JP2019182466A - 収容容器 - Google Patents

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洋樹 中島
Hiroki Nakajima
洋樹 中島
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Abstract

【課題】内部に商品等を収納する商品用ケースを容易に収容可能であって、かつ容易に内箱を組み立てることができる収容容器を提供する。【解決手段】収容容器100において、内箱20は、矩形の底面と、前記底面の4つの辺からそれぞれ延出して形成された4つの延設片と、を備えてなるシート部材からなり、前記延設片は、それぞれ前記底面の4つの辺に形成された辺折れ線部と、前記辺より外側に形成された外側折れ線部と、を有するとともに、前記辺折れ線部と前記外側折れ線部の幅は前記商品用ケースの高さよりも長く形成され、かつ前記外側折れ線部と前記延設片の端部までの幅は前記辺折れ線部と前記外側折れ線部との幅よりも長く形成され、かつ隣接する前記延設片のいずれかの前記延設片の角部が面取加工されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、収容容器に関する。
内箱と外箱からなる収容容器として、種々の発明が提案されている。例えば、略四角筒状のケースと、当該ケースに引き出し可能に収納され一面が開口した略直方体形状のトレーと、からなる包装容器であって、ケースは、当該ケースの周方向に一周する切断可能である第一切取線を有し、トレーは、当該トレーの開口に対向する底面およびその側面につながる切断可能である第二切取線を有し、当該トレーの引き出される方向に略垂直で折り曲げ可能である第一折線を底面および側面に有することにより、トレーが第二切取線を切断して第一折線を折ることで小型のトレーに変形可能な包装容器が提案されている(特許文献1)。
かかる発明によれば、内容物が減少してきた場合に、トレーを変形して小さな容器とすることができるとともに、変形した形状を保持できるという効果があり、有効な発明である。
しかしながら、内箱と外箱からなる種々の収容容器は、一般的に、内箱が紙、厚紙、段ボールといったシート状のものを折り曲げて作製されている。このようなシート状の内箱は組み立てるのが煩雑であり、時間もかかるという問題があった。
特開2006-315751号公報
そこで、本発明は、こうした課題を鑑みてなされたものであり、内部に商品等を収納する商品用ケースを容易に収容可能であって、かつ容易に内箱を組み立てることができる収容容器を提供することを主たる目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために、以下の手段を採った。
本発明にかかる収容容器は、
商品、付属品等の被収容物を収容する商品用ケースと、
内箱と、前記内箱を収容可能な外箱と、からなる収納箱と、
を有する収容容器において、
前記内箱は、矩形の底面と、前記底面の4つの辺からそれぞれ延出して形成された4つの延設片と、を備えてなるシート部材からなり、
前記延設片は、それぞれ前記底面の4つの辺に形成された辺折れ線部と、前記辺より外側に形成された外側折れ線部と、を有するとともに、前記辺折れ線部と前記外側折れ線部の幅は前記商品用ケースの高さよりも長く形成され、かつ前記外側折れ線部と前記延設片の端部までの幅は前記辺折れ線部と前記外側折れ線部との幅よりも長く形成され、かつ隣接する前記延設片のいずれかの前記延設片の角部が面取加工されていることを特徴とする。
本発明にかかる収容容器は、底面から四方に延設された延設片を折り曲げるだけで内部に商品用ケースを収納できる収納領域を形成するとともに、外周側面を形成して、直方体の内箱として機能させることができる。また、内箱は、外箱に収容することで形態が固定され商品用ケースの位置を固定することができ、収容容器を運搬したりすることによる振動や傾きに対して、商品用ケースが内部で移動することなく、商品用ケースが損傷されることを防止することができる。
また、本発明にかかる収容容器において、前記面取加工は、対辺に形成された延設片のすべての角に形成されていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、面取加工された両側の延設片を押さえることで、他の延設片の位置を固定でき、収納箱の状態を保持することができるので、外箱に内箱を収納させやすくすることができる。
さらに、本発明にかかる収容容器において、前記延設片の端部は、内側に折り込んだときに、前記商品用ケースの側面の下端又は下端近傍に配置されることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、延設片によって商品用ケースの水平方向の位置決めができるため、収容容器全体を傾けたり、運んだりして移動したりする際に、商品用ケースが内箱内で移動する可能性を低減することができる。
さらに、本発明にかかる収容容器において、前記商品用ケースは、前記底面から側方方向に延出した延出片を有することを特徴とするものであってもよい。
商品用ケースを内箱に配置する際に、延出片を延設片の下方に配置することによって、商品用ケースが高さ方向に移動することを低減することができる。そのため、内箱の高さよりも低い商品用ケースであっても、高さ方向に商品用ケースが移動することを防止できる。そのため、商品用ケースの高さに汎用性をもたせることができる。
さらに、本発明にかかる収容容器において、前記内箱の底面には、前記延出片を挿入可能な切欠部が形成されていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、商品用ケースを内箱の底面に固定することができる。そのため、商品用ケースが内箱に対して確実に位置決めされるので、収容容器全体を傾けたり、運んだりして移動する際に商品用ケースが移動したりすることを確実に防止することができる。
さらに、本発明にかかる収容容器において、前記外箱には、商品用ケースが視認可能なように透明部を有することを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、外箱の外部から商品用ケースを視認することができ、購買者等の購買意欲を掻き立てることができる。
さらに、本発明にかかる収容容器において、前記外箱には、書籍が取付けられていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、立体物からなる付属品等を有する書籍とすることができる。
本発明に係る収容容器によれば、内箱を組み立てる際に、単に折り曲げるだけでよいため、容易かつ迅速に内箱を作製して商品用ケースを収納することができる収容容器を提供することができる。
図1は、実施形態にかかる収容容器100の斜視図である。 図2は、実施形態にかかる商品用ケース10のバリエーションを示す図である。 図3は、実施形態にかかる商品用ケース10のさらなるバリエーションを示す図である。 図4は、実施形態にかかる内箱20の展開図である。 図5は、実施形態にかかる内箱20の組み立てを示す図である。 図6は、実施形態にかかる内箱20に商品用ケース10を設置した状態を示す断面図である。 図7は、実施形態にかかる内箱20に商品用ケース10を固定する方法を示した図である。 図8は、実施形態にかかる外箱30の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面に沿って詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではない。また、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。
図1は、実施形態にかかる収容容器100の斜視図である。
本発明にかかる収容容器100は、図1に示すように、商品を収容する商品用ケース10と、商品用ケース10を収納する内箱20及びこの内箱20を収納する外箱30を有する収納箱40と、を備えている。
商品用ケース10は、特に限定するものではなく、商品の形態によって選択することができる。例えば、図2Aに示すように、筒状の収容部12aの両側に開閉部12bを有するタイプのもの、図2Bに示すように、下箱13aに上蓋13bを有するタイプのもの、図3に示すように、プラスチックで作製された下方が開放された上側収容部14aの底面に厚紙やプラスチックシート14bを接着して固定したタイプのもの等が挙げられる。好ましくは、図3に示すように、商品用ケース10の下端部から側方方向に延出片11を有するタイプのものを使用するとよい。理由は、以下に述べる。
内箱20は、1枚のシート部材から形成されており、その展開図が図4に示されている。内箱20は、矩形に形成された底面部21と、この底面部21の四辺からそれぞれ延設された4つの延設片22(22a〜22d)とを有している。延設片22は、底面部21との境界と、その外側とにそれぞれ折れ線部が設けられている。便宜上、底面との境界における折れ線部を辺折れ線部23、外側の折れ線部を外側折れ線部24という。辺折れ線部23と外側折れ線部24の幅αは、商品用ケース10の高さβ(図3参照)よりも広い幅に形成される。この部分は内箱20の完成時に内箱20の側面を形成する部分であるので、商品用ケース10の高さより幅が狭いと商品用ケース10を収容することができなくなるからである。外側折れ線部24と延設片22の端部25との幅γは、辺折れ線部23と外側折れ線部24の幅αよりも広く形成される。延設片22の角部のうち、折り曲げたときに互いに干渉する隣接する延設片22の角のうちいずれかは、角が斜めにカットされた面取加工がされた面取部26が形成されている。好ましくは、外側折れ線部24に対する角度δが45°となるようにカットするとよい。なお、面取部26は、図4に示すように、対辺に形成された一組の延設片(22b、22d)の両側の角に面取加工するとよい。
こうして作製された内箱20は、図5に示すように、辺折れ線部23で直角に折り曲げ、さらに、外側折れ線部24を内側に折り込むことで、底面、辺折れ線部23と外側折れ線部24との部分、外側折れ線部24と延設片22の端部25との部分とで、断面が直角三角形に形成される。これらの中心部分に商品用ケース10を配置する配置領域が形成され、全体として直方体に作製される(図1参照)。この状態で図6に示すように延設片22の端部25が商品用ケース10の側面の下端若しくは下端近傍になるように設計することが好ましい。すなわち、好ましい外側折れ線部24と延設片22の端部25との幅γは、√[{(底面部21の幅−商品用ケース10)/2}+α]によって求められ、好ましくは、この値の−10%以内の長さに設定するとよい。かかる範囲に設定することによって、延設片22の端部25の位置が固定され、商品用ケース10の水平方向の移動を効果的に防止することができる。また、商品用ケース10に延出片11を有するものを使用することによって、内箱20が組み立てられた状態で端部25の下側に延出片11が配置されることになるので、商品用ケース10の上下方向への移動も防止することができる。さらに、図4に示すように、内箱20の底面に、延出片11を差し込むことができる円弧状又は凸状の切欠部28を設けてもよい。図7に示すように、この切欠部28に延出片11をスライドするように差し込むことによって、商品用ケース10を内箱20に対して上下及び水平方向の移動をさらに効果的に防止することができる。
外箱30は、内箱20が組み立てられた状態を保持できる形態を有しているものであればよく、例えば、図8に示すように筒状のケース状のもの、筒状の開口を蓋で側面を閉じることができる箱状のもの(図2Aと同等の形態のもの)、下箱と上蓋で形成されたもの(図2Bと同等の形態のもの)等が挙げられるが、内箱の形態と同様の形態を有し、内箱の形態を保持可能な内径を有するものであれば、特に限定するものではない。好ましくは、側方方向から挿入するだけで内箱の形態を保持できることから、筒状のケース状のものや、筒状のケース状のタイプに対して側面を閉じることができるタイプのものを使用することが好ましい。外箱30に対して異なる機能を設けることは適宜選択することができる。例えば、図8に示すように、外箱30の商品用ケース10の上面に透明板35を配置して透明に形成することにより、外部から商品用ケース10を視認することができ、購入者に対して購買意欲を掻き立てることができる。また、外箱30に書籍36等を取付けることによって、商品に対する説明等を添付させることができ、商品付書籍として使用することが可能になる。
以上のようにして作製された収容容器100は、上述したように、内箱20を組み立てた状態で商品用ケース10を内箱20内に配置して、外箱30に内箱20を収納することで内箱20の側壁によって延設片22が固定され形状が安定する。そのため、紙等で内箱20を作製した場合であっても、収容容器100を運搬したり、角度を替えても内箱20の形状が大きく崩れることはない。そのため、商品用ケース10も内箱20に安定して固定させることができる。また、内箱20は、単に四方の延設片22を折り曲げるだけであるので、組み立てが非常に容易であり、かつ迅速に作製することができる。また、外箱30に収容する際にも内箱20の側壁を掴むだけで形状が固定されるので、外箱30内に収容することも容易に行うことができる。さらに、商品を取り出した後も内箱20を簡単に広げてシート状にできるので、廃棄する際に嵩張ることがない。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施しうる。
上述した実施の形態で示すように、収容容器として産業上利用可能である。
10…商品用ケース、11…延出片、12a…収容部、12b…開閉部、13a…下箱、13b…上蓋、14a…上側収容部、14b…プラスチックシート、20…内箱、21…底面部、22…延設片、23…辺折れ線部、24…外側折れ線部、25…端部、26…面取部、30…外箱、35…透明板、36…書籍、40…収納箱、100…収容容器

Claims (7)

  1. 商品、付属品等の被収容物を収容する商品用ケースと、
    内箱と、前記内箱を収容可能な外箱と、からなる収納箱と、
    を有する収容容器において、
    前記内箱は、矩形の底面と、前記底面の4つの辺からそれぞれ延出して形成された4つの延設片と、を備えてなるシート部材からなり、
    前記延設片は、それぞれ前記底面の4つの辺に形成された辺折れ線部と、前記辺より外側に形成された外側折れ線部と、を有するとともに、前記辺折れ線部と前記外側折れ線部の幅は前記商品用ケースの高さよりも長く形成され、かつ前記外側折れ線部と前記延設片の端部までの幅は前記辺折れ線部と前記外側折れ線部との幅よりも長く形成され、かつ隣接する前記延設片のいずれかの前記延設片の角部が面取加工されていることを特徴とする収容容器。
  2. 前記面取加工は、対辺に形成された前記延設片のすべての角に形成されていることを特徴とする請求項1記載の収容容器。
  3. 前記延設片の端部は、内側に折り込んだときに、前記商品用ケースの側面の下端又は下端近傍に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の収容容器。
  4. 前記商品用ケースは、前記底面から側方方向に延出した延出片を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の収容容器。
  5. 前記内箱の底面には、前記延出片を挿入可能な切欠部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の収容容器。
  6. 前記外箱には、商品用ケースが視認可能なように透明部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の収容容器。
  7. 前記外箱には、書籍が取付けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の収容容器。




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