JP2019176897A - 飲料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄液の利用量が少なく済み、容易に設置することのできる飲料供給装置を提供する。【解決手段】ミルクを供給するミルク供給管15と、ミルク供給管15のミルクを搬送するギアポンプ33と、ギアポンプ33の駆動を制御する制御装置70と、を備え、洗浄液を作製する洗浄用容器80を設け、制御装置70は、ミルク供給管15の一端部を洗浄用容器80の洗浄液に挿入した状態で、ギアポンプ33を正逆回転駆動し、洗浄液をミルク供給管15の内部で正逆方向に搬送して洗浄制御を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、飲料供給装置に係り、特に、ミルク飲料を供給するミルク供給管を備えた飲料供給装置に関するものである。
従来から、例えば、複数の飲料原料貯槽と温水タンクを備え前記貯槽及び温水タンクからの原料及び温水を受け、これらを調合する攪拌器を有する飲料供給装置において、液状洗剤タンクを設け、このタンクから、上記攪拌器または抽出器に液状洗剤を供給する洗剤供給管を接続すると共に、洗剤及び洗浄用温水の供給、洗浄、排水を行う制御手段を設けた洗浄機構を備えた飲料供給装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平07−146979号公報
しかしながら、前記従来の技術では、排水バケツに洗浄後の洗浄液を廃棄するものであるため、洗浄が完了するまで、排水バケツに廃棄する洗浄液を溜める必要があり、排水バケツが大型になり、スペースの制約を受けるという問題がある。また、例えば、飲料供給装置をコンビニエンスストアなどのスペースが小さい場所に設置する場合、必ずしもシンクの近傍に設置できない場合があり、排水バケツの設置場所に制約がかかったり、洗浄水の廃棄作業に手間がかかったりするという問題がある。
本発明は、前記した点に鑑みてなされたものであり、洗浄液の利用量が少なく済み、容易に設置することのできる飲料供給装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、本発明は、粘性を有する液体を供給する液体供給管と、前記液体供給管の液体を搬送する搬送装置と、前記搬送装置の駆動を制御する制御装置と、を備え、洗浄液を作製する洗浄用容器を設け、前記制御装置は、前記液体供給管の一端部を前記洗浄用容器の洗浄液に挿入した状態で、前記搬送装置を正逆回転駆動し、前記洗浄液を前記液体供給管の内部で正逆方向に搬送して洗浄制御を行うことを特徴とする。
これによれば、液体供給管の内部で洗浄液を正逆方向に搬送して洗浄を行うことにより、洗浄液を液体供給管の内部で動かすため、少ない洗浄液で洗浄を行うことができる。したがって、廃棄用容器に廃棄する洗浄液を少なくすることができ、廃棄用容器を小型化して飲料供給装置の設置を容易にすることができる。
本発明によれば、液体供給管の内部で洗浄液を正逆方向に搬送して洗浄を行うことにより、洗浄液を液体供給管の内部で動かすため、少ない洗浄液で洗浄を行うことができる。したがって、廃棄用容器に廃棄する洗浄液を少なくすることができ、廃棄用容器を小型化して飲料供給装置の設置を容易にすることができる。
本発明に係る飲料供給装置の実施形態を示す概略斜視図 本実施形態の飲料供給装置の構成を示すブロック図 本実施形態の飲料供給装置の洗浄状態における構成を示すブロック図 本実施形態の制御構成を示すブロック図 本実施形態のミルク供給管の洗浄を行う場合の動作を示すタイミングチャート 本実施形態のミルク供給管の洗浄を行う場合の動作手順を示すフローチャート
第1の発明は、粘性を有する液体を供給する液体供給管と、前記液体供給管の液体を搬送する搬送装置と、前記搬送装置の駆動を制御する制御装置と、を備え、洗浄液を作製する洗浄用容器を設け、前記制御装置は、前記液体供給管の一端部を前記洗浄用容器の洗浄液に挿入した状態で、前記搬送装置を正逆回転駆動し、前記洗浄液を前記液体供給管の内部で正逆方向に搬送して洗浄制御を行う。
これによれば、液体供給管の内部で洗浄液を正逆方向に搬送して洗浄を行うことにより、洗浄液を液体供給管の内部で動かすため、少ない洗浄液で洗浄を行うことができる。したがって、廃棄用容器に廃棄する洗浄液を少なくすることができ、廃棄用容器を小型化して飲料供給装置の設置を容易にすることができる。
第2の発明は、湯タンクの湯を供給する湯供給管と、前記湯供給管の中途部に設けられる湯搬送装置および流量計とをさらに備え、前記制御装置は、前記流量計により計測される流量に基づいて、前記洗浄用容器に投入された洗浄剤の量に最適な量の湯を供給するように制御する。
これによれば、洗浄用容器に供給される湯量を流量計により管理することができるので、投入された洗浄剤に最適な湯量を供給することができ、適正な洗浄液を作成することができる。また、洗浄液の利用量も管理することができる。
第3の発明は、エア搬送装置により前記液体供給管に空気を供給するエア供給管と、前記液体供給管に前記湯タンクからのすすぎ湯を供給する湯リンス供給管とを備えるとともに、前記液体供給管を流れる液体と前記エア供給管からのエアまたは前記湯リンス供給管からのすすぎ湯とを混合させるための混合部をさらに備え、前記制御装置は、前記湯リンス供給管から送られるすすぎ湯を前記液体供給管の前記混合部より上流側または下流側に供給する仕上げすすぎ制御を行う。
これによれば、湯タンクから供給される綺麗なすすぎ湯により液体供給管をすすぎ処理することができ、液体供給管への洗浄液の残留を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、必要以上に詳細な説明、例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明などは省略する場合がある。なお、以下の説明および参照される図面は、当業者が本開示を理解するために提供されるものであって、本開示の請求の範囲を限定するためのものではない。
図1は、本発明の飲料供給装置の実施の形態を示す概略斜視図である。
図1に示すように、飲料供給装置1は、箱型の本体10を備えており、本体10の前面上方には、図示しない操作ボタンなどが設置された操作パネル11が設けられている。
本体10の前面下方には、前面に開口する飲料受け部12が設けられている。飲料受け部12には、スリットが形成された受け皿13が配置されており、この受け皿13の上面にカップを載置することができるように構成されている。受け皿13の下方は、こぼれた飲料を受けるドレン受けとされている。
また、本体10の一側には、粘性を有する液体としてのミルクを貯留するミルクタンク14が載置されている。ミルクタンク14は、ミルクを常温または所定温度に保持した状態で貯留することができるものである。ミルクタンク14には、後述する液体供給管としてのミルク供給管15の一端が挿入されるように構成されている。
なお、図1においては、ミルク供給管15の洗浄状態を示している。
図2は、飲料供給装置の構成を示すブロック図である。図3は、飲料供給装置の洗浄状態における構成を示すブロック図である。
図2に示すように、飲料供給装置1は、コーヒー飲料を生成するコーヒーサーバ20と、ミルク飲料を生成するミルクフォーマ30とを備えている。
飲料供給装置1は、湯タンク21を備えている。湯タンク21は、所定の飲料水を貯留するものであり、図示しないヒータにより所定温度に加熱できるように構成されている。湯タンク21には、湯搬送装置としての湯ポンプ22および流量計23を介してコーヒー用湯供給管24に接続されている。
コーヒー用湯供給管24は、コーヒーサーバ20に接続されており、コーヒー用湯供給管24の途中には、コーヒー用電磁弁25が設けられている。
コーヒーサーバ20は、例えば、エスプレッソコーヒーやドリップコーヒーなどの種々のコーヒー飲料を生成する。コーヒーサーバ20は、ミルによりコーヒー豆を粉砕してなる挽き豆をフィルタ部に供給し、湯タンク21からコーヒー用湯供給管24を介して湯を供給することにより、コーヒー飲料を生成することができるものである。生成されたコーヒー飲料は、コーヒーノズル26を介して受け皿13に載置されたカップ(図示せず)に注がれる。
また、流量計23の下流側には、コーヒー用湯供給管24から分岐する洗浄用湯供給管27が接続されており、洗浄用湯供給管27の途中には、洗浄用電磁弁28が設けられている。
また、ミルクフォーマ30は、種々のミルク飲料を生成することができる。種々のミルク飲料とは、例えば、冷たいままのコールドミルク、コールドミルクを蒸気で温めたスチームドミルク、冷たいミルクを泡立てたフォームドミルク(コールド)、ミルクを泡立ててさらに蒸気で温めたフォームドミルク(ホット)などが含まれる。
ミルクフォーマ30は、ミルクタンク14に接続されるミルク供給管15を備えている。ミルク供給管15は、ミルクタンク14に対して挿抜可能に接続されるものであり、ミルク供給管15の洗浄時には、ミルクタンク14から取り外すようになっている。
ミルク供給管15には、ピンチバルブ31を介して混合部32が接続されている。混合部32には、エア搬送装置としてのエアポンプ40がエア電磁弁41および2つの逆止弁42,42を介して接続されている。
また、湯タンク21には、湯電磁弁50を介して湯リンスポンプ51が接続されており、湯リンスポンプ51には、逆止弁52を介して湯リンス供給管53が接続されている。エアポンプ40から湯リンス供給管53の接続箇所までの配管はエア供給管43とされており、湯リンス供給管53の接続箇所から混合部32までの配管はエア・湯供給管44とされている。
なお、湯リンス供給管53は、2つの逆止弁42,42の間に接続されている。
混合部32は、例えば、樹脂製のF型継手(図示せず)を備えており、このF型継手にミルク供給管15およびエア・湯供給管44をそれぞれ接続することにより、F型継手の内部で、ミルクとエアとを混合することができるように構成されている。
すなわち、混合部32は、エア電磁弁41を開動作させることによりエアポンプ40から送られるエアとミルク供給管15から送られるミルクとを混合して撹拌し、これにより、泡立てたミルクであるフォームドミルクを生成する。
ミルク供給管15の混合部32より下流側には、搬送装置としてのギアポンプ33が設けられている。ギアポンプ33は、内部に駆動ギアおよび従動ギア(いずれも図示せず)が互いに噛み合わされた状態で配置されている。そして、ピンチバルブ31を開いた状態で、駆動ギアを正方向に回転駆動するとともに、従動ギアを追随回転させることにより、ギアポンプ33内に負圧が発生し、ミルクタンク14内のミルクが吸い上げられ、混合部32を介してギアポンプ33に供給される。これにより、ミルクを搬送することができるように構成されている。
また、ギアポンプ33は、駆動ギアを逆回転させることにより、ミルクなどを逆方向すなわちミルクタンク14側に搬送することができるように構成されている。
ギアポンプ33の下流側には、調質器34が接続されており、調質器34は、フォームドミルクを通過させることで、よりきめの細かいフォームドミルクを調質するものである。
さらに、調質器34の下流側には、ミルクノズル35が接続されている。ミルクノズル35は、本体10の受け皿13の上方に開口するように設置されている。
また、湯タンク21には、電磁ポンプ60を介してスチームボイラ61が接続されており、スチームボイラ61には、蒸気用配管62が接続されており、蒸気用配管62は、途中蒸気三方弁63を介してミルクノズル35に接続されている。蒸気三方弁63は、ミルクノズル35に蒸気を供給しない状態で、湯タンク21に接続されている。
スチームボイラ61は、湯タンク21から送られる湯を加熱することにより、蒸気を生成することができるものであり、スチームボイラ61からの蒸気はミルクノズル35に送られる。これにより、ミルク供給管15からミルクノズル35に供給されるフォームドミルクを蒸気により温めることができるように構成されている。
そして、混合部32により混合撹拌され、調質器34で調質されたフォームドミルクは、ミルクノズル35を介してカップに注がれる。
次に、本実施の形態における制御構成について説明する。
図4は、本実施の形態の制御構成を示すブロック図である。
図4に示すように、本実施の形態においては、例えば、CPUおよびメモリなどからなり所定のプログラムに基づいて動作される制御装置70を備えており、制御装置70は、飲料供給装置1を構成する各機器の動作を制御するように構成されている。
制御装置70は、操作パネル11の操作に応じて、コーヒー飲料またはミルク飲料の生成を行うように制御する。
制御装置70は、湯ポンプ22、ギアポンプ33、エアポンプ40、湯リンスポンプ51、スチームボイラ61、電磁ポンプ60の駆動制御を行うように構成されている。また、制御装置70は、ピンチバルブ31、湯電磁弁50、コーヒー用電磁弁25、エア電磁弁41、蒸気三方弁63、洗浄用電磁弁28の開閉制御を行うように構成されている。さらに、制御装置70には、流量計23の計測結果が送られる。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
まず、コーヒー飲料の生成が指示された場合には、制御装置70は、湯ポンプ22を駆動するとともに、コーヒー用電磁弁25を開動作させる。これにより、湯タンク21からの湯がコーヒー用湯供給管24を介してコーヒーサーバ20に供給され、コーヒーサーバ20により所望のコーヒー飲料を生成し、コーヒーノズル26からカップにコーヒー飲料が注がれる。
また、コールドミルクを使用した飲料の生成が指示された場合、制御装置70は、ピンチバルブ31を開き、ギアポンプ33を正方向に回転させる。なお、ギアポンプ33の正方向への回転とは、ギアポンプ33の上流側から供給されたミルクなどがギアポンプ33の下流側へと搬送される回転方向を意味する。これにより、ミルクタンク14内のミルクは、ミルク供給管15、混合部32、ギアポンプ33および調質器34を通ってミルクノズル35からカップに注がれる。
また、スチームドミルクを使用した飲料の生成が指示された場合には、制御装置70は、電磁ポンプ60を駆動して、ミルクノズル35に供給されたミルクに対して蒸気供給管から蒸気を送り、ミルクノズル35のミルクを温めた後、カップに注がれる。
フォームドミルクを使用した飲料の生成が指示された場合には、制御装置70は、エア電磁弁41を開くとともにエアポンプ40を動作させる。同時に、制御装置70は、ピンチバルブ31を開き、ギアポンプ33を正方向に回転させる。
これにより、混合部32において空気とミルクとが混合され、ギアポンプ33に供給される。ギアポンプ33の回転により空気とミルクとが好適に撹拌され、調質器34によりさらにきめ細かいフォームドミルクに調質された後、ミルクノズル35からカップに注がれる。
また、ホットのフォームドミルクを使用した飲料の生成が指示された場合には、フォームドミルクは、蒸気供給管から供給される蒸気によって温められた後にカップに注がれる。
次に、ミルク供給管15の洗浄を行う場合の動作について説明する。
図5は、ミルク供給管15の洗浄を行う場合の動作を示すタイミングチャートである。図6はミルク供給管15の洗浄を行う場合の動作手順を示すフローチャートである。
図1および図3に示すように、ミルク供給管15の洗浄を行う場合は、ミルク供給管15をミルクタンク14から取り外し、洗浄用容器80に挿入する。また、洗浄用湯供給管27も洗浄用容器80に挿入する。受け皿13には、廃棄用容器81を載置しておく。
洗浄用容器80には、所定量の洗浄剤を投入しておき、この状態で、制御装置70は、ピンチバルブ31および洗浄用電磁弁28を開動作させるとともに、コーヒー用電磁弁25を閉動作させ、湯ポンプ22を動作させる。これにより、湯タンク21から湯が洗浄用容器80に供給される。
この場合に、流量計23により、湯量を測定しているので、投入された洗浄剤に最適な湯量を供給することができ、適正な洗浄液を作製することができる。
湯ポンプ22の動作中または動作させた後、制御装置70は、エアポンプ40を動作させるとともに、エア電磁弁41を開動作させ、混合部32を介して洗浄用容器80にエアを供給し、洗浄液を撹拌する。
続いて、制御装置70は、ギアポンプ33を正方向に駆動することにより、ミルク供給管15に洗浄液を供給する。その後、制御装置70は、ギアポンプ33を断続的に正逆方向に回転駆動させることにより、洗浄液をミルク供給管15の内部で正逆方向に搬送するように制御する。
このようにミルク供給管15の内部で洗浄液を正逆方向に搬送して洗浄を行うことにより、洗浄液をミルク供給管15の内部で動かすことで、洗浄液を消費することなく、洗浄を行うことができる。
また、例えば、ミルク供給管15と混合部32のF型継手とは、弾性を有しないF型継手に弾性を有するミルク供給管15を挿入して接続するため、この接続部に段差が形成されてしまう。そのため、洗浄液を逆方向に搬送することにより、段差部分にも洗浄液を行き渡らせることができ、細部に亘って洗浄を行うことができる。
その後、制御装置70は、所定時間ギアポンプ33を停止させ、ミルク供給管15の内部に洗浄液を滞留させ、いわゆる浸け置きにより洗浄を行う。
その後、制御装置70は、ギアポンプ33を正方向に駆動してミルク供給管15に洗浄液を送り、ミルクノズル35を介して廃棄用容器81に洗浄液を排出する。このとき、制御装置70は、エアポンプ40を駆動するとともに、エア電磁弁41を開動作させ、エアをミルク供給管15に送り、バブリングによる洗浄を行う。
このような動作により、洗浄液による洗浄処理が完了する。
次に、すすぎ動作について説明する。
まず、制御装置70は、洗浄用電磁弁28および湯ポンプ22を駆動し、洗浄用容器80に湯を供給する。湯を供給している間に、制御装置70は、ピンチバルブ31を閉動作するとともに、湯リンスポンプ51およびギアポンプ33を駆動する。
これにより、湯タンク21から湯リンス供給管53およびエア・湯供給管44を介して混合部32からすすぎ湯が供給され、すすぎ湯は、ミルク供給管15からギアポンプ33、調質器34をそれぞれ介してミルクノズル35から廃棄用容器81に排出され、混合部32より下流側の先行すすぎを行う。
その後、制御装置70は、湯リンスポンプ51を停止させた後、ギアポンプ33を断続的に停止させ、ミルク供給管15のすすぎを行う。最後に、制御装置70は、エアポンプ40を駆動するとともに、エア電磁弁41を開動作させ、エアをミルク供給管15に送り、バブリングによるすすぎを行う。
制御装置70は、このようなすすぎ動作を、複数回(例えば、3回)繰り返して行うように制御する。
次に、仕上げすすぎ動作について説明する。
制御装置70は、ギアポンプ33を停止させるとともに、湯電磁弁50を開動作させる。これにより、湯タンク21から湯リンス供給管53およびエア・湯供給管44を介して混合部32からすすぎ湯が供給され、すすぎ湯は、ミルク供給管15からピンチバルブ31を介して洗浄用容器80に排出され、混合部32より上流側のすすぎを行う。
続いて、制御装置70は、ピンチバルブ31を閉動作させるとともに、ギアポンプ33を正方向に回転駆動させる。これにより、湯タンク21から湯リンス供給管53およびエア・湯供給管44を介して混合部32からすすぎ湯が供給され、すすぎ湯は、ミルク供給管15からギアポンプ33、調質器34をそれぞれ介してミルクノズル35から廃棄用容器81に排出され、混合部32より下流側のすすぎを行う。
次に、制御装置70は、ギアポンプ33を停止させ、ピンチバルブ31を開動作させ、この状態で、エアポンプ40を駆動するとともに、エア電磁弁41を開動作させることにより、ミルク供給管15の内部に残留しているすすぎ湯を洗浄用容器80に排出する。
また、制御装置70は、ギアポンプ33を駆動させ、ピンチバルブ31を閉動作させ、エアポンプ40を駆動するとともに、エア電磁弁41を開動作させることにより、ミルク供給管15の内部に残留しているすすぎ湯を廃棄用容器81に排出する。なお、本実施の形態ではギアポンプ33を駆動させるように制御しているが、ギアポンプ33の隙間から流れることも可能なので、ギアポンプ33の長寿命化のためにギアポンプ33を駆動させずに停止させていてもよい。
そして、制御装置70は、電磁ポンプ60を動作させるとともに、蒸気三方弁63をミルクノズル35側に切り替え、スチームボイラ61から蒸気をミルクノズル35に供給し、これにより、蒸気用配管62に進入したすすぎ湯を廃棄用容器81に排出する。
前述の動作により、ミルク供給管15の洗浄およびすすぎが完了する。その後、洗浄用容器80および廃棄用容器81を取り外す。
以上説明したように、本実施の形態においては、ミルク(粘性を有する液体)を供給するミルク供給管15(液体供給管)と、ミルク供給管15のミルクを搬送するギアポンプ33(搬送装置)と、ギアポンプ33の駆動を制御する制御装置70と、を備え、洗浄液を作製する洗浄用容器80を設け、制御装置70は、ミルク供給管15の一端部を洗浄用容器80の洗浄液に挿入した状態で、ギアポンプ33を正逆回転駆動し、洗浄液をミルク供給管15の内部で正逆方向に搬送して洗浄制御を行う。
これにより、ミルク供給管15の内部で洗浄液を正逆方向に搬送して洗浄を行うことにより、洗浄液をミルク供給管15の内部で動かすことで、洗浄液を消費することなく、洗浄を行うことができる。そのため、少ない洗浄液で洗浄を行うことができ、廃棄用容器81に廃棄する洗浄液を少なくすることができる。したがって、廃棄用容器の容積を小さくでき、廃棄用容器を小型化できるため、廃棄用容器の設置面積を低減することができ、飲料供給装置の設置を容易にすることができる。また、廃棄用容器を小型化しても洗浄液の廃棄作業を複数回行う必要がなくなる。また、洗浄用容器の容積も小さくでき、洗浄用容器の設置面積も低減することができる。これらから、設置場所の選択自由度の向上や、廃棄用容器の飲料受け皿の上部への設置が可能になる。また、廃棄作業のためにつきっきりで洗浄作業を行う必要を無くすこともできる。
また、例えば、ミルク供給管15の接続箇所に形成される段差部分にも洗浄液を行き渡らせることができ、細部に亘って洗浄を行うことができる。
また、本実施の形態においては、湯タンク21の湯を供給する湯供給管と、湯供給管の中途部に設けられる湯ポンプ22(湯搬送装置)および流量計23とをさらに備え、制御装置70は、流量計23により計測される流量に基づいて、洗浄用容器80に投入された洗浄剤の量に最適な量の湯を供給するように制御する。
これにより、洗浄用容器80に供給される湯量を流量計23により管理することができるので、投入された洗浄剤に最適な湯量を供給することができ、適正な洗浄液を作製することができる。また、洗浄液の利用量も管理することができる。
また、本実施の形態においては、エアポンプ40(エア搬送装置)によりミルク供給管15(液体供給管)に空気を供給するエア供給管43と、ミルク供給管15に湯タンク21からのすすぎ湯を供給する湯リンス供給管53とを備えるとともに、ミルク供給管15を流れるミルクとエア供給管43からのエアまたは湯リンス供給管53からのすすぎ湯とを混合させるための混合部32をさらに備え、制御装置70は、湯リンス供給管53から送られるすすぎ湯をミルク供給管15の混合部32より上流側または下流側に供給する仕上げすすぎ制御を行う。
これにより、湯タンク21から供給される綺麗なすすぎ湯によりミルク供給管15をすすぎ処理することができ、ミルク供給管15への洗浄液の残留を抑制することができる。
なお、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明したが、本発明は、前記実施の形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本発明の実施の形態では、ミルク供給管15がミルクを供給したが、シロップやソース、植物油などを供給する液体供給管であってもよい。この液体供給管は少なくとも粘性を有する液体を供給するものであればよい。
また、本発明の実施の形態では、搬送装置としてギアポンプ33を用い、ギアポンプ33がギアの回転によりミルク供給管15のミルクを搬送したが、他の搬送装置によって搬送してもよい。この搬送装置は、少なくとも液体供給管の粘性を有する液体を供給するものであればよい。
また、本発明の実施の形態では、湯搬送装置として、湯供給管の中途部に湯ポンプ22が設けるようにしたが、湯を搬送する湯搬送装置であれば湯ポンプ22以外のものを用いてもよい。
また、本発明の実施の形態では、エア搬送装置としてエアポンプ40によりミルク供給管15にエア供給管43により空気を供給するようにしたが、エアを搬送するエア搬送装置であればエアポンプ40以外のものを用いてよい。少なくともエア搬送装置により液体供給管に空気を供給するエア供給管43であればよい。
以上のように、本発明によれば、少ない量の洗浄液でミルク供給管を洗浄することができ、洗浄液の廃棄を複数回行う必要がなくなり、洗浄や廃棄用の容器の設置も容易になるため、飲料供給装置として好適である。
1 飲料供給装置
13 受け皿
14 ミルクタンク
15 ミルク供給管
20 コーヒーサーバ
21 湯タンク
22 湯ポンプ
23 流量計
24 コーヒー用湯供給管
25 コーヒー用電磁弁
26 コーヒーノズル
27 洗浄用湯供給管
28 洗浄用電磁弁
30 ミルクフォーマ
31 ピンチバルブ
32 混合部
33 ギアポンプ
34 調質器
35 ミルクノズル
40 エアポンプ
41 エア電磁弁
43 エア供給管
44 エア・湯供給管
50 湯電磁弁
51 湯リンスポンプ
53 湯リンス供給管
60 電磁ポンプ
61 スチームボイラ
62 蒸気用配管
70 制御装置
80 洗浄用容器
81 廃棄用容器

Claims (3)

  1. 粘性を有する液体を供給する液体供給管と、前記液体供給管の液体を搬送する搬送装置と、前記搬送装置の駆動を制御する制御装置と、を備え、
    洗浄液を作製する洗浄用容器を設け、
    前記制御装置は、前記液体供給管の一端部を前記洗浄用容器の洗浄液に挿入した状態で、前記搬送装置を正逆回転駆動し、前記洗浄液を前記液体供給管の内部で正逆方向に搬送して洗浄制御を行うことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 湯タンクの湯を供給する湯供給管と、前記湯供給管の中途部に設けられる湯搬送装置および流量計とをさらに備え、
    前記制御装置は、前記流量計により計測される流量に基づいて、前記洗浄用容器に投入された洗浄剤の量に最適な量の湯を供給するように制御することを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. エア搬送装置により前記液体供給管に空気を供給するエア供給管と、前記液体供給管に前記湯タンクからのすすぎ湯を供給する湯リンス供給管とを備えるとともに、
    前記液体供給管を流れる液体と前記エア供給管からのエアまたは前記湯リンス供給管からのすすぎ湯とを混合させるための混合部をさらに備え、
    前記制御装置は、前記湯リンス供給管から送られるすすぎ湯を前記液体供給管の前記混合部より上流側または下流側に供給する仕上げすすぎ制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の飲料供給装置。
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