JP7199918B2 - 引込口カバー並びにそれを用いたケーブル引込構造及び太陽電池モジュール設置構造 - Google Patents

引込口カバー並びにそれを用いたケーブル引込構造及び太陽電池モジュール設置構造 Download PDF

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Description

本発明は、引込口カバー並びにそれを用いたケーブル引込構造及び太陽電池モジュール設置構造に関する。
屋根に設置した太陽電池の出力ケーブルをケーブル引込口から屋内に引き込んだケーブル引込構造では、屋根のケーブル引込口から水が浸入するのを防ぐ必要がある。そこで、その対策として、例えば特許文献1及び2には、屋根のケーブル引込口を覆うように引込口カバーを取り付けることが開示されている。
特開2012-257354号公報 特開2000-175335号公報
ところで、外壁に引込口カバーを取り付ける場合、位置決め等の際、引込口カバーの落下を防ぐために手で押さえておく等しなければならず、屋根に取り付ける場合と比較すると、作業性が劣るという問題がある。
本発明の課題は、外壁に優れた作業性で取り付けられる引込口カバーを提供することである。
本発明は、ケーブル引込口が形成され且つ表面に溝を有する外壁に取り付けられる引込口カバーであって、前記外壁の前記ケーブル引込口を覆うように配置されるカバー本体と、前記カバー本体に結合して設けられ、前記引込口カバーの落下を阻止するように前記外壁の前記溝に掛かる溝掛かり部とを有し、前記溝掛かり部が、前記外壁の前記溝に嵌まって掛かるように形成されている
本発明は、ケーブル引込口が形成され且つ表面に溝を有する外壁と、前記外壁に前記ケーブル引込口を覆うように取り付けられた引込口カバーと、前記引込口カバーから導入されて前記外壁の前記ケーブル引込口に引き込まれたケーブルとを備えたケーブル引込構造であって、前記引込口カバーが、前記外壁の前記ケーブル引込口を覆うように配置されたカバー本体と、前記カバー本体に結合して設けられ前記引込口カバーの落下を阻止するように前記外壁の前記溝に掛かった溝掛かり部とを有し、前記溝掛かり部が、前記外壁の前記溝に嵌まって掛かるように形成されている
本発明は、ケーブル引込口が形成され且つ表面に溝を有する外壁と、前記外壁に前記ケーブル引込口を覆うように取り付けられた引込口カバーと、前記引込口カバーを覆うように設けられた複数の太陽電池モジュールで形成された太陽電池壁と、前記太陽電池壁に電気的に接続されるとともに前記引込口カバーから導入されて前記外壁の前記ケーブル引込口に引き込まれたケーブルとを備えた太陽電池モジュール設置構造であって、前記引込口カバーが、前記外壁の前記ケーブル引込口を覆うように配置されたカバー本体と、前記カバー本体に結合して設けられ前記引込口カバーの落下を阻止するように前記外壁の前記溝に掛かった溝掛かり部とを有し、前記溝掛かり部が、前記外壁の前記溝に嵌まって掛かるように形成されている
本発明によれば、引込口カバーの落下を阻止するように外壁の溝に掛かる溝掛かり部を有するので、外壁の溝を有効活用することにより、引込口カバーの外壁への取り付けにおいて、優れた作業性が得られる。
実施形態1に係る太陽電池モジュール設置構造の施工方法の第1ステップの説明図である。 外壁の縦溝及び横溝の一例の断面図である。 外壁の縦溝及び横溝の別の一例の断面図である。 実施形態1に係る太陽電池モジュール設置構造の施工方法の第2ステップの説明図である。 実施形態1の引込口カバーの斜視図である。 実施形態1のケーブル引込構造の分解断面図である。 実施形態1のケーブル引込構造の断面図である。 実施形態1の引込口カバーの第1変形例における溝掛かり部を含む上部の断面図である。 実施形態1の引込口カバーの第2変形例における外壁の横溝への掛かり構造を示す断面図である。 実施形態1の引込口カバーの第3変形例における外壁の横溝への掛かり構造を示す断面図である。 実施形態1の引込口カバーの第4変形例における外壁の横溝への掛かり構造を示す断面図である。 実施形態1の引込口カバーの第5変形例における外壁の横溝への掛かり構造を示す断面図である。 実施形態1に係る太陽電池モジュール設置構造の施工方法の第3ステップの説明図である。 実施形態1に係る太陽電池モジュール設置構造の正面図である。 図11AにおけるXI-XI断面図である。 実施形態2の引込口カバーの変形例における斜視図である。 実施形態2のケーブル引込構造の分解断面図である。 実施形態2のケーブル引込構造の断面図である。 実施形態2の引込口カバーの変形例における外壁の横溝への掛かり構造を示す断面図である。 その他の実施形態における引込口カバーの第1変形例の外壁への取付構造を示す正面図である。 その他の実施形態における引込口カバーの第2変形例の外壁への取付構造を示す正面図である。 その他の実施形態における引込口カバーの第3変形例の外壁への取付構造を示す正面図である。 その他の実施形態における引込口カバーの第4変形例の外壁への取付構造を示す正面図である。
以下、実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1~図11A及びBに基づいて、実施形態1に係る太陽電池モジュール設置構造A及びその施工方法を説明する。
ここで、まず、本出願における「太陽電池モジュール」とは、電気的に接続された複数の太陽電池セルを含み、それらが樹脂などの封止材で保護された太陽電池パネルに対して、フレーム等を付随させた製品を意味する。
また、以下の説明では、太陽電池モジュール11は、住宅等の建築物の外壁20に取り付けられることから、建築物の屋根側に向く方向を「上」又は「上側」、及び地面側に向く方向を「下」又は「下側」と称することがある。外壁20を正面視した場合、手前側を「前側」、及びこの手前側に対する反対側を「後側」、並びに前側後側を結ぶ方向を「前後方向」と称することがある。上側下側を結ぶ方向を「縦方向」、及びこの縦方向と前後方向とにそれぞれ直交する方向を「横方向」、並びにこの横方向の一方側を「右側」、及び他方側を「左側」と称することがある。
これに対応して、引込口カバー30について、外壁20に取り付け後に建築物の屋根側に向く方向を「上側」、及び地面側に向く方向を「下側」と称することがある。引込口カバー30を正面視した場合、手前側を「前側」、及びこの手前側に対する反対側を「後側」、並びに横方向の両側を「左右」と称することがある。
複数の太陽電池モジュール11が地面側(下側)から屋根側(上側)に積み上げて多段状に配置される場合にあって、任意の2つの太陽電池モジュール11を比較したとき、上側の太陽電池モジュール11を「上段」の太陽電池モジュール11、及び下側の太陽電池モジュール11を「下段」の太陽電池モジュール11と称することがある。
なお、実施形態1に係る太陽電池モジュール設置構造Aの太陽電池壁10は、太陽電池モジュール11が縦方向に多段に設置されたユニットが横方向に複数列設けられたものであるが、以下では、主として、それらのうちの1ユニットの施工方法について説明する。但し、他のユニットの施工方法も基本的には同一である。
<第1ステップ>
実施形態1に係る太陽電池モジュール設置構造Aの施工方法では、第1ステップとして、図1に示すように、住宅等の建築物の外壁20に、屋内と屋外との間を貫通するようにケーブル通し管21を設ける。
外壁20の好適な形成材料としては、コンクリート系材料が挙げられる。外壁20となる市販のコンクリート系材料の外壁材には、例えば積水ハウス社製のダインコンクリート(登録商標)等がある。外壁20の形成材料としては、その他に、例えば、木質材料、金属材料、窯業系材料等も挙げられる。
外壁20は、その前側の表面に、縦方向に延びる縦溝22及び横方向に延びる横溝23を有する。これらの縦溝22及び横溝23は、外壁20となる外壁材間の目地であってよい。また、縦溝22及び横溝23は、外壁20となる外壁材の表面意匠であってもよい。なお、この実施形態1では、後述の引込口カバー30の取り付けに横溝23を利用するので、縦溝22は必ずしも必要ではない。
縦溝22及び横溝23の溝形状は、後述の引込口カバー30の取り付けに利用可能であれば、特に限定されるものではないが、その利用に好適であるという観点からは、ケーブル通し管21側の溝側面が外壁20の壁面に対してなす角度θが直角又は鋭角であることが好ましい。具体的には、その角度θが直角である溝形状としては、例えば、図2Aに示すような溝幅が外壁20の前後方向に均一である矩形等が挙げられる。また、その角度θが鋭角である溝形状としては、例えば、図2Bに示すような溝幅が外壁20の前後方向に前側から後側に向かうにしたがって漸次大きくなる台形等が挙げられる。なお、この実施形態1では、以下、縦溝22及び横溝23の溝形状が図2Aに示すような矩形である場合について説明する。
ケーブル通し管21としては、例えば、塩化ビニル管などの樹脂パイプ等が挙げられる。ケーブル通し管21の設置は、外壁20の施工時に行っても、外壁20の施工後に行っても、どちらでもよい。
また、この第1ステップでは、引込ケーブル40を、所定長を屋外側に垂らした状態にして、ケーブル通し管21に通して屋内に引き込む。したがって、ケーブル通し管21の開口がケーブル引込口21aである。屋外側に垂らした引込ケーブル40は、ケーブル本体40aと、その先端に取り付けられたコネクタ40bとを有する。このとき、引込ケーブル40とともに接地線をケーブル通し管21に通して屋内に引きこんでもよい。
さらに、この第1ステップでは、太陽電池モジュール11を外壁20に取り付けるための部材(モジュール取付縦軸材12)を用いても構わない。具体的には、外壁20の前側の表面上に、各々、縦方向に延びる複数のモジュール取付縦軸材12を横方向に間隔をおいて取り付ける。このモジュール取付縦軸材12の外壁20への取り付けは、外壁20に固定した図示しない取付部材を用いて行う。
<第2ステップ>
実施形態1に係る太陽電池モジュール設置構造Aの施工方法では、第2ステップとして、図3に示すように、外壁20のケーブル引込口21aを覆うように引込口カバー30を取り付ける。
図4は、その引込口カバー30を示す。この引込口カバー30は、例えばメッキ鋼板で形成された薄肉板状部材であって、正面視矩形状のカバー本体31と、その上辺部(上部)に結合して設けられた溝掛かり部32とを有する。
カバー本体31は、前側に膨出するように形成された正面視矩形状の膨出部311と、その上辺部及び左右両辺部に連続して膨出部311を、上側及び左右両側の三方向から囲うように設けられた平板部312とを含む。
膨出部311は、平板部312の上側の部分(上辺部)から前側の斜め下側に傾斜した矩形の上面部311aと、これに連なり平板部312に対して平行な矩形の前面部311bと、平板部312の左右両側の各部分(左辺部・右辺部)から前面部311bおよび上面部311aに向かって前側に起立した台形状の側面部311cとを含む。このような形状から、膨出部311は、各部で空間を遮ることで、後側及び下側が開口した空間を形成している。また、膨出部311の下側の開口から少し内側に入ったところには、膨出部311の形成する空間を外部から仕切るように、発泡ゴム等で形成された板状シール材33が接着されて設けられている。
平板部312の周縁部には、間隔をおいてビス通し孔312aが形成されている。平板部312の後側には、ビス通し孔312aよりも内側に、膨出部311を上側及び左右両側の三方向から囲うように、発泡ゴム等で形成されたシート状シール材34が接着されて設けられている。
溝掛かり部32は、カバー本体31の平板部312における上辺部の全長に渡って連続して後側に直角に屈曲させた板状片である。この溝掛かり部32は、カバー本体31と一体化して設けられているため、カバー本体31に対して取り付け及び取り外しが不能である。
引込口カバー30の外壁20への取り付けでは、引込口カバー30は、図5A及びBに示すように、後側が外壁20の前側の表面に対向するように配置される。カバー本体31の膨出部311が外壁20のケーブル引込口21a及びその周囲の部分を覆うとともに、その外側の部分にあたる外壁20に、平板部312が対峙するように位置付けられる。そして、溝掛かり部32が、外壁20のケーブル引込口21aの上側に配置された横溝23に、その下側の溝側面に接触するように設けられて掛けられる。これにより、カバー本体31が外壁20に対して吊り下げ状態となって、引込口カバー30の落下が阻止される。
このようなケーブル引込構造は、図5A及びBに示すように、ケーブル引込口21aが形成され且つ表面に横溝23を有する外壁20と、その外壁20にケーブル引込口21aを覆うように取り付けられた引込口カバー30と、その引込口カバー30から導入されて外壁20のケーブル引込口21aに引き込まれた引込ケーブル40とを備え、引込口カバー30が、外壁20のケーブル引込口21aを覆うように配置されたカバー本体31と、カバー本体31に結合して設けられ引込口カバー30の落下を阻止するように外壁20の横溝23に掛かった溝掛かり部32とを有するものとなる。
以上の引込口カバー30によれば、上記の通り、引込口カバー30の落下を阻止するように外壁20の横溝23に掛かる溝掛かり部32を有する。そのため、引込口カバー30の位置決め等の際、落下を防ぐために引込口カバー30を手で押さえておく必要はなく、外壁20の横溝23を有効活用することにより、引込口カバー30の外壁20への取り付けにおいて、優れた作業性が得られる。また、このように引込口カバー30の落下を阻止する観点からは、溝掛かり部32の外壁20の横溝23への掛かり長さが長いことが好ましく、具体的には、溝掛かり部32の長さlは、外壁20の横溝23の深さdの60%以上であることが好ましく、80%以上であることがより好ましい。
引込口カバー30の溝掛かり部32を外壁20の横溝23に掛けて取り付けた後には、ビス51が、引込口カバー30側から、そのカバー本体31における平板部312の周縁部のビス通し孔312aに通され、ドライバーにより外壁20に締め込まれてビス頭がビス通し孔312aの周縁に係る。これにより、引込口カバー30の外壁20への取付強度が高められる。なお、外壁20がコンクリート系材料で形成されている場合には、ビス51としてコンクリートビスを用いればよい。
引込口カバーを外壁にビスのみで取り付けた場合、振動等による外力が断続的又は継続的に作用すると、ビスによる引込口カバーの外壁への締結力が低下し、それによって引込口カバーが外壁から脱落することが懸念される。しかしながら、上記の引込口カバー30によれば、ビス51に加えて、溝掛かり部32が横溝23に掛かって外壁20に取り付けられるので、仮に外力が作用しても、その溝掛かり部32による外壁20への取付強度への影響は小さく、それにより長期信頼性が担保される。
また、このとき、板状シール材33が引込ケーブル40を囲うように弾性変形しつつ膨出部311の下側の開口を封じるとともに、シート状シール材34が引込口カバー30と外壁20との間で圧縮されて膨出部311の上側及び左右両側を封じる。これにより、膨出部311内のケーブル通し管21のケーブル引込口21aからの水の浸入が防止される。
ビス51の締め込みの後には、防水テープ52が、引込口カバー30の上辺部及び左右両辺部に沿って、引込口カバー30と外壁20とを掛け渡すとともに、引込口カバー30側でビス51を覆うように貼り付けられる。これにより、膨出部311内の防水性がより高められる。防水テープ52としては、例えば、支持フィルムの一方側の面にアクリル系粘着剤組成物の粘着剤層が設けられたもの等が挙げられる。なお、防水テープ52ビス51に代えて、シリコーン系材料のシーリング材を用いてもよい。
なお、引込口カバー30は、外壁20への取付強度を高める観点から、図6に示すように、溝掛かり部32がカバー本体31に対して鋭角を形成するように折り返され、外壁20の横溝23に掛けられたときに、図5Bに示すように、溝掛かり部32がカバー本体31の自重により弾性変形して下側の溝側面に接触してもよい(すなわち、溝掛かり部32は弾性変形部材で形成されていてもよい)。
また、引込口カバー30は、外壁20への取付強度を高める観点から、図7Aに示すように、溝掛かり部32がカバー本体31に対して鋭角を形成するように折り返され、その先端が外壁20の横溝23の下側の溝側面に接触し、先端に応力が集中して掛かってもよい。このような引込口カバー30は、引込口カバー30自身を肉厚に形成する、又は、高弾性材料で形成することにより得られる。引込口カバー30は、同様の観点から、図7Bに示すように、溝掛かり部32の先端が折り返され、その先端が外壁20の横溝23の溝側面に接触し、先端に応力が集中して掛かってもよい。これらの溝掛かり部32の先端は、ノコギリ歯形状等の溝側面に食い込む形状に形成されていてもよい。
また、引込口カバー30は、外壁20への取付強度を高める観点から、図8に示すように、溝掛かり部32の溝側面との接触側表面に、ゴムシート等の高摩擦係数材35が接着されていてもよい。
また、引込口カバー30は、外壁20への取付強度を高める観点から、図9に示すように、カバー本体31及び溝掛かり部32とは別体の溝嵌め入れ部材36を更に有し、この溝嵌め入れ部材36が、溝掛かり部32が掛けられた外壁20の横溝23の残余空間、すなわち、横溝23における溝掛かり部32よりも上側の空間に嵌め入れられ、溝掛かり部32を下側の溝側面との間で挟んで固定してもよい。溝嵌め入れ部材36は、金属等の剛体で形成されていても、ゴム等の弾性体で形成されていても、どちらでもよい。この場合、引込口カバー30の外壁20への取付強度が非常に高くなるので、ビス51による取り付けが必ずしも必要でない。ビス51による取り付けがなければ、引込口カバー30の取り外しが容易となり、それにより優れたメンテナンス性が得られる。
<第3ステップ>
実施形態1に係る太陽電池モジュール設置構造Aの施工方法では、第3ステップとして、図10に示すように、最下段の一段目及び二段目の太陽電池モジュール11を設置する。
具体的には、まず、横方向に隣接する一対のモジュール取付縦軸材12の下端部間に、それらを連結するようにモジュール取付横軸材13を取り付ける。次いで、そのモジュール取付横軸材13で下辺部を支持するように最下段の一段目の太陽電池モジュール11を設置する。
また、一対のモジュール取付縦軸材12間に、それらを連結するとともに、下段の一段目の太陽電池モジュール11の上辺部を覆うように、別のモジュール取付横軸材13を取り付ける。これにより、一段目の太陽電池モジュール11が前後方向の変位が規制された状態で固定される。次いで、そのモジュール取付横軸材13で下辺部を支持するように上段の二段目の太陽電池モジュール11を設置とともに、一段目の太陽電池モジュール11とのケーブル接続を行う。
<第4ステップ>
実施形態1に係る太陽電池モジュール設置構造Aの施工方法では、第4ステップとして、図11Aに示すように、第3ステップと同様に、モジュール取付横軸材13の取り付けと太陽電池モジュール11の設置及びケーブル接続とを繰り返し、最上段の太陽電池モジュール11を設置した後、その上辺部を覆うように、最後のモジュール取付横軸材13を取り付けることにより、複数の太陽電池モジュール11が縦方向及び横方向にそれぞれ並ぶように配設された太陽電池壁10が完成する。そして、図11Bに示すように、この太陽電池壁10から後側に延びた出力ケーブル14のケーブル本体14aの先端のコネクタ14bを、屋外に露出した引込ケーブル40のケーブル本体40aの先端のコネクタ40bに接続し、これにより太陽電池壁10を引込ケーブル40に電気的に接続する。
以上の施工により完成する実施形態1に係る太陽電池モジュール設置構造Aは、図5A及びB並びに図11A及びBに示すように、ケーブル引込口21aが形成され且つ表面に横溝23を有する外壁20と、その外壁20にケーブル引込口21aを覆うように取り付けられた引込口カバー30と、その引込口カバー30を覆うように設けられた複数の太陽電池モジュール11で形成された太陽電池壁10と、その太陽電池壁10に電気的に接続されるとともに引込口カバー30から導入されて外壁20のケーブル引込口21aに引き込まれた引込ケーブル40とを備え、引込口カバー30が、外壁20のケーブル引込口21aを覆うように配置されたカバー本体31と、カバー本体31に結合して設けられ引込口カバー30の落下を阻止するように外壁20の横溝23に掛かった溝掛かり部32とを有するものとなる。
このような実施形態1に係る太陽電池モジュール設置構造Aでは、太陽電池壁10が外壁20に取り付けられた引込口カバー30を覆うように設けられているので、引込口カバー30が露出せず、そのため優れた意匠性が得られる。
また、このメンテナンスにおいては、引込口カバー30を覆う部分の太陽電池モジュール11を取り外すとともに、引込口カバー30を一旦取り外し、修理後、引込口カバー30を再度取り付ける。このとき、外壁20と太陽電池壁10との隙間に引込口カバー30を落下させてしまう事態が発生することが想定される。その場合、引込口カバー30を回収する必要があるが、引込口カバー30の取り付け位置が高いと、外壁20から太陽電池壁10までの最大隙間Lが200mm以下と狭い場合、上から引込口カバー30を引き上げて回収する作業は困難を伴い、また、その最大隙間Lが50mm以下と更に狭い場合には、上から引込口カバー30を引き上げて回収することはほとんど不可能である。しかしながら、実施形態1に係る太陽電池モジュール設置構造Aによれば、引込口カバー30が外壁20の横溝23に掛かる溝掛かり部32を有するので、再取り付け時に、まず溝掛かり部32を外壁20の横溝23に掛けることにより、引込口カバー30の落下が回避されることとなり、そのため優れたメンテナンス性が得られる。
(実施形態2)
図12は、実施形態2に係る太陽電池モジュール設置構造A及びその施工方法で用いる引込口カバー30を示す。なお、実施形態1と同一名称の部分は、実施形態1と同一符号で示す。また、方向の規定方法も実施形態1と同一である。
この引込口カバー30では、溝掛かり部32は、カバー本体31の上辺部(上部)に結合して設けられている。溝掛かり部32は、カバー本体31の平板部312における上辺部の全長に渡って連続する板状片が、後側に屈曲した後に折り返されて前側に延びた断面U字状の板バネである。この溝掛かり部32は、カバー本体31と一体化して設けられており、したがって、カバー本体31に対して取り付け及び取り外しが不能である。
引込口カバー30の外壁20への取り付けでは、引込口カバー30は、図13A及びBに示すように、後側が外壁20の前側の表面に対向するように配置される。カバー本体31の膨出部311が外壁20のケーブル引込口21a及びその周囲の部分を覆うとともに、その外側の部分にあたる外壁20に、平板部312が対峙するように位置付けられる。そして、溝掛かり部32が、外壁20のケーブル引込口21aの上側に配置された横溝23に、断面U字状の板バネの開口が狭まるように嵌め入れられる。すなわち、溝掛かり部32が、外壁20の横溝23に嵌まって掛かるとともに、外壁20の横溝23に嵌まって両側の溝側面に接触するように形成され、且つ外壁20の横溝23の両側の溝側面を弾性的に押す。これにより、カバー本体31が外壁20に対して吊り下げ状態となって、引込口カバー30の落下が阻止される。
実施形態2に係る太陽電池モジュール設置構造Aで用いる上記引込口カバー30は、外壁20への取付強度が非常に高くなるので、ビス51による取り付けが必ずしも必要でない。ビス51による取り付けがなければ、引込口カバー30の取り外しが容易となり、それにより優れたメンテナンス性が得られる。
なお、引込口カバー30は、外壁20への取付強度を高める観点から、図14に示すように、カバー本体31及び溝掛かり部32とは別体の溝嵌め入れ部材36を更に有し、この溝嵌め入れ部材36が、溝掛かり部32が掛けられた外壁20の横溝23の残余空間、すなわち、溝掛かり部32の開口内の空間に嵌め入れられ、溝掛かり部32を上側及び下側のそれぞれの溝側面との間で挟んで固定してもよい。溝嵌め入れ部材36は、金属等の剛体で形成されていても、ゴム等の弾性体で形成されていても、どちらでもよい。
その他の構成及び作用効果は実施形態1と同一である。
(その他の実施形態)
上記実施形態1及び2における引込口カバー30では、カバー本体31の上辺部に、その全長に渡って単一の溝掛かり部32が結合して設けられていたが、特にこれに限定されるものではなく、図15Aに示すように、カバー本体31の上辺部の一部分に溝掛かり部32が結合して設けられていてもよく、また、図15Bに示すように、カバー本体31の上辺部に複数の溝掛かり部32が間隔をおいて結合して設けられていてもよい。
また、上記実施形態1及び2における引込口カバー30では、カバー本体31の上辺部に溝掛かり部32が結合して設けられ、カバー本体31が外壁20に対して吊り下げ状態となって、引込口カバー30の落下が阻止されていたが、特にこれに限定されるものではなく、図16Aに示すように、カバー本体31の左右両辺部に溝掛かり部32が結合して設けられ、それらがそれぞれ外壁20の対応する縦溝22に掛かって縦溝22間の部分を挟んで保持した状態となって、引込口カバー30の落下が阻止されてもよい。また、図16Bに示すように、引込口カバー30のカバー本体31の上辺部及び左右両辺部に溝掛かり部32が結合して設けられてもよい。
また、上記実施形態1及び2における引込口カバー30では、溝掛かり部32がカバー本体31と一体化して設けられることで、溝掛かり部32がカバー本体31に対して取り付け及び取り外しが不能としていたが、特にこれに限定されるものではなく、溝掛かり部がカバー本体に対して取り付け及び取り外しが可能に結合して設けられても構わない。このようになっていれば、外壁20の縦溝22又は横溝23に対応させた溝掛かり部の位置変更が可能となる。
また、上記実施形態1及び2では、太陽電池モジュール設置構造Aにおける引込口カバー30を用いたケーブル引込構造としたが、特にこれに限定されるものではなく、その他の屋外機器のケーブルを屋内に引き込むケーブル引込構造であってもよい。
A 太陽電池モジュール設置構造
10 太陽電池壁
11 太陽電池モジュール
20 外壁
21a ケーブル引込口
22 縦溝
23 横溝
30 引込口カバー
31 カバー本体
32 溝掛かり部
40 引込ケーブル

Claims (5)

  1. ケーブル引込口が形成され且つ表面に溝を有する外壁に取り付けられる引込口カバーであって、
    前記外壁の前記ケーブル引込口を覆うように配置されるカバー本体と、
    前記カバー本体に結合して設けられ、前記引込口カバーの落下を阻止するように前記外壁の前記溝に掛かる溝掛かり部と、
    を有し、
    前記溝掛かり部が、前記外壁の前記溝に嵌まって掛かるように形成されている引込口カバー。
  2. 請求項に記載された引込口カバーにおいて、
    前記溝掛かり部が、前記外壁の前記溝に嵌まって両側の溝側面に接触するように形成されている引込口カバー。
  3. 請求項に記載された引込口カバーにおいて、
    前記溝掛かり部が、前記外壁の前記溝の両側の溝側面を弾性的に押す弾性変形部材で形成されている引込口カバー。
  4. ケーブル引込口が形成され且つ表面に溝を有する外壁と、
    前記外壁に前記ケーブル引込口を覆うように取り付けられた引込口カバーと、
    前記引込口カバーから導入されて前記外壁の前記ケーブル引込口に引き込まれたケーブルと、
    を備えたケーブル引込構造であって、
    前記引込口カバーが、前記外壁の前記ケーブル引込口を覆うように配置されたカバー本体と、前記カバー本体に結合して設けられ前記引込口カバーの落下を阻止するように前記外壁の前記溝に掛かった溝掛かり部とを有し、
    前記溝掛かり部が、前記外壁の前記溝に嵌まって掛かるように形成されているケーブル引込構造。
  5. ケーブル引込口が形成され且つ表面に溝を有する外壁と、
    前記外壁に前記ケーブル引込口を覆うように取り付けられた引込口カバーと、
    前記引込口カバーを覆うように設けられた複数の太陽電池モジュールで形成された太陽電池壁と、
    前記太陽電池壁に電気的に接続されるとともに前記引込口カバーから導入されて前記外壁の前記ケーブル引込口に引き込まれたケーブルと、
    を備えた太陽電池モジュール設置構造であって、
    前記引込口カバーが、前記外壁の前記ケーブル引込口を覆うように配置されたカバー本体と、前記カバー本体に結合して設けられ前記引込口カバーの落下を阻止するように前記外壁の前記溝に掛かった溝掛かり部とを有し、
    前記溝掛かり部が、前記外壁の前記溝に嵌まって掛かるように形成されている太陽電池モジュール設置構造。
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