JP2019177390A - 熱間プレス加工方法及び加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハードゾーンおよびソフトゾーンを備えた成形品に加工する際に、冷却時の意図しない変形を抑制し、成形品の加工精度を高める。【解決手段】熱間プレス加工装置1は、ワークWを加熱する加熱工程と、加熱工程により加熱されたワークWをプレス成形するプレス工程と、プレス工程によりプレス成形されたワークWの一部を冷却してマルテンサイト変態させることにより、ワークW内にハードゾーンZhを生成する一方、該ワークWの他部を冷却してフェライト・ベイナイト変態させることにより、前記ワークW内にソフトゾーンZsを生成する冷却工程と、を備える。熱間プレス加工装置1は、冷却工程を実行するとき、ソフトゾーンZs内の所定部位Zbに対しては、該所定部位Zbにおける剛性および硬度を高めた後に冷却する。【選択図】図4

Description

ここに開示する技術は、熱間プレス加工方法及び加工装置に関する。
この種の熱間プレス加工方法として、ワークをオーステナイト域まで加熱してプレス成形した後、成形型内で冷却することにより、マルテンサイト変態を通じて超高強度の成形品を得る方法が一般に知られている。
例えば、特許文献1には、そうした熱間プレス加工方法(ホットスタンピング方法)の一例として、ワーク(ブランク)に対してNi、Cr、Moを添加することにより、フェライト・ベイナイト変態させることなく、オーステナイト域にて成形を行うことが開示されている。
特開2016−2594号公報
近年、前記特許文献1に記載された方法の応用例として、マルテンサイト変態によって得られるハードゾーンと、フェライト・ベイナイト変態によって得られるソフトゾーンとを組み合わせた成形品が提案されている。この提案によれば、単一の成形品でありながらも、ハードゾーンに起因した高強度と、ソフトゾーンに起因した伸び性とを両立させることができる。
しかしながら、ハードゾーンを成すマルテンサイトと、ソフトゾーンを成すフェライトおよびベイナイトとでは、結晶構造の違いに起因した体積差が存在する。そのため、冷却時の熱収縮によって、成形品の反り等、ソフトゾーンにおいて意図しない変形を招く懸念がある。成形品の加工精度を高めるためには、そうした変形を抑制することが求められる。
ここに開示する技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ハードゾーンおよびソフトゾーンを備えた成形品に加工する際に、冷却時の意図しない変形を抑制し、ひいては成形品の加工精度を高めることにある。
本願発明者等は、鋭意検討を重ねた結果、ソフトゾーン内の所定部位に変形抑制手段を講じた後に、その部位を冷却することを見出し、本開示に至った。
具体的に、ここに開示する技術は、ワークを成形品に加工するための熱間プレス加工方法に係る。この熱間プレス加工方法は、前記ワークを加熱する加熱工程と、前記加熱工程により加熱されたワークをプレス成形するプレス工程と、前記プレス工程によりプレス成形されたワークの一部を冷却してマルテンサイト変態させることにより、前記ワーク内にハードゾーンを生成する一方、該ワークの他部を冷却してフェライト・ベイナイト変態させることにより、前記ワーク内にソフトゾーンを生成する冷却工程と、を備え、前記冷却工程を実行するとき、前記ソフトゾーン内の所定部位に対しては、該所定部位における剛性および硬度の少なくとも一方を高めた後に冷却する。
この方法によれば、単一の成形品でありながらも、ハードゾーンとソフトゾーンを両方とも生成することで、ハードゾーンに起因した高強度と、ソフトゾーンに起因した伸び性とを両立させることができる。
さらに、前記方法は、冷却工程に際し、ソフトゾーン内の所定部位における剛性および硬度の少なくとも一方を高めた後に、その部位を冷却する。剛性および硬度の少なくとも一方を予め高めておくことで、熱収縮に伴う反り等を抑制することができる。このように、冷却前に変形抑制手段を講じておくことで、ソフトゾーンにおける意図しない変形を抑制し、成形品の加工精度を高めることが可能となる。
また、前記熱間プレス加工方法は、前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、前記ソフトゾーンにおける他の部位よりも高い剛性を有する形状を付与した後に冷却する、としてもよい。
この方法によれば、前記所定部位の剛性を高めることで、ソフトゾーンにおける意図しない変形を抑制し、成形品の加工精度を高める上で有利になる。
また、前記熱間プレス加工方法は、前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、特定方向に延びるビード形状を付与した後に冷却する、としてもよい。
この方法によれば、前記所定部位に対してビード形状を付与することで、この部位における剛性を高めることができる。これにより、ソフトゾーンにおける意図しない変形を抑制し、成形品の加工精度を高める上で有利になる。
また、前記熱間プレス加工方法は、前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、前記ハードゾーンと前記ソフトゾーンとの境界に沿って延びるビード形状を付与した後に冷却する、としてもよい。
また、前記熱間プレス加工方法は、前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に焼き入れを施した後に冷却する、としてもよい。
この方法によれば、前記所定部位に対して焼き入れを施すことで、その部位における硬度を高めることができる。これにより、ソフトゾーンにおける意図しない変形を抑制し、成形品の加工精度を高める上で有利になる。
また、前記熱間プレス加工方法は、前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、前記ソフトゾーンにおける他の部位よりも高い剛性を有する形状を付与するとともに、焼き入れを施した後に冷却する、としてもよい。
この方法によれば、前記所定部位における剛性および硬度を両方とも高めることができる。これにより、ソフトゾーンにおける意図しない変形を抑制し、成形品の加工精度を高める上でさらに有利になる。
また、前記成形品が自動車の車体構成部品である、としてもよい。
また、前記成形品が自動車の骨格構成部品である、としてもよい。
また、前記成形品が自動車のピラー部品である、としてもよい。
ここに開示する別の技術は、ワークを成形品に加工するための熱間プレス加工装置に係る。この熱間プレス加工装置は、前記ワークを加熱する加熱工程と、前記加熱工程により加熱されたワークをプレス成形するプレス工程と、前記プレス工程によりプレスされたワークの一部を冷却してマルテンサイト変態させることにより、前記ワーク内にハードゾーンを生成する一方、該ワークの他部を冷却してフェライト・ベイナイト変態させることにより、前記ワーク内にソフトゾーンを生成する冷却工程と、を実行し、前記冷却工程を実行するとき、前記ソフトゾーン内の所定部位に対しては、該所定部位における剛性および硬度の少なくとも一方を高めた後に冷却する。
この構成によれば、単一の成形品でありながらも、ハードゾーンとソフトゾーンを両方とも生成することで、ハードゾーンに起因した高強度と、ソフトゾーンに起因した伸び性とを両立させることができる。
さらに、前記構成は、冷却工程に際し、ソフトゾーン内の所定部位における剛性および硬度の少なくとも一方を高めた後に、その部位を冷却する。剛性および硬度の少なくとも一方を予め高めておくことで、熱収縮に伴う反り等を抑制することができる。このように、冷却前に変形抑制手段を講じておくことで、ソフトゾーンにおける意図しない変形を抑制し、成形品の加工精度を高めることが可能となる。
また、前記熱間プレス加工装置は、前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、前記ソフトゾーンにおける他の部位よりも高い剛性を有する形状を付与した後に冷却する、としてもよい。
また、前記熱間プレス加工装置は、前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、特定方向に延びるビード形状を付与した後に冷却する、としてもよい。
また、前記熱間プレス加工装置は、前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、前記ハードゾーンと前記ソフトゾーンとの境界に沿って延びるビード形状を付与した後に冷却する、としてもよい。
また、前記熱間プレス加工装置は、前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に焼き入れを施した後に冷却する、としてもよい。
また、前記熱間プレス加工装置は、前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、前記ソフトゾーンにおける他の部位よりも高い剛性を有する形状を付与するとともに、焼き入れを施した後に冷却する、としてもよい。
以上説明したように、ここに開示する技術は、ハードゾーンおよびソフトゾーンを備えた成形品に加工する際に、冷却時の意図しない変形を抑制し、成形品の加工精度を高めることができる。
図1は、熱間プレス加工装置にワークを搬入した状態を示す断面図である。 図2は、熱間プレス加工装置によるプレス状態を示す断面図である。 図3は、プレス成形品としてのピラー部品を例示する図である。 図4は、変形抑制手段を講じたピラー部品を例示する図である。 図5は、ワークの変態曲線を例示する図である。 図6は、変形抑制手段を講じていないピラー部品を例示する図である。 図7は、ビード形状の構成について例示する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明は例示である。
図1〜図2に、本実施形態に係る熱間プレス加工装置1を示す。この熱間プレス加工装置1は、加熱したワークWに対してプレス成形を施すことにより、そのワークWを図3〜図4に示すプレス成形品に加工するものである。
本実施形態に係るプレス成形品は、自動車の車体構成部品を成すピラー部品100である。図3に示すように、このピラー部品100は、自動車のフロアパネルとルーフパネルの間に架設されるセンターピラーを成す。つまり、ピラー部品100は、幅狭の長板状に形成されており、車体組立時においては、長手方向を車両上下方向に沿わせた姿勢で組み付けられる。以下、車体組立時に車両上方向となる方向を単に「上方向」と呼称し、その反対方向を「下方向」と呼称する。「上下方向」、「上側」および「下側」等の語も、同様の意味で用いる。また、車体組立時に車両前後方向となる方向を単に「前後方向」と呼称する。
図4に示すように、ピラー部品100は、プレス成形後に急冷することによって焼き入れられる第1ハードゾーンZhと、プレス成形後に空冷することによって得られるソフトゾーンZsとを組み合わせて成る。具体的に、上下方向における上端部から中央部にかけての部分が第1ハードゾーンZhを構成し、同方向における下端部がソフトゾーンZsを構成している。
また、ソフトゾーンZs内の所定部位Zbには、前後方向(特定方向)に延びるビード形状が付与されており、第1ハードゾーンZhと同様に焼き入れが施されている。図4に示すように、ビード形状は、ソフトゾーンZsと第1ハードゾーンZhとの境界に対して略平行に延びている。以下、この所定部位Zbを「第2ハードゾーンZb」ともいう。
(熱間プレス加工装置)
図1〜図2に示すように、熱間プレス加工装置1は、プレス成形品としてのピラー部品100を得るための金型、すなわち、プレス成形用の上型11及び下型12を備える。上型11は上型ホルダ13に固定されている。上型ホルダ13には、プレス機械が昇降するスライダ(図示省略)が取り付けられる。下型12は下型ホルダ14に固定されている。
上型11は、加熱されたワークWをプレス成形するためのプレス成形面15を備えている。下型12は、上型11に対応するプレス成形面16を備えている。上型11及び下型12は、それぞれ、図1〜図2の紙面左側から順に、第1ハードゾーンZhに対応する部位を成形するための第1型部11A,12Aと、ソフトゾーンZsに対応する部位を成形するための第2型部11B,12Bと、第2ハードゾーンZbに対応する部位を成形するための第3型部11C,12Cと、に区分されている。
第1型部11A,12A及び第3型部11C,12Cには、ワークWをプレス状態で型冷却するための液状冷媒(例えば、冷却水)が供給される冷媒通路17,18が設けられている。
本実施形態では、液状冷媒によって第1型部11A,12A及び第3型部11C,12Cのみを冷却するように構成されているが、この構成に代えて、直水冷式の構成を採用してもよい。その場合、各冷媒通路17,18は、第1型部11A,12A及び第3型部11C,12Cを貫通してプレス成形面15,16に開口することになる。
第2型部11B,12Bには、プレス状態のワークWを保温するためのヒータ19,20が設けられている。上下のヒータ19,20は、双方とも電気ヒータとして構成されており、それぞれヒータ電源(図示省略)に接続されている。
また、第1型部11A,12Aと第2型部11B,12Bとの境界部、及び、第2型部11B,12Bと第3型部11C,12Cとの境界部は、それぞれ、断熱材21によって区画されている。
下型12のプレス成形面16のうち、第3型部11C,12Cに対応する部位は、上方に突出した凸状面16aを成す。一方、上型11のプレス成形面15のうち、第3型部11C,12Cに対応する部位は、凸状面16aを雄部としたときの雌部にあたる凹状面15aを成す。
図1に示すように、ワークWは平板上のブランク材から成る。このワークWは、予め所定温度(オーステナイト温度域)に加熱されて、上型11と下型12の間に搬入される。上型11と下型12の間に搬入されるワークWのうち、第1型部11A,12Aと第3型部11C,12Cの間に位置する部位については、プレス成形した後にプレス状態で冷却させるホットスタンプによって成形される。一方、同ワークWのうち、第2型部11B,12Bの間に位置する部位については、フェライト・ベイナイト変態させるための前準備として、プレス成形後にヒータ19,20によって保温される。
特に、第3型部11C,12Cの間に位置する部位については、上型11が下型12に向かって下降したときに、凸状面16aと凹状面15aとがワークWを塑性変形させることにより、前述のビード形状を成形する。
プレス成形されたワークWは、上型11及び下型12から搬出された後、空冷される。
以下、熱間プレス加工装置1を用いた熱間プレス加工方法について、詳細に説明をする。
(熱間プレス加工方法)
図5は、ワークWの変態曲線を例示する図である。
[1.加熱工程]
まず、平板状のワークWを加熱して、Ac3点(変態温度のうち、フェライトからオーステナイトへの変態を完了する温度)以上に加熱する。これにより、ワークWは、オーステナイトへの変態を完了する。
[2.搬入工程]
図1に示すように、加熱したワークWを上型11と下型12の間に搬入する。
[3.プレス工程]
図2に示すように、上型11を下降させ、ワークWを上型11のプレス成形面15及び下型12のプレス成形面16に倣った形状にプレス成形する。このとき、上型11及び下型12それぞれの第1型部11A,12Aによって、ピラー部品100の上端部から中央部かけての部位が成形され、それぞれの第2型部11B,12Bによって、ピラー部品100の下端部が成形される。
同時に、上型11及び下型12それぞれの第3型部11C,12Cによって、ピラー部品100の下端部にピラー形状が付与される。このピラー形状は、前後方向(図1の紙面に垂直な方向)に延設されている。ピラー形状が付与された部位(第2ハードゾーンZb)は、図7(a)のA1−A1断面に示すように、ピラー部品100の板厚方向に向かって凸を成している。
[4.冷却工程(型冷却)]
上型11と下型12によってワークWをプレスした状態において、第1型部11A,12Aと第3型部11C,12Cの冷媒通路17,18に液状冷媒を通す。液状冷媒を通す時間は、液状冷媒として水を用いた場合は2〜3秒程度に設定される。それと同時に、第2型部11B,12Bのヒータ19,20を発熱させる。ヒータ19,20の発熱により、第2型部11B,12Bは、例えば500℃程度に保温される。図5に示すように、ヒータ19,20の温度は、フェライト・ベイナイト生成領域の下限温度よりも高く設定してもよい。
これにより、型内へ搬入されたワークWのうち第1型部11A,12Aの間に位置する部位と、第3型部11C,12Cの間に位置する部位(ワークの一部)が、Ms点(変態温度のうち、オーステナイトからマルテンサイトへの変態を開始する温度)未満に型冷却され、マルテンサイト変態して焼き入れ状態となる(図5の破線を参照)。こうして、型冷却された部位における硬度が高められ、ワークW内に第1及び第2ハードゾーンZh,Zbが生成される。
一方、ワークWのうち第2型部11B,12Bの間に位置する部位は、マルテンサイト変態しないように、Ms点以上の温度に保たれつつ冷却される。
[5.脱型工程]
図示は省略するが、上型11を上昇させてプレス成形されたワークWを脱型する。脱型されたワークWは、下型12から搬出される。
[6.冷却工程(空冷)]
下型12から搬出されたワークWは、大気によって空冷される。これにより、第1及び第2ハードゾーンZh,Zbが生成された部位が、型冷却時よりも緩やかに冷却されて常温に至る。
一方、ワークWにおける他の部位、すなわち、ヒータ19,20によって保温されていた部位(ワークの他部)は、図5の実線に示すように、フェライト・ベイナイト生成領域(図5の網掛け部を参照)を通過するように冷却される。ここで、フェライト・ベイナイト生成領域は、いわゆるフェライト領域と、ベイナイト領域を総称した領域を指す。そうして、保温されていた部位がフェライト・ベイナイト変態し、ワークW内に、軟質組織から成るソフトゾーンZsが生成される。その後、ソフトゾーンZsが生成された部位は、さらに冷却されて常温に至る。
(空冷時の熱収縮について)
こうして、プレス成形されたピラー部品100を得る。このピラー部品100は、単一の成形品でありながらも、第1ハードゾーンZhに起因した高強度と、ソフトゾーンZsに起因した伸び性とを両立させることができる。特に、このソフトゾーンZsによって、車両衝突時(特に側突時)に、その衝突エネルギを吸収することができる。
しかしながら、第1ハードゾーンZhを成すマルテンサイトと、ソフトゾーンZsを成すフェライトおよびベイナイトとでは、結晶構造の違いに起因した体積差が存在する。そのため、空冷時の熱収縮によって、ピラー部品100の反り等、ソフトゾーンZsにおいて意図しない変形を招く虞がある。
そうした変形としては、図6のA−A断面およびA’−A’断面に示すように、ハードゾーンと、ソフトゾーンとの境界線に沿った反りが懸念される。ピラー部品100の加工精度を高めるためには、そうした変形を抑制することが求められる。
そこで、空冷の実施に先立って、変形抑制手段として、ソフトゾーンZs内の所定部位Zbにおける剛性および硬度を高める。具体的に、前後方向に延びるビード形状を付与することにより、この所定部位Zbに対し、ソフトゾーンZsにおける他の部位よりも高い剛性を与えることができる。それと同時に、空冷を実施する前に焼き入れを施すことにより、この所定部位Zbに対し、ソフトゾーンZsにおける他の部位よりも高い硬度を与えることができる。このように空冷前に変形抑制手段を講じておくことで、空冷時の熱収縮に伴う反り等を抑制し、ピラー部品100の加工精度を高めることが可能となる。
特に、ビード形状が付された第2ハードゾーンZbは、第1ハードゾーンZhと、ソフトゾーンZsとの境界線に沿って延設されているため、熱収縮に伴う反りを効果的に抑制することができる。
ここに、車両側突時には、センターピラーとしてのピラー部品100は、略前後方向に沿った折れ線(いわゆる屈曲折れ線)を実質的に備えている。ピラー部品100は、この折れ線に沿って屈曲することで衝突エネルギを吸収するところ、第2ハードゾーンZbを成すビード形状は、この折れ線に沿って延設されている。そのため、このビード形状は、上下方向に延設させた構成に比して、衝突エネルギの吸収を妨げることはない。
−ピラー部品の変形例−
前記実施形態では、第2ハードゾーンZbに付されるビード形状として、ピラー部品100の板厚方向に向かって凸を成す形状について説明したが、本開示に係るビード形状は、これに限られない。例えば、図7(b)、及び、そのA2−A2断面に示すように、ピラー部品100’の第2ハードゾーンZb’に対して、ステップ状に折曲して成るビード形状を付与してもよい。
またそもそも、第2ハードゾーンZbに付与される形状は、ビード形状に限られない。例えば、図7(c)、及び、そのA3−A3断面に示すように、ピラー部品100”の下端部に対して、座面状の凹凸形状Zb”を付してもよい。このような形状を採用したとしても、ソフトゾーンにおける剛性を高めることができる。
《他の実施形態》
前記実施形態では、成形品の一例として、自動車の車体構成部品としてピラー部品について説明したが、ここに開示した技術は、例えば、自動車の骨格構成部品に適用することもできる。サイドフレームを始めとする骨格構成部品に適用した場合、単一の成形品でありながらも、ハードゾーンに起因した高強度と、ソフトゾーンに起因した加工性とを両立させることができる。この場合においても、冷却時の意図しない変形を抑制し、成形品の加工精度を高めることができる。
また、前記実施形態では、第2ハードゾーンZbに対してビード形状を付与するとともに、焼き入れを施す構成について説明したが、この構成には限られない。ビード形状の付与、及び、焼き入れのうちの一方を実施すればよい。
また、前記実施形態では、ソフトゾーンZsを生成するべく、大気によって空冷する構成について説明したが、この構成に代えて、例えば型内で徐冷してもよい。
また、前記実施形態では、ソフトゾーンZsが生成される部位を保温するためのヒータ19,20を備えた構成について説明したが、この構成に代えて、例えば第2型部11B,12Bの内部に高温流体(例えば油)を流通させてもよい。
また、前記実施形態では、図1に示すように、ワークWの上下に冷媒通路17,18及びヒータ19,20を配置する構成について説明したが、この構成に代えて、前後左右に配置してもよい。
また、第1型部11A,12Aと第2型部11B,12Bとの境界部、及び、第2型部11B,12Bと第3型部11C,12Cとの境界部に断熱材21に設ける構成に代えて、当該境界部に空気層を設けてもよい。
また、前記実施形態では、ワークWを型冷却して第1ハードゾーンZhを生成した後に、このワークWを空冷してソフトゾーンZsを生成する方法について説明したが、例えば、所定部位Zbにビード形状を付与した後に、液状冷媒を用いた型冷却と、型内での徐冷を同時に行って、第1ハードゾーンZhとソフトゾーンZsを並行して生成してもよい。
1 熱間プレス加工装置
100 ピラー部品
W ワーク
Zh 第1ハードゾーン
Zs ソフトゾーン
Zb 第2ハードゾーン(所定部位)

Claims (15)

  1. ワークを成形品に加工するための熱間プレス加工方法であって、
    前記ワークを加熱する加熱工程と、
    前記加熱工程により加熱されたワークをプレス成形するプレス工程と、
    前記プレス工程によりプレス成形されたワークの一部を冷却してマルテンサイト変態させることにより、前記ワーク内にハードゾーンを生成する一方、該ワークの他部を冷却してフェライト・ベイナイト変態させることにより、前記ワーク内にソフトゾーンを生成する冷却工程と、を備え、
    前記冷却工程を実行するとき、前記ソフトゾーン内の所定部位に対しては、該所定部位における剛性および硬度の少なくとも一方を高めた後に冷却する
    ことを特徴とする熱間プレス加工方法。
  2. 請求項1に記載された熱間プレス加工方法において、
    前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、前記ソフトゾーンにおける他の部位よりも高い剛性を有する形状を付与した後に冷却する
    ことを特徴とする熱間プレス加工方法。
  3. 請求項2に記載された熱間プレス加工方法において、
    前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、特定方向に延びるビード形状を付与した後に冷却する
    ことを特徴とする熱間プレス加工方法。
  4. 請求項3に記載された熱間プレス加工方法において、
    前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、前記ハードゾーンと前記ソフトゾーンとの境界に沿って延びるビード形状を付与した後に冷却する
    ことを特徴とする熱間プレス加工方法。
  5. 請求項1に記載された熱間プレス加工方法において、
    前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に焼き入れを施した後に冷却する
    ことを特徴とする熱間プレス加工方法。
  6. 請求項1に記載された熱間プレス加工方法において、
    前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、前記ソフトゾーンにおける他の部位よりも高い剛性を有する形状を付与するとともに、焼き入れを施した後に冷却する
    ことを特徴とする熱間プレス加工方法。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載された熱間プレス加工方法において、
    前記成形品が自動車の車体構成部品である
    ことを特徴とする熱間プレス加工方法。
  8. 請求項7に記載された熱間プレス加工方法において、
    前記成形品が自動車の骨格構成部品である
    ことを特徴とする熱間プレス加工方法。
  9. 請求項7に記載された熱間プレス加工方法において、
    前記成形品が自動車のピラー部品である
    ことを特徴とする熱間プレス加工方法。
  10. ワークを成形品に加工するための熱間プレス加工装置であって、
    前記ワークを加熱する加熱工程と、
    前記加熱工程により加熱されたワークをプレス成形するプレス工程と、
    前記プレス工程によりプレスされたワークの一部を冷却してマルテンサイト変態させることにより、前記ワーク内にハードゾーンを生成する一方、該ワークの他部を冷却してフェライト・ベイナイト変態させることにより、前記ワーク内にソフトゾーンを生成する冷却工程と、を実行し、
    前記冷却工程を実行するとき、前記ソフトゾーン内の所定部位に対しては、該所定部位における剛性および硬度の少なくとも一方を高めた後に冷却する
    ことを特徴とする熱間プレス加工装置。
  11. 請求項10に記載された熱間プレス加工装置において、
    前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、前記ソフトゾーンにおける他の部位よりも高い剛性を有する形状を付与した後に冷却する
    ことを特徴とする熱間プレス加工装置。
  12. 請求項11に記載された熱間プレス加工装置において、
    前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、特定方向に延びるビード形状を付与した後に冷却する
    ことを特徴とする熱間プレス加工装置。
  13. 請求項12に記載された熱間プレス加工装置において、
    前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、前記ハードゾーンと前記ソフトゾーンとの境界に沿って延びるビード形状を付与した後に冷却する
    ことを特徴とする熱間プレス加工装置。
  14. 請求項10に記載された熱間プレス加工装置において、
    前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に焼き入れを施した後に冷却する
    ことを特徴とする熱間プレス加工装置。
  15. 請求項10に記載された熱間プレス加工装置において、
    前記冷却工程を実行するとき、前記所定部位に対しては、前記ソフトゾーンにおける他の部位よりも高い剛性を有する形状を付与するとともに、焼き入れを施した後に冷却する
    ことを特徴とする熱間プレス加工装置。
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