JP2019178577A - 小便器 - Google Patents

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【課題】目皿の清浄度を高く保持可能な小便器を提供する。【解決手段】本発明に係る小便器は、使用状態における使用者側に開口する便鉢を有する小便器本体と、前記便鉢の底部に形成された排水口82に載置された目皿4と、を備え、目皿4の表面4sは稠密である。【選択図】図8

Description

本発明は、小便器に関する。
一般に、小便器は、鉛直方向に沿って延びる壁面に取り付けられている。例えば、特許文献1には、使用者に対向する対向面を有する便鉢と、対向面に設けられて上下方向に延材する凸部と、対向面に沿って洗浄水を吐水する吐水部とを備えた小便器が開示されている。特許文献1に記載されている小便器では、便鉢の下端に排出口が形成されており、排出口には目皿が載置されている。
特開2017−44010号公報
特許文献1に記載されている小便器では、吐水部から吐水された洗浄水が対向面を流下して凸部の上端部に到達すると、凸部によって洗浄水の流れが左右方向に拡がる。このことによって、対向面の全体に洗浄水が流れ、便鉢の内面が良好に洗浄される。このように従来の小便器では、便鉢の内面の洗浄に使われた水が排水口に集められ、排水される。
しかしながら、図9に例示するように従来の小便器の目皿204は、排水口282に載置されている。目皿204には、便鉢の内面の洗浄に使われた水を円滑に排水トラップへ排出するために上側から下側に向かって目皿204を貫通する貫通孔Hが形成されているが、貫通孔Hに汚れが付着しやすい、あるいは貯まりやすいうえに、貫通孔Hの径方向の大きさが微小であることによって清掃に手間がかかるため、目皿の清浄度が低下するという問題があった。なお、特許文献1に記載されている小便器の場合、目皿に上面視で3つの貫通孔が形成されているので、前述の問題が顕著になる。
そこで、本発明は、目皿の清浄度を高く保持可能な小便器を提供する。
本発明に係る小便器は、使用状態において使用者側に開口する便鉢を有する小便器本体と、前記便鉢の底部に形成された排水口に載置された目皿と、を備え、前記目皿の表面は稠密であることを特徴とする。
本発明の小便器によれば、目皿の表面が稠密であって、従来のように目皿に貫通孔が形成されていないので、従来のように目皿の貫通孔に汚れが侵入せず、かつ目皿の表面を清掃しやすくなり、目皿の清浄度が高く保持される。
また、本発明に係る小便器では、前記排水口は上側から下側に進むにしたがって窄まるように形成され、前記目皿は、周方向において一部が前記排水口の周壁部の径方向の内側に当接する当接部を有し、かつ前記排水口に挿入可能な挿入部と、前記挿入部の上端から径方向の外側に拡がる皿部と、を備え、上面視において前記皿部は前記排水口の上端より小さいことが好ましい。
また、本発明に係る小便器では、前記挿入部が前記排水口に載置された状態で前記皿部の少なくとも上端部が前記排水口の上端より上方に位置し、上面視において前記皿部は前記排水口の上端より小さいことが好ましい。
本発明の小便器によれば、表面が稠密な目皿において、皿部は排水口の上端より小さいので、便鉢の内周面を流下しつつ排水口に向けて導かれた水を目皿の上面に回して上面を洗浄しつつ、目皿と排水口との隙間から円滑に流下させて排水トラップに排水することができる。
本発明によれば、目皿の清浄度を高く保持可能な小便器が提供される。
本発明に係る一実施形態の小便器が壁に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図1に示す小便器の小便器本体の正面図である。 図1に示す小便器の小便器本体の側面図である。 図1に示す小便器の小便器本体の上面図である。 図1に示す小便器の小便器本体の底面図である。 図2に示すC1−C1線で矢視した小便器本体の断面図である。 図2に示す小便器本体に関する図であって、(a)はC2−C2線で矢視した小便器本体の断面図であり、(b)はC3−C3線で矢視した小便器本体の断面図であり、(c)はC4−C4線で矢視した小便器本体の断面図である。 図1に示す小便器の排水口及び目皿の一部を破断した側面図である。 従来の小便器の排水口及び目皿の断面図である。
以下、本発明の実施形態による小便器について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の小便器1は、床面Fから鉛直方向に沿って延びる壁面Kに、最下部が床面Fから離れた状態で取り付けられる。本実施形態においては、不図示の使用者が小便器1を挟んで壁面Kに対向するように立った際に、使用者に近い側を前側、使用者から遠い側を後側とし、前側と後側とを結ぶ方向を前後方向X2とする。また、小便器1を前側から見たときの左側と右側とを結ぶ方向を左右方向X1とし、左右方向X1及び前後方向X2の双方に直交し、且つ小便器1を前側から見たときの上側と下側とを結ぶ方向を上下方向X3とする。
図1から図3に示すように、小便器1は、少なくとも前側(使用状態における使用者側)に開口する便鉢11を有する小便器本体10を備え、便鉢11の内周面81に吐水可能なスプレッダー2と、便鉢11の内周底面81cに形成された排水口82と、排水口82に連結された排水トラップ3とをさらに備える。
本実施形態の小便器本体10は、小便器1の外周面12を構成する外壁部16を備える。外壁部16は、壁面Kから前側に突出している。外壁部16には、前側から後側に向かって斜め上方から見たときに対面し、トラック形状をなす開口13が形成されている。本明細書において、トラック形状とは、左側及び右側の外周端がそれぞれ直線をなし、互いに平行するとともに、上側及び下側の外周端がそれぞれ略半円状の円弧をなし、それぞれの円弧の始点と終点に前述の左側の外周端と右側の外周端が連結している形状を表す。
便鉢11は、開口13の周端縁(端縁)83を外壁部16と共有し、外壁部16で囲まれた空間に周端縁83から後側及び下側に向けて凹むように形成されている(図1及び図5参照)。すなわち、小便器本体10は、外壁部16と便鉢11によって構成される中空体である。
図2に示すように、外壁部16の外周面12は、外周上面12aと、外周側面12b,12dと、外周底面12cと、外周前面12fと、外周背面12eを有する。
図3及び図6に示すように、外周上面12aは、前後方向X2において後側から前側に進むにしたがって、すなわち壁面Kから離間するにしたがって略一定の勾配で下降している。外周上面12aと壁面Kとがなす角度θ(狭角)は50°より大きく、90°より小さいことが好ましく、60°より大きく、70°より小さいことがより好ましい。角度θが50°以下になると、不図示の清掃者の手が外周上面12aの後側に届きにくくなり、小便器本体10の清掃性が低下する虞がある。また、角度θが90°以上になると、そもそも外周上面12aが後側から前側に向かって下降することになるので、使用状態において外周上面12aと壁面Kとの隙間が露出してしまう。角度θが90°であると、外周上面12aが前後方向X2において平坦になり、外周上面12a上にゴミや汚れが貯まりやすく、小便器1の意匠性が低下する虞があるだけでなく、清掃者や使用者が外周上面12a上にモノを置きやすくなり、モノを勢いよく置かれた際に破損する虞がある。
図2に示すように、外周上面12aは壁面Kに沿う左右方向X1において中央から遠ざかるにしたがって下降している。本実施形態では、左右方向X1における外周上面12aは、中央から所定の位置まで上側に凸となるように湾曲し、所定の位置から左右方向X1の略両端まで略一定の勾配で下降する。その後、外周上面12aは、再び湾曲し、外周側面12b,12dのいずれか一方の面へ滑らかに接続する。また、前後方向X2で見ると、外周上面12aの左右方向X1の勾配は後側より前側の方が大きい。
なお、本実施形態の小便器本体10のように外周上面12aが曲面である場合、上下方向X3に対する外周面12の勾配(すなわち、外周面12上の任意の位置を通る外周面12の接線の上下方向X3に沿う仮想線に対する勾配)は、左右方向X1において、一方の側端(すなわち、外周側面12b,12dの一方)で零(ゼロ)である。その状態から、上下方向X3に対する外周面12の勾配は、他方の側端(すなわち、外周側面12b,12dの他方)に向かうと零より大きくなって増加し、左右方向X1の中央で最大になる。さらに、上下方向X3に対する外周面12の勾配は、左右方向X1の中央から他方の側端に近づくにしたがって減少し、他方の側端で再び零になる。本明細書において、曲面である外周上面12aは、上下方向X3に対する勾配が0より大きい面を表す。
図3に示すように、側面視では、外周側面12b,12dは、上下方向X3において、上側から周端縁83の最下部まで進むにしたがって、前側が略一定の距離で前側に延出するように形成されている。すなわち、外周側面12b,12dは、上下方向X3において、上側から下側に進むにしたがって、周端縁83が略一定の距離で壁面Kから離間するように、傾斜している。また、外周側面12b,12dは、上下方向X3において、周端縁83の最下部から下側に進むにしたがって、前側が略一定の割合で後側に後退するように形成されている。
図2に示すように、正面視では、外周側面12b,12dは、上下方向X3において互いに平行し、かつ床面F(図1参照)に直交している。また、図4に示すように、上面視では、外周側面12b,12dは、前後方向X2において前側から後側に進むにしたがって、互いに僅かに離れるように拡がっている。
図3に示すように、外周底面12cは、前後方向X2において前側から後側に向かう際に、所定の位置まで略水平に、すなわち床面Fに対して略平行に進んだ後に、僅かに上側に凹み、やや下降した後に下側に僅かに突出している。外周底面12cの中央部は、後述する排水口82の下方にあたり、上下方向X3における上側に凹む凹部87が形成されている。凹部87には、排水口82で便鉢11に連結された排水トラップ3が上下方向X3における下側に設けられている。
図3及び図6に示すように、側面視では、外周前面12fは、上下方向X3において、上側から周端縁83の最下部まで進むにしたがって周端縁83のみで構成される。また、上下方向X3において、外周前面12fは、周端縁83の最下部から外壁部16の最下部まで左右方向X1の全体にわたり、かつ周端縁83の最下部から下側に進むにしたがって外周側面12b,12dと連動し、後側に略一定の割合で後退する。また、図4に示すように、上面視では、外周前面12fは、左右方向X1において、中央から遠ざかるにしたがって後側に位置するように、かつ前側に凸となるように湾曲している。
図6に示すように、外周背面12eは、少なくとも部分的に壁面Kに当接するように、壁面Kに沿って形成されている。本実施形態では、前後方向X2において後側から前側へ向かって見た際に、外周背面12eの外周部が壁面Kに当接可能とされている。外周背面12eの中央部は、外周部から前後方向X2において前側に凹み、便鉢11や排水トラップ3と適宜接続するように形成されている。また、外周背面12eの中央部は、小便器1の壁面Kへの取り付け状態において、壁面Kとの間にスプレッダー2の少なくとも基端部を収容する空間を形成する。外周背面12eの外周部は、この空間を封止する。
便鉢11の内周面81は、内周上面81aと、内周側面81b,81dと、内周底面81cと、内周前面81fと、内周後面81eを有する。
図6に示すように、内周上面81aは、前後方向X2において後側から前側に進むにしたがって、すなわち壁面Kから離間するにしたがって略一定の勾配で上昇している。内周上面81aと壁面Kとがなす角度(狭角)φは、0°より大きく、60°より小さいことがより好ましく、10°より大きく、30°より小さいことが好ましい。角度φが60°以上になると、清掃者が清掃前後の状態を確認しにくくなる虞がある。さらに、角度φが前述の範囲内であると、内周上面81aは、前述のように傾斜しつつ、内周側面81b,81d及び内周後面81eと接続部分に近づくにつれて湾曲しながら滑らかに接続される。そのため、内周上面81aの清掃性が良い。
内周上面81aは、壁面Kに沿う左右方向X1において、中央から遠ざかるにしたがって下降する。本実施形態では、左右方向X1において、内周上面81aは、外周上面12aをなぞり、中央から所定の位置まで離れるまで上側に凸となるように湾曲した後、内周側面81b,81dの何れか一方の面へ円滑に接続している。
図7(a),(b),(c)に示すように、上下方向X3において上側から下側に至る断面視では、内周側面81b,81dは、上側から周端縁83の最下部まで進むにしたがって、周端縁83をなぞって前側に延び、内周底面81cに接続する。同じ断面視において、内周側面81b,81dの前端部180(すなわち、周端縁83)同士の左右方向X1の間隔は略一定になっている。つまり、内周側面81b,81dのそれぞれの前端部180は、トラック形状を有する周端縁83をなぞり、上下方向X3の位置によらず、左右方向X1において略一定の間隔で離間している。
図6に示すように、内周底面81cには、排水口82が形成されている。排水口82は、上面視で略円形の開口を有し、かつ内周底面81cから上下方向X3において上側から下側に進むにしたがって窄まっている。内周底面81cは、左右方向X1及び前後方向X2において排水口82の円形開口に向かって窄まるように、所定の勾配をもって上下方向X3で傾斜している。排水口82は、排水トラップ3を有する排水流路33に連結されている。
排水口82には、目皿4が載置されている。目皿4の表面4rは稠密である。表面4rは、便鉢11の内部に露出している上面だけではなく、側面や底面も含んでいる。目皿4は、排水口82に挿入される挿入部90と、挿入部90の上端90tから径方向R2の外側に拡がる皿部88とを備える。
挿入部90は、上下方向X3において上側から下側に進むにしたがって、周壁部8の内周面(内側)8pと径方向R2に間隔をあけつつ、窄まっている。挿入部90の上端部には、周方向R1において一部が径方向R2の外側に延びつつ、先端部95hが周壁部8の内周面8pに当接する当接部95が設けられている。周壁部8と目皿4との間の隙間は、スプレッダー2から吐水されて便鉢11の内周底面81eに集められた水の排水経路になっている。この排水経路の面積を良好に確保するために、周方向R1において当接部95の割合は例えば5%以上20%以下であることが好ましい。
当接部95が内周面8pに当接することによって挿入部90によって皿部88が支持されている。図4に示すように、皿部88は、排水口82の上端82tより小さい。すなわち、上面視したときに、皿部88は、排水口82の上端82tと径方向R2の間隔をあけて、排水口82を覆っている。目皿4は、例えば陶器や樹脂でできている。
図6に示すように、断面視では、内周前面81fは、上下方向X3に対して略一定の勾配になっており、周端縁83の最下部(内周前面81fの上端)から下端まで進むにしたがって、前後方向X2において後退する。上下方向X3に対する内周前面81fの勾配は、同方向に対する外周前面12fの勾配に比べてやや大きい。
また、内周前面81fは、外周前面12fと同様に、左右方向X1において、中央から遠ざかるにしたがって後側に位置するように、かつ前側に凸となるように湾曲している。すなわち、上面視において、内周前面81fの前端部(開口の最下部にあたる便鉢の端部)181近傍の左右方向X1に対する曲率は、2%以下であることが好ましい。前端部181近傍の内周前面81fの曲率が2%より大きくなると、上面視において内周前面81fが前端部181を先端として尖った形状を有することになり、内周前面81fの面積が大きくなるので、尿ダレや尿の飛散を抑える効果が低下する虞がある。
内周後面81eは、上下方向X3において上側から下側へ向かって見た際に、所定の位置までほぼ鉛直方向に沿って壁面Kに平行し、所定の位置から最下部に向けて前後方向X2の前側に向かって湾曲するように形成されている。また、上下方向X3において上側から下側へ進むにしたがって、内周後面81eは、左右方向X1において縮小する。すなわち、上下方向X3において上側から下側へ進むにしたがって、内周後面81eにおいて壁面Kに平行する部分の左右方向X1の幅は小さくなっている。
内周後面81eの上部には、正面視において略円形の貫通孔85が形成されている。貫通孔85には、前後方向X2に沿ってスプレッダー2が貫通している。スプレッダー2の吐水ヘッドは、便鉢11の内周面81で囲まれる空間内に突出している。このことによって、吐水ヘッドから吐水される洗浄水が内周面81に伝わり、内周面81が洗浄される。
外壁部16は、外周面12が前述のように外周上面12aと、外周側面12b,12dと、外周底面12cと、外周前面12fと、外周背面12eの各面をなすように、所定の厚みを有する陶器でできている。便鉢11は、内周面81が前述のように内周上面81aと、内周側面81b,81dと、内周底面81cと、内周前面81fと、内周後面81eの各面をなすように、所定の厚みを有する陶器でできており、外壁部16と一体的に成形されている。外周背面12eを除く外周面12、及び内周面81は、釉薬で被覆されている。
以上説明した本実施形態の小便器1は、使用状態において使用者側に開口する便鉢11を有する小便器本体10と、便鉢11の底部に形成された排水口82に載置された目皿4と、を備える。また、目皿4の表面4rは、稠密である。
このような構成を備える小便器1によれば、目皿4の表面4rが稠密であって、従来のように目皿4に貫通孔が形成されていないので、目皿4の貫通孔に汚れを侵入させることなく、目皿4の表面4rを清掃しやすくし、目皿4の清浄度を高く保持できる。また、小便器1及び小便器本体と10の意匠性も高くすることができる。
また、本実施形態の小便器1では、排水口82は上下方向X3において上側から下側に進むにしたがって窄まるように形成されている。目皿4は、周方向R1において一部が周壁部8の径方向R2の内周面8pに当接する当接部95を有し、かつ排水口82に挿入可能な挿入部90と、挿入部90の上端90tから径方向R2の外側に拡がる皿部88と、を備える。皿部88の少なくとも上部は、排水口82の上端82tより上方に突出している。上面視において、皿部4は排水口82の上端82tより小さい。このような構成を備える小便器1によれば、便鉢11の内周面81を流下しつつ排水口82に向けて集められた水を目皿4と周壁部8との間の排水口82に円滑に流下させる。また、表面4rが稠密な目皿4において、皿部88は排水口82の上端82tより小さいので、便鉢11の内周面81を流下しつつ排水口82に向けて導かれた水を目皿4の上面に回して上面を洗浄しつつ、目皿4と排水口82との隙間から円滑に流下させて排水トラップ3に排水することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変更が可能である。
例えば、上述の実施形態では、目皿4が稠密であると説明したが、本発明に係る小便器の目皿は、表面が稠密であれば例えば中空体であってもよい。
1 小便器
4 目皿
4s 表面
10 小便器本体
11 便鉢
81a 内周底面(便鉢の底部)
82 排水口
92 挿入部
94 皿部
R1 周方向
R2 径方向

Claims (3)

  1. 使用状態において使用者側に開口する便鉢を有する小便器本体と、
    前記便鉢の底部に形成された排水口に載置された目皿と、
    を備え、
    前記目皿の表面は稠密であることを特徴とする小便器。
  2. 前記排水口は上側から下側に進むにしたがって窄まるように形成され、
    前記目皿は、
    周方向において一部が前記排水口の周壁部の径方向の内側に当接する当接部を有し、かつ前記排水口に挿入可能な挿入部と、
    前記挿入部の上端から径方向の外側に拡がる皿部と、
    を備え、
    上面視において前記皿部は前記排水口の上端より小さい、
    請求項1に記載の小便器。
  3. 前記排水口は上側から下側に進むにしたがって窄まるように形成され、
    前記目皿は、
    周方向において一部が前記排水口の周壁部の径方向の内側に当接する当接部を有し、かつ前記排水口に挿入可能な挿入部と、
    前記挿入部の上端から径方向の外側に拡がる皿部と、
    を備え、
    前記挿入部が前記排水口に載置された状態で前記皿部の少なくとも上端部が前記排水口の上端より上方に位置する、
    請求項1又は請求項2に記載の小便器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021065766A1 (ja) 2019-09-30 2021-04-08 東京応化工業株式会社 分泌物産生細胞のスクリーニング方法、及び分泌物産生細胞のスクリーニングキット

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