JP2019180117A - グロメット及びグロメット付ワイヤーハーネス - Google Patents
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またこの発明は、上述のグロメットと、前記グロメットに挿通されたワイヤーハーネスとで構成されたことを特徴とするグロメット付ワイヤーハーネスであることを特徴とする。
上述の前記取付部における端部側から異なる端部側にわたってとは、前記挿通方向と交差するあらゆる方向をさし、例えば前記取付部が小判型である場合において、長軸又は短軸に沿う場合、長軸及び短軸と交差する方向に沿う場合も含む。
前記小判形は、角丸長方形状や楕円形状、非対称な略楕円形状を含む。
詳述すると、前記湾曲連結部における湾曲方向内側の前記湾曲連結部が前記取付部と近接しているため、前記取付部に前記連結部側への外力、すなわち前記取付部が捲れる方向への外力が作用したとしても、前記取付部が前記連結部側に捲れ難いが、前記取付部における湾曲方向外側は、前記取付部の前記連結部側には空間が広がっているため、前記取付部に前記外力が作用した場合に前記取付部の湾曲方向外側が捲れやすい。
この発明により、前記リブ平面部が設けられた前記リブに作用する外力を前記短軸方向の両側に均等に分散できるため、前記取付部が捲れることをより確実に防止できる。
この発明により、前記テープ固定部が延出する延出方向に前記テープ固定部に固定されたワイヤーハーネスを引っ張って、前記貫通孔に前記グロメットを挿通させた場合などであっても、前記テープ固定部を引っ張る引張力により、前記取付部が捲れることを防止できる。
前記補強部は、前記湾曲方向に沿って単数又は複数設けてもよい。また、前記補強部は、前記リブに対して湾曲方向外側、湾曲方向内側、あるいはその両方に設けてもよい。
また取り付け状態においても、前記連結部の変形が防止されるため、前記貫通孔に取付けた前記取付部が捲れることを防止できる。
この発明により、前記取付部における前記リブの先端側の板厚を厚くすることを防止できるため、容易に前記グロメットを前記貫通孔に挿通できるとともに、前記グロメットの軽量化を図ることができる。
図1はグロメット付ワイヤーハーネス1の概略斜視図を示し、図2はグロメット10の概略側面図を示し、図3はグロメット10の概略平面図を示し、図4はグロメット10におけるボディ側取付部15の概略正面図を示し、図5は図2におけるA−A断面図を示し、図6は図4におけるB−B断面図を示す。
図7はグロメット10におけるボディ側取付部15の捲れ防止を説明する説明図を示す。具体的には、図7(a)はボディ側取付部15に外力Fが作用した場合におけるグロメット10の正面図を示し、図7(b)は引張力Iをテープ固定部40に作用させた状態のボディ側取付部15の正面図を示す。
なお、この軸および方向は、図2乃至図8においても同様とする。
なお、ボディ側取付部15の上面は補強部50の先端と連結している。
このように構成されたリブ30は、ボディ側取付部15と一体構成されている。
なお、固定部本体41の−L方向側の端面はワイヤーハーネス100に合わせて+L方向側に窪んだ円弧形状で形成されている。
ボディ側取付部15の幅方向Wの両端部がドア側貫通孔と干渉した場合、図7(a)に示すように、ボディ側取付部15の両端部分には+H方向への外力Fが作用することとなる。
連結部13に対してワイヤーハーネス100が挿通する挿津方向(上下方向H)におけるボディ側取付部15側、すなわち、リブ30の+H方向に、平面状のリブ上面31が設けられ、連結部13の湾曲方向外側がリブ上面31と連結され、リブ30を介してボディ側取付部15と連結されたことにより、例えばグロメット10をドア側貫通孔に挿通させるために、ボディ側取付部15に対して外力Fを作用させた場合であっても、外力Fをリブ上面31に分散させることができ、ボディ側取付部15が捲れることを確実に防止できる。
電線は、ワイヤーハーネス100に対応し、同様に、
取付部は、ボディ側取付部15に対応し、
湾曲連結部は、連結部13に対応し、
リブ平面部は、リブ上面31に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
以下、異なるリブ30aを備えたグロメット10aについて詳述する。なお、グロメット10aのうち、グロメット10と同じ構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。
リブ側面32aは、正面視で等脚台形状に形成するように、ボディ側取付部15の両端部に向けて傾斜するように配置されるとともに、下方側に向かうにつれて+L側に広がった形状をしている。
なお、リブ側面32aは必ずしも正面視で等脚台形形状である必要はないが、リブ30aが受ける力を均等に分散できることから、正面視で等脚台形形状であることが好ましい。
10、10a グロメット
11 グロメット本体
13 連結部
15,15a ボディ側取付部
151 先端平面部
30 リブ
31、31a リブ上面
40 テープ固定部
50 補強部
100 ワイヤーハーネス
Claims (9)
- パネルに形成された貫通孔に挿通される電線に外装され、筒状のグロメット本体と、
前記グロメット本体よりも拡径された取付部と、
前記グロメット本体の一端側に設けられるとともに、前記取付部と前記グロメット本体とを連結させる連結部とで構成され、内部に前記電線を挿通する挿通空間を有するグロメットであって、
前記取付部は、
前記電線の挿通方向と交差し、前記取付部における端部側から異なる端部側との間にわたってリブが立設され、
該リブは、前記取付部と前記連結部の間に配置されるとともに、少なくとも一部が前記連結部と一体構成された
グロメット。 - 前記取付部が、前記グロメット本体の長手方向に沿って長軸を有する小判形に形成されるとともに、
前記連結部が、前記長手方向に対して円弧状に湾曲させた湾曲連結部で構成され、
前記リブが、前記取付部の短軸方向に沿うとともに、前記湾曲連結部の湾曲方向外側に配置された
請求項1に記載のグロメット。 - 前記リブは、
前記挿通方向の前記湾曲連結部側に平面状のリブ平面部が設けられ、
前記湾曲連結部は、湾曲方向外側が前記リブ平面部と連結されるとともに、前記リブを介して前記取付部と連結された
請求項2に記載のグロメット。 - 前記リブ平面部は、
前記取付部における前記短軸方向の中心において、前記湾曲連結部の湾曲方向外側と連結された
請求項3に記載のグロメット。 - 前記リブ平面部は、前記湾曲連結部によって2分された
請求項4に記載のグロメット。 - 前記リブにおける挿通空間側から、横幅方向が前記短軸方向に沿うとともに、縦幅方向が前記挿通空間に沿って延出する板状のテープ固定部が設けられた
請求項2乃至請求項5のうちのいずれかに記載のグロメット。 - 前記湾曲連結部に、
前記リブと所定の間隔を隔てるとともに、前記湾曲連結部の湾曲する湾曲方向に沿った補強部が設けられた
請求項2乃至請求項6のうちのいずれかに記載のグロメット。 - 前記取付部における前記リブの先端側に、平面状の先端平面部が設けられた
請求項1乃至請求項7のうちのいずれかに記載のグロメット。 - 請求項1乃至請求項8のうちのいずれかに記載のグロメットと、
前記グロメットに挿通されたワイヤーハーネスとで構成された
グロメット付ワイヤーハーネス。
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---|---|---|---|---|
JP2009269566A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | グロメット |
JP2011223747A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | グロメット |
JP2015016820A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | 住友電装株式会社 | ドア用グロメット及びグロメット付ワイヤーハーネス |
JP2016054587A (ja) * | 2014-09-03 | 2016-04-14 | 住友電装株式会社 | グロメット |
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