JP2019179795A - 基板の製造方法、基板及びレーダ装置 - Google Patents

基板の製造方法、基板及びレーダ装置 Download PDF

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Takayuki Ishikawa
隆之 石川
真一 陣鎌
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【課題】本発明は、分離スリット同士を連結する前記連結部を切断して形成される被切断面が、基板の外形よりも基板の主面に対する内側に配置される基板の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】複数の基板構成部110が並列配置された分割前基板100を分断し、分断された基板構成部110で基板30を構成する基板30の製造方法であって、分割前基板100に、基板構成部110の外形に沿って、所定の間隔を隔てるとともに、所定の幅である第1幅L1で形成された分離スリット120と、分離スリット120の間に形成された連結部130とを設け、分離スリット120の端部側に、幅が第1幅L1以上の幅である第2幅L2で形成された拡幅部150を設け、第1幅L1以上、第2幅L2以下の外径L3を有するルータカッタ200を拡幅部150に挿入して、連結部130を切断し、分割前基板100から基板構成部110を分断すること【選択図】図7

Description

この発明は、例えば、電子部品同士を電気的に接続する基板の製造方法、前記基板及び前記基板が内蔵されたレーダ装置に関する。
近年、ほとんどの電子機器において、電子部品や電子回路を備えた基板が用いられている。例えば、車両に搭載されているレーダ装置には、高周波や赤外線レーザ光などを送受信するための送受信機器類や受信した反射波を処理するための処理部などの電子部品が搭載された基板が内蔵されている。
このような基板を内蔵したレーダ装置は、高周波や赤外線レーザ光などの照射された出射波が周辺物や障害物に反射した反射波を検知することで、車両と周辺物などとの距離や方向などを検知でき、車両外の周辺物などとの衝突防止や駐車支援することができる。
一般的にこれらの基板は、一枚の分割前基板に所望の外形の基板構成部を複数並列配置するとともに、基板構成部の外形に沿って所定の幅を有する分離スリットを所定の間隔を隔てて設け、各基板構成部に所望の電子回路を形成した後、分離スリット同士の間に形成される連結部をニッパやルータカッタなどの切削具で切断することで製造されている(特許文献1、特許文献2参照)。これにより、一枚の分割前基板から複数の基板を効率よく製造することができる。
しかしながら、連結部を切断するのに用いられる切削具は、分離スリットに挿入することから分離スリットの幅よりも小さな幅を有するため、基板において切断された連結部に対応する被切断部分が基板の主面に対する外側に突出して形成されることとなり、所望の外形である基板構成部よりも基板のサイズが大きくなるといった問題があった。
このため、基板を収容する電子機器類の外装部材を、被切断部が外側に突出して形成された基板の外形に合わせて設計する必要があり、所望の外形である基板構成部に基づいて設計された外装部材よりもサイズが大きくなるといった問題があった。
特開2015−230997号公報 実開H3−46513号公報
この発明は、上述した問題を鑑み、分離スリット同士を連結する前記連結部を切断して形成される被切断面が、基板の外形よりも基板の主面に対する内側に配置される基板の製造方法、基板及び前記基板を内蔵したレーダ装置を提供することを目的とする。
この発明は、複数の基板構成部が並列配置された分断前基板を分断し、分断された前記基板構成部で基板を構成する基板の製造方法であって、前記分断前基板に、前記基板構成部の外形に沿って、所定の間隔を隔てるとともに、所定の幅である第1幅で形成された分離スリットと、所定の間隔を隔てた前記分離スリットの間に形成された連結部とを設け、前記分離スリットの端部側に、前記第1幅以上の幅である第2幅で形成された拡幅部を設け、前記第1幅以上、前記第2幅以下の外径を有する切削具を前記拡幅部に挿入して、前記連結部を切断し、前記分断前基板から前記基板構成部を分断することを特徴とする。
またこの発明は、所定幅を有する分離スリットを介して並列配置された複数の基板構成部を前記分離スリットで分断して構成された基板であって、前記分離スリットによって形成され、外形を形成する外形形成部と、前記外形形成部同士の間に形成され、前記外形形成部より主面に対する内側に凹状となる凹状間隔部とで構成され、該凹状間隔部に、前記外形形成部より前記内側となる被切断部が設けられたことを特徴とする。
前記端部側とは、前記分離スリットの一端又は両端を含む。
また、前記端部側とは、前記分離スリットの端部のみならず、前記分離スリットの端部より中央側に拡幅部が設けられた場合を含む。すなわち、分離スリットの端部が拡幅部よりも外側に配置されている場合を含む。
上述の前記第1幅以上の幅である第2幅で形成された拡幅部とは、前記分離スリットの幅方向の両方側又は一方側にのみ拡幅されることで、前記第2幅が前記第1幅よりも広く形成された拡幅部を含む。
また、前記第2幅は、例えば一定である場合、及び、端部側に向かうにつれて拡幅あるいは狭幅される場合を含む。なお、前記第2幅の長さが変化する場合には、一番短い長さが前記第1幅よりも長くなるように前記拡幅部は構成されている。
この発明により、前記分離スリット同士を連結する前記連結部を切断して形成される被切断面が、基板の外形よりも前記基板の主面に対する内側に配置される基板を製造することができる。
詳述すると、前記分離スリットの端部には、前記第1幅以上の幅である第2幅で形成された前記拡幅部が設けられるため、前記第1幅以上、前記第2幅以下の外径を有する前記切削具を前記拡幅部に挿入して前記連結部を切断できる。これにより、前記切削具で切断された前記連結部に対応する被切断部は、前記基板構成部の外形よりも主面に対する内側に形成されることとなる。
このように前記連結部を前記切削具で切断して製造された基板は、前記連結部に対応する前記被切断部が、前記基板の外形を形成する外形形成部よりも前記内側に窪んで構成される。すなわち、前記被切断部には、前記外形形成部が形成する外形よりも前記基板の主面に対する外側に突出する凸部が形成されない。
これにより、前記基板を外装部材に収容する場合に、前記基板における前記被切断部が前記外装部材に干渉することなく、前記基板を前記外装部材に組み付けることができる。したがって、前記外装部材を前記基板構成部の外形に合わせて設計でき、前記被切断部が前記基板の外形よりも前記外側に突出するように形成される場合に比べて、前記基板及び前記外装部材を縮小化できる。
この発明の態様として、前記拡幅部は、前記分離スリットの幅方向の両側に拡幅されてもよい。
この発明により、前記分離スリットを介して隣接する前記基板構成部で構成された二つの基板の双方において、前記連結部を切断することにより形成される前記被切断部を、前記基板の前記外形形成部よりも前記基板構成部の主面に対する内側に配置することができる。すなわち、基板における前記被切断部が、前記外形形成部よりも前記基板構成部の主面に対する内側に配置される基板を複数枚同時に製造することができ、基板の生産性を向上させることができる。
またこの発明の態様として、前記拡幅部は、前記分離スリットの幅方向における一方側に向けて拡幅され、前記切削具を前記拡幅部における他方側に沿わせて、前記連結部を切断してもよい。
この発明により、前記基板における前記連結部に対応する前記被切断部に凸部が形成されることを防止できるとともに、前記基板を大きくすることができる。
詳述すると、複数配列された基板構成部のうち、一方側に配置されている基板構成部(以下において第一基板構成部とする。)からなる基板では、他方側の側面(すなわち分離スリットの一方側に対応する面)において連結部に対応する被切断面を、基板の外形よりも前記基板構成部の主面に対する内側に配置することができる。このため、前記他方側に対応する被切断面が、前記基板の外形よりも前記外側に突出することを防止できる。
一方で、前記第一基板構成部の他方側に配置された基板構成部(第二基板構成部とする。)からなる基板においては、前記拡幅部の一方側の面(すなわち、分離スリットの他方側に対応する面)における連結部に対応する被切断面が、前記分離スリットの他方側の端面と面一となるように形成することができる。このため、前記一方側に対応する前記被切断面が、前記基板の外形よりも前記外側に突出することを防止できる。
さらにまた、前記第二基板構成部では、前記拡幅部が前記基板構成部の主面に対する内側に拡幅する必要がないため、前記第二基板構成部の外形を広くすることができる。これにより、近年縮小化が進む基板に対して、電子回路を配策するスペースを確保することができる。
またこの発明の態様として、前記拡幅部が、前記分離スリットの両端部側に形成されてもよい。
この発明により、より確実に前記連結部に対応する前記被切断部が前記基板の外形よりも前記基板構成部の主面に対する内側に配置することができる。
またこの発明の態様として、前記基板構成部は、外形よりも主面に対する内側に、前記基板構成部の外形に沿ったグランド設置部が設けられ、前記拡幅部の幅方向における前記基板構成部側の端部が、前記グランド設置部よりも外側に配置されてもよい。
上述の前記基板構成部の内側に、前記基板構成部の外形に沿ったグランド配置部が設けられとは、前記基板構成部の外周全周又は外周の一部分に沿ってグランド配置部が設けられている場合を含む。
この発明により、前記基板構成部の主面に備えられた電子部品や電子回路と、前記連結部に対応する前記被切断面との間に、グランド配線を配置させる前記グランド配置部が設けられるため、前記基板構成部からなる前記基板に備えた前記電子部品や前記電子回路がノイズの影響を受けることを防止できる。
さらにまたこの発明は、上記の基板と、前記基板を組み付ける外装部材とで構成されたレーダ装置であることを特徴とすることにより、前記レーダ装置を縮小化できる。
なお、前記外装部材は、例えば前記基板の全面側を覆うレドームや、電波が漏れることを防止するシールド、ロアカバーを含む。
またこの発明の態様として、上記のレーダ装置において、前記外装部材は、前記基板における前記凹状間隔部と対応する位置に、前記外装部材に対して前記基板を位置規制する規制部が設けられてもよい。
前記規制部は、前記凹状間隔部に対して、嵌合する場合や、係止する場合、緩く嵌合する場合などを含む。
この発明により、前記外装部材に前記基板を組み付けられた状態において、前記外装部材に対して前記基板の位置を規制できる。このため、例えば車両に前記レーダ装置を搭載した場合に、前記基板が振動などにより位置ズレすることを防止でき、精度良く距離などを測定できる。
また、前記基板の外形よりも前記基板構成部の主面に対する内側に凹状となった前記凹状間隔部に、前記位置規制部を嵌合することができるため、前記外装部材のサイズをより縮小化することができる。
この発明により、分離スリット同士を連結する前記連結部を切断して形成される被切断面が、基板の外形よりも基板の主面に対する内側に配置される基板の製造方法、基板及び前記基板を内蔵したレーダ装置を提供することができる。
レーダ装置の概略斜視図。 レーダ装置の概略分解斜視図。 レーダ装置の説明図。 基板の平面図。 分割前基板の平面図。 分割前基板における拡幅部の拡大平面図。 分割前基板の切断方法の説明図。 拡幅部の他の実施形態。
以下、基板30を内蔵するレーダ装置1及び基板30について図1〜図4に基づき説明する。
図1はレーダ装置1の概略斜視図を示し、図2はレーダ装置1の概略分解斜視図を示す。
図3は、レーダ装置1を構成するレドーム10の説明図を示す。詳しくは、図3(a)はレドーム10を底面側から視た概略斜視図を示し、図3(b)は基板30をレドーム10に組み付けた状態における図3(a)のA−A断面図を示す。
なお、図1〜図3において、基板30に対してレドーム10側を上方とし、基板30に対してロアカバー20側を下方とする。
図4は基板30の平面図を示し、詳しくは、図4は基板30の全体平面図及び基板30におけるα部の拡大平面図、より詳しくは基板30の外形を形成する凹状間隔部35を拡大した拡大平面図を示す。
レーダ装置1は、例えば車両の後端側バンパーにおける幅方向の両端などに設置され、表面から送信した高周波電波が他の物体に反射された反射波を受信することにより、他の物体との距離を検知できるレーダ装置であり、図1及び図2に示すように、表面を構成するレドーム10と、レドーム10を組み付けるとともに車両に固定するロアカバー20と、レーダ装置1に内蔵されている基板30とで構成されている。
なお、本実施形態では、レーダ装置1は高周波電波を送受信する構成としているが、この実施形態に限らず、例えば赤外線レーザなどの他の電波を送受信することで他の物体との距離を検知できる構成としてもよい。
レドーム10は、図2及び図3に示すように、中空状に形成されたレドーム本体11と、レドーム本体11の長手方向の一端側から突出しているバスバ収容部12とで構成されている。
レドーム本体11は、図3に示すように、下方側が開口した筐体であり、表面を形成する上面部13と、上面部13の底面から下方に向けて立設する側壁部14とで構成されている。
上面部13は、長手方向の他端側が上方に向けて膨らんだ、平面視で略長方形状の板状体であり、上面部13に長手方向の一端側の板厚が他端側の板厚よりも厚く構成されている(図3(b)参照)。また上面部13の四隅には、ボルト60を挿通させて後述するロアカバー20と固定するためのボルト孔15が設けられている(図2、図3(a)参照)。
側壁部14は、図3に示すように、上面部13の底面から下方に向けて突出した側壁であり、内周形状が後述する基板30の外形よりも一回り小さく形成された内周側壁141と、内周形状が後述する基板30を収容できるように基板30の外形と略同じ形状となるように形成された外周側壁142とで構成されている。
外周側壁142の内周壁には内側に突出する位置規制部16が所定の位置に設けられている。この位置規制部16は、後述する凹部36と緩く嵌合できるように凹部36の形状に合わせて形成されている。
バスバ収容部12は、レドーム本体11の長手方向の一端側における幅方向の中央部分から一端側に向けて突出する断面略長円状に形成された筒状体であり、その内側にはレドーム本体11を構成する上面部13及び側壁部14の一端側を貫通する挿通孔Hが形成されている。
ロアカバー20は、基板30を下方から支えるとともに、外部からの電波などから保護するシールド40と、シールド40を収容するととともにレドーム10と固定するロアカバー本体50とで構成されている。
シールド40は、上面が開口した平面視略直方体状に形成された筐体であり、外形が基板30の外形よりも一回り小さく形成されている。このように構成されたシールド40は、レドーム10に組み付けた基板30を内周側壁141とで挟み込んで基板30を固定できる。
シールド40を収容するロアカバー本体50には、車両に固定するための車両用固定部51が合計3つ設けられている。この車両用固定部51のうちの2つは、ロアカバー本体50の長手方向の一端側における幅方向端部から幅方向に広がるように突出しており、車両用固定部51のうちの残りの1つは、ロアカバー本体50の長手方向の他端側における幅方向中央部分から他端側に突出している。
また、ロアカバー本体50の四隅には、ボルト孔15を挿通するボルト60を螺合可能なボルト締結部52がボルト孔15と対応する位置に設けられている。
基板30は、図4に示すように、様々な電子部品や電子回路が備えられた基板本体31と、基板本体31に備えられた電子部品などと基板30の外部に備えられた電子機器類とを電気的に接続するためのバスバ32とで構成されている。
基板本体31は、例えば高周波電波を送受信する送受信機(図示省略)や受信した反射波などを処理する処理部(図示省略)などの電子部品や電子回路が備えられる略長方形状の板状体であり、外端部の内側にはグランドが配索されたグランド配線部33が周方向に沿って設けられている。
なお、本実施形態において、グランド配線部33は全周に沿って設けられているが、基板本体31に配索する電子回路や備える電子部品に応じて設ける箇所を調整できる。
この基板本体31の外形は、主たる外郭を形成する外形形成部34と、外形形成部34より基板30の主面に対する内側に窪んだ凹状間隔部35とで形成されている。
凹状間隔部35は、図2及び図4に示すように、外形形成部34の端部と一端側端部が連結している凹部36と、凹部36における他方側の端部と連結している被切断部37とで構成されている。
凹部36及び被切断部37について、図4におけるα部の拡大図に基づいて詳述する。
凹部36は、外形形成部34の端部から基板本体31の主面に対する内側に矩形状に窪ませて形成された窪みであり、窪みにおける角部分は角取がされている。
なお、本実施形態において、この凹部36の外形形成部34に対する幅方向の深さD1は、0.5mmとし、グランド配線部33の外周縁は、凹部36の幅方向の端部からの距離D2が0.5mm以上となるように形成されている。
被切断部37は、凹部36の外形形成部34と連結している端部と逆側の端部同士を連結しており、矩形状に形成された凹部36の内側端部よりも外側に突出している。すなわち被切断部37は、外形形成部34よりも内側であるとともに、凹部36よりも外側となるように形成されている。なお、被切断部37の外形形成部34に対する幅方向の深さD3は、0.2mmとしている。
このように構成された被切断部37は、両端に形成された凹部36よりも、長手方向に沿って長く構成されているため、バスバ32の剛性を向上させることができる。これにより、バスバ32が反り返ることを防止できる。
バスバ32は、基板本体31の長手方向の一端側における幅方向の中央部分から、一端側に向けて突出している導電性の金属で構成され、基板本体31に備えられた図示しない電子部品や電子回路と電気的に接続されている。
なお、本実施形態では、バスバ32は6本としているが、この本数は必要に応じて適宜調整できる。
このように構成された基板30は、バスバ32をバスバ収容部12の挿通孔Hを挿通するようにレドーム10に組み付ける。この際、凹部36に位置規制部16を嵌合させることにより、レドーム10に対する基板30の位置ずれを防止できる。
この状態で、内周側壁141とシールド40で基板30を挟み込むように、下方からロアカバー20をレドーム10に組み付け、ボルト孔15及びボルト締結部52にボルト60を螺合することにより、レドーム10及びロアカバー20を固定し、基板30を内蔵したレーダ装置1を組み立てることができる。
このようにレーダ装置1に内蔵される基板30は、一枚の分割前基板100を分割することで製造される。
以下において、基板30を構成する基板構成部110が並列配置された分割前基板100及び分割前基板100からレドーム10を製造する方法について図5〜図7に基づき説明する。
ここで、図5は分割前基板100の一部分の平面図を示し、図6は図5におけるβ部の拡大図、詳しくは分割前基板100の外形を形成する連結部130の拡大平面図を示す。
図7は、分割前基板100をルータカッタ200で切断し、基板構成部110を分離させて基板30を製造する方法の説明図を示す。
分割前基板100は、図5に示すように、平面視において上下左右方向に複数並列配置された基板構成部110と、上下左右方向に並列配置された基板構成部110の間において所定の間隔を隔てて形成された分離スリット120と、分離スリット120同士の間に設けられた連結部130と、基板構成部110の角部分に形成された貫通孔140で構成されている。
基板構成部110は、基板30を構成する略矩形状の板状体であり、基板本体31を構成するベース基板本体111と、バスバ32を取り付けるバスバ取付部112とで構成され、基板構成部110の外端部の内側にはグランド配線を配索するためのグランド設置部113が形成されている。
バスバ取付部112は、ベース基板本体111の幅方向中央部分から長手方向に向けて突出している。
分離スリット120について詳述すると、分離スリット120は、所定の幅(第1幅L1)を有するとともに分割前基板100を貫通する切込みであり、基板構成部110の外形に沿って所定の間隔を隔てて設けられている。また、分離スリット120の端部には拡幅部150が形成されている。なお、本実施形態において、分離スリット120の第1幅L1は1.0mmとする。
また、この分離スリット120の端部に形成された拡幅部150は、分離スリット120の幅方向に対して拡幅するとともに、分離スリット120の長手方向に対して幅の長さと略同じ長さを有する略矩形状の貫通孔であり、角部が角取されている。なお、本実施形態において、この拡幅部150の幅の長さである第2幅L2は2.0mmとする。
また、拡幅部150の幅方向端部と、グランド設置部113の外周縁との距離D4は、0.5mm以上となるように形成されている。
連結部130は、分離スリット120の端部同士の間に形成され、上下左右方向に並列する基板構成部110同士を連結する架橋である。
このように構成された分割前基板100は、複数の基板構成部110が分離スリット120を挟んで上下左右方向に並列配置されており、各110同士は連結部130を介して連結されている。そのため、連結部130を切断することにより、基板構成部110を分割することができる。
詳述すると、図7(a)に示すように、第1幅L1よりも大きく、かつ、第2幅L2よりも小さい外径L3(本実施形態において外径L3は1.5mmとする。)を有するルータカッタ200(切削具)を拡幅部150に挿入し、分離スリット120の長手方向に沿ってルータカッタ200を回転させながら連結部130側に移動させる。
これにより、ルータカッタ200が連結部130を切削することとなり、隣接する拡幅部150同士が連通することとなる(図7(b)参照)。同様に、基板構成部110を連結する他の連結部130を切断することで、基板構成部110から構成される基板30を分割前基板100から分割して製造することができる。
ここで、ルータカッタ200の外径L3は、第1幅L1よりも大きく、かつ、第2幅L2よりも小さいため、連結部130を切削することにより形成された切断部分の幅の長さは外径L3となる。すなわち、連結部130を切削することにより形成される被切断部37は、連結部130を切削することにより分離スリット120によって形成される外形形成部34よりも、基板30の主面に対する内側に形成されることとなる。
このように、複数の基板構成部110が並列配置された分割前基板100を分断し、分断された基板構成部110で基板30を構成する基板30の製造方法であって、分割前基板100に、基板構成部110の外形に沿って、所定の間隔を隔てるとともに、所定の幅である第1幅L1で形成された分離スリット120と、所定の間隔を隔てた分離スリット120の間に形成された連結部130とを設け、分離スリット120の端部側に、幅が第1幅L1以上の幅である第2幅L2で形成された拡幅部150を設け、第1幅L1以上、第2幅L2以下の外径L3を有するルータカッタ200を拡幅部150に挿入して、連結部130を切断し、分割前基板100から基板構成部110を分断することを特徴とすることにより、分離スリット120同士を連結する連結部130を切断して形成された被切断部37が、基板30の外形よりも基板30の主面に対する内側に配置される基板30を製造することができる。
詳述すると、分離スリット120の端部には、第1幅L1以上の幅である第2幅L2で形成された拡幅部150が設けられるため、第1幅L1以上、第2幅L2以下の外径L3を有するルータカッタ200を拡幅部150に挿入することができる。これにより、ルータカッタ200で切断された連結部130に対応する被切断部37は、基板構成部110の外形よりも基板構成部110の主面に対する内側に形成されることとなる。
このように連結部130をルータカッタ200で切断して製造された基板30は、連結部130に対応する被切断部37が、基板30の外形を形成する外形形成部34よりも内側に窪んで構成されることとなる。すなわち、被切断部37には、外形形成部34が形成する外形よりも基板30の主面に対する外側に突出する凸部が形成されない。
これにより、基板30を収容するレドーム10と、基板30における被切断部37とが干渉することなく、基板30をレドーム10に組み付けることができる。したがって、レドーム10を基板構成部110の外形に合わせて設計でき、被切断部37が基板30の外形よりも外側に突出するように形成される場合に比べてレドーム10を縮小化できる。
また、被切断部37が外形形成部34よりも外側に突出していないため、被切断部37を削る工程が必要なく、作業工程を短縮でき、生産性を向上させることができる。
また、拡幅部150は、分離スリット120の幅方向の両側に拡幅されることにより、分離スリット120を介して隣接する基板構成部110で構成された二つの基板30の双方において、連結部130を切断することにより形成される被切断部37を、基板30の外形形成部34よりも基板構成部110における主面に対する内側に配置することができる。すなわち、基板30における被切断部37が、外形形成部34よりも主面に対する内側に配置される基板30を複数枚同時に製造することができ、基板30の生産性を向上させることができる。
また、本実施形態では、第1幅L1、第2幅L2及び外径L3、あるいは深さD1、距離D2などを所定の値としているが、これらの値は本実施形態の値に限定するわけではなく、値や比率を適宜変更することができる。
例えば、外径L3を、第1幅L1の1.2以上とすることで、連結部130をルータカッタ200で切削することで形成される被切断部37を、外形形成部34よりも主面に対する内側に確実に配置させることができる。
すなわち、外径L3の幅が第1幅L1の1.2倍未満において、ルータカッタ200が分離スリット120の幅方向にずれて連結部130を切削することで、被切断部37が外形形成部34よりも外側に突出するおそれがある。
また、外径L3を第2幅L2の0.8倍以下とすることで、ルータカッタ200で拡幅部150を幅方向に過剰に切削することを防止できるため、距離D4を所定の長さ以上に確保することができ、主面に備えた電子部品などがノイズの影響を受けることを確実に防止できる。
さらにまた、拡幅部150が、分離スリット120の両端部に形成されることにより、より確実に連結部130に対応する被切断部37が、基板30の外形よりも基板構成部110における主面に対する内側に配置することができる。
また基板構成部110は、外形よりも主面に対する内側に、基板構成部110の外形に沿ったグランド設置部113が設けられ、拡幅部150の幅方向における基板構成部110側の端部が、グランド設置部113よりも外側に配置されることにより、基板構成部110の主面に配索された電子回路と、連結部130に対応する被切断部37との間にグランド配線を配置することができるため、電子回路がノイズの影響を受けることを防止できる。
さらにまたこの発明は、上記の基板30と、基板30を組み付けるレドーム10とで構成されたレーダ装置1であって、レドーム10は、基板30における凹状間隔部35と対応する位置に、レドーム10に対して基板30を位置規制する位置規制部16が設けられることより、レドーム10に基板30を組み付けられた状態において、レドーム10に対して基板30の位置を規制できる。このため、例えば車両にレーダ装置1を搭載した場合に、基板30が振動などにより位置ズレすることを防止でき、精度良く距離などを測定できる。
さらにまた、基板30の外形よりも基板構成部110における主面に対する内側に凹状となった凹状間隔部35に、位置規制部16を嵌合することができるため、レドーム10をより縮小化することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
外装部材は、レドーム10に対応し、
規制部は、位置規制部16に対応し、
切削具は、ルータカッタ200に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、本実施形態において、拡幅部150は分離スリット120の端部に設けているが、必ずしも端部に設ける必要はなく、例えば図8(a)に示すように、分離スリット120の端部よりも、分離スリット120の中央側に設けてもよい。すなわち、分離スリット120の端部側に拡幅部150を設け、ルータカッタ200を拡幅部150に挿通して切削出来ればその位置は問わない。
なお、拡幅部150を分離スリット120の端部に設けた場合、ルータカッタ200で切削する範囲を少なくできるため、精度良く被切断部37を形成できる。
また、本実施形態において、拡幅部150は分離スリット120の両端に形成されているが、必ずしも両端に形成する必要はなく、例えば図8(b)に示すように、所定の間隔を隔てて配置された分離スリット120の一端側にのみ拡幅部150を形成してもよい。
また、本実施形態では、拡幅部150が分離スリット120の幅方向における双方に拡幅されているが、例えば図8(c)に示すように、拡幅部150は、分離スリット120の幅方向における一方側に向けて拡幅され、ルータカッタ200を拡幅部150における他方側に沿わせて、連結部130を切断してもよい。
これにより、基板30における連結部130に対応する被切断部37に凸部が形成されることを防止できるとともに、基板30を大きくすることができる。
詳述すると、複数配列された基板構成部110のうち、一方側に配置されている基板構成部110(基板構成部110a)からなる基板30では、他方側の側面、すなわち分離スリット120の一方側に対応する面において、連結部130に対応する被切断部37を、外形形成部34よりも基板構成部110における主面に対する内側に配置することができる。このため、他方側に対応する被切断部37が、基板30の外形よりも外側に突出することを防止できる。
一方で、基板構成部110aの他方側に配置された基板構成部110(基板構成部110b)からなる基板30においては、拡幅部150の一方側の面、すなわち分離スリット120の他方側に対応する面における連結部130に対応する被切断部37が、分離スリット120の他方側の端面と面一となるように形成することができる。このため、一方側に対応する被切断部37が、基板30の外形よりも外側に突出することを防止できる。
さらにまた、基板構成部110bでは、拡幅部150が基板構成部110における主面に対する内側に拡幅する必要がないため、基板構成部110bの外形を広くすることができる。これにより、近年縮小化が進む基板30に対して、電子回路を配策するスペースを確保することができる。
さらにまた、本実施形態では、基板30はレドーム10に組み付ける構成としているが、必ずしもレドーム10と組付けなければならないわけではなく、例えば基板30をロアカバー本体50に組み付ける構成としてもよく、また基板30をシールド40と組み付ける構成としてもよい。
また、基板30をレドーム10と組み付ける構成である本実施形態では、位置規制部16と凹部36とが緩く嵌合する構成としているが、位置規制部16と凹部36とは嵌合してもよく、さらには係止する構成としてもよい。
なお、基板30がシールド40やロアカバー本体50と嵌合する場合、位置規制部16は当然にシールド40又はロアカバー本体50に設けてもよい。
1 レーダ装置
10 レドーム
16 位置規制部
30 基板
33 グランド配線部
34 外形形成部
35 凹状間隔部
37 被切断部
100 分断前基板
110 基板構成部
113 グランド配線部
120 分離スリット
130 連結部
150 拡幅部
200 ルータカッタ
L1 第1幅
L2 第2幅

Claims (10)

  1. 複数の基板構成部が並列配置された分断前基板を分断し、分断された前記基板構成部で基板を構成する基板の製造方法であって、
    前記分断前基板に、
    前記基板構成部の外形に沿って、所定の間隔を隔てるとともに、所定の幅である第1幅で形成された分離スリットと、
    所定の間隔を隔てた前記分離スリットの間に形成された連結部とを設け、
    前記分離スリットの端部側に、前記第1幅以上の幅である第2幅で形成された拡幅部を設け、
    前記第1幅以上、前記第2幅以下の外径を有する切削具を前記拡幅部に挿入して、前記連結部を切断し、前記分断前基板から前記基板構成部を分断する
    基板の製造方法。
  2. 前記拡幅部は、前記分離スリットの幅方向の両側に拡幅された
    請求項1に記載の基板の製造方法。
  3. 前記拡幅部は、前記分離スリットの幅方向における一方側に向けて拡幅され、
    前記切削具を前記拡幅部における他方側に沿わせて、前記連結部を切断する
    請求項1に記載の基板の製造方法。
  4. 前記拡幅部が、前記分離スリットの両端部側に形成された
    請求項1乃至請求項3のうちのいずれかに記載の基板の製造方法。
  5. 前記基板構成部は、外形よりも主面に対する内側に、前記基板構成部の外形に沿ったグランド設置部が設けられ、
    前記拡幅部の幅方向における前記基板構成部側の端部が、前記グランド設置部よりも外側に配置された
    請求項1乃至請求項4のうちのいずれかに記載の基板の製造方法。
  6. 所定幅を有する分離スリットを介して並列配置された複数の基板構成部を前記分離スリットで分断して構成された基板であって、
    前記分離スリットによって形成され、外形を形成する外形形成部と、
    前記外形形成部同士の間に形成され、前記外形形成部より主面に対する内側に凹状となる凹状間隔部とで構成され、
    該凹状間隔部に、前記外形形成部より前記内側となる被切断部が設けられた
    基板。
  7. 前記凹状間隔部は、前記外形形成部の両端に形成された
    請求項6に記載の基板。
  8. 前記外形形成部の内側に、前記外形に沿ってグランド配線部が設けられ、
    前記凹状間隔部の内側端部が、前記グランド配線部の外周縁よりも外側に配置された
    請求項6又は請求項7のいずれかに記載の基板。
  9. 請求項6乃至請求項8のうちのいずれかに記載の基板と、
    前記基板を収容する外装部材とで構成された
    レーダ装置。
  10. 前記外装部材は、
    前記基板における前記凹状間隔部と対応する位置に、前記外装部材に対して前記基板を位置規制する規制部が設けられた
    請求項9に記載のレーダ装置。
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