JP2019179180A - 撮像レンズユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】低温から高温にかけての温度変化によるレンズの光学性能の劣化を抑制した撮像レンズユニットを提供する。【解決手段】複数のレンズが樹脂製の鏡筒に組み込まれる撮像レンズユニットであって、前記レンズが、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、絞り4を挟んで、正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、第1レンズ群は、物体側より、負の屈折力を有し、物体側に凸面を形成したメニスカスレンズ11と、負の屈折力を有し、物体側に凸面を形成したメニスカスレンズ12とから構成され、第2レンズ群は、物体側より、正の屈折力を有するレンズ13と、正の屈折力を有する両凸レンズ14、15と、負の屈折力を有するレンズ16とを含み、13と14との間を基準位置として、11から13は鏡筒の物体側より、14から16は像面側より組み込まれること。【選択図】図2

Description

本発明は、監視カメラや車載カメラ等で使用される撮像レンズに関し、特に後群に接合レンズを用いた5群6枚構成の水平画角が100度を超える撮像レンズユニットに関する。
近年、監視カメラや車載カメラ等が普及している。監視カメラや車載カメラ(以下、車載カメラ等という)に搭載する撮像レンズとしては、F値が明るい固定焦点の広角レンズが使用されている。とりわけ100度を超える視野の広角レンズが望まれている。
一方、監視カメラや車載カメラ等では、寒冷地から熱帯地方での使用を考慮に入れなければならず、低温から高温までの温度範囲で安定した性能が望まれる。
広角レンズを設計する場合には、十分なバックフォーカスを確保するためレトロフォーカスと称せられる、前群を全体として負のパワーを有したレンズ群にて、後群を全体として正のパワーを有したレンズ群にて構成したレンズ構成が多用されている(特許文献1、2参照)。
特開2016−114648号公報 特許5042767号公報
車載用の光学系の用途としては、単に視野を確保するためのビューイング用途や、自動ブレーキに代表される安全確保のシステムと連携するためのセンシング用途などがある。とりわけ、センシング用途に利用されるためには、小型コンパクトに加えて、色収差は言うまでもなく、ゴーストやフレア対策に加えて像面の平面性など高い光学精度が要求されることになる。しかも、車載カメラ等は過酷な環境で使用することから、環境温度の変化等に対する耐久性(以下、耐環境性という)を有することが求められる。
特許文献1では、低温から高温までの幅広い温度領域で高解像度を維持できることが可能な5群5枚構成の結像光学系が提案されている。この発明では、絞りを挟んで前群と後群とで構成されたものであるが、光学系のピントズレを、前群の絞りに近い2番レンズを凸レンズ、後群の絞りに近い第3レンズを凹レンズとすることで、この目的を達成しようとしている。しかしながら、かかる構成では、前群の第1レンズと第2レンズとの間隔を充分確保する必要があり、結果として全長が長くなり、小型設計としては不利になる恐れがある。
特許文献2には、前群を3群3枚、後群を2群3枚とした5群6枚の光学系が開示されている。しかしながら、広い温度範囲で使用する条件として、単に線膨張係数の小さいガラス素材と記載されているに過ぎない。そのため、補償できる温度範囲には限界があり、またより高い画質を求める場合にも限界がある。
本発明は、低コストかつ量産性に優れた車載カメラ等に好適な撮像レンズ、とりわけセンシング用途に利用可能な撮像レンズを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、複数のレンズが樹脂製の鏡筒に組み込まれる撮像レンズユニットであって、前記レンズが、物体側から順に、負の屈折力を有する前群(以下、第1レンズ群という)と、絞りを挟んで、正の屈折力を有する後群(以下、第2レンズ群という)とから構成され、前記第1レンズ群は、物体側より、負の屈折力を有し、物体側に凸面を形成したメニスカスレンズ(第1レンズ)と、負の屈折力を有し、物体側に凸面を形成したメニスカスレンズ(第2レンズ)とから構成され、
前記第2レンズ群は、物体側より、正の屈折力を有する両凸レンズ(第3レンズ)と、正の屈折力を有する両凸レンズ(第4レンズ)と、正の屈折力を有する両凸レンズ(第5レンズ)と、負の屈折力を有する凹レンズ(第6レンズ)とを含み、前記第1〜第6レンズが、前記鏡筒に、前記第2レンズ群の第3レンズと第4レンズとの間を基準位置として、前記第1レンズから第3レンズは前記鏡筒の物体側より、前記第4レンズから第6レンズは像面側より組み込まれていることを特徴とする撮像レンズユニット。
本発明では、絞りを挟んで第1レンズ群と第2レンズ群で構成されたいわゆる逆望遠型(レトロフォーカス型)の広角レンズにおいて、2枚構成の第1群に対して、第2群は4枚構成としている。かかる構成において、レンズの鏡筒への組込み基準位置を第2群における第3レンズと第4レンズの間に配置することで、広い温度範囲での結像性能を確保するための温度補償を得易い光学設計を可能としている。
前記第1レンズおよび前記第6レンズの両末端レンズは、リテーナにより前記鏡筒に締結されることが望ましい。リテーナにより、物体側および撮像側より各レンズを押さえ込むことで、広い温度範囲において、樹脂製鏡筒の線膨張による鏡筒長の変化に対して、レンズの緩みを防止すことが可能となる。そのため、前記リテーナが弾性体で構成されていることが望ましい。
前記第2レンズ群の第5レンズと第6レンズとが接合されたレンズであって、第5レンズよりも大径の第6レンズと、第4レンズとは間隔環にて間隔が規定されていることが望ましい。6枚構成の本発明の撮像レンズでは、結像性能を向上させ、また組立て精度を高めるために、第5レンズと第6レンズとを接合させて構成することが望ましく、その場合、接合しているレンズ保護の観点から、第4レンズと第6レンズとを間隔環で位置規制することで、レンズ接合面への負荷がかからない構造とできる。
本発明によれば、第1レンズ群2枚および第2レンズ群4枚からなる第1〜第6のレンズを、第3レンズと第4レンズとの間を基準位置として樹脂製の鏡筒に配置することにより、低温から高温にかけての温度変化によるレンズの焦点距離変動および鏡筒の膨張・収縮を緩和させ、安定した光学性能を得ることができる。
本発明の一実施形態に係るレンズユニットを有するカメラを示す斜視図である。 図1に示すレンズユニットの断面図である。 図1に示すレンズユニットの破断斜視図である。 図1に示すレンズユニットの鏡筒を示す斜視断面図である。 数値実施例におけるレンズ配置を示す模式図である。 数値実施例1のレンズ収差図である。 数値実施例1のMTF特性図である。 数値実施例2のレンズ収差図である。 数値実施例2のMTF特性図である。 数値実施例3のレンズ収差図である。 数値実施例3のMTF特性図である。 数値実施例4のレンズ収差図である。 数値実施例4のMTF特性図である。 数値実施例5のレンズ収差図である。 数値実施例5のMTF特性図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るレンズユニット10を含むカメラ100示している。このレンズユニット10は樹脂製の鏡筒2と、この鏡筒2内に組み込まれた複数のレンズ1(第1レンズ11〜第6レンズ16)とから構成される。
図2に示すように、複数のレンズ1は、第2レンズ12〜第5レンズ15(以下、中間レンズ群1aという)と、この中間レンズ群1aの光軸方向両側に配置される第1レンズ11および第6レンズ16(以下、それぞれを両末端レンズ1bという)とを含む。中間レンズ群1aは鏡筒2内にそれぞれ圧入して組み込まれている。両末端レンズ1bは、それぞれ最も被写体(物体)側の第1レンズ11および最も像面(センサー)側の第6レンズ16を含み、リテーナ3により鏡筒2内に締結される。
レンズ1の材質は特に限定されず、例えばガラスレンズ、薄肉ガラスレンズ、樹脂レンズなどが用いられ、用途に応じて適宜組み合わせて使用される。レンズ1の枚数、径、厚みなども鏡筒2に組み込むことが可能であればそれぞれ異なっていてもよい。
鏡筒2は内部にレンズ1を収容する樹脂製の筒状部材であり、物体側および像面側の両末端に開口部を有する。
鏡筒2は、使用環境温度範囲にてレンズを鏡筒に保持可能な必要最低限の圧入圧(光軸と直角方向にレンズに生じる圧力)をシミュレーションして設計されるのがよい。圧入圧は20〜70MPa、さらに好ましくは20〜60MPaであるのがよい。圧入圧を設定することで、レンズ1へ与える悪影響が抑制され、線膨張係数の異なる硝材を使用することもできる。鏡筒2の使用環境温度範囲は−40〜+105℃、さらに好ましくは−40〜+125℃である。なお、この温度範囲はレンズ1を含む他の部材にも適用されてもよい。
このような鏡筒2は、射出成形(モールド成形)などによる成形の容易さ、軽さ、およびコストの点から樹脂製である。例えばポリカーボネート(PC)樹脂やポリフェチレンサルフェイド(PPS)樹脂などがよい。特に、PPS樹脂は、剛性や強度が高く、好適に使用される。また、より高強度、低線膨張にするために、例えばガラス繊維を樹脂中に混入してもよい。
図2および図3に示すように、鏡筒2の端部には、第1レンズ11および第6レンズ16がリテーナ3により装着される。リテーナ3は環状部材であり、鏡筒2の物体側および像面側の端部に光軸方向と平行に取り付けられ、鏡筒2の端部の第1レンズ11および第6レンズ16の両末端レンズ1bをそれぞれ鏡筒2に挟み込むように締結するものである。リテーナ3は、両末端レンズ1bを押さえるだけではなく、中間レンズ群1aを鏡筒2の内側方向へ押さえてもよい。すなわち、両末端レンズ1bが当接する第2レンズ12および第5レンズ15を鏡筒2の内側方向へ押さえることができる。さらに、中間レンズ群1aは、後述するように隣り合うレンズ同士が間隔環6に当接している場合、レンズ1全体を押さえることができる。
鏡筒2へのリテーナ3の締結方法は、締結するレンズにガタが生じなければ特に限定されず、例えばリテーナ3の内周面側および鏡筒2の両末端の外周面側にそれぞれネジを切って螺合する方法や、リテーナ3と鏡筒2とを嵌合させた後、外側からネジ(図示せず)でネジ止めする方法などが挙げられる。
リテーナ3は、レンズユニットに対して環境温度変化に伴う線膨張を吸収し、安定した光軸方向の押圧力を付与するため弾性体で形成されているのがよい。このリテーナ3の弾性変形による応力で両末端レンズ1bを鏡筒2内へ押圧して、より確実に固定することができる。弾性体としては、例えばアルミニウムなどの金属素材やPPSなどの樹脂素材などが挙げられる。また、リテーナ3には、開口部側から内側へ両末端レンズ1bをそれぞれ押圧するような押さえ部(例えば板バネ)などが設けられていてもよい。
図4に示すように、鏡筒2の内面のうち、圧入される中間レンズ群1aが組み込まれる箇所の内周面は、圧入されるレンズを受けるための突出部5が設けられ、略円周面形状(多角形状)となっているのがよい。この突出部5は、圧入されたレンズ1の外径を保持するため、鏡筒2内に弦状(D字型、円弧状)に突出している。突出部5の突出方向の高さは0.115mm〜0.105mmであり、その厚みはレンズのコバ以上であるのがよい。また、突出部5とレンズとの接触面積は大きい程よい。接触面積が大きいと応力が低くなり、レンズ保持が確実となり、小さいと応力が大きくなり突出部が塑性変形しレンズガタが生じる恐れがある。
突出部5は、鏡筒2の内面の全周にわたって設ける必要はなく、レンズ1の外径を保持するために少なくとも1つあればよく、より好ましくは、内周方向に所定間隔を空けて設けるのがよい。例えば鏡筒2の内周を3等分や4等分するように、所定間隔を空けて3箇所や4箇所設けるのがよい。また、所定間隔を空けて突出部5を設けることにより、レンズ1の外周面と突出部5とが当接する状態であっても、突出部5間の間隔により、レンズ1の外周面と鏡筒2の内周面との間に空気を通す隙間が生じる。そのため、隣り合うレンズ1同士の間が密閉された状態とならず、圧力を逃すことができるので、鏡筒2の形状がより変形するのを抑制できる。
突出部5は、圧入される中間レンズ群1aのレンズ毎に設けられ、レンズの径に応じて、形状や設置箇所が異なっていてもよい。また、突出部5は、鏡筒2と樹脂成形などで一体成形されていてもよいし、鏡筒2に別部材を取り付けて形成してもよい。
図4に示すように、鏡筒2は、中間レンズ群1aが圧入される外周面がレンズの外径に対応して鏡筒2の厚みが異なり、肉厚部2aと肉薄部2bとを有する。この肉薄部2bには、鏡筒2内周面に突出部5が形成された部位を含む領域の外周面に凹部8が形成される。凹部8は、突出部5が形成された部位を含む領域の鏡筒2の外周面を例えば肉抜きして設けることができる。この凹部8は、鏡筒2における突出部5の配置箇所と配置数に対応させるのがよい。
従来、鏡筒2に中間レンズ群1aを圧入すると、鏡筒2の剛性が大きいため、鏡筒2の内径と圧入するレンズ1の外径との差によって、大きな応力が発生してしまう。しかしながら、凹部8を設けることで、レンズ収容箇所の鏡筒2の剛性を緩和してレンズ1の圧入圧を下げることができる。これにより、従来は圧入により大きな負荷が発生して、歪みが生じ光学性能が劣化していた樹脂レンズや薄肉ガラスレンズなどのレンズを、中間レンズ群1aとして鏡筒2に圧入して使用することができる。
絞り4は、第2レンズ12と第3レンズ13との間に設けられ、所定の口径を開口させてレンズに入る光量を制御する部材である。絞り4としては、透過光量を制限し、明るさの指標となるF値を決定する開口絞り、あるいはゴーストや収差の原因となる光線を遮光する遮光絞りがある。本実施例では、絞り4は第2レンズ12と第3レンズ13との間に配置された間隔環6と第3レンズ13の物体面側との間に配置されていてもよく、この事によりレンズ間隔の保持という効果がある。この絞り4の材質としては、耐久性などの点から金属製がよく、金属としては例えばステンレス鋼、アルミニウム等が挙げられ、ステンレス鋼であるのが好ましい。
鏡筒2は上記した他にも基準位置9、間隔環6などを有していてもよい。
基準位置9は、中間レンズ群1aを鏡筒2に圧入する際、レンズの配置の基準となるもので、最初にレンズを配置するレンズ面の当接箇所を指す。本実施例では、この基準位置9は、鏡筒2の線膨張に対して、レンズ1の変化量と鏡筒2の変化量とを折り合いをつけるために、レンズ全体の略中間位置(第3レンズ13と第4レンズ14との間の位置)に設けられるのがよい。基準位置9をレンズの略中間位置に設ける方が、絞り位置やレンズ全体の一方側に設けるよりもレンズユニット10をコンパクト化できるという効果もある。なお、基準位置9はレンズの枚数や性能などに応じて適宜変更してもよいが、基準位置9を中心にした前後のレンズ枚数が同じ方が、歪みが発生しにくい。
図4に示すように、基準位置9は、鏡筒2内に、第3レンズ当接基準面93と第4レンズ当接基準面94とがそれぞれ像面側と物体側とに傾斜して屋根型に突出して形成される。この第3レンズ当接基準面93および第4レンズ当接基準面94に、それぞれ第3レンズ13および第4レンズ14が当接し適切な位置で保持される。この基準位置9は、鏡筒2の円周方向に突出した少なくとも1つの突出部や段部を形成しており、内周面が円形状となっている。第3レンズ当接基準面93と第4レンズ当接基準面94とが、それぞれ傾斜しているのは、撮像に影響が出てしまう内面反射を防止するためであり、また鏡筒2との一体成型時に金型を引き抜くのを容易にするためである。
基準位置9に基づいて、レンズユニットの基準温度(約20℃)に対して、環境温度が低温側(−40℃)から高温側(+125℃)へ変化した場合に生じる、レンズ焦点距離変動と鏡筒2の膨張・収縮とを光学的に補償できるように光学設計を行う。このとき、レンズ全体の略中間位置に配置しているため、物体側若しくは像面側端部に基準を設定するよりも、少ない変化量を考慮した補償設計が可能なため、光学設計が容易となり、より安定した光学性能を得ることができる。光学設計については後述する。一方、基準位置9が上記の条件を満たさない場合、使用する温度範囲内での温度補償を満足する光学設計が難しくなる。
例えば、鏡筒2に第1レンズ11〜第6レンズ16を設置する場合、まず、この基準位置9に、鏡筒2の物体側より第3レンズ13を組み込み、像面側より第4レンズ14を組み込む。次に、第1レンズ11および第2レンズ12を鏡筒2の物体側より、第5レンズ15および第6レンズ16を像面側より組み込むのがよい。このとき、第1レンズ11および第2レンズ12を含む負の屈折力を有する第1レンズ群は、第3レンズ13〜第6レンズ16を含む正の屈折力を有する第2レンズ群と、開口した絞り4を挟んで構成される。このように、レンズ全体で、第1レンズ群と第2レンズ群との光軸上長さに不均衡が生じる場合、レンズ全体の略中間位置に基準位置9を設けると、環境温度が変化した場合に生じる、レンズ焦点距離変動および鏡筒2の膨張・収縮を光学的に補償でき、光学性能が安定する。
間隔を空けて配置される第2レンズ12と第3レンズ13、第4レンズ14と第5レンズ15間には、それぞれ隣り合うレンズ同士の間隔を保持するための間隔環6が設けられている。間隔環6は鏡筒2内に配置される部材であり、この間隔環6の外周面は鏡筒2の内周面と当接する。間隔環6は温度変化に対する変化量が少なく、且つ剛性が大きくなることから、金属で形成するのがよい。金属製の間隔環6は、広い温度領域において安定した光学性能を確保することができる。このような間隔環6の材質としては、例えばアルミニウム、チタン、ステンレス鋼等が挙げられ、特にアルミニウムが軽量化と低コストの面から好ましい。
第5レンズ15および第6レンズ16は、接合されたレンズ(以下、接合レンズという)である。接合レンズは温度変化に伴う光軸方向の応力が接合面に作用しないように、第6レンズ16より小径の第5レンズ15を物体側に配置して保護するのがよい。また、第5レンズ15および第6レンズ16を貼り合わせることで、色収差の発生を改善すると共に、レンズ枚数が増えた場合であってもレンズ組み込み時に発生するズレの影響を小さく、つまり組み込み感度がより低くなるよう設計することができる。この接合レンズと第4レンズ14とは、間隔環6にて間隔規定されているのがよい。
<光学系の説明>
次に、本発明の光学系について、図1および図5に基づいて説明する。レンズユニット10は、5群6枚のレンズ構成をしており、絞り4を挟んで全体として負のパワーを有した第1レンズ群(L1)と全体として正のパワーを有する第2レンズ群(L2)とから構成されたレトロフォーカス形式であり、十分なバックフォーカスを確保しつつ小型化が可能な構成としている。
図5に示すように、第1レンズ群(L1)は、物体側より順に第1レンズ11および第2レンズ12の2枚のメニスカス系凹レンズで構成される。第2レンズ群(L2)は、物体側より第3レンズ13、第4レンズ14、第5レンズ15の凸レンズ及び凹レンズである第6レンズ16より構成される。第5レンズ15および第6レンズ16は接合されたレンズであるので、第2レンズ群(L2)は3群4枚で構成される。この接合レンズは凸の第5レンズ15および凹の第6レンズ16の一組のレンズを貼り合わせて、全体として正のパワーを有した凸レンズである。そのため、第2レンズ群(L2)を構成する3群は、全て正のパワーを配したレンズ構成となっている。
車載用レンズユニットとして、本発明の撮像レンズユニットを用いる場合は、寒冷地、熱帯地での使用を考慮して、−40℃〜+120℃程度までの温度範囲において高い結像性能を確保する必要がある。
鏡筒の材料としては、プラスチック(PPS)の使用を前提として、耐環境安定性に優れた樹脂を選択使用し、その樹脂鏡筒の線膨張におけるレンズと撮像センサとの相対距離が変化した場合においても、正しく結像できるように光学系を設計するのが望ましい。
本発明の特徴の一つが、第1レンズ群と第2レンズ群との全長比にある。
絞りから第1レンズ群の物体側面までの距離(Df)、
絞りから第2レンズ群の像面側面までの距離(Dr)としたとき
0.346<Df/Dr<0.509 式(1)
を満足することが望ましい。
かかる全長比が、式(1)の下限値を下回ると、第1レンズ群に比べて第2レンズ群の全長が長くなりすぎ、温度変化に対する鏡筒の線膨張を光学系で補償することができなくなる。逆に上限を超える場合には、第2レンズ群のレンズ間隔を最適化できず、あるいは、第1レンズ群の2枚のレンズ間隔が大きくなり小型化の設計が難しくなる。
<第1レンズ群>
撮像レンズとして、前記撮像光学系全体の焦点距離をf、前記第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、
1.070<|f1/f|<1.249 式(2)
0.995<|f1/Df|<1.176 式(3)
であることを満足することが望ましい。
本発明では、前述した式(1)に示したように、第1レンズ群の全長比を小さく設定している。この条件下において、優れた結像性能を得るためには、第1レンズ群の焦点距離について式(2)や式(3)を満足させることが望ましい。この式(2)や式(3)のパラメータは第1レンズ群の焦点距離に関連したものである。この範囲とすることで、後述する実施例に示したように視野周辺まで優れた画質を実現することができる。
<第2レンズ群>
撮像レンズとして、前記撮像光学系全体の焦点距離をf、第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、
0.967<|f2/f|<1.108 式(4)
0.361<|f2/Dr|<0.471 式(5)
であることを満足することが望ましい。
前述した第1レンズ群と同様に、優れた結像性能を得るためには、第2レンズ群の焦点距離についても、式(4)や式(5)を満足させることが望ましい。この式(4)や式(5)のパラメータは第2レンズ群の焦点距離に関連したものである。この範囲とすることで、後述する実施例に示したように視野周辺まで優れた画質を実現することができる。
以下、各レンズについて個別に説明する。
<第1レンズ>
第1レンズ11は、もっとも物体側に位置するレンズであり、最初に入射する光を捉えるため、このレンズの設計の良し悪しが全体の収差補正に影響を与えることになる。そのため、第1レンズ11は、使用環境温度特性の設計が容易となるように、線膨張係数の小さな硝材を使用し、形状としては物体側に凸面を有するメニスカス形状を有している。
<第2レンズ>
第2レンズ12は、第1レンズ同様の物体側に凸面を有するメニスカス形状を有しており、第1レンズ11に接近して配置している。第2レンズ12を第1レンズ11に接近させて配置することで、所望の入射画角を得るために必要な第1レンズ11の口径が大径化するのを防止している。
この第2レンズ12の硝材は、高分散の硝材を選択し、両面を非球面とすることで、高いMTFを確保できる結像性能に寄与している。
<第3レンズ>
絞り4を挟んで第2レンズ群(L2)の最初の第3レンズ13は、高屈折率であると共に第2レンズ同様高分散な硝材を選択使用することが望ましい。また絞り4を挟んで第1レンズ群(L1)と第2レンズ群(L2)の隣接するレンズの分散特性を近づけることでより高いMTFを確保できる。
例えば、後述する各実施例では、第2レンズ12の分散を31.18、第3レンズ13の分散を37.37と、双方の分散値が40よりも小さくなる硝材を選択することで、望ましい光学系を得ることができる。
<第4レンズ>
第4レンズ14は最もパワーを有する両凸レンズとすると共に、屈折率温度係数(dn/dt)が負であって、且つ線膨張係数の大きな硝材を選択使用することが望ましい。これにより、鏡筒2の温度変化に応じてレンズ単体の光学特性を変化させ、光学系全体としては撮像センサ表面に正しく結像できるように設計が可能となる。
第4レンズ14は、温度変化に応じて光学特性が変化する場合であっても、色収差に悪影響が出ないように低分散な硝材を使用していることが望ましい。後述する実施例では、
第4レンズ硝材の20〜40℃、屈折率温度係数(D線)を
−6.6×10-6℃(dn/dt)を用い、また、線膨張率α(20/120度(10-7/℃))は、141のものを使用した。このような硝材を選択することで、温度補償が可能な光学設計ができ、−40℃から120℃の広い環境温度範囲において、高い結像性能を維持することが可能となる。また、この第4レンズ14は、本光学系としては最も大きなパワーを得る両凸レンズであり、物体側及び像面側非球面化することで、光学系の結像性能そのものを高めることにも貢献している。
<第5−6レンズ>
第5,6レンズ15,16は、2枚のレンズを貼り合わせる(接合する)ことで、色収差の発生を改善すると共に、レンズ枚数が増えた場合であってもレンズ組み込み時に発生するズレの影響を小さく、つまり組み込み感度が低くなるような設計としている。
本実施例に係る広角レンズ(第1レンズ11〜第6レンズ16)に採用されている非球面は、すべて以下の非球面式で表される。式中hは光軸に垂直な方向の高さ、Zは高さhにおける光軸方向の変位量(サグ量)、rは基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)、kは円錐係数、また、A、B、C、Dは各々4,6,8,10次の非球面係数を表している。そしてこれらの数値については各数値実施例毎に表として示している。
なお、非球面係数を示した表中、「E−04」は「×10-4」を意味している。
Figure 2019179180
(数値実施例)
数値実施例として、以下の光学系諸量を有し、第2レンズ群L2の第3、第4レンズの間に組込み基準位置を配置し、物体側および像面側より第1レンズならびに第6レンズを押さえ込むこと前提として、5つの実施例を作成し評価を行った。なお、レンズ構成は図5に模式的に示している。なお、上記した部材と同じ部材には同符号を付し、説明は省略する。
このとき、像面(撮像センサ面)98の前には、カバーガラス(CG)97およびIR(赤外線)カットフィルタ(IRCF)96が設置される。なお、各レンズを透過する実線は周辺光束を示し、破線は中心光束を示している。また、レンズ1の各数値は以下に示すものであった。
焦点距離 f = 5.325mm
FNo. = 1.6
水平画角 = 112度
数値実施例1として、以下のレンズデータを有する5群6枚の光学系を設計した。なお、表1中の面番号とは光学系を構成するレンズの各面の番号であって、物体側より順次示した投資番号であり、曲率Rは各レンズ面の曲率半径を示したものであり、間隔とは光軸上の面の間隔を示す。表中に非球面と示したのは非球面レンズであり、他は球面レンズである。
また、表中のndは、d線(波長589.29nm)での屈折を、νdは、同じくd線(波長589.29nm)での分散特性を示す数値である。
表2は、非球面式の面番号5,6,10,11の数値実施例1を示している。この本実施例1の収差特性図を図6に、MTF特性図を図7に示す。
Figure 2019179180
Figure 2019179180
数値実施例2として、以下のレンズデータを有する5群6枚の光学系を設計した。本実施例2の収差特性図を図8に、MTF特性図を図9に示す。
Figure 2019179180
Figure 2019179180
数値実施例3として、以下のレンズデータを有する5群6枚の光学系を設計した。本実施例3の収差特性図を図10に、MTF特性図を図11に示す。
Figure 2019179180
Figure 2019179180
数値実施例4として、以下のレンズデータを有する5群6枚の光学系を設計した。本実施例4の収差特性図を図12に、MTF特性図を図13に示す。
Figure 2019179180
Figure 2019179180
数値実施例5として、以下のレンズデータを有する5群6枚の光学系を設計した。本実施例5の収差特性図を図14に、MTF特性図を図15に示す。
Figure 2019179180
Figure 2019179180
上述した数値実施例1から5について、本文中に示したパラメータ条件式(1)から(6)を以下の表11にまとめた。
Figure 2019179180
表11に示したように、画角が100度を超える広角レンズにおいて、図6から図15に示した収差特性図やMTF特性図からもわかるように、本発明の撮像レンズは優れた光学性能を有することがわかる。
1 レンズ
1a 中間レンズ群
1b 両末端レンズ
2 鏡筒
2a 肉厚部
2b 肉薄部
3 リテーナ
4 絞り
5 突出部
6 間隔環
8 凹部
9 基準位置
10 レンズユニット
100 カメラ
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群

Claims (4)

  1. 複数のレンズが樹脂製の鏡筒に組み込まれる撮像レンズユニットであって、
    前記レンズが、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、絞りを挟んで、正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、
    前記第1レンズ群は、物体側より、負の屈折力を有し、物体側に凸面を形成したメニスカスレンズ(第1レンズ)と、負の屈折力を有し、物体側に凸面を形成したメニスカスレンズ(第2レンズ)とから構成され、
    前記第2レンズ群は、物体側より、正の屈折力を有する両凸レンズ(第3レンズ)と、正の屈折力を有する両凸レンズ(第4レンズ)と、正の屈折力を有する両凸レンズ(第5レンズ)と、負の屈折力を有する凹レンズ(第6レンズ)とを含み、
    前記第1〜第6レンズが、前記鏡筒に、前記第2レンズ群の第3レンズと第4レンズとの間を基準位置として、前記第1レンズから第3レンズは前記鏡筒の物体側より、前記第4レンズから第6レンズは像面側より組み込まれていることを特徴とする撮像レンズユニット。
  2. 前記第1レンズおよび前記第6レンズの両末端レンズは、リテーナにより前記鏡筒に締結される請求項1に記載のレンズユニット。
  3. 前記リテーナが弾性体で構成されている請求項2記載の撮像レンズユニット。
  4. 前記第2レンズ群の第5レンズと第6レンズとが接合されたレンズであって、第5レンズよりも大径の第6レンズと、第4レンズとは金属製の間隔環にて間隔が規定されている請求項1〜3のいずれかに記載の撮像レンズユニット。
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