ベース部材に立設され、前記第2汎用コネクタの電気端子が前記第1汎用コネクタの電気端子に接近および離反するように、前記保持部材をスライド可能に保持するスライド溝を備えた立設部材と、
    前記立設部材に支点を有し、前記保持部材に作用点を有するように、設けられたハンドル部材とを含み、
    前記ハンドル部材は、前記ベース部材の垂直な方向である高さが変更でき、
    前記ベース部材は、前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動可能および移動不可能を切り替え可能に保持する保持部を備える、コネクタ接続治具。
  2. 前記ハンドル部材は、支柱と、前記支柱に連結されたグリップおよび作用棒とを含み、
    前記支柱は、前記グリップの反対側に長穴を備え、前記長穴に通された支点ボルトにより前記立設部材に取り付けられている、請求項1に記載のコネクタ接続治具。
  3. 前記支柱は略L字状の薄板であって、
    前記長穴は前記略L字状に沿った形状を備え、
    前記グリップの反対側に長穴を備える、請求項2に記載のコネクタ接続治具。
  4. 前記略L字状の長穴における前記グリップ側の端部に、前記支柱の長手方向に略垂直な方向に拡張された拡張穴を前記長穴に連続して備える、請求項3に記載のコネクタ接続治具。
  5. 前記拡張穴と略L字状の長穴とは、前記支柱の長手方向に略垂直な方向の2箇所で連結され、一方の連結部は滑らかな曲線で接続され、他方の連結部は滑らかでない角部で接続される、請求項4に記載のコネクタ接続治具。
  6. 前記ブラケットは、表面と裏面とを貫通する貫通孔を備え、
    前記保持部は、前記ベース部材の前記第1汎用コネクタ側の端部に設けられ、
    前記保持部および前記ベース部材の少なくとも一方は、前記第1汎用コネクタの当設面に前記貫通孔に対応する凹部を備え、
    前記貫通孔に貫通させた棒状物を、前記凹部に嵌合させることにより、前記第1汎用コネクタを前記ベース部材に位置決めし、
    前記保持部は、前記凹部の形状が変化することにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動可能および移動不可能を切り替え可能に保持する、請求項1に記載のコネクタ接続治具。
  7. 前記保持部は、前記凹部を備えた平板であって、
    前記保持部は、前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部の凹部に当接しないことにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動可能に保持し、前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部の凹部に当接することにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動不可能に保持する、請求項6に記載のコネクタ接続治具。
  8. 前記凹部は貫通穴であって、
    前記保持部は、前記貫通穴を備えた平板であって、
    前記保持部は、前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部における前記貫通穴の内径端面に当接しないことにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動可能に保持し、前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部における前記貫通穴の内径端面に当接することにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動不可能に保持する、請求項7に記載のコネクタ接続治具。
  9. 前記凹部は貫通丸穴であって、
    前記ベース部材の前記第1汎用コネクタ側の端部は、前記貫通丸穴の半円分の切り欠きを備え、
    前記保持部は、前記貫通丸穴の半円分の切り欠きを備えた平板であって、
    前記保持部は、
    前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部の切り欠き端面に当接しないことにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動可能に保持し、
    前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部の切り欠き端面に当接することにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動不可能に保持する、請求項7に記載のコネクタ接続治具。
  10. 前記ベース部材の前記第1汎用コネクタ側の端部と前記保持部を構成する平板とは、前記ベース部材と前記保持部とが略直角に交差する第1の状態と前記ベース部材と前記保持部とが略同一平面の第2の状態とを切り替え可能なように蝶番で連結され、
    前記保持部は、前記第1の状態で前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部の切り欠き端面に当接しないことにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動可能に保持し、前記第2の状態で前記貫通孔に貫通させた棒状物が前記保持部の切り欠き端面に当接することにより前記第1汎用コネクタを前記スライド方向に移動不可能に保持する、請求項9に記載のコネクタ接続治具。
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