JP2019183458A - パネル体の壁面取付構造 - Google Patents

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Kazuhiro Suzuki
和浩 鈴木
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【課題】 本願は、太陽光発電パネルや太陽電池を有する取付ユニットといったパネル体を、壁面に取り付ける構造を提供することを目的とする。【解決手段】 本願は、パネル体の壁面取付構造である。パネル体は、一端に上係止部と、対向する他端に下係止部が互いに内向きに形成されている。横桟は、上係止部受部、又は、下係止部受部が表面側に形成されている。横桟は、略水平な向きで上段及び下段に並べて壁面に配置され、横桟の裏面側と壁面とが固定されている。パネル体は、上係止部が上段の上係止部受部に引っ掛けられ、下係止部が下段の下係止部受部に止着具で係止されている。【選択図】 図5

Description

本願は、太陽光発電パネルや太陽電池を有する取付ユニットといったパネル体を、壁面に取り付ける構造を提供することを目的とする。
図9は、特開2014−15751号公報の図1である。ソーラーパネルは上フレームと下フレームを左右の側フレームで連結した枠部材を有し、ソーラーパネルを取り付ける躯体側に、上下方向に所定の間隔を隔てて水平方向のハンガーフレームを固定してあり、ハンガーフレームは躯体への固定部から断面L字形状の上フレーム引掛部と、その上方に断面L字形状の下フレーム引掛部とを平行に突設してあり、ソーラーパネルの上フレームに固定連結した上部引掛部材をハンガーフレームの上フレーム引掛部に引っ掛け、ソーラーパネルの下フレームに固定連結した下部引掛部材をハンガーフレームの下フレーム引掛部に引っ掛けたことを特徴とする。
特開2014−15751号公報
しかし、図9に示した先行技術は、上部引掛部材と下部引掛部材の向きが決まっており、ソーラーパネルを上下逆向きに取り付けることができない。そのため、ソーラーパネルを取り付ける向きを考慮しながら、ソーラーパネルに、上部引掛部材と下部引掛部材を固定連結する必要があった。また、上部引掛部材と下部引掛部材の向きに考慮しながら、ソーラーパネルを壁面に取り付ける必要があった。
また、図9に示した先行技術は、上部引掛部材がハンガーフレームの上フレーム引掛部に引っ掛けられ、下部引掛部材がハンガーフレームの下フレーム引掛部に引っ掛けられている。そのため、ソーラーパネルの上下がふさがれた状態なので、ソーラーパネルの裏面側にある電線同士が接続しにくい。
本願は、パネル体の壁面取付構造である。パネル体は、一端に上係止部と、対向する他端に下係止部が互いに内向きに形成されている。横桟は、上係止部受部、又は、下係止部受部が表面側に形成されている。横桟は、略水平な向きで上段及び下段に並べて壁面に配置され、横桟の裏面側と壁面とが固定されている。パネル体は、上係止部が上段の上係止部受部に引っ掛けられ、下係止部が下段の下係止部受部に止着具で係止されている。
また、上記に加え、パネル体は、太陽光発電パネル、又は、太陽電池を有する取付ユニットである。横桟は、上係止部受部と、上係止部受部の上側に下係止部受部が形成されている。そして、横桟の表面側において、横桟に取り付けられた上下隣接するパネル体の電線同士が接続されている。
本願のパネル体の壁面取付構造は、パネル体の上係止部及び下係止部が両方とも、内向きに形成されている。そのため、パネル体を上下の向きを問わず、取り付けることができる。その結果、パネル体の上下の向きを問わず、壁面に取り付けることができる。
また、本願のパネル体の壁面取付構造は、太陽光発電パネルや太陽電池の電線が横桟の表面側にある。そのため、上下隣接するパネル体の電線同士が接続しやすい。
本願のパネル体の壁面取付構造におけるパネル体の実施例を示す説明図である。 本願のパネル体の壁面取付構造における横桟(上段)の実施例を示す説明図である。 本願のパネル体の壁面取付構造における横桟(下段)の実施例を示す説明図である。 本願のパネル体の壁面取付構造における横桟の実施例を示す説明図である。 本願のパネル体の壁面取付構造の実施例を示す説明図である。 本願のパネル体の壁面取付構造(上段)の実施例を示す説明図である。 本願のパネル体の壁面取付構造(下段)の実施例を示す説明図である。 本願のパネル体の壁面取付構造の実施例を示す説明図である。 従来技術の説明図である。
本願のパネル体の壁面取付構造の実施例について、図1から図8までにより説明する。図1は、本願のパネル体の壁面取付構造で用いられるパネル体の実施例を示す斜視図である。図2から図4までは、本願のパネル体の壁面取付構造で用いられる横桟の実施例を示す説明図である。図5は、本願のパネル体の壁面取付構造の実施例を示す斜視図である。図6から図8までは、本願のパネル体の壁面取付構造の実施例を示す側面図である。
本願において、パネル体Pは、略長方形の平面及び所定の厚さを有する、いわゆる板(ボード)型の設置物である。たとえば、太陽光発電パネルや太陽電池を有する取付ユニット等があげられ、看板等でもよい。
本願において、パネル体Pは、図1のように、一端に上係止部P1と、対向する他端に下係止部P2が互いに内向きに形成されている。本実施例においては、断面略L字状である上係止部P1及び下係止部P2が形成されている。このような構造にすることによって、パネル体Pは、上下どちら向きであっても用いることができる。いいかえれば、上係止部P1を下係止部P2として用いることもできるし、下係止部P2を上係止部P1として用いることもできる。なお、上係止部P1及び下係止部P2が断面略L字状なのは一例であって、上係止部受部R1に引っ掛けることができれば、形状は問わない。また、下係止部P2には、止着具F用の孔P4を形成させてもよい。そうすることで、下係止部受部R2に止着しやすくなる。なお、パネル体P表面に太陽電池等を固定したり、壁面Wにパネル体Pを固定したりするために用いる止着具Fを挿通する孔P4を形成させてもよい。
さらに、上係止部P1及び下係止部P2は、図1のように、パネル体P自体の一部として形成してもよい。たとえば、フレームをこのような形状に形成させた太陽光発電パネルが挙げられる。また、パネル体Pは、上係止部P1を有する上係止部材、及び下係止部P2を有する下係止部材というような別部材とし、パネル本体に固着させた構造であってもよい。
図1に示す実施例においては、略長方形である平面を有するパネル体Pは、対向する短辺同士に形成されている。そのほか、上係止部P1及び下係止部P2が、対向する長辺同士に形成されていてもよい。
本願において、横桟Rは、壁面Wにパネル体Pを取り付けるための長尺の部材である。本願の横桟Rは、上係止部受部R1、又は、下係止部受部R2が形成されている。たとえば、上係止部受部R1だけ(図2)、下係止部受部R2だけ(図3)が形成されていてもよい。また、上係止部受部R1及び下係止部受部R2の両方が形成(図4)されていてもよい。
図2に示す実施例は、上係止部受部R1のみを有する横桟Rである。上係止部受部R1は、上方が開口する凹部が形成され、パネル体Pの上係止部P1が引っ掛けられる構造になっている。なお、パネル体Pの上係止部P1が、上係止部受部R1に引っ掛けられ、横桟Rにパネル体Pがつるされた状態にできれば、上係止部受部R1の形状・大きさ等は問わない。また、壁面Wに横桟Rを固定したり、横桟Rにパネル体Pを固定するために用いる止着具Fを挿通する孔R3を形成させてもよい。
図3に示す実施例は、下係止部受部R2のみを有する横桟Rである。下係止部受部R2は、パネル体Pの下係止部P2が止着具Fで係止される構造になっている。本実施例では、止着具Fとして、ボルト・ナットを用いている。パネル体Pが、横桟Rから外れたり、横桟Rに長尺方向に移動したりしない状態にできれば、止着具Fの種類は問わない。また、壁面Wに横桟Rを固定したり、横桟Rにパネル体Pを固定したりするために用いる止着具Fを挿通する孔R3を形成させてもよい。
図4に示す実施例は、上係止部受部R1と、上係止部受部R1の上側に下係止部受部R2が形成された横桟Rである。本実施例の横桟Rは、図2と図3の実施例の機能をあわせもつ。本実施例の横桟Rを用いることによって、パネル体P・P同士を上下隣接するように所定の間隔を確保した状態で取り付けることができる。なお、本実施例においても、壁面Wに横桟Rを固定したり、横桟Rにパネル体Pを固定したりするために用いる止着具Fを挿通する孔R3を、横桟Rに形成させてもよい。さらに、本実施例の横桟Rは、太陽光発電パネル(パネル体P)の電線P3を通す切り欠きや挿通孔を形成させてもよい。
本願において、壁面Wは、建築物の外壁、フェンス等、地面に対して略鉛直方向に立設された面である。壁面Wの材質、面積等は問わない。
本実施例のパネル体Pの壁面取付構造は、まず、壁面Wに複数の横桟Rが、略水平な向きに上段及び下段に並べて固定される。このとき、横桟Rの裏面側と壁面Wとの固定については、ビス・接着剤等、方法は問わない。
次に、パネル体Pの上係止部P1が上段の上係止部受部R1に引っ掛けられる。このとき、パネル体Pは、上段の横桟Rにつるされただけの状態で、下側端部が固定されていない状態である。したがって、図9に示した先行技術のように、上段及び下段を同時に係止するといった難しい施工を行う必要がない。また、図6のように、横桟Rにパネル体Pを固定するために、止着具Fを用いてもよい。
次に、パネル体Pの下係止部P2が下段の下係止部受部R2上に重ねられた状態で、下から止着具Fで係止される。パネル体Pが止着具Fで止着されることによって、横桟Rから外れたり、横桟Rに長尺方向に移動したりしない状態になる。その結果、図5から図8に示すような状態になる。
本願において、パネル体Pが、太陽光発電パネルである場合、裏面側に電線P3が取り付けられているのが一般的である。この場合、上係止部P1や下係止部P2を切り欠いて、横桟Rの表面側に電線P3が取り出される構造にしてもよい。そのほか、図8に示すように、横桟Rの上係止部受部R1や下係止部受部R2を切り欠いて、電線P3が横桟Rの表面側に容易に取り出される構造にしてもよい。
パネル体Pは、一端に上係止部P1と、対向する他端に下係止部P2が互いに内向きに形成されたパネル本体の表面に、太陽電池(薄型太陽電池シート)が一体化されたものでもよい。このように、パネル体Pが、太陽電池を有する取付ユニットである場合、受光面側に配線箱(ジャンクションボックス)・電線P3がある太陽電池(薄型太陽電池シート)を用いるとよい。そうすることによって、上係止部P1・下係止部P2や上係止部受部R1・下係止部受部R2を切り欠くといった加工が必要なく、横桟Rの表面側、すなわちパネル体Pの受光面側に電線P3が露出されている状態になる。その結果、パネル体Pが横桟Rに固定された状態で、上下隣接するパネル体P・Pの電線P3・P3同士を容易に接続させることができる。
図8に示す本実施例は、横桟Rは、上係止部受部R1及び下係止部受部R2の両方が形成されている。このような構造とすることによって、図2や図3のような横桟Rだけを用いるのに比べて、パネル体Pを取り付けるための横桟Rの総本数を少なくすることができる。また、図8のように、上下隣接するパネル体P・P同士の間に設けられた離隔空間を、接続された電線P3を配置するのに用いてもよい。この場合に、横桟Rの表面側に保護カバーを取り付けて、電線P3の劣化を防いだり、意匠性を高めたりすることもできる。
本願は、横桟Rの表面側にて、上下隣接するパネル体Pの電線P3同士が接続されている。したがって、従来の左右隣接するパネル体Pの電線P3・P3同士を接続するだけに限定されない。その結果、パネル体Pの自由な配置が実現できる。それに加え、上下隣接するパネル体P・Pの電線P3・P3同士をパネル体Pの側端側から取り出したりせずに接続できるので、電線P3の長さを短くできる。そのため、電線P3の短さを補う延長電線等を用いなくてもよい場合も増える。
P パネル体
P1 上係止部
P2 下係止部
P3 電線
P4 孔
R 横桟
R1 上係止部受部
R2 下係止部受部
R3 孔
W 壁面
F 止着具

Claims (2)

  1. パネル体は、
    一端に上係止部と、
    対向する他端に下係止部が互いに内向きに形成されており、
    横桟は、
    上係止部受部、
    又は、
    下係止部受部が表面側に形成されており、
    横桟は、
    略水平な向きで上段及び下段に並べて壁面に配置され、
    横桟の裏面側と壁面とが固定され、
    パネル体は、
    上係止部が上段の上係止部受部に引っ掛けられ、
    下係止部が下段の下係止部受部に止着具で係止されている
    パネル体の壁面取付構造。
  2. パネル体は、
    太陽光発電パネル、
    又は、
    太陽電池を有する取付ユニットであって、
    横桟は、
    上係止部受部と、
    該上係止部受部の上側に下係止部受部が形成されており、
    横桟の表面側において、
    前記横桟に取り付けられた上下隣接するパネル体の電線同士が接続されている
    請求項1のパネル体の壁面取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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