JP2019182432A - 水剤容器群および水剤充填方法 - Google Patents

水剤容器群および水剤充填方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で、水剤容器群における各水剤容器に水剤を略均等に充填する。【解決手段】水剤容器群は、上側に開口する開口部を有し、水剤を収容可能であり、列状に設けられる複数の水剤容器と、隣接する前記水剤容器間を連結する連結管と、前記水剤容器群を自立させる平面状の底部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の一態様は、水剤を格納する容器を複数含む水剤容器群等に関する。
互いに連結された複数の容器にそれぞれ1回の使用量の水剤が分注された水剤容器群がある。このような水剤容器群は、たとえば特許文献1などに開示されている。
国際公開第2005/115842号
特許文献1に記載の水剤容器群では、複数の液体収容容器が、液体収容容器の底から下方に向かって突出している管状の連通部によって互いに連結されている。また、水剤を注入する場合、液体収容容器に接続されたポンプおよびリザーバタンクなどを用いて各液体収容容器に水剤が注入される。このような液体収容容器は、比較的大規模な機械を用いて水剤を注入することが想定されている。
一方、たとえば薬局などの小規模の事業所において水剤容器群に水剤を注入する場合、より簡素な構成が好ましい。具体的には、たとえば、ポンプおよびリザーバタンクなどを用いずに、各液体収容容器に水剤を注入することが望まれる。また、特許文献1に記載の水剤容器群では、連通部の径が小さく、各液体収容容器を自立させることが困難なため、各液体収容容器を支持するための器具を別途用意することが求められる。このような器具を別途用意することは小規模の事業所では困難な場合があり、簡易な構成で、水剤容器群における各水剤容器に水剤を略均等に充填することが可能な技術が求められる。
本発明は、上記の課題などを解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一の手段は、
水剤容器群(1,11,21)であって、
上側に開口する開口部(2a,22a)を有し、水剤を収容可能であり、列状に設けられる複数の水剤容器(2,22)と、
隣接する前記水剤容器間を連結する連結管(3,23)と、
前記水剤容器群を自立させる平面状の底部(2b,23a)と、を備える、
水剤容器群である。
従来の液体収容容器では、水剤を注入する機械での取り扱いを前提とされていたため、容器を自立させるという発想がなかった。これに対して、上記構成の水剤容器群によれば、水剤容器群を支持するための器具を別途用意しなくても平面状の底部によって水剤容器群を自立させることができる。また、ポンプおよびリザーバタンクなどを用いることなく、上側に開口した開口部から水剤を注入することで、各水剤容器に水剤を略均等に充填することができる。すなわち、簡易な構成で、水剤容器群における各水剤容器に水剤を略均等に充填することができるので、たとえば薬局などの小規模の事業所における水剤の充填において、好適に利用することができる。
上記水剤容器群おいて、好ましくは、
前記連結管は、前記底部より上に位置する。
上記構成の水剤容器群によれば、連結管より下部に位置する底部、たとえば水剤容器の底によって水剤容器群を自立させることができるので、連結管のサイズをより小さくすることができる。これにより、連結管の封止を容易にすることができる。
上記水剤容器群において、好ましくは、
前記連結管は、前記底部近傍に位置する。
上記構成の水剤容器群によれば、連結管の位置をより下方に設けることができるので、水剤容器に注入すべき水剤の量が少量である場合においても、各水剤容器に水剤を略均等に充填することができる。
上記水剤容器群において、好ましくは、
前記連結管の断面の上下方向の幅が、左右方向の幅と比べて大きい。
上記構成の水剤容器群によれば、連結管の封止のためにたとえば左右方向から熱溶着を行う際に、連結管の変形量をより小さくするとともに溶着部分の面積をより大きくすることができるので、連結管の封止をより確実に行うことができる。また、連結管の断面積をより大きくすることができるので、滑らかな水剤の流通を確保することができる。これにより、各水剤容器に水剤が均等に行き渡らなくなる可能性を低減することができる。
また、本発明の別の手段は、
水剤容器群であって、上側に開口する開口部を有し、水剤を収容可能であり、列状に設けられる複数の水剤容器と、隣接する前記水剤容器間を連結する連結管と、前記水剤容器群を自立させる平面状の底部と、を備える水剤容器群の水剤充填方法であって、
前記水剤を前記開口部から前記水剤容器に注入するステップと、
前記連結管を封止するステップと、
前記開口部を封止するステップと、を有する、
水剤充填方法である。
上記構成の水剤充填方法によれば、水剤容器群を支持するための器具を別途用意しなくても平面状の底部によって水剤容器群を自立させることができる。また、ポンプおよびリザーバタンクなどを用いることなく、上側に開口した開口部から水剤を注入することで、各水剤容器に水剤を略均等に充填することができる。すなわち、簡易な構成で、水剤容器群における各水剤容器に水剤を略均等に充填することができるので、たとえば薬局などにおける小規模な水剤の充填において、好適に利用することができる。また、たとえば、連結管を封止し、各水剤容器における水剤が他の水剤容器へ移動することを防いだ後、開口部を封止することで、各水剤容器における水剤量をより確実に均等にすることができる。
図1は、本実施形態の水剤容器群の斜視図である。 図2は、本実施形態の水剤容器群へ水剤を充填する際の作業手順を示すフローチャートである。 図3は、本実施形態の水剤容器群の変形例の斜視図である。 図4は、本実施形態の水剤容器群の変形例の正面図である。 図5は、本実施形態の水剤容器群の変形例の側面図である。
本発明の水剤容器群は、大規模な装置を用いることなく水剤容器に均等に水剤を充填させるために、当該水剤容器群を自立させる平面状の底部が設けられている点を特徴の一つとしている。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態
(1)水剤容器群の構成例
(2)水剤の充填方法
(3)水剤容器群の変形例1
(4)水剤容器群の変形例2
2.補足事項
<1.実施形態>
(1)水剤容器群の構成例
<水剤容器群1>
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の水剤容器群の斜視図である。図1に示されるように、水剤容器群1は、7つの水剤容器2、6つの連結管3および底部を含んで構成される。
各図面にはx軸、y軸、及びz軸を示している。7つの水剤容器2が並ぶ方向へ向いている軸を「x軸」と定義する。水剤容器2が開口する方向へ向いている軸を「z軸」と定義する。また、z軸およびx軸の両方に垂直な軸を「y軸」と定義する。ここでは、x軸、y軸およびz軸は、右手系の3次元の直交座標を形成する。x軸の矢印方向をx軸+側、矢印とは逆方向をx軸−側と呼ぶことがあり、その他の軸についても同様である。さらにz軸については、z軸の矢印方向を上側、矢印とは逆方向を下側と呼ぶことがある。また、z軸に平行な方向を上下方向、y軸に平行な方向を左右方向と呼ぶことがある。
本実施形態では、水剤容器群1は、たとえば、ポリエチレンなどの樹脂によって一体で形成され、透明または半透明である。7つの水剤容器2は、x軸に平行に列状に設けられる。なお、7つの水剤容器2は、曲線に沿って列状に設けられてもよい。また、水剤容器2の個数は、2つ以上6つ以下、または8つ以上であってもよい。ただし、水剤容器2の個数を7または7の倍数にすると、1週間分の水剤を処方する際に便利であるため好ましい。
<水剤容器2>
水剤容器2は、上側に開口し、下側が閉じている略円筒形状の部材である。水剤容器2は、開口部2aおよび底面2bを有する。詳細には、開口部2aは、上側に開口し、液体の薬剤すなわち水剤の注入口として機能する。底面2bは、本発明でいう「底部」の一具体例である。本実施形態では、底面2bは、水剤容器2の下側に位置し、平面形状を有している。底面2bによって水剤容器2の底が閉じられることで、水剤容器2の内部空間2dに水剤を収容することが可能となる。各水剤容器2の底面2bが作業台に接することで、水剤容器群1を自立させる。水剤容器2の側面には、内部空間2dに充填される水剤の容積を示す目盛り2cが刻印されている。本実施形態では、水剤容器2の側面には、10ミリリットルおよび5ミリリットルの目盛り2cが刻印されている。
<連結管3>
連結管3は、隣接する水剤容器2間を連結する。詳細には、連結管3は、管状の部材であり、水剤容器2の内部空間2dと当該水剤容器2に隣接する水剤容器2の内部空間2dとを密閉を保ちながら連結する。本実施形態では、連結管3は、水剤容器2の底面2bより上に位置する。詳細には、連結管3は、底面2b近傍に位置する。より詳細には、連結管3の内面の下端と内部空間22dの下側の端部とが近接している。
連結管3の断面の上下方向の幅が、左右方向の幅と比べて大きい。本実施形態では、連結管3の断面の形状は、z軸方向およびy軸方向にそれぞれ平行な長軸および短軸を有する楕円である。なお、連結管3の断面の形状は、楕円に限らず、z軸方向に平行な長軸を有する長方形などであってもよい。
(2)水剤の充填方法
次に、本実施形態の水剤の充填方法について、図2を参照しながら説明する。図2は、本実施形態の水剤容器群へ水剤を充填する際の作業手順を示すフローチャートである。以下で挙げる作業者は、必ずしも充填作業を行う人間である必要はなく、その一部または全部が充填機械により行われてもよい。
<S100>
作業者は、たとえば、液体の飲み薬すなわち水剤を調剤するとともに、水剤容器群1を水平な作業台に載置する(S100)。
<S102>
次に、作業者は、7つの水剤容器2のうちのいずれか1つの水剤容器2の開口部2aから、調剤した水剤を注入する(S102)。
<S104>
次に、作業者は、注入された水剤が連結管3を流通して各水剤容器2に行き渡り、液面が落ち着くまで待機する(S104)。
<S106>
次に、作業者は、目盛り2cと水剤の液面との関係に基づき、注入した水剤の量を確認する(S106)。
<S108>
作業者は、所定量の水剤を水剤容器2に注入できていない場合(S108でNO)、7つの水剤容器2のうちのいずれか1つの水剤容器2の開口部2aから水剤をさらに注入する(S102)。
<S110>
一方、作業者は、所定量の水剤を水剤容器2に注入できた場合(S108でYES)、封止装置を用いて、水剤容器2の連結管3及び開口部2aを封止して、密封状態にする。封止装置は、例えば、熱を用いて水剤容器2の連結管3及び開口部2aを封止するヒートシーラーなどの熱封止装置である。作業者は、封止装置を操作して、6つの連結管3を封止する。本実施形態では、たとえば、作業者の操作により、封止装置が各連結管3を同時にヒータで挟み込んで熱溶着することで、6つの連結管3を一括で熱溶着する(S110)。
<S112>
次に、作業者は、封止装置を操作して、7つの水剤容器2の開口部2aを封止する。本実施形態では、上記S110の処理の後に、封止装置が7つの水剤容器2の開口部2a近傍の側面を同時にヒータで挟み込んで熱溶着することで、水剤容器2の側面同士を一括で熱溶着する(S112)。なお、S110及びS112の処理は、これらの処理を連続して行う封止装置を用いずに作業者自身がそれぞれ実行してもよい。この場合、上記ステップS110において作業者が操作する装置と、上記ステップS112において作業者が操作する装置とは、一体化された1つの装置であってもよいし、別個の装置であってもよい。
<S114>
7つの水剤容器2は、一体に連結された状態で、それぞれ水剤を密閉状態で収容する(S114)。
このように、各水剤容器2に水剤を密閉状態で収容することで、外部からの汚染を防ぐことができるので、清潔な状態で水剤を保存することができる。
水剤の服用者は、一体に連結された複数の水剤容器2のうちの1つを切り離すことで、所定量の水剤を清潔な状態のまま取得することができる。
なお、作業者は、上記ステップS110において、6つの連結管3を一括で熱溶着したが、6つの連結管3を別個に熱溶着してもよい。
また、作業者は、上記ステップS112において、7つの水剤容器2の開口部2a近傍の側面を一括で熱溶着したが、7つの水剤容器2の開口部2a近傍の側面を別個に熱溶着してもよい。
従来の液体収容容器では、水剤を注入する機械での取り扱いを前提とされていたため、容器を自立させるという発想がなかった。これに対して、上記構成の水剤容器群によれば、水剤容器群1を支持するための器具を別途用意しなくても平面状の底面2bによって水剤容器群1を自立させることができる。また、ポンプおよびリザーバタンクなどを用いることなく、上側に開口した開口部2aから水剤を注入することで、各水剤容器2に水剤を略均等に充填することができる。すなわち、簡易な構成で、水剤容器群1における各水剤容器2に水剤を略均等に充填することができるので、たとえば薬局などにおける小規模な水剤の充填において、好適に利用することができる。また、たとえば、連結管3を封止し、各水剤容器2における水剤が他の水剤容器2へ移動することを防いだ後、開口部2aを封止することで、各水剤容器2における水剤量をより確実に均等にすることができる。
上記構成の水剤容器群では、連結管3が、底面2bより上に位置するため、連結管3より下部に位置する底部、たとえば水剤容器2の底面2bによって水剤容器群1を自立させることができるので、連結管3のサイズをより小さくすることができる。これにより、連結管3の封止を容易にすることができる。
上記構成の水剤容器群では、連結管3が、底面2b近傍に位置するため、連結管3の位置をより下方に設けることができるので、水剤容器2に注入すべき水剤の量が少量である場合においても、各水剤容器2に水剤を略均等に充填することができる。
上記構成の水剤容器群では、連結管3の断面の上下方向の幅が、左右方向の幅と比べて大きいため、連結管3の封止のためにたとえば左右方向から熱溶着を行う際に、連結管3の変形量をより小さくするとともに溶着部分の面積をより大きくすることができるので、連結管3の封止をより確実に行うことができる。また、連結管3の断面積をより大きくすることができるので、滑らかな水剤の流通を確保することができる。これにより、各水剤容器2に水剤が均等に行き渡らなくなる可能性を低減することができる。
(3)水剤容器群の変形例1
図3は、本実施形態の水剤容器群の変形例の斜視図である。図3に示されるように、水剤容器群11は、3つの水剤容器2、2つの連結管3、増設用連結管4a,4bおよび底部を含んで構成される。
3つの水剤容器2は、x軸に平行に列状に設けられる。3つの水剤容器2のうちのx軸−側に位置する水剤容器2(以下、負側水剤容器と称することがある。)では、x軸−側の側面においてx軸−側へ突出する増設用連結管4aが設けられる。増設用連結管4aは、管状の部材であり、負側水剤容器の内部空間2dと密閉を保ちながら連結する第1端と、開放された第2端とを有する。増設用連結管4aが設けられる上下方向の位置は、たとえば連結管3と同じである。
3つの水剤容器2のうちのx軸+側に位置する水剤容器2(以下、正側水剤容器と称することがある。)では、x軸+側の側面においてx軸+側へ突出する増設用連結管4bが設けられる。増設用連結管4bは、管状の部材であり、正側水剤容器の内部空間2dと密閉を保ちながら連結する第1端と、開放された第2端とを有する。増設用連結管4bが設けられる上下方向の位置は、たとえば連結管3と同じである。
増設用連結管4aの第2端と増設用連結管4bの第2端とは、密閉を保ちながら連結することが可能である。本実施形態では、たとえば、増設用連結管4aの内径が増設用連結管4bの外径より若干小さい。このため、増設用連結管4bの第2端を増設用連結管4aの第2端に差し込むことで、増設用連結管4aと増設用連結管4bとが密閉を保ちながら連結される。
これにより、ある1つの水剤容器群11(以下、第1水剤容器群と称することがある。)と他の1つの水剤容器群11(以下、第2水剤容器群と称することがある。)とから、6つの水剤容器2から構成される水剤容器群を作成することができる。
具体的には、第1水剤容器群における増設用連結管4aの第2端と、第2水剤容器群における増設用連結管4bの第2端とを接続し、第1水剤容器群における増設用連結管4bの第2端および第2水剤容器群における増設用連結管4aの第2端を封止することで、6つの水剤容器2から構成される水剤容器群を作成することができる。
(3)水剤容器群の変形例2
図4は、本実施形態の水剤容器群の変形例の正面図である。図5は、本実施形態の水剤容器群の変形例の側面図である。図4および図5に示されるように、水剤容器群21は、7つの水剤容器22、1つの連結管23および底部を含んで構成される。
本実施形態では、水剤容器群21は、たとえば、ポリエチレンなどの樹脂によって一体で形成され、透明または半透明である。7つの水剤容器22は、x軸に平行に列状に設けられる。なお、7つの水剤容器22は、曲線に沿って列状に設けられてもよい。また、水剤容器22の個数は、2つ以上6つ以下、または8つ以上であってもよい。
<水剤容器22>
水剤容器22は、略円筒形状の円筒部22eと、円筒部22eの下側に接続し、下側に向かって縮径する中空のテーパー部22fとを有する。円筒部22eおよびテーパー部22fの内部には、水剤を収容することが可能な内部空間22dが形成される。円筒部22eは、上側に開口し、水剤の注入口として機能する開口部22aを有する。円筒部22eの側面には、内部空間22dに充填される水剤の容積を示す目盛り22c、具体的には10ミリリットルおよび5ミリリットルの目盛り22cが刻印されている。テーパー部22fは、内部空間22dが連結管23の内部空間と連続するように連結管23に接続する。
<連結管23>
連結管23は、隣接する水剤容器22間を連結する。詳細には、連結管23は、略方形の断面を有する管状の部材であり、底面23aを有する。底面23aは、本発明でいう「底部」の一具体例である。底面23aは、連結管23の下側に位置する。底面23aは、平面形状を有しており、水剤容器群21を自立させる機能を有する。連結管23は、水剤容器22の内部空間22dと当該水剤容器22に隣接する水剤容器22の内部空間22dとを密閉を保ちながら連結する。本実施形態では、連結管23は、水剤容器22の下側に位置する。
<2.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明では、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
本実施形態の水剤容器群では、底面2bおよび底面23aが平面形状を有する構成について説明したが、水剤容器群を自立させることに支障がなければ、底面2bおよび底面23aに凹凸が設けられてもよい。
本発明は、薬局などの小規模の事業所において充填する水剤の容器として好適に利用される。
1…水剤容器群
2…水剤容器
2a…開口部
2b…底面
2c…目盛り
2d…内部空間
3…連結管
4a…増設用連結管
4b…増設用連結管
11…水剤容器群
21…水剤容器群
22…水剤容器
22a…開口部
22c…目盛り
22d…内部空間
22e…円筒部
22f…テーパー部
23…連結管
23a…底面

Claims (5)

  1. 水剤容器群であって、
    上側に開口する開口部を有し、水剤を収容可能であり、列状に設けられる複数の水剤容器と、
    隣接する前記水剤容器間を連結する連結管と、
    前記水剤容器群を自立させる平面状の底部と、を備える、
    水剤容器群。
  2. 前記連結管は、前記底部より上に位置する、
    請求項1に記載の水剤容器群。
  3. 前記連結管は、前記底部近傍に位置する、
    請求項2に記載の水剤容器群。
  4. 前記連結管の断面の上下方向の幅が、左右方向の幅と比べて大きい、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の水剤容器群。
  5. 水剤容器群であって、上側に開口する開口部を有し、水剤を収容可能であり、列状に設けられる複数の水剤容器と、隣接する前記水剤容器間を連結する連結管と、前記水剤容器群を自立させる平面状の底部と、を備える水剤容器群の水剤充填方法であって、
    前記水剤を前記開口部から前記水剤容器に注入するステップと、
    前記連結管を封止するステップと、
    前記開口部を封止するステップと、を有する、
    水剤充填方法。
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