JP2019185495A - プロフィールデータベース構築システム - Google Patents

プロフィールデータベース構築システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019185495A
JP2019185495A JP2018077192A JP2018077192A JP2019185495A JP 2019185495 A JP2019185495 A JP 2019185495A JP 2018077192 A JP2018077192 A JP 2018077192A JP 2018077192 A JP2018077192 A JP 2018077192A JP 2019185495 A JP2019185495 A JP 2019185495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
profile data
human resource
resource information
predetermined
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018077192A
Other languages
English (en)
Inventor
金子 武史
Takeshi Kaneko
武史 金子
肇 津野尾
Hajime Tsunoo
肇 津野尾
哲夫 下村
Tetsuo Shimomura
哲夫 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Core Concept Technologies Inc
Original Assignee
Core Concept Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Core Concept Technologies Inc filed Critical Core Concept Technologies Inc
Priority to JP2018077192A priority Critical patent/JP2019185495A/ja
Publication of JP2019185495A publication Critical patent/JP2019185495A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】プロフィールデータが様々なフォーマットで作成されている場合にも、自動的に所定の人材情報を読み取り、データベースに記録するシステムを提供する。【解決手段】複数のプロフィールデータに記載されている所定の人材情報を抽出し、プロフィールデータベースを作成するデータベースの構築システム1において、それぞれ異なるフォーマットで形成され各種人材情報が記載された複数のプロフィールデータ10のフォーマット毎に用意され、当該フォーマットに対応するテンプレート11と、上記プロフィールデータ10に記載された所定の人材情報を記録するマスターデータベース12とを有する。プロフィールデータに対応したテンプレートを選択し、選択したテンプレートを用いてプロフィールデータの所定の記載欄に記載された人材情報を読み込み、読み込んだ人材情報をマスターデータベース12に取り込む。【選択図】図1

Description

本技術は、職務経歴書や履歴書等のプロフィールデータを統一的に管理するプロフィールデータベースの構築システムに関し、特に、様々なフォーマットで作成されたプロフィールデータから所定の情報を読み取り、データベースに記録することができるプロフィールデータベースの構築システムに関する。
職務経歴書や履歴書は様々なフォーマットで提供されている。また、従来から、企業の求人受付等では、職務経歴書や履歴書は、紙媒体によらす電子データで作成されたものが用いられている。
ここで、多くの人材を募集する大企業や、日常的に多くの人材を登録し顧客の要望に応じて適した人材を派遣する人材派遣会社などでは、電子履歴書や電子職務経歴書が、独自にフォーマットされ、当該人材の人材情報が記載されたプロフィールデータが同企業内のデータサーバーに閉鎖的に管理される。
特表2017−515246号公報
しかし、様々なフォーマットで作成された電子履歴書や電子職務経歴書から、所定の人材情報を抽出し、企業独自のフォーマットに変換するためには、人材毎に電子履歴書や電子職務経歴書を参照しながら所定の人材情報を手作業で入力する必要があり、人材の登録業務が煩雑化する。
また、プロフィールデータが人材派遣会社を経由して提供されるような場合、同一人物に関するプロフィールデータが複数の人材派遣会社から異なるフォーマットで提供されることもあり、同一人物が重複して登録される、あるいは同一人物が別人として登録されるおそれもある。
そこで、本技術は、プロフィールデータが様々なフォーマットで作成されている場合にも、自動的に所定の人材情報を読み取り、データベースに記録することができるプロフィールデータベースの構築システム、及び構築方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本技術に係るプロフィールデータベース構築システムは、複数のプロフィールデータに記載されている所定の人材情報を抽出し、プロフィールデータベースを作成するデータベースの構築システムにおいて、それぞれ異なるフォーマットで形成され各種人材情報が記載された複数のプロフィールデータのフォーマット毎に用意され、当該フォーマットに対応するテンプレートと、上記プロフィールデータに記載された所定の人材情報を記録するマスターデータベースとを有し、上記プロフィールデータに対応した上記テンプレートを選択し、選択した上記テンプレートを用いて上記プロフィールデータの所定の記載欄に記載された上記人材情報を読み込み、上記読み込んだ人材情報をマスターデータベースに取り込む。
また、本技術に係るプロフィールデータベース構築方法は、複数のプロフィールデータに記載されている所定の人材情報を抽出し、プロフィールデータベースを作成するデータベースの構築方法において、各種人材情報が記載されたプロフィールデータのフォーマット毎にテンプレートを用意し、次いで、上記プロフィールデータに応じた上記テンプレートを選択し、選択した上記テンプレートを用いて上記プロフィールデータの所定の記載欄に記載された上記人材情報を読み込み、次いで、上記読み込んだ人材情報をマスターデータベースに取り込む工程を有し、複数のプロフィールデータのフォーマット毎に、対応するテンプレートを用いる。
本技術によれば、異なるフォーマットで作成されていたプロフィールデータを、当該フォーマットに対応するテンプレートを用いて読み取ることにより、データベースに自動的に集約できる。したがって、従来、複数のフォーマットで作成されたプロフィールデータを参照しながら人材情報を手作業で入力していた作業を自動化でき、人材の登録業務の省力化を図ることができる。
図1は、本技術が適用されたプロフィールデータベース構築システムの概要を説明する図である。 図2は、プロフィールデータが記載された所定のフォーマットの一例を示す図である。 図3は、プロフィールデータが記載された所定のフォーマットの一例を示す図である。 図4は、所定のフォーマットで記載されたプロフィールデータを読み取る読み取りテンプレートの一例を示す図である。 図5は、システムサーバを実現するハードウエア構成を示すブロック図である。 図6は、プロフィールデータベース構築システムのシステムサーバを実現するハードウエア構成の一例を示す図である。 図7は、管理者端末を実現するハードウエア構成の一例を示す図である。 図8は、プロフィールデータベースの構築ステップを示すフローチャートである。 図9は、人材情報を表示する所定のマスターフォーマットの一例を示す図である。 図10は、プロフィールデータベースの構築ステップにおいて、データ照合ステップを示すフローチャートである。 図11は、表記ゆれ参照テーブルの一例を示す図である。
以下、本技術が適用されたプロフィールデータベース構築システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本技術は、以下の実施形態のみに限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることは勿論である。
本技術が適用されたプロフィールデータベース構築システム1は、複数のプロフィールデータに記載されている所定の人材情報を抽出し、プロフィールデータベースを作成するデータベースの構築システムであり、複数のフォーマットで形成され各種人材情報が記載されたプロフィールデータ10の当該フォーマット毎に用意され、当該フォーマットに対応する読み取りテンプレート11と、プロフィールデータ10に記載された所定の人材情報を記録するマスターデータベース12とを有する。
例えば、プロフィールデータベース構築システム1は、図1に示すように、A社仕様のプロフィールデータ10Aと、B社仕様のプロフィールデータ10Bと、C社仕様のプロフィールデータ10Cとに対応して、A社読み取りテンプレート11Aと、B社読み取りテンプレート11Bと、C社読み取りテンプレート11Cとを有する。
[各社フォーマットデータ]
各社のプロフィールデータ10A〜10Cは、いずれも、ID番号、氏名、性別、年齢、住所、最寄り駅等の個人情報や、所有する資格や堪能な技能等のスキル情報、過去に携わった業務や所属していた会社及び期間などの業務経歴情報、その他特記事項等についての人材情報が記載されている。
しかし、各社のプロフィールデータ10A〜10Cは、人材情報について同様の記載項目を有するが、それぞれ異なるフォーマットで形成されている。例えば、図2はA社のプロフィールデータ10Aが記載されたA社フォーマットであり、図3はB社のプロフィールデータ10Bが記載されたB社フォーマットである。
[読み取りテンプレート]
本技術が適用されたプロフィールデータベース構築システム1は、異なるフォーマットで形成された各社のプロフィールデータを読み取る読み取りテンプレート11を各社ごとに用意する。例えば、A社フォーマットに対応するA社読み取りテンプレート11Aが用意されている。図4に示すように、A社読み取りテンプレート11Aは、A社フォーマットについて、記載された各種人材データと当該人材データの記載箇所とが記載されている。各種人材データとは、上述した個人情報やスキル情報、業務経歴情報をなす各データをいう。また、記載箇所は、例えばA社フォーマットがEXCEL(登録商標)で記載されている場合はシートの行及び列によって特定される。なお、各社フォーマットはEXCEL以外にも、WordやPDF、その他のファイルフォーマットでもよく、読み取りテンプレート11は、各ファイルフォーマットに応じて記載箇所を特定する。
そして、プロフィールデータベース構築システム1は、上記テンプレートによって特定された上記プロフィールデータのフォーマットにおける当該記載箇所に記載された情報を当該人材情報として、上記マスターデータベースに取り込む。すなわち、この読み取りテンプレート11を用いることにより、各社フォーマットのどこにどのような人材情報が記載されているかが分かるため、各社フォーマットで記載された所定の人材情報を読み取り、マスターデータベース12に取り込むことができる。
本技術が適用されたプロフィールデータベース構築システム1は、各社ごとに読み取りテンプレート11を用意することで、異なるフォーマットで作成された複数種類のプロフィールデータ10がある場合にも、自動的に所定の人材情報を抽出することができ、統一的に人材情報を管理することができる。
[システム構成例]
プロフィールデータベース構築システム1は、例えば図5に示すように、外部ネットワーク10を介して派遣会社端末20や就職支援企業端末30、求職者端末40等と相互に通信可能に接続されたシステムサーバ50により構成することができる。
システムサーバ50は、例えばメインフレーム等の大型コンピュータなどのコンピュータ装置によって構成される。また、システムサーバ50は、各種のデータベースを格納する記憶部を備えている。
派遣会社端末20は、派遣会社の担当者が派遣スタッフ情報を当該派遣会社特有のフォーマットで作成し、当該フォーマットで作成されたプロフィールデータをシステムサーバ50に送信する端末であり、例えば、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置によって実現される。
就職支援企業端末30は、就職支援企業の担当者が求職者情報を当該就職支援企業特有のフォーマットで作成し、当該フォーマットで作成されたプロフィールデータをシステムサーバ50に送信する端末であり、例えば、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置によって実現される。
求職者端末40は、求職者が自身の情報を市販の履歴書や職務経歴書等の所定のフォーマットで作成し、当該フォーマットで作成されたプロフィールデータをシステムサーバ50に送信する端末であり、例えば、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置によって実現される。
プロフィールデータベース構築システム1のシステムサーバ50を実現するハードウエア構成例について説明する。
図6に示すように、システムサーバ50は、CPU(Central Processing Unit)51と、ROM(Read Only Memory)52と、RAM(Random Access Memory)53と、HDD(Hard Disk Drive)54と、通信部55とがバス56を介して互いに接続されている。
CPU51は、システムサーバ50全体を制御する。
ROM52は、CPU51が処理するソフトウェアのプログラム及びプログラムを動作させるための各種データを記憶する。
RAM53は、CPU51が処理するソフトウェアのプログラム実行時に使用するメモリ領域等として使用される。
HDD54には、本実施の形態のプロフィールデータベース構築システム1を実現するためのプログラムが格納される。プログラムは必要に応じてHDD54から読み出され、RAM53に格納される。さらにCPU51によりRAM53から読み出し、実行されることにより、プロフィールデータベース構築システム1の動作を実現する。また、HDD54は、登録した人材の個人情報、スキル情報、職務経歴情報等の各種の情報を一元的に管理されるマスターデータベース12が記憶されている。
通信部55は、インターネットなどの外部ネットワーク10に接続され、外部ネットワーク10を介して派遣会社端末20、企業端末30および求職者端末40に接続される。
なお、システムサーバ50は、プロフィールデータベース構築システム1の運用、管理を行う管理者が操作する管理者端末60と接続されている。図7は管理者端末60を実現するハードウエア構成例を示す図である。
管理者端末60は、システムサーバ50を管理者が操作するために設けられた端末であり、CPU61と、ROM62と、RAM63と、HDD64と、表示部65と、入力部66と、通信部67とがバス68を介して互いに接続されている。
表示部65は、管理者端末60を操作する管理者に対するメッセージ等を表示するために用いられるものであり、CRTや液晶ディスプレイ等で構成される。
また、入力部66は、管理者端末60を操作する管理者がデータや命令等を入力するために用いられるものであり、キーボードやマウス等で構成される。
なお、管理者端末60およびシステムサーバ50は、本図において別々の筐体で記しているが、あくまでも一例であり、管理者端末60に大規模なストレージ領域を備えているもの、若しくは、システムサーバ50が操作部とユーザインターフェースを備えているものであってもよい。また、上述した管理者端末60およびシステムサーバ50のハードウェア構成は、あくまでも一例であり、異なる場所に配置されネットワークを介して接続された複数のハードウェアによって構築してもよい。
[プロフィールデータベース構築ステップ]
次いで、プロフィールデータベース構築ステップについて説明する。プロフィールデータベース構築ステップは、上述した管理者端末60の操作に基づきシステムサーバ50により行われる。
図8に示すように、A社からA社フォーマットによる職務経歴書等のプロフィールデータ10Aが送付されると、ステップS1として、A社読み取りテンプレート11Aを有しているか否かを判定する。既にA社読み取りテンプレート11Aを有している場合は、ステップS2として、A社読み取りテンプレート11Aを選択する。一方、A社読み取りテンプレート11Aを有していない場合は、ステップS3として、A社読み取りテンプレート11Aを新規に作成し、作成したA社読み取りテンプレート11Aを選択する(ステップS2)。
次いで、ステップS4として、ステップS2で選択したA社読み取りテンプレート11Aを参照してプロフィールデータ10Aを読み取る。上述したように、A社読み取りテンプレート11を用いることにより、A社フォーマットのどこにどのような人材情報が記載されているかが分かるため、A社フォーマットで記載された所定の人材情報を読み取ることができる。そして、ステップS5として、読み込んだ人材情報を、マスターデータベース12に取り込む。
なお、図9に示すように、人材情報を表示する所定のマスターフォーマットを用意し、マスターデータベース12に取り込んだ人材情報を、管理者端末60の表示部65に当該マスターフォーマットで表示することにより、人材情報が正確に読み取られ、マスターデータベース12に取り込まれていることを操作者が確認できるようにしてもよい。
B社からB社フォーマットによる職務経歴書等のプロフィールデータ10Bが送付された場合も同様に、B社読み取りテンプレート11Bを用いて人材情報を読み取り、マスターデータベース12に取り込んでいく。
この読み取りテンプレート11を用いた各社フォーマットで記載された所定の人材情報の読み取り及びマスターデータベース12への取り込みは、すべて自動で行うことができる。したがって、人材情報のデータベース構築を速やかに行うことができる。
[読み取り例]
ここで、読み取りテンプレート11を用いた読み取り、及びマスターデータベース12への取り込み方法の一例について説明する。図2に示すようにA社フォーマットにおいては、スキル情報として保有スキルが列挙されている。例えば、図2に示す職務経歴書では、「OSスキル」として汎用系、Win2000、WinXPが列挙され、「DBスキル」として、DB2、Oracle10gが列挙され、「言語スキル」として、COBOL、PL/SQL、PL/1、JAVA(登録商標)が列挙されている。そこで、プロフィールデータベース構築システム1では、当該列挙されているスキルをA社読み取りテンプレート11Aを用いて読み取り、スキル情報としてマスターデータベース12に取り込んでいく。
また、図2に示すようにA社フォーマットにおいては、業務経歴情報として具体的な「期間」の他に、「フェーズ」、「役割」、「業務内容」といった候補が列挙され、該当するフェーズや役割に〇が記録されている。プロフィールデータベース構築システム1は、これら業務経歴情報のうち、従事した期間と、当該期間においてどのような職種で従事していたかを読み取る。従事した期間は「期間」項目より読み取る。一方、どのような職種で従事していたかは、「役割」を優先的に読み取る。図2に示す例では、平成17年11月から平成18年3月までの5か月間、SE及びPGとして従事していたものとしてマスターデータベース12に記録する。「役割」欄が空欄の場合、第2の読み取り候補として「フェーズ」に列挙されている候補のうち〇が記録された候補を読み取り、「フェーズ」欄が空欄の場合、第3の読み取り候補として「業務内容」を読み取る。
「フェーズ」や「業務内容」を読み取る際は、所定のキーワードが含まれているか判断し、含まれている場合は当該キーワードに応じた職種をマスターデータベース12に取り込む。例えば、キーワードとして「テスト」と記載されていた場合は職種を「テスター」として取り込み、キーワードとして「プログラム」や「プログラマー」や「プログラミング」と記載されていた場合は職種を「プログラマー」として取り込む。
図3に示すB社フォーマットにおいては、スキル情報及び業務経歴情報が羅列して記載されている。この場合も、B社フォーマットからスキル情報や業務経歴情報を読み取る際に、所定のキーワードが含まれているか判断し、含まれている場合は当該キーワードに応じた職種をマスターデータベース12に取り込む。
なお、業務経歴情報を読み取る際に、業務内容欄などに「リーダー」と記載されている場合、リーダー経験有りとしてマスターデータベース12に取り込んでおいてもよい。
[データ照合]
本技術が適用されたプロフィールデータベース構築システム1では、マスターデータベース12への取り込みに次いで、ステップS6として、データ照合を行う。データ照合とは、複数のプロフィールデータ間において、取り込んだ所定の人材情報を対比し、当該複数のプロフィールデータが同一人物のものか否かを判断する工程をいう。
プロフィールデータ10は、複数の人材派遣会社などから提供されるような場合、同一人物に関するプロフィールデータが複数の人材派遣会社から異なるフォーマットで提供されることもあり、同一人物が重複して登録される、あるいは同一人物が別人として登録されるおそれもある。
しかし、本技術が適用されたプロフィールデータベース構築システム1では、読み取りテンプレート11を用いることにより、様々なフォーマットで記載されたプロフィールデータから所定の人材情報を抽出してマスターデータベース12に取り込むため、ある人物について、所定の人材情報を抽出し、既にマスターデータベース12に登録されているデータを対比することにより、容易に当該人物がすでに登録されている人物か異なる人物かを判断することができる。
図10に示すように、データ照合は、ステップS7として、人材情報から所定の個人情報を参照して同一性を判定する。例えば、個人情報から氏名、性別、年齢、国籍、住所、最寄り駅等の各情報を抽出し、マスターデータベース12に登録されている人物データから同じ個人情報で登録されている人物がいないか対比、検索を行う。このうち、全部または所定数以上の個人情報が一致している場合、同一人物と判定し(既存データ有り)、ステップS8として、既存のデータを更新する。
ステップS7において、抽出、対比する個人情報は任意に選定、設定することができる。例えば上記した項目以外にも、過去にプロフィールデータベース構築システム1によってIDが付与され、マスターデータベース12に登録されている場合に、当該IDが人材情報として記載されている場合は、当該人材情報のIDが既存のIDとして登録されているか判定し、人物の同一性判定に供してもよい。
また、個人情報に加え、必要に応じてスキル情報や職務経歴情報を加味してもよい。また、情報の一致性についても、例えば、住所や最寄り駅などは、完全一致以外にも、部分一致も含めて一致と判断してもよく、また、年齢もプラスマイナス1〜2歳の違いがある場合も、一致するものとする等、照合する情報に応じて適宜一致性の判断に柔軟性を持たせてもよい。
一方、所定数未満しか個人情報が一致していない場合は別人物と判定し(既存データ無し)、ステップS9として、新規にデータベースを作成する。これにより、同一人物が重複して登録される、あるいは同一人物が別人として登録されることを防止することができる。
ここで、既存データの更新とは、例えば既にマスターデータベース12に登録されている人物が、登録後に引っ越しなどにより住所や最寄り駅に変更があった場合や、新たな職務経歴が加わった場合があるため、変更後の住所等に情報を更新することである。これにより、常に新しい情報を管理することができる。
また、プロフィールデータベース構築システム1は、所定数未満しか個人情報が一致していない場合に、照合対象となっている人物のデータと、既存データ上の人物で照合対象となっている人物と同一人物である可能性のある人物のデータとを、管理者端末60の表示部65に対比可能に表示し、管理者が人物の同一性について判断ができるようにしてもよい。
[表記補正]
また、本技術が適用されたプロフィールデータベース構築システム1では、読み取りテンプレート11を用いてプロフィールデータを読み取る際に、表記ゆれを補正してマスターデータベース12に取り込んでもよい。例えば図11に示すように、プロフィールデータベース構築システム1は、表記ゆれ参照テーブル70を備える。表記ゆれ参照テーブル70は、プロフィールデータに記載され得る複数の表記候補ワードと、マスターデータベース12に登録する登録表記ワードとを有する。
プロフィールデータベース構築システム1は、読み取りテンプレート11を用いて抽出された情報を表記ゆれ参照テーブル70を参照して所定の統一表記に修正してマスターデータベース12に取り込む。図11に示す例では、プログラミング言語C++に関し、VC++、Visual Studio C++、C++、g++等の表記やVisual Stadio C++といった誤記を、統一的にC++の表記で登録する。これにより、例えばスキル情報等が各社ごとに異なる表記で記載されている場合や誤記がある場合にも、統一した表記で登録、管理することができる。
また、プロフィールデータベース構築システム1は、プロフィールデータ10に、表記ゆれ参照テーブル70の表記候補ワードに掲載されていない未詳ワードが記載されている場合に、当該未詳ワードを管理者端末60の表示部65に表示し、手入力で修正し、マスターデータベース12に登録できるようにしてもよい。
[評点]
また、本技術が適用されたプロフィールデータベース構築システム1では、スキル情報や業務経歴情報を用いて当該プロフィールデータの評価を行い、あわせてマスターデータベース12に登録してもよい。この評価工程は、予め、スキル情報や業務経歴情報から所定の評価項目及び、当該評価項目に対する評価基準テーブルを設定しておき、マスターデータベース12に取り込むスキル情報や業務経歴情報のうち所定の評価項目を、評価基準テーブルを参照して評価する。
例えば、評価項目として、現在(マスターデータベース12への取り込み時)を基準に一定の過去、例えば過去5年間の経歴を評価対象とし、過去5年間に従事したプロジェクト数、過去5年間に従事した職種(役割)、過去5年間におけるブランク期間等が挙げられる。これら評価項目は、スキル情報や業務経歴情報のうち、従事した期間と、当該期間においてどのような職種で従事していたかといった情報を基に決定することができる。また評価基準は、例えば評価が高い順にS,A,B,C,Dの5段階に設定することができる。
過去5年間に従事したプロジェクト数は、少ないほど長期にわたってトラブルもなく大きなプロジェクトに従事してきた可能性が高いことから、評価を高くする。評価基準としては、例えば、過去5年間に従事したプロジェクト数が1〜2をS、3〜4をA、5〜6をB、7〜8をC、0又は9以上をDと評価する。
過去5年間に従事した職種(役割)も少ないほど専門性が高いことが多いことから、評価を高くする。評価基準としては、例えば、過去5年間に従事した職種(役割)が1をS、2をA、3をB、4をC、0又は5以上をDと評価する。
過去5年間におけるブランク期間も少ないほど、当該人材のニーズが高く、また健康に働き続けることができる人材である可能性が高いことから、評価を高くする。なお、ブランク期間とは、いずれの会社等にも所属しておらず、就業していない期間をいうものとする。評価基準としては、例えば、過去5年間におけるブランク期間が0.5ヶ月未満をS、0.5ヶ月以上1ヶ月未満をA、1ヶ月以上2ヶ月未満をB、2ヶ月以上6ヶ月未満をC、6ヶ月以上をDと評価する。
マスターデータベース12には、各評価項目の評点を登録してもよく、あるいは各評価項目の評点から総合評価を導き出し、当該総合評価を登録してもよい。このような評価は人材属性を簡易に定量化することができ、当該人材を照会する際に参照することで簡易に人材属性を把握するのに資する。
1 プロフィールデータベース構築システム、10 プロフィールデータ、11 テンプレート、12 マスターデータベース

Claims (8)

  1. 複数のプロフィールデータに記載されている所定の人材情報を抽出し、プロフィールデータベースを作成するデータベースの構築システムにおいて、
    それぞれ異なるフォーマットで形成され各種人材情報が記載された複数のプロフィールデータのフォーマット毎に用意され、当該フォーマットに対応するテンプレートと、
    上記プロフィールデータに記載された所定の人材情報を記録するマスターデータベースとを有し、
    上記プロフィールデータに対応した上記テンプレートを選択し、選択した上記テンプレートを用いて上記プロフィールデータの所定の記載欄に記載された上記人材情報を読み込み、
    上記読み込んだ人材情報をマスターデータベースに取り込む
    プロフィールデータベース構築システム。
  2. 上記テンプレートは、上記プロフィールデータのフォーマットにおける人材情報毎の記載箇所が特定され、
    当該記載箇所に記載された情報を当該人材情報として、上記マスターデータベースに取り込む請求項1に記載のプロフィールデータ構築システム。
  3. 複数のプロフィールデータ間において、取り込んだ所定の人材情報を対比し、当該複数のプロフィールデータが同一人物のものか否かを判断する請求項1又は2に記載のプロフィールデータベース構築システム。
  4. 上記プロフィールデータに係る人物が上記マスターデータベースに登録されている人物と同一の場合は、上記マスターデータベースに登録されている当該人物のデータを更新し、
    上記プロフィールデータに係る人物が上記マスターデータベースに登録されている人物に該当しない場合は、当該人物を上記マスターデータベースに新規登録する請求項3に記載のプロフィールデータ構築システム。
  5. 表記ゆれ参照テーブルを備え、上記所定のテンプレートから抽出された上記所定事項を上記表記ゆれ参照テーブルを参照して所定の統一表記に修正して上記マスターデータベースに取り込む請求項1〜4のいずれか1項に記載のプロフィールデータ構築システム。
  6. 所定の上記人材情報を抽出し、
    抽出した上記所定の人材情報を所定の評点基準に照らし、
    上記プロフィールデータを評価する請求項1〜5のいずれか1項に記載のプロフィールデータ構築システム。
  7. 上記所定の人材情報は、所定の期間におけるプロジェクト数、職種の数、ブランク期間の情報を含む請求項6に記載のプロフィールデータ構築システム。
  8. 複数のプロフィールデータに記載されている所定の人材情報を抽出し、プロフィールデータベースを作成するデータベースの構築方法において、
    各種人材情報が記載されたプロフィールデータのフォーマット毎にテンプレートを用意し、
    次いで、上記プロフィールデータに応じた上記テンプレートを選択し、選択した上記テンプレートを用いて上記プロフィールデータの所定の記載欄に記載された上記人材情報を読み込み、
    次いで、上記読み込んだ人材情報をマスターデータベースに取り込む工程を有し、
    複数のプロフィールデータのフォーマット毎に、対応するテンプレートを用いるプロフィールデータベースの構築方法。
JP2018077192A 2018-04-12 2018-04-12 プロフィールデータベース構築システム Pending JP2019185495A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018077192A JP2019185495A (ja) 2018-04-12 2018-04-12 プロフィールデータベース構築システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018077192A JP2019185495A (ja) 2018-04-12 2018-04-12 プロフィールデータベース構築システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019185495A true JP2019185495A (ja) 2019-10-24

Family

ID=68341397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018077192A Pending JP2019185495A (ja) 2018-04-12 2018-04-12 プロフィールデータベース構築システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019185495A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003196433A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Dainippon Printing Co Ltd 電子履歴書処理装置及びそのためのコンピュータプログラム
WO2008059563A1 (fr) * 2006-11-14 2008-05-22 Noboru Komine Appareil de fourniture d'informations, système de fourniture d'informations et procédé de fourniture d'informations
JP2012048285A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Fujitsu Ltd 請求書データ検査支援装置、請求書データ検査支援方法、及び請求書データ検査支援プログラム
JP2012510116A (ja) * 2008-11-26 2012-04-26 ワンワイヤー,インコーポレイテッド 構造化された仕事検索エンジン
JP2015012356A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 三菱電機株式会社 テレビジョン受信機
JP2015088067A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 Kddi株式会社 マイニング分析装置、方法及びプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003196433A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Dainippon Printing Co Ltd 電子履歴書処理装置及びそのためのコンピュータプログラム
WO2008059563A1 (fr) * 2006-11-14 2008-05-22 Noboru Komine Appareil de fourniture d'informations, système de fourniture d'informations et procédé de fourniture d'informations
JP2012510116A (ja) * 2008-11-26 2012-04-26 ワンワイヤー,インコーポレイテッド 構造化された仕事検索エンジン
JP2012048285A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Fujitsu Ltd 請求書データ検査支援装置、請求書データ検査支援方法、及び請求書データ検査支援プログラム
JP2015012356A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 三菱電機株式会社 テレビジョン受信機
JP2015088067A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 Kddi株式会社 マイニング分析装置、方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2017255561B2 (en) Learning from historical logs and recommending database operations on a data-asset in an ETL tool
US20030182178A1 (en) System and method for skill proficiencies acquisitions
US8898197B2 (en) Method and system for creating a relationship structure
JP2005285021A (ja) 人事管理システムおよびその方法、並びにプログラム
US20200311683A1 (en) Similarity-based sequencing of skills
US9704168B2 (en) Method and system for implementing profiles for an enterprise business application
US20110313940A1 (en) Process To Optimize A Person's Profile Into A Standardized Competency Profile
US20190205299A1 (en) Library search apparatus, library search system, and library search method
JP6592665B2 (ja) 求人媒体管理プログラム及びその装置
JP2019159972A (ja) 情報提供システム、情報提供方法、プログラム
JP6502816B2 (ja) 計画支援システム及び計画支援方法
JP6655582B2 (ja) データ統合支援システム及びデータ統合支援方法
JP2019185495A (ja) プロフィールデータベース構築システム
US20180189699A1 (en) A method and system for locating regulatory information
JPH11120224A (ja) 人事異動支援システム
JP6770813B2 (ja) 情報管理装置、情報管理方法、及び情報管理プログラム。
JP2019113965A (ja) 融資管理装置、融資管理方法、及び融資管理プログラム
JP2020017021A (ja) 企業間ベンチマーキング装置、企業間ベンチマーキングシステムおよびプログラム
JP2020021302A (ja) 資料作成装置、資料作成システム、資料作成方法及びプログラム
JP7233177B2 (ja) 予算管理装置、予算管理方法および予算管理プログラム
JP6592664B2 (ja) 求人目標管理プログラム及びその装置
JP2018014066A (ja) 文書作成支援システムおよび文書作成支援方法
Wargo et al. Trauma registry reengineered
JP7071091B2 (ja) 入力内容決定装置
Morgan et al. Report of the ALCTS Cataloging and Metadata Management Section (CaMMS) Catalog Management Interest Group Meeting, ALCTS Virtual Interest Group Week, June 2020

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211012

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20211208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220412