JP2014232697A - 充放電試験装置、充放電試験システム、充放電試験装置用の給電アダプタおよび充放電試験方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】繋ぎ替えの作業性向上と、試験結果ばらつき解消と、誤接続、ショートのトラブルを未然回避できるようにする。
【解決手段】被試験体M(M1〜M4)の充放電試験装置X1,X2に用いられる充放電試験装置用の給電アダプタAは、第1接続端子10と第2接続端子20とを有する。第1接続端子10は、被試験体Mの電源接続端子30に半固定される取付け基体11と、直線的に構成された接続作用体12とを有する。第2接続端子20は、充放電試験装置X1,X2に固定される基台21と、接続作用体12に接続可能に直線的に構成された被接続作用体22を有する。接続作用体12と被接続作用体22の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて接続作用体12と被接続作用体22とを接続・分離することにより、被試験体Mと充放電試験装置X1,X2との接続・分離を行う。
【選択図】図1
【解決手段】被試験体M(M1〜M4)の充放電試験装置X1,X2に用いられる充放電試験装置用の給電アダプタAは、第1接続端子10と第2接続端子20とを有する。第1接続端子10は、被試験体Mの電源接続端子30に半固定される取付け基体11と、直線的に構成された接続作用体12とを有する。第2接続端子20は、充放電試験装置X1,X2に固定される基台21と、接続作用体12に接続可能に直線的に構成された被接続作用体22を有する。接続作用体12と被接続作用体22の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて接続作用体12と被接続作用体22とを接続・分離することにより、被試験体Mと充放電試験装置X1,X2との接続・分離を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、二次電池(バッテリ)などの被試験体に対して行う充放電試験に関し、特には被試験体と充放電電源とを接続するのに給電アダプタを介して接続する方式の充放電試験装置、充放電試験システム、充放電試験方法およびそれらに用いる充放電試験装置用の給電アダプタに関する。
近年、電子技術の進歩により高性能化、小型化、ポータブル化した各種の電子機器の分野や環境配慮型製品としての電気自動車などの分野で二次電池の需要が高まってきている。これに伴い、二次電池の研究開発や製品の信頼性を確保するために、二次電池を充放電して試験を行う充放電試験装置が種々提案されている。
充放電試験装置では試験効率の向上のため、二次電池の充放電を行う充放電用の汎用電源を複数搭載し、それら汎用電源により複数の二次電池に対して試験を同時に行えるようにしている。
二次電池に限らず一般的に複数の被試験体について、小電流の充放電電流による充放電試験(小電流試験)と、大電流の充放電電流による充放電試験(大電流試験)とを行うシステムとして、小電流試験に対しては小電流試験装置を用意し、大電流試験に対しては大電流試験装置を用意し、その都度、試験装置の繋ぎ替えを行うことが行われている。この点を、図6を用いて説明する。
図6(a)は、充放電試験用の汎用電源1…により小電流試験を行う小電流試験装置X1を用いて四つの被試験体M1〜M4に対する小電流試験を行っているときの状態を示す。一方、図6(b)は、大容量の充放電電源E2により大電流試験を行う大電流試験装置X2を用いて四つの被試験体M1〜M4のうちの一つの被試験体M1に対する大電流試験を行っているときの状態を示す。残り三つの被試験体M2〜M4は待機状態にある。
図6(a)に示す小電流試験を行い、それが完了すると、被試験体M1〜M4を移し替え、図6(b)の状態にして大電流試験を行う。また、大電流試験が完了し再度の小電流試験を行うときは、被試験体M1〜M4を移し替え、図6(a)の状態にして小電流試験を行う。より詳しくは次のとおりである。
[1]小電流試験
小電流試験は主に耐久試験に適用される(小電流は50A,10A,1Aなどである)。図6(a)に示すように、小電流試験装置X1は比較的容量の小さい汎用電源1を複数備えている。ここでは、四つの被試験体M1〜M4を対象にすることから、小容量の汎用電源1も四つ使用される。
小電流試験は主に耐久試験に適用される(小電流は50A,10A,1Aなどである)。図6(a)に示すように、小電流試験装置X1は比較的容量の小さい汎用電源1を複数備えている。ここでは、四つの被試験体M1〜M4を対象にすることから、小容量の汎用電源1も四つ使用される。
被試験体M1〜M4のそれぞれを個別的に汎用電源1…に繋ぐ。コントローラ60の制御のもと、四つの被試験体M1〜M4について個別的に、それぞれ小容量の汎用電源1…を使用して試験を実施する。これら四つの被試験体M1〜M4に対する小電流試験は同時並行的に実施される。
四つの被試験体M1〜M4について小電流試験が終了すると、各被試験体M1〜M4を各汎用電源1…との接続状態から切り離し、図6(b)に示す大電流試験装置X2の場所に移す。被試験体M1〜M4の切り離しおよび移動は人手によって行われる。
[2]大電流試験
大電流試験は主に特性評価試験に適用される(大電流は300A,400A,500Aなどである)。大電流試験装置X2を用いて試験するときは、被試験体M1〜M4を順次入れ替えて被試験体の一つずつに対して試験を行う。一つの被試験体に対する試験が終了すれば被試験体を入れ替えて次の被試験体の試験へと進む。このようにして四つの被試験体M1〜M4に対して順次に試験を実施する。
大電流試験は主に特性評価試験に適用される(大電流は300A,400A,500Aなどである)。大電流試験装置X2を用いて試験するときは、被試験体M1〜M4を順次入れ替えて被試験体の一つずつに対して試験を行う。一つの被試験体に対する試験が終了すれば被試験体を入れ替えて次の被試験体の試験へと進む。このようにして四つの被試験体M1〜M4に対して順次に試験を実施する。
図6(b)に示すように、大電流試験装置X2は比較的容量の大きい充放電電源E2を一つ備えている。小電流試験装置X1の場所から移されてきた四つの被試験体M1〜M4のうち、一つ目の被試験体M1を図示のように大容量の充放電電源E2に繋ぐ。残りの三つの被試験体M2〜M4は待機状態となる。コントローラ60の制御のもと、まず一つ目の被試験体M1について大容量の充放電電源E2を使用して試験を実施する。
一つ目の被試験体M1について大電流試験が終了すると、その被試験体M1を大容量の充放電電源E2との接続状態から切り離し、代わって二つ目の被試験体M2を大容量の充放電電源E2に繋ぎ、この二つ目の被試験体M2について大容量の充放電電源E2を使用して試験を実施する。
二つ目の被試験体M2について大電流試験が終了すると、その被試験体M2を大容量の充放電電源E2との接続状態から切り離し、代わって三つ目の被試験体M3を大容量の充放電電源E2に繋ぎ、試験を実施する。
三つ目の被試験体M3について大電流試験が終了すると、その被試験体M3を大容量の充放電電源E2から切り離し、代わって四つ目の被試験体M4を大容量の充放電電源E2に繋ぎ、試験を実施する。四つ目の被試験体M4について大電流試験が終了すると、その被試験体M4を大容量の充放電電源E2から切り離す。
以上のように、四つの被試験体M1〜M4に対する大電流試験は、順次個別的に実施される。被試験体M1〜M4の繋ぎ替えは人手によって行われる。
小電流試験と大電流試験の1セットが試験の1サイクルであり、このサイクルを複数回にわたって繰り返す。大電流試験が終了すると、四つの被試験体M1〜M4を再び大電流試験装置X2の場所から小電流試験装置X1の場所へと戻すことになる。
図7は図6(a)の小電流試験装置X1の様子をより分かりやすく示したものであり、図8は図6(b)の大電流試験装置X2の様子をより分かりやすく示したものである。図7において、E1は四つの汎用電源1のセットからなる充放電電源(電源ユニット)、2は充放電電源E1におけるエッジコネクタ部、4は回路基板のエッジ部、30は被試験体M1〜M4における電源接続端子(端子ポール)、40′は回路基板、60はコントローラである。回路基板40′から延出された電力受給コード71の先端部に接続端子(バッテリターミナル)72が取り付けられており、その接続端子72を被試験体M1〜M4の電源接続端子30に嵌着し、ナットなどの緊締具(図示せず)で締め付け固定するようになっている。
図8において、1′は汎用電源1に比べて容量の大きな大容量電源、E2は大容量電源1′のセットからなる大容量の充放電電源、81は充放電電源E2から延出された太くて長い大電流用の電力受給ケーブル、82は電力受給ケーブル81の先端部に取り付けられた接続端子(バッテリターミナル)である。この接続端子82も被試験体M1〜M4の電源接続端子30に嵌着し、ナットなどの緊締具(図示せず)で締め付け固定するようになっている。
以上で説明したように、被試験体は小電流試験装置への接続状態と大電流試験装置への接続状態とが頻繁に切り替えられる。その接続切り替えの構造として、従来は図6、図7、図8のような構成をとっていた。
小電流試験装置X1では、複数台の汎用電源1を複数の被試験体M1〜M4に接続するための回路基板40′から小電流用の電力受給コード71が延出され、その電力受給コード71の先端に、被試験体Mの電源接続端子30に連結される接続端子72が結合されている。
一方、大電流試験装置X2では、単一の大容量の充放電電源E2から太くて長い大電流用の電力受給ケーブル81が延出され、その電力受給ケーブル81の先端に同じく被試験体Mの電源接続端子30に連結される接続端子82が結合されている。
耐久試験や特性評価試験では繋ぎ替えが頻繁に発生し、しかも取り扱う被試験体の試料数が多いために、その都度の繋ぎ替え作業に多大な手間と労力を費やしている。
電力受給ケーブル端部の接続端子(バッテリターミナル)を被試験体の電源接続端子(端子ポール)に嵌着し締め付け固定するが、特に大電流試験の場合には専用工具を用いて確実強固に固定しなければならない。繋ぎ替えに際して端子ポールと接続端子との接触抵抗が変化し、これが原因で試験結果(特に特性評価試験結果)にばらつきを生じやすい。接触抵抗を一定に保つには、毎回、締め付けトルク、接触抵抗の厳重な管理が必要で、試験の作業効率の低下を招いている。大電流試験の場合には、重労働である重くて長い電力受給ケーブルの取りまわしを余儀なくされる。また、ケーブル端部の接続端子の取り付け・取り外しを頻繁に行うために、電極逆接続などの誤接続、ショートなどのトラブルが生じやすいものとなっていた。
本発明は、このような事情に鑑みて創作したものであり、被試験体と小電流試験装置および大電流試験装置との繋ぎ替えが繰り返して頻繁に行われる小電流試験サイクルと大電流試験サイクルとの切り替えに際して、その繋ぎ替えの手間と労力の軽減を図りつつ作業性を向上し、試験結果のばらつき問題を解消し、電極逆接続などの誤接続、ショートなどのトラブルを未然回避できるようにすることを目的としている。
本発明は、次のような手段を講じることにより上記の課題を解決する。
本発明による充放電試験装置は、
充放電電源を有し、被試験体に充放電試験を行う充放電試験装置であって、
前記被試験体と前記充放電電源とを接続するための給電アダプタを有し、
前記給電アダプタは、
前記被試験体の電源接続端子に半固定される取付け基体、および、直線的に構成された接続作用体を有する第1接続端子と、
前記充放電試験装置に固定される基台、および、前記接続作用体に接続可能に直線的に構成された被接続作用体を有する第2接続端子を有し、
前記被試験体と前記充放電試験装置との接続・分離は、前記接続作用体または前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続・分離することにより行うものであることを特徴としている。
充放電電源を有し、被試験体に充放電試験を行う充放電試験装置であって、
前記被試験体と前記充放電電源とを接続するための給電アダプタを有し、
前記給電アダプタは、
前記被試験体の電源接続端子に半固定される取付け基体、および、直線的に構成された接続作用体を有する第1接続端子と、
前記充放電試験装置に固定される基台、および、前記接続作用体に接続可能に直線的に構成された被接続作用体を有する第2接続端子を有し、
前記被試験体と前記充放電試験装置との接続・分離は、前記接続作用体または前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続・分離することにより行うものであることを特徴としている。
また、本発明による充放電試験システムは、
上記の充放電試験装置を二つ以上有する充放電試験システムであって、
前記充放電試験装置のうち少なくとも一つは、前記被試験体に対する小電流試験を実施する小電流試験装置であるとともに、他の充放電試験装置のうち少なくとも一つは、前記被試験体に対して前記小電流試験における試験電流より大きい電流を用いる大電流試験を実施する大電流試験装置であり、
前記被試験体と前記小電流試験装置との接続・分離および前記被試験体と前記大電流試験装置との接続・分離は、前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続・分離することにより行うものであることを特徴としている。
上記の充放電試験装置を二つ以上有する充放電試験システムであって、
前記充放電試験装置のうち少なくとも一つは、前記被試験体に対する小電流試験を実施する小電流試験装置であるとともに、他の充放電試験装置のうち少なくとも一つは、前記被試験体に対して前記小電流試験における試験電流より大きい電流を用いる大電流試験を実施する大電流試験装置であり、
前記被試験体と前記小電流試験装置との接続・分離および前記被試験体と前記大電流試験装置との接続・分離は、前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続・分離することにより行うものであることを特徴としている。
また、本発明による給電アダプタは、
被試験体に対する充放電試験を行う充放電試験装置に用いられる充放電試験装置用の給電アダプタであって、
前記被試験体の電源接続端子に半固定される取付け基体、および、直線的に構成された接続作用体を有する第1接続端子と、
前記充放電試験装置に固定される基台、および、前記接続作用体に接続可能に直線的に構成された被接続作用体を有する第2接続端子とを有し、
前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続・分離することにより、前記被試験体と前記充放電試験装置との接続・分離を行うものであることを特徴としている。
被試験体に対する充放電試験を行う充放電試験装置に用いられる充放電試験装置用の給電アダプタであって、
前記被試験体の電源接続端子に半固定される取付け基体、および、直線的に構成された接続作用体を有する第1接続端子と、
前記充放電試験装置に固定される基台、および、前記接続作用体に接続可能に直線的に構成された被接続作用体を有する第2接続端子とを有し、
前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続・分離することにより、前記被試験体と前記充放電試験装置との接続・分離を行うものであることを特徴としている。
また、本発明による給電アダプタは、
被試験体に対して小電流試験を行う小電流試験装置および前記被試験体に対して大電流試験を行う大電流試験装置を有する充放電試験システムに用いられる充放電試験装置用の給電アダプタであって、
前記被試験体の電源接続端子に半固定される取付け基体、および、直線的に構成された接続作用体を有する第1接続端子と、
前記充放電試験装置に固定される基台、および、前記接続作用体に接続可能に直線的に構成された被接続作用体を有する第2接続端子とを有し、
前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続・分離することにより、前記被試験体と前記小電流試験装置との接続・分離および前記被試験体と前記大電流試験装置との接続・分離を行うものであることを特徴としている。
被試験体に対して小電流試験を行う小電流試験装置および前記被試験体に対して大電流試験を行う大電流試験装置を有する充放電試験システムに用いられる充放電試験装置用の給電アダプタであって、
前記被試験体の電源接続端子に半固定される取付け基体、および、直線的に構成された接続作用体を有する第1接続端子と、
前記充放電試験装置に固定される基台、および、前記接続作用体に接続可能に直線的に構成された被接続作用体を有する第2接続端子とを有し、
前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続・分離することにより、前記被試験体と前記小電流試験装置との接続・分離および前記被試験体と前記大電流試験装置との接続・分離を行うものであることを特徴としている。
また、本発明による充放電試験方法は、
上記のいずれかの給電アダプタを使用する充放電試験方法であって、
前記第1接続端子を前記被試験体に接続し、
前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続することにより、前記被試験体と前記小電流試験装置とを接続して小電流試験を実施する一方、前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを分離して、小電流試験を終了するとともに、
前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続することにより、前記被試験体と前記大電流試験装置とを接続して大電流試験を実施する一方、前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを分離して、大電流試験を終了するものであって、
前記接続作用体と前記被接続作用体との分離・接続により、前記被試験体を前記小電流試験装置から前記大電流試験装置に繋ぎ替え、または、前記大電流試験装置から前記小電流試験装置へ繋ぎ替えて充放電試験を行うことを特徴としている。
上記のいずれかの給電アダプタを使用する充放電試験方法であって、
前記第1接続端子を前記被試験体に接続し、
前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続することにより、前記被試験体と前記小電流試験装置とを接続して小電流試験を実施する一方、前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを分離して、小電流試験を終了するとともに、
前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続することにより、前記被試験体と前記大電流試験装置とを接続して大電流試験を実施する一方、前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを分離して、大電流試験を終了するものであって、
前記接続作用体と前記被接続作用体との分離・接続により、前記被試験体を前記小電流試験装置から前記大電流試験装置に繋ぎ替え、または、前記大電流試験装置から前記小電流試験装置へ繋ぎ替えて充放電試験を行うことを特徴としている。
上記において、給電アダプタは接続・分離自在な第1接続端子と第2接続端子から構成されている。給電アダプタの第1接続端子は取付け基体と接続作用体とを有している。第1接続端子の取付け基体は被試験体の電源接続端子に半固定される。第1接続端子の接続作用体は直線的に構成されている。給電アダプタの第2接続端子は基台と被接続作用体とを有している。第2接続端子の基台は充放電試験装置に固定される。第2接続端子の被接続作用体は接続作用体に接続可能なように直線的に構成されている。第1接続端子における直線的な接続作用体と第2接続端子における直線的な被接続作用体とは相対的な直線的移動によって接続・分離自在である。
上記したそれぞれの発明において、充放電試験装置との間での被試験体の繋ぎ替えは、給電アダプタにおける接続作用体と被接続作用体とを相対的に直線的に移動させて接続作用体と被接続作用体とを接続・分離することで実現できるため、その繋ぎ替えを迅速・容易に行うことが可能となる。
本発明によれば、充放電試験装置との間での被試験体の繋ぎ替えを、給電アダプタにおける接続作用体と被接続作用体とを相対的に直線的に移動させて接続作用体と被接続作用体とを接続・分離することで実現でき、従来例の場合のような専用工具を用いての強固な固定作業は不要となり、手間と労力の軽減を図りつつ作業性を大幅に向上することができる。
また、直線的な移動式構造の給電アダプタを用いた繋ぎ替えであるので、接続箇所の接触抵抗を小さなものとし、かつ接続・分離を繰り返しても接触抵抗を一定化でき、試験結果のばらつき問題を解消することができる。
また、給電アダプタの第1接続端子は取付け基体と接続作用体とからなり、その取付け基体は被試験体の電源接続端子に半固定的に結合されるものである。また、給電アダプタの第2接続端子は基台と被接続作用体とからなり、その基台は充放電試験装置に固定されるものである。その結果として、電力受給コードや電力受給ケーブルは不要となっている。したがって、コード・ケーブル操作が必要でなくなり、これも作業性向上に寄与することになる。
コードやケーブルの端部の接続端子の取り付け・取り外しが不要となると、電極逆接続などの誤接続の危険性がなくなり、ショートなどのトラブルを未然回避することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は試験装置用給電アダプタの構造の小電流試験サイクルでの様子を示す概略構成図(斜視図)、図2は試験装置用給電アダプタの構造の大電流試験サイクルでの様子を示す概略構成図(斜視図)である。
これらの図において、M1〜M4は被試験体(バッテリ)、X1は小電流試験装置、X2は大電流試験装置、E1は小容量の充放電電源(電源ユニット)、E2は大容量の充放電電源、Aは給電アダプタ、10は給電アダプタAにおける第1接続端子、20は給電アダプタAにおける第2接続端子、30は被試験体Mにおける電源接続端子(端子ポール)、40は小電流試験装置X1における回路基板などの固定部、51,52は大電流試験装置X2における回路基板などの固定部、60はコントローラである。電源接続端子30には正極と負極とがある。
図1に示すように、小電流試験装置X1においては、その充放電電源E1は標準タイプの小型の汎用電源1を四つ備えて構成されている。また、図2に示すように、大電流試験装置X2においては、その充放電電源E2は標準タイプの小型の汎用電源1を8つ備えて構成されている。この大電流試験装置X2の充放電電源E2は、小電流試験装置X1の充放電電源E1を2段重ねにしたものに相当している。
小電流試験装置X1の充放電電源E1における四つの汎用電源1は互いに独立しており、その各々が四つの被試験体M1〜M4の各々に対して個別的に対応している。一方、大電流試験装置X2の充放電電源E2における8つの汎用電源1は並列に接続され、一つのみの被試験体Mに対して大電流を供給するようになっている。被試験体Mと記述するときは、四つの被試験体M1〜M4のうちの任意のいずれか一つを指すものとする。
四つの被試験体M1〜M4を小電流試験装置X1のエッジコネクタ部2に電気的・機械的に接続して各被試験体M1〜M4に対する小電流試験を行う小電流試験サイクルと、四つの被試験体M1〜M4のうち一つの被試験体Mを大電流試験装置X2のエッジコネクタ部3に電気的・機械的に接続してその一つの被試験体Mに対する大電流試験を行い、かつこの大電流試験を四つの被試験体M1〜M4において一つずつ取り替えて行う大電流試験サイクルとを有する。
図1に示すように、小電流試験装置X1においては、四つの汎用電源1を有する充放電電源E1の充放電電源と回路基板との間はエッジコネクタ形式での接続となっている。すなわち、充放電電源E1のエッジコネクタ部2に、固定部40における回路基板のエッジ部4が挿入されている。また、図2に示すように、大電流試験装置X2においては、充放電電源E2のエッジコネクタ部3に、固定部51,52における回路基板のエッジ部5が挿入されている。
被試験体M(M1〜M4)と小電流試験装置X1における固定部40の回路基板とはプラグ・ソケット構造の給電アダプタAを介して接続・分離されるようになっている。また、被試験体Mと大電流試験装置X2における固定部51,52の回路基板とは同様にプラグ・ソケット構造の給電アダプタAを介して接続・分離されるようになっている。
ここで、給電アダプタ部分を拡大して示す斜視図の図3を用いて給電アダプタAの構造を説明する。
被試験体Mと小電流試験装置X1および大電流試験装置X2との接続・分離を行う給電アダプタAは、第1接続端子10と第2接続端子20とから構成されている。
給電アダプタAにおける第1接続端子10は、取付け基体11と接続作用体12とストッパ13とを有して構成されている。この取付け基体11と接続作用体12とストッパ13とは一体的に連接された形態となっている。ストッパ13は円柱状で、取付け基体11と接続作用体12の間に位置している。取付け基体11は被試験体Mのポール状の電源接続端子30に対して電気的かつ機械的に結合される部分である。取付け基体11には電源接続端子30を通す挿通孔(図示せず)が形成されており、この挿通孔にポール状の電源接続端子30を挿通し、その突出先端部にナット31を螺合緊締することにより、第1接続端子10を被試験体Mの電源接続端子30に半固定的に結合させている。半固定的に結合するとは、最初に取り付ければあとは恒久的にそのままの状態を継続することができる程度に結合するということである。したがって、ナット31による第1接続端子10の電源接続端子30への結合は極めて強固なものとなっている。
取付け基体11と一体の接続作用体12は直線的なプラグに構成されている。このプラグ状の接続作用体12は被試験体Mの外周面からさらに外方に突出している。プラグ状の接続作用体12の先端部は裁頭円錐部12aに形成されている。被試験体Mの電源接続端子30は正極・負極の一対があり、それぞれに第1接続端子10が取り付けられている。これら正負一対の第1接続端子10,10は被試験体Mに対して同一方向に突出し、それぞれのプラグ状の接続作用体12,12は互いに平行となっている。
一方、給電アダプタAにおける第2接続端子20は、基台21と被接続作用体22とを有して構成されている。この基台21と被接続作用体22とは一体的に連接された形態となっている。第1接続端子10に正極用と負極用との一対があることに対応して、第2接続端子20も正極用と負極用との一対がある。第2接続端子20の基台21は、小電流試験装置X1に対してはその固定部40の上面に固定され、大電流試験装置X2に対してはその下側の固定部51の上面と上側の固定部52の下面のいずれか一方または双方に固定されている。第2接続端子20の被接続作用体22は、前記の直線状のプラグ状の接続作用体12を挿抜できる直線的な差し込み孔を有するソケットに構成されている。これら正負一対の第2接続端子20は基台21に対して同一方向に突出し、それぞれのソケット状の被接続作用体22,22は互いに平行となっている。
プラグ状の接続作用体12の外径はソケット状の被接続作用体22の内径に対して実質的に等しい寸法に設定されている。これにより、頻繁な挿抜の繰り返しがあるにもかかわらず、接触抵抗を常に一定に保つことが可能となる。
大電流試験装置X2に対しては第2接続端子20の基台21は固定部51,52のいずれか一方または双方の回路基板に電気的に接続されている。基台21は回路基板に対して機械的にも固定されている。一対の第2接続端子20,20のソケット状の被接続作用体22,22の水平方向での軸線間距離は、一対の第1接続端子10,10のプラグ状の接続作用体12,12の水平方向での軸線間距離と等しく設定されている。また、小電流試験装置X1に被試験体Mを載置した状態で、一対のソケット状の被接続作用体22,22の軸線高さ位置が一対のプラグ状の接続作用体12,12の軸線高さ位置と一致するように設計されている(図4参照)。このように軸線間距離および軸線高さ位置を互いに等しく設定するのは、被試験体Mの繋ぎ替えに際して迅速・容易な作業を保証するためである。
第1接続端子10のストッパ13は被試験体Mの一側面に当接して位置規制されており、その位置規制状態で電源接続端子30にナット31を螺合緊締することにより、第1接続端子10は被試験体Mに半固定的に強固かつ安定的に取り付けられている。
小電流試験装置X1においては、上記のような一対の第2接続端子20,20の組が4組、固定部40に設けられている。各組一対の第2接続端子20,20が一つの汎用電源1に対応している。これら4組の第2接続端子20は全く同じものであり、一対の第2接続端子20,20においても互いに全く同じものである。被試験体Mにおいても一対の第1接続端子10,10は互いに全く同じものであり、四つの被試験体M1〜M4同士も全く同じものとなっている。
大電流試験装置X2においては、第2接続端子20の基台21を上下の固定部51,52に固定する関係で、基台21の高さが小電流試験装置X1のものとは相違している。しかし、これは本質的なことではなく、小電流試験装置X1と大電流試験装置X2とで基台21の高さを揃えることももちろん可能である。また、一対の第2接続端子20,20の組は1組のみとなっている。これは、8つの汎用電源1を基台21に対して並列に接続して大電流を供給することによる。給電アダプタAに関してこれ以外の構造上の事項については、小電流試験装置X1と大電流試験装置X2とで実質的に同じであり、大電流試験装置X2での給電アダプタAの詳しい説明は省略する。
小電流試験サイクルに際して、図4(a),(b)に示すように、給電アダプタAにおける被試験体M側の第1接続端子10のプラグ状の接続作用体12を、小電流試験装置X1側の第2接続端子20のソケット状の被接続作用体22に挿通し、電気的かつ機械的な結合を行う。この作業を複数ある被試験体Mのすべてに対して行う。ソケット状の被接続作用体22に対するプラグ状の接続作用体12の結合は、第1接続端子10を伴う被試験体Mを第2接続端子20に接近させ、プラグ状の接続作用体12をソケット状の被接続作用体22に位置合わせした上で、あとは押し込むだけでよい。このとき、第1接続端子10のストッパ13が第2接続端子20の被接続作用体22の軸方向端面に当接して位置規制されるので、接続作用体12と被接続作用体22との軸方向接触長さが一定に保たれる。このことも接触抵抗を安定化させる上で有利に作用する。
四つの被試験体M1〜M4に対する小電流試験が終わると、次に大電流試験サイクルへ切り替える準備として、第1接続端子10のプラグ状の接続作用体12を第2接続端子20のソケット状の被接続作用体22から引き抜く。これも第1接続端子10を伴う被試験体Mを遠ざけるだけの作業でよい。
大電流試験サイクルに際して、複数あるうちの一つの被試験体M側のプラグ状の接続作用体12を、大電流試験装置X2側のソケット状の被接続作用体22に挿通し、電気的かつ機械的な結合を行う。一つの被試験体Mに対する大電流試験が終わると、そのプラグ状の接続作用体12をソケット状の被接続作用体22から引き抜く。次いで、二つ目の被試験体Mのプラグ状の接続作用体12を上記と同様にしてソケット状の被接続作用体22に挿通し結合する。この場合も、被試験体Mを第2接続端子20に接近させ、プラグ状の接続作用体12をソケット状の被接続作用体22に押し込むだけでよい。以下、同様の作業を他の被試験体Mに対して進めていく。
この順次的な大電流試験がすべての被試験体Mについて終了すると、次に小電流試験サイクルへ切り替え戻す準備として、プラグ状の接続作用体12をソケット状の被接続作用体22から引き抜く。これも第1接続端子10を伴う被試験体Mを遠ざけるだけの作業でよい。
以下同様にして、同時的な小電流試験サイクルと順次的な大電流試験サイクルとを交互に必要回数繰り返す。
上記の繰り返し作業において、第2接続端子20に対する第1接続端子10の繋ぎ替えを何度も繰り返し行うことになるが、第1接続端子10の接続作用体12は直線的なプラグ状に構成されており、かつ、第2接続端子20の被接続作用体22は直線的なソケット状に構成されていて、直線的なソケット状の被接続作用体22に対して直線的なプラグ状の接続作用体12を挿抜自在に構成してあるので、繋ぎ替えを迅速・容易に行うことができる。この挿抜による接続・分離の作業には従来例で必要とした専用工具は不要となる。すなわち、手間と労力の軽減を図りつつ作業性を大幅に向上することができる。
また、給電アダプタAの第1接続端子10の取付け基体11は被試験体Mの電源接続端子30に半固定的に結合され、また、第2接続端子20の基台21は小電流試験装置X1の固定部40、大電流試験装置X2の固定部51,52に固定されるので、従来必要としていた電力受給コードや電力受給ケーブルは不要となっている。したがって、コード・ケーブル操作が必要でなくなり、これも作業性向上に寄与することになる。さらに、電極逆接続などの誤接続の危険性がなくなり、ショートなどのトラブルを未然回避することができる。
また、直線的なソケット状の被接続作用体22に対して、これも直線的なプラグ状の接続作用体12をダイレクトに差し込んで電気的かつ機械的に結合する方式であるので、接触抵抗が相対的に低いものとなっているとともに、小電流試験サイクルと大電流試験サイクルとの間の頻繁な繋ぎ替えにもかかわらず、接触抵抗が変動せず安定的に一定の値を保持し続けることになる。その結果として、従来例のように繋ぎ替え毎の締め付けトルク・接触抵抗の厳重な管理は不要化され、試験の作業効率を向上させつつ、試験結果のばらつき問題を解消することができる。
なお、給電アダプタAの構造・形状については、被試験体Mの種類に合わせての様々な変更が可能である。例えば、図5のように構成したものもある。これは、被試験体Mに対する取付け基体11がLの字状(直角状)に折り曲げられたものとなっている。これは、被試験体Mの電源接続端子30が被試験体Mの横側面から水平に突出していることに対応させるためである。
なお、上記では第1接続端子がプラグに構成され、第2接続端子がソケットに構成されているが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、上記とは逆に、第1接続端子をソケットに構成し、第2接続端子をプラグに構成してもよい。
また、上記では第1接続端子と第2接続端子との接続・分離において、位置固定の第2接続端子に対して第1接続端子の方を接近・離間させるようにしているが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、上記とは逆に、第1接続端子を位置固定とし、第2接続端子を位置固定の第1接続端子に対して接近・離間させるようにしてもよい。あるいは、第1接続端子と第2接続端子の双方を接近・離間させるようにしてもよい。
また、上記ではプラグ状の接続作用体の外径がソケット状の被接続作用体の内径に等しく設定されているとしたが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、双方の径が互いに相違していても、繰り返しの挿抜に際して接触抵抗が変化しないように構成されておればよい。
また、上記ではプラグ状の接続作用体の形状を裁頭円錐を伴う円柱状としているが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、裁頭円錐を伴わない円柱状としてもよいし、裁頭ではない頂点尖鋭な円錐を伴う円柱状としてもよいし、あるいは円柱状以外の多角柱状(錐体部の有無および裁頭の有無を問わない)を含む任意形状の柱状、ピン状のものであっても構わない。
なお、汎用電源1の個数、被試験体Mの個数については任意であることはいうまでもない。
また、上記の大電流試験においては、被試験体Mを一つ一つ順番に試験したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、複数の被試験体Mを同時に接続して試験する場合も含み得るものである。
本発明は、二次電池や電気二重層キャパシタ等の被試験体の充放電試験(耐久試験、特性評価試験など)を行う充放電試験装置に関して、被試験体と小電流試験装置および大電流試験装置との繋ぎ替えが繰り返して頻繁に行われる小電流試験サイクルと大電流試験サイクルとの切り替えに際して、その繋ぎ替えの手間と労力を軽減して作業性を向上し、試験結果のばらつき問題を解消し、電極逆接続などの誤接続、ショートなどのトラブルを未然回避する技術として有用である。
A 給電アダプタ
E1 小電流試験用の充放電電源
E2 大電流試験用の充放電電源
M,M1〜M4 被試験体
X1 小電流試験装置
X2 大電流試験装置
1 汎用電源
10 第1接続端子
11 取付け基体
12 接続作用体(直線的なプラグ状)
20 第2接続端子
21 基台
22 被接続作用体(直線的なソケット状)
30 電源接続端子
40,51,52固定部(回路基板)
E1 小電流試験用の充放電電源
E2 大電流試験用の充放電電源
M,M1〜M4 被試験体
X1 小電流試験装置
X2 大電流試験装置
1 汎用電源
10 第1接続端子
11 取付け基体
12 接続作用体(直線的なプラグ状)
20 第2接続端子
21 基台
22 被接続作用体(直線的なソケット状)
30 電源接続端子
40,51,52固定部(回路基板)
Claims (5)
- 充放電電源を有し、被試験体に充放電試験を行う充放電試験装置であって、
前記被試験体と前記充放電電源とを接続するための給電アダプタを有し、
前記給電アダプタは、
前記被試験体の電源接続端子に半固定される取付け基体、および、直線的に構成された接続作用体を有する第1接続端子と、
前記充放電試験装置に固定される基台、および、前記接続作用体に接続可能に直線的に構成された被接続作用体を有する第2接続端子を有し、
前記被試験体と前記充放電試験装置との接続・分離は、前記接続作用体または前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続・分離することにより行うものであることを特徴とする充放電試験装置。 - 請求項1に記載の充放電試験装置を二つ以上有する充放電試験システムであって、
前記充放電試験装置のうち少なくとも一つは、前記被試験体に対する小電流試験を実施する小電流試験装置であるとともに、他の充放電試験装置のうち少なくとも一つは、前記被試験体に対して前記小電流試験における試験電流より大きい電流を用いる大電流試験を実施する大電流試験装置であり、
前記被試験体と前記小電流試験装置との接続・分離および前記被試験体と前記大電流試験装置との接続・分離は、前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続・分離することにより行うものであることを特徴とする充放電試験システム。 - 被試験体に対する充放電試験を行う充放電試験装置に用いられる充放電試験装置用の給電アダプタであって、
前記被試験体の電源接続端子に半固定される取付け基体、および、直線的に構成された接続作用体を有する第1接続端子と、
前記充放電試験装置に固定される基台、および、前記接続作用体に接続可能に直線的に構成された被接続作用体を有する第2接続端子とを有し、
前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続・分離することにより、前記被試験体と前記充放電試験装置との接続・分離を行うものであることを特徴とする充放電試験装置用の給電アダプタ。 - 被試験体に対して小電流試験を行う小電流試験装置および前記被試験体に対して大電流試験を行う大電流試験装置を有する充放電試験システムに用いられる充放電試験装置用の給電アダプタであって、
前記被試験体の電源接続端子に半固定される取付け基体、および、直線的に構成された接続作用体を有する第1接続端子と、
前記充放電試験装置に固定される基台、および、前記接続作用体に接続可能に直線的に構成された被接続作用体を有する第2接続端子とを有し、
前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続・分離することにより、前記被試験体と前記小電流試験装置との接続・分離および前記被試験体と前記大電流試験装置との接続・分離を行うものであることを特徴とする充放電試験装置用の給電アダプタ。 - 請求項3または請求項4に記載の給電アダプタを使用する充放電試験方法であって、
前記第1接続端子を前記被試験体に接続し、
前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続することにより、前記被試験体と前記小電流試験装置とを接続して小電流試験を実施する一方、前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを分離して、小電流試験を終了するとともに、
前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを接続することにより、前記被試験体と前記大電流試験装置とを接続して大電流試験を実施する一方、前記接続作用体と前記被接続作用体の少なくともいずれか一方を直線的に移動させて前記接続作用体と前記被接続作用体とを分離して、大電流試験を終了するものであって、
前記接続作用体と前記被接続作用体との分離・接続により、前記被試験体を前記小電流試験装置から前記大電流試験装置に繋ぎ替え、または、前記大電流試験装置から前記小電流試験装置へ繋ぎ替えて充放電試験を行うことを特徴とする充放電試験方法。
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