JP2019184173A - 薪ストーブ - Google Patents

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Abstract

【課題】 弱火の状態であっても煙を低減するとともに、燃えにくい薪であっても良好に燃焼させ、燃焼効率及び熱交換効率を高める。設計自由度を高め、加えて、ストーブ全体の大型化及びコスト上昇を招く弊害を回避する。【解決手段】 バッフルプレート部4に設けた中空部Sに複数の仕切プレート11…を配設することによりジグザグ状の熱交換通気路5を形成し、この熱交換通気路5の一端を、バッフルプレート部4の後側に設けた空気入口5iに接続し、かつ熱交換通気路5の他端を、バッフルプレート部4の前側に設けた空気出口5eに接続するとともに、燃焼室Rを構成する前面部2fの上部の位置に下方へ空気Aを放出する横長の前ノズル部7を配設し、かつこの前ノズル部7を、第一送気路部8fを介して空気出口5eに接続するとともに、空気入口5iを、第二送気路部9を介して、外部の空気Aを取込む取込口10pを有する空気取込部10に接続してなる。【選択図】 図1

Description

本発明は、薪等の燃焼材を燃焼させる燃焼室を備えることにより住宅等の暖房に使用する薪ストーブに関する。
一般に、薪等の燃焼材を燃料にした薪ストーブは広く普及しているが、この種の薪ストーブは、燃焼室の内部に、通常、特許文献1に開示されるような邪魔板(バッフルプレート)を配設している。このバッフルプレートは、煙突口の下方に配設することにより、煙の流れを邪魔する機能を備え、これにより、二次燃焼空間の確保による燃焼効率及び熱交換効率の向上を図っている。一方、この種のバッフルプレートは、燃焼室内の上部に配設することにより最も高温に加熱される部位に配設されるため、このバッフルプレートを利用して、より機能性(付加価値)を高めるようにした薪ストーブも提案されている。
従来、この種の薪ストーブとしては、特許文献2で開示されるストーブが知られている。このストーブは、煙突によるドラフト効果が発揮されない場合であっても、十分な再燃焼用の空気を燃焼室内へ供給することによって未燃焼ガスを高効率で燃焼させて、未燃焼ガスの排気を低減させることを目的としたものであり、具体的には、燃焼室内で固形燃料を一次燃焼させるとともに、この燃焼室内に再燃焼用空気を供給することによって、燃焼室内の未燃焼ガスを再燃焼させるようにしたストーブにおいて、再燃焼用の空気を、強制空気供給手段及びバッフルプレートを介して燃焼室内へ強制的に供給するように構成したものである。
特開2014−137168号公報 特開2006−052912号公報
しかし、上述したバッフルプレートを備える従来のストーブは、次のような改善すべき課題も存在した。
第一に、バッフルプレートの内部に中空の空気室を形成し、この空気室に対して強制的に再燃焼用の空気(二次空気)を送り込むとともに、この空気室の空気をバッフルプレートの底面に設けたノズルから燃焼室内へ放出する構成のため、バッフルプレートは、単なる空気の通路及びノズルとして機能するに留まり、燃焼効率及び熱交換効率を高める観点からは限界がある。即ち、強制的に空気を送り込み、かつ経路も短いため、燃焼初期のように燃焼室内が十分に加熱されていない状態或いは弱火になった状態などでは、十分な熱交換が行われないため、結果的に、熱交換効率及び燃焼効率を高める観点からは十分といえない。しかも、通常燃焼中においては、空気の供給過多により、針葉樹等の燃えやすい薪の場合、室温が高過ぎたり、燃焼室の温度が高過ぎてストーブの劣化を早めたり、薪の燃焼時間が短くなるなどの不具合も生じる。
第二に、内部を中空にしたバッフルプレートは、二次空気の通路及びノズルとしての機能に留まり、これ以上の機能が付加されるものではない。したがって、多様性(多機能性)を高め、薪ストーブとしての付加価値を高める観点からは、必ずしも十分といえず、更なる改善の余地も残されていた。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した薪ストーブの提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、燃焼材(W)を燃焼させる燃焼室Rを内部に設けたストーブ本体部2と、このストーブ本体部2の前面部2fに設け、かつ透明板3tを付した扉窓3pを有する開閉式の前扉部3と、燃焼室Rの上部に設けたバッフルプレート部4とを少なくとも備えてなる薪ストーブ1を構成するに際して、バッフルプレート部4に設けた中空部Sに複数の仕切プレート11…を配設することによりジグザグ状の熱交換通気路5を形成し、この熱交換通気路5の一端を、バッフルプレート部4の後側に設けた空気入口5iに接続し、かつ熱交換通気路5の他端を、バッフルプレート部4の前側に設けた空気出口5eに接続するとともに、燃焼室Rを構成する前面部2fの上部の位置に下方へ空気Aを放出する横長の前ノズル部7を配設し、かつこの前ノズル部7を、第一送気路部8fを介して空気出口5eに接続するとともに、空気入口5iを、第二送気路部9を介して、外部の空気Aを取込む取込口10pを有する空気取込部10に接続してなることを特徴する。
この場合、発明の好適な態様により、熱交換通気路5は、内部に、仕切プレート11…に沿った複数の熱交換フィン12…を設けることができる。また、前ノズル部7には、長手方向Fsに沿って形成した細長い空気放出スリット7sを設けることができる。一方、燃焼室Rを構成する背面部2rの中間部の位置に前方へ空気Aを放出する横長の後ノズル部6を配設し、かつこの後ノズル部6を、第三送気路部8rを介して空気出口5eに接続することができる。また、この後ノズル部6には、長手方向Fsに沿って形成した細長い空気放出スリット6sを設けることができる。なお、空気取込部10には、取込口10pの開口面積の大きさを調整する流量調整部13を設けることが望ましい。
このような構成を有する本発明に係る薪ストーブ1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 燃焼した直後の炎や煙が接触するバッフルプレート部4を直接的に利用して、二次空気の加熱手段を構成するため、空気Aに対して、燃焼開始直後の最も早いタイミングにより加熱できるとともに、通常燃焼中や弱火であっても効果的(効率的)に加熱することができる。これにより、熱損失を抑制し、全体の燃焼効率及び熱交換効率を高めることができる。また、針葉樹等の燃えやすい薪を弱火で燃焼させる場合であっても、煙の発生を低減して、より完全燃焼に近付けることができるとともに、広葉樹等の燃えにくい薪であっても良好に燃焼させることができる。
(2) バッフルプレート部4からの加熱された空気(二次空気)Aを、透明板3tを付した扉窓3pを有する開閉扉3の上方に配設した前ノズル部7から下方に放出するようにしたため、空気Aを開閉扉3の扉窓3pの面に沿って放出できる。これにより、この扉窓3pを通した内部の視認性を高めることが可能になり、薪ストーブとしての外観性や雰囲気など、多様性(多機能性)の確保により薪ストーブとしての付加価値及び商品性をより高めることができる。
(3) バッフルプレート部4の内部に設けた中空部Sに、複数の仕切プレート11…を配設することによりジグザグ状の熱交換通気路5を形成したため、バッフルプレート部4に対して、複数の仕切プレート11…を追加するのみで実現可能になるため、少ない部品点数により有効性の高い熱交換通気路5を構成できるとともに、コストパフォーマンスの高い熱交換通気路5を容易に構築することができる。
(4) 好適な態様により、熱交換通気路5の内部に、仕切プレート11…に沿った複数の熱交換フィン12…を設ければ、熱交換フィン12…により熱交換面積を大きくできるため、バッフルプレート部4の形状や大きさを変更することなく、熱交換効率をより高めることができる。
(5) 好適な態様により、前ノズル部7に、長手方向Fsに沿って形成した細長い空気放出スリット7sを設ければ、空気放出スリット7sからの空気Aを、扉窓3pに沿ってエアカーテン状に放出可能になるため、扉窓3pを通した視認効果をより高めることができる。しかも、一本の単純なスリット形成により容易かつ低コストに実施することができる。
(6) 好適な態様により、燃焼室Rを構成する背面部2rの中間部の位置に前方へ空気Aを放出する横長の後ノズル部6を配設し、この後ノズル部6を、第三送気路部8rを介して空気出口5eに接続するようにすれば、後ノズル部6の位置や向きを任意に設定できるため、空気(二次空気)Aを、最適な位置及び向きから供給できるとともに、前ノズル部7からの空気Aの放出と組合わせることにより、燃焼室R内における好適な空気循環をつくり出すことができる。
(7) 好適な態様により、後ノズル部6に、長手方向Fsに沿って形成した細長い空気放出スリット6sを設ければ、熱交換された空気Aを広い範囲にわたって拡散できるため、作用面から燃焼効率を高めることができるとともに、単純なスリット形成により容易かつ低コストに実施することができる。
(8) 好適な態様により、空気取込部10に、取込口10pの開口面積の大きさを調整する流量調整部13を設ければ、利用者は、流量調整部13の操作により取込口10pの開口面積の大きさを任意に変更(可変)できるため、燃焼材(W)の種類や室内温度等の状況に応じ、取込口10pからの空気Aの取込量を自由に調整(可変)することができる。
本発明の好適実施形態に係る薪ストーブの側面視の内部構造図、 同薪ストーブの一部を省略した外観正面図、 同薪ストーブに備える流量調整部の拡大正面図、 同薪ストーブに備えるバッフルプレート部及びこのバッフルプレート部に接続された周辺構成を含む側面視の空気取込系統図、 同薪ストーブに備えるバッフルプレート部の平面視の内部構成図、 同薪ストーブに備える前ノズル部の背面視の作用説明図、 同薪ストーブに備える後ノズル部の正面視の作用説明図、 同薪ストーブの設置例を示す全体構成図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る薪ストーブ1の理解を容易にするため、薪ストーブ1の基本構造について、図1及び図2を参照して説明する。
薪ストーブ1は、基本構造として、ストーブ本体部2と前扉部3を備え、いずれも鉄鋼板やセラミックプレート等の耐熱素材を利用して構成する。ストーブ本体部2は、外観全体を直方体状に構成するとともに、内部を、薪W等の燃焼材を燃焼させる燃焼室Rとして構成する。ストーブ本体部2を構成する前面部2f,背面部2r,右側面部2p及び左側面部2qは、所定の間隔を置いて配設したインナパネルとアウタパネルを組合わせた二層パネル構造により構成する。そして、ストーブ本体部2の上面部2uの右寄りかつ後方寄りの位置には、煙突31の下端を固定し、燃焼室Rの内部と煙突31の内部を連通させるとともに、ストーブ本体部2の底面部2dは、薪W等の燃焼材を載置して燃焼させる燃焼床として構成する。
一方、ストーブ本体部2の前面部2fには、この前面部2fよりも小さい矩形状の開口部2pを設けるとともに、図1に示すように、この開口部2pよりも大きい前扉部3を用意し、この前扉部3における右縦辺部3cの上下二カ所を、一対のヒンジ部22,23を用いることにより前面部2fに対して回動可能に取付ける(図2参照)。これにより、前扉部3は、ヒンジ部22,23を支点にして回動変位し、開口部2pを開閉する前扉部3として構成される。図1及び図2に示す前扉部3は、閉じた状態を示している。
他方、前扉部3には、この前扉部3よりも小さい矩形形状の扉窓3pを設けるとともに、この扉窓3pを耐熱ガラスを用いた透明板3tにより閉塞する。なお、24は前扉部3の左端寄りに設けた把手部を示す。
その他、図1及び図2において、25は煙突31を覆う室内煙突カバー、26…は底面部2dの下面四隅に固定した四つの脚部、27は右側面部2p及び左側面部2qの上部に固定した左右一対のハンドル部、28は底面部2dに配設した灰受トレイをそれぞれ示す。以上の構成が薪ストーブ1の基本構造となる。
次に、本実施形態に係る薪ストーブ1における要部の構成について、図1〜図7を参照して具体的に説明する。
まず、図1に示すように、燃焼室Rの上部には、バッフルプレート部4を配設する。なお、一般的なバッフルプレートは、通常、一枚で形成されている。即ち、図4を参照すれば、バッフルプレート部4の底面部を構成するロアプレート4dのみで形成されており、後端を、背面部2rを構成するインナパネル2riの内面に取付けるとともに、前端は、前面部2fのインナパネル2fiの内面に対して所定の隙間Smだけ離間する。これにより、燃焼室Rで発生する煙は、バッフルプレートにより邪魔され、隙間Smを迂回して煙突に至る。したがって、隙間Smは燃焼時の煙が通過できる空間が確保される。
一方、本実施形態に係るバッフルプレート部4は、ロアプレート4dに対してアッパプレート4uを追加し、後端を、背面部2rにおけるインナパネル2riの内面に取付けるとともに、アッパプレート4uとロアプレート4dの周りをサイドプレート4sにより閉塞して構成する。この場合、バッフルプレート部4の後端は、背面部2rを構成するインナパネル2riにより閉塞される。なお、アッパプレート4uは、図1及び図4に示すように、水平又はやや前下がりに傾斜する。これらの組付けは溶接等により行うことができる。
これにより、バッフルプレート部4の内部は密閉状の中空部Sが形成されるため、バッフルプレート部4の後端を閉塞するインナパネル2riの面内には、開孔した空気入口5iを形成するとともに、バッフルプレート部4の前端付近におけるサイドプレート4sには開孔した空気出口5eを形成する。例示の場合、サイドプレート4sの左右の面にそれぞれ二つの出口部5ep,5ep,5eq,5eqを形成することにより空気出口5eを構成している。即ち、空気出口5eは、計四つの出口部5ep…により構成される。
また、バッフルプレート部4内部の中空部Sには、図5及び図4に示すように、複数の仕切プレート11…を交互に位置をずらし、かつ溶接等により取付けることによりジグザグ状の熱交換通気路5を形成する。そして、この熱交換通気路5の一端(流入)側を空気入口5iに連通させるとともに、この熱交換通気路5の他端(流出)側を空気出口5eに連通させる。
このように、熱交換通気路5を形成するに際しては、中空部Sに複数の仕切プレート11…を配設することによりジグザグ状に形成したため、バッフルプレート部4に対して、複数の仕切プレート11…を追加するのみで実現可能になる。この結果、少ない部品点数により有効性の高い熱交換通気路5を構成できるとともに、コストパフォーマンスの高い熱交換通気路5を容易に構築することができる。
さらに、熱交換通気路5の内部には、図5及び図4に示すように、仕切プレート11…に沿った複数の熱交換フィン12…を溶接等により取付ける。このような熱交換フィン12…を設ければ、熱交換フィン12…により熱交換面積を大きくできるため、バッフルプレート部4の形状や大きさを変更することなく、熱交換効率をより高めることができる。なお、バッフルプレート部4は、全体として、熱交換通気路5内を流れる空気Aとストーブ本体部2内における燃焼熱と熱交換機能を備えるため、バッフルプレート部4を構成する各部材には熱伝導率の高い素材を用いる。
他方、図4,図5及び図7に示すように、燃焼室Rを構成する背面部2rにおけるインナパネル2riとアウタパネル2ro間であって、上下方向の中間位置には前方へ空気Aを放出する横長の後ノズル部6を配設する。例示の場合、後ノズル部6は、図4に示すように、断面をコの字形に形成したノズル形成部材6cをインナパネル2riの裏面に固定した構造を備える。即ち、後ノズル部6は、インナパネル2riの一部とノズル形成部材6cを組合わせて構成する。また、後ノズル部6を構成するインナパネル2riの面内には、図7に示すように、長手方向Fsに沿って形成した細長い空気放出スリット6sを設ける。
一方、図4,図5及び図6に示すように、燃焼室Rを構成する前面部2fにおけるインナパネル2fiとアウタパネル2fo間であって、上部位置には下方へ空気Aを放出する横長の前ノズル部7を配設する。例示の場合、前ノズル部7は、図4及び図5に示すように、断面をコの字形に形成したノズル形成部材7cをインナパネル2fiの裏面に固定した構造を備える。即ち、前ノズル部7は、インナパネル2fiの一部とノズル形成部材7cを組合わせて構成する。また、ノズル形成部材7cの下面部には、図5及び図6に示すように、長手方向Fsに沿って形成した細長い空気放出スリット7sを設ける。
そして、後ノズル部6の両端開口は、図5及び図7に示すように、第三送気路部8rを構成する一対の後通気管部8pr及び8qrを介して空気出口5eを構成する右側における一方の出口部5ep及び左側における一方の出口部5eqにそれぞれ接続するとともに、前ノズル部7の両端開口は、第一送気路部8fを構成する一対の前通気管部8pf,8qfを介して空気出口5eを構成する右側における残りの出口部5ep及び左側における残りの出口部5eqにそれぞれ接続する。
さらに、図1〜図4に示すように、ストーブ本体部2の背面部2rの後方には、第二送気路部9を構成する通気ダクト部9dを配設し、この通気ダクト部9dによりボックス状の空気取込部10を支持する。これにより、空気取込部10は、ストーブ本体部2の背面部2rの後方であって、上面部2uから上方へ突出した位置に配される。この場合、通気ダクト部9dは、図4に示すように、全体をL形状に構成し、下端部をインナパネル2riの裏面に取付けることにより、下端開口を空気入口5iに連通させるとともに、上端部を空気取込部10の底面に取付けることにより、上端開口を空気取込部10の内部に連通させる。
また、図3に示すように、空気取込部10の前面部10fには、外部の空気Aを取込む取込口10pを設けるとともに、この取込口10pの開口面積の大きさを調整する流量調整部13を設ける。例示の流量調整部13は、取込口10pに対して、この取込口10pの上下に設けた一対のレール部31u,31dと、このレール部31u,31dによりスライド変位可能に支持される調整扉32により構成した。これにより、調整扉32に設けた把手部32hを手でスライド操作することにより、取込口10pの開度の大きさを調整することができる。なお、図3中、実線で示す調整扉32は半開位置、仮想線で示す調整扉32は全閉位置を示している。
このように、空気取込部10に、取込口10pの開口面積の大きさを調整する流量調整部13を設ければ、利用者は、流量調整部13の操作により取込口10pの開口面積の大きさを任意に変更(可変)できるため、燃焼材(W)の種類や室内温度等の状況に応じ、取込口10pからの空気Aの取込量を自由に調整(可変)できる利点がある。
次に、本実施形態に係る薪ストーブ1の使用方法及び各部の機能(作用)について、図1〜図8を参照して説明する。
本実施形態に係る薪ストーブ1は、一例として、図8に示すような態様により設置することができる。薪ストーブ1は、住宅41のリビングフロア42等における壁面43の近傍に設置する。そして、設置した薪ストーブ1におけるストーブ本体部2の上面部2uには前述した煙突31の下端を連通接続する。例示の場合、煙突31は、ストーブ本体部2の上面部2uから上方へ起立した第一煙筒部32a,この第一煙筒部32aの上端に室内側端部を接続し、かつ屋外側端部を壁面43を通して屋外に突出させた水平に配した第二煙筒部32b,この第二煙筒部32bの屋外側端部に下端部を接続し、かつ上方へ起立した第三煙筒部32cを備えている。なお、図8中、33は屋外煙筒カバー、34は煙突トップ、35,36は、住宅への取付金具をそれぞれ示す。特に、本実施形態に係る薪ストーブ1の場合、煙突31の吸煙性(吸引性)を高めるため、煙突31の全長はできるだけ長くすることが望ましい。
また、燃焼材として使用する薪Wを適宜用意する。ところで、薪Wの種類としては、通常、針葉樹系の薪Wと広葉樹系の薪Wが存在する。針葉樹系の薪Wは、燃えやすい材質があることから、短時間に燃え尽き、かつ高温になりやすい(過熱しやすい)性質を有するため、燃料としては、持続性に欠け、しかも、薪ストーブ1を傷めやすい難点がある。他方、広葉樹系の薪Wは、硬く、燃えにくい材質を有することから、長時間にわたって燃焼を持続し、かつ高温になりにくい性質を有している。したがって、薪ストーブ1に用いる薪Wとしては広葉樹系が望ましいが、日本の場合、植林による針葉樹系の薪Wが多く出回っている実情がある。本実施形態に係る薪ストーブ1では、二次燃焼手段の改善により高温化された空気を適切な態様により供給できるため、針葉樹系の薪Wを弱火で燃焼させた場合であっても失火を回避しつつ煙の発生を低減できるとともに、着火しにくく、かつ煙が出やすい広葉樹系の薪Wであっても、煙の発生を低減しつつ望ましい環境条件により燃焼させることができる。
以下、薪ストーブ1の具体的な使用方法について説明する。薪ストーブ1を使用する際には、前扉部3の把手部24を手で持ち、開位置まで操作すれば、ストーブ本体部2の開口部2pが開放されるため、薪(燃焼材)Wを着火材と一緒に燃焼室Rの内部へ投入する。また、流量調整部13を適宜操作し、空気取込部10における取込口10pの開口度合を調整する。
この場合、空気取込部10における取込口10pの開口度合は、前扉部3を開閉操作することにより可変できるため、大火力から弱火まで任意に火力調整することができる。例えば、燃焼しやすい針葉樹系の薪Wの場合には、開口面積を小さくする方向に調整できるとともに、燃焼しにくい広葉樹系の薪Wの場合には、開口面積を大きくする方向に調整することができる。特に、針葉樹系の薪Wの場合、通常、燃焼温度が1000℃以上になることもあるため、空気Aの供給過多を抑制することにより、室温が高くなり過ぎる不具合、燃焼室Rの温度が高過ぎて薪ストーブ1の劣化を早めてしまう不具合、薪Wの燃焼時間が短くなる不具合などを回避できる。また、広葉樹系の薪Wの場合には、通常、800℃程度の燃焼温度となるため、空気Aの供給量を多めにして良好な燃焼を確保できる。
したがって、本実施形態に係る薪ストーブ1の場合、燃焼開始時には、空気Aを多めに供給し、高火力により速やかに部屋を暖めるとともに、部屋が暖まったら空気Aを抑制して薪Wの消費を抑える使い方が可能になるなど、気Aの供給量に対する広い範囲の調整により使い勝手及び利便性を高めることができる。
次いで、着火材に着火し、薪Wを燃焼させる。燃焼の開始により、図1に示すように、燃焼炎Wfが発生する。この燃焼炎Wfの真上には、バッフルプレート部4が存在するため、煙を含む加熱された空気Asは、バッフルプレート部4のロアプレート4dに沿って移動し、バッフルプレート部4とインナパネル2fi間の隙間を通ってバッフルプレート部4の上方に至る。バッフルプレート部4の上方における加熱された空気Asは、バッフルプレート部4のアッパプレート4uに沿って移動し、煙突31に進入する。このように、燃焼室Rの上部に配設されるバッフルプレート部4は、燃焼室Rの内部で発生する燃焼炎Wfにより最初に加熱されることになる。
一方、煙突31から空気Asが排出されることにより、リビングフロア42内における空気Aは、薪ストーブ1に備える空気取込部10の取込口10pからストーブ本体部2に取込まれ、取込まれた空気Aは、通気ダクト部9d及び空気入口5iを通して熱交換通気路5に自然流入する。この自然流入した空気Aは、図5において矢印で示すように、ジグザグ状に形成された熱交換通気路5を通って空気出口5eに至る。この際、熱交換通気路5を通る空気Aは、加熱状態のバッフルプレート部4により熱交換により十分に加熱される。
特に、バッフルプレート部4内の空気Aは、ジグザグ状に形成された熱交換通気路5を通るため、燃焼初期のように燃焼室R内がさほど加熱されていない状態(或いは弱火になった状態など)でも十分な熱交換を行なうことができ、結果的に、熱交換効率及び燃焼効率を高めることができる。したがって、空気(二次空気)Aに対する加熱、即ち、二次燃焼が始まる時間を圧倒的に早めることができるとともに、燃焼開始時において、煙が大量に発生する問題を緩和することができる。なお、本実施形態のバッフルプレート部4を採用しない場合、即ち、通常の一枚のバッフルプレートの場合には、空気Aを抑制した場合、失火により燻り、煙の大量発生を招く虞れがあるが、バッフルプレート部4を備える本実施形態に係る薪ストーブ1の場合には、燃焼室R内の燃焼が弱火になったとしても、バッフルプレート部4の機能により空気Aに対する効果的な加熱により燃焼を継続できるとともに、かなり空気Aを抑制しても煙を出さずに燃焼を継続することができる。
そして、空気出口5eに至った加熱された空気Aは、前通気管部8pf,8qfを通って前ノズル部7に至るとともに、後通気管部8pr,8qrを通って後ノズル部6に至る。この場合、前ノズル部7は、図1に示すように、透明板3tを付した扉窓3pを有する開閉扉3の上方に配設されるため、前ノズル部7から下方に放出される熱交換後の空気Aは、開閉扉3の扉窓3pの面に沿って流れた後、燃焼中の薪Wに対して燃焼室Rの前側から供給される。これにより、この扉窓3pを通した内部の視認性を高めることが可能になり、薪ストーブとしての外観性や雰囲気など、多様性(多機能性)の確保により薪ストーブとしての付加価値及び商品性をより高めることができる。
前ノズル部7は、図6に示すように、特に、透明板3tの上方に、左右方向に沿って水平に配設するとともに、下端面には、長手方向Fsに沿って細長い空気放出スリット7sを有するため、空気放出スリット7sからの空気Aは、扉窓3pに沿ってエアカーテン状に放出可能になり、扉窓3pを通した視認効果をより高めることができる。しかも、一本の単純なスリット形成により容易かつ低コストに実施することができる。
また、後ノズル部6は、図1に示すように、背面部2rの上下方向における中間位置に配設されるため、熱交換後の空気Aは、燃焼中の薪Wに対して燃焼室Rの後側から供給されるとともに、燃焼室Rの中間部位から前方に放出される。このように、燃焼室Rを構成する背面部2rの中間部の位置に前方へ空気Aを放出する横長の後ノズル部6を配設すれば、後ノズル部6の位置や向きを任意に設定できるため、空気(二次空気)Aを、最適な位置及び向きから供給できる。
後ノズル部6は、図7に示すように、特に、左右方向に沿って水平に配設するとともに、インナパネル2riに細長い空気放出スリット6sを設けて構成したため、広い範囲にわたって熱交換された空気Aを拡散でき、作用面から燃焼効率を高めることができる。しかも、前ノズル部7と同様、一本の空気放出スリット7sを形成すれば足りるため、単純なスリット形成により容易かつ低コストに実施できる。なお、図7中、仮想線で示す空気Aは、便宜上、下向きに描いているが、空気放出スリット6sは、図面直角方向手前に向いているため、空気Aは、図面直角方向手前に放出される。即ち、図1に示す矢印A方向に放出される。
さらに、後ノズル部6は、前ノズル部7からの空気Aの放出と組合わせることにより、高温に熱せられた空気A(酸素)は、燃焼中の薪Wに対して、前側と後側における横方向の広い範囲から供給可能となるため、燃焼室R内における好適な空気循環をつくり出すことができるとともに、薪Wから放出される木質ガスが効果的に撹拌される。この結果、燃焼室R内では、薪Wの燃焼が全体として満遍なく行われ、結果的に、熱ムラによる薪ストーブ1の傷みも低減されるとともに、全体の燃焼効率の更なる向上に寄与できる。
よって、このような本実施形態に係る薪ストーブ1によれば、基本構成として、バッフルプレート部4に設けた中空部Sに複数の仕切プレート11…を配設することによりジグザグ状の熱交換通気路5を形成し、この熱交換通気路5の一端を、バッフルプレート部4の後側に設けた空気入口5iに接続し、かつ熱交換通気路5の他端を、バッフルプレート部4の前側に設けた空気出口5eに接続するとともに、燃焼室Rを構成する前面部2fの上部の位置に下方へ空気Aを放出する横長の前ノズル部7を配設し、かつこの前ノズル部7を、第一送気路部8fを介して空気出口5eに接続するとともに、空気入口5iを、第二送気路部9を介して、外部の空気Aを取込む取込口10pを有する空気取込部10に接続してなるため、燃焼した直後の炎や煙が接触するバッフルプレート部4を直接的に利用して、二次空気の加熱手段を構成できる。
したがって、空気Aに対して、燃焼開始直後の最も早いタイミングにより加熱できるとともに、通常燃焼中や弱火であっても効果的(効率的)に加熱することができる。これにより、熱損失を抑制し、全体の燃焼効率及び熱交換効率を高めることができる。また、針葉樹等の燃えやすい薪を弱火で燃焼させる場合であっても、煙の発生を低減して、より完全燃焼に近付けることができるとともに、広葉樹等の燃えにくい薪であっても良好に燃焼させることができる。
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、燃焼材(W)として薪Wを示したが、燃焼可能な紙や落葉等の各種物材を燃焼材として適用できる。一方、仕切プレート11…の数量を多くした構成などでは、必ずしも熱交換フィン12…を設けることを要せず、熱交換フィン12…を設けるか否かは任意である。また、後ノズル部6を設けることが望ましいが、後ノズル部6を設けるか否かは任意である。さらに、後ノズル部6に、長手方向Fsに沿って形成した細長い空気放出スリット6sを設けた場合を示したが、この空気放出スリット6は異なる位置や方向を選定して複数設けてもよいし、多数の孔を配列させるなど、必ずしもスリット形成することを要しない。さらに、前ノズル部7も同様であり、例示は、長手方向Fsに沿って形成した細長い空気放出スリット7sを設けた場合を示したが、この空気放出スリット7は異なる位置や方向を選定して複数設けてもよいし、多数の孔を配列させるなど、必ずしもスリット形成することを要しない。他方、流量調整部13は、取込口10pの開口面積の大きさを調整する機能を有する構成であれば、公知の各種形態を利用できるとともに、必ずしも設けることを要しない。
本発明に係る薪ストーブは、薪等の燃焼材を燃焼させる燃焼室を備えることにより住宅等の暖房に使用する各種の薪ストーブとして利用できる。
1:薪ストーブ,2:ストーブ本体部,2f:ストーブ本体部の前面部,2r:ストーブ本体部の背面部,3:前扉部,3t:透明板,3p:扉窓,4:バッフルプレート部,5:熱交換通気路,5i:空気入口,5e:空気出口,6:後ノズル部,6s:空気放出スリット,7:前ノズル部,7s:空気放出スリット,8f:第一送気路部,8r:第三送気路部,9:第二送気路部,10:空気取込部,10p:取込口,11…:仕切プレート,12…:熱交換フィン,13:流量調整部,(W):燃焼材(薪),R:燃焼室,S:中空部,A:空気,Fs:長手方向

Claims (6)

  1. 燃焼材を燃焼させる燃焼室を内部に設けたストーブ本体部と、このストーブ本体部の前面部に設け、かつ透明板を付した扉窓を有する開閉式の前扉部と、前記燃焼室の上部に設けたバッフルプレート部とを少なくとも備えてなる薪ストーブにおいて、前記バッフルプレート部に設けた中空部に複数の仕切プレートを配設することによりジグザグ状の熱交換通気路を形成し、この熱交換通気路の一端を、前記バッフルプレート部の後側に設けた空気入口に接続し、かつ前記熱交換通気路の他端を、前記バッフルプレート部の前側に設けた空気出口に接続するとともに、前記燃焼室を構成する前記前面部の上部の位置に下方へ空気を放出する横長の前ノズル部を配設し、かつこの前ノズル部を、第一送気路部を介して前記空気出口に接続するとともに、前記空気入口を、第二送気路部を介して、外部の空気を取込む取込口を有する空気取込部に接続してなることを特徴する薪ストーブ。
  2. 前記熱交換通気路は、内部に、前記仕切プレートに沿った複数の熱交換フィンを有することを特徴とする請求項1記載の薪ストーブ。
  3. 前記前ノズル部は、長手方向に沿って形成した細長い空気放出スリットを有することを特徴とする請求項1記載の薪ストーブ。
  4. 前記燃焼室を構成する背面部の中間部の位置に前方へ空気を放出する横長の後ノズル部を配設し、かつこの後ノズル部を、第三送気路部を介して前記空気出口に接続することを特徴とする請求項1記載の薪ストーブ。
  5. 前記後ノズル部は、長手方向に沿って形成した細長い空気放出スリットを有することを特徴とする請求項4記載の薪ストーブ。
  6. 前記空気取込部は、前記取込口の開口面積の大きさを調整する流量調整部を備えることを特徴とする請求項1記載の薪ストーブ。
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