JP2019180389A - 林業用樹木間移動機械 - Google Patents

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岩堀 富久生
Fukuo Iwabori
富久生 岩堀
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Abstract

【課題】 本発明の樹木間を移動可能とする機械が開発出来れば、それに付随して、枝払い機、草刈り機、液散布などが新たに開発されると思慮される。又、山林内を簡便に移動できることは、人口の老齢化が進み足腰の弱くなりつつある山林従事者にとって、救いの神となる。【解決手段】 植林後十年以上経過した樹木を足場にし、チェーンが内蔵された伸縮ポールの先端に固定鋏で仮設の樹木間を把持させ、然る後に重量物移動可能とすべく配慮した。【選択図】図1

Description

発明詳細の説明
我が国の山林の70%は急峻な傾斜地である為、重機の使用は林道が整備された地域のみに限られている。従って山林の90%以上は徒歩で山林の山々を駆け巡るしか方法がなかった。急峻な傾斜地であっても手軽に山岳地を移動し得ることが出来る、樹木間林業用作業機械に属する。
従来、林業用の作業を行う機械としてはキャタピラを移動手段とした大掛りりな重機が知られている。然しながら我が国の山林の70%は急峻な傾地で有る為、重機の使用は、林道が整備された 地域のみに限られていた。
従って、現在に於いても、重機を搬入できる平坦な林野以外の場所で間伐、枝払い、下草刈りなどの作業はすべて人力に依存しており、道具も、21世紀に至った現在でも、江戸時代に工夫された斧、鉞、鋸、鎌、その他樹木が高所作業の為の、梯子ぐらいが主要な道具であるというのが実態である。その様に遅れている理由は、上記の如く我が国の森林の殆どが、急勾配の傾斜地あり、他の木材生産国のように動力を利用した産業機械を導入することが簡単ではないことにある。産業機械を導入するためには、産業機械が作業現場に到達出来る為の道路を建設する必要がある。
本発明は、90%が急峻な山林内であることことを考慮し、急峻な山々を自由に上り下りが可能とする樹木間移動装置である。
発明が解決しようとする課題
本発明は、上記の問題点を解決する為になされたものであり、その目的とするところは山林の荒廃を防ぐ為に、林業などが整備されていない地域や、急な傾斜地でも間伐、枝払い、下草刈りなどの作業を可能とし、樹木間を自力で移動し得る様にすることにより作業効率を大幅に向上させることが可能な林業用作業用機械を提供することにある。
課題を解決するための手段
植林後十年以上を経過した樹木は、根元部分の引っ張り強度が百キロ以上あることが研究データーから確認された。そこで、軽量化と安全を重視し樹木間を移動する機械を開発することにした。
発明の実施の課題
機械の開発にあたり、十年以上経過した樹木の引っ張り強度が百キロ以上あるという事実から、樹木間を移動し得ることが出来ると考えた。
樹木から樹木へ急峻な傾斜地であっても自由に移動可能である。
キャタピラとか一般タイヤ類のみを考慮をした場合、急峻な傾斜地の場合には特に堆積した落ち葉や枝葉などが40センチ〜50センチも積もっていて、キャタピラやタイヤ等を使った移動ではスムーズに移動できない。
発明の効果
本発明は、すでに植林され山林、特に杉林、ひのき林などでの山林で十年以上経過した樹木を足場として利用することを基本として開発されたものである。時代に遅れた林業の業界を、日本国独自の方法で救済すべく考えられたものであり樹木間の移動が簡便に行えることが、可能であれば林業に関連した以下のことなどが可能となる。
枝払い作業、間伐作業、草刈り作業、液散布、製材、山林なの木材移動 集積、従って林業の根本は、樹木間移動装置の開発に期待するところが大きい。
樹木間移動装置、全体の正面図 樹木間移動装置、全体の平面図 樹木間移動装置の樹木把持部分 樹木間移動装置のポール内に設けられているチェーンの拡大図 樹木間移動装置の全体の正面図 仕事を開始する時など、最初は一方の仮設用把持装置と重量物把持装置を手動でセットする。一人の人物によってセットしている場面を表している。 目標とする樹木を定め、仮設用把持装置がセットされている。重量物用の把持装置は、元の位置で待機している。 樹木Bに仮説用の案内ワイヤーを伝って重量物用の把持装置が樹木Bにセットされた状態を示す。 重量物把持セットの下側に新たな把持装置をセットし、人物はこの新たな把持装置に移動する。次に、樹木Aの重量物把持を解除し、仮設ワイヤーを使って樹木Bに集結、次に樹木Aの仮設用把持を解除し、樹木Bに最小のポールの長さまで縮小する。 人物は、移動装置の下側にセットした樹木把持装置に移動し、移動装置をフリーとさせた後、新規目標物の樹木Cに樹木間移動装置の仮設ポールを差し向ける。
図1中
1 樹木摺動半円弧左
2 樹木摺動半円弧右
3 重量物樹木把持装置の本体右部
4 重量物樹木把持装置」の本体左部
5 ジョイント
6 ポール
7 ポール
8 ポール
9 ポール
10重量物樹木把持装置の本体右部
11重量物樹木把持装置の本体左部
12摺動半円弧左
13摺動半円弧右
図2中
14仮設用樹木把持装置
15重量物樹木把持装置の側面図
16仮設用樹木把持装置本体部分
17ジョイント部分
18ジョイント部分
19案内ワイヤー巻き取り器
20クリップ
21ポール
22ポール
23案内ワイヤー仮設用と重量太ワイヤー
24ポール
25ポール
26クリップ
27ジョイント
28案内ワイヤー巻き取り器
29重量ワイヤー巻き取り器
30重量物樹木把持装置
31仮設用樹木把持装置本体部分
32仮設用樹木把持装置
図3中
33摺動半円弧右
34摺動半円弧左
35摺動半円弧の底部左
36摺動半円弧の右
37チェーンボックスの壁左
38摺動半円弧移動用チェーン左
39チェーンボックス壁右
40チェーンボックスの壁左
41摺動半円弧の移動用チェーン右
42チェーンボックスの壁右
43ジョイント
図4中
44チェーンの拡大図
図5中
45摺動半円弧左
46摺動半円弧右
47重量物樹木把持装置の本体
48ジョイント
53重量物樹木把持装置の本体
54摺動半円弧左
55摺動半円弧右
図6中
56樹木
57最初に移動装置の取り付けは手動
58人物
図7中
59樹木仮にAとす
60樹木仮にBとす
61仮設用樹木把持装置
62クリップ
63重量ワイヤー巻き取り器
図8中
64樹木仮にBとす
65仮設用樹木把持装置
66重量物樹木把持装置のロップ
67重量物樹木把持装置の本体
68重量物樹木把持装置のロップ端
69樹木A
70伸縮ポール
71重量物樹木把持装置の本体
72仮設用樹木固定鋏
73重量物把持のロップ
74重量物把持のロップの端
75急峻の山
図9中
76仮設用樹木固定鋏
77縮小後のポールと樹木把持
78仮設用樹木固定鋏
79重量物樹木把持装置の移送後
80重量物樹木把持装置の本体
81新たな重量物樹木把持装置
82新たな重量物樹木把持装置の本体部分
83新たな重量物樹木把持装置の余剰ロップ
図10中
84仮設用樹木固定鋏
85伸縮ポール
86案内ワイヤー巻き取り器
87仮設用樹木固定鋏
88重量物樹木把持装置、フリー状態
89新たな重量物樹木把持装置の、固定状態

Claims (1)

  1. 下記[a]項ないし[g]項に記載の構成要素を備えた樹木間移動機械本体と下記[h]項に記載の遠隔操作ユニットとから構成されることを特徴とする、樹木間を移動し得る林業作業機械。
    〔a〕複数の中空ポールをX軸方向にスライド自在に挿入された入れ子式の一対の伸縮ポールと、
    〔b〕複数の中空ポールが、伸縮自在の移動を可能とする為にチェーンが各ポ―ルの内部に設けられ、一方の把持装置の先端部分にはチェーンの巻き取り装置が装備されており、巻き取り装置が右回転をすれば伸びる左回をすれば収縮するようになっている。
    〔c〕中空のポールの各内部にはポール毎にチェーンが直線的にのみ移動できる様所定のガイドが装備されている。
    〔d〕ポールの両先端の仮説用樹木把持装置には、ポールが樹木に突き当たると同時に把持装置が作動し、樹木を挟み固定する構造となっている。
    但し仕事初めとか最初にスタートするときは、移動装置の一方の先端部分について、手動でセットできる構造となっている。
    〔e〕案内のワイヤーの一方の先端には、仮設用樹木把持装置が固定されており、他の一方の仮設把持装置には巻き取り装置が固定されている。
    案内ワイヤーの両端には重量物用の樹木把持装置を移動させる目的の伸縮自在の巻き取り装置が両先端に装備されている。
    縮自在の移送用ワイヤーをつかみ込み、案内ワイヤー上を重量物用の樹木把持装置が重量物ワイヤーを引き込みながら、樹木に向かい重量物用樹木把持が作動する。
    「f〕重量物用把持装置の両先端には、重量用のワイヤー巻き取り装置がある。案内用のワイヤー上をクリップを介して、待機していた重量物用把持装置を重量用ワイヤーと共々が引っ張り目指す樹木に把持する。
    〔g〕本体固定部分と半円弧摺動部分とがあり、摺動部分が樹木を包囲し、強靭なロップが樹木を完全に包囲してしまうと、左方側の巻き取り装置が働き樹木が完全に固定される。と同時にロップストッパーが作動し一連の作業が終了する。
    〔h〕作業員の手元で操作され、上記制御装置へ操作信号を送り出すと遠各操作ユニットとから構成されることを特徴とする、樹木間を移動し得る林業用作業機械によって達成される。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111492767A (zh) * 2020-05-15 2020-08-07 河北农业大学 一种用于造林施工的定点打点放线车
CN111528196A (zh) * 2020-05-27 2020-08-14 赵素玲 一种智慧林业病虫回收装置

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