JP2019182368A - 乗物用シート - Google Patents

乗物用シート Download PDF

Info

Publication number
JP2019182368A
JP2019182368A JP2018079239A JP2018079239A JP2019182368A JP 2019182368 A JP2019182368 A JP 2019182368A JP 2018079239 A JP2018079239 A JP 2018079239A JP 2018079239 A JP2018079239 A JP 2018079239A JP 2019182368 A JP2019182368 A JP 2019182368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
bead
plate
connection
vehicle seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018079239A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7174222B2 (ja
Inventor
裕樹 柴山
Hiroki Shibayama
裕樹 柴山
俊明 島田
Toshiaki Shimada
俊明 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
TS Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TS Tech Co Ltd filed Critical TS Tech Co Ltd
Priority to JP2018079239A priority Critical patent/JP7174222B2/ja
Publication of JP2019182368A publication Critical patent/JP2019182368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7174222B2 publication Critical patent/JP7174222B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】板状フレームからの異音の発生を抑制することができる乗物用シートを提供する。【解決手段】乗物用シートは、左右方向に離間して配置された左右のサイドフレーム21Aと、左右のサイドフレーム21Aの一端部同士を連結するアッパーフレーム21Bと、前側から見て左右のサイドフレーム21Aおよびアッパーフレーム21Bと重なって配置されたバックパネル24(板状フレーム)とを備える。バックパネル24は、左右方向に離間して配置され、前側に向けて凸となり、上下方向に延びる左右の第1ビード241を有し、左右の第1ビード241は、前側から見て左右方向に膨出する第1膨出部241A,241Bをそれぞれ有する。【選択図】図2

Description

本発明は、板状のフレームを備えた乗物用シートに関する。
乗物用シートのフレーム構造として、例えば、特許文献1には、バックフレームとバックパネルとを有するシートバックフレームが開示されている。この技術において、バックフレームは、金属パイプをU字形状に屈曲した本体フレームの下部に金属パイプからなる補助フレームを連結した構成であり、バックパネルは、バックフレームの背面に取り付けられる金属板として構成されている。バックパネルには、複数箇所に凹凸部が形成され、剛性が付与されている。
特開2012−106633号公報
ところで、前述した技術のバックパネルのような、板状のフレームは、シートに座った乗員から荷重が加わったり、走行時に振動が加わったりしたときに凹むように撓むと、その撓みが回復する際に異音が発生する可能性があった。
そこで、本発明は、板状フレームからの異音の発生を抑制することができる乗物用シートを提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の乗物用シートは、左右方向に離間して配置された左右のサイドフレームと、前記左右のサイドフレームの一端部同士を連結する第1連結フレームと、着座者側から見て前記左右のサイドフレームおよび前記第1連結フレームと重なって配置された板状フレームと、を備え、前記板状フレームは、左右方向に離間して配置され、着座者側または着座者側と反対側に向けて凸となり、左右方向に直交する直交方向に延びる左右の第1ビードを有し、前記左右の第1ビードは、着座者側から見て左右方向に膨出する第1膨出部をそれぞれ有することを特徴とする。
このような構成によれば、第1ビードにより板状フレームの剛性を向上させることができるとともに、第1膨出部により板状フレームの凸部分の周囲の平らな部分の面積を小さくすることができるので、板状フレームに荷重や振動が加わった際の板状フレームの撓みを抑制することができる。これにより、撓みが回復する際に発生する異音を抑制することができるので、板状フレームからの異音の発生を抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記第1膨出部は、前記第1ビードの両端部にそれぞれ設けられている構成とすることができる。
これによれば、第1膨出部により板状フレームの凸部分の周囲の平らな部分の面積をより小さくすることができるので、板状フレームの撓みをより抑制することができる。これにより、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記板状フレームは、前記左右の第1ビードの間で前記直交方向に並んで配置され、前記第1ビードと同じ側に向けて凸となり、前記直交方向に延びる複数の第2ビードを有する構成とすることができる。
これによれば、第2ビードにより板状フレームの剛性をより向上させることができるので、板状フレームの撓みをより抑制することができる。これにより、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記板状フレームは、前記左右の第1ビードの左右方向両側にそれぞれ設けられた、前記第1ビードと同じ側に向けて凸となり、前記直交方向に延びる第3ビードを有し、前記第3ビードは、着座者側から見て左右方向に膨出する第2膨出部をそれぞれ有する構成とすることができる。
これによれば、第3ビードにより板状フレームの剛性をより向上させることができるとともに、第2膨出部により板状フレームの凸部分の周囲の平らな部分の面積をより小さくすることができるので、板状フレームの撓みをより抑制することができる。これにより、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記板状フレームは、前記左右の第1ビードの左右方向両側、かつ、前記第3ビードの前記直交方向における一方側および他方側の少なくとも一方にそれぞれ設けられた、前記第1ビードと同じ側に向けて凸となる第4ビードを有し、前記第4ビードは、前記直交方向に延びる第1延在部と、前記第1延在部の前記第3ビードから遠い端部から左右方向に延びる第2延在部とを有する構成とすることができる。
これによれば、第4ビードにより板状フレームの剛性をより向上させることができるので、板状フレームの撓みをより抑制することができる。これにより、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記板状フレームは、前記第1連結フレームに向けて凸となり、前記第1連結フレームに接続される第1接続凸部を有する構成とすることができる。
これによれば、第1接続凸部により板状フレームの剛性をより向上させることができるとともに、板状フレームの凸部分の周囲の平らな部分の面積をより小さくすることができるので、板状フレームの撓みをより抑制することができる。また、第1接続凸部が第1連結フレームに接続されていることで、板状フレームの撓みをさらに抑制することができる。これにより、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記板状フレームは、左右方向に離間して配置され、前記サイドフレームに向けて凸となり、前記サイドフレームに接続される左右の第2接続凸部を有する構成とすることができる。
これによれば、第2接続凸部により板状フレームの剛性をより向上させることができるとともに、板状フレームの凸部分の周囲の平らな部分の面積をより小さくすることができるので、板状フレームの撓みをより抑制することができる。また、第2接続凸部がサイドフレームに接続されていることで、板状フレームの撓みをさらに抑制することができる。これにより、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記板状フレームは、前記第1接続凸部と前記第2接続凸部の間に形成され、前記第1接続凸部および前記第2接続凸部と反対側に向けて凸となる補強凸部を有する構成とすることができる。
これによれば、補強凸部により板状フレームの剛性をより向上させることができるので、板状フレームの撓みをより抑制することができる。これにより、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
前記した乗物用シートは、前記左右のサイドフレームの他端部同士を連結する第2連結フレームを備え、前記板状フレームは、前記第2連結フレームに向けて凸となり、前記第2連結フレームに接続される複数の第3接続凸部を有する構成とすることができる。
これによれば、第3接続凸部により板状フレームの剛性をより向上させることができるとともに、板状フレームの凸部分の周囲の平らな部分の面積をより小さくすることができるので、板状フレームの撓みをより抑制することができる。また、第3接続凸部が第2連結フレームに接続されていることで、板状フレームの撓みをさらに抑制することができる。これにより、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記左右のサイドフレームおよび前記第1連結フレームは、単一のパイプからなり、前記サイドフレームが、円形断面を有し、前記第1連結フレームが、着座者側または着座者側と反対側を向いて、左右方向の一端から他端まで延びる平面部を有する構成とすることができる。
これによれば、単一のパイプからなるフレームの剛性を向上させることができるので、このフレームに接続される板状フレームの撓みをより抑制することができる。これにより、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
本発明によれば、板状フレームからの異音の発生を抑制することができる。
また、第1膨出部を第1ビードの両端部にそれぞれ設けることで、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
また、板状フレームに複数の第2ビードを設けることで、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
また、板状フレームに第2膨出部を有する第3ビードを設けることで、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
また、板状フレームに第1延在部と第2延在部を有する第4ビードを設けることで、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
また、板状フレームに第1連結フレームに接続される第1接続凸部を設けることで、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
また、板状フレームにサイドフレームに接続される第2接続凸部を設けることで、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
また、板状フレームに補強凸部を設けることで、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
また、板状フレームに第2連結フレームに接続される第3接続凸部を設けることで、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
また、左右のサイドフレームと第1連結フレームを単一のパイプから形成し、サイドフレームを円形断面とし、第1連結フレームに平面部を設けることで、板状フレームからの異音の発生をより抑制することができる。
実施形態に係る乗物用シートの斜視図であり、着座状態を示す図(a)と、格納状態を示す図(b)である。 シートフレームの斜視図である。 パイプフレームの斜視図(a)と、サイドフレームおよびロアフレームの断面図(b)と、アッパーフレームの断面図(c)である。 シートを側方から見た図であり、着座状態を示す図(a)と、格納状態を示す図(b)である。 バックパネルの斜視図である。 バックフレームとロック解除機構を前側から見た図である。 バックフレームを後側から見た図である。 バックフレームの断面図である。 規制ワイヤとアッパーフレームの端部を前側から見た図(a)と、上側から見た図(b)である。
以下、添付の図面を参照しながら発明の実施形態について説明する。なお、本明細書において、前後、左右、上下は、シートに座った者(着座者)を基準とする。
図1(a)に示すように、本実施形態の乗物用シートは、自動車に搭載される車両用シートSであり、シートクッションS1と、シートバックS2と、ヘッドレストS3とを備えて構成されている。車両用シートSは、図1(a)に示す着座状態と、図1(b)に示す格納状態とに切替可能な構成となっている。着座状態は、シートクッションS1に対してシートバックS2が立ち上がった状態、すなわち、人が座るときの状態である。また、格納状態は、シートバックS2が前に倒れてシートクッションS1の上に重なって配置されるとともに、シートクッションS1が着座状態から前側かつ下側に移動して車体(車両)のフロアFLの近くに配置される状態である。
車両用シートSは、図2に示すようなシートフレームFを備えている。そして、シートフレームFは、シートクッションS1のフレームであるクッションフレームF1と、シートバックS2のフレームであるバックフレームF2と、ヘッドレストS3のフレームであるヘッドレストフレームF3とを備えている。図1(a)および図2に示すように、シートクッションS1は、クッションパッドP1によりクッションフレームF1を覆い、さらにクッション表皮U1によりクッションフレームF1とクッションパッドP1を覆うことで構成されている。また、シートバックS2は、バックパッドP2によりバックフレームF2を覆い、さらにバック表皮U2によりバックフレームF2とバックパッドP2を覆うことで構成されている。パッドP1,P2は、ウレタンフォームなどからなり、表皮U1,U2は、布地や皮革などからなる。
図2に示すように、クッションフレームF1は、クッションパイプフレーム11と、左右のリアサイドフレーム12と、リアフレーム13と、パンフレーム14とを備えている。
クッションパイプフレーム11は、金属製のパイプを略U字形状に屈曲して形成したフレームであり、略前後に延びる左右のフロントサイドフレーム11Aと、左右のフロントサイドフレーム11Aの前部同士を連結するフロントフレーム11Bとを有している。
リアサイドフレーム12は、板金からなる。リアサイドフレーム12の前部には、フロントサイドフレーム11Aの後部が溶接により接続されている。
リアフレーム13は、パイプからなり、左右のリアサイドフレーム12の後部同士を連結している。
パンフレーム14は、板金からなり、クッションフレームF1の枠状の部分、具体的には、クッションパイプフレーム11、左右のリアサイドフレーム12およびリアフレーム13により形成される枠状の部分の、左右方向における中央付近に配置されている。パンフレーム14は、略前後に延び、溶接により、前端部がフロントフレーム11Bに接続され、後端部がリアフレーム13に接続されていることで、フロントフレーム11Bとリアフレーム13に架け渡された状態で設けられている。
バックフレームF2は、バックパイプフレーム21と、補強部材22と、サイドブラケット23と、板状フレームとしてのバックパネル24とを備えている。
図3(a)に示すように、バックパイプフレーム21は、金属製のパイプを略矩形に屈曲し、下部でパイプの端同士を溶接により接続したフレームであり、略上下に延びる左右のサイドフレーム21Aと、第1連結フレームとしてのアッパーフレーム21Bと、第2連結フレームとしてのロアフレーム21Cとを有している。言い換えると、本実施形態において、左右のサイドフレーム21A、アッパーフレーム21Bおよびロアフレーム21Cは、単一のパイプからなる。左右のサイドフレーム21Aは、左右方向に離間して配置されている。アッパーフレーム21Bは、左右に延びて、左右のサイドフレーム21Aの一端部同士、具体的には、上端部同士を連結しており、ロアフレーム21Cは、左右に延びて、左右のサイドフレーム21Aの他端部同士、具体的には、下端部同士を連結している。
図3(b)に示すように、左右のサイドフレーム21Aおよびロアフレーム21Cは、それぞれ円形断面を有している。また、図3(c)に示すように、アッパーフレーム21Bは、パイプの一部をつぶすことにより形成された平面部21Dを有している。図3(a)に示すように、平面部21Dは、シートバックS2の着座者側である前側を向いており、アッパーフレーム21Bの左右方向の一端から他端まで延びている。図2に示すように、平面部21Dには、ヘッドレストフレームF3を取り付けるための一対のサポートブラケット25が溶接により固定されている。
補強部材22は、パイプからなり、左右のサイドフレーム21A同士を連結している。補強部材22は、左右に延び、左右の端部が溶接により左右のサイドフレーム21Aの上下方向における中央付近に接続されている。
サイドブラケット23は、板金からなり、断面視略U字形状の上下に長い長尺状に形成されている。サイドブラケット23の上部には、左右のサイドフレーム21Aの下部が溶接により接続されている。
バックパネル24は、板金からなり、前側から見て、バックパイプフレーム21と重なって配置されている。バックパネル24は、バックパイプフレーム21およびサイドブラケット23に溶接により接合されている。バックパネル24には、前側に向けて凸となり、後側から見て凹む形状をなす複数のビードや凸部が形成されている。バックパネル24の詳細については後述する。
車両用シートSは、リンク30を備えている。リンク30は、パイプからなり、左右に並んで2つ設けられている。図4(a)に示すように、リンク30は、上端が第1軸A1を中心としてシートクッションS1に回動可能に連結され、下端が第1軸A1に平行な第2軸A2を中心として車体に回動可能に連結されている。詳しくは、クッションフレームF1の左右のフロントサイドフレーム11Aには、前後方向における中央付近にリンク取付ブラケット41が溶接により固定されている。そして、リンク30は、上端がリンク取付ブラケット41に第1軸A1を中心に前後に回動可能に連結されている。また、リンク30は、下端が車体に固定される第1固定ブラケット42に第2軸A2を中心に前後に回動可能に連結されている。リンク30は、左右方向において、フロントサイドフレーム11Aよりも内側に配置されている(図2参照)。言い換えると、左右のリンク30は、左右方向において、左右のフロントサイドフレーム11Aの間に配置されている。また、左右のリンク30は、左右に延びる連結パイプ35により連結されている。
シートクッションS1は、第1軸A1よりも後方で第1軸A1に平行な第3軸A3を中心としてシートバックS2に回動可能に連結され、シートバックS2は、第2軸A2よりも後方で第1軸A1に平行な第4軸A4を中心として車体に回動可能に連結されている。詳しくは、バックフレームF2のサイドブラケット23には、その上部に連結ブラケット43が溶接により固定されている。連結ブラケット43は、前部がサイドブラケット23から前方に突出するように設けられている。そして、シートクッションS1は、クッションフレームF1を構成するリアサイドフレーム12が連結ブラケット43の前部に第3軸A3を中心に上下に回動可能に連結されている。また、シートバックS2は、サイドブラケット23の下端が車体に固定される第2固定ブラケット44に第4軸A4を中心に前後に回動可能に連結されている。サイドブラケット23の下端部には、図示しないロック機構が配置され、着座状態のときには、シートバックS2の第4軸A4を中心とした回動が規制されている。ロック機構によるロックは、図2に示す、シートバックS2に設けられたストラップ51を上に引っ張ってロック解除機構50を作動させることで解除され、これによって、シートバックS2の第4軸A4を中心とした回動が可能となる。
図5に示すように、バックパネル24は、左右の第1ビード241と、複数の第2ビード242と、第3ビード243と、第4ビード244と、第1接続凸部245と、左右の第2接続凸部246と、複数の第3接続凸部247と、第4接続凸部248と、補強凸部249と、折り返し部250とを有している。
図5および図6に示すように、第1ビード241は、前側に向けて凸となるビードであり、左右方向に直交する直交方向としての上下方向に延びている。左右の第1ビード241は、左右方向に離間して配置されている。左右の第1ビード241は、第1膨出部241A,241Bをそれぞれ有している。第1膨出部241A,241Bは、第1ビード241の上下方向における両端部にそれぞれ設けられており、前側から見て左右方向内側に膨出している。詳しくは、第1膨出部241Aが、第1ビード241の上端部から左右方向内側に向けて膨出し、第1膨出部241Bが、第1ビード241の下端部から左右方向内側に向けて膨出している。第1ビード241は、上下方向における中央部付近が補強部材22に溶接により接続されている(溶接部W5参照)。
第2ビード242は、第1ビード241と同じ前側に向けて凸となるビードであり、上下方向に延びている。第2ビード242は、左右の第1ビード241の間で2つが上下方向に並んで配置されている。2つの第2ビード242の間には、連結凸部242Aが設けられている。連結凸部242Aは、第2ビード242と同様に前側に向けて凸となっているが、前側への突出量が第2ビード242よりも小さくなっている。これにより、第2ビード242の間に凹部が形成されている。このような構成により、補強部材22と第2ビード242(バックパネル24)との干渉を抑制しつつ(図8も参照)、第2ビード242の前側への突出量を大きくしてバックパネル24に形成される凹凸を大きくすることができる。
第3ビード243は、第1ビード241と同じ前側に向けて凸となるビードであり、上下方向に延びている。第3ビード243は、左右の第1ビード241の左右方向両側にそれぞれ設けられている。詳しくは、第3ビード243は、左右の第1ビード241の、第1膨出部241Bよりも上側の部分の左右方向両側に1つずつ設けられている。左右の第3ビード243は、第2膨出部243Aをそれぞれ有している。第2膨出部243Aは、第3ビード243の上端部に設けられており、前側から見て左右方向内側に膨出している。第2膨出部243Aは、上下方向において、第1ビード241の上側の第1膨出部241Aと略同じ位置に配置されている。
第4ビード244は、第1ビード241と同じ前側に向けて凸となるビードである。第4ビード244は、第3ビード243の下側であって、かつ、左右の第1ビード241の左右方向両側にそれぞれ設けられている。詳しくは、第4ビード244は、左右の第1ビード241の、第1膨出部241Bが設けられた下端部の左右方向両側に1つずつ設けられている。第4ビード244は、それぞれ、第1延在部244Aと、第2延在部244Bとを有する略L字形状に形成されている。第1延在部244Aは、上下方向に延びており、第2延在部244Bは、第1延在部244Aの、第3ビード243から遠い端部、具体的には、下端部から左右方向外側に延びている。
図5および図7に示すように、第1接続凸部245は、アッパーフレーム21Bに向けて前側に凸となる部分であり、バックパネル24の上端部に形成されている。後側から見て、第1接続凸部245の裏側に形成される第1凹部245Aは、上側が開口している。第1凹部245Aは、左右の面が下から上に向かうにつれて左右方向外側に位置するように斜めに延びており、後側から見て略台形状に形成されている。第1接続凸部245は、アッパーフレーム21Bの複数箇所に溶接により接続されている(溶接部W1参照)。第1接続凸部245は、アッパーフレーム21Bと接続される部分の下側に補強ビード245Bを有している。補強ビード245Bは、前側に向けて凸となるビードであり、左右方向に延びている。このような補強ビード245Bを有することで、第1接続凸部245の剛性を向上させることができるので、バックパネル24の上端部の剛性を向上させることができる。
第2接続凸部246は、サイドフレーム21Aに向けて前側に凸となる部分であり、バックパネル24の左右の端部の上側部分にそれぞれ形成されている。言い換えると、左右の第2接続凸部246は、左右方向に離間して配置されている。後側から見て、第2接続凸部246の裏側に形成される第2凹部246Aは、左右方向外側が開口している。第2接続凸部246は、サイドフレーム21Aの複数箇所に溶接により接続されている(溶接部W2参照)。
補強凸部249は、第1接続凸部245と第2接続凸部246の間に形成されている。補強凸部249は、第1接続凸部245および第2接続凸部246と反対の後側に向けて凸となる凸部であり、左右方向内側から外側に向かうにつれて上に位置するように斜めに延びている。
第3接続凸部247は、ロアフレーム21Cに向けて前側に凸となる部分であり、前後方向から見て円形に形成されている。第3接続凸部247は、バックパネル24の下端部の左右方向における中央部と左右両端部に1つずつ、合計で3つ形成されている。中央部の第3接続凸部247は、第2ビード242の下側に配置され、左右両端部の第3接続凸部247は、第4ビード244の下側に配置されている。第3接続凸部247は、ロアフレーム21Cに溶接により接続されている(溶接部W3参照)。
第4接続凸部248は、サイドフレーム21Aに接続されたサイドブラケット23に向けて前側に凸となる部分であり、バックパネル24の左右の端部の下側部分にそれぞれ形成されている。第4接続凸部248は、第4ビード244の左右方向外側に配置されている。後側から見て、第4接続凸部248の裏側に形成される第4凹部248Aは、左右方向外側が開口しており、底面が略円形に形成されている。第4接続凸部248は、サイドブラケット23に溶接により接続されている(溶接部W4参照)。
図8に示すように、折り返し部250は、バックパネル24の下端部に形成された断面視略J字形状の部分である。折り返し部250は、バックパネル24の下側の縁をロアフレーム21Cの前端に向けるように略J字形状に屈曲させることで形成されている。なお、バックパネル24は、上端部および左右の端部が略L字形状に屈曲しており、上側の縁部および左右の縁部が前に向けて延びている。図6に示すように、折り返し部250には、左右に並ぶ複数の凹部250Aが形成されている。凹部250Aは、略前後に延び、裏側(上側)から見ると凸形状をなしている。このような凹部250Aを有することで、折り返し部250に凹凸形状が形成されるので、折り返し部250の剛性、言い換えると、バックパネル24の下端部の剛性を向上させることができる。
ロック解除機構50は、操作部材としての帯状のストラップ51と、ベース52と、伝達部材としての回動アーム53および2本のケーブル54と、コイルバネ55とを備えて構成されている。
ベース52は、回動アーム53やコイルバネ55を支持する部材であり、板金からなる。ベース52は、一方の第1ビード241の上端部と、上側の第2ビード242の中央部付近に溶接により固定されている(溶接部W6参照)。これにより、ロック解除機構50は、2つの上下に延びるビード241,242の間に架け渡すように設けられている。
回動アーム53は、一端部が軸53Aを中心としてベース52に回動可能に設けられ、他端部にストラップ51の下端が取り付けられている。ストラップ51の上端は、リング状に形成され、シートバックS2の上端から外部に引き出されている(図1参照)。回動アーム53は、コイルバネ55により図6の時計回りに付勢されており、一端部がベース52に形成されたストッパ部52Aに当接した中立位置に配置されている。ケーブル54は、シース54Aに挿通され、一端が回動アーム53に接続され、他端が図示しないロック機構に接続されている。このような構成により、ストラップ51は、回動アーム53およびケーブル54を介して、サイドブラケット23の下端部に配置された移動装置としてのロック機構に連結されている。ケーブル54が挿通されたシース54Aの一端は、ベース52に固定されている。また、ケーブル54およびシース54Aの一部は、バックパネル24に切り起こしにより形成されたケーブル支持部24Aに係合して保持されている。
ロック解除機構50は、ストラップ51を引いて回動アーム53を図6の反時計回りに回動させることで、ケーブル54の一端が引っ張られ、ロック機構によるシートバックS2の回動の規制を解除するように構成されている。ストラップ51から手を離すと、コイルバネ55の付勢力により回動アーム53が中立位置に戻り、ケーブル54の牽引が解除されることで再びロック機構が作用し、シートバックS2の回動が規制されるように構成されている。
ストラップ51の上端部は、バックパイプフレーム21に固定された、規制部材としての規制ワイヤ29により保持されている。図9(a),(b)に示すように、規制ワイヤ29は、棒状の部材、一例として、金属製のワイヤからなり、第1部分29Aと、第2部分29Bと、第3部分29Cと、第4部分29Dと、第5部分29Eとを有している。第1部分29Aは、バックパイプフレーム21に固定される部分であり、左右方向内側から外側に向かうにつれて上に位置するように斜めに延びている。第2部分29Bは、第1部分29Aの上端から前に延びる部分であり、第3部分29Cは、第2部分29Bの前端から左右方向外側に延びる部分である。第2部分29Bは、後ろから前に向かうにつれて上に位置するように斜めに延びている。第4部分29Dは、第3部分29Cの左右方向外側の端から後ろに延びる部分であり、左右方向外側に向けて凸となるように湾曲している。第5部分29Eは、第4部分29Dの後端から左右方向内側に延びる部分である。第5部分29Eは、左右方向内側の端部が第2部分29Bの上を通るように配置され、第2部分29Bよりも左右方向内側まで延びている。
規制ワイヤ29は、第1部分29Aがバックパイプフレーム21を構成するアッパーフレーム21Bの平面部21Dに溶接により固定されている(溶接部W29参照)。規制ワイヤ29は、平面部21Dの左右方向の一端部に配置されている。ストラップ51は、規制ワイヤ29の第2部分29B、第3部分29C、第4部分29Dおよび第5部分29Eにより形成された環状の部分の内側を通るように配置されている。第2部分29B、第3部分29C、第4部分29Dおよび第5部分29Eは、ストラップ51の前後および左右への移動を規制している。特に、第2部分29Bがストラップ51の左右方向内側への移動を規制し、第5部分29Eがストラップ51の後側への移動を規制することで、ストラップ51が溶接部W29などに接触するのを抑制している。
次に、本実施形態に係る車両用シートSの作用効果について説明する。
図4(a)に示す着座状態からロック解除機構50(図2参照)を操作してシートバックS2のロックを解除し、シートバックS2をシートクッションS1に対して前に倒していくと、バックフレームF2が第4軸A4を中心に前側に回動する。これにより、第3軸A3が第4軸A4を中心に前側に回動し、クッションフレームF1が前側に移動していく。また、クッションフレームF1が前側に移動すると、第1軸A1が第2軸A2を中心に前側かつ下側に回動することで、リンク30が第2軸A2を中心に前へ倒れるように回動し、クッションフレームF1が前側かつ下側に移動する。そして、図4(b)に示すように、シートバックS2がシートクッションS1の上に重なると、車両用シートSは、格納状態に切り替わる。
一方、格納状態からシートバックS2をシートクッションS1に対して起こしていくと、バックフレームF2が第4軸A4を中心に上側に回動する。これにより、第3軸A3が第4軸A4を中心に上側に回動し、クッションフレームF1が上側に移動していく。また、クッションフレームF1が上側に移動すると、第1軸A1が第2軸A2を中心に上側かつ後側に回動することで、リンク30が第2軸A2を中心に立ち上がるように回動し、クッションフレームF1が上側かつ後側に移動する。そして、図4(a)に示すように、シートバックS2がシートクッションS1に対して所定の角度で立ち上がると、シートバックS2がそれ以上後ろに倒れないようにロック機構が作用し、車両用シートSは、着座状態に切り替わる。
バックパネル24には、例えば、着座状態のときに人が車両用シートSに座ってシートバックS2にもたれかかったり、格納状態のときに前に倒れたシートバックS2の上に荷物などが置かれたりすると荷重が加わる。また、バックパネル24には、車両が走行しているときに走行中の振動が加わる。本実施形態では、バックパネル24に第1膨出部241A,241Bを有する第1ビード241が設けられているので、第1ビード241によりバックパネル24の剛性を向上させることができるとともに、第1膨出部241A,241Bによりバックパネル24の凸部分の周囲の平らな部分の面積を小さくすることができる。これにより、バックパネル24に荷重や振動が加わった際のバックパネル24の撓みを抑制することができるので、撓みが回復する際に発生する異音を抑制することができる。すなわち、本実施形態によれば、バックパネル24からの異音の発生を抑制することができる。
特に本実施形態では、第1膨出部241A,241Bが第1ビード241の両端部にそれぞれ設けられているので、第1膨出部241A,241Bによりバックパネル24の凸部分(第1ビード241)の周囲の平らな部分の面積をより小さくすることができる。これにより、バックパネル24の撓みをより抑制することができるので、バックパネル24からの異音の発生をより抑制することができる。
また、バックパネル24に第2ビード242や、第2膨出部243Aを有する第3ビード243、略L字形状の第4ビード244が設けられているので、ビード242〜244によりバックパネル24の剛性をより一層向上させることができるとともに、第2膨出部243Aによりバックパネル24の凸部分(第1ビード241)の周囲の平らな部分の面積をより一層小さくすることができる。これにより、バックパネル24の撓みをより一層抑制することができるので、バックパネル24からの異音の発生をより一層抑制することができる。
また、バックパネル24に接続凸部245〜248が設けられているので、接続凸部245〜248によりバックパネル24の剛性をより向上させることができるとともに、バックパネル24の凸部分(ビード241〜244)の周囲の平らな部分の面積をより小さくすることができ、バックパネル24の撓みをより抑制することができる。また、接続凸部245〜248がバックパイプフレーム21(サイドフレーム21A、アッパーフレーム21Bまたはロアフレーム21C)やサイドブラケット23に接続されていることで、接続されていない場合と比較して、バックパネル24の撓み(変形)をさらに抑制することができる。これにより、バックパネル24からの異音の発生をより抑制することができる。
また、バックパネル24の、第1接続凸部245と第2接続凸部246の間に補強凸部249が形成されているので、補強凸部249によりバックパネル24の剛性をより一層向上させることができる。これにより、バックパネル24の撓みをより一層抑制することができるので、バックパネル24からの異音の発生をより一層抑制することができる。
また、左右のサイドフレーム21A、アッパーフレーム21Bおよびロアフレーム21Cが単一のパイプからなり、特にアッパーフレーム21Bに左右方向の一端から他端まで延びる平面部21Dが形成されているので、単一のパイプからなるフレーム、すなわち、バックパイプフレーム21の剛性を向上させることができる。これにより、剛性が向上したバックパイプフレーム21に接続されるバックパネル24の撓みをより抑制することができるので、バックパネル24からの異音の発生をより抑制することができる。また、アッパーフレームが円形断面である場合と比較して、アッパーフレーム21Bを前後に薄くできるので、サポートブラケット25や規制ワイヤ29が取り付けられる、バックフレームF2のアッパーフレーム21B付近をコンパクトな構成とすることができる。
以上、発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、バックパネル24(板状フレーム)に設けられた第1ビード241の第1膨出部241A,241Bが左右方向内側に膨出していたが、これに限定されず、例えば、左右方向外側に膨出していてもよい。また、各第1ビードは、第1膨出部を1つだけ有する構成であってもよいし、3つ以上有する構成であってもよい。また、第1膨出部を複数有する場合、一部が左右方向内側に膨出し、残りの一部が左右方向外側に膨出する構成であってもよい。第3ビードの第2膨出部についても同様である。
また、前記実施形態では、バックパネル24に第2ビード242が2つ設けられていたが、これに限定されず、3つ以上設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、第4ビード244が第3ビード243の下側(直交方向における一方側)に設けられていたが、これに限定されない。例えば、第4ビードは、第3ビードの上側(直交方向における他方側)に設けられていてもよい。また、第4ビードは、第3ビードの直交方向における一方側および他方側の両方に設けられていてもよい。また、前記実施形態では、第4ビード244の第2延在部244Bが第1延在部244Aの端部から左右方向外側に延びていたが、これに限定されず、例えば、第1延在部の端部から左右方向内側に延びていてもよい。
また、前記実施形態では、ビード241〜244が前側(着座者側)に向けて凸となる形状であったが、これに限定されず、後側(着座者側と反対側)に向けて凸となる形状であってもよい。
また、前記実施形態では、バックパネル24の、第1接続凸部245と第2接続凸部246の間に補強凸部249が形成されていたが、これに限定されない。例えば、バックパネルは、補強凸部を備えずに、前記実施形態の第1接続凸部245と左右の第2接続凸部246とがつながったような、前後方向から見て略U字形状をなす接続凸部を有する構成であってもよい。
また、前記実施形態では、バックフレームF2のアッパーフレーム21Bに形成された平面部21Dが前側(着座者側)を向いていたが、これに限定されず、後側(着座者側と反対側)を向いていてもよい。
また、前記実施形態では、アッパーフレーム21Bが左右方向の一端から他端まで延びる平面部21Dを有していたが、これに限定されない。例えば、平面部は、アッパーフレームの一部だけに設けられていてもよい。また、アッパーフレームは、平面部を備えず、サイドフレームやロアフレームと同様に円形断面を有する構成であってもよい。また、サイドフレームやロアフレームが平面部を有していてもよい。
また、前記実施形態では、左右のサイドフレーム21A、アッパーフレーム21B(第1連結フレーム)およびロアフレーム21C(第2連結フレーム)が単一のパイプからなる構成であったが、これに限定されない。例えば、左右のサイドフレームおよび第1連結フレームが単一のパイプからなり、第2連結フレームが左右のサイドフレームの端部に溶接などにより接続されていてもよい。また、左右のサイドフレーム、第1連結フレームおよび第2連結フレームがそれぞれ別部品からなり、溶接などにより接続されていてもよい。また、左右のサイドフレーム、第1連結フレームおよび第2連結フレームは、パイプからなるフレームに限定されず、例えば、板金などからなるフレームであってもよい。
また、前記実施形態では、バックパイプフレーム21とバックパネル24が溶接により接続されていたが、これに限定されず、例えば、ボルトとナットの締結などにより接続されていてもよい。他の接続部分についても同様である。
また、前記実施形態では、操作部材として帯状の部材(ストラップ51)を例示したが、これに限定されず、例えば、ワイヤ状の部材やロッド状の部材などであってもよい。また、前記実施形態では、伝達部材として回動アーム53とケーブル54を例示したが、これに限定されず、例えば、ケーブルだけから構成されていてもよい。また、伝達部材は、ロッド状の部材などであってもよい。また、操作部材によりロック機構を直接操作可能であれば、伝達部材を備えない構成であってもよい。また、前記実施形態では、移動装置としてロック機構を例示したが、これに限定されず、操作部材により直接または伝達部材を介して操作可能な装置(機構)であればよい。
また、前記実施形態では、本発明をシートバックS2に適用した例について説明したが、これに限定されず、シートクッションS1に適用してもよい。なお、本発明をシートクッションS1に適用する場合、上側が「着座者側」に相当し、下側が「着座者側と反対側」に相当する。
また、前記実施形態では、乗物用シートとして自動車に搭載される車両用シートSを例示したが、これに限定されず、自動車以外の乗物、例えば、鉄道車両や船舶、航空機などに搭載されるシートであってもよい。
また、前記した実施形態および変形例で説明した各要素は、適宜組み合わせて実施することが可能である。
21A サイドフレーム
21B アッパーフレーム
21C ロアフレーム
21D 平面部
24 バックパネル
241 第1ビード
241A,241B 第1膨出部
242 第2ビード
243 第3ビード
243A 第2膨出部
244 第4ビード
244A 第1延在部
244B 第2延在部
245 第1接続凸部
246 第2接続凸部
247 第3接続凸部
249 補強凸部
S 車両用シート

Claims (10)

  1. 左右方向に離間して配置された左右のサイドフレームと、
    前記左右のサイドフレームの一端部同士を連結する第1連結フレームと、
    着座者側から見て前記左右のサイドフレームおよび前記第1連結フレームと重なって配置された板状フレームと、を備え、
    前記板状フレームは、左右方向に離間して配置され、着座者側または着座者側と反対側に向けて凸となり、左右方向に直交する直交方向に延びる左右の第1ビードを有し、
    前記左右の第1ビードは、着座者側から見て左右方向に膨出する第1膨出部をそれぞれ有することを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記第1膨出部は、前記第1ビードの両端部にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記板状フレームは、前記左右の第1ビードの間で前記直交方向に並んで配置され、前記第1ビードと同じ側に向けて凸となり、前記直交方向に延びる複数の第2ビードを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗物用シート。
  4. 前記板状フレームは、前記左右の第1ビードの左右方向両側にそれぞれ設けられた、前記第1ビードと同じ側に向けて凸となり、前記直交方向に延びる第3ビードを有し、
    前記第3ビードは、着座者側から見て左右方向に膨出する第2膨出部をそれぞれ有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  5. 前記板状フレームは、前記左右の第1ビードの左右方向両側、かつ、前記第3ビードの前記直交方向における一方側および他方側の少なくとも一方にそれぞれ設けられた、前記第1ビードと同じ側に向けて凸となる第4ビードを有し、
    前記第4ビードは、前記直交方向に延びる第1延在部と、前記第1延在部の前記第3ビードから遠い端部から左右方向に延びる第2延在部とを有することを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。
  6. 前記板状フレームは、前記第1連結フレームに向けて凸となり、前記第1連結フレームに接続される第1接続凸部を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  7. 前記板状フレームは、左右方向に離間して配置され、前記サイドフレームに向けて凸となり、前記サイドフレームに接続される左右の第2接続凸部を有することを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。
  8. 前記板状フレームは、前記第1接続凸部と前記第2接続凸部の間に形成され、前記第1接続凸部および前記第2接続凸部と反対側に向けて凸となる補強凸部を有することを特徴とする請求項7に記載の乗物用シート。
  9. 前記左右のサイドフレームの他端部同士を連結する第2連結フレームを備え、
    前記板状フレームは、前記第2連結フレームに向けて凸となり、前記第2連結フレームに接続される複数の第3接続凸部を有することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  10. 前記左右のサイドフレームおよび前記第1連結フレームは、単一のパイプからなり、前記サイドフレームが、円形断面を有し、前記第1連結フレームが、着座者側または着座者側と反対側を向いて、左右方向の一端から他端まで延びる平面部を有することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか1項に記載の乗物用シート。
JP2018079239A 2018-04-17 2018-04-17 乗物用シート Active JP7174222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018079239A JP7174222B2 (ja) 2018-04-17 2018-04-17 乗物用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018079239A JP7174222B2 (ja) 2018-04-17 2018-04-17 乗物用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019182368A true JP2019182368A (ja) 2019-10-24
JP7174222B2 JP7174222B2 (ja) 2022-11-17

Family

ID=68339191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018079239A Active JP7174222B2 (ja) 2018-04-17 2018-04-17 乗物用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7174222B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7506050B2 (ja) 2021-12-24 2024-06-25 株式会社神戸製鋼所 シートフレーム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001061593A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Toyota Autom Loom Works Ltd シートバックのフレーム構造
JP2012106633A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Nhk Spring Co Ltd チルトダウンシート及びその車両取付構造
JP2017190065A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
JP2017226376A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
JP2018016274A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001061593A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Toyota Autom Loom Works Ltd シートバックのフレーム構造
JP2012106633A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Nhk Spring Co Ltd チルトダウンシート及びその車両取付構造
JP2017190065A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
JP2017226376A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
JP2018016274A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7506050B2 (ja) 2021-12-24 2024-06-25 株式会社神戸製鋼所 シートフレーム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7174222B2 (ja) 2022-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2014077346A1 (ja) 乗物用シート
US20190054845A1 (en) Vehicle seat
JP2019182368A (ja) 乗物用シート
WO2020105329A1 (ja) シート
JP2023060071A (ja) シートクッションフレーム構造
JP7313798B2 (ja) 乗物用シート
JP6054713B2 (ja) 乗物用シート
JP2011255860A (ja) 自動車のシートバックの支持構造
JP6627931B2 (ja) 乗物用シート
JP7085134B2 (ja) 乗物用シート
JP7089164B2 (ja) 乗物用シート
JP6200036B2 (ja) 乗物用シート
JP7410436B2 (ja) 乗物用シート
JP7386207B2 (ja) 乗物用シート
JP6990621B2 (ja) 乗物用シート
JP6634120B2 (ja) シートクッションフレームの補強構造
JP6962122B2 (ja) 乗物用シートバック
JP2013193568A (ja) 乗物用シート
JP6412228B2 (ja) 乗物用シート
JP7077041B2 (ja) 乗物用シート
JP6624262B2 (ja) 乗物用シート
JP6366672B2 (ja) 乗物用シート
JP2023060140A (ja) 乗物用シート
JP2010132121A (ja) 乗り物用シート構造
JP2017030479A (ja) 車両用シートの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7174222

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150