JP2019183513A - 無排土オーガ掘削工具 - Google Patents
無排土オーガ掘削工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019183513A JP2019183513A JP2018076021A JP2018076021A JP2019183513A JP 2019183513 A JP2019183513 A JP 2019183513A JP 2018076021 A JP2018076021 A JP 2018076021A JP 2018076021 A JP2018076021 A JP 2018076021A JP 2019183513 A JP2019183513 A JP 2019183513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole wall
- auger
- hole
- excavation
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
Description
オーガ掘削機による杭孔の掘削時には、オーガスクリューを回転圧入装置により回転させつつ、鉛直な支持部材をガイドにして回転圧入装置を徐々に下降させる。これにより、軟弱地盤に杭孔が形成される。
また、軟弱地盤を掘削することから、孔壁は軟らかく土圧で崩れやすかった。これにより、崩れ落ちた土砂が杭孔の底面に溜まってしまい、基礎杭を杭孔に差し込めず、再びスクリューを用いて土砂の除去作業を行う必要があった。しかも、基礎工事後、孔壁から落ちた土砂が杭孔と基礎杭との隙間に入り込み、これを原因として地盤密度の低下や地盤沈下が発生するおそれがあった。
さらに、スクリューを使用した掘削工事では、掘削中、現場の作業者が地面に露呈したスクリューに体を巻き込まれる事故等が発生するおそれがあった。
さらにまた、基礎工事後、スクリューには多量の土砂が付着していたため、土砂を取り除く清掃作業に手間を要していた。
掘削される地盤の種類は限定されない。特に、泥や多量の水を含む常時柔らかい粘土、または未固結の軟らかい砂からかる"軟弱地盤"に好適である。国土交通省「宅地防災マニュアル」では、軟弱地盤の判定の目安として、有機質土・高有機質土(腐植)・N値3以下の粘性土・N値5以下の砂質土を挙げている。
オーガ掘削機の種類は、掘削時に掘削孔の孔壁を内側から支持するケーシングを有さないものであれば任意である。例えば、単軸式アースオーガ掘削機などを採用することができる。
回転圧入装置は、電動式ものもでも、油圧式のものでもよい。
ここでいう平坦面部分とは、孔壁圧密用軸体の長さ方向に直交する断面において、隣接する円弧面部分と円弧面部分とを直線的に結んだ(切欠した)領域をいう。円弧面部分と平坦面部分との突合せ部は、鋭角でも、面取りしてもよい。
"孔壁の土砂を圧密する"とは、孔壁圧密用軸体の円弧面部分によって掘削孔の孔壁の内周面に掘削土砂を押し付けることにより、孔壁周辺の土砂に含まれるボイド(空隙)が減少し、その土砂の体積が収縮していく(密度が高まる)現象をいう。
孔壁圧密用軸体は、中実、中空の何れでもよい。孔壁圧密用軸体を中実体とした場合、軟弱でない地盤であっても孔壁圧密用軸体の自重を利用して小さな押し込み力で掘削孔を形成することができる。また、孔壁圧密用軸体を中空とした場合、中実のものに比べて軽量であるため、孔壁と面接触する圧密用の工具でありながら、低出力の回転圧入装置を利用することができる。
掘削ヘッドの構造は任意である。例えば、掘削刃を有すものでも、そうでないものでもよい(例えば、弾頭型のもの)。
ここでいう"小判形の円弧面部分"とは、孔壁を面接触状態で押圧可能な断面視して(平面視して)円弧状の湾曲面をいう。
その後、各三日月空間に溜まった土砂は、オーガ掘削工具の回転に伴い、各三日月空間のうち、回転方向とは反対側の端部にそれぞれ移動する。
その後、各集められた土砂は、掘削孔の孔壁(掘孔周壁)と面接触している孔壁圧密用軸体の円弧面部分により、この孔壁にそれぞれ押圧されて、孔壁が圧密される。
さらに、従来のような全長にわたる長尺なスクリューを使用しないため、スクリューによる作業者の巻き込み事故が発生しない。
さらにまた、このようなスクリュー式のものに比べて、使用後になされるオーガ掘削工具の清掃作業が容易となる。
図1に示すように、オーガ掘削機11は、単軸式アースオーガ工法に用いられるクローラ走行式のもので、上下方向に延びるガイドレール14が前側面に固定された長尺な支持部材15と、オーガ掘削工具10を回転させながら、ガイドレール14に沿って昇降させる前記回転圧入装置12とを備えている。
オーガ掘削工具10は、真円の両側部分を平行に切欠した(長さ方向に直交する)断面形状が小判形を有し(図2(a))、この小判形の円弧面部分18aによって掘削孔13の孔壁17を面接触状態で押圧することで、孔壁17の土砂を圧密する孔壁圧密用中空体(孔壁圧密用軸体)18と、回転圧入装置12に着脱自在に連結されるオーガ軸19と、孔壁圧密用中空体18の先端部(下端部)に設けられて、軟弱地盤を掘削する掘削ヘッド20とを備えている。
また、孔壁圧密用中空体18の下端開口には、下方へ向かって徐々に先細化した鋼管製の短尺な窄み部22が一体形成されている。窄み部22の小径な下端開口には、表裏面を貫通した多数の貫通孔(図示せず)を有する厚肉な円板状の掘削ヘッド20が一体的に連結されている。
さらに、掘削ヘッド20の下面には、軟弱地盤を掘削するための多数の掘削刃23が所定ピッチで配設されており、掘削ヘッド20の中心部には、オーガ軸19の先端部が着脱自在に嵌合される嵌合孔24が形成されている。
さらに、鋼管16の内周面のうち、その上部と、その下端部と、その長さ方向の中間部とには、互いに左右平行に離間した2枚1組(合計12組)の回転力受け板片(連結部材)27が、周方向へ90°ピッチで、鋼管16の内方へ放射状に突設されている(図2(a),(b))。
さらにまた、オーガ軸19の外周面には、その基端部付近と、その先端部付近と、その長さ方向の中間部とに、周方向へ90°ピッチで、合計12枚の矩形状の回転力伝達板片(連結部材)28が放射状に突設されている。
掘削孔掘削時、回転圧入装置12により発生したオーガ軸19の回転力は、各カップリング26から、対応する梁枠25をそれぞれ経て、孔壁圧密用中空体18へ伝達される。さらに、各回転力伝達板片28から各回転力受け板片27を経て、孔壁圧密用中空体18へとそれぞれ伝達される。
図1に示すように、まず、掘削現場にオーガ掘削機11を配置し、また図示しない管接手を介して、回転圧入装置12の出力軸にオーガ軸19の上端部を連結する。
次いで、軟弱地盤の掘削箇所付近に支持部材15を鉛直に起立させた後、回転圧入装置12を作動して、孔壁圧密用中空体18を回転させながら徐々に下降する。これにより、軟弱地盤が掘削ヘッド20により徐々に掘削されて行く。発生した掘削土砂bは、軟弱地盤の掘進に伴い、下向き円錐台状の窄み部22をガイドにして徐々に競り上がり、一対の三日月空間aにそれぞれ下方から入り込む(図3(a)、(b))。
その後、各三日月空間aの前記部分に集められた掘削土砂bは、掘削孔13の孔壁17と面接触している平面視して小判形の孔壁圧密用中空体18の円弧部分18aにより、この孔壁17にそれぞれ押圧されて、孔壁17の内周部の土砂が圧密部cとなる。
また、従来のスクリューを使用しないため、スクリューによる作業者の巻き込み事故が発生しない。
さらに、このようなスクリュー式のものに比べて、使用後になされるオーガ掘削工具10の清掃作業が容易となる。
また、回転圧入装置12に取り付けられるオーガ軸19に、回転力受け板片27、回転力伝達板片28を介して、孔壁圧密用中空体18を着脱自在に連結する構成を採用したため、孔壁圧密用中空体18をアタッチメントとして、既存のオーガ掘削工具10を、簡単に本発明の効果を有するものに変更することができる。
図6に示すように、実施例2のオーガ掘削工具10Aの特徴は、オーガ軸19を省き、孔壁圧密用中空体18に代えて、細長い中実の金属棒である孔壁圧密用軸体18Aを採用するとともに、掘削ヘッド20に代えて、短尺な円柱体の掘削ヘッド20Aを採用した点である。
掘削ヘッド20Aの胴部には、ボルトのねじ部に似たねじ山20aが形成されている。
孔壁圧密用軸体18Aおよび掘削ヘッド20Aの軸線上には、各全長にわたって、掘削用の水や地盤改良材を掘削ヘッド20Aの先端口から吹き出すための供給孔30が形成されている。
このように、中実の孔壁圧密用軸体18Aを採用したため、軟弱でない地盤であっても孔壁圧密用軸体18Aの自重を利用して小さな押し込み力で掘削孔13を形成することができる。
その他の構成、作用および効果は、実施例1から推測可能であるため、説明を省略する。
11 オーガ掘削機、
12 回転圧入装置、
13 掘削孔、
17 孔壁、
18 孔壁圧密用中空体(孔壁圧密用軸体)、
18A 孔壁圧密用軸体、
18a 円弧面部分、
18b 平坦面部分、
19 オーガ軸、
20 掘削ヘッド、
21 鋼板(平坦部分)、
27 回転力受け板片(連結部材)、
28 回転力伝達板片(連結部材)、
b 掘削土砂。
Claims (3)
- オーガ掘削機の回転圧入装置に装着されて、回転しながら下降することにより地盤に掘削孔を形成する無排土オーガ掘削工具において、
断面形状が大略真円形状で、その外周面に円弧面部分と平坦面部分とが配されて、この円弧面部分により掘削した土砂を前記掘削孔の孔壁に面接触状態で押圧することにより該孔壁の土砂を圧密する孔壁圧密用軸体と、
該孔壁圧密用軸体の先端部に設けられて、地盤を掘削する掘削ヘッドとを備えた無排土オーガ掘削工具。 - 前記孔壁圧密用軸体の断面形状は、真円の両側部分を平行に切欠した略小判形を有している請求項1に記載の無排土オーガ掘削工具。
- 前記孔壁圧密用軸体は、内部が空洞の孔壁圧密用中空体で、
前記孔壁圧密用中空体は、前記回転圧入装置に取り付けられるオーガ軸に、連結部材を介して着脱自在に連結された請求項1または請求項2に記載の無排土オーガ掘削工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018076021A JP7128503B2 (ja) | 2018-04-11 | 2018-04-11 | 無排土オーガ掘削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018076021A JP7128503B2 (ja) | 2018-04-11 | 2018-04-11 | 無排土オーガ掘削工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019183513A true JP2019183513A (ja) | 2019-10-24 |
JP7128503B2 JP7128503B2 (ja) | 2022-08-31 |
Family
ID=68340245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018076021A Active JP7128503B2 (ja) | 2018-04-11 | 2018-04-11 | 無排土オーガ掘削工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7128503B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20240071072A (ko) | 2022-11-15 | 2024-05-22 | 한국건설기술연구원 | 지반개량 효과의 실시간 확인이 가능한 비배토 굴착 스크류 장치 및 이를 이용한 비배토 굴착 방법 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4135588A (en) * | 1977-11-21 | 1979-01-23 | Schreves, Inc. | Boring and compacting tool |
JPH0235187A (ja) * | 1988-04-21 | 1990-02-05 | Teruo Koi | 基礎杭の施工装置 |
JPH09328984A (ja) * | 1996-06-10 | 1997-12-22 | Shimizu Corp | 排土機構を備えたオーガ杭打機 |
JP2000008757A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-11 | Teruo Koi | 無排土オーガロッド |
JP2000179272A (ja) * | 1998-12-14 | 2000-06-27 | Suzuki Giken Kogyo Kk | オーガスクリューおよびそれを用いた掘削工法 |
JP2001027087A (ja) * | 1999-07-13 | 2001-01-30 | Seiji Tsuji | プレボーリング工法、およびそれに使用するオーガ |
JP2017082402A (ja) * | 2015-10-23 | 2017-05-18 | 地研テクノ株式会社 | 杭造築用掘削注入ロッド及びそれを用いた杭造築方法 |
-
2018
- 2018-04-11 JP JP2018076021A patent/JP7128503B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4135588A (en) * | 1977-11-21 | 1979-01-23 | Schreves, Inc. | Boring and compacting tool |
JPH0235187A (ja) * | 1988-04-21 | 1990-02-05 | Teruo Koi | 基礎杭の施工装置 |
JPH09328984A (ja) * | 1996-06-10 | 1997-12-22 | Shimizu Corp | 排土機構を備えたオーガ杭打機 |
JP2000008757A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-11 | Teruo Koi | 無排土オーガロッド |
JP2000179272A (ja) * | 1998-12-14 | 2000-06-27 | Suzuki Giken Kogyo Kk | オーガスクリューおよびそれを用いた掘削工法 |
JP2001027087A (ja) * | 1999-07-13 | 2001-01-30 | Seiji Tsuji | プレボーリング工法、およびそれに使用するオーガ |
JP2017082402A (ja) * | 2015-10-23 | 2017-05-18 | 地研テクノ株式会社 | 杭造築用掘削注入ロッド及びそれを用いた杭造築方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20240071072A (ko) | 2022-11-15 | 2024-05-22 | 한국건설기술연구원 | 지반개량 효과의 실시간 확인이 가능한 비배토 굴착 스크류 장치 및 이를 이용한 비배토 굴착 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7128503B2 (ja) | 2022-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR930012067B1 (ko) | 토질처리 및 복수장비의 연속설치방법과 그 장치 | |
KR101782091B1 (ko) | 건물 내부 흙막이용 기초 h파일을 이용한 토류판 공법 | |
JP6774132B1 (ja) | 鋼管杭の施工方法 | |
JP4296450B1 (ja) | 土留め体設置回収式基礎縦杭施工システム | |
JP2010222944A (ja) | 地中連続壁用壁部材及び地中連続壁構築方法並びに地中連続壁 | |
JP2019183513A (ja) | 無排土オーガ掘削工具 | |
JP3428917B2 (ja) | オーガスクリューおよびそれを用いた掘削工法 | |
JP5819736B2 (ja) | 掘削用鋼管杭 | |
JP2016135971A (ja) | マイクロパイル工法で用いるケーシングセグメントの継手部材 | |
KR101502321B1 (ko) | 곡선 경사형 철구에 다수의 초경팁이 형성된 천공스크류용 회전깍기식 굴삭헤드 | |
JP5220572B2 (ja) | 伏び用浚渫装置及び浚渫方法 | |
JP2017150287A (ja) | 掘削部材およびそれを用いた地盤改良工法 | |
KR100977212B1 (ko) | 수평 회전링 굴착장치 및 이를 이용한 굴착공법 | |
JP2008196249A (ja) | 地盤補強工法 | |
JPH02136489A (ja) | 竪孔掘削工法及びそれに使用する竪孔掘削機 | |
JP2006265888A (ja) | 砂杭造成工法及び砂杭造成機 | |
JP2015113683A (ja) | 障害地盤杭打設装置及び障害地盤に鋼管杭を打設する方法 | |
JP3193894U (ja) | 地盤掘削用のビット及び掘削装置 | |
JP6243609B2 (ja) | トンネル施工方法 | |
JP4959746B2 (ja) | 障害物撤去工法用ケーシングの排土装置 | |
JP3035590B2 (ja) | 基礎地盤の掘孔装置 | |
JPH1037650A (ja) | 基礎地盤の掘孔装置 | |
JP2005188253A (ja) | トンネルの先受け工法 | |
JP3023462B2 (ja) | 掘削ロッド | |
JP2006322240A (ja) | 土砂防壁構築方法及び土砂防壁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20180629 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210409 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20210409 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220119 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220318 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20220318 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20220318 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220719 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220811 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7128503 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |