JP2019176889A - 加熱調理器 - Google Patents

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Yuji Asao
祐司 朝生
悠介 齊藤
Yusuke Saito
悠介 齊藤
博紀 駒▲崎▼
Hiroki Komazaki
博紀 駒▲崎▼
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Abstract

【課題】追加焼き時の火力を自動調理で使用した最後加熱工程の火力を使用することで、煙量を少なくしつつ、焦げ目を付ける調理器を提供する【解決手段】本体の前面に開口13aを有する調理庫と、開口13aを開閉するドア20と、ドア20を前後方向にスライドにて調理庫に出し入れされるグリルパン60と、調理庫内に設けグリルパン60を加熱する加熱手段と、グリルパン60の温度を検出する温度センサとを備え、温度センサの検知温度に応じて前記加熱手段によって加熱する加熱時間と火力を調整する制御部とを備え、該制御部は、温度センサの検知温度の変化量に応じてグリルパン60に入れられた被加熱物の量を判定して自動調理を行い、自動調理が終了した後、追加焼きの火力は自動調理で使用した負荷量に応じ変動した最後加熱工程の火力を引き継ぎ行うものである。【選択図】図9

Description

本発明は自動調理終了後、使用者の好みに追加で焼き上げる追加焼きキーを有する加熱調理に関する
近年ではグリルパンに食材を入れ加熱することで、調理中に発生する脂が直接下ヒータに垂れるのを防ぎ、油煙の多量発生を防いでいる。さらに、油の飛び跳ねをグリルパン側面にて防ぐ事で調理庫内の汚れも防いでいる。
特許文献1はグリルパンを使用して調理する場合、食材の量を正確に検知するため鍋底温度を直接検知しているものである。
特許文献2は負荷量に応じ加熱時間や火力を変動させ美味しく仕上げるものである。
特許文献3は自動調理終了後、使用者が食材に火は通っているものの、焦げ目が足りないと感じた時に追加で「追加焼きキー」にて追加で焼きあげるものであり、さらに万が一誤って追加焼きすることなく終了させてしまっても、一定時間の間であれば再度「追加焼きキー」を受け付けられるものである。
特開2016−154633号公報 特開2017−77309号公報 特開2016−13260号公報
特許文献では、自動調理終了後、基本的には被加熱物の中心までは火が通っているものの、表面に焦げ色が無かったり、薄かったりした時の見た目の感覚的なものを補うために、追加焼きキーを操作し満足の仕上がりとするものである。追加焼きの火力は前述した内容を補完できる火力、例えば強火に設定されている。
しかし、少量の調理で仕上がりが不十分と感じた場合、「追加焼きキー」を選択すると強火にて加熱される為、短時間で、食材の色の変化は起きるが、場合によっては焦げすぎてしまったり多量の煙が発生する。さらにグリルの切り忘れ等で加熱しすぎると、グリルパンが高温となってしまい、表面のフッ素塗装の耐熱温度を超えてしまう。以上のような課題から、グリルパンの温度を抑えつつ、食材に焦げ目を付ける必要がある。
本発明の加熱調理器は、本体の前面に開口13aを有する調理庫と、開口13aを開閉するドア20と、ドア20を前後方向にスライドにて調理庫に出し入れされるグリルパン60と、調理庫内に設けグリルパン60を加熱する加熱手段と、グリルパン60の温度を検出する温度センサとを備え、前記温度センサの検知温度に応じて前記加熱手段によって加熱する加熱時間と火力を調整する制御部とを備え、該制御部は、温度センサの検知温度の変化量に応じてグリルパン60に入れられた被加熱物の量を判定して自動調理を行い、自動調理が終了した後、追加焼きの火力は自動調理で使用した負荷量に応じ変動した最後加熱工程の火力を引き継ぎ行うものである。
本発明によれば、追加焼きの火力を直前に使用した自動調理負荷量に応じて変動した焼き上げ工程の火力とすることでグリルパンや庫内の温度を上げ過ぎることなく使用者好みの仕上がりとすることができる。
本発明の実施形態に係るグリルユニットをシステムキッチンに組み込んだ状態を示す斜視図である。 ドアを引き出したときのグリルユニットの斜視図である。 グリルユニットを示す分解斜視図である。 グリルパンの温度を検知する底温度センサを示す断面図である。 (a)はグリルパンステイが底温度センサを乗り越える前、(b)はグリルパンステイが底温度センサに乗り上げている途中、(c)はグリルパンステイが底温度センサを乗り越えた後である。 グリルの操作部を説明する平面図である。 グリル調理開始動作を説明するフローチャート図である。 底温度センサで判定する動作の項目と温度の説明図である。 同加熱調理器の制御手段に記憶する多段階のレベルに設定する加熱工程と最後加熱工程の電力、追加焼き行程を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の加熱調理器の一実施形態を説明する。なお、以下では、システムキッチンに嵌め込むビルトイン型を例に挙げて説明するが、キッチンに載置する据置型の加熱調理器に適用してもよい。また、以下では、図1に示す前後左右上下を基準として説明する。
図1は本発明の実施形態に係るグリルユニットをシステムキッチン1に収納した状態を示す斜視図である。図1に示すように、グリルユニット4(加熱調理器)は、電磁調理器3a、3b、3c、と上面に設けた操作部5などを備えた本体2と一体に構成され、本体2がシステムキッチン1の上面の天板1aの孔(不図示)から落とし込むことで設置される。操作部5は電磁調理器3a、3b、3cとグリルユニット4の操作を制御部(不図示)に入力し、制御部(不図示)からの情報による状態を表示する。グリルユニット4は、システムキッチン1の天板1aの下方の前面部から操作できるようになっている。また、本体2の後部には、廃熱を本体2の外部に排出する排気口8a、8bが設けられている。
グリルユニット4は、魚や肉、ピザなどの被加熱物(不図示)を焼く機能を有するものであり、電磁調理器3bの下方に配置されている。なお、グリルユニット4は、本体2の左側に配置された状態を示しているが、本体2の右側に配置されていてもよい。
図2は、ドアを引き出したときのグリルユニットの斜視図である。図2に示すように、グリルユニット4は、加熱ベース10、ドア20、スライドバー30(スライド部材)、ガイドレール40(ガイド部材、図3参照)、グリルパンステイ50、グリルパン60などを備えて構成されている。
また、ドア20は、前後方向(奥行き方向)に引き出し可能に構成され、ドアベース21と、ハンドル22と、ガラス板23とを組み合わせて構成されている。
グリルパンステイ50は、スライドバー30に着脱自在に載置され、グリルパン60載置するようになっている。グリルパン60は、矩形状の深皿形状であり、内部に魚や肉などの被加熱物が入れられて、加熱調理が行われる。
図3は、グリルユニットを示す分解斜視図である。なお、スライドバー30及びガイドレール40は、左右対称形状であるので、右側のみ説明して、左側については説明を省略する。図3に示すように、加熱ベース10は、ベース11、天板12、枠体13、排気ダクト14、下ヒータ15、上ヒータ16などを備えて構成されている。なお、本実施形態では、ベース11と天板12と枠体13とで筺体が構成されている。
ベース11は、板金をプレス加工することで、底側に位置する底板11a、左右両側に位置する側板11b、11b及び後側に位置する背板11cを備えている。
天板12は、ベース11の上部を塞ぐ矩形状の板金で構成され、側板11b、11b及び背板11cの上端縁部にねじ固定される。また、天板12の後部には、矩形状のダクト接続口12aが形成され、このダクト接続口12aに排気ダクト14の一端が接続される。なお、排気ダクト14の他端は、排気口8aに連通している。
枠体13は、ベース11の前部開口に固定され、板金を曲げ加工することで構成されている。また、枠体13は、略矩形状の開口13aを有し、この開口13aを通して、スライドバー30、グリルパンステイ50及びグリルパン60が前後方向に出し入れされるように構成されている。また、ドア20を全閉したときに、ドア20の背面が、開口13aの周囲に形成された略四角枠状の周縁部13bに当接するようになっている。
下ヒータ15は、底板11aの近傍に沿って配置され、接続端子15a、15aが背板11cを通してベース11の外部に引き出されている。上ヒータ16は、天板12の近傍に沿って配置され、接続端子16a、16aが背板11cを通してベース11の外部に引き出されている。なお、加熱手段である上下の加熱手段は、下ヒータ15及び上ヒータ16からなるシーズヒータで説明するが、上下のガスバーナなどで構成されても良い。下ヒータ15と上ヒータ16とで、グリルパン60を上下で挟み込んで被加熱物(不図示)を加熱する。
スライドバー30は、金属製のドア継手31に溶接などで固定されている。このドア継手31は、ドア20が着脱自在となるように構成されている。
ガイドレール40は、例えば、スライドバー30をスライド自在に支持するものでありステンレス合金製のもので構成されている。また、ガイドレール40は、ねじ45を用いて、側板11bの下端部11b1に固定されている。また、ガイドレール40は、その外側からグリルユニット4を支える支え板46が側板11bにねじ固定されることによって支持されている。
グリルパンステイ50は、グリルパン60を支持する支持部材であり、例えば鉄製の線材の表面にクロームメッキを施すことで構成されている。すなわち、グリルパンステイ50は、スライドバー30に沿って延在する線状部51a、51aと、線状部51a、51aの後端同士をつなぐ線状部51bと、前後方向に間隔を置いて配置され、線状部51a、51a同士をつなぐ複数本の線状部51c、51c、51c、51d、51eと、を有している。
線状部51d、51eは、線状部51c及び線状部51bよりも高い位置に形成され、グリルパン60の前後方向の動きを規制している。線状部51bには、幅方向(左右方向)の中央部に山型の曲げ部51b1が形成されている。
また、線状部51a、51aの前端には、幅方向内側に折れ曲がって、先端がドア継手31に形成された孔31a、31aに挿入される線状部51f、51fが形成されている。これにより、グリルパンステイ50がスライドバー30上において位置ずれするのを防止している。
グリルパン(波皿)60は、例えば、アルミニウム、アルミメッキ合板やアルミナを含有して熱伝導を良くしたセラミックなどの材料により形成され、表面にフッ素コート剤などがコーティングされたものである。また、グリルパン60は、略四角形状を有する底板60aと、底板60aの外周縁部から上方に向けて起立する側板60bと、を有して凹状に構成され、例えば、魚(例えば、秋刀魚)を頭と尾を前後の向きにして5尾横並びで入れることができる空間(容量)を有している。
側板60bを調理庫Qの天面の近くまで高くした深皿形状のグリルパン60を使用することで、調理時における油はねなどを抑制することができ調理庫Q内の汚れを抑えることが可能になる。また、調理庫Qの上方に備えた加熱手段である上ヒータ16よりグリルパン60の上方の開口部を広く開口し、グリルパン60の側板60bを調理庫Qの天面の近くまで高くしたことで、熱伝導の良いグリルパン60は全体が効率よく加熱されることで、グリルパン60を使用して調理される被加熱物である魚を周囲全体から効率よく加熱される。
底板60aには、幅方向(左右方向)に延在する凸条部60cが前後方向に間隔を空けて複数本形成されている。側板60bの上端60dには、外側方に曲げ形成されたフランジ60eが形成され、グリルパン60に手を掛け易くなり、グリルパン60の持ち運びが容易になる。
また、ベース11内には、前後方向の奥側に、グリルパン60の温度を検出する底温度センサ70が設けられている。この底温度センサ70は、センサカバー71と、センサ部(素子部)72と、センサプレート73と、センサ保持部材74とで構成されている。
図4は、グリルパンの温度を検知する底温度センサを示す断面図である。図4に示すように、センサカバー71は、円錐台形状(富士山形状)を呈し、板金を絞り加工することで構成されている。また、センサカバー71の頂上は、円形の平面部71aを有している。
センサ部72は、断面視略T字状に形成され、先端(上端)が平面部71aの下面(裏面)に面接触する円形部72aを備えている。この円形部72aは、センサ部72の基部72bよりも大径となっている。
センサプレート73は、センサ部72の基部72bに挿通されるリング形状のものであり、センサ部72の円形部72aをセンサプレート73とセンサカバー71とで挟持するようになっている。
センサ保持部材74は、センサカバー71内に向けて突出する保持金具74aと、センサプレート73と保持金具74aとの間に介装されてセンサ部72の円形部72aをセンサカバー71(平面部71a)に押し付ける圧縮コイルばね74bと、を備えている。保持金具74aは、断面視山型であり、頂上に圧縮コイルばね74bの一部が収容されて保持する凹部74cが形成されている。
このように構成された底温度センサ70は、センサカバー71と保持金具74aとが底板11a(図3参照)にねじ75、75を介して固定されている。
図5(a)はグリルパンステイが底温度センサを乗り越える前、(b)はグリルパンステイが底温度センサに乗り上げている途中、(c)はグリルパンステイが底温度センサを乗り越えた後である。図5(a)に示すように、ドア20(図2参照)が全閉する手前において、まずグリルパン60を支持するグリルパンステイ50の線状部51c(一番後方の線状部51c)がセンサカバー71の斜面71bに接触する(突き当たる)。
このとき、線状部51cの後方に位置する線状部51dは、センサカバー71よりも高い位置を通るので、センサカバー71に接触することがない。また、線状部51dの後方に位置する線状部51bの曲げ部51b1は、センサカバー71よりも高い位置を通るので、センサカバー71に接触することがない。よって、線状部51cが一番最初にセンサカバー71に突き当たることになる。このとき、グリルパン60の移動方向(前後方向)において、グリルパン60とセンサカバー71の斜面71bとの間に線状部51cが位置しているので、グリルパン60がセンサカバー71に突き当たることはない。
そして、図5(a)に示す状態からドア20がさらに押されると、グリルパンステイ50の線状部51cが斜面71bを摺動しながら上り、図5(b)に示すように、線状部51cが平面部71aに乗り上がる。このとき、グリルパン60が線状部51cに支持され、グリルパン60の底面60sが平面部71aよりも高い位置にあるので、グリルパン60がセンサカバー71に接触することがない。
そして、図5(b)に示す状態からドア20がさらに押されると、グリルパンステイ50の線状部51cが平面部71a上を摺動しながら後方に移動し、図5(c)に示すように、線状部51cが平面部71aから後方の斜面71cに摺動しながら移動する。このとき、線状部51cが斜面71c側に下りることで、グリルパン60の底面60sが平面部71aに面接触する。
このように、グリルパン60を収納する際に、グリルパン60より先にグリルパンステイ50(線状部51c)がセンサカバー71に突き当たるので、グリルパン60の表面が衝撃によって摩耗するのを防止することができる。
ところで、グリルパン60には焦げ付き防止のためのフッ素樹脂を塗布しているが、このようなフッ素樹脂は、高温環境下において熱分解生成物が発生することが知られている。本実施形態では、底温度センサ70をグリルパン60に直接接触させることができるので、グリルパン60の温度を精度よく検出でき、空焼きを防止でき、また高温異常時に素早く温度制御することが可能になる。
また、グリルパン60内において、被加熱物(調理物)がある所とない所では、温度差が大きくなる。このため、被加熱物が頻繁に置かれる中心部に底温度センサ70を配置した場合には相関関係をとらなければならず、グリルパン60の温度を精度よく検出することが困難になる。本実施形態では、被加熱物が頻繁に置かれることのないグリルパン60の後部に底温度センサ70を配置したことで、グリルパン60の温度を精度よく検出することが可能になる。
図6は、操作部5のなかでグリルユニット4のグリル操作部5gを示す。
5g1は、メニューを選択するメニューキー、5g2はメニューキー5g1を押すごとに選択して表示を示すメニューカテゴリー表示である。メニューカテゴリー表示5g2には、丸焼きのメニュー示す丸焼き表示5g3、手動の調理を示す手動表示5g4などがある。5g9は調理の開始停止を指示する切スタートキーである。5g5は火力/仕上がりキーで、下げキー5g6と、上げキー5g7を備える。火力/仕上がりキー5g5の操作により、火力/仕上がり表示5g8に表示する。火力/仕上がりキー5g5は手動調理で火力を強、中、弱のいずれかを選択して入力する、また、丸焼きで自動調理する場合に焼き色の仕上がりを強、中、弱のいずれかを選択するなどである。
メニューキー5g1で手動表示5g4を選択して手動調理する場合には、手動上、手動下、手動上下、の3パターンがあり、手動上を選択すると5g4aが点灯し上ヒータのみの通電となる。手動下を選択すると5g4bが点灯し下ヒータのみの通電となる。手動上下を選択すると5g4aと5g4b両方が点灯し上ヒータ下ヒータが交互の通電となる。
102は自動調理終了後、焼きが不十分と感じた場合に追加で焼く事ができる追加焼きキーであり、通電されると102aが点灯する。
以上の構成から図7のフローチャート図に従って、前述した追加焼きの火力について説明する。
図中のフローに示す「スタート」は、本体2の電源が入った時の状態である。
「自動メニューの選択」は操作部5の「メニューキー」5g1を押して、調理したいメニューを選択し、選択したメニューを表示させた状態で「切スタートキー」5g9を押すことで選択したメニューの加熱が開始する。ここでは図6に示す丸焼きを決定したものとする。
自動メニューは、事前に決められたプログラムに従って、調理庫内の負荷量を判定し、上ヒータ16及び下ヒータ15の調理時間・火力が決定し、制御御部によって制御され終了する。終了後「追加焼き」が自動で選択され操作部5には「追加焼き表示102aが点滅する。被加熱物の焼け具合を確認して、追加焼きが必要な時は、追加焼きキー102を操作し、追加焼き加熱時間を設定し、「スタートキー」5g9にて追加焼きを開始する。開始されると追加焼き表示102aは点滅から点灯へ変わる。ここで追加焼きの火力は全自動調理時に決定した焼き行程の火力と同じ火力を引き継ぎ行い、設定された加熱時間が経過したら追加加熱を終了する。追加焼きが終了すると再度追加焼きが自動で選択される。
次に上ヒータ16、下ヒータ15の電力制御の方法について図8、図9にて説明する。
図8は量判定工程の被加熱物の量判定について示したものであり、量判定は、判定の基準となる量判定温度Rを設け、波皿60の温度を検出している底温度センサ70の検知温度が量判定温度Rを検知に要した量判定時間Trの収まる時間枠を図9より求め、求めた時間枠に対応した火力となる次工程の加熱工程と最後加熱工程を行う。
量判定に用いる温度センサは底温度センサ70もしくは後温度センサ101のどちらか一方でもよい。またこの二個の温度センサを用い、一方をバックアップ用と位置付けてもよいし、もしくは量判定温度Rを検出した量判定時間Trを量判定に採用しても良い。
図9は自動調理(丸焼き)に於ける加熱工程と最終工程、追加焼き行程について示した図である。
この加熱工程と最終工程は被加熱物の量に応じて上ヒータ16と下ヒータ15の火力の設定を変更するもので被加熱物の量は前述した量判定時間Trに収まる時間枠Twに対応して上ヒータ16と下ヒータ15火力の設定を変更している。
図では5段階に分け、例えばサンマ3尾を調理して量判定時間Trが450秒となったときは、時間枠TwのD〜Eが例えば431〜470とすると、量判定時間Trの値によって時間枠TwのD〜Eに含まれると判断しレベルLwは2と判断される
レベルLwは、量が少ないと量判定時間Trは短く、量が多いと量判定時間Trは長くなる。サンマの場合1尾はレベル0、2尾はレベル1、3尾はレベル2、4尾はレベル3、5尾はレベル4相当である。またこのレベルは被加熱物の大きさ、被加熱物の初期温度によっても分けられる。
自動調理終了後、焼き加減が不十分、薄いと感じた時は追加焼きキーを操作し、時間を設定しスタートする。スタートすると前自動調理の火力Lwレベル2の最後加熱工程と同じ火力を引き継ぎ上H665w相当/下H354w相当組み合わせで設定した時間加熱される。
同様に自動調理のレベルが0であれば最後加熱工程の火力は上H560w相当/下H256w相当となり追加焼きの火力も上H560w/下H256w相当となる。他の火力レベルも同様となる。
本説明は上Hと下Hが交互に通電される例であるが、上Hと下Hが同時に通電される場合も同様であり自動調理の最終工程が上下同時通電であれば追加焼きも最終工程と同じ火力の上下同時通電となる。
以上により、追加焼きの火力を直前に使用した自動調理負荷量に応じて変動した焼き上げ工程の火力とすることでグリルパンや庫内の温度を上げ過ぎることなく使用者好みの仕上がりとすることができる。
1・・・システムキッチン、2・・・本体、3・・・電磁調理器4・・・グリルユニット(加熱調理器)5・・・操作部、5g9・・・切スタートキー、8・・・排気口、10・・・加熱ベース、11・・・ベース、11a・・・底板、11b・・・側板、11c・・・背板、12・・・天板、13・・・枠体、13a・・・開口、13b・・・周縁部、13c・・・挿入口、14・・・排気ダクト、15・・・下ヒータ、16・・・上ヒータ、20・・・ドア、21・・・ドアベース、21a・・・開口部、22・・・ハンドル、23・・・ガラス板、30・・・スライドバー(スライド部材)、40・・・ガイドレール(ガイド部材)、60・・・グリルパン(波皿)、60s・・・底面、70・・・底温度センサ、71・・・センサカバー、72・・・センサ部、73・・・センサプレート、74・・・センサ保持部材、80・・・掴み部材、101・・・後温度センサ、Tf・・・検知温度、Tp・・・検知温度、Tt・・・待機時間、T1・・・第一所定温度、T2・・・第二所定温度、W・・・第三所定時間

Claims (1)

  1. 本体の前面に開口を有する調理庫と、前記開口を開閉するドアと、該ドアを前後方向にスライドにて前記調理庫に出し入れされるグリルパンと、前記調理庫内に設け前記グリルパンを加熱する加熱手段と、前記グリルパンの温度を検出する温度センサとを備え、該温度センサの検知温度に応じて前記加熱手段によって被加熱物を加熱する加熱時間と火力を調整する制御部とを備え、
    該制御部は、前記温度センサの検知温度の変化量に応じて前記グリルパンに入れられた被加熱物の量を判定して調理時間及び火力を決定して自動調理を行う加熱調理機に於いて、
    自動調理終了後に、使用者が焼き加減が不十分であるとして追加焼き操作をする際、追加焼きの火力は前記自動調理で使用した負荷量に応じ変動した最後加熱工程の火力を引き継ぎ行うことを特徴とする加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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