JP2019176453A - 放送番組の視聴における視聴履歴分析装置、視聴履歴分析方法および視聴履歴分析システム - Google Patents

放送番組の視聴における視聴履歴分析装置、視聴履歴分析方法および視聴履歴分析システム Download PDF

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【課題】膨大な視聴履歴の情報を分析することで、放送波受信装置のユーザの全体的な傾向を掴み、その傾向をもとに多数のユーザにとって最も効果的となるサービスを提供することができる視聴履歴分析システムおよび視聴履歴分析方法を提供することを目的とする。【解決手段】放送波受信装置の視聴履歴を取得して解析する解析部と、前記解析部の解析結果をもとにサービスを提供するサービス提供部と、を具備し、前記解析部は、予め定められた区間である第1区間の前記視聴履歴である第1視聴履歴を解析する、視聴履歴分析装置。【選択図】 図1

Description

本実施形態は、放送番組の視聴における視聴履歴分析装置、視聴履歴分析方法および視聴履歴分析システムに関するものである。
ビッグデータ解析が一般的に行われている昨今、個人の行動履歴を解析したり、その解析結果にもとづいてサービスを提供したりすることが盛んに行われている。例えば、インターネットを介してWeb上のサーバにアクセスしたユーザのアクセス履歴を収集して、ユーザ全体のアクセスの傾向を分析したり、また分析結果をもとにアクセスしてきたユーザ個々に対して広告宣伝を行ったりするサービスが存在している。
特開20017−28353号公報 特開20017−188932号公報 国際公開第1998/026608号
放送波を受信する放送波受信装置もまた、インターネット等のネットワークに接続可能な機種が増えている。このため、放送波受信装置とネットワークで接続されているクラウド上のサーバが、各放送波受信装置のユーザが視聴する番組の視聴履歴を収集し、収集した視聴履歴の分析結果を用いてサービスを行う場合がある。このサーバが行うサービスは、放送波受信装置のユーザ個々人に対して行うものが主である。
一方インターネット等のネットワークに接続可能な放送波受信装置が増えるに従い、サーバが収集できるユーザの視聴履歴の数が膨大なものになっている。このため、これら膨大な視聴履歴の情報を分析することで、放送波受信装置の多数のユーザの番組視聴に関する全体的な傾向を掴み、番組編成や番組宣伝に活用することが望まれるようになってきている。
そこで本発明の実施形態は、膨大な視聴履歴の情報を分析することで、放送波受信装置のユーザの全体的な傾向を掴み、その傾向をもとに多数のユーザにとって最も効果的となるサービスおよびまたは付加価値データを提供することができる視聴履歴分析装置、視聴履歴分析方法、および視聴履歴分析システムを提供することを目的とする。
本実施形態の視聴履歴分析装置は、
放送波により送信される放送番組を受信する放送波受信装置のユーザの、前記放送番組を視聴した履歴である視聴履歴を、前記放送波受信装置を個別に識別する識別番号とともに取得して解析する解析部と、前記解析部の解析結果をもとにサービスを提供するサービス提供部と、を具備し、
前記解析部は、取得した前記視聴履歴のうち、予め定められた前記識別番号である第1識別番号を持つ前記放送波受信装置の、予め定められた区間である第1区間の前記視聴履歴である第1視聴履歴を解析する、視聴履歴分析装置である。
図1は、本実施形態に係る放送信号送信装置、サーバおよび放送信号受信装置からなるシステム全体の構成例を示した図である。 図2は、テレビジョン受信装置の構成例を概略的に示した図である。 図3は、サーバの構成例を概略的に示した図である。 図4は、解析部およびサービス提供部が、サーバ120の外にある場合のシステム全体の構成例を示した図である。 図5Aは、収集部が収集した膨大な視聴履歴の中から解析部が解析対象として選ぶ視聴履歴群Aのイメージを示した図である。 図5Bは、ある一定区間の時刻である区間Tに視聴履歴が存在しているテレビジョン受信装置の視聴履歴を、解析部の解析対象である視聴履歴群Aとした例を示した図である。 図5Cは、ある番組Aの視聴履歴が存在しているテレビジョン受信装置140の視聴履歴を、解析部123の解析対象である視聴履歴群Aとした例を示した図である。 図6は、視聴履歴群Aを色々な観点で可視化する全体の流れを示した図である。 図7は、ターゲット層分析における分析方法の具体例を示した図である。 図8は、ターゲット層分析における分析方法の別の具体例を示した図である。 図9は、ターゲット層分析における分析方法の別の具体例を示した図である。 図10は、ターゲット層分析における分析方法の別の具体例を示した図である。 図11は、ターゲット層分析における分析方法の別の具体例を示した図である。 図12は、ターゲット層分析における分析方法の別の具体例を示した図である。 図13Aは、ユーザ全体をある特定ユーザ層に絞り込むStep1のターゲット発見を、Step2のターゲット層分析と連携して繰り返し行うことで、より望ましいユーザの絞り込みを行う例を示す図である。 図13Bは、視聴回数の「2」から「12」を選択した場合の例を示す図である。 図13Cは、視聴回数の「3」から「12」を選択した場合の例を示す図である。 図13Dは、視聴回数の「4」から「12」を選択した場合の例を示す図である。 図13Eは、表示エリア1305に表示されている内容を複数選択した場合のポップアップ表示の例を示す図である。 図14Aは、ユーザ全体をある特定ユーザ層に絞り込むStep1のターゲット発見を、Step2のターゲット層分析と連携して繰り返し行うことで、より望ましいユーザの絞り込みを行う他の例を示す図である。 図14Bは、図14Aに対して日付1401−1に設定する日付を変えた例を示す図である。 図14Cは、図14Aに対して、チャンネルに設定するチャンネルを変えた例を示す図である。 図14Dは、図14Cに対して、さらにチャンネル1401−2に設定するチャンネルを変えた例を示す図である。 図15は、図13A、図13B、図13C、図13D、図13Eで示したシリーズ番組の視聴したユーザの視聴履歴を、さらに放送回(放送話)やデモグラで分析した結果の例表示した図である。 図16は、ターゲットとなるユーザの集合の一定期間の視聴行動について、他の集合の視聴行動と比較して視聴量の差分を見ることで、ターゲットとなるユーザの特徴を可視化する例を示した図である。 図17Aは、ターゲットとなるユーザの集合の一定期間の視聴行動について、他の集合の視聴行動と比較して視聴量の差分を見ることで、ターゲットとなるユーザの特徴を可視化する他の例を示した図である。 図17Bは、図17A同様にターゲットとなるユーザの集合の一定期間の視聴行動について、他の集合の視聴行動と比較して視聴量の差分を見ることで、ターゲットとなるユーザの特徴を可視化する他の例を示した図である。 図17Cは、図17A同様にターゲットとなるユーザの集合の一定期間の視聴行動について、他の集合の視聴行動と比較して視聴量の差分を見ることで、ターゲットとなるユーザの特徴を可視化する他の例を示した図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る放送信号送信装置100、サーバ120および放送信号受信装置140からなるシステム全体の構成例を示した図である。
100は、放送番組を放送する放送信号送信装置(放送局とも呼ぶ)であり、放送番組サーバ101および第1の基本機能102を備える。
放送番組サーバ101は、放送局100として放送する番組のデータ、番組の名称、放送日時、内容の説明等を予め保存しておくエリアである。
第1の基本機能102は、放送局100の基本的な機能であり、放送する番組の映像信号や音声信号等を符号化(エンコードとも言う)して多重化し、放送信号として送出する機能を持つ。
120は、クラウド上に存在し、放送信号受信装置140のユーザが視聴した番組の視聴履歴を収集するサーバであり、識別管理部121、収集部122、解析部123およびサービス提供部124を備える。
サーバ120は、放送信号受信装置140が個別に持つ識別番号により個々の放送信号受信装置140を識別している。放送信号受信装置140が持つ識別番号は、例えば数字、アルファベットの組み合わせから構成されている。
識別管理部121は、放送信号受信装置140が持つ識別番号を、ネットワーク180を介して収集し管理する機能を持つ。識別管理部121は、例えば放送信号受信装置140の初期設定時に、放送信号受信装置140が持つ識別番号を収集してもよい。
収集部122は、放送信号受信装置140のユーザが放送番組を視聴した履歴である視聴履歴を収集する機能を持つ。
解析部123は、収集部122で収集した視聴履歴を解析する機能を持つ。
サービス提供部124は、解析部123が解析した結果をもとにサービスを提供する機能を持つ。
サービス提供部124は、解析部123が解析した結果をもとに例えば、放送信号受信装置140のユーザにとって有益な情報を提供してもよい。あるいはサービス提供部124は、解析部123が解析した結果をもとに例えば、放送信号受信装置140に対して番組を放送する側である放送局100や番組制作会社、番組のスポンサー等にとって有益な情報を提供してもよい。
140は、放送信号送信装置100が放送する番組を受信する放送信号受信装置であり、デジタル放送の受信機能(第2の基本機能141)、制御部142を含む。放送信号受信装置140は、例えばテレビジョン受信装置でもあってもよい、また放送波で送られてくる番組を録画する機能を備えたレコーダであってもよい。以降の説明においては、放送信号受信装置140をテレビジョン受信装置140として説明する。
第2の基本機能141は、テレビジョン受信装置140としての基本的な機能であり、放送局100から送られてくる放送波を受信し、放送波に含まれる符号化された映像信号(映像ストリームとも呼ぶ)、符号化された音声信号(音声ストリームとも呼ぶ)、アプリケーションデータおよび伝送制御信号を分離し、映像信号および音声信号をデコードしたり、アプリケーションデータを受信したり、伝送制御信号を解析したりする機能を持つ。
制御部142は、テレビジョン受信装置140の全体を制御する機能を持つ。また制御部142は、録画機能である録画部143を持つ。また制御部142は、テレビジョン受信装置140に接続されている周辺機器、例えば表示器160、スピーカ161、テレビジョン受信装置140にバインドされているHDD(Hard Disk Drive)162、リムーバルメディア170、との接続やデータの送受信の管理も行う。
表示器160は、スピーカ161を内蔵しており、第2の基本機能141においてデコードされた映像信号を表示領域に表示したり、音声信号をスピーカ161から出力したりする。なお、表示器160に内蔵されているスピーカ161は、USB等のI/Fにより接続された外部のスピーカであってもよい。
なお図1の例では、表示器160は、テレビジョン受信装置140と別体として記載しているが、テレビジョン受信装置140の1機能としてテレビジョン受信装置140と一体であってもよい。
図2は、テレビジョン受信装置140の構成例を概略的に示した図である。テレビジョン受信装置140は、放送波を受信する機能である第2の基本機能141、制御部142を含む。またテレビジョン受信装置140は、表示器160とも接続している。表示器160は、スピーカ161を内蔵していてもよい。
第2の基本機能141は、地上デジタルテレビジョン放送用の地デジチューナ201−1、地デジデマルチプレクサ202−1、地デジデスクランブラ203−1、映像および音声の2Kデコーダ204−1を持つ。同様に第2の基本機能141は、BSデジタル放送用のBSチューナ201−2、BSデマルチプレクサ202−2、BSデスクランブラ203−2、映像および音声の2K用デコーダ204−2、4K用デコーダ204−3、8K用デコーダ204−4を持つ。同様に第2の基本機能141は、CSデジタル放送用のCSチューナ201−3、CSデマルチプレクサ202−3、CSデスクランブラ203−3、映像および音声の2K用デコーダ204−5、4K用デコーダ204−6を持つ。
テレビジョン受信装置140が地上デジタルテレビジョン放送の放送信号を受信すると、放送チューナ201−1は、放送波で送られてきたストリーム(放送信号)を復調する。復調されたストリーム(放送信号)は、地デジデマルチプレクサ202−1に入力される。地デジデマルチプレクサ202−1は、入力された多重化ストリームを映像ストリーム、音声ストリーム、字幕ストリーム、アプリケーションデータ、伝送制御信号に分離し、映像ストリームと音声ストリームを地デジデスクランブラ203−1に入力する。
地デジデスクランブラ203−1は、映像ストリームと音声ストリームをデスクランブルして、2Kデコーダ204−1に入力する。
映像ストリームおよび音声ストリームは2Kデコーダ204−1でデコードされる。
デコードされた映像データは、映像・オーディオ・字幕データ処理部206、表示信号出力部207を介して表示器160に出力される。またデコードされた音声データは、映像・オーディオ・字幕データ処理部206、表示信号出力部207を介して表示器160に内蔵されているスピーカ161に出力される。
映像・オーディオ・字幕データ処理部206は、映像データに対して、輝度調整、色補正などを行うことができる、また音声データに対して、音質の調整、周波数特性の調整などを行うことができる。
表示信号出力部207は、表示器160の表示能力に応じて、色度、解像度などを制御する。
オーディオ信号出力部208は、スピーカシステム(単なるステレオタイプ、5チャンネルシステムなど)に応じてオーディオ出力を変換することができる。
テレビジョン受信装置140がBSデジタル放送信号、CSデジタル放送信号を受信した場合も、地上デジタルテレビジョン放送の放送信号を受信した場合と同様に、放送波で送られてきたストリーム(放送信号)をデマルチプレクサ処理やデスクランブル処理を行い、映像データを表示器160に出力したり音声データをスピーカ161に出力したりする。
図2のテレビジョン受信装置140の例は、地上デジタルテレビジョン放送用のチューナが地デジチューナ201−1の1つを内蔵している場合の例であるが、複数の地上デジタルテレビジョン放送用のチューナを内蔵していてもよい。同様にテレビジョン受信装置140は、複数のBSデジタル放送用のチューナ、複数のCSデジタル放送用のチューナを内蔵していてもよい。
制御部142は、テレビジョン受信装置140の全体を制御する。また制御部142は、テレビジョン受信装置140のユーザが視聴している番組の視聴履歴を取得し、取得した視聴履歴を、ネットワーク180を介してサーバ120に送信する。制御部142は、外部とのI/Fとして通信ネットワーク180とのI/FであるネットワークI/F181、リモートコントローラ(リモコン)190とのI/FであるリモコンI/F182を持つ。
ここで視聴履歴とは、テレビジョン受信装置140が、複数あるチューナに受信している番組すべての履歴のことを示している。具体的には例えばテレビジョン受信装置140のユーザが、放送波を受信して表示器160に表示されている番組Aを視聴しながら、同時に番組Bをテレビジョン受信装置140の録画機能である録画部143により録画している場合、制御部142は、番組Aの視聴(リアル視聴と呼ぶ)の履歴であるリアル視聴履歴と、番組Bの録画(録画視聴と呼んでもよい)の履歴である録画視聴履歴の両方を取得することができる。録画視聴は、例えば録画機能の予約機能により予め録画する番組を予約することで、指定した番組Bを指定した時刻に録画部143に録画することも可能であり、表示器160に表示させずに録画だけが行われる場合もある。
さらに制御部142は、録画された番組Bをユーザが再生する場合も、番組Bの再生(再生視聴と呼ぶ)の履歴である再生視聴履歴を取得することができる。
このように本実施形態のテレビジョン受信装置140は、リアル視聴、録画視聴、再生視聴の3種類の視聴形態を、どのような組み合わせでも同時に行うことができ、またこれらの3種類の視聴形態に対応した3種類の視聴履歴の種別であるリアル視聴履歴、録画視聴履歴、再生視聴履歴をどのような組み合わせでも同時に取得することができる。またテレビジョン受信装置140は、リアル視聴、録画視聴、再生視聴の3種類の視聴形態のいずれかだけが可能であってもよい。
リアル視聴履歴、録画視聴履歴、再生視聴履歴の各々視聴形態の視聴履歴は、例えばチャンネル番号、番組名、放送局名と、視聴を開始時刻と視聴を終了した時刻との組み合わせの情報で構成されていてもよい。制御部142は、取得した視聴履歴を内部に持つ保存エリア(図示せず)に、リアル視聴履歴、録画視聴履歴、再生視聴履歴の種別ごとに保存する。
制御部142は、取得した視聴履歴を、テレビジョン受信装置140が持つ識別番号を付与して、任意のタイミングにネットワーク180を介してサーバ120に送信する。
図3は、サーバ120の構成例を概略的に示した図である。
収集部122は、ネットワーク180を介してテレビジョン受信装置140から送られてくる視聴履歴を収集して、付与されている識別番号ごとに内部に持つ保存エリア(図示せず)に保存するとともに、視聴履歴の保存アドレスや付与されている識別番号等、受信した視聴履歴の保存に関する情報を識別管理部121に送信する。
識別管理部121は、収集部122から送られてきた保存に関する情報と識別番号とを保存して管理する。これにより識別管理部121は、テレビジョン受信装置140の識別番号ごとの視聴履歴のデータを管理することができる。
解析部123は、収集部122に保存されている視聴履歴の中から、例えば指定した識別番号の、指定した期間の視聴履歴に対して解析を行う。解析の結果はサービス提供部124に送られ、サービス提供部124は送られてきた解析結果をもとに、サービスの提供を行う。
なお図1および図3に示したサーバ120は、サービス提供部124が提供するサービスの内容を表示できる表示部(図示しない)を備えてもよい。あるいはまたサーバ120は、接続された外部の表示装置(図示しない)に、サービス提供部124が提供するサービスの内容を表示できるようにしてもよい。
あるいはまた解析部123およびサービス提供部124は、サーバ120の外にあってもよい。
図4は、解析部123およびサービス提供部124が、サーバ120の外にある場合のシステム全体の構成例を示す図である。解析部123およびサービス提供部124は、例えばPC(パーソナルコンピューター)130の中にあってもよい。あるいは解析部123およびサービス提供部124は、スマートフォンやタブレット等の携帯端末130の中にあってもよい。この場合PCや携帯端末130は、ネットワーク180を介してサーバ120と接続され、サーバ120にアクセスすることが可能である。このためPCや携帯端末130は、収集部122に保存されている視聴履歴の情報を任意の場所において取得することができる。またPCや携帯端末130の操作者は、解析部123による解析を任意の場所で行うことが可能である。またPCや携帯端末130の操作者は、解析部123の解析結果をもとにサービス提供部124により、任意の場所でサービスの提供や付加価値データの提供を行うことが可能である。解析部123およびサービス提供部124を含む携帯端末130を、視聴履歴分析装置と呼んでもよい。
サービス提供部124が提供するサービスは、例えば解析部123による解析結果をもとにした、可視化されたデータの提供や表示であってもよい。可視化されたデータとは、例えば収集部122が収集した膨大な視聴履歴の中から、解析部123が解析対象にした識別番号をもつテレビジョン受信装置140の視聴履歴の集合である視聴履歴群Aを、さらに種々のパラメータを用いて視聴履歴群Aを色々な観点でまとめ直すことで、無秩序に見えていた視聴履歴群Aに、ある傾向が存在することをグラフや表を用いてユーザが理解しやすい形にして提供したり表示したりすることである。
このような視聴履歴群Aの可視化のサービスは、例えば放送局140や番組制作会社、番組スポンサー等、テレビジョン受信装置140に対して番組を放送する側にとって有益な情報になりえる。
図5Aは、収集部122が収集した膨大な視聴履歴の中から、解析部123の解析対象である視聴履歴群Aを選択する様子をイメージ化した図である。
図5Aの横軸は時間である。
図5Aの縦軸はテレビジョン受信装置140が持つ識別番号である。図5Aの四角枠501から513は、識別番号に対応したテレビジョン受信装置140の視聴履歴の開始から終了までを表している。1つの識別番号に対して、時間軸方向に複数の四角枠があるのは、識別番号に対応したテレビジョン受信装置140による番組の視聴が途中で途切れたことにより、視聴履歴が複数個に分かれていることを示している。例えば識別番号6のテレビジョン受信装置140の視聴履歴である視聴履歴506は、視聴履歴506−(1)と視聴履歴506−(2)の2つの視聴履歴から構成されていることを示している。
このように表現することで、テレビジョン受信装置140の識別番号ごとに積みあげた四角枠(視聴履歴)の面積全体が、収集部122が収集した視聴履歴の全体として表現することができる。
図5Aに示す視聴履歴の全体に対して、解析部123は、ある一定の条件を満たす視聴履歴を抽出することで、解析対象の視聴履歴である視聴履歴群Aを決定することができる。
例えば解析部123は、ユーザにより一定区間の時刻に視聴された視聴履歴を、解析対象としてもよい。
図5Bは、図5Aに示す視聴履歴全体に対して、ある一定区間の時刻である区間Tに視聴履歴が存在しているテレビジョン受信装置140の視聴履歴を、解析部123の解析対象である視聴履歴群Aとした例を示した図である。なお図5Bの視聴履歴501−Bから513−Bは、図5Aの視聴履歴501から513と同一である。
四角枠501−B、502−B、503−B、505−B(505−B(1)と505−B(2))、507−B、508−B、510−B、513−B(513−B(1)と513−B(2))が、該当する識別番号を持つテレビジョン受信装置140の視聴履歴である。この該当する四角枠501−B、502−B、503−B、505−B(505−B(1)と505−B(2))、507−B、508−B、510−B、513−B(513−B(1)と513−B(2))を合わせた四角枠(視聴履歴)の面積全体が、解析部123の解析対象である視聴履歴群Aとなる。あるいは、該当する四角枠501−B、502−B、503−B、505−B、507−B、508−B、510−B、513−Bのうち、区間Tに存在する(550に囲まれた)部分だけの合わせた面積全体を、解析部123の解析対象である視聴履歴群Aとしてもよい。あるいは、区間Tに視聴履歴が存在しているものの中から、区間Tを含んで連続した視聴履歴だけを解析部123の解析対象である視聴履歴群Aとしてもよい。具体的には、501−B、502−B、503−B、505−B(1)、507−B、508−B、510−B、513−B(2)を合わせた四角枠(視聴履歴)の面積全体を、解析部123の解析対象である視聴履歴群Aとしてもよい。
なお、図5Bの例の区間Tは、連続した時刻の区間である必要はなく、連続した時刻の複数区間からなり、その複数区間同士は非連続であってもよい。
また例えば解析部123は、ある番組Aを視聴した視聴履歴が存在しているテレビジョン受信装置140の視聴履歴を、解析対象としてもよい。
図5Cは、図5Aに示す視聴履歴全体に対して、ある番組Aの視聴履歴が存在しているテレビジョン受信装置140の視聴履歴を、解析部123の解析対象である視聴履歴群Aとした例を示した図である。なお図5Cの視聴履歴501−Cから513−Cは、図5Aの視聴履歴501から513と同一である。
四角枠504−C(504−C(1)と504−C(2)と504−C(3))、507−C、511−C(511−C(1)と511−C(2)と511−C(3))、512−Cが、該当する識別番号を持つテレビジョン受信装置140の視聴履歴である。この該当する四角枠504−C、507−C、511−C、512−Cを合わせた四角枠(視聴履歴)の面積全体が、解析部123の解析対象である視聴履歴群Aとなる。あるいは、該当する四角枠504−C、507−C、511−C、512−Cのうち、番組Aの視聴履歴を含んで連続した視聴履歴だけを、解析部123の解析対象である視聴履歴群Aとしてもよい。具体的には、504−C(1)、504−C(2)、507−C、511−C(2)、511−C(3)、512−Cを合わせた四角枠(視聴履歴)の面積全体を、解析部123の解析対象である視聴履歴群Aとしてもよい(504−C(1)、504−C(2)、511−C(2)、511−C(3)には、番組Aの視聴履歴が含まれ、504−C(3)、511−C(1)には番組Aの視聴履歴が含まれてないものとする)。
解析部123は、視聴履歴群Aの決定に必要な条件を収集部122に問い合わせることで、その条件に合致する識別番号の視聴履歴のデータを収集部122から入手することができる。
このように解析部123は、収集部122が収集した膨大な視聴履歴に対して、一定の条件を満たす視聴履歴を抽出して解析対象で視聴履歴群Aを決定することができる。これにより解析部123は、特定の識別番号を持つテレビジョン受信装置140の視聴履歴のうち、特定の区間の視聴履歴を解析対象とすることが可能となる。また解析部123は、視聴履歴群Aを抽出する際の条件を任意に変えることが可能である。これにより解析部123は、解析対象の視聴履歴を変えることが可能であり、これにより解析対象のテレビジョン受信装置140を変えることが可能である。
解析部123は、さらにこの視聴履歴群Aに対して、可視化のサービスの提供を行うために、種々のパラメータを用いて色々な観点で視聴履歴群Aの可視化を行う。
以下種々のパラメータを用いて視聴履歴群Aを色々な観点で可視化する方法について説明する。
図6は、視聴履歴群Aを色々な観点で可視化する全体の流れを示した図である。
可視化する全体の流れは、Step1であるターゲット層発見601、Step2であるターゲット層分析602、Step3であるターゲット層施策603、Step4であるターゲット層効果測定604、Step3(ラウンド2)であるターゲット層施策605を含む。
Step1であるターゲット層発見601は、先に示した解析部123が解析対象とする視聴履歴群Aを決定するフェーズである。
図5に示した例の視聴履歴群Aは、一定区間の時刻にユーザがテレビジョン受信装置140を視聴した視聴履歴であったり、あるいはユーザがある一定区間の時刻に放送されている番組Aを視聴した視聴履歴であったりする例である。
視聴履歴群Aは、収集部122が収集した膨大な視聴履歴の中から、ユーザが一定区間の時刻にテレビジョン受信装置140を視聴した視聴履歴への絞り込みであるが、テレビジョン受信装置140を視聴しているユーザの視点から表現すると、テレビジョン受信装置140のユーザ全体から、テレビジョン受信装置140を一定区間の時刻視聴したユーザ層の絞り込みである、と表現することもできる。
このようにユーザ全体を、ある特定のユーザ層に絞り込んだ、その特定ユーザ層の視聴履歴全体が視聴履歴群Aである、とも表現できる。ある特定のユーザ層を、集合と呼んでもよい。
このようにテレビジョン受信装置140を視聴しているユーザの視点から、例えば特定番組群のファン層(ターゲット例1)、特定番組を最後まで見た層(ターゲット例2)、特定番組を前半で離脱した層(ターゲット例3)、話題番組の終盤のみ見た層(ターゲット例4)、特定チャンネルのファン層(ターゲット例5)、特定ジャンル(複数可)視聴層(ターゲット例)というようにターゲットとなるユーザ層(集合)を決定し、その条件を充足するように、収集部122が収集した視聴履歴の中から視聴履歴群Aを決定してもよい。例えばターゲット例1の特定番組のファン層は、予め定めた複数の番組において、ある閾値以上の数の番組をある閾値以上の時間視聴しているユーザ層を特定番組のファン層として定義してもよい。
このように収集部122が収集した視聴履歴から視聴履歴群Aを決定するための条件は、テレビジョン受信装置140を視聴しているユーザの視点から表現すると、ユーザ層(集合)を決定することである。このように視聴履歴群Aを決定するために、テレビジョン受信装置140を視聴しているユーザ層を色々と試行錯誤的に決定していくのがユーザ層発見601のフェーズである。
Step2であるターゲット層分析602は、ターゲット層発見601で決定したユーザ層およびそのユーザ層の視聴履歴群Aを分析して、視聴履歴群Aを色々な観点で可視化するフェーズである。従って視聴履歴群Aの分析は、集合分析と呼んでもよい。
ターゲット層分析602の可視化の例として、例えば特定層のチャンネル別・番組別の視聴分布と、特定層以外も含めた全体層のチャンネル別・番組別の視聴分布を比較し、全体層と特定層の差分を出すことで特定層の傾向を可視化する、がある。また他の例として、特定層の「過去」の視聴番組ランキングを一覧にすることで、期間(数年)を超えた嗜好の共通性を可視化する、もある。これらの可視化の具体例は、図7から図11を用いて説明する。
Step3であるターゲット層施策603は、ターゲット層分析602の可視化の結果を用いて、特定層に最適な広告や番組宣伝を行う宣伝枠の決定を行うフェーズである。
特定のユーザ層(特定層とも呼ぶ)に最適な広告や番組宣伝を行う宣伝枠の決定は、特定層が全体層(ユーザ全体)より多いと思われるチャンネル別・曜日別・時間帯別に決定してもよい。またライブ視聴のみならず再生視聴の視聴履歴を取り入れた視聴履歴群Aをターゲット層分析602で分析した結果を用いて、特定層に最適な広告や番組宣伝を行う宣伝枠を決定してもよい。
Step4であるターゲット層効果測定604は、ターゲット層施策603により行われた施策の効果を測定するフェーズである。
効果の測定は、例えばターゲット層施策603により行った施策の後に、再度ターゲット層分析で行った分析を行ってもよい。例えば特定層のチャンネル別・番組別の視聴分布と、特定層以外も含めた全体層のチャンネル別・番組別の視聴分布を比較することで可視化した特定層の傾向が、ターゲット層施策603を行うことでどのように変化したかを確認してもよい。
Step3(ラウンド2)であるターゲット層施策605は、ターゲット層効果測定604に結果を用いて、特定層に最適な広告や番組宣伝を行う宣伝枠の決定の修正を行って決定するフェーズである。
例えばターゲット層効果測定604により、複数のターゲット層において、ターゲット層施策603による効果が高かったことが判明した場合、一番効果が高かったターゲット層に対して最適な広告や番組宣伝を行う宣伝枠を行うように修正してもよい。
以上のように視聴履歴群Aを色々な観点で可視化する流れは、Step2のターゲット層分析において、簡易な方法で視聴履歴群Aを可視化することができるため、可視化されたデータの提供を受ける例えば放送局140や番組制作会社等、テレビジョン受信装置140に対して番組を放送する側は、可視化されたデータを直感的に把握することが可能となり、ターゲット層施策603における具体的な施策内容を決定することが容易となる。
例えば、ある宣伝をどの番組のどのタイミングの宣伝枠で配置するか、あるいは番組編成時にある番組Aとある番組Bの配置を、どの番組の後に入れるか、等の検討の際に有効である。
また、Step4であるターゲット層効果測定も、Step2であるターゲット層分析602で行った分析の手法を用いて簡易に効果測定を行うことができるため、Step3(ラウンド2)であるターゲット層施策の具体的な対策も迅速に行うことが可能となる。
次にStep2であるターゲット層分析602における具体的な分析内容について説明する。
図7は、ターゲット層分析602における分析方法の具体例を示した図である。
縦軸は、ある放送局Aが放送している歌番組A(放送時間2017年午後7時30分から午後11時15分まで)の出場歌手を表している。また縦軸には同時刻に放送された(放送時間2017年午後7時30分から午後11時15分まで)放送局A以外の放送局Bが放送している歌番組Bの出場歌手も含んでいる。
横軸は、地域を表している。全国は、全地域を表している。岩手は岩手県を、関東は関東地方を、富山は富山県を、中京は中京地区、を表している。
表中の数字は、縦軸に記載の出場歌手をテレビジョン受信装置140のユーザが視聴している視聴率を、横軸の地域ごとに順位づけしたものである。図7の例は、地域=全国の視聴率が昇順になるように、縦軸の出場歌手を並べた場合の例である。
ここで、地域=全国におけるリアル視聴の視聴履歴が、図5Aで説明した視聴履歴群Aである。これに対して、さらに地域というパラメータを用いて視聴履歴群Aのデータを、地域の差異により可視化したのが、図7の例である。
歌番組の場合、全国的な人気歌手も出場すれば、ある地域の星として出場する歌手も出場する場合がある。このように色々な出場歌手の視聴率を、全国と地域ごとに分けて一覧として並べることで、地域ごとの特異性を発見することができる。
また図7の例は、視聴率そのものではなく視聴率の順位を表示している。視聴率そのものではなく視聴率の順位を使うことで、視聴履歴群Aの中の視聴履歴の地域ごとの数の偏りを平準化することができる。
図8は、ターゲット層分析602における分析方法の他の具体例を示した図である。
縦軸は、特定の番組Bの視聴割合を表している。視聴割合とは、該当する番組を視聴したテレビジョン受信装置140の台数を、視聴履歴群Aのテレビジョン受信装置140の総台数で割ったものである。図8の例では、特定の番組Bを視聴しているテレビジョン受信装置140の台数を、視聴履歴群Aのテレビジョン受信装置140の総台数で割ったものである。
横軸は、番組Bの経過時間を表している。
図中の各線は、番組Bの視聴形態ごとの番組経過時間と視聴割合の関係を示している。
図中のリアルは、番組Bをリアル視聴した場合を表している。図中の再生と再生(延べ回数)は、番組Bを再生視聴した場合を表しているが、再生は、番組Bを複数回再生しても、再生視聴回数を1回とカウントした場合である。よって、再生視聴回数は、再生視聴したテレビジョン受信装置140の台数と一致する。
一方再生(延べ回数)は、番組Bを再生視聴した延べの回数を表している。よって、番組Bの同一部分あるいは違う部分を複数回再生した場合、再生(延べ回数)はその再生回数分となる。
ここで、番組Bのリアル視聴と再生視聴を含んだ視聴履歴が、図5Aで説明した視聴履歴群Aである。これに対して、さらにリアル視聴、再生視聴という視聴形態のパラメータで分類し、さらに再生視聴は再生延べ回数も考慮して、それぞれの視聴割合を出すことで、視聴履歴群Aのデータを、視聴形態の差異により可視化したのが、図8の例である。
人気番組の場合、録画した番組を何回も見直すユーザが多い。このような再生回数(延べ数)を、例えばリアル視聴の視聴割合と比べることで、その番組のシーンに対するユーザの評判を抽出でき、今後の番組作成に活用できる場合が多い。
図9は、ターゲット層分析602における分析方法の他の具体例を示した図である。
縦軸は、特定の番組Bを再生視聴したテレビジョン受信装置140の総台数を表している。
横軸は、番組Bの経過時間を表している。
図中の各線は、番組Bを再生視聴した場合の視聴回数(再生回数)ごとの番組経過時間とテレビジョン受信装置140の総台数との関係を示している。
ここで、番組Bを再生視聴した視聴履歴が、図5Aで説明した視聴履歴群Aである。これに対して、さらに再生視聴の回数というパラメータを用いて視聴履歴群Aのデータを、再生視聴における再生回数の差異により可視化したのが、図9の例である。
図8の例と同様に人気番組の場合、録画した番組を何回も見直すユーザが多い。このような再生回数(延べ数)の分布を可視化することで、その番組のシーンに対するユーザの評判を抽出でき、今後の番組作成に活用できる場合が多い。
図10は、ターゲット層分析602における分析方法の他の具体例を示した図である。
縦軸は、特定の番組Bをリアル視聴あるいは再生視聴したテレビジョン受信装置140の総台数を表している。
横軸は、番組Bの話数(放送回、放送話ともいう)を表している。番組Bは、第1話から第12話までで構成されているものとする。番組Bを構成する第1話から第12話までの1話ずつを、番組Bの単位番組と呼ぶことにする。
図中の棒グラフは、図右に記載の、第1話から第3話のみを視聴したライト層(初回3話のみ視聴)、第4話から第8話までだけを視聴したライト層(中間のみ視聴)、第9話から第12話(最終回)までだけを視聴したライト層(終盤4話のみ視聴)、第1話から第3話を視聴し、第4話以降のいずれかを視聴したロイヤル層(一定話数以上視聴)ごとに、リアル視聴あるいは再生視聴をしたテレビジョン受信装置140の総台数を表している。このように図中の棒グラフは、任意の話数の組み合わせからなら集合体を定義して、各集合体においてリアル視聴あるいは再生視聴をしたテレビジョン受信装置140の総台数を表している。
ここで、番組Bのリアル視聴あるいは再生視聴の視聴履歴が、図5Aで説明した視聴履歴群Aである。これに対して、さらにリアル視聴あるいは再生視聴した話数の組み合わせからなる集合体のパラメータで分類し、視聴履歴群Aのデータを、話数の集合体の差異により可視化したのが、図10の例である。
リアル視聴あるいは再生視聴の場合、番組の評判が、視聴履歴の傾向に如実に現れる場合がある。このようなリアル視聴あるいは再生視聴の回数の話数による変化を可視化することで、その番組のシーンに対するユーザの評判を抽出でき、今後の番組作成に活用できる場合が多い。
図11は、ターゲット層分析602における分析方法の他の具体例を示した図である。
縦軸は、特定の番組Bを再生視聴したテレビジョン受信装置140の総台数を表している。
横軸は、番組Bが放送されてから再生視聴するまでの経過時間である。
図中の各線は、番組Bを構成している単位番組ごとの経過時間とテレビジョン受信装置140の総台数との関係を示している。番組Bは、第1話、第2話、第3話で構成されているものとする。
ここで、番組Bを再生視聴した視聴履歴が、図5Aで説明した視聴履歴群Aである。これに対して、さらに単位番組の話数というパラメータを用いて視聴履歴群Aのデータを、再生視聴における話数の差異により可視化したのが、図11の例である。
人気番組の場合、番組放送後からそれほど時間が経過しない段階で再生視聴をするユーザが多いことが想定される。このため番組放送からの経過時間を用いて話数ごとの再生視聴の回数を可視化することで、番組のシーンに対するユーザの評判の特に良い部分、長く評価される部分を抽出することができ、ユーザの番組に対する期待値を評価することができる場合が多い。
図12は、ターゲット層分析602における分析方法の他の具体例を示した図である。
図12(A)は、ある特定番組Cを視聴したユーザの視聴履歴を対象としている。
図12(B)は、ある特定の地域のテレビジョン受信装置140のユーザの視聴履歴を対象としている。
図12(A)および図12(B)の縦軸は、あるチャンネルAの番組の時間帯を表している。図中のグラフの中の1つの四角の時間帯が、ある1つの番組の放送時間帯である。
図12(A)および図12(B)の横軸は、日付を表している。
図12(A)および図12(B)のグラフは、放送時間帯の番組をリアル視聴している放送信号受信装置140の台数をある台数間隔で区分したものを、日付ごとに並べたものである。
図12(A)のグラフは、特定番組Cを視聴したユーザが、放送信号受信装置140によりチャンネルAをリアル視聴した放送信号受信装置140の台数を示している。同様に図12(B)のグラフは、ある特定地域のテレビジョン受信装置140を視聴したユーザが、放送信号受信装置140によりチャンネルAをリアル視聴した放送信号受信装置140の台数を示している。
この場合、解析部123が解析対象にする視聴履歴群は、特定番組Cを視聴したユーザの視聴履歴群A1とある特定の地域であるテレビジョン受信装置140を視聴しているユーザの視聴履歴群A2の2つの視聴履歴となる。このように解析部123は、複数の視聴履歴群を定義し、この複数の視聴履歴群からのデータを可視化することもできる。
図12の例では、図12(C)のグラフが、図12(A)のグラフが示すリアル視聴している放送信号受信装置140と図12(B)のグラフが示すリアル視聴している放送信号受信装置140との差分を示している。このようにすることで、視聴履歴群A1とA2の違いの特徴点を抽出することが可能となり、視聴履歴群ごとに効果的な広告や番組宣伝を行うことが可能となる。
ユーザ全体をある特定ユーザ層に絞り込むStep1のターゲット層発見601の発見は、Step2のターゲット層分析602と連携して繰り返し行うことで、より望ましいユーザの絞り込みを行ってもよい。
図13Aは、ユーザ全体をある特定ユーザ層に絞り込むStep1のターゲット発見601を、Step2のターゲット層分析602と連携して繰り返し行うことで、より望ましいユーザの絞り込みを行う例を示す図である。
Step1のターゲット層発見601の発見が、Step2のターゲット層分析602と連携して繰り返し行う具体例として、シリーズ番組の視聴パターンを可視化した例がある。
シリーズ番組の視聴パターンとは、シリーズ番組の全体回数に対して、各回を視聴した/視聴していない、の組み合わせである。視聴パターンの数は、例えば12話からなるシリーズ番組の場合、理論上2の12乗となる。
「視聴した」の判定は、例えば各回の番組を少しでも視聴すれば(リアル視聴履歴が少しでもあれば)、そのリアル視聴履歴の時間の長さに関わらず、「視聴した」と判定してもよい、あるいはリアル視聴履歴の時間がある閾値の時間以上の存在する場合に、「視聴した」としてもよい、あるいはリアル視聴履歴の時間に再生視聴履歴の時間を加えた視聴履歴の時間が、ある閾値の時間以上存在する場合に、「視聴した」としてもよい、また再生視聴履歴の時間を加える場合、番組の同じ個所を複数回再生視聴した場合を含めた累積の再生視聴の時間を再生視聴の時間とする場合、あるいは同じ個所複数回再生視聴した場合は1回目の再生視聴の時間のみを再生視聴の時間とする場合、のいずれかの再生視聴の時間をリアル視聴履歴の時間に加えて、ある閾値の時間以上存在する場合に、「視聴した」としてもよい。
図13Aに示す可視化の例は、ユーザ全体を特定のユーザに絞り込むためのパラメータを設定するパラメータ設定エリア1301、パラメータ設定エリア1301で設定したパラメータにより収集部122が収集した視聴履歴を絞り込み可視化した結果を表示する結果表示エリア(1)1302、結果表示エリア(2)1303、パラメータ設定エリア1301で設定されたパラメータを満たす放送信号受信装置140の数である該当機器数を表示する機器数表示エリア(1)1304、機器数表示エリア(2)1305を含む。
パラメータ設定エリア1301は、ユーザ全体を特定ユーザ層に絞り込むStep1のターゲット層発見601のために設定するパラメータを表示したエリアである。
パラメータ設定エリア1301は、デモグラ(デモグラフィック)を設定する集合1301−1、各視聴パターンに属する機器数の上限を設定する機器数1301−2、視聴パターンにおいて「視聴した」放送回(放送話)を設定する視聴回数1301−3を含む。
集合1301−1が示すデモグラの種類は、地域全体が、収集部122が視聴履歴を収集可能なテレビジョン受信装置140全体を示しており、家族全体が、収集部122が視聴履歴あるいは表示履歴を収集可能なテレビジョン受信装置140のうち、テレビジョン受信装置140の初期設定時に行うアンケートにおいて、みんなで使用する、が選択されたテレビジョン受信装置140を示しており、個人全体が、収集部122が視聴履歴あるいは表示履歴を収集可能なテレビジョン受信装置140のうち、テレビジョン受信装置140の初期設定時に行うアンケートにおいて、一人で使う/おもに一人で使う、が選択されたテレビジョン受信装置140を示している。
またデモグラの種類が個人全体の場合、さらに年齢/性別でさらに細かくデモグラの種類が定義されており、テレビジョン受信装置140の初期設定時に行うアンケートにおいて、Tが、年齢が13歳から19歳が選択されたテレビジョン受信装置140を示しており、M1が、性別が男性で年齢が20歳から34歳が選択されたテレビジョン受信装置140を示しており、M2が、性別が男性で年齢が35歳から49歳が選択されたテレビジョン受信装置140を示しており、M3が、性別が男性で年齢が50歳から64歳が選択されたテレビジョン受信装置140を示しており、M4が、性別が男性で年齢が65歳から99歳が選択されたテレビジョン受信装置140を示しており、F1が、性別が女性で年齢が20歳から34歳が選択されたテレビジョン受信装置140を示しており、F2が、性別が女性で年齢が35歳から49歳が選択されたテレビジョン受信装置140を示しており、F3が、性別が女性で年齢が50歳から64歳が選択されたテレビジョン受信装置140を示しており、F4が、性別が女性で年齢が65歳から99歳が選択されたテレビジョン受信装置140を示している。またMAは、M1からM4の合計、FAはF1からF4の合計を示している。
デモグラの種類は、任意のラジオボタン1301−4を1つ選択することで、択一的に選択される。ラジオボタンを選択すると、ラジオボタンに該当するデモグラの種類に絞り込んだ視聴パターンが、結果表示エリア(1)1302、結果表示エリア(2)1303に表示される。
視聴回数1301−3は、チェックボックスをチェックすることで複数選択可能である。例えばチェックボックスの「すべて」を選択すると、シリーズ番組のすべての放送回(放送話)において、「視聴した」と判定された放送回(放送話)を少なくとも1つ含む視聴パターンすべてが、結果表示エリア(1)1302、結果表示エリア(2)1303に表示される。また例えばチェックボックス「1」を外して「2」から「12」を選択すると、シリーズ番組の2回(2話)から12回(12話)のにおいて「視聴した」と判定された回を少なくとも1つ含む視聴パターンすべてが、結果表示エリア(1)1302、結果表示エリア(2)1303に表示される。
結果表示エリア(1)1302は、条件表示エリアで設定された条件に基づいて絞り込まれた視聴パターンの視聴履歴を持つ放送信号受信装置140の数(機器数)の全体の機器数に対する割合を、降順に並べたものである。横軸がシリーズ番組の放送回(放送話)である。1302−1が、シリーズ番組の放送回(放送話)を表している。「視聴した」と判定された放送回(放送話)に該当する箇所は、視聴量の高低に応じて色あるいは模様等で、その高低を可視化してもよい。
例えば1302−2で囲まれたエリアは、シリーズ番組の放送回のうち5話だけが「視聴した」と判定された視聴パターンであることを示している。1302−3で囲まれたエリアは、1302−2で囲まれたエリアの視聴パターンの視聴履歴を持つ放送信号受信装置140の数(機器数)と該当する機器数の割合を示している。この割合を、視聴量と呼んでもよい。なお、全体の機器数の数とは、識別管理部121が管理している放送信号受信装置140の全体数である。
結果表示エリア(2)1303は、シリーズ番組の放送回(放送話)ごとの、該当する機器数を示している。縦軸が機器数、横軸が放送回(放送話)を示している。
図13Aは、視聴回数1301−3の「すべて」が選択された例である。これに対して図13Bは、視聴回数1301−3の「1」を選択から外した例である。
図13Bは、視聴回数1301−3の「2」から「12」を選択した場合の例を示す図である。このようにすることで、シリーズ番組の2回(2話)から12回(12話)において、「視聴し」たと判定した放送回(放送話)を少なくとも1つ含む視聴パターンすべてが、結果表示エリア(1)1302に表示される。これに対して図13Cは、さらに視聴回数1301−3の「2」を選択から外した例である。
図13Cは、視聴回数1301−3の「3」から「12」を選択した場合の例を示す図である。このようにすることで、シリーズ番組の3回(3話)から12回(12話)において、「視聴した」と判定した放送回(放送話)を少なくとも1つ含む視聴パターンすべてが、結果表示エリア(1)1302に表示される。これに対して図13Dは、さらに視聴回数1301−3の「3」を選択から外した例である。
図13Dは、視聴回数1301−3の「4」から「12」を選択した場合の例を示す図である。このようにすることで、シリーズ番組の4回(4話)から12回(12話)において「視聴した」と判定した放送回(放送話)を少なくとも1つ含む視聴パターンすべてが、結果表示エリア(1)1302に表示される。
このように視聴回数1301−3を選択することで解析部123は、収集部122が集めた膨大な視聴履歴から、集合1301−1で指定されたデモグラの種類、機器数1301−2で指定された機器数の上限、視聴回数1301−3で指定された放送回(放送話)に従って、視聴履歴の絞り込みを行う。サービス提供部124は、この絞り込まれた視聴履歴に対して可視化を行いその結果を、結果表示エリア(1)1302、結果表示エリア(2)1303に表示する。また、該当機器数や、該当視聴回数のデータを機器数表示エリア(1)1304、機器数表示エリア(2)1305に表示してもよい。
ここで図13Aから図13Dまでの結果表示エリア(1)1302の可視化された内容の変化の様子を見ると、結果表示エリア(1)1302に表示されている視聴パターンの変化の様子を簡単に確認することができる。
例えば図13Aの場合、視聴パターンには傾向はみられない。つまり、「視聴した」の放送回(放送話)の分布(模様や濃淡が施されている放送回(放送話)に、傾向は見られない。ところが、図13C、図13Dの場合になると、「視聴した」の放送回(放送話)の分布(模様や濃淡が施されている放送回(放送話)に傾向が見られる。その傾向は、シリーズ番組の後半の放送回(放送話)を視聴している視聴パターンの視聴履歴を持つ機器数の割合が上位に並ぶ、というものである。図13Dの結果表示エリア(1)1302に表示されている視聴パターンの視聴履歴を持つ機器数の割合は、1302−3に示すエリアに含まれる上位10位までが、シリーズ番組の放送回(放送話)全体のうち後半の放送回(放送話)の視聴量が高くなっているパターンである。
つまり図13Aで設定された絞り込み条件の場合は、傾向を把握する上で誤差となるユーザ層(誤差集合と呼んでもよい)を含んだものであるが、図13C、図13Dで設定された絞り込み条件は、この誤差集合が除去されたユーザ層の集合といえる。したがって図13A、図13B、図13C、図13Dの例では、図13C、図13Dの絞り込み条件が、望ましいユーザへの絞り込みと言える。望ましいユーザへ絞り込んだ結果を、望ましい集合と呼んでもよい。
以上のように本実施形態の視聴履歴分析装置は、図13Aから図13Dまでの例のように、ユーザ層の絞り込みとそれによるシリーズ番組の放送回(放送話)ごとの視聴量の可視化であるターゲット層分析を繰り返し行うことで、より望ましいユーザの絞り込みを容易に行ことができる。また、この望ましいユーザの絞り込んだ結果(望ましい集合)をもとに、絞り込んだユーザ(望ましい集合)のターゲット層分析(集合分析)をさらに進めることも可能である。
図13A、図13B、図13C、図13Dの例では、結果表示エリア(1)1302が1つの場合であるが、それに限らない。例えばデモグラの種類である集合1301−1は択一であるが、複数選択可能とし、その選択した複数のデモグラごとの視聴パターンを、結果表示エリア(1)1302に並べて表示してもよい。このように結果表示エリア(1)1302に複数のデモグラごとの視聴パターンを並べて表示することで、デモグラの違いによる視聴パターンの傾向の違いを容易に確認することが可能となる。
同様に結果表示エリア(1)1302には、異なるシリーズ番組の視聴パターンの可視化の結果を並べて表示できるようにしてもよい。
以上のように本実施形態の視聴履歴分析装置は、ターゲット層発見を、ターゲット層分析と連携して繰り返し行うことが簡易にできるため、より望ましいターゲット層の発見を可能としている。
表示エリア1305に表示されている視聴回数ごとの台数、台数割合、台数累積割合は、複数選択することで、その選択した範囲の内容、例えば項目の合計値をポップアップ表示1306することも可能である。
図13Eは、表示エリア1305に表示されている内容を複数選択した場合のポップアップ表示の例を示す図である。 図14Aは、図13A同様に、ユーザ全体をある特定ユーザ層に絞り込むStep1のターゲット発見601を、Step2のターゲット層分析602と連携して繰り返し行うことで、より望ましいユーザの絞り込みを行う他の例を示す図である。
Step1のターゲット層発見601の発見が、Step2のターゲット層分析602と連携を行う具体例として、特定チャンネルのユーザの視聴履歴をベースにした、この特定チャンネルを含めた任意のチャンネルの視聴履歴を可視化した例である。特定チャンネルとして、△△総合が指定されたとする。
図14Aに示す可視化の例は、ユーザ全体を絞り込むための条件を表示したパラメータ設定エリア1401、パラメータ設定エリア1401で絞り込んだ結果を表示する結果表示エリア1402を含む。
パラメータ設定エリア1401は、ユーザ全体を特定ユーザ層に絞り込むStep1のターゲット層発見601のために、設定する条件を表示したエリアである。
パラメータ設定エリア1401には、特定のチャンネルと比較するチャンネルの番組が放送された日付を設定する日付1401−1とチャンネルを設定するチャンネル1401−2を含む。
結果表示エリア(1)1402は、横軸が特定チャンネルをある一定期間視聴した累積視聴時間である。一定期間は、例えば1年でもよい、1月でもよい、あるいは1週間でも良い。縦軸が、チャンネル1401−2で選択されたチャンネルの番組枠の時間を表している。表中は、横軸に示す特定番組の累積視聴時間に該当するユーザが、縦軸に示す日付1401−1およびチャンネル1401−2に設定された日付のチャンネルの番組枠の時間の番組を視聴した視聴量を示している。該当する箇所は、視聴量に高低に応じて色あるいは模様等で、その視聴量の高低を、可視化してもよい。
例えば1402−1のエリアは、横軸の△△総合のチャンネルの累積視聴時間の大小にかかわらず、他の番組に比べて視聴量が高い番組であることを示している。視聴量には、図13Aの場合同様に、リアル視聴の視聴量だけでなく再生視聴の視聴量を含めてもよい。
このように図14Aは、1402−1のエリアで示される番組が、△△総合のチャンネルの累積視聴時間が多いユーザである△△総合のチャンネルを頻繁に視聴するユーザ層(ファン層と呼んでもよい)や累積視聴時間が少ないユーザである△△総合のチャンネルをあまり視聴しないユーザ層(非ファン層と呼んでもよい)の両方によく視聴される番組(視聴量が高い番組)であることを可視化した例である。このような番組は、△△総合のチャンネルにおいて、多くの視聴者を集める「強い番組」と言える。
このように本実施形態の視聴履歴分析装置は、自局の番組において多くの視聴者を集める「強い番組」を可視化することができ、またこの「強い番組」を視聴しているユーザを絞り込むことが可能である。
図14Bは、図14Aに対して、日付1401−1に設定する日付を変えた例を示す図である。図14Bの例に示すように、結果表示エリア1402に示される視聴率が高い番組の分布は、図14Aの例に示す視聴率が高い番組の分布とは異なる。日付1401−1に設定する日付によっては、視聴率の高い番組の分布が見られない場合もある。このため、日付1401−1に繰り返し日付を設定しなすことで、視聴率の高い番組の分布が見られる日付を探す必要があるが、単に日付1401−1に設定する日付を変えるだけで、都度結果表示エリア1402に視聴率の分布が表示されるため、非常に簡易な操作で視聴率の高い番組が存在している日付を見つけることができる。
また図14Bの例は、例えばエリア1402−2に示される番組は、視聴率の高い番組であるが、その中に含まれるエリア1402−21が示しているように、△△総合の非ファン層においても特に視聴率が高い番組であることを示している。
このように本実施形態の視聴履歴分析装置は、単に視聴率が高い番組を可視化しただけではなく、ファン層/非ファン層のようにどのような層のユーザが視聴率の高い番組を視聴しているかが一目でわかるように可視化することが可能である。
図14Cは、図14Aに対して、チャンネル1401−2に設定するチャンネルを変えた例を示す図である。横軸は、△△総合のチャンネルを一定期間視聴した累積視聴時間である。一方縦軸は図14Aおよび図14Bと異なり、△△総合のチャンネルとは異なるチャンネル1401−2に設定されたテレビ夕日のチャンネルの番組枠の時間を表している。この場合、例えばエリア1402−3で示された番組は、△△総合のファン層、非ファン層を含むユーザが、△△総合のチャンネルではない他局のチャンネルであるテレビ夕日のチャンネルにおいて視聴した番組の中で、視聴量が高い番組を示している。このように、△△総合のファン層、非ファン層を含むユーザの中で、他局の「強い番組」を視聴しているユーザを特定することは、△△総合のチャンネルを運営している事業者にとって非常に有意義である。つまり図14Cのエリア1402−3に示された番組を視聴しているユーザの絞り込みは、望ましいユーザへの絞り込みと言える。
図14Dは、図14Cに対して、さらにチャンネル1401−2に設定するチャンネルを変えた例を示す図である。横軸は、△△総合のチャンネルを一定期間視聴した累積視聴時間である。一方縦軸は図14Aおよび図14Bと異なり、△△総合のチャンネルとは異なるチャンネル1401−2に設定されたフチテレビのチャンネルの番組枠の時間を表している。この場合、例えばエリア1402−4で示された番組は図14C同様に、△△総合のファン層、非ファン層を含むユーザが、△△総合のチャンネルではない他局のチャンネルであるフチテレビのチャンネルにおいて視聴した番組の中で、が高い番組を示している。
ここで図14Cのエリア1402−3に示される番組は、視聴量が高い番組であるが、その中に含まれるエリア1402−31が示しているように、△△総合のファン層において特に視聴量が高い番組であることを示している。
一方図14Dのエリア1402−4に示される番組、視聴量が高い番組であるが、その中に含まれるエリア1402−41が示しているように、△△総合の非ファン層においても特に視聴量が高い番組であることを示している。
このように本実施形態の視聴履歴分析装置は、自局のファン層が、他局の番組のうちよく視聴する番組、あるいは自局の非ファン層が、他局の番組のうちよく視聴する番組を可視化することができるため、他局のどのような番組を視聴しているのか等を分析することで、自局のファン層/非ファン層をさらに分析することができる。
このように、△△総合のチャンネルとは異なるチャンネルを、日付1401−1、チャンネル1401−2で繰り返し選択することで、他局の「強い番組」を視聴しているユーザを特定することが可能となる。
以上のように本実施形態の視聴履歴分析装置は、図14Aから図14Dまでの例のように、ユーザ層の絞り込みとそれによる自局あるいは他局における視聴量の高い番組の可視化であるターゲット層分析を繰り返し行うことで、より望ましいユーザ層の絞り込みを容易に行ことができる。また、この望ましいユーザの絞り込んだ結果(望ましい集合)をもとに、絞り込んだユーザ(望ましい集合)のターゲット層分析(集合分析)をさらに進めることも可能である。
図14A、図14B、図14C、図14Dの例では、結果表示エリア1402は1つの場合であるが、それに限らない。例えばチャンネル1401−2は、択一であるが、複数選択可能とし、その選択した複数のチャンネルごとに、△△総合のファン層、非ファン層を含むユーザが、どのように視聴していたかを可視化した図である。特定チャンネルとして、△△総合以外のチャンネルを選択することも可能である。
このように本実施形態の視聴履歴分析装置は、あるチャンネルのファン層、非ファン層を含むユーザをベースに、自局/他局において特によく視聴されている番組を抽出するというターゲット層をターゲット層分析と連携して簡易に行うことができるため、各チャンネルの番組の強み、弱みを簡易に把握することが可能となる。
図15は、図13A、図13B、図13C、図13D、図13Eで示したシリーズ番組の視聴したユーザの視聴履歴を、さらに放送回(放送話)やデモグラで分析した結果の例表示した図である。
結果表示エリア(1)1501は、放送回(放送話)ごとの視聴履歴を持つ機器数の遷移の状態したものである。機器数のうち、各放送回(放送話)を視聴した回数を一定幅で4つのグループに分け、上位からコア(C)、ミドル(M)、ライト(L)、見切り(Q)とする。
エリア1501−1に表示されているグラフは、横軸が放送回(放送話)、縦軸が機器数を示している。表示されているグラフは、機器数の数をコア(C)、ミドル(M)、ライト(L)、見切り(Q)の各々のグループに属する機器数に分けて表示した例である。
エリア1501−2に表示されているグラフは、横軸が放送回(放送話)、縦軸が各放送回(放送話)の視聴履歴を持つ機器数において、コア(C)、ミドル(M)、ライト(L)、見切り(Q)の各々のグループに属する機器数の割合を示した例である。
結果表示エリア1502(2)に表示されているグラフは、コア(C)、ミドル(M)、ライト(L)、見切り(Q)に属する機器をデモグラ1502−2別に表示した例である。
ここで、放送信号受信装置140は、1人で視聴するものとして使用している場合と、家族で視聴するものとして使用している場合で、その放送信号受信装置140の使われ方が大きく異なる。
そこで本実施形態の視聴履歴分析装置は、放送信号受信装置140の使用用途として、個人使用、家族使用、という情報を、放送信号受信装置140の初期設定時に収集可能としてもよい。これによりサービス提供部124は、1502−1に示すように使用用途として家族使用、個人使用、を選択できるように表示してもよい。
このような家族使用という使用用途を追加することで、例えば使用用途が家族使用である場合における、女性/男性等のデモグラの割合を解析する、という新たな解析の観点を追加することも可能となる。つまり、家族使用という枠の中で、例えば女性の割合の変化をみる、あるいは男性の割合の変化をみるというように、どのようなデモグラの種類の視聴者に傾向があるかを解析することも可能となる。
結果表示エリア1503(3)に表示されているグラフは、コア(C)、ミドル(M)、ライト(L)、見切り(Q)に属する機器をシリーズ番組の放送回(放送話)ごとに表示した例である。
このように本実施形態の視聴履歴分析装置は、結果表示エリアに表示する条件を複数持つことが可能であり、これにより色々な観点で視聴履歴を可視化することが可能である。
図16は、ターゲットとなるユーザの集合の一定期間の視聴行動について、他の集合の視聴行動と比較して視聴量の差分を見ることで、ターゲットとなるユーザの特徴を可視化する例を示した図である。
パラメータ設定エリア1601には、結果表示エリア1602に表示する視聴量において、どの種類の視聴量を含むかを選択する出力時ランキング順位種別1601−1、比較する集合の1つ目を設定する対象となる集合(左)1601−2と、比較する集合の2つ目を設定する対象となる集合(右)1601−3と、対象となる集合(左)および対象となる集合(右)のそれぞれの集合のユーザが視聴する期間を、年/クォーターごとに設定する放送時間1601−4および日付で設定する日付1601−5、結果表示エリア1602に表示する番組名をチャンネルで絞り込むために設定するチャンネル1601−7、結果表示エリア1602に表示する番組名をジャンルで絞り込むために設定する1601−8、結果表示エリア1602に表示する番組名を曜日で絞り込むために設定する日付の曜日160−9を含む。
結果表示エリア1602は、ターゲット集合である対象となる集合(左)1601−2の対象のユーザが、パラメータ設定エリア1601で設定した条件において、どのような番組を視聴したかを一覧にしたものである。1602−1は、対象となる集合(左)1601−2対象のユーザが視聴した番組名を示している。1602−2は、1602−1の番組名の属性である、放送開始時間、チャンネル、ジャンルを示している。1602−3は、1602−1で示した番組を対象となる集合(左)1601−2対象のユーザの、1602−1で示す番組ごとの視聴量と、対象となる集合(右)1601−3対象のユーザの、1602−1で示す番組ごとの視聴量との差分を示している。
このようにターゲット集合のユーザが、ある一定期間視聴した番組の視聴量を、同じ番組を視聴した他の集合のユーザの視聴量と比較して差分を出すことで、ターゲット集合のユーザの特徴を可視化することが可能である。ここで1602−2のジャンルは、アニメだけでなく、報道番組、ドキュメンタリー、ドラマ、映画等任意に選択することが可能である。このようにジャンルを変えることで、1602−3に表示される視聴量の差分の様子が変化することが想定される。この変化の様子を解析することで、ターゲット集合のユーザの特徴を捉えることが可能となる。
ターゲットとなるユーザの集合の一定期間の視聴行動についての可視化は、他の方法もある。
図17Aは、ターゲットとなるユーザの集合の一定期間の視聴行動について、他の集合の視聴行動と比較して視聴量の差分を見ることで、ターゲットとなるユーザの特徴を可視化する他の例を示した図である。
図17Aに示す可視化の例は、ユーザ全体を絞り込むための条件を表示したパラメータ設定エリア1701、パラメータ設定エリア1401で絞り込んだ結果を表示する結果表示エリア1702を含む。
パラメータ設定エリア1701には、可視化対象の時期を設定する四半期1701−1と、比較する集合の1つめを設定する対象となる集合(左)1701−2と、比較する
集合の2つめを設定する対象となる集合(右)1701−3と、視聴方法を設定する視聴方法1701−4と、曜日を指定する曜日1701−5、チャンネルを指定するチャンネル1701−6を含む。
パラメータ設定エリアで設定したパラメータにより、結果表示エリア1702には、3つの結果が表示される。
1702−1は、対象となる集合(左)1701−2で設定された視聴履歴の集合において、四半期1701−1に示す期間における視聴量の分布を可視化したものである。縦軸が時間、横軸がチャンネル名で、縦軸の時間方向を、例えば1時間単位、あるいは30分単位という決まった単位の時間で分割した時間枠において、一定期間の視聴量の平均値を可視化している。
1702−2は、対象となる集合(右)1701−3で設定された視聴履歴の集合において、四半期1701−1に示す期間における視聴量の分布を可視化したものである。縦軸が時間、横軸がチャンネル名である。
1702−3は、1702−1の視聴量の分布と1702−2の視聴量の分布の差分をとったものである。このようにすることで、単なる絶対値で視聴量を見るのではなく、基準となる集合を用意して、その基準となる集合の視聴量との差分を可視化することで、比較する集合の特徴点が可視化することができる。
図17Bは、図17A同様にターゲットとなるユーザの集合の一定期間の視聴行動について、他の集合の視聴行動と比較して視聴量の差分を見ることで、ターゲットとなるユーザの特徴を可視化する他の例を示した図である。
図17Bは、図17A同様にユーザ全体を絞り込むための条件を表示したパラメータ設定エリア1701、パラメータ設定エリア1401で絞り込んだ結果を表示する結果表示エリア1702を含む。
パラメータ設定エリアで設定したパラメータにより、結果表示エリア1702には、3つの結果が表示される。
図17Bは、結果表示エリアに表示される図の横軸が、図17Aの場合と異なり曜日単位になっている点である。それ以外の設定は17Aと同一である。
図17Cは、図17A同様にターゲットとなるユーザの集合の一定期間の視聴行動について、他の集合の視聴行動と比較して視聴量の差分を見ることで、ターゲットとなるユーザの特徴を可視化する他の例を示した図である。
図17Cは、結果表示エリアに表示される図は図17Aと同様に、横軸はチャンネル名である。表中の数値は、視聴量を表している。
ここで図17Aに示す対象なる集合(左)1701−2、対象となる集合(右)1701−3は、一方がある番組をよく見るユーザの集合、他方が一般的な集合というように、一方が特徴的な集合、他方が一般的な集合という集合の組み合わせの方が望ましい。このようにすることで、特徴的な集合を、一般的な集合の視点から相対的に見ることができるため、特徴的な集合の特徴点をより正確に把握することができる。
上記の例以外にも、ある視聴履歴群Aに対して、例えば特定チャンネル単位に、特定期間ごとの視聴量をだし、視聴量が他の特定期間と大きく異なる特定期間を見つけ出することで、そのチャンネルのファン層を抽出することが可能である。あるいは複数の視聴履歴群において、性・年齢の構成比、地域性など、他の要因の指標を集計することで、視聴履歴群の違いを可視化することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。さらにまた、請求項の各構成要素において、構成要素を分割して表現した場合、或いは複数を合わせて表現した場合、或いはこれらを組み合わせて表現した場合であっても本発明の範疇である。また、複数の実施形態を組み合わせてもよく、この組み合わせで構成される実施例も発明の範疇である。
また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。また請求項を制御ロジックとして表現した場合、コンピュータを実行させるインストラクションを含むプログラムとして表現した場合、及び前記インストラクションを記載したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として表現した場合でも本発明の装置を適用したものである。また、使用している名称や用語についても限定されるものではなく、他の表現であっても実質的に同一内容、同趣旨であれば、本発明に含まれるものである。
100・・・放送信号送信装置、101・・・放送局サーバ、102・・・第1の基本機能、120・・・サーバ、121・・・識別管理部、122・・・収集部、123・・・解析部、124・・・サービス提供部、130・・・視聴履歴装置、140・・・放送信号受信装置

Claims (15)

  1. 放送波により送信される放送番組を受信する放送波受信装置のユーザの、前記放送番組を視聴した履歴である視聴履歴を、前記放送波受信装置を個別に識別する識別番号とともに取得して解析する解析部と、
    前記解析部の解析結果をもとにサービスを提供するサービス提供部と、
    を具備し、
    前記解析部は、取得した前記視聴履歴のうち、予め定められた前記識別番号である第1識別番号を持つ前記放送波受信装置の、予め定められた区間である第1区間の前記視聴履歴である第1視聴履歴を解析する、視聴履歴分析装置。
  2. 前記解析部は、予め定める前記第1識別番号を任意のタイミングで選択する、請求項1に記載の視聴履歴分析装置。
  3. 前記解析部は、前記第1視聴履歴を、第1パラメータである前記第1視聴履歴に含まれる視聴履歴の時刻情報と第2パラメータとを用いて解析する、請求項1に記載の視聴履歴分析装置。
  4. 前記第2パラメータは、前記放送波受信装置が存在する地域である、請求項3に記載の視聴履歴分析装置。
  5. 前記第2パラメータは、前記放送番組のリアル視聴の有無、前記放送番組の再生視聴の有無、前記再生視聴の回数、の少なくとも1つを含む、請求項3に記載の視聴履歴分析装置。
  6. 前記第2パラメータは、前記放送番組が複数回の単位番組から構成されている場合の、任意の単位番組組み合わせの集合体である、請求項3に記載の視聴履歴分析装置。
  7. 前記解析部は、前記第1視聴履歴の前記第1識別番号あるいは前記第1区間の少なくとも一方が異なる第2視聴履歴を用いて解析する、請求項1に記載の視聴履歴分析装置。
  8. 前記サービス提供部は、前記第1視聴履歴うち、第1ルールに従う第1放送番組における第2視聴履歴の前記視聴履歴に対する割合を、前記第1放送番組が放送された順に並べた列のうち、さらに第2ルールに従う前記第1放送番組だけを含む前記列だけを、表示する、請求項1に記載の視聴履歴分析装置。
  9. 前記第1ルールは、前記第1放送番組がシリーズ番組あるいはシーズン番組である請求項8に記載の視聴履歴分析装置。
  10. 前記第2ルールは、前記シリーズ番組あるいは前記シーズン番組における放送回である請求項9に記載の視聴履歴分析装置。
  11. 前記サービス提供部は、前記第1視聴履歴のうち、第3チャンネルの第3番組の第3視聴履歴の前記視聴履歴に対する割合、あるいは第4チャンネルの第4番組の第4視聴履歴の前記視聴履歴に対する割合の少なくともいずれか一方と、特定期間の前記第3チャンネルの視聴時間の累積である累積視聴時間とを、対応付けて表示する、請求項1に記載の視聴履歴分析装置。
  12. 前記特定期間は、1週間、1か月、1年のいずれかである、請求項11に記載の視聴履歴分析装置。
  13. 前記サービス提供部は、前記放送波受信装置のユーザを分類する属性として、家族という属性を持ち、前記家族の属性を用いて前記視聴履歴を分類した結果を表示する請求項1に記載の視聴履歴分析装置。
  14. 放送波により送信される放送番組を受信する放送波受信装置のユーザの、前記放送番組を視聴した履歴である視聴履歴を、前記放送波受信装置を個別に識別する識別番号とともに取得し、取得した前記視聴履歴のうち、予め定められた前記識別番号である第1識別番号を持つ前記放送波受信装置の、予め定められた区間である第1区間の前記視聴履歴を解析し、
    解析結果をもとにサービスを提供する、
    視聴履歴分析方法。
  15. 放送波により送信される放送番組を受信する放送波受信装置と、前記放送波受信装置とネットワークを介して接続され、前記放送波受信装置のユーザが前記放送番組を視聴した履歴である視聴履歴を収集するサーバと、を有する視聴履歴分析システムにおいて、
    前記サーバは、前記放送波受信装置を個別に識別する識別番号を管理する識別管理部と、
    前記視聴履歴を収集する収集部と、
    収集した前記視聴履歴を解析する解析部と、
    前記解析部の解析結果をもとにサービスを提供するサービス提供部と、を具備し、
    前記収集部は、前記識別番号とともに前記視聴履歴を収集し、
    前記解析部は、前記収集部で収集した前記視聴履歴のうち、予め定められた前記識別番号である第1識別番号を持つ前記放送波受信装置の、予め定められた区間である第1区間の前記視聴履歴である第1視聴履歴を解析する、視聴履歴分析システム。
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