JP2019181786A - ゴムシートの製造装置および製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
多数本の引き出したコードを溝付きロールおよび溝付きプレスロール上で整列させて、カレンダーロール部に送り込んで、両面にゴム被覆を行うことにより、コード入りゴムシートを製造するゴムシートの製造装置であって、
前記溝付きロールが、複数種類の前記コードの各々に対応して複数配置されており、
前記溝付きプレスロールが、前記溝付きロールの各々によって整列された複数種類の前記コードを組み合わせて整列させて前記カレンダーロール部に送り込むように、複数の前記溝付きロールと前記カレンダーロール部との間に配置されていることを特徴とするゴムシートの製造装置である。
前記溝付きプレスロールの外周面において、複数の前記溝付きロールに設けられた溝に対応する位置に、前記各々のコードを組み合わせて整列させる溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のゴムシートの製造装置である。
複数の前記溝付きロールの溝、および前記溝付きプレスロールの溝が、各々のロールの外周面上に、軸方向に等間隔に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のゴムシートの製造装置である。
複数の前記溝付きロールの各々に設けられた溝が、各溝付きロール間において、相互に軸方向にずらして設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のゴムシートの製造装置である。
前記溝付きプレスロールが、複数の前記溝付きロールにおける各コード整列部よりも下方の位置において、前記コードを整列するように配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のゴムシートの製造装置である。
複数の前記溝付きロールが、2種類のコードの各々を配列させる2本の溝付きロールであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のゴムシートの製造装置である。
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のゴムシートの製造装置を用いてコード入りゴムシートを製造するゴムシートの製造方法であって、
複数の前記溝付きロールの各々に、異なる種類のコードを配列し、
配列した各種類のコードを、前記溝付きプレスロールに送り出して、組み合わせて整列させた後、前記カレンダーロール部に送り込み、
前記カレンダーロール部において、整列された前記コードの両面にゴムを被覆して、コード入りゴムシートを製造することを特徴とするゴムシートの製造方法である。
本発明は、複数種類のコードの各々に対応して溝付きロールを複数設置しているところにポイントがあり、複数種類のコードの各々を溝付きロール毎に配列させた後、それらを組み合わせて溝付きプレスロールに送り込むことにより、複数種類のコードを絡み合うことなく整然と配列させることができるゴムシートの製造装置であり、所望する単位面積当たりの強度に調整されたコード入りゴムシートの製造を作業性を低下させることなく容易に行うことができる。
(1)ゴムシートの製造装置の概略構成
図1は、本実施の形態に係るゴムシートの製造装置の主要な構成を模式的に示す側面図である。そして、図2は、図1に示したゴムシートの製造装置におけるスチールコードの配列を模式的に示す平面図である。なお、図1および図2においては、2種類のコードの各々を整列させる2本の溝付きロールと、溝付きプレスロールとを備えたゴムシート装置を例に挙げて説明するが、コードの種類がさらに多い場合は、コードの種類に合わせた溝付きロールを設けることにより、同様に考えることができる。また、コードとして、スチールコードを用いているが、コードはテキスタイルコードなどであっても同様に考えることができる。
以下、本実施の形態に係るゴムシートの製造装置の具体的な構成について説明する。
先ず、本実施の形態における特徴部である溝付きロールについて、溝付きプレスロールとの関係を交えながら説明する。
次に、カレンダーロール部について説明するが、カレンダーロール部は、基本的に従来と同様の構成となっている。
本実施の形態において、コード入りゴムシートは、上記のような構成となっているゴムシートの製造装置を用いて製造することができる。
本実施の形態のゴムシートの製造装置と従来のゴムシートの製造装置を使用し、2種類のスチールコードが交互に配列するように整列させた後、ゴム被覆を行いコード入りゴムシートを製造し評価した(実施例および比較例)。
評価は上記2台のゴムシートの製造装置を製造ライン上で3時間作動させ、2種類のスチールコードを整列させるなど製造前の平均作業時間(コード整列作業時間)、および製造中のトラブルの発生の有無とその内容を評価することにより行った。
14 第2の溝付きロール
16、52 溝付きプレスロール
20、60 カレンダーロール部
22 第1の圧延用ロール
24 第2の圧延用ロール
26 第3の圧延用ロール
28 第4の圧延用ロール
30 第1のスチールコード
32 第2のスチールコード
36、72 ゴムシート
51 溝付きロール
70 スチールコード
G ゴム
S1、S2 原料シート
Claims (7)
- 多数本の引き出したコードを溝付きロールおよび溝付きプレスロール上で整列させて、カレンダーロール部に送り込んで、両面にゴム被覆を行うことにより、コード入りゴムシートを製造するゴムシートの製造装置であって、
前記溝付きロールが、複数種類の前記コードの各々に対応して複数配置されており、
前記溝付きプレスロールが、前記溝付きロールの各々によって整列された複数種類の前記コードを組み合わせて整列させて前記カレンダーロール部に送り込むように、複数の前記溝付きロールと前記カレンダーロール部との間に配置されていることを特徴とするゴムシートの製造装置。 - 前記溝付きプレスロールの外周面において、複数の前記溝付きロールに設けられた溝に対応する位置に、前記各々のコードを組み合わせて整列させる溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のゴムシートの製造装置。
- 複数の前記溝付きロールの溝、および前記溝付きプレスロールの溝が、各々のロールの外周面上に、軸方向に等間隔に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のゴムシートの製造装置。
- 複数の前記溝付きロールの各々に設けられた溝が、各溝付きロール間において、相互に軸方向にずらして設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のゴムシートの製造装置。
- 前記溝付きプレスロールが、複数の前記溝付きロールにおける各コード整列部よりも下方の位置において、前記コードを整列するように配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のゴムシートの製造装置。
- 複数の前記溝付きロールが、2種類のコードの各々を配列させる2本の溝付きロールであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のゴムシートの製造装置。
- 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のゴムシートの製造装置を用いてコード入りゴムシートを製造するゴムシートの製造方法であって、
複数の前記溝付きロールの各々に、異なる種類のコードを配列し、
配列した各種類のコードを、前記溝付きプレスロールに送り出して、組み合わせて整列させた後、前記カレンダーロール部に送り込み、
前記カレンダーロール部において、整列された前記コードの両面にゴムを被覆して、コード入りゴムシートを製造することを特徴とするゴムシートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018074833A JP2019181786A (ja) | 2018-04-09 | 2018-04-09 | ゴムシートの製造装置および製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018074833A JP2019181786A (ja) | 2018-04-09 | 2018-04-09 | ゴムシートの製造装置および製造方法 |
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JP2019181786A true JP2019181786A (ja) | 2019-10-24 |
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ID=68338194
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JP2018074833A Pending JP2019181786A (ja) | 2018-04-09 | 2018-04-09 | ゴムシートの製造装置および製造方法 |
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JP (1) | JP2019181786A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06155631A (ja) * | 1992-01-23 | 1994-06-03 | Bridgestone Corp | コード補強エラストマー条片を形成するための方法と装置 |
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2018
- 2018-04-09 JP JP2018074833A patent/JP2019181786A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH06155631A (ja) * | 1992-01-23 | 1994-06-03 | Bridgestone Corp | コード補強エラストマー条片を形成するための方法と装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211101 |
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